JPH0768922A - インクジェット記録シート - Google Patents

インクジェット記録シート

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JPH0768922A
JPH0768922A JP6105311A JP10531194A JPH0768922A JP H0768922 A JPH0768922 A JP H0768922A JP 6105311 A JP6105311 A JP 6105311A JP 10531194 A JP10531194 A JP 10531194A JP H0768922 A JPH0768922 A JP H0768922A
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air permeability
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壽彦 松下
Koji Idei
晃治 出井
Sueaki Senoo
季明 妹尾
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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/502Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
    • B41M5/508Supports

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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクの吸収性に優れ、画像濃度や鮮明性が
高く、真円に近い記録ドットの得られるインクジェット
記録シートを提供する。 【構成】 インクジェット記録シートにおいて、支持体
として不織布、或は特定の加熱温度及び線圧からなる熱
カレンダー処理条件で処理された不織布を使用し、イン
ク受理層成分として主成分に、特定の超微粒子無機顔
料、好ましくは非球状のカチオン性コロイダルシリカ、
及びバインダーを使用してなり、且つ該記録シートが特
定の範囲内にあるフラジール通気度を有するインクジェ
ット記録シートであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録シ
ートに関するものであり、更に詳しくは、インクの滲み
ムラがなくインクの吸収性に優れ、記録された画像の濃
度や鮮明性が高く、真円に近い記録ドットが得られ、特
有の風合いを有するインクジェット記録シートに関する
ものである。
【0002】インクジェット記録方式は、種々の作動原
理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の記録シー
トに付着させ、画像、文字等の記録を行なうものである
が、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターンの融通
性が大きい、現像−定着が不要等の特徴があり、漢字を
含め各種図形及びカラー画像等の記録装置として種々の
用途において急速に普及している。更に、多色インクジ
ェット方式により形成される画像は、製版方式による多
色印刷やカラー写真方式による印画に比較して、遜色の
ない記録を得ることが可能である。又、作成部数が少な
くて済む用途においては、写真技術によるよりも安価で
あることからフルカラー画像記録分野にまで広く応用さ
れつつある。
【0003】このインクジェット記録方式で使用される
記録シートとしては、通常の印刷や筆記に使われる上質
紙やコーテッド紙、或はこれらにインク受理層を設けて
インクジェット記録特性を向上させたものがある。
【0004】一方、デザイン、イベント、広告等の分野
では、耐久性や耐水性のある支持体を使用し、支持体自
体の風合いを特徴とするカラー画像記録が普及してきて
いる。特に、屋外で利用する垂れ幕のような大画面のカ
ラー画像記録については、インクジェット記録方式が簡
便であり、一般に広く利用されている。
【0005】インクジェット記録シートとしては、印字
ドットの濃度が高く、色調が明るく鮮やかであること、
インクの吸収が早くて印字ドットが重なった場合におい
てもインクが流れ出したり滲んだりしないこと、印字ド
ットの横方向への拡散が必要以上に大きくなく、且つ周
辺が滑らかでぼやけないこと等が要求される。
【0006】しかしながら、従来の不織布を支持体とし
て用いたインクジェット記録シートは、上記の要求され
る特性において未だ満足するものが得られていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、イン
クジェット記録シートでも、不織布を支持体としたイン
クジェット記録シートであり、インクの滲みムラがなく
インク吸収性に優れ、記録された画像の濃度や鮮明性が
高く、真円に近い記録ドットが得られ、特有の風合いを
有するインクジェット記録シートを得ることを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記に鑑
み鋭意研究した結果、インクの滲みがなくインク吸収性
に優れ、記録された画像の濃度が高く、真円に近い記録
ドットが得られ、特有の風合いを有するインクジェット
記録シートを発明するに至った。
【0009】第1に、本発明のインクジェット記録シー
トは、支持体上にインク受理層を塗設してなるインクジ
ェット記録シートにおいて、該支持体が不織布からな
り、該インク受理層成分が、主として100nm以下の
一次粒子径を有する超微粒子無機顔料及びバインダーで
構成され、且つ該記録シートのJIS L1096で規
定されるフラジール通気度が100cm3/cm2・sec以下で
あることを特徴とするものである。
【0010】又、超微粒子無機顔料として、非球状カチ
オン性コロイダルシリカであることが好ましい。
【0011】更に、非球状カチオン性コロイダルシリカ
としては、針状或は繊維状のものであることが好まし
い。
【0012】本発明のインクジェット記録シートにおい
て、不織布が、湿式不織布であることを特徴とする。
【0013】更に、支持体のフラジール通気度は、35
0cm3/cm2・sec以下であることを特徴とする。
【0014】第2に、本発明のインクジェット記録シー
トにおいて、支持体上にインク受理層を塗設してなるイ
ンクジェット記録シートにおいて、該支持体が加熱温度
100〜250℃、線圧50〜300Kg/cmの熱カレン
ダー条件で処理された不織布であり、該インク受理層成
分が、主として100nm以下の一次粒子径を有する超
微粒子無機顔料及びバインダーで構成され、且つ該記録
シートのJIS L1096で規定されるフラジール通
気度が50cm3/cm2・sec以下であることを特徴とするも
のである。
【0015】又、超微粒子無機顔料として、非球状カチ
オン性コロイダルシリカであることが好ましい。
【0016】更に、非球状カチオン性コロイダルシリカ
としては、針状或は繊維状のものであることが好まし
い。
【0017】本発明のインクジェット記録シートにおい
て、不織布が、有機合成繊維と熱接着性繊維からなるこ
とを特徴とする。
【0018】又、不織布が、湿式不織布であることを特
徴とする。
【0019】更に、支持体のフラジール通気度は、10
0cm3/cm2・sec以下であることを特徴とする。
【0020】以下、本発明のインクジェット記録シート
について、詳細に説明する。
【0021】第1に、本発明のインクジェット記録シー
トは、JIS L1096で規定されるフラジール通気
度が、100cm3/cm2・sec以下であることにより、不織
布特有の風合いを有し、良好な記録画像を得ることので
きるものである。
【0022】不織布の片面にインク受理層を塗設してな
るインクジェット記録シートは、本発明で規定されるフ
ラジール通気度が100cm3/cm2・sec以下の範囲内にあ
れば、不織布表面にはほぼ均一な塗層としてインク受理
層が形成されることから良好な記録特性を維持できる。
しかし、 該記録シートのフラジール通気度が100cm3
/cm2・secを超えて大きくなると、 インク受理層の塗層
表面に多数の空隙ができ、斑な状態の記録画像となって
好ましくない。
【0023】本発明のインクジェット記録シートにおい
て、支持体である不織布面にインク受理層を設ける場
合、不織布自体のフラジール通気度が、350cm3/cm2
・sec以下であれば好ましい。これは、インク受理層を不
織布に塗設する際に、350cm3/cm2・secを超えて大き
くなると塗設しにくくなり好ましくない。しかし、フラ
ジール通気度の高い不織布でも、予め前処理したものを
利用してインク受理層を塗設することで本発明の範囲内
の該記録シートを得ることができる。又、前処理を施さ
ない不織布でも、インク受理層の塗工量を制御すること
で本発明の範囲内の該記録シートを得ることができる。
【0024】不織布への前処理としては、例えば、イン
ク受理層を塗設する前に、不織布の表面に顔料等により
下塗り層を設けるか、熱カレンダー等の手段によってフ
ラジール通気度を下げることでインク受理層塗工を容易
にすることができる。
【0025】第2に、加熱温度100〜250℃、線圧
50〜300Kg/cmの熱カレンダー条件で処理された不
織布の片面にインク受理層を塗設してなる本発明のイン
クジェット記録シートは、JIS L1096で規定さ
れるフラジール通気度が、50cm3/cm2・sec以下である
ことにより、不織布特有の風合いを有し、良好な記録画
像を得ることのできるものである。
【0026】本発明で規定されるフラジール通気度が5
0cm3/cm2・sec以下の範囲内にあれば、不織布表面には
ほぼ均一な塗層としてインク受理層が形成されることか
