JPH0768960A - プリンター用転写材 - Google Patents
プリンター用転写材Info
- Publication number
- JPH0768960A JPH0768960A JP6165286A JP16528694A JPH0768960A JP H0768960 A JPH0768960 A JP H0768960A JP 6165286 A JP6165286 A JP 6165286A JP 16528694 A JP16528694 A JP 16528694A JP H0768960 A JPH0768960 A JP H0768960A
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- JP
- Japan
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- film
- polyester film
- transfer
- printer
- transfer material
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Abstract
(57)【要約】
【構成】厚さが1〜15μm、縦方向のF5値が10.
2〜16kg/mm2 、横方向の屈折率が1.650〜
1.675、かつ、少なくとも片面が粗面で該粗面の中
心線平均粗さが0.02〜1μm、粗面の最大高さが
0.2〜10μmである二軸配向ポリエステルフィルム
の片面に転写インキ層を設けてなることを特徴とするプ
リンター用転写材。 【効果】特定のポリエステルフィルムに、転写インキ層
を設けたので、インパクト用に用いれば印字による縦裂
けがなく、打たれ残りなどの塑性歪も小さく、耐久性が
優れているという効果を得ることができたものである。
また、サーマルプリンターのインクフィルムとして用い
れば、通常のポリエステルフィルムより薄肉化が可能で
あり、かつ強力化ポリエステルフィルムを用いたものよ
り熱による収縮が小さいという効果を得ることができ
る。
2〜16kg/mm2 、横方向の屈折率が1.650〜
1.675、かつ、少なくとも片面が粗面で該粗面の中
心線平均粗さが0.02〜1μm、粗面の最大高さが
0.2〜10μmである二軸配向ポリエステルフィルム
の片面に転写インキ層を設けてなることを特徴とするプ
リンター用転写材。 【効果】特定のポリエステルフィルムに、転写インキ層
を設けたので、インパクト用に用いれば印字による縦裂
けがなく、打たれ残りなどの塑性歪も小さく、耐久性が
優れているという効果を得ることができたものである。
また、サーマルプリンターのインクフィルムとして用い
れば、通常のポリエステルフィルムより薄肉化が可能で
あり、かつ強力化ポリエステルフィルムを用いたものよ
り熱による収縮が小さいという効果を得ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンター用転写材、
さらに詳しくはタイプライターやサーマルプリンターに
用いられる寸法安定性、耐久性に優れたインキ転写材に
関するものである。
さらに詳しくはタイプライターやサーマルプリンターに
用いられる寸法安定性、耐久性に優れたインキ転写材に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンター用転写材のベースには、ポリ
エステルフィルムが、高い結晶性、高い融点、耐熱性、
耐薬品性、強度、弾性率等の優れた性質を有することか
ら利用されている。
エステルフィルムが、高い結晶性、高い融点、耐熱性、
耐薬品性、強度、弾性率等の優れた性質を有することか
ら利用されている。
【0003】そして、この転写材は、タイプライターや
プリンターのドットインパクト方式では、転写リボンに
かかる張力や印字圧力に耐え、反復使用できる耐久性
が、また、感熱転写方式では、ベースフィルムは極限ま
で薄いものが追求されるので高強度である上に、熱によ
る収縮などの変形も小さいことがそれぞれ要求されてい
る。
プリンターのドットインパクト方式では、転写リボンに
かかる張力や印字圧力に耐え、反復使用できる耐久性
が、また、感熱転写方式では、ベースフィルムは極限ま
で薄いものが追求されるので高強度である上に、熱によ
る収縮などの変形も小さいことがそれぞれ要求されてい
る。
【0004】
【発明が解消しようとする課題】しかしながら、ベース
フィルムとして通常の二軸配向ポリエステルフィルムを
用いた転写材は、転写時においてフィルムの伸びや、印
字部の打たれ残りによるフィルムの塑性歪がおこりやす
く、張力や印字圧力の高い転写リボン用としては不満足
であった。
フィルムとして通常の二軸配向ポリエステルフィルムを
用いた転写材は、転写時においてフィルムの伸びや、印
字部の打たれ残りによるフィルムの塑性歪がおこりやす
