JPH076962Y2 - 圧延用補強ロール - Google Patents

圧延用補強ロール

Info

Publication number
JPH076962Y2
JPH076962Y2 JP11090490U JP11090490U JPH076962Y2 JP H076962 Y2 JPH076962 Y2 JP H076962Y2 JP 11090490 U JP11090490 U JP 11090490U JP 11090490 U JP11090490 U JP 11090490U JP H076962 Y2 JPH076962 Y2 JP H076962Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hardness
roll
reinforcing
rolling
reinforcing roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11090490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0470202U (ja
Inventor
民雄 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP11090490U priority Critical patent/JPH076962Y2/ja
Publication of JPH0470202U publication Critical patent/JPH0470202U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH076962Y2 publication Critical patent/JPH076962Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、圧延用補強ロールに関する。
〔従来の技術及びその課題〕
従来の圧延用補強ロールの構造について第2,5図を参照
して説明する。各1は4段圧延機を示し、各2は作動ロ
ールを示し、各3は補強ロールを示す。このような従来
の補強ロール3の胴部3aにおいて、第5図に示すように
例えば初期の表面硬さHs=70を与える場合、その外半径
R1から有効使用半径R2までの範囲である有効使用径L
(約200mm)において、可及的に深く硬化させて耐摩耗
性を確保していた。従つて、有効使用半径R2部分での硬
さはHs=67程度が与えられ、また、中心Oの硬さとして
Hs=40程度が与えられていた。このような補強ロール3
は、高硬化深度補強ロールと称されている。
この補強ロール3は、第2図に示すようなタンデムミル
において、先ず、最大径及び最も高い硬度が要求される
第7スタンドF7にセツトされて稼働される。その後、補
強ロール3の表面状況によつて表面を機削りして、硬度
が低く、径も小さくてよい第6スタンドF6,第5スタン
ドF5へと転用していくが、有効使用径Lにおける硬度範
囲に限界がある結果、転用範囲に限度がある。すなわ
ち、高硬化深度の補強ロール3では、後記する表から知
られるように硬度の低下度合いが比較的小さい第4スタ
ンドF4までの転用が限度で、第4スタンドF4から硬度の
低下度合いが比較的大きい第3スタンドF3以降への転用
が実質的に不可能であり、転用可能範囲が狭い。これ
は、各段において補強ロール3が適正硬度よりも硬度が
高過ぎる場合、4段圧延機1によつては作動ロール2の
肌荒れを起こす原因となることに基づく。このため、現
在、圧延方向後側に位置する通常第3スタンドF3以降の
4段圧延機1には、別種の低硬度の補強ロール3が使わ
れているのが実情である。
このような耐摩耗性を高めた高硬化深度の補強ロール3
の欠点をまとめると、次のようになる。
(イ)補強ロール3の硬さが、有効使用径Lの内層部に
まで高硬度にて固定化されているため、転用可能範囲が
狭かつた。
(ロ)転用した4段圧延機1によつては、補強ロール3
の硬度が高過ぎて作動ロール2の肌荒れ原因となつてい
た。
(ハ)補強ロール3の硬化深度が深いことから、表面ク
ラツクが発生した場合に内部への進展性が高く、いわゆ
る耐事故性が悪かつた。
(ニ)高硬化深度を得るためには、熱処理作業に多くの
時間と費用を要した。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記従来の技術的課題に鑑みてなされたもの
であり、その構成は、圧延材料を圧延する一対の作動ロ
ールと、該作動ロールのそれぞれの外側に回転自在に配
置され、各作動ロールを支持する補強ロールとを有する
4段圧延機を、直列に複数個配置するタンデムミルにお
いて、4段圧延機の前記補強ロールの胴部表層に所定の
硬度と硬化深度とを付与して使用した後、該ロールを再
生又は所望のスタンドに転用する度に該ロールの胴部表
層に必要とする硬度と硬化深度とを付与する圧延用補強
ロールである。
〔作用〕
このような圧延用補強ロールによれば、各4段圧延機の
補強ロールの胴部表層に所定の硬度と硬化深度が個別に
与えられている。すなわち、補強ロールの胴部表層の硬
度と硬化深度とは、圧延方向後側に配置される補強ロー
ルの胴部表面に該当する位置に、該位置に必要となる胴
部表面硬度以上の硬度が付与されないように与えられて
いる。従つて、この補強ロールの表層を機削りしながら
使用する場合、圧延方向後側に配置される補強ロールの
胴部表面硬度より低い硬度部分が露出する。その後、こ
の補強ロールの胴部表層に、圧延方向後側に配置される
補強ロールに必要な所定の硬度と硬化深度とを、例えば
低周波誘導加熱炉によつて焼入れして与える。この硬度
及び硬化深度も、圧延方向後側に配置される補強ロール
の胴部表面に該当する位置に、該位置に必要となる胴部
表面硬度以上の硬度が付与されないように与える。な
お、補強ロールの低い硬度部分が露出した後に、この補
強ロールの胴部表層に、圧延方向前側に配置される補強
ロールに必要な所定の硬度と硬化深度とを与えることも
可能であり、更に、補強ロールを再生させて同一スタン
ドに使用することも可能である。
このようにして、順次、任意なスタンドの補強ロールと
して転用することができる。このような圧延用補強ロー
ルによれば、転用の都度焼入れ作業を伴うが、この焼入
れ作業は、表層部にのみ焼入れを施すものであるため、
熱処理作業全体としても比較的容易なものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1〜4図は、本考案の1実施例を示す。図中において
符号1は、4段圧延機を示す。4段圧延機1は、一対の
作動ロール2,2と、作動ロール2,2のそれぞれの外側に回
転自在に配置され、各作動ロール2,2を支持して曲がり
を抑制する補強ロール3,3とを備える。このような4段
圧延機1が、各スタンドF1〜F7に直列に配置され、タン
デムミルを構成している。このダンデムミルでは、各ス
タンドF1〜F7の一対の作動ロール2,2を回転駆動して、
第2図上にて左方から供給される圧延材料4を順次に圧
延方向Aに送りつつ所定厚さにまで圧