ら良好な記録特性を維持できる。しかし、該記録シート
のフラジール通気度が50cm3/cm2・secを超えて大きく
なると、インク受理層の塗層表面に空隙ができやすく、
記録画像に影響を及すことになる。
【0027】本発明のインクジェット記録シートにおい
て、支持体である不織布面にインク受理層を設ける場
合、熱カレンダー処理した不織布のフラジール通気度
が、100cm3/cm2・sec以下であれば好ましい。これ
は、インク受理層を該不織布に塗設する際に、100cm
3/cm2・secを超えて大きくなると、形成された不織布の
繊維の隙間が大きくなり好ましくない。
【0028】しかし、フラジール通気度の高い不織布で
も、予め前処理したものを利用してインク受理層を塗設
することで本発明の範囲内の該記録シートを得ることが
できる。又、前処理を施さない不織布でも、インク受理
層の塗工量を制御することで本発明の範囲内の該記録シ
ートを得ることができる。
【0029】不織布への前処理としては、例えば、イン
ク受理層を塗設する前に、不織布の表面に顔料等により
下塗り層を設けることによってフラジール通気度を下げ
てインク受理層塗工を容易にすることができる。
【0030】支持体である不織布は、有機合成繊維単
独、或はこれに熱接着性繊維を併用してなるが、該不織
布を熱カレンダー処理して使用するものであり、その処
理条件は、加熱温度100〜250℃、線圧50〜30
0Kg/cmである。
【0031】加熱温度及び線圧は、使用する有機合成繊
維又は熱接着性繊維自体の融点(熱軟化点)に依存する
ものであり、該繊維の融点の数℃〜10℃程度高めの温
度であればよい。該繊維の融点よりも極端に高い加熱温
度で熱カレンダー処理を行う場合には、熱カレンダーロ
ールに熱融着することもあり、使用する該繊維に応じて
適宜処理条件を変えて処理すればよい。
【0032】本発明に用いられる不織布は、大別して、
湿式不織布、又はステッチボンド方式、スパンボンド方
式、メルトブロー方式、サーマルボンド方式、ジェット
ボンド方式等による乾式不織布、或は湿式不織布又は乾
式不織布を用いたスパンレース不織布がある。
【0033】一般的に、フラジール通気度は、湿式不織
布の方が乾式不織布よりも小さく、本発明のインクジェ
ット記録シートの支持体として使用する場合は好まし
い。
【0034】本発明に用いられる不織布の繊維として
は、不織布を形成することのできるものであれば、どの
ような繊維でもよい。例えば、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、又はこれらポリマ
ーの変性ポリマー等のホモポリマー及びコポリマーのよ
うなポリエステル系繊維、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリスチレン、又はこれらの変性ポリマー等のホモ
ポリマー及びコポリマーのようなポリオレフィン系繊
維、アクリル繊維、モダクリル繊維等のようなポリアク
リロニトリル系繊維、ナイロン6、ナイロン66等のよ
うなナイロン繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ウレ
タン繊維、アクリル繊維、等の有機合成繊維;又、レー
ヨン等の再生セルロース繊維やコラーゲン、アルギン
酸、キチン質等を溶液にしたものを紡糸した繊維等のよ
うな再生繊維;アセテート繊維等のような半合成繊維;
麻、コットン、パルプ等のセルロース系繊維や羊毛、絹
等の蛋白質系繊維等のような天然繊維;金属繊維、ガラ
ス繊維、炭素繊維のような無機系繊維;等の各種繊維が
挙げられ、これらを単独又は組み合わせて使用すること
ができる。
【0035】又、これら繊維には、ポリオレフィン系の
熱接着性繊維やポリエステル系熱接着性繊維等を組み合
わせ、バインダーとして使用することもできる。
【0036】上記不織布に用いられる繊維は、不織布の
製造方法に応じて、繊度、繊維長を適宜代えて用いるこ
とができ、限定するものではない。
【0037】本発明の第1のインクジェット記録シート
において、インク受理層の塗工量は、支持体である不織
布のフラジール通気度に応じて適宜変えることができ
る。支持体のフラジール通気度が150cm3/cm2・sec未
満である場合、インク受理層の塗工量としては、1〜1
0g/m2程度である。又、支持体のフラジール通気度が1
50〜350cm3/cm2・secの範囲内である場合、インク
受理層の塗工量としては、10〜20g/m2程度である。
【0038】本発明の第2のインクジェット記録シート
において、インク受理層の塗工量は、支持体である不織
布のフラジール通気度に応じて適宜変えることができ
る。支持体のフラジール通気度が50〜100cm3/cm2
・secの範囲である場合、インク受理層の塗工量として
は、5〜15g/m2程度が好ましい。又、支持体のフラジ
ール通気度が50cm3/cm2・sec未満である場合、インク
受理層の塗工量としては、1〜10g/m2程度が好まし
い。
【0039】高いフラジール通気度を有する支持体を使
用してインク受理層を設ける場合、予め支持体表面に無
機又は有機の顔料等からなる下塗り層を設けた支持体、
或は熱カレンダー処理して支持体表面の空隙を減少させ
た支持体を使用することで、インク受理層の塗工量を低
減化することができ、有効な手段である。
【0040】本発明によるインクジェット記録シート
は、支持体表面に特定の超微粒子無機顔料とバインダ
ー、好ましくは非球状カチオン性コロイダルシリカとバ
インダーを主体とするインク受理層成分を塗工してなる
ものであり、該超微粒子無機顔料(該非球状カチオン性
コロイダルシリカ)が高いインク吸収性を有するが故
に、真円に近い記録ドットを表現することができる。打
ち込まれたインクは、瞬時にしてインク吸収性の良い超
微粒子無機顔料(非球状カチオン性コロイダルシリカ)
によって吸収され、余剰のインクが塗層の断面方向であ
る支持体の厚さ方向に向かって浸透する。このため、イ
ンク滲みムラのない記録ドットが得られる。
【0041】本発明のインクジェット記録シートにおい
て、主として超微粒子無機顔料(非球状カチオン性コロ
イダルシリカ)とバインダーからなる組成物で構成さ
れ、該超微粒子無機顔料(該非球状カチオン性コロイダ
ルシリカ)100重量部に対して該バインダーを5〜3
0重量部混合し、調製したインク受理層塗液を使用して
支持体上にインク受理層を塗設してなる。ここで、該バ
インダー量は、好ましくは10〜25重量部である。
【0042】ここで、インク受理層塗液中のバインダー
量が、5重量部未満では、支持体に対する接着性に劣
り、反対に30重量部を超えて多いとバインダーにより
インク吸収性を損なうことになり好ましくない。
【0043】本発明のインクジェット記録シートにおい
て、上記組成物からなるインク受理層塗液は、4〜25
重量%の塗液濃度が好ましい。しかし、塗液濃度は、支
持体に塗工する方法に応じて適宜変えて行えばよい。
【0044】支持体上にインク受理層を塗工又は含浸す
る方法としては、各種ブレードコータ、ロールコータ、
エアーナイフコータ、バーコータ、ロッドコータ、ゲー
トロールコータ、カーテンコータ、ショートドウェルコ
ータ、グラビアコータ、フレキソグラビアコータ、サイ
ズプレス等の各種装置をオンマシン或はオフマシンで用
いることができる。しかし、本発明においては、特にエ
アーナイフコータ、ロッドコータ、ゲートロールコータ
が好ましい。
【0045】本発明に用いられる超微粒子無機顔料は、
超微粒子無機顔料の一次粒子径が、100nm以下、好
ましくは50nm以下である。これら超微粒子無機顔料
は、通常水中に一次粒子径を維持した状態でコロイド状
に分散しているものを使用する。
【0046】超微粒子無機顔料としては、以下のものを
例示することができる。例えば、シリカ(コロイダルシ
リカ)、アルミナ或はアルミナ水和物(アルミナゾル、
コロイダルアルミナ、カチオン性アルミニウム酸化物又
はその水和物、疑ベーマイト等)、表面処理カチオン性
コロイダルシリカ、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウ
ム、炭酸マグネシウム等が挙げられ、一次粒子が多孔性
であれば、なお好ましいが、非多孔性であっても塗工液
調製時に凝集したり、塗工乾燥時に更に凝集し、支持体
表面に多孔性の塗層面が形成されることが好ましい。
【0047】又、超微粒子無機顔料の内でも、非球状カ
チオン性コロイダルシリカが好ましく、非球状カチオン
性コロイダルシリカとしては、該コロイダルシリカの表
面をカチオン変性剤である金属酸化水和物を使用して被
覆し、カチオン変性にしたものである。本発明で言う非
球状とは、実質的に球状でないという意味であり、針
状、柱状、数珠状、棒状、板状、塊状、繊維状、紡錘状
等各種形態があるが、特に針状或は繊維状のものが好ま
しく用いられる。
【0048】又、非球状カチオン性コロイダルシリカと
しては、酸化アルミニウム水和物、酸化ジルコニウム水
和物、酸化錫水和物等の金属酸化水和物からなるカチオ
ン変性剤で被覆された該コロイダルシリカが好ましく用
いられ、特に酸化アルミニウム水和物でカチオン変性さ
れたものが好ましく用いられる。
【0049】カチオン変性の方法としては、米国特許第
3,007,878号明細書、特公昭47-26959号公報等に記載の
方法で行うことが出来る。
【0050】支持体を形成する各種繊維の繊維径が数1
0μmのオーダーに対して、非球状カチオン性コロイダ
ルシリカの最大短径は、50nm以下、好ましくは30
nm以下であり、該コロイダルシリカの長さは、300
nm以下、好ましくは100nm以下である。
【0051】これら非球状カチオン性コロイダルシリカ
は、通常水中に一次粒子径を維持した状態でコロイド状
に分散しているものを使用する。
【0052】非球状カチオン性コロイダルシリカにおい