く、張力や印字圧力の高い転写リボン用としては不満足
であった。
【0005】一方、ベースフィルムとして、縦方向のF
5値が16kg/mm2 を超える通常の強力化ポリエス
テルフィルムを使用した場合は、転写時において、フィ
ルムの縦裂けがおこりやすく、また感熱転写用では熱収
縮が大きすぎることにより、転写用としての使用に耐え
られない等の欠点があった。
5値が16kg/mm2 を超える通常の強力化ポリエス
テルフィルムを使用した場合は、転写時において、フィ
ルムの縦裂けがおこりやすく、また感熱転写用では熱収
縮が大きすぎることにより、転写用としての使用に耐え
られない等の欠点があった。
【0006】本発明は、上記欠点のないもの、すなわち
寸法安定性および耐久性に優れたプリンター用転写材を
提供せんとするものである。
寸法安定性および耐久性に優れたプリンター用転写材を
提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、厚さが1〜1
5μm、縦方向のF5値が10.2〜16kg/m
m2 、横方向の屈折率が1.650〜1.675、か
つ、少なくとも片面が粗面で該粗面の中心線平均粗さが
0.02〜1μm、粗面の最大高さが0.2〜10μm
である二軸配向ポリエステルフィルムの片面に転写イン
キ層を設けてなることを特徴とするプリンター用転写材
である。
5μm、縦方向のF5値が10.2〜16kg/m
m2 、横方向の屈折率が1.650〜1.675、か
つ、少なくとも片面が粗面で該粗面の中心線平均粗さが
0.02〜1μm、粗面の最大高さが0.2〜10μm
である二軸配向ポリエステルフィルムの片面に転写イン
キ層を設けてなることを特徴とするプリンター用転写材
である。
【0008】本発明にいうポリエステルとは、周知のポ
リエステルであり、好ましくは、ポリエチレンテレフタ
レート、エチレンテレフタレート単位を主たる繰返し構
成単位とする共重合ポリエステル、もしくは、かかるポ
リエステルが主成分であるようなポリマーブレンドより
なる群から選ばれたポリマーである。なお、共重合ポリ
エステルは、ポリエステルの酸成分の80モル%以上を
テレフタル酸成分が占め、グリコール成分の80モル%
以上をエチレングリコール成分が占めるものが好まし
く、ポリマーブレンドは、前記ポリエステルが80重量
%以上を占め、他の重合体が20重量%以下であるもの
が好ましい。また、本発明に用いられるポリエステルに
は、必要に応じて安定剤、着色剤、酸化防止剤、滑剤、
その他添加剤等を含有してもよい。
リエステルであり、好ましくは、ポリエチレンテレフタ
レート、エチレンテレフタレート単位を主たる繰返し構
成単位とする共重合ポリエステル、もしくは、かかるポ
リエステルが主成分であるようなポリマーブレンドより
なる群から選ばれたポリマーである。なお、共重合ポリ
エステルは、ポリエステルの酸成分の80モル%以上を
テレフタル酸成分が占め、グリコール成分の80モル%
以上をエチレングリコール成分が占めるものが好まし
く、ポリマーブレンドは、前記ポリエステルが80重量
%以上を占め、他の重合体が20重量%以下であるもの
が好ましい。また、本発明に用いられるポリエステルに
は、必要に応じて安定剤、着色剤、酸化防止剤、滑剤、
その他添加剤等を含有してもよい。
【0009】本発明で用いるポリエステルフィルムは、
前記ポリエステルからなる組成物を二軸配向したもので
あり、該フィルムの縦方向のF5値が10.2〜16k
g/mm2 、好ましくは11.5〜15kg/mm2 の
ものである。F5値が10.2g/mm2 未満であると
伸びやすく弾性回復しにくいので印字部の塑性歪による
ガサ巻きがおこり好ましくない。また、16kg/mm
2 を超えると、剛性が強く、印字の圧力によってフィル
ムが裂けやすくなるので好ましくない。
前記ポリエステルからなる組成物を二軸配向したもので
あり、該フィルムの縦方向のF5値が10.2〜16k
g/mm2 、好ましくは11.5〜15kg/mm2 の
ものである。F5値が10.2g/mm2 未満であると
伸びやすく弾性回復しにくいので印字部の塑性歪による
ガサ巻きがおこり好ましくない。また、16kg/mm
2 を超えると、剛性が強く、印字の圧力によってフィル
ムが裂けやすくなるので好ましくない。
【0010】また、フィルムの屈折率は、フィルムの縦
方向の屈折率が1.650未満であり、横方向の屈折率
が1.650〜1.675、好ましくは1.655〜
1.670であることが必要である。横方向の屈折率が
1.650未満の場合は印字圧力によってフィルムが伸
び、1.675を超える場合は印字圧力によってフィル
ムが裂けやすくなる。
方向の屈折率が1.650未満であり、横方向の屈折率
が1.650〜1.675、好ましくは1.655〜
1.670であることが必要である。横方向の屈折率が
1.650未満の場合は印字圧力によってフィルムが伸
