JPH0768931B2 - 自動二輪車における気化器用カバーの取付構造 - Google Patents
自動二輪車における気化器用カバーの取付構造Info
- Publication number
- JPH0768931B2 JPH0768931B2 JP61019598A JP1959886A JPH0768931B2 JP H0768931 B2 JPH0768931 B2 JP H0768931B2 JP 61019598 A JP61019598 A JP 61019598A JP 1959886 A JP1959886 A JP 1959886A JP H0768931 B2 JPH0768931 B2 JP H0768931B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carburetor
- cover
- engine
- motorcycle
- intake passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スイング式動力ユニットを搭載した自動二輪
車の気化器を保護する自動二輪車における気化器用カバ
ーの取付構造に関するものである。
車の気化器を保護する自動二輪車における気化器用カバ
ーの取付構造に関するものである。
この種のエンジンとしては、エンジンシリンダと後輪と
の間に気化器を介装したものが多く、従来、リヤフェン
ダの前側にゴム製のフラップを取付けることによって、
後輪が跳ね上げた泥水が気化器に降りかかるのを防止し
ている。
の間に気化器を介装したものが多く、従来、リヤフェン
ダの前側にゴム製のフラップを取付けることによって、
後輪が跳ね上げた泥水が気化器に降りかかるのを防止し
ている。
しかしながら、このような構造では、後輪が大きくスト
ロークするとフラップと後輪との間隙が大きくなり、こ
の間隙から泥水が前方に跳ねることがあるために必ずし
も気化器を保護することができないという不具合があっ
た。
ロークするとフラップと後輪との間隙が大きくなり、こ
の間隙から泥水が前方に跳ねることがあるために必ずし
も気化器を保護することができないという不具合があっ
た。
そこで、気化器にカバーを取付けることも考えられる
が、気化器にはスロットル用ないし燃料通路用のパイプ
類が突出しているなど全体が複雑な外観形状を有してい
るために、これを覆うカバーの形状、構造も複雑にな
る。また、カバーを取付けると、気化器の調整を行うた
めにはカバーを脱着する必要があり、このため調整作業
が煩雑になる不都合も生じる。特に、スイング式動力ユ
ニットにおいては、気化器がエンジンの近傍に配置され
てエンジンとともに上下に揺動するので、カバーの構造
如何によってはスイング式動力ユニットの揺動空間が大
きくなってしまうという問題が生じる。
が、気化器にはスロットル用ないし燃料通路用のパイプ
類が突出しているなど全体が複雑な外観形状を有してい
るために、これを覆うカバーの形状、構造も複雑にな
る。また、カバーを取付けると、気化器の調整を行うた
めにはカバーを脱着する必要があり、このため調整作業
が煩雑になる不都合も生じる。特に、スイング式動力ユ
ニットにおいては、気化器がエンジンの近傍に配置され
てエンジンとともに上下に揺動するので、カバーの構造
如何によってはスイング式動力ユニットの揺動空間が大
きくなってしまうという問題が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、簡単な
形状のカバーで着脱容易に気化器を被覆することがで
き、しかも、揺動する気化器をカバーで覆うにも係わら
ずスペースが少なくて済み、その上、調整作業も容易に
行える気化器用カバーの取付構造を提供するものであ
る。本発明に係るカバーの取付構造は、エンジンとこの
エンジンの一側から後方へ延びて後端部で後輪を回転自
在に支持する伝動ケースとからなるスイング式動力ユニ
ットを有する自動二輪車において、気化器を、後輪の前
方にその吸気通路を車体左右方向へ向けて配置するとと
もに、この気化器に柔軟性を有する樹脂材によって帯板
状に形成された一枚のカバーを添接させることによりこ
のカバーで吸気通路出入口側を開放した状態にこの気化
器の上面から側面下部に至るまでを被覆し、このカバー
を、その両端部を気化器の下部に設けた係止部に係着さ
せることによって気化器に支持させたものである。
形状のカバーで着脱容易に気化器を被覆することがで
き、しかも、揺動する気化器をカバーで覆うにも係わら
