JPH07692Y2 - 内燃エンジンの蒸発燃料処理装置の故障診断装置 - Google Patents
内燃エンジンの蒸発燃料処理装置の故障診断装置Info
- Publication number
- JPH07692Y2 JPH07692Y2 JP9877489U JP9877489U JPH07692Y2 JP H07692 Y2 JPH07692 Y2 JP H07692Y2 JP 9877489 U JP9877489 U JP 9877489U JP 9877489 U JP9877489 U JP 9877489U JP H07692 Y2 JPH07692 Y2 JP H07692Y2
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- Japan
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- fuel
- evaporated fuel
- failure diagnosis
- sensor
- failure
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、内燃エンジンの蒸発燃料処理装置の故障診断
装置に関し、特にエンジンの排気系に設けられた空燃比
センサの出力信号に応じた制御値に基づいて故障診断を
行う蒸発燃料処理装置の故障診断装置に関する。
装置に関し、特にエンジンの排気系に設けられた空燃比
センサの出力信号に応じた制御値に基づいて故障診断を
行う蒸発燃料処理装置の故障診断装置に関する。
(従来の技術) 燃料タンクの蒸発燃料を吸着貯蔵し、エンジンの吸気系
にパージするキャニスタを有する蒸発燃料処理装置と、
エンジンの排気系に設けた空燃比センサの出力信号に応
じてエンジンに供給する混合気の空燃比をフィードバッ
ク制御する空燃比フィードバック制御装置とを用いて蒸
発燃料及びエンジンの排気ガスによる大気汚染を防止す
ることは従来より知られている(例えば特開昭51−1101
30号公報)。
にパージするキャニスタを有する蒸発燃料処理装置と、
エンジンの排気系に設けた空燃比センサの出力信号に応
じてエンジンに供給する混合気の空燃比をフィードバッ
ク制御する空燃比フィードバック制御装置とを用いて蒸
発燃料及びエンジンの排気ガスによる大気汚染を防止す
ることは従来より知られている(例えば特開昭51−1101
30号公報)。
上述のような蒸発燃料処理装置及び空燃比フィードバッ
ク制御装置を備えたエンジンにおいて、本願出願人は蒸
発燃料のパージを停止しているときの空燃比センサの出
力信号に基づいて空燃比センサ系の異常を検出する手法
を既に提案している(特開平1−117961号公報)。
ク制御装置を備えたエンジンにおいて、本願出願人は蒸
発燃料のパージを停止しているときの空燃比センサの出
力信号に基づいて空燃比センサ系の異常を検出する手法
を既に提案している(特開平1−117961号公報)。
一方、蒸発燃料処理装置の故障検知手法として、蒸発燃
料のパージを開始したときの空燃比センサ出力に応じた
フィードバック制御値の変化に基づいて行うものが提案
されている。この手法は、パージ開始時に正常に蒸発燃
料が吸気系に供給されれば、上記フィードバック制御値
は空燃比をリーン方向へ制御するように変化するが、故
障が発生して蒸発燃料が吸気系に供給されなければ、前
記フィードバック制御値は変化しないことに着目したも
のである。
料のパージを開始したときの空燃比センサ出力に応じた
フィードバック制御値の変化に基づいて行うものが提案
されている。この手法は、パージ開始時に正常に蒸発燃
料が吸気系に供給されれば、上記フィードバック制御値
は空燃比をリーン方向へ制御するように変化するが、故
障が発生して蒸発燃料が吸気系に供給されなければ、前
記フィードバック制御値は変化しないことに着目したも
のである。
(考案が解決しようとする課題) 上述の蒸発燃料処理装置の故障検知手法によれば、実際
にキャニスタ内に蒸発燃料が吸着貯蔵されていない場
合、例えば減速が長期にわたるとき、あるいは外気温が
低く燃料タンクで燃料蒸気が発生しないとき等におい
て、当該装置が正常であるにもかかわらず故障している
と誤検知するおそれがある。
にキャニスタ内に蒸発燃料が吸着貯蔵されていない場
合、例えば減速が長期にわたるとき、あるいは外気温が
低く燃料タンクで燃料蒸気が発生しないとき等におい
て、当該装置が正常であるにもかかわらず故障している
と誤検知するおそれがある。
本考案はこの点に着目してなされたものであり、蒸発燃