て、カチオン変性剤である金属酸化水和物の被覆量とし
ては、シリカ(SiO2 換算)に対して金属酸化物換算
で1〜30重量%の範囲が有用である。カチオン変性剤
の被覆量が1重量%と少なすぎると、インクジェット記
録シ−トのインク記録された画像の耐水性が顕著に悪化
し、逆に多過ぎると塗工面の皮膜物性が脆弱となってヒ
ビ割れを起こし、好ましくない。該被覆量として、好ま
しくは2.5〜25重量%、更に好ましくは5〜20重
量%である。
【0053】又、非球状カチオン性コロイダルシリカの
分散液中には、コロイド安定剤等の目的で酢酸、クエン
酸、硫酸、リン酸等の酸成分を含有してもよい。
【0054】更に、超微粒子無機顔料又は非球状カチオ
ン性コロイダルシリカと併用することのできる無機顔料
は、従来公知の如何なるものも用いることができる。例
えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオ
リン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化
チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイ
ト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、
合成非晶質シリカ、水酸化アルミニウム、リトポン、ゼ
オライト、加水ハロイサイト、水酸化マグネシウム等を
挙げることができる。
【0055】これら該無機顔料の中でも、多孔性無機顔
料が好ましく、多孔性合成非晶質シリカ、多孔性炭酸マ
グネシウム、多孔性アルミナ等が挙げられ、特に細孔容
積の大きい多孔性合成非晶質シリカが好ましい。
【0056】又、スチレン系プラスチックピグメント、
アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マ
イクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料
等を上記超微粒子無機顔料(非球状カチオン性コロイダ
ルシリカ)と共に併用することもできる。
【0057】超微粒子無機顔料(非球状カチオン性コロ
イダルシリカ)と共に使用されるバインダーとして、例
えば、ポリビニルアルコール、酢酸ビニル、酸化澱粉、
エーテル化澱粉、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース等のセルロース誘導体、カゼイ
ン、ゼラチン、大豆蛋白、シリル変性ポリビニルアルコ
ール等;無水マレイン酸樹脂、スチレン−ブタジエン共
重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等
の共役ジエン系共重合体ラテックス;アクリル酸エステ
ル及びメタクリル酸エステルの重合体又は共重合体、ア
クリル酸及びメタクリル酸の重合体又は共重合体等のア
クリル系重合体ラテックス;エチレン酢酸ビニル共重合
体等のビニル系重合体ラテックス;或いはこれらの各種
重合体のカルボキシル基等の官能基含有単量体による官
能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、尿素樹脂等
の熱硬化合成樹脂系等の水性バインダー;ポリメチルメ
タクリレート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニル
ブチラール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系バインダー
を挙げることができ、少なくとも1種以上で使用するこ
とができる。
【0058】又、従来公知の染料を定着する目的として
添加するカチオン性樹脂を併用することもできる。
【0059】更に、その他の添加剤として、顔料分散
剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、
発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化
剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤等を適宜配合する
こともできる。
【0060】本発明で云うインクジェット記録用インク
とは、下記の着色剤、液媒体、その他の添加剤からなる
水性インクである。
【0061】着色剤としては、直接染料、酸性染料、塩
基性染料、反応性染料或は食品用色素等の水溶性染料が
挙げられる。
【0062】水性インクの溶媒としては、水及び水溶性
の各種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルア
ルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコー
ル、 tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコール
等の炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセ
トン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトンアル
コール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ト
リエチレングリコール、1,2,6 −ヘキサントリオール、
チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレン
グリコール等のアルキレン基が2〜6個のアルキレング
リコール類;グリセリン、エチレングリコールメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールメチル(又はエチル)エ
ーテル、トリエチレングリコール、モノメチルエーテル
等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類等が挙げ
られる。これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエ
チレングリコール等の多価アルコール、トリエチレング
リコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール
モノエチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキル
エーテルが好ましい。
【0063】その他の添加剤としては、例えば、pH調
節剤、金属封鎖剤、防カビ剤、粘度調整剤、表面張力調
整剤、湿潤剤、界面活性剤、及び防錆剤等が挙げられ
る。
【0064】本発明におけるインクジェット記録シート
は、インクジェット記録シートとしての使用に留まら
ず、記録時に液状であるインクを使用するどのような記
録シートとして用いることもできる。例えば、熱溶融性
物質、染顔料等を主成分とする熱溶融性インクを支持体
である不織布上に塗工したインクシートを、その裏面よ
り加熱し、インクを溶融させて転写する熱転写記録用受
像シート、熱溶融性インクを加熱溶融して微小液滴化、
飛翔記録するインクジェット記録シート、油溶性染料を
溶媒に溶解したインクを用いたインクジェット記録シー
ト、光重合型モノマー及び無色又は有色の染顔料を内包
したマイクロカプセルを用いた感光感圧型ドナーシート
に対応する受像シート等が挙げられる。
【0065】これらの記録シートの共通点は、記録時に
インクが液体状態である点である。液状インクは、硬
化、固化又は定着までに、記録シートのインク受理層の
深さ方向又は水平方向に対して浸透又は拡っていく。上
述した各種記録シートは、それぞれの方式に応じた吸収
性を必要とするもので、本発明のインクジェット記録シ
ートを上述した各種の記録シートとして利用しても何ら
制限しない。
【0066】更に、複写機・プリンター等に広く使用さ
れている電子写真記録方式のトナーを加熱定着する記録
シートとして、本発明におけるインクジェット記録シー
トを使用することもできる。
【0067】
【作用】本発明の第1のインクジェット記録シートは、
支持体上にインク受理層を塗工したインクジェット記録
シートであり、該インク受理層成分が、主として特定の
超微粒子無機顔料及びバインダー、好ましくは非球状カ
チオン性コロイダルシリカ及びバインダーで構成され、
且つ該記録シートのJIS L1096で規定されるフ
ラジール通気度が100cm3/cm2・sec以下とすることに
より、優れた記録特性と特有の風合いを有するインクジ
ェット記録シートを得ることができる。
【0068】これは、インク受理層成分として特定の超
微粒子無機顔料、好ましくは特定のカチオン性コロイダ
ルシリカを使用することによるものであり、インクが該
記録シートのインク受理層面に与えられたとき、その表
面方向に広がらず、インク受理層面に浸透し、余剰イン
クが支持体の厚さ方向に浸透することによって、真円に
近い記録ドットの形状を得ることができる。又、記録さ
れた画像の濃度及び鮮明性の高いインクジェット記録シ
ートを得ることができる。
【0069】本発明の第2のインクジェット記録シート
は、支持体上にインク受理層を塗工したインクジェット
記録シートであり、該支持体が加熱温度100〜250
℃、線圧50〜300Kg/cmの熱カレンダー条件で処理
された不織布であり、該インク受理層成分が、主として
特定の超微粒子無機顔料及びバインダー、好ましくは非
球状カチオン性コロイダルシリカ及びバインダーで構成
され、且つ該記録シートのJIS L1096で規定さ
れるフラジール通気度が50cm3/cm2・sec以下とするこ
とにより、優れた記録特性と特有の風合いを有するイン
クジェット記録シートを得ることができる。
【0070】これは、インク受理層成分として特定の超
微粒子無機顔料、好ましくは特定のカチオン性コロイダ