ずスペースが少なくて済み、その上、調整作業も容易に
行える気化器用カバーの取付構造を提供するものであ
る。本発明に係るカバーの取付構造は、エンジンとこの
エンジンの一側から後方へ延びて後端部で後輪を回転自
在に支持する伝動ケースとからなるスイング式動力ユニ
ットを有する自動二輪車において、気化器を、後輪の前
方にその吸気通路を車体左右方向へ向けて配置するとと
もに、この気化器に柔軟性を有する樹脂材によって帯板
状に形成された一枚のカバーを添接させることによりこ
のカバーで吸気通路出入口側を開放した状態にこの気化
器の上面から側面下部に至るまでを被覆し、このカバー
を、その両端部を気化器の下部に設けた係止部に係着さ
せることによって気化器に支持させたものである。
本発明においては、柔軟性を利用してカバーを弾性変形
させることにより、カバーを気化器の形状に沿った形状
とし、カバー自身の弾性を利用して気化器に保持させる
と共に、調整時には調整スクリュー等を外部に露出させ
るようにする。
させることにより、カバーを気化器の形状に沿った形状
とし、カバー自身の弾性を利用して気化器に保持させる
と共に、調整時には調整スクリュー等を外部に露出させ
るようにする。
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。第
1図は本発明に係る気化器用カバーの取付構造が実施さ
れた気化器を示す側面図、第2図は気化器が備えられた
自動二輪車の一部を示す側面図、第3図は同じく平面
図、第4図は気化器用カバーを示す平面図で、第2図に
おいて符号1で示すものは、スクータ型自動二輪車のエ
ンジンを示す。このエンジン1は図示しないシートによ
って上方を閉塞され実質的に下方にもに開口されたリヤ
カバー2内に収容された強制空冷式エンジンで、側部か
ら後方へ一体的に延設されエンジン動力を後方へ伝達す
る動力伝達機構を収容した伝動ケース3と共に駆動ユニ
ットを構成し、後輪4を懸架する一構成要素として機能
するために、フレームに枢軸5とクッションユニット6
とによって上下に揺動自在に枢支されている。すなわ
ち、エンジン1と伝動ケース3はスイング式動力ユニッ
トを構成している。また、エンジン1はクランク室予圧
縮式の2サイクルエンジンであり、前記後輪4の直前に
シリンダ10が略鉛直方向に配設されている。
1図は本発明に係る気化器用カバーの取付構造が実施さ
れた気化器を示す側面図、第2図は気化器が備えられた
自動二輪車の一部を示す側面図、第3図は同じく平面
図、第4図は気化器用カバーを示す平面図で、第2図に
おいて符号1で示すものは、スクータ型自動二輪車のエ
ンジンを示す。このエンジン1は図示しないシートによ
って上方を閉塞され実質的に下方にもに開口されたリヤ
カバー2内に収容された強制空冷式エンジンで、側部か
ら後方へ一体的に延設されエンジン動力を後方へ伝達す
る動力伝達機構を収容した伝動ケース3と共に駆動ユニ
ットを構成し、後輪4を懸架する一構成要素として機能
するために、フレームに枢軸5とクッションユニット6
とによって上下に揺動自在に枢支されている。すなわ
ち、エンジン1と伝動ケース3はスイング式動力ユニッ
トを構成している。また、エンジン1はクランク室予圧
縮式の2サイクルエンジンであり、前記後輪4の直前に
シリンダ10が略鉛直方向に配設されている。
11はシリンダ10の前面から斜め下方に向かって延出され
た排気管で、エンジン1の下側を後方に向かって延在
し、後輪4の側方に支持されたマフラ12に接続されてい
る。13はこのシリンダ10の外側およびシリンダ10の右側
方に配設された冷却送風ファンの外側を被覆するシュラ
ウドであり、冷却空気を車体の一側から取り入れてシリ
ンダ10等を冷却した後に、マフラ12に向けて吹き出す導
風路を形成している。
た排気管で、エンジン1の下側を後方に向かって延在
し、後輪4の側方に支持されたマフラ12に接続されてい
る。13はこのシリンダ10の外側およびシリンダ10の右側
方に配設された冷却送風ファンの外側を被覆するシュラ
ウドであり、冷却空気を車体の一側から取り入れてシリ
ンダ10等を冷却した後に、マフラ12に向けて吹き出す導
風路を形成している。
20は前記シリンダ10の左側方に配設され側面視略台形状
を呈する樹脂製のエアクリーナである。
を呈する樹脂製のエアクリーナである。
30はシリンダ10の後側であって後輪4の直前にその吸気
通路を車体左右方向へ向けて配設された気化器で、前記
エアクリーナ20の空気出口とエンジン1のクランクケー
ス内とを連通する吸気管31の一部を形成している。この