料処理装置の故障をより正確に診断することができる故
障診断装置を提供することを目的とする。
料処理装置の故障をより正確に診断することができる故
障診断装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、内燃エンジンの吸気
通路内に蒸発燃料をパージする蒸発燃料吸着装置を有す
る蒸発燃料処理装置に故障診断装置であって、前記蒸発
燃料吸着装置がパージを開始したときに前記エンジンの
排気系に設けられた空燃比センサの出力信号に応じた制
御値に基づいて前記蒸発燃料吸着装置の故障を診断する
蒸発燃料処理装置の故障診断装置において、前記パージ
量を検出するパージ量検出手段と、前記パージ量が所定
値以上のとき、前記故障診断を行う故障診断条件判別手
段とを設けるようにしたものである。
通路内に蒸発燃料をパージする蒸発燃料吸着装置を有す
る蒸発燃料処理装置に故障診断装置であって、前記蒸発
燃料吸着装置がパージを開始したときに前記エンジンの
排気系に設けられた空燃比センサの出力信号に応じた制
御値に基づいて前記蒸発燃料吸着装置の故障を診断する
蒸発燃料処理装置の故障診断装置において、前記パージ
量を検出するパージ量検出手段と、前記パージ量が所定
値以上のとき、前記故障診断を行う故障診断条件判別手
段とを設けるようにしたものである。
(作用) パージ量が所定値以上のとき故障診断が行われる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は本考案に係る内燃エンジンの蒸発燃料処理装置
及びその故障診断装置を含む燃料供給制御装置の全体構
成を示すブロック図である。符号1は例えば4気筒の内
燃エンジンを示し、エンジン1には吸気管2が接続さ
れ、吸気管2の途中にはスロットル弁3が設けられてい
る。スロットル弁3にはその弁開度θTHを検出し、電気
的な信号を出力するスロットル弁開度(θTH)センサ4
が接続されており、検出された弁開度θTHは以下で説明
するように燃料供給制御、蒸発燃料処理制御等を実行す
る電子コントロールユニット(以下「ECU」という)5
に送られる。
及びその故障診断装置を含む燃料供給制御装置の全体構
成を示すブロック図である。符号1は例えば4気筒の内
燃エンジンを示し、エンジン1には吸気管2が接続さ
れ、吸気管2の途中にはスロットル弁3が設けられてい
る。スロットル弁3にはその弁開度θTHを検出し、電気
的な信号を出力するスロットル弁開度(θTH)センサ4
が接続されており、検出された弁開度θTHは以下で説明
するように燃料供給制御、蒸発燃料処理制御等を実行す
る電子コントロールユニット(以下「ECU」という)5
に送られる。
エンジン1とスロットル弁3との間には燃料噴射弁6が
設けられている。燃料噴射弁6はエンジン1の各気筒毎
に設けられており、図示しない燃料ポンプに接続され、
ECU5から供給される駆動信号によって燃料を噴射する開
弁時間を制御している。
設けられている。燃料噴射弁6はエンジン1の各気筒毎
に設けられており、図示しない燃料ポンプに接続され、
ECU5から供給される駆動信号によって燃料を噴射する開
弁時間を制御している。
一方、スロットル弁3の下流の吸気管2には、管7を介
して吸気管2内の絶対圧PBAを検出する絶対圧(PBA)セ
ンサ8が接続されており、検出信号はECU5に送られる。
更に管7の下流の吸気管2上には吸気温度TAを検出する
吸気温(TA)センサ9が取り付けられ、その検出信号は
ECU5に送られる。
して吸気管2内の絶対圧PBAを検出する絶対圧(PBA)セ
ンサ8が接続されており、検出信号はECU5に送られる。
更に管7の下流の吸気管2上には吸気温度TAを検出する
吸気温(TA)センサ9が取り付けられ、その検出信号は
ECU5に送られる。
冷却水が充満されているエンジン1の気筒周壁には、例
えばサーミスタからなり、冷却水の温度Twを検出するエ
ンジン水温(Tw)をセンサ10が設けられ、その検出信号
はECU5に送られる。エンジン回転数(Ne)センサ11及び
気筒判別(CYL)センサ12がエンジン1の図示していな
いカム軸又はクランク軸周囲に取り付けられセンサ11は
クランク軸の180°回転毎に1パルスにて出力し、セン
サ12は気筒を判別する信号をクランクの所定角度位置で
1パルス出力し、これらのパルス信号はECU5に送られ
る。
えばサーミスタからなり、冷却水の温度Twを検出するエ
ンジン水温(Tw)をセンサ10が設けられ、その検出信号
はECU5に送られる。エンジン回転数(Ne)センサ11及び
気筒判別(CYL)センサ12がエンジン1の図示していな