ルシリカを使用することによるものであり、インクが該
記録シートのインク受理層面に与えられたとき、その表
面方向に広がらず、インク受理層面に浸透し、余剰イン
クが支持体の厚さ方向に浸透することによって、真円に
近い記録ドットの形状を得ることができる。又、記録さ
れた画像の濃度及び鮮明性の高いインクジェット記録シ
ートを得ることができる。
【0071】
【実施例】以下に、本発明の実施例を挙げて説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
又、実施例において示す「部」及び「%」は、特に明示
しない限り重量部及び重量%を示す。
【0072】なお、以下に示す実施例及び比較例により
作製したインクジェット記録シートについて、要求され
る特性の評価を行ったが、下記に示す評価方法に従って
評価し、その評価結果を下記表1〜表4にそれぞれ掲げ
た。
【0073】[インク吸収性、鮮明性]インク吸収性及
び画像の鮮明性は、重色ベタ印字部分の境界、例えば、
赤印字(マゼンタ+イエロー)と緑印字(シアン+イエ
ロー)の境界部分のインクのにじみ具合いを、目視で判
定した。赤印字部分と緑印字部分が重ならず、分離して
いる場合を特性良好とし、重なりが大きくなって黒線状
になる場合を特性不良とした。インク吸収性の悪いもの
は、著しく画像品位(画像の鮮明性)を損なうため、他
の特性、例えば、画像濃度等が良くても、何等意味をな
さない。なお、評価基準として、Aは特性が良好、Bは
実用上問題ない範囲で良好、Cは実用上問題あり、Dは
特性が不良を示す。
【0074】[画像濃度]画像濃度は、ブラックインク
でベタ印字した部分を、反射濃度計(マクベスRD91
8;マクベス社製)を用いて測定した。数値が高いほど
画像濃度が高く良好であるが、通常1.20以上あれば
良好である。
【0075】[ドット形状係数]インクジェットプリン
タ(IO−720:シャープ株式会社製)を用いて、ブ
ラックインクからなる単色ドットを印字して、画像解析
装置により、ドットの周囲長L及びドットの面積Aを測
定し、下記の数1により定義するドット形状係数Cを算
出した。ドット形状係数Cが1.0から離れ、大きくな
るほど、ドットの滲み出し等により、ドット形状が不規
則であることを示す。
【0076】
【数1】C=L2/(4π×A) ここで、Cはドット形状係数、Lはドットの周囲長、A
はドットの面積を表す。
【0077】実施例1 [不織布の作製]濾水度480mlcsfのNBKP4
0部、ポリエステル繊維(繊維径2デニール、繊維長5
mm)60部からなる水性スラリーを調製し、湿式抄紙
法を用いて坪量50g/m2の不織布を作製した。作製した
不織布のフラジール通気度は、100cm3/cm2・secであ
った。
【0078】[インク受理層の塗工]インク受理層の組
成物として、コロイダルシリカ(スノーテックス−Y
L、日産化学製、一次粒子径50〜80nm)100
部、接着剤としてポリビニルアルコール(PVA11
7、クラレ社製)30部、染料定着剤としてカチオン性
樹脂(ポリフィックス601、カチオン荷電量6.9me
q./g、昭和高分子社製)30部を主成分とする固形分濃
度10%の水性分散液をエアーナイフコータを用いて乾
燥固型分10.0g/m2となるように塗工、乾燥し、マシ
ンカレンダー仕上げしてインクジェット記録シートを作
製した。作製したインクジェット記録シートのフラジー
ル通気度は、20cm3/cm2・secであった。
【0079】実施例2 実施例1のインク受理層組成物を用いて乾燥固型分が
5.0g/m2となるように塗工した以外は実施例1と同様
にしてインクジェット記録シートを作製した。作製した
インクジェット記録シートのフラジール通気度は、45
cm3/cm2・secであった。
【0080】実施例3 実施例1のインク受理層組成物を用いて乾燥固型分が
2.0g/m2となるようにサイズプレスを用いて塗工した
以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録シート
を作製した。作製したインクジェット記録シートのフラ
ジール通気度は、90cm3/cm2・secであった。
【0081】比較例1 実施例1で使用したコロイダルシリカの代りに、別の一
次粒子径の大きなコロイダルシリカ(スノーテックスP
ST−3、日産化学製、一次粒子径300±30nm)
を100部使用した以外は実施例3と同様にしてインク
ジェット記録シートを作製した。作製したインクジェッ
ト記録シートのフラジール通気度は、90cm3/cm2・sec
であった。
【0082】比較例2 実施例1で作製したフラジール通気度が100cm3/cm2
・secの不織布をこのままインクジェット記録シートとし
た。
【0083】実施例4 [不織布の作製]繊維径1μmのガラス繊維95部と熱
水可溶性ポリビニルアルコール繊維(2デニール、繊維
長3mm)5部からなる水性スラリーを調製し、湿式抄
紙法を用いて坪量60g/m2の不織布を作製した。作製し
た不織布のフラジール通気度は、350cm3/cm2・secで
あった。
【0084】[インク受理層の塗工]インク受理層組成
物として、カチオン性コロイダルシリカ(スノーテック
ス−AK(3)、日産化学社製、一次粒子径10〜20
nm)100部、接着剤としてポリビニルアルコール
(PVA117、クラレ社製)30部、染料定着剤とし
てカチオン性樹脂(スミレーズレジン1001、カチオ
ン荷電量3.5meq./g、住友化学社製)30部を主成分
とする固形分濃度20%の水性分散液をエアーナイフコ
ータを用いて乾燥固型分20.0g/m2となるように塗
工、乾燥し、マシンカレンダー仕上げしてインクジェッ
ト記録シートを作製した。作製したインクジェット記録
シートは、フラジール通気度が100cm3/cm2・secであ
った。
【0085】比較例3 実施例4で作製した不織布を用いてインク受理層組成物
を乾燥固型分が15.0g/m2となるように塗工した以外
は実施例4と同様にしてインクジェット記録シートを作
製した。この時のインクジェット記録シートのフラジー
ル通気度は、150cm3/cm2・secであった。
【0086】実施例5 [不織布の作製]実施例4で作製した不織布に、焼成カ
オリン80部、スチレンブタジエンラテックス20部か
らなる40%水性分散液を乾燥固型分が15g/m2となる
ようにエアーナイフコータを用いて塗工、乾燥し、カレ
ンダー処理して下塗り処理した不織布を作製した。作製
したフラジール通気度は、140cm3/cm2・secであっ
た。
【0087】[インク受理層の塗工]実施例4のインク
受理層組成物を固形分濃度10%の水性分散液とし、エ
アーナイフコータを用いて乾燥固型分が4.0g/m2とな
るように塗工した以外は実施例4と同様にしてインクジ
ェット記録シートを作製した。作製したインクジェット
記録シートのフラジール通気度は、100cm3/cm2・sec
であった。
【0088】比較例4 実施例5で作製した下塗り処理した不織布を用いてイン
ク受理層組成物を乾燥固型分が3.0g/m2となるように
塗工した以外は実施例5と同様にしてインクジェット記
録シートを作製した。この時のインクジェット記録シー
トのフラジール通気度は、125cm3/cm2・secであっ
た。
【0089】実施例6 [不織布の作製]ポリエステル繊維(繊維径1.4デニ
ール、繊維長51mm)60部、ポリプロピレン繊維
(繊維径2〜3デニール、繊維長38〜51mm)20
部、ポリエステル系熱接着複合繊維(繊維径2デニー
ル、繊維長51mm)10部とを均一に混合し、カード
法により坪量60g/m2の不織布を作製した。作製した不
織布のフラジール通気度は、120cm3/cm2・secであっ
た。更に、作製した不織布を熱カレンダーを用いてカレ
ンダー処理して実施例7の支持体とした。この時のフラ
ジール通気度は、30cm3/cm2・secであった。
【0090】[インク受理層の塗工]インク受理層組成
物として、アルミナ水和物(カタロイドAS−3、触媒
化成工業社製、一次粒子径約10nm)100部、接着
剤としてポリビニルアルコール(PVA117、クラレ
社製)30部、染料定着剤としてカチオン性樹脂(ポリ
フィックス601、カチオン荷電量6.9meq./g、昭和
高分子社製)30部を主成分とする固形分濃度10%の
水性分散液をエアーナイフコータを用いて乾燥固形分
3.5g/m2となるように塗工、乾燥し、マシンカレンダ
ー仕上げしてインクジェット記録シートを作製した。作
製したインクジェット記録シートのフラジール通気度
は、20cm3/cm2・secであった。
【0091】比較例5 実施例6で作製した熱カレンダー処理前の不織布を使用
して、実施例6と同様にしてインク受理層組成物を乾燥
固型分が3.5g/m2となるように塗工してインクジェッ
ト記録シートを作製した。作製したインクジェット記録
シートのフラジール通気度は、115cm3/cm2・secであ
った。
【0092】比較例6 実施例6で使用したアルミナ水和物の代りに、粉体シリ
カの30%水分散液(ニップシルE220A、日本シリ
カ工業製、平均粒子径1.0μm)を333部使用した
以外は実施例6と同様にしてインクジェット記録シート
を作製した。作製したインクジェット記録シートのフラ
ジール通気度は、25cm3/cm2・secであった。
【0093】上記の実施例1〜6及び比較例1〜6で作
製したインクジェット記録シートについて、上述した評
価方法に基づいて評価し、その結果を表1に示した。
【0094】
【表1】
【0095】表1の結果より、本発明のインクジェット
記録シートは、100nm以下の粒子径を有する超微粒
子無機顔料を使用し、該記録シートのフラジール通気度
が発明の範囲内にあるため、インク吸収性、画像濃度、
鮮明性共に良好であり、ドット形状係数も小さく真円に
近い記録ドット形状を示していた。