び、1.675を超える場合は印字圧力によってフィル
ムが裂けやすくなる。
【0011】また、本発明のポリエステルフィルムの厚
さは1〜15μm、好ましくは2〜10μmであること
が必要である。上記範囲よりも厚いと熱伝達に時間がか
かり、高速記録に好適ではない。逆に上記範囲よりも薄
いと強度が低く、加工適正に劣り好ましくない。
さは1〜15μm、好ましくは2〜10μmであること
が必要である。上記範囲よりも厚いと熱伝達に時間がか
かり、高速記録に好適ではない。逆に上記範囲よりも薄
いと強度が低く、加工適正に劣り好ましくない。
【0012】本発明のポリエステルフィルムは、少なく
とも片面が粗面であり、その面の粗さは、中心線平均粗
さが0.02〜1μm、好ましくは0.04〜0.8μ
mで、かつ最大高さが0.2〜10μm、好ましくは
0.4〜8μmである。上記範囲より小さいと滑り性が
悪くなり、フィルムにしわが入ったり、加工時のトラブ
ル、さらにはサーマルヘッド部のステッキングが発生し
たりして好ましくない。上記範囲を超えると画質の鮮明
さに欠け、感度の低下をもたらしたり、サーマルヘッド
の摩耗の原因となり、実用上問題となる。上記の粗さ
は、フィルム中に無機粒子、有機粒子等の添加、粗面化
フィルムの複合、溶融押出し後のフィルムの結晶化促
進、サンドマット法、薬品処理法、コーティングマット
など一般に知られている方法を適宜適用して得られる。
特に粗面の形成には、平均粒径0.02〜20μmの無
機粒子を0.05〜5重量%添加させるのが好ましい。
とも片面が粗面であり、その面の粗さは、中心線平均粗
さが0.02〜1μm、好ましくは0.04〜0.8μ
mで、かつ最大高さが0.2〜10μm、好ましくは
0.4〜8μmである。上記範囲より小さいと滑り性が
悪くなり、フィルムにしわが入ったり、加工時のトラブ
ル、さらにはサーマルヘッド部のステッキングが発生し
たりして好ましくない。上記範囲を超えると画質の鮮明
さに欠け、感度の低下をもたらしたり、サーマルヘッド
の摩耗の原因となり、実用上問題となる。上記の粗さ
は、フィルム中に無機粒子、有機粒子等の添加、粗面化
フィルムの複合、溶融押出し後のフィルムの結晶化促
進、サンドマット法、薬品処理法、コーティングマット
など一般に知られている方法を適宜適用して得られる。
特に粗面の形成には、平均粒径0.02〜20μmの無
機粒子を0.05〜5重量%添加させるのが好ましい。
【0013】次に、本発明の転写材の製造方法について
説明する。
説明する。
【0014】まず、ポリエステルを溶融し、スリツト状
のダイからシート状に押出し、キヤステングドラムで冷
却固化して未延伸シートを形成し、そのシートを多段階
の高倍率縦延伸、すなわち、1ないし2以上の複数の区
間で80〜130℃に加熱し、それぞれロール間の周速
差により合計倍率が3.0〜7.0倍になるように延伸
したのち、90〜120℃、3.0〜4.0倍で横延伸
し、次いで200〜230℃にて熱処理を行ない二軸配
向ポリエステルフィルムを得る。また、上記の横延伸の
次に、延伸温度95〜110℃、延伸倍率1.05倍以
下の再縦延伸を行ない、熱処理を施して二軸配向ポリエ
ステルフィルムを得ることもできる。
のダイからシート状に押出し、キヤステングドラムで冷
却固化して未延伸シートを形成し、そのシートを多段階
の高倍率縦延伸、すなわち、1ないし2以上の複数の区
間で80〜130℃に加熱し、それぞれロール間の周速
差により合計倍率が3.0〜7.0倍になるように延伸
したのち、90〜120℃、3.0〜4.0倍で横延伸
し、次いで200〜230℃にて熱処理を行ない二軸配
向ポリエステルフィルムを得る。また、上記の横延伸の
次に、延伸温度95〜110℃、延伸倍率1.05倍以
下の再縦延伸を行ない、熱処理を施して二軸配向ポリエ
ステルフィルムを得ることもできる。
【0015】また、特公昭34−5887号公報に記さ
れた縦―横―縦3段延伸法、特公昭37−1558号公
報に記された横―縦延伸法で製造される縦方向の配向度
を高めたいわゆる強力化ポリエステルフィルムは、縦方
向のF5値が16g/mm2超え、横方向の屈折率が
1.650未満でかつ複屈折が0.02を超えるので好
ましくない。
れた縦―横―縦3段延伸法、特公昭37−1558号公
報に記された横―縦延伸法で製造される縦方向の配向度
を高めたいわゆる強力化ポリエステルフィルムは、縦方
向のF5値が16g/mm2超え、横方向の屈折率が
1.650未満でかつ複屈折が0.02を超えるので好
ましくない。
【0016】次に、上記のようにして得られた本発明の
二軸配向ポリエステルフィルムに、転写インキ層を形成
する。なお、二軸配向ポリエステルフィルムには、必要
に応じてコロナ放電処理やアンダーコートなどの前処理
を行なってもよい。
二軸配向ポリエステルフィルムに、転写インキ層を形成
する。なお、二軸配向ポリエステルフィルムには、必要