いカム軸又はクランク軸周囲に取り付けられセンサ11は
クランク軸の180°回転毎に1パルスにて出力し、セン
サ12は気筒を判別する信号をクランクの所定角度位置で
1パルス出力し、これらのパルス信号はECU5に送られ
る。
エンジン1の排気管13には三元触媒14が接続され、排気
ガス中のHC,CO,NOx成分の浄化作用を行う。この三元触
媒14の上流側には排気ガス濃度センサとしての酸素
(O2)センサ(空燃比センサ)15が排気管13に装着さ
れ、センサ15は排気中の酸素濃度を検出し、検出信号を
ECU5に供給している。
ガス中のHC,CO,NOx成分の浄化作用を行う。この三元触
媒14の上流側には排気ガス濃度センサとしての酸素
(O2)センサ(空燃比センサ)15が排気管13に装着さ
れ、センサ15は排気中の酸素濃度を検出し、検出信号を
ECU5に供給している。
ECU5は上述の各種入力信号等に基づいて、燃料噴射弁6
の燃料噴射時間TouTを次式により演算する。
の燃料噴射時間TouTを次式により演算する。
TouT=Ti×Ko2×K1+K2 …(1) ここで、Tiは燃料噴射弁6の基準噴射時間であり、Neセ
ンサ11から検出されたエンジン回転数Neと絶対圧センサ
8からの絶対圧信号PBAとに応じて演算される。Ko2は空
燃比補正係数であり、フィードバック制御時にはO2セン
サ15の検出信号により示される酸素濃度に従って所定の
目標空燃比が得られるように設定され、オープンループ
制御時にはフィードバック制御時に算出された係数値Ko
2の平均値KREF又は値1.0に設定される。
ンサ11から検出されたエンジン回転数Neと絶対圧センサ
8からの絶対圧信号PBAとに応じて演算される。Ko2は空
燃比補正係数であり、フィードバック制御時にはO2セン
サ15の検出信号により示される酸素濃度に従って所定の
目標空燃比が得られるように設定され、オープンループ
制御時にはフィードバック制御時に算出された係数値Ko
2の平均値KREF又は値1.0に設定される。
K1及びK2は前述の各種センサ、即ちスロットル弁開度サ
ンサ4、吸気管内絶対圧センサ8、吸気温センサ9、エ
ンジン水温センサ10、Neセンサ11、気筒判別センサ12、
O2センサ15等からのエンジンパラメータ信号に応じて演
算される補正係数又は補正変数であってエンジン運転状
態に応じ、始動特性、排気ガス特性、燃費特性、エンジ
ン加速特性等の諸特性が最適なものとなるように所定の
演算式に基づいて演算される。
ンサ4、吸気管内絶対圧センサ8、吸気温センサ9、エ
ンジン水温センサ10、Neセンサ11、気筒判別センサ12、
O2センサ15等からのエンジンパラメータ信号に応じて演
算される補正係数又は補正変数であってエンジン運転状
態に応じ、始動特性、排気ガス特性、燃費特性、エンジ
ン加速特性等の諸特性が最適なものとなるように所定の
演算式に基づいて演算される。
ECU5は式(1)により求めた燃料噴射時間TouTに基づく
駆動制御信号を燃料噴射弁6に供給し、その開弁時間を
制御する。
駆動制御信号を燃料噴射弁6に供給し、その開弁時間を
制御する。
また、燃料タンク20からの蒸発燃料を、機関吸気系に供
給するための蒸発燃料処理装置は以下のように構成され
ている。即ち、キャニスタ21、コントロールバルブ22及
び2ウェイバルブ34を備えたガス通路23、23′は、燃料
タンク20と吸気通路2を結んでいる。2ウェイバルブ34
は燃料タンク20内の温度の上昇等により、燃料タンク20
内の上部空間の圧力、即ち燃料蒸気圧が設定圧に達した
ときにその正圧バルブ34aが開弁し、燃料蒸気がキャニ
スタ21内に流入し一旦カーボン粒に吸着、貯蔵される一
方、燃料タンク20が冷却されて該燃料タンク20内の上部
空間の負圧が設定圧を超えると、その負圧バルブ34bが
開弁し、キャニスタ21内に一時貯えられていた蒸発燃料
が燃料タンク20へ戻されるようになっている。また、キ
ャニスタ20内に貯蔵された蒸発燃料は、吸入負圧に応動
するコントロールバルブ22の開度に応じて、大気導入口
25からの外気と共に通路23を経て吸気通路2内に吸引さ
れる。コントロールバルブ22の負圧作動室29には、ソレ
ノイドバルブ32が途中に設けられた負圧通路28を介して
吸入負圧が導かれ、この吸引負圧に応じてスプリング30
の力に抗してダイヤフラム弁31が作動する。
給するための蒸発燃料処理装置は以下のように構成され
ている。即ち、キャニスタ21、コントロールバルブ22及
び2ウェイバルブ34を備えたガス通路23、23′は、燃料
タンク20と吸気通路2を結んでいる。2ウェイバルブ34
は燃料タンク20内の温度の上昇等により、燃料タンク20