【0096】実施例3及び比較例1では、粒子径の差が
あるコロイダルシリカを使用し、同一塗工量であるが、
比較例1は鮮明性に劣り、ドット形状係数も大きかっ
た。
【0097】比較例2は、不織布自体をインクジェット
記録シートとしたものであるが、いずれの評価結果も劣
った。
【0098】実施例4及び比較例3では、支持体として
フラジール通気度が350cm3/cm2・secと高い不織布を
使用した場合であるが、それぞれ20g/m2、15g/m2
多量の塗工量を塗設し、該記録シートのフラジール通気
度を制御した。フラジール通気度が100cm3/cm2・sec
以下であれば良好であるが、これを超えるとインク吸収
性、鮮明性、ドット形状係数とも劣った。
【0099】実施例5及び比較例4は、実施例4の不織
布に顔料による下塗り処理した不織布を使用した例であ
るが、塗工量の低い比較例4では、該記録シートのフラ
ジール通気度が低いために画像濃度、鮮明性、ドット形
状係数共に劣った。
【0100】実施例6及び比較例5は、同一塗工量で、
不織布の熱カレンダー処理の有無の差例であるが、処理
してない不織布を使用した場合は、フラジール通気度が
高いためいずれの評価結果も劣った。
【0101】実施例6及び比較例6は、インク受理層成
分を代えた場合であるが、粒子径の大きなシリカを使用
した時、画像濃度、鮮明性、ドット形状係数共に劣っ
た。
【0102】実施例7 [不織布の作製]濾水度480mlcsfのNBKP4
0部、ポリエステル繊維(繊維径2デニール、繊維長5
mm)60部からなる水性スラリーを調製し、湿式抄紙
法を用いて坪量50g/m2の不織布を作製した。作製した
不織布のフラジール通気度は、100cm3/cm2・secであ
った。
【0103】[インク受理層の塗工]インク受理層の組
成物として、針状のコロイダルシリカをシリカ(SiO
2 換算)に対しAl23換算で約6.2重量%の酸化ア
ルミニウム水和物により変性した針状のカチオン変性コ
ロイダルシリカの10%水分散液(粒径;幅10〜20
nm×長さ50〜200nm)1000部、接着剤とし
てポリビニルアルコールの10%水溶液(PVA11
7、クラレ社製)50部、染料定着剤としてカチオン性
樹脂の60%水溶液(ポリフィックス601、カチオン
荷電量6.9meq./g、昭和高分子社製)16.7部を主
成分とする固型分濃度10%の水性分散液を上記により
作製した不織布上にエアーナイフコータを用いて乾燥固
型分10.0g/m2となるように塗工、乾燥し、マシンカ
レンダー仕上げしてインクジェット記録シートを作製し
た。作製したインクジェット記録シートのフラジール通
気度は、15cm3/cm2・secであった。
【0104】実施例8 実施例7のインク受理層組成物を用いて乾燥固型分が
5.0g/m2となるように塗工した以外は実施例7と同様
にしてインクジェット記録シートを作製した。作製した
インクジェット記録シートのフラジール通気度は、85
cm3/cm2・secであった。
【0105】実施例9 実施例7のインク受理層組成物を用いて乾燥固型分が
2.0g/m2となるようにサイズプレスを用いて塗工した
以外は実施例7と同様にしてインクジェット記録シート
を作製した。作製したインクジェット記録シートのフラ
ジール通気度は、85cm3/cm2・secであった。
【0106】実施例10 実施例7で使用した針状のカチオン性コロイダルシリカ
の代りに、針状のコロイダルシリカの10%水分散液
(粒径;幅10〜20nm×長さ50〜200の凝集
体)を1000部使用し、インク受理層として乾燥固形
分が8.0g/m2となるようにした以外は実施例8と同様
にしてインクジェット記録シートを作製した。作製した
インクジェット記録シートのフラジール通気度は、80
cm3/cm2・secであった。
【0107】実施例11 [不織布の作製]繊維径1μmのガラス繊維95部と熱
水可溶性ポリビニルアルコール繊維(2デニール、繊維
長3mm)5部からなる水性スラリーを調製し、湿式抄
紙法を用いて坪量60g/m2の不織布を作製した。作製し
た不織布のフラジール通気度は、350cm3/cm2・secで
あった。
【0108】[インク受理層の塗工]実施例7のインク
受理層組成物を用いて乾燥固型分の量が20.0g/m2
なるように塗工した以外は実施例7と同様にしてインク
ジェット記録シートを作製した。作製したインクジェッ
ト記録シートのフラジール通気度は、100cm3/cm2・s
ecであった。
【0109】比較例7 実施例11で作製した不織布を用いてインク受理層組成
物を乾燥固型分が15.0g/m2となるように塗工した以
外は実施例11と同様にしてインクジェット記録シート
を作製した。この時のインクジェット記録シートのフラ
ジール通気度は、180cm3/cm2・secであった。
【0110】実施例12 [不織布の作製]実施例11で作製した不織布に、焼成
カオリン80部、スチレンブタジエンラテックス20部
からなる40%水性分散液を乾燥固型分が15g/m2とな
るようにエアーナイフコータを用いて塗工、乾燥し、カ
レンダー処理して下塗り処理した不織布を作製した。作
製したフラジール通気度は、140cm3/cm2・secであっ
た。
【0111】[インク受理層の塗工]実施例7のインク
受理層組成物を用いて乾燥固型分が4.0g/m2となるよ
うに塗工した以外は実施例7と同様にしてインクジェッ
ト記録シートを作製した。作製したインクジェット記録
シートのフラジール通気度は、95cm3/cm2・secであっ
た。
【0112】比較例8 実施例12で作製した下塗り処理した不織布を用いてイ
ンク受理層組成物を乾燥固型分が3.0g/m2となるよう
に塗工した以外は実施例7と同様にしてインクジェット
記録シートを作製した。この時のインクジェット記録シ
ートのフラジール通気度は、120cm3/cm2・secであっ
た。
【0113】実施例13 実施例7のインク受理層塗液の代わりに、柱状のカチオ
ン性コロイダルシリカの10%水分散液(粒径;幅40
nm×長さ100〜300nm)1000部、接着剤と
してポリビニルアルコールの10%水溶液(PVA11
7、クラレ社製)100部、染料定着剤としてカチオン
性樹脂の60%水溶液(ポリフィックス601、カチオ
ン荷電量6.9meq./g、昭和高分子社製)16.7部を
主成分とする固型分濃度15%の水性分散液をエアーナ
イフコータを用いて乾燥固型分8g/m2となるように、実
施例12で作製した下塗り処理した不織布上に塗工、乾
燥し、マシンカレンダー仕上げしてインクジェット記録
シートを作製した。作製したインクジェット記録シート
のフラジール通気度は、25cm3/cm2・secであった。
【0114】実施例14 実施例13で使用した柱状のカチオン性コロイダルシリ
カの代りに、球状のカチオン性コロイダルシリカの30
%水分散液(一次粒子径80nm)を333部使用した
以外は実施例13と同様にしてインクジェット記録シー
トを作製した。作製したインクジェット記録シートのフ
ラジール通気度は、28cm3/cm2・secであった。
【0115】比較例9 実施例13で使用した柱状のカチオン性コロイダルシリ
カの代りに、粉体シリカの30%水分散液(ニップシル
E220A、日本シリカ工業製、平均粒子径1.0μ
m)を333部使用した以外は実施例13と同様にして
インクジェット記録シートを作製した。作製したインク
ジェット記録シートのフラジール通気度は、35cm3/c
m2・secであった。
【0116】比較例10 実施例11で作製したフラジール通気度350cm3/cm2
・secの不織布をこのままインクジェット記録シートとし
た。
【0117】実施例15 [不織布の作製]ポリエステル繊維(繊維径1.4デニ
ール、繊維長51mm)60部、ポリプロピレン繊維
(繊維径2〜3デニール、繊維長38〜51mm)20
部、ポリエステル系熱接着複合繊維(繊維径2デニー
ル、繊維長51mm)10部とを均一に混合し、カード
法により坪量60g/m2の不織布を作製した。作製した不
織布のフラジール通気度は、120cm3/cm2・secであっ
た。更に、作製した不織布を熱カレンダーを用いてカレ
ンダー処理して実施例15の支持体とした。この時のフ
ラジール通気度は、30cm3/cm2・secであった。
【0118】[インク受理層の塗工]実施例9のインク
受理層組成物を用いて乾燥固型分が2.5g/m2となるよ
うに塗工した以外は実施例9と同様にしてインクジェッ
ト記録シートを作製した。作製したインクジェット記録
シートのフラジール通気度は、15cm3/cm2・secであっ
た。
【0119】比較例11 実施例15で作製した熱カレンダー処理前の不織布を使
用して、実施例15と同様にしてインク受理層組成物を
乾燥固型分が2.5g/m2となるように塗工してインクジ
ェット記録シートを作製した。作製したインクジェット
記録シートのフラジール通気度は、115cm3/cm2・sec
であった。
【0120】上記の実施例7〜15及び比較例7〜11
で作製したインクジェット記録シートについて、上述し
た評価方法に基づいて評価し、その結果を表2に示し
た。
【0121】
【表2】
【0122】表2の結果より、本発明のインクジェット
記録シートは、超微粒子無機顔料、特に非球状のカチオ
ン性コロイダルシリカを使用したものであり、該記録シ
ートのフラジール通気度が発明の範囲内にあるため、イ
ンク吸収性、画像濃度、鮮明性共に良好であり、ドット
形状係数も小さく真円に近い記録ドット形状を示してい
た。
【0123】実施例11及び比較例7では、支持体とし
てフラジール通気度が350cm3/cm2・secと高い不織布
を使用した場合であるが、それぞれ20g/m2、15g/m2
と多量の塗工量を塗設し、該記録シートのフラジール通
気度を制御した。フラジール通気度が100cm3/cm2・s
ec以下であれば良好であるが、これを超えると、鮮明
性、ドット形状係数とも劣った。