気化器30はピストン型のスロットルバルブを作動してベ
ンチュリの面積を変化させることにより燃料の吸入量を
コントロールする強制可変ベンチュリ式で、出入口が両
端面に開口された吸気通路32を形成し略車幅方向に延在
する本体30aと、この本体30aの上方に突出しスロットル
バルブを昇降自在に保持するバルブ保持部30bと、本体3
0aの下方に突出しスロットルバルブの真下にフロート室
を形成する下部ケース30cとから構成されている。バル
ブ保持部30bの上面にはスロットルワイヤが挿通される
スロットル用パイプ35および始動系統のチョークワイヤ
が挿通されるチョーク用パイプ36が前方に向かうように
延出されている。また、本体30aの後側からは図示しな
い燃料タンクから燃料を供給するための燃料供給管40が
左やや後方に向かって延出されている。一方、本体30a
の前側からはフロート室に大気圧を作用させるためのエ
アベントパイプ41が延出されている。
通路を車体左右方向へ向けて配設された気化器で、前記
エアクリーナ20の空気出口とエンジン1のクランクケー
ス内とを連通する吸気管31の一部を形成している。この
気化器30はピストン型のスロットルバルブを作動してベ
ンチュリの面積を変化させることにより燃料の吸入量を
コントロールする強制可変ベンチュリ式で、出入口が両
端面に開口された吸気通路32を形成し略車幅方向に延在
する本体30aと、この本体30aの上方に突出しスロットル
バルブを昇降自在に保持するバルブ保持部30bと、本体3
0aの下方に突出しスロットルバルブの真下にフロート室
を形成する下部ケース30cとから構成されている。バル
ブ保持部30bの上面にはスロットルワイヤが挿通される
スロットル用パイプ35および始動系統のチョークワイヤ
が挿通されるチョーク用パイプ36が前方に向かうように
延出されている。また、本体30aの後側からは図示しな
い燃料タンクから燃料を供給するための燃料供給管40が
左やや後方に向かって延出されている。一方、本体30a
の前側からはフロート室に大気圧を作用させるためのエ
アベントパイプ41が延出されている。
50は前記気化器30を吸気通路32の出入口側を開放した状
態に覆って保護するカバーで、例えば塩化ビニールやゴ
ムなどのように柔軟性を有する樹脂材から帯板状に形成
されている。実施例においては、カバー50の幅は略気化
器30の幅と等しくされ、長さは気化器30を吸気通路32の
出入口側および下側を開放した側面視逆U字状に被覆す
ることができる長さに設定されている。カバー50の略中
央部には、スロットル用パイプ35およびチョーク用パイ
プ36を挿通するための挿通孔51,52が設けられている。
これら挿通孔51,52間には両パイプの挿通を容易するた
めのスリット53が設けられている。カバー50の前側には
エアベントパイプ41を保持する保持孔55,56が設けら
れ、後側には燃料供給管40を係入させる切欠き57が設け
られている。
態に覆って保護するカバーで、例えば塩化ビニールやゴ
ムなどのように柔軟性を有する樹脂材から帯板状に形成
されている。実施例においては、カバー50の幅は略気化
器30の幅と等しくされ、長さは気化器30を吸気通路32の
出入口側および下側を開放した側面視逆U字状に被覆す
ることができる長さに設定されている。カバー50の略中
央部には、スロットル用パイプ35およびチョーク用パイ
プ36を挿通するための挿通孔51,52が設けられている。
これら挿通孔51,52間には両パイプの挿通を容易するた
めのスリット53が設けられている。カバー50の前側には
エアベントパイプ41を保持する保持孔55,56が設けら
れ、後側には燃料供給管40を係入させる切欠き57が設け
られている。
60,61はカバー50を気化器30に取付けるために両端部に
設けられた取付用孔である。これら取付用孔60,61は、
下部ケース30c下面の前部および後部に下方に向かって
突設された係止部としての柱状の係止突起62,63に対応
する部位に設けられている。係止突起62,63は取付用孔6
0,61に係入することによってカバー50の下部を気化器30
に係着する。
設けられた取付用孔である。これら取付用孔60,61は、
下部ケース30c下面の前部および後部に下方に向かって
突設された係止部としての柱状の係止突起62,63に対応
する部位に設けられている。係止突起62,63は取付用孔6
0,61に係入することによってカバー50の下部を気化器30
に係着する。
このように構成された気化器用カバーの取付構造におい