に応じてコロナ放電処理やアンダーコートなどの前処理
を行なってもよい。
【0017】本発明の転写インキは、特に限定されるも
のではなく、周知のものを用いることができる。具体的
には、バインダ成分、着色成分などを主成分とし、必要
に応じ、柔軟剤、可撓剤、融点調節剤、平滑化剤、分散
剤などを添加剤成分として構成される。要するに周知の
材料を適宜選定組合せて構成されるのである。
のではなく、周知のものを用いることができる。具体的
には、バインダ成分、着色成分などを主成分とし、必要
に応じ、柔軟剤、可撓剤、融点調節剤、平滑化剤、分散
剤などを添加剤成分として構成される。要するに周知の
材料を適宜選定組合せて構成されるのである。
【0018】上記主成分の具体例としては、バインダー
成分としては、パラフィンワックス、カルナウバワック
ス、エステルワックスなど周知のワックス類や低融点の
各種高分子類が有用であり、着色剤成分としては、カー
ボンブラックや各種の有機、無機顔料ないしは染料が有
用である。また、インキには、昇華型のものも含まれ
る。
成分としては、パラフィンワックス、カルナウバワック
ス、エステルワックスなど周知のワックス類や低融点の
各種高分子類が有用であり、着色剤成分としては、カー
ボンブラックや各種の有機、無機顔料ないしは染料が有
用である。また、インキには、昇華型のものも含まれ
る。
【0019】転写インキ層を本発明のフィルムの片面に
設ける方法としては、周知の方法、例えばホットメルト
塗工、溶剤を添加した状態でグラビア、リバース、スリ
ットダイ方式などの溶液塗工方法などを用いることがで
きる。
設ける方法としては、周知の方法、例えばホットメルト
塗工、溶剤を添加した状態でグラビア、リバース、スリ
ットダイ方式などの溶液塗工方法などを用いることがで
きる。
【0020】なお、転写材が感熱転写用として用いられ
る場合は、サーマルヘッド部のスティッキングを防ぐた
め、フィルムの転写インキ層の設けてない側に融着防止
層を設けてもよい。
る場合は、サーマルヘッド部のスティッキングを防ぐた
め、フィルムの転写インキ層の設けてない側に融着防止
層を設けてもよい。
【0021】
【特性の測定方法、評価基準】以下に、本発明で規定す
る特性値の測定法を説明する。
る特性値の測定法を説明する。
【0022】(1)F―5値 ASTM―D―882による“テンシロン”型引張試験
機に試巾10mm試長100mmとなるようにセット
し、引張速度200mm/min、温度20℃湿度65
%RHの条件でフィルムの5%伸長の対応する強度を測
定した。
機に試巾10mm試長100mmとなるようにセット
し、引張速度200mm/min、温度20℃湿度65
%RHの条件でフィルムの5%伸長の対応する強度を測
定した。
【0023】(2)屈折率 Abbe屈折率計に検光子を取付け、NaD線を用い
て、常温、常湿下(20±2℃、65%RH)で縦、横
二方向の屈折率を測定した(測定原理は、ジャーナル・
オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス 第8巻 2
717頁(1964)に記載されている)。
て、常温、常湿下(20±2℃、65%RH)で縦、横
二方向の屈折率を測定した(測定原理は、ジャーナル・
オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス 第8巻 2
717頁(1964)に記載されている)。
【0024】(3)表面粗さ JIS−B―0601によった。
【0025】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明実施態様を説
明する。ただし、「部」は重量部をあらわす。
明する。ただし、「部」は重量部をあらわす。
【0026】実施例1、比較例1 35℃のo―クロロフェノール溶融で測定した固有粘度
0.61、炭酸カルシウム0.2重量%含有のポリエチ
レンテレフタレートを、押出機とTダイでシート状に溶
融押出し、水冷ドラムに密着させて冷却固化し、厚さ1
20μmの非晶質シートを得た。
0.61、炭酸カルシウム0.2重量%含有のポリエチ
レンテレフタレートを、押出機とTダイでシート状に溶
融押出し、水冷ドラムに密着させて冷却固化し、厚さ1
20μmの非晶質シートを得た。
【0027】このシートを余熱ロール群で110℃に加
熱し、2組のニップロール間で2.0倍に延伸したの
ち、冷却ロールで約60℃に冷却し、次いで上記と同様
のロール装置により再び90℃に加熱して3.0倍の縦
延伸を行なって約40℃に冷却した。縦方向の合計延伸
比は2.0×3.0=6.0倍である。このフィルムを
テンターオーブン装置によって95℃で横方向に3.4
倍延伸し、次いで220℃で熱処理して冷却して巻取り
2段階縦延伸ポリエステルフィルムを得た(フィルム
A)。
熱し、2組のニップロール間で2.0倍に延伸したの