【0124】実施例12及び比較例8は、実施例11の
不織布に顔料による下塗り処理した不織布を使用した例
であるが、塗工量の低い比較例8では、該記録シートの
フラジール通気度が低いために画像濃度、鮮明性、ドッ
ト形状係数共に劣った。
【0125】実施例13〜14及び比較例9は、同一塗
工量で、インク受理層成分を代えた例であるが、比較例
9では画像濃度が低くく、ドット形状係数及び鮮明性に
おいても劣った。
【0126】比較例10は、実施例11の不織布をその
ままインクジェット記録シートとして使用したが、いず
れの特性も不良であった。特に、ドット形状係数は、測
定不能であった。
【0127】実施例15及び比較例11は、乾式不織布
を使用し、実施例15ではこれを熱カレンダー処理した
不織布を使用、比較例11では未処理の不織布を使用し
て同一塗工量を塗設したものである。実施例15ではい
ずれの評価も良好であったが、比較例11では高いフラ
ジール通気度を持つために不良であった。
【0128】実施例16 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径0.5デニ
ール、繊維長5mm)60部、濾水度480mlのNB
KP40部からなる水性スラリーを調製し、湿式抄紙法
を用いて坪量50g/m2の不織布を作製した。作製した不
織布のフラジール通気度は、45cm3/cm2・secであっ
た。続いて、この不織布を加熱温度250℃、線圧30
0Kg/cmの条件で熱カレンダー処理を行い、インクジェ
ット記録シート用の支持体とした。支持体のフラジール
通気度は、13cm3/cm2・secであった。
【0129】[インクジェット記録シートの作製]イン
ク受理層組成物として、アルミナ水和物(カタロイドA
S−3、触媒化成工業社製、一次粒子径約10nm)1
00部、接着剤としてポリビニルアルコール(PVA1
17、クラレ社製)30部、染料定着剤としてカチオン
性樹脂(ポリフィックス601、カチオン荷電量6.9
meq./g、昭和高分子社製)30部を主成分とする固形分
濃度10%の水性分散液をロールコータを用いて乾燥固
形分2.0g/m2となるように塗工、乾燥し、マシンカレ
ンダー仕上げしてインクジェット記録シートを作製し
た。作製したインクジェット記録シートのフラジール通
気度は、8cm3/cm2・secであった。
【0130】比較例12 [支持体の作製]実施例16で作製した不織布を使用し
て、加熱温度260℃、線圧320Kg/cmの条件で熱カ
レンダー処理を行ったが、加熱温度及び線圧共に本発明
の範囲を超えて高いために熱カレンダー処理中に熱ロー
ルに付着し、支持体としてまともに扱うことができなか
った。このため、インク受理層の塗工ができず、インク
ジェット記録シートを作製しなかった。
【0131】比較例13 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径2デニー
ル、繊維長5mm)75部、濾水度480mlのNBK
P25部からなる水性スラリーを調製し、湿式抄紙法を
用いて坪量50g/m2の不織布を作製した。作製した不織
布のフラジール通気度は、175cm3/cm2・secであっ
た。この不織布を熱カレンダー処理せず、このままイン
クジェット記録シート用の支持体とした。
【0132】[インクジェット記録シートの作製]熱カ
レンダー処理してない不織布に、実施例16で使用した
インク受理層塗液を乾燥固型分2.0g/m2となるように
実施例16と同様にして塗工、乾燥し、マシンカレンダ
ー仕上げしてインクジェット記録シートを作製した。作
製したインクジェット記録シートのフラジール通気度
は、170cm3/cm2・secであった。
【0133】実施例17 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径0.5デニ
ール、繊維長5mm)90部、熱接着性繊維としてポリ
プロピレン−エチレン酢酸ビニルの複合繊維(繊維径2
デニール、繊維長5mm、融点97℃)10部からなる
水性スラリーを調製し、湿式抄紙法を用いて坪量50g/
m2の不織布を作製した。作製した不織布のフラジール通
気度は、65cm3/cm2・secであった。続いて、この不織
布を加熱温度100℃、線圧50Kg/cmの条件で熱カレ
ンダー処理を行い、インクジェット記録シート用の支持
体とした。支持体のフラジール通気度は、30cm3/cm2
・secであった。
【0134】[インクジェット記録シートの作製]イン
ク受理層の組成物として、コロイダルシリカ(スノーテ
ックス−YL、日産化学製、一次粒子径50〜80n
m)100部、接着剤としてポリビニルアルコール(P
VA117、クラレ社製)30部、染料定着剤としてカ
チオン性樹脂(ポリフィックス601、カチオン荷電量
6.9meq./g、昭和高分子社製)30部を主成分とする
固形分濃度10%の水性分散液をサイズプレスを用いて
乾燥固型分1.5g/m2となるように上記の支持体上に塗
工、乾燥し、マシンカレンダー仕上げしてインクジェッ
ト記録シートを作製した。作製したインクジェット記録
シートのフラジール通気度は、26cm3/cm2・secであっ
た。
【0135】比較例14 [支持体の作製]実施例17で作製した不織布を加熱温
度90℃、線圧40Kg/cmの条件で熱カレンダー処理を
行い、インクジェット記録シート用の支持体とした。支
持体のフラジール通気度は、60cm3/cm2・secであっ
た。
【0136】[インクジェット記録シートの作製]上記
の支持体に、実施例17で使用したインク受理層塗液を
乾燥固型分1.5g/m2となるように実施例17と同様に
して塗工、乾燥し、マシンカレンダー仕上げしてインク
ジェット記録シートを作製した。作製したインクジェッ
ト記録シートのフラジール通気度は、55cm3/cm2・sec
であった。
【0137】実施例18 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径1.4デニ
ール、繊維長51mm)80部、熱接着性繊維としてポ
リプロピレン繊維(繊維径3デニール、繊維長38〜5
1mm、融点153℃)20部とを均一に混合し、カー
ド法により坪量60g/m2の不織布を作製した。作製した
不織布のフラジール通気度は、126cm3/cm2・secであ
った。続いて、この不織布を加熱温度170℃、線圧の
250Kg/cmの条件で熱カレンダー処理を行い、インク
ジェット記録シート用の支持体を作製した。支持体のフ
ラジール通気度は、34cm3/cm2・secであった。
【0138】[インクジェット記録シートの作製]上記
の支持体に、実施例17で使用したインク受理層塗液を
乾燥固型分4.0g/m2となるようにロールコータを使用
して塗工、乾燥し、マシンカレンダー仕上げしてインク
ジェット記録シートを作製した。作製したインクジェッ
ト記録シートのフラジール通気度は、12cm3/cm2・sec
であった。
【0139】比較例15 [インクジェット記録シートの作製]実施例18で作製
した支持体を使用し、インク受理層組成物として、粉体
シリカの30%水分散液(ニップシルE220A、日本
シリカ工業製、平均粒子径1.0μm)を333部、接
着剤としてポリビニルアルコール(PVA117、クラ
レ社製)30部、染料定着剤としてカチオン性樹脂(ポ
リフィックス601、カチオン荷電量6.9meq./g、昭
和高分子社製)30部を主成分とする固形分濃度10%
の水性分散液をロールコータを用いて乾燥固形分4.0
g/m2となるように塗工、乾燥し、マシンカレンダー仕上
げしてインクジェット記録シートを作製した。作製した
インクジェット記録シートのフラジール通気度は、22
cm3/cm2・secであった。
【0140】実施例19 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径2デニー
ル、繊維長5mm)85部、熱接着性繊維として低融点
ポリエステル繊維(繊維径4デニール、繊維長5mm、
融点110℃)15部からなる水性スラリーを調製し、
湿式抄紙法を用いて坪量50g/m2の不織布を作製した。
作製した不織布のフラジール通気度は、145cm3/cm2
・secであった。続いて、この不織布を加熱温度125
℃、線圧50Kg/cmの条件で熱カレンダー処理を行い、
インクジェット記録シート用の支持体とした。支持体の
フラジール通気度は、68cm3/cm2・secであった。
【0141】[インクジェット記録シートの作製]上記
の支持体に、実施例17で使用したインク受理層塗液を
乾燥固型分5.0g/m2となるようにエアーナイフコータ
を用いて塗工、乾燥し、マシンカレンダー仕上げしてイ
ンクジェット記録シートを作製した。作製したインクジ
ェット記録シートのフラジール通気度は、46cm3/cm2
・secであった。
【0142】比較例16 [インクジェット記録シートの作製]実施例19で作製
した支持体を使用し、インク受理層組成物として、実施
例19で使用したコロイダルシリカの代りに、別の一次
粒子径の大きなコロイダルシリカ(スノーテックスPS
T−3、日産化学製、一次粒子径300±30nm)を
100部使用した以外は実施例19と同様にして、イン
クジェット記録シートを作製した。作製したインクジェ
ット記録シートのフラジール通気度は、58cm3/cm2・s
ecであった。
【0143】実施例20 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径0.5デニ
ール、繊維長5mm)60部、熱接着性繊維として低融
点ポリエステル繊維(繊維径2デニール、繊維長5m
m、融点110℃)40部からなる水性スラリーを調製
し、湿式抄紙法を用いて坪量50g/m2の不織布を作製し
た。作製した不織布のフラジール通気度は、82cm3/c
m2・secであった。続いて、この不織布を加熱温度120