ては、まず、挿通孔51,52にスロットル用パイプ35およ
びチョーク用パイプ36を挿通させ、エアベントパイプ41
を保持孔55,56に保持させた後に前部の取付用孔60に係
止突起62を係入させ、次いで、第1図に示すようにカバ
ー50を気化器30の外面に添接させるようにしてこのカバ
ー50で気化器30を覆い、後部の取付用孔61に係止突起63
を係入させることにより、カバー50を気化器30に取付け
ることができる。
ては、まず、挿通孔51,52にスロットル用パイプ35およ
びチョーク用パイプ36を挿通させ、エアベントパイプ41
を保持孔55,56に保持させた後に前部の取付用孔60に係
止突起62を係入させ、次いで、第1図に示すようにカバ
ー50を気化器30の外面に添接させるようにしてこのカバ
ー50で気化器30を覆い、後部の取付用孔61に係止突起63
を係入させることにより、カバー50を気化器30に取付け
ることができる。
ここで、柔軟性を有する樹脂材からなるカバー50で、気
化器30を吸気通路出入口側および下側を開放した側面視
逆U字状に被覆したから、柔軟性によってカバー50を弾
性変形させ、気化器30の複雑な外観形状に沿ってコンパ
クトにフィットした形状にすることができる。したがっ
て、後輪4が跳ね上げた泥水がかかるのを防止して保護
することができる。また、カバー50の下部を気化器30に
設けた係止突起62,63に係着したから、何ら特別な部材
を必要とせずカバー自身の弾性を利用して気化器30に保
持させることができる。しかも、カバー50の弾性変形は
容易であるから、調整時には調整スクリュー等を外部に
露出させることができる。詳述すれば気化器30の後側に
配設されスロットルバルブの下方位置を規制するストッ
プスクリューや、スロー系のエアスクリューの頭部を露
出させることができる。その上、カバー50の吸気通路出
入口側の開放部分から空気が流通されるから、気化器周
囲に熱気が滞留することがない。さらに、カバー50は気
化器30に添接されてこれに保持、固定されているので、
カバー50の占有空間を可及的に狭めることができる。こ
のため、スイング式動力ユニットの気化器30をカバー50
で覆う構成を採りながらも、スイング式動力ユニットの
揺動空間が大きくなるのを防ぐことができる。
化器30を吸気通路出入口側および下側を開放した側面視
逆U字状に被覆したから、柔軟性によってカバー50を弾
性変形させ、気化器30の複雑な外観形状に沿ってコンパ
クトにフィットした形状にすることができる。したがっ
て、後輪4が跳ね上げた泥水がかかるのを防止して保護
することができる。また、カバー50の下部を気化器30に
設けた係止突起62,63に係着したから、何ら特別な部材
を必要とせずカバー自身の弾性を利用して気化器30に保
持させることができる。しかも、カバー50の弾性変形は
容易であるから、調整時には調整スクリュー等を外部に
露出させることができる。詳述すれば気化器30の後側に
配設されスロットルバルブの下方位置を規制するストッ
プスクリューや、スロー系のエアスクリューの頭部を露
出させることができる。その上、カバー50の吸気通路出
入口側の開放部分から空気が流通されるから、気化器周
囲に熱気が滞留することがない。さらに、カバー50は気
化器30に添接されてこれに保持、固定されているので、
カバー50の占有空間を可及的に狭めることができる。こ
のため、スイング式動力ユニットの気化器30をカバー50
で覆う構成を採りながらも、スイング式動力ユニットの
揺動空間が大きくなるのを防ぐことができる。
実施例においては、エアベントパイプ41をカバー50を利
用して保持しているので、パイプ保持部材を削減できる
利点もある。
用して保持しているので、パイプ保持部材を削減できる
利点もある。
なお、上記実施例においては、カバー50で側面視逆U字
状に被覆した例について説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、気化器30の係止突起を一個と
し、この一個の係止突起にカバー50の両端を係着した側
面視環状としてもよい。係止部としても柱状の突起に限
定されず、例えばフック状とするなど種々変更すること
ができる。
状に被覆した例について説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、気化器30の係止突起を一個と
し、この一個の係止突起にカバー50の両端を係着した側
面視環状としてもよい。係止部としても柱状の突起に限
定されず、例えばフック状とするなど種々変更すること