ち、冷却ロールで約60℃に冷却し、次いで上記と同様
のロール装置により再び90℃に加熱して3.0倍の縦
延伸を行なって約40℃に冷却した。縦方向の合計延伸
比は2.0×3.0=6.0倍である。このフィルムを
テンターオーブン装置によって95℃で横方向に3.4
倍延伸し、次いで220℃で熱処理して冷却して巻取り
2段階縦延伸ポリエステルフィルムを得た(フィルム
A)。
【0028】また、比較のため、90℃に加熱して2.
75倍で縦延伸した後、100℃、3.4倍で横延伸
し、130℃、2.0倍で再縦延伸し、次いで215℃
で熱処理し強力化ポリエステルフィルムを得た(フィル
ムB)。
75倍で縦延伸した後、100℃、3.4倍で横延伸
し、130℃、2.0倍で再縦延伸し、次いで215℃
で熱処理し強力化ポリエステルフィルムを得た(フィル
ムB)。
【0029】上記の各フィルム特性を測定し、その結果
を表1に示した。
を表1に示した。
【0030】
【表1】 次に、上記フィルムAおよびフィルムBの表面に、イン
パクト転写インキ層として、メチルメタアクリレートと
ブチルアクリレート共重合体からなる2μmの層を設け
たのち、 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(87%/13%):
10部 ラノリン:6部 植物油:4部 カーボンブラック:5部 トルエン:25部 メチルエチルケトン:50部 からなる層を、固形分厚みが10μmになるように塗布
して乾燥した。
パクト転写インキ層として、メチルメタアクリレートと
ブチルアクリレート共重合体からなる2μmの層を設け
たのち、 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(87%/13%):
10部 ラノリン:6部 植物油:4部 カーボンブラック:5部 トルエン:25部 メチルエチルケトン:50部 からなる層を、固形分厚みが10μmになるように塗布
して乾燥した。
【0031】また、これらフィルムAおよびフィルムB
の表面に感熱転写のインキ層として、 カルナウバワックス:30部 エステルワックス:35部 カーボンブラック:12部 ポリテトラヒドロフラン:10部 シリコーンオイル:3部 からなる転写インキ層を、加熱ロールによるホットメル
トコーティング法により厚み5μmとなるように塗布し
て転写材を得た。なお、転写インキを塗布したフィルム
A、Bはそれぞれ実施例1、比較例1である。
の表面に感熱転写のインキ層として、 カルナウバワックス:30部 エステルワックス:35部 カーボンブラック:12部 ポリテトラヒドロフラン:10部 シリコーンオイル:3部 からなる転写インキ層を、加熱ロールによるホットメル
トコーティング法により厚み5μmとなるように塗布し
て転写材を得た。なお、転写インキを塗布したフィルム
A、Bはそれぞれ実施例1、比較例1である。
【0032】得られた各転写材を用いてドットインパク
ト型および感熱転写型プリンターでプリントテストを行
なった。
ト型および感熱転写型プリンターでプリントテストを行
なった。
【0033】本発明の基材とした転写材、すなわち、実
施例1は非常に良好な画質が得られた。
施例1は非常に良好な画質が得られた。
【0034】一方基材Bの比較例1の場合はドットイン
パクト時縦裂けがおこり、また乾熱転写時熱収縮のため
転写材が変形し走行できなかった。
パクト時縦裂けがおこり、また乾熱転写時熱収縮のため
転写材が変形し走行できなかった。
【0035】比較例2 実施例1と同様にして得られた厚さ8μmの二軸配向フ
ィルムの片面を、サンドマット加工により粗面化し、反
対面に実施例1と同じ転写インキ層を形成し転写材を得
た。マット面の中心線平均粗さは、1.1μm、最大高
さは12.5μmであった。該フィルムを感熱転写型プ
リンターで印字したところ、感度が低く、不鮮明な画質
となった。
ィルムの片面を、サンドマット加工により粗面化し、反
対面に実施例1と同じ転写インキ層を形成し転写材を得
た。マット面の中心線平均粗さは、1.1μm、最大高
さは12.5μmであった。該フィルムを感熱転写型プ
リンターで印字したところ、感度が低く、不鮮明な画質
となった。
【0036】
【発明の効果】本発明は、特定のポリエステルフィルム
に、転写インキ層を設けたので、インパクト用に用いれ
ば印字による縦裂けがなく、打たれ残りなどの塑性歪も
小さく、耐久性が優れているという効果を得ることがで
きたものである。
に、転写インキ層を設けたので、インパクト用に用いれ
ば印字による縦裂けがなく、打たれ残りなどの塑性歪も
小さく、耐久性が優れているという効果を得ることがで
きたものである。
【0037】また、サーマルプリンターのインクフィル
ムとして用いれば、通常のポリエステルフィルムより薄
肉化が可能であり、かつ強力化ポリエステルフィルムを
用いたものより熱による収縮が小さいという効果を得る