℃、線圧100Kg/cmの条件で熱カレンダー処理を行
い、インクジェット記録シート用の支持体とした。支持
体のフラジール通気度は、15cm3/cm2・secであった。
【0144】[インクジェット記録シートの作製]イン
ク受理層組成物として、カチオン性コロイダルシリカ
(スノーテックス−AK(3)、日産化学社製、一次粒
子径10〜20nm)100部、接着剤としてポリビニ
ルアルコール(PVA117、クラレ社製)30部、染
料定着剤としてカチオン性樹脂(スミレーズレジン10
01、カチオン荷電量3.5meq./g、住友化学社製)3
0部を主成分とする固形分濃度10%の水性分散液をロ
ールコータを用いて乾燥固型分2.0g/m2となるように
上記の支持体上に塗工、乾燥し、マシンカレンダー仕上
げしてインクジェット記録シートを作製した。作製した
インクジェット記録シートは、フラジール通気度が4cm
3/cm2・secであった。
【0145】実施例21 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径0.5デニ
ール、繊維長5mm)70部、熱接着性繊維としてポリ
エステル−ナイロン6の複合繊維(繊維径4デニール、
繊維長5mm、融点190℃)30部からなる水性スラ
リーを調製し、湿式抄紙法を用いて坪量50g/m2の不織
布を作製した。作製した不織布のフラジール通気度は、
98cm3/cm2・secであった。続いて、この不織布を加熱
温度200℃、線圧150Kg/cmの条件で熱カレンダー
処理を行い、インクジェット記録シート用の支持体とし
た。支持体のフラジール通気度は、30cm3/cm2・secで
あった。
【0146】[インクジェット記録シートの作製]上記
の支持体に、実施例20で使用したインク受理層塗液を
乾燥固型分2.5g/m2となるように実施例20と同様に
して塗工、乾燥し、マシンカレンダー仕上げしてインク
ジェット記録シートを作製した。作製したインクジェッ
ト記録シートのフラジール通気度は、23cm3/cm2・sec
であった。
【0147】上記の実施例16〜21及び比較例13〜
16で作製したインクジェット記録シートについて、上
述した評価方法に基づいて評価し、その結果を表3に示
した。
【0148】
【表3】
【0149】表3の結果より、実施例16〜21に示す
本発明のインクジェット記録シートは、100nm以下
の粒子径を有する超微粒子無機顔料を使用し、該記録シ
ートのフラジール通気度が発明の範囲内にあるため、イ
ンク吸収性、画像濃度、鮮明性共に良好であり、ドット
形状係数も小さく真円に近い記録ドット形状を示してい
た。
【0150】比較例12は、上記で説明したとおりイン
クジェット記録シートの作製まで至らなかったため、表
3中に掲げてない。
【0151】比較例13は、実施例16で作製した不織
布を熱カレンダー処理せずに支持体として使用し、イン
クジェット記録シートを作製したものであるが、該記録
シートのフラジール通気度が170cm3/cm2・secと高
く、記録画像の鮮明性に欠け、ドット形状係数が劣っ
た。
【0152】実施例17及び比較例14では、同一の不
織布を使用し、熱カレンダー処理条件を代えたものであ
るが、比較例14は該処理条件が低い場合であり、作製
したインクジェット記録シートのフラジール通気度が本
発明の範囲外にあるため、記録画像の鮮明性に欠け、ド
ット形状係数に劣った。
【0153】実施例18及び比較例15では、同一支持
体を使用し、インク受理層組成物の素材を代えた場合で
あるが、比較例15は粒径の大きなシリカを使用してい
るために、鮮明性に欠け、画像濃度、ドット形状係数共
に劣った。
【0154】実施例19及び比較例16では、同一支持
体を使用し、インク受理層組成物の素材を代えた場合で
あるが、比較例16は本発明の範囲外にある粒径の大き
なコロイダルシリカを使用しているために、作製したイ
ンクジェット記録シートのフラジール通気度が58cm3
/cm2・secと本発明外にあり、特性においても鮮明性に
欠け、ドット形状係数も大きかった。
【0155】実施例22 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径0.5デニ
ール、繊維長5mm)60部、濾水度480mlのNB
KP40部からなる水性スラリーを調製し、湿式抄紙法
を用いて坪量50g/m2の不織布を作製した。作製した不
織布のフラジール通気度は、45cm3/cm2・secであっ
た。続いて、この不織布を加熱温度250℃、線圧30
0Kg/cmの条件で熱カレンダー処理を行い、インクジェ
ット記録シート用の支持体とした。支持体のフラジール
通気度は、13cm3/cm2・secであった。
【0156】[インクジェット記録シートの作製]イン
ク受理層組成物として、柱状のカチオン性コロイダルシ
リカの10%水分散液(粒径;幅40nm×長さ100
〜300nm)1000部、接着剤としてポリビニルア
ルコールの10%水溶液(PVA117、クラレ社製)
100部、染料定着剤としてカチオン性樹脂の60%水
溶液(ポリフィックス601、カチオン荷電量6.9me
q./g、昭和高分子社製)16.7部を主成分とする固形
分濃度15%の水性分散液をロールコータを用いて乾燥
固形分3.0g/m2となるように塗工、乾燥し、マシンカ
レンダー仕上げしてインクジェット記録シートを作製し
た。作製したインクジェット記録シートのフラジール通
気度は、5cm3/cm2・secであった。
【0157】比較例17 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径2デニー
ル、繊維長5mm)75部、濾水度480mlのNBK
P25部からなる水性スラリーを調製し、湿式抄紙法を
用いて坪量50g/m2の不織布を作製した。作製した不織
布のフラジール通気度は、175cm3/cm2・secであっ
た。この不織布を熱カレンダー処理せず、このままイン
クジェット記録シート用の支持体とした。
【0158】[インクジェット記録シートの作製]熱カ
レンダー処理してない不織布に、実施例22で使用した
インク受理層塗液を乾燥固型分3.0g/m2となるように
実施例22と同様にして塗工、乾燥し、マシンカレンダ
ー仕上げしてインクジェット記録シートを作製した。作
製したインクジェット記録シートのフラジール通気度
は、166cm3/cm2・secであった。
【0159】実施例23 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径0.5デニ
ール、繊維長5mm)90部、熱接着性繊維としてポリ
プロピレン−エチレン酢酸ビニルの複合繊維(繊維径2
デニール、繊維長5mm、融点97℃)10部からなる
水性スラリーを調製し、湿式抄紙法を用いて坪量50g/
m2の不織布を作製した。作製した不織布のフラジール通
気度は、65cm3/cm2・secであった。続いて、この不織
布を加熱温度100℃、線圧50Kg/cmの条件で熱カレ
ンダー処理を行い、インクジェット記録シート用の支持
体とした。支持体のフラジール通気度は、30cm3/cm2
・secであった。
【0160】[インクジェット記録シートの作製]イン
ク受理層の組成物として、針状のコロイダルシリカをシ
リカ(SiO2 換算)に対しAl23換算で約6.2重
量%の酸化アルミニウム水和物により変性した針状のカ
チオン変性コロイダルシリカの10%水分散液(粒径;
幅10〜20nm×長さ50〜200nm)1000
部、接着剤としてポリビニルアルコールの10%水溶液
(PVA117、クラレ社製)50部、染料定着剤とし
てカチオン性樹脂の60%水溶液(ポリフィックス60
1、カチオン荷電量6.9meq./g、昭和高分子社製)1
6.7部を主成分とする固形分濃度10%の水性分散液
をサイズプレスを用いて乾燥固型分1.0g/m2となるよ
うに上記の支持体上に塗工、乾燥し、マシンカレンダー
仕上げしてインクジェット記録シートを作製した。作製
したインクジェット記録シートのフラジール通気度は、
28cm3/cm2・secであった。
【0161】比較例18 [支持体の作製]実施例23で作製した不織布を加熱温
度90℃、線圧40Kg/cmの条件で熱カレンダー処理を
行い、インクジェット記録シート用の支持体とした。支
持体のフラジール通気度は、60cm3/cm2・secであっ
た。
【0162】[インクジェット記録シートの作製]上記
の支持体に、実施例23で使用したインク受理層塗液を
乾燥固型分1.0g/m2となるように実施例23と同様に
して塗工、乾燥し、マシンカレンダー仕上げしてインク
ジェット記録シートを作製した。作製したインクジェッ
ト記録シートのフラジール通気度は、57cm3/cm2・sec
であった。
【0163】実施例24 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径1.4デニ
ール、繊維長51mm)80部、熱接着性繊維としてポ
リプロピレン繊維(繊維径3デニール、繊維長38〜5
1mm、融点153℃)20部とを均一に混合し、カー
ド法により不織布を作製した。作製した不織布のフラジ
ール通気度は、126cm3/cm2・secであった。続いて、
この不織布を加熱温度170℃、線圧の250Kg/cmの
条件で熱カレンダー処理を行い、インクジェット記録シ
ート用の支持体を作製した。支持体のフラジール通気度
は、34cm3/cm2・secであった。
【0164】[インクジェット記録シートの作製]上記
の支持体に、実施例23で使用したインク受理層塗液を
乾燥固型分3.0g/m2となるようにロールコータを使用
して塗工、乾燥し、マシンカレンダー仕上げしてインク
ジェット記録シートを作製した。作製したインクジェッ
ト記録シートのフラジール通気度は、15cm3/cm2・sec
であった。