ができる。
以上説明したように本発明によれば、エンジンとこのエ
ンジンの一側から後方へ延びて後端部で後輪を回転自在
に支持する伝動ケースとからなるスイング式動力ユニッ
トを有する自動二輪車において、気化器を、後輪の前方
にその吸気通路を車体左右方向へ向けて配置するととも
に、この気化器に柔軟性を有する樹脂材によって帯板状
に形成された一枚のカバーを添接させることによりこの
カバーで吸気通路出入口側を開放した状態にこの気化器
の上面から側面下部に至るまでを被覆し、このカバー
を、その両端部を気化器の下部に設けた係止部に係着さ
せることによって気化器に支持させたため、カバーをそ
の柔軟性によって気化器の形状に弾性変形させることが
できる。したがって、簡単な形状のカバーであっても、
複雑な外観形状の気化器を被覆して泥水等から保護する
ことができる。
ンジンの一側から後方へ延びて後端部で後輪を回転自在
に支持する伝動ケースとからなるスイング式動力ユニッ
トを有する自動二輪車において、気化器を、後輪の前方
にその吸気通路を車体左右方向へ向けて配置するととも
に、この気化器に柔軟性を有する樹脂材によって帯板状
に形成された一枚のカバーを添接させることによりこの
カバーで吸気通路出入口側を開放した状態にこの気化器
の上面から側面下部に至るまでを被覆し、このカバー
を、その両端部を気化器の下部に設けた係止部に係着さ
せることによって気化器に支持させたため、カバーをそ
の柔軟性によって気化器の形状に弾性変形させることが
できる。したがって、簡単な形状のカバーであっても、
複雑な外観形状の気化器を被覆して泥水等から保護する
ことができる。
また、エンジンと伝動ケースからなるスイング式動力ユ
ニットの気化器に柔軟性を有する帯板状のカバーを添接
させたため、カバーを気化器にコンパクトにフィットさ
せることができるから、その占有空間をを可及的に狭め
ることができる。このため、スイング式動力ユニットの
気化器をカバーで覆う構成を採りながらも、スイング式
動力ユニットが上下に揺動するための空間が大きくなる
のを防ぐことができる。
ニットの気化器に柔軟性を有する帯板状のカバーを添接
させたため、カバーを気化器にコンパクトにフィットさ
せることができるから、その占有空間をを可及的に狭め
ることができる。このため、スイング式動力ユニットの
気化器をカバーで覆う構成を採りながらも、スイング式
動力ユニットが上下に揺動するための空間が大きくなる
のを防ぐことができる。
さらに、気化器を、カバーで吸気通路出入口側を開放し
た状態に被覆したので、カバーの吸気通路出入口側の開
放部分から空気が流通されるから、気化器周囲に熱気が
滞留することがない。その上、気化器を、後輪の前方に
その吸気通路を車体左右方向へ向けて配置したから、丁
度カバーで覆われる気化器側面が後輪と対面することに
なるので、上述したように吸気通路出入口側を開放させ
たとしても、後輪によって跳ね上げられた泥水が気化器
にかかるのを確実に防ぐことができる。すなわち、エン
ジン、後輪等の各構成部品の配置に適合する最小限の構
成で済む。
た状態に被覆したので、カバーの吸気通路出入口側の開
放部分から空気が流通されるから、気化器周囲に熱気が
滞留することがない。その上、気化器を、後輪の前方に
その吸気通路を車体左右方向へ向けて配置したから、丁
度カバーで覆われる気化器側面が後輪と対面することに
なるので、上述したように吸気通路出入口側を開放させ
たとしても、後輪によって跳ね上げられた泥水が気化器
にかかるのを確実に防ぐことができる。すなわち、エン
ジン、後輪等の各構成部品の配置に適合する最小限の構
成で済む。
さらにまた、カバーを気化器に添接させ、その下部を気
化器に設けた係止部に係着させることによって気化器に
支持させたため、カバーは気化器に支えられてこれに対
して移動できない状態に保持されるとともに、特別な固
定部材を何等使用することなく気化器から外れないよう
に固定されることになる。すなわち、カバーの保護およ
び固定を気化器自体で行うことができるため、カバーの
支持をきわめて少ない構成物で簡単に行うことができ
る。この結果、カバーの着脱が簡単でメンテナンス作業
が容易になる。しかも、カバーを弾性変形させることに
より、調整時には調整スクリュー等を外部に露出させる
ことができるから、調整作業も容易に行える。
化器に設けた係止部に係着させることによって気化器に
支持させたため、カバーは気化器に支えられてこれに対
して移動できない状態に保持されるとともに、特別な固