内の上部空間の圧力、即ち燃料蒸気圧が設定圧に達した
ときにその正圧バルブ34aが開弁し、燃料蒸気がキャニ
スタ21内に流入し一旦カーボン粒に吸着、貯蔵される一
方、燃料タンク20が冷却されて該燃料タンク20内の上部
空間の負圧が設定圧を超えると、その負圧バルブ34bが
開弁し、キャニスタ21内に一時貯えられていた蒸発燃料
が燃料タンク20へ戻されるようになっている。また、キ
ャニスタ20内に貯蔵された蒸発燃料は、吸入負圧に応動
するコントロールバルブ22の開度に応じて、大気導入口
25からの外気と共に通路23を経て吸気通路2内に吸引さ
れる。コントロールバルブ22の負圧作動室29には、ソレ
ノイドバルブ32が途中に設けられた負圧通路28を介して
吸入負圧が導かれ、この吸引負圧に応じてスプリング30
の力に抗してダイヤフラム弁31が作動する。
このようにして、燃料タンク20内の蒸発燃料が、通路2
3′からキャニスタ1に導かれてそのカーボン粒に吸着
され、機関の吸入負圧に応じてコントロールバルブ22が
開くと、吸着燃料が大気と共に混合状態で通路23から吸
気通路2内に吸引供給されるようになっている。
3′からキャニスタ1に導かれてそのカーボン粒に吸着
され、機関の吸入負圧に応じてコントロールバルブ22が
開くと、吸着燃料が大気と共に混合状態で通路23から吸
気通路2内に吸引供給されるようになっている。
更に、前記ソレノイドバルブ32は通電(ON)時に負圧通
路28を閉じ、負圧作動室29をエアクリーナ33を介して大
気と連通させる。このとき、キャニスタ21の送出口21a
が閉じられるため、吸着燃料の吸引供給、即ちパージ
(浄化)が停止される。ソレノイドバルブ32はECU5によ
りエンジン運転状態に応じて制御される。
路28を閉じ、負圧作動室29をエアクリーナ33を介して大
気と連通させる。このとき、キャニスタ21の送出口21a
が閉じられるため、吸着燃料の吸引供給、即ちパージ
(浄化)が停止される。ソレノイドバルブ32はECU5によ
りエンジン運転状態に応じて制御される。
また、燃料タンク20には燃料の温度TFを検出する燃料温
度センサ41が設けられ、その検出信号がECU5に供給され
る。更にECU5には、後述する第2図の手法により、蒸発
燃料処理装置の故障を検出したときにそのことを表示す
るための警告用LED(発光ダイオード)16が接続されて
いる。
度センサ41が設けられ、その検出信号がECU5に供給され
る。更にECU5には、後述する第2図の手法により、蒸発
燃料処理装置の故障を検出したときにそのことを表示す
るための警告用LED(発光ダイオード)16が接続されて
いる。
第2図は蒸発燃料処理装置の故障診断を行う手順を示す
フローチャートである。ステップS1では、前記空燃比補
正係数Ko2のフィードバック制御中であるか否かを判別
し、その答が肯定(Yes)のときには、ソレノイドバル
ブ32をオンからオフに変化させて蒸発燃料のパージを開
始した直後か否かを判別する(ステップS2)。ステップ
S2の答が肯定(Yes)のときには、燃料温度TFが所定温
度TFO(例えば50℃)より高いか否かを判別する(ステ
ップS3)。ステップS1〜S3のいずれかの答が否定(No)
のときには故障診断を行わず、ステップS1〜S3の答がす
べて肯定(Yes)のときには、空燃比補正係数Ko2が減少
しているか否かを判別する(ステップS4)。この答が肯
定(Yes)のときには、蒸発燃料処理装置が正常に作動
して、蒸発燃料のパージが行われていると判定し、否定
(No)のときには、パージ開始を指令したにも拘らず実
際の空燃比は変化していないことになるので、蒸発燃料
処理装置に故障が発生していると判定し、警告用LED16
を点灯する。
フローチャートである。ステップS1では、前記空燃比補
正係数Ko2のフィードバック制御中であるか否かを判別
し、その答が肯定(Yes)のときには、ソレノイドバル
ブ32をオンからオフに変化させて蒸発燃料のパージを開
始した直後か否かを判別する(ステップS2)。ステップ
S2の答が肯定(Yes)のときには、燃料温度TFが所定温
度TFO(例えば50℃)より高いか否かを判別する(ステ
ップS3)。ステップS1〜S3のいずれかの答が否定(No)
のときには故障診断を行わず、ステップS1〜S3の答がす
べて肯定(Yes)のときには、空燃比補正係数Ko2が減少
しているか否かを判別する(ステップS4)。この答が肯
定(Yes)のときには、蒸発燃料処理装置が正常に作動
して、蒸発燃料のパージが行われていると判定し、否定
(No)のときには、パージ開始を指令したにも拘らず実