【0165】実施例25 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径2デニー
ル、繊維長5mm)85部、熱接着性繊維として低融点
ポリエステル繊維(繊維径4デニール、繊維長5mm、
融点110℃)15部からなる水性スラリーを調製し、
湿式抄紙法を用いて坪量50g/m2の不織布を作製した。
作製した不織布のフラジール通気度は、145cm3/c
・secであった。続いて、この不織布を加熱温度
125℃、線圧50Kg/cmの条件で熱カレンダー処理
を行い、インクジェット記録シート用の支持体とした。
支持体のフラジール通気度は、68cm3/cm2・secであっ
た。
【0166】[インクジェット記録シートの作製]上記
の支持体に、実施例23で使用したインク受理層塗液を
乾燥固型分5.0g/m2となるようにエアーナイフコータ
を用いて塗工、乾燥し、マシンカレンダー仕上げしてイ
ンクジェット記録シートを作製した。作製したインクジ
ェット記録シートのフラジール通気度は、32cm3/cm2
・secであった。
【0167】実施例26 [インクジェット記録シートの作製]実施例25で作製
した支持体を使用し、インク受理層組成物として、実施
例25で使用した針状のカチオン変性コロイダルシリカ
の代りに、針状のコロイダルシリカの10%水分散液
(粒径;幅10〜20nm×長さ50〜200nmの凝
集体)を1000部使用し、乾燥固型分8.0g/m2とな
るように塗工した以外は実施例25と同様にしてインク
ジェット記録シートを作製した。作製したインクジェッ
ト記録シートのフラジール通気度は、25cm3/cm2・sec
であった。
【0168】実施例27 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径0.5デニ
ール、繊維長5mm)60部、熱接着性繊維として低融
点ポリエステル繊維(繊維径2デニール、繊維長5m
m、融点110℃)40部からなる水性スラリーを調製
し、湿式抄紙法を用いて坪量50g/m2の不織布を作製し
た。作製した不織布のフラジール通気度は、82cm3/c
m2・secであった。続いて、この不織布を加熱温度120
℃、線圧100Kg/cmの条件で熱カレンダー処理を行
い、インクジェット記録シート用の支持体とした。支持
体のフラジール通気度は、15cm3/cm2・secであった。
【0169】[インクジェット記録シートの作製]イン
ク受理層組成物として、実施例25で使用したインク受
理層塗液を乾燥固型分1.5g/m2となるようにロールコ
ータを用いて塗工、乾燥し、マシンカレンダー仕上げし
てインクジェット記録シートを作製した。作製したイン
クジェット記録シートは、フラジール通気度が6cm3/c
m2・secであった。
【0170】実施例28 [インクジェット記録シートの作製]実施例27で作製
した支持体を使用し、インク受理層組成物として、実施
例27で使用した針状のカチオン変性コロイダルシリカ
の代りに、球状のカチオン性コロイダルシリカの30%
水分散液(一次粒子径;80nm)を333部使用し、
乾燥固型分7.5g/m2となるように塗工した以外は実施
例27と同様にしてインクジェット記録シートを作製し
た。作製したインクジェット記録シートのフラジール通
気度は、10cm3/cm2・secであった。
【0171】実施例29 [支持体の作製]ポリエステル繊維(繊維径0.5デニ
ール、繊維長5mm)70部、熱接着性繊維としてポリ
エステル−ナイロン6の複合繊維(繊維径4デニール、
繊維長5mm、融点190℃)30部からなる水性スラ
リーを調製し、湿式抄紙法を用いて坪量50g/m2の不織
布を作製した。作製した不織布のフラジール通気度は、
98cm3/cm2・secであった。続いて、この不織布を加熱
温度200℃、線圧150Kg/cmの条件で熱カレンダー
処理を行い、インクジェット記録シート用の支持体とし
た。支持体のフラジール通気度は、30cm3/cm2・secで
あった。
【0172】[インクジェット記録シートの作製]上記
の支持体に、実施例27で使用したインク受理層塗液を
乾燥固型分2.0g/m2となるように実施例27と同様に
して塗工、乾燥し、マシンカレンダー仕上げしてインク
ジェット記録シートを作製した。作製したインクジェッ
ト記録シートのフラジール通気度は、20cm3/cm2・sec
であった。
【0173】上記の実施例22〜29及び比較例17〜
18で作製したインクジェット記録シートについて、上
述した評価方法に基づいて評価し、その結果を表4に示
した。
【0174】
【表4】
【0175】表4の結果より、実施例22〜29に示す
本発明のインクジェット記録シートは、特定の超微粒子
無機顔料、特に非球状カチオン性コロイダルシリカを使
用し、該記録シートのフラジール通気度が発明の範囲内
にあるため、インク吸収性、画像濃度、鮮明性共に良好
であり、ドット形状係数も小さく真円に近い記録ドット
形状を示していた。
【0176】比較例17は、実施例22で作製した不織
布を熱カレンダー処理せずに支持体として使用し、イン
クジェット記録シートを作製したものであるが、該記録
シートのフラジール通気度が166cm3/cm2・secと高
く、記録画像の鮮明性に欠け、ドット形状係数が劣っ
た。
【0177】実施例23及び比較例18では、同一の不
織布を使用し、熱カレンダー処理条件を代えたものであ
るが、比較例17は該処理条件が低い場合であり、作製
したインクジェット記録シートのフラジール通気度が本
発明の範囲外にあるため、記録画像の鮮明性に欠け、ド
ット形状係数に劣った。
【0178】実施例25及び実施例26では、同一支持
体を使用し、インク受理層組成物の素材を代えた場合で
あるが、実施例26は針状のコロイダルシリカを使用し
ているために、記録画像の鮮明性がやや低くく、ドット
形状係数もやや大きめであった。
【0179】実施例27及び実施例28では、同一支持
体を使用し、インク受理層組成物の素材を代えた場合で
あるが、実施例28は球状のコロイダルシリカを使用し
ているために、ドット形状係数がやや大きめであった。
【0180】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録シートは、
支持体として不織布或は特定の熱カレンダー処理条件で
処理された不織布を使用し、主として特定の超微粒子無
機顔料、特に非球状カチオン性コロイダルシリカ及びバ
インダーからなるインク受理層成分を使用してなり、特
定の範囲内にあるフラジール通気度を有するインクジェ
ット記録シートであり、インクの滲みムラがなくインク
吸収性に優れ、記録された画像の濃度や鮮明性が高く、
真円に近い記録ドットが得られるインクジェット記録シ
ートである。
フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平5−147522 (32)優先日 平5(1993)6月18日 (33)優先権主張国 日本(JP)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上にインク受理層を塗設してなる
    インクジェット記録シートにおいて、該支持体が不織布
    からなり、該インク受理層成分が、主として100nm
    以下の一次粒子径を有する超微粒子無機顔料及びバイン
    ダーで構成され、且つ該記録シートのJIS L109
    6で規定されるフラジール通気度が100cm3/cm2・sec
    以下であることを特徴とするインクジェット記録シー
    ト。
  2. 【請求項2】 超微粒子無機顔料が、非球状カチオン性
    コロイダルシリカであることを特徴とする請求項1記載
    のインクジェット記録シート。
  3. 【請求項3】 非球状カチオン性コロイダルシリカが、
    針状或は繊維状のものであることを特徴とする請求項2
    記載のインクジェット記録シート。
  4. 【請求項4】 不織布が、湿式不織布であることを特徴
    とする請求項1記載のインクジェット記録シート。
  5. 【請求項5】 支持体のフラジール通気度が、350cm
    3/cm2・sec以下であることを特徴とする請求項1又は4
    記載のインクジェット記録シート。
  6. 【請求項6】 支持体上にインク受理層を塗設してなる
    インクジェット記録シートにおいて、該支持体が加熱温
    度100〜250℃、線圧50〜300Kg/cmの熱カレ
    ンダー条件で処理された不織布であり、該インク受理層
    成分が、主として100nm以下の一次粒子径を有する
    超微粒子無機顔料及びバインダーで構成され、且つ該記
    録シートのJIS L1096で規定されるフラジール
    通気度が50cm3/cm2・sec以下であることを特徴とする
    インクジェット記録シート。
  7. 【請求項7】 超微粒子無機顔料が、非球状カチオン性
    コロイダルシリカであることを特徴とする請求項6記載
    のインクジェット記録シート。
  8. 【請求項8】 非球状カチオン性コロイダルシリカが、
    針状或は繊維状のものであることを特徴とする請求項7
    記載のインクジェット記録シート。
  9. 【請求項9】 不織布が、有機合成繊維と熱接着性繊維
    からなることを特徴とする請求項6記載のインクジェッ
    ト記録シート。
  10. 【請求項10】 不織布が、湿式不織布であることを特
    徴とする請求項6又は9記載のインクジェット記録シー
    ト。
  11. 【請求項11】 支持体のフラジール通気度が、100
    cm3/cm2・sec以下であることを特徴とする請求項1、
    9、10のいずれか記載のインクジェット記録シート。
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