ことができる。
ムとして用いれば、通常のポリエステルフィルムより薄
肉化が可能であり、かつ強力化ポリエステルフィルムを
用いたものより熱による収縮が小さいという効果を得る
ことができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 厚さが1〜15μm、縦方向のF5値が
10.2〜16kg/mm2 、横方向の屈折率が1.6
50〜1.675、かつ、少なくとも片面が粗面で該粗
面の中心線平均粗さが0.02〜1μm、粗面の最大高
さが0.2〜10μmである二軸配向ポリエステルフィ
ルムの片面に転写インキ層を設けてなることを特徴とす
るプリンター用転写材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6165286A JP2955187B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | プリンター用転写材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6165286A JP2955187B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | プリンター用転写材の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5112934A Division JPH0725229B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | プリンター用転写材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0768960A true JPH0768960A (ja) | 1995-03-14 |
| JP2955187B2 JP2955187B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=15809446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6165286A Expired - Lifetime JP2955187B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | プリンター用転写材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2955187B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008100386A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Mitsubishi Polyester Film Copp | 昇華型感熱転写リボン用ポリエステルフィルム |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60217194A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-10-30 | Toray Ind Inc | プリンタ−用転写材 |
| JPH068656A (ja) * | 1993-05-14 | 1994-01-18 | Toray Ind Inc | プリンター用転写材 |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP6165286A patent/JP2955187B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60217194A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-10-30 | Toray Ind Inc | プリンタ−用転写材 |
| JPH068656A (ja) * | 1993-05-14 | 1994-01-18 | Toray Ind Inc | プリンター用転写材 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008100386A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Mitsubishi Polyester Film Copp | 昇華型感熱転写リボン用ポリエステルフィルム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2955187B2 (ja) | 1999-10-04 |
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