際の空燃比は変化していないことになるので、蒸発燃料
処理装置に故障が発生していると判定し、警告用LED16
を点灯する。
上記第2図の手法によれば、燃料温度TFが低く蒸発燃料
が発生していない、若しくは非常に少ない場合に、蒸発
燃料処理装置に故障が発生していると誤判定することを
防止することができる。
が発生していない、若しくは非常に少ない場合に、蒸発
燃料処理装置に故障が発生していると誤判定することを
防止することができる。
第3図は本考案の他の実施例を示す図である。第3図
(a)に示す第2実施例では、前記燃料温度センサ41に
替えて、燃料タンク20内の上部空間の圧力PFを検出する
タンク内圧センサ42を設け、タンク内圧センサ42はその
検出信号をECU5に供給する。この場合蒸発燃料処理装置
の故障診断は、第2図のフローチャートのステップS3に
おける判別を、タンク内圧PFが所定圧PFO(例えば25〜4
0mmHg)より高いか否かの判別に変更したものに基づい
て実行する。即ち、タンク内圧PFが所定圧PFOより高
く、蒸発燃料が発生しているときのみ、故障診断が行わ
れる。
(a)に示す第2実施例では、前記燃料温度センサ41に
替えて、燃料タンク20内の上部空間の圧力PFを検出する
タンク内圧センサ42を設け、タンク内圧センサ42はその
検出信号をECU5に供給する。この場合蒸発燃料処理装置
の故障診断は、第2図のフローチャートのステップS3に
おける判別を、タンク内圧PFが所定圧PFO(例えば25〜4
0mmHg)より高いか否かの判別に変更したものに基づい
て実行する。即ち、タンク内圧PFが所定圧PFOより高
く、蒸発燃料が発生しているときのみ、故障診断が行わ
れる。
第3図(b)に示す第3実施例では、前記2ウェイバル
ブ34の正圧バルブ34aのリフト量LFを検出するリフトセ
ンサ43を設け、該リフトセンサ43は、その検出信号をEC
U5に供給する。この場合、蒸発燃料処理装置の故障診断
は、第2図のフローチャートのステップS3における判別
を、リフト量LFが所定リフト量LFO(例えば3mm)より大
きいか否かの判別に変更したものに基づいて実行する。
即ち、リフト量LFが所定リフト量LFOより大きく、蒸発
燃料がキャニスタ21に供給されているときのみ、故障診
断が行われる。
ブ34の正圧バルブ34aのリフト量LFを検出するリフトセ
ンサ43を設け、該リフトセンサ43は、その検出信号をEC
U5に供給する。この場合、蒸発燃料処理装置の故障診断
は、第2図のフローチャートのステップS3における判別
を、リフト量LFが所定リフト量LFO(例えば3mm)より大
きいか否かの判別に変更したものに基づいて実行する。
即ち、リフト量LFが所定リフト量LFOより大きく、蒸発
燃料がキャニスタ21に供給されているときのみ、故障診
断が行われる。
第3図(c)に示す第4実施例では、通路23′の途中に
該通路を流れる燃料蒸気流量GFを検出するフローメータ
44を設け、フローメータ44はその検出信号をECU5に供給
する。この場合、蒸発燃料処理装置の故障診断は、第2
図のフローチャートのステップS3における判別を、燃料
蒸気流量GFが所定流量GFO(例えば120l/min)より大き
いか否かの判別に変更したものに基づいて実行する。即
ち、燃料蒸気流量GFが所定流量GFOより大きく、燃料蒸
気がキャニスタ21に供給されているときのみ、故障診断
が行われる。
該通路を流れる燃料蒸気流量GFを検出するフローメータ
44を設け、フローメータ44はその検出信号をECU5に供給
する。この場合、蒸発燃料処理装置の故障診断は、第2
図のフローチャートのステップS3における判別を、燃料
蒸気流量GFが所定流量GFO(例えば120l/min)より大き
いか否かの判別に変更したものに基づいて実行する。即
ち、燃料蒸気流量GFが所定流量GFOより大きく、燃料蒸
気がキャニスタ21に供給されているときのみ、故障診断
が行われる。
上述した第2〜第4実施例によれば、燃料蒸気が存在す
るときのみ、故障診断が行われ、蒸発燃料処理装置が正
常であるのに、故障と診断する誤診断を防止することが
できる。
るときのみ、故障診断が行われ、蒸発燃料処理装置が正
常であるのに、故障と診断する誤診断を防止することが
できる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案、即ち請求項1の故障診断装
置によれば、蒸発燃料がキャニスタ内に吸着貯蔵されて
いない場合に蒸発燃料処理装置の故障診断を行うことが
なく、当該装置が正常であるにも拘らず、故障している
と誤診断することを防止することができる。