定部材を何等使用することなく気化器から外れないよう
に固定されることになる。すなわち、カバーの保護およ
び固定を気化器自体で行うことができるため、カバーの
支持をきわめて少ない構成物で簡単に行うことができ
る。この結果、カバーの着脱が簡単でメンテナンス作業
が容易になる。しかも、カバーを弾性変形させることに
より、調整時には調整スクリュー等を外部に露出させる
ことができるから、調整作業も容易に行える。
第1図は本発明に係る気化器用カバーの取付構造が実施
された気化器を示す側面図、第2図はこの気化器が備え
られた自動二輪車の一部を示す側面図、第3図は同じく
平面図、第4図は気化器用カバーを示す平面図である。 10……シリンダ、20……エアクリーナ、30……気化器、
50……カバー、60,61……取付用孔、62,63……係止突
起。
された気化器を示す側面図、第2図はこの気化器が備え
られた自動二輪車の一部を示す側面図、第3図は同じく
平面図、第4図は気化器用カバーを示す平面図である。 10……シリンダ、20……エアクリーナ、30……気化器、
50……カバー、60,61……取付用孔、62,63……係止突
起。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンとこのエンジンの一側から後方へ
延びて後端部で後輪を回転自在に支持する伝動ケースと
からなるスイング式動力ユニットを有する自動二輪車に
おいて、気化器を、後輪の前方にその吸気通路を車体左
右方向へ向けて配置するとともに、この気化器に柔軟性
を有する樹脂材によって帯板状に形成された一枚のカバ
ーを添接させることによりこのカバーで吸気通路出入口
側を開放した状態にこの気化器の上面から側面下部に至
るまでを被覆し、このカバーを、その両端部を気化器の
下部に設けた係止部に係着させることによって気化器に
支持させたことを特徴とする自動二輪車における気化器
用カバーの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61019598A JPH0768931B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 自動二輪車における気化器用カバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61019598A JPH0768931B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 自動二輪車における気化器用カバーの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62178763A JPS62178763A (ja) | 1987-08-05 |
| JPH0768931B2 true JPH0768931B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=12003664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61019598A Expired - Lifetime JPH0768931B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 自動二輪車における気化器用カバーの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768931B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0752362Y2 (ja) * | 1989-01-21 | 1995-11-29 | 本田技研工業株式会社 | 気化器カバー |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55140728U (ja) * | 1979-03-29 | 1980-10-07 | ||
| JPS5641144U (ja) * | 1979-09-07 | 1981-04-16 |
-
1986
- 1986-01-31 JP JP61019598A patent/JPH0768931B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62178763A (ja) | 1987-08-05 |
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