置によれば、蒸発燃料がキャニスタ内に吸着貯蔵されて
いない場合に蒸発燃料処理装置の故障診断を行うことが
なく、当該装置が正常であるにも拘らず、故障している
と誤診断することを防止することができる。
第1図は本考案に係る蒸発燃料処理装置及びその故障診
断装置を含む燃料供給制御装置の全体構成図、第2図は
故障診断の手順を示すフローチャート、第3図は本考案
の第2〜第4実施例に係る蒸発燃料処理装置の主要部を
示す図である。 1…内燃エンジン、2…吸気管、5…電子コントロール
ユニット(ECU)、13…排気管、15…O2センサ(空燃比
センサ)、20…燃料タンク、21…キャニスタ、22…コン
トロールバルブ、23,23′…ガス通路、28…負圧通路、3
2…ソレノイドバルブ、34…2ウェイバルブ、41…燃料
温度センサ、42…タンク内圧センサ、43…リフトセン
サ、44…フローメータ。
断装置を含む燃料供給制御装置の全体構成図、第2図は
故障診断の手順を示すフローチャート、第3図は本考案
の第2〜第4実施例に係る蒸発燃料処理装置の主要部を
示す図である。 1…内燃エンジン、2…吸気管、5…電子コントロール
ユニット(ECU)、13…排気管、15…O2センサ(空燃比
センサ)、20…燃料タンク、21…キャニスタ、22…コン
トロールバルブ、23,23′…ガス通路、28…負圧通路、3
2…ソレノイドバルブ、34…2ウェイバルブ、41…燃料
温度センサ、42…タンク内圧センサ、43…リフトセン
サ、44…フローメータ。
Claims (1)
- 【請求項1】内燃エンジンの吸気通路内に蒸発燃料をパ
ージする蒸発燃料吸着装置を有する蒸発燃料処理装置の
故障診断装置であって、前記蒸発燃料吸着装置がパージ
を開始したときに前記エンジンの排気系に設けられた空
燃比センサの出力信号に応じた制御値に基づいて前記蒸
発燃料吸着装置の故障を診断する蒸発燃料処理装置の故
障診断装置において、前記パージ量を検出するパージ量
検出手段と、前記パージ量が所定値以上のとき、前記故
障診断を行う故障診断条件判別手段とを設けたことを特
徴とする内燃エンジンの蒸発燃料処理装置の故障診断装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9877489U JPH07692Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 内燃エンジンの蒸発燃料処理装置の故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9877489U JPH07692Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 内燃エンジンの蒸発燃料処理装置の故障診断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0337264U JPH0337264U (ja) | 1991-04-11 |
| JPH07692Y2 true JPH07692Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31647859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9877489U Expired - Lifetime JPH07692Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 内燃エンジンの蒸発燃料処理装置の故障診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07692Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100346465B1 (ko) * | 1999-09-18 | 2002-07-27 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 증발가스 제어장치 |
-
1989
- 1989-08-23 JP JP9877489U patent/JPH07692Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0337264U (ja) | 1991-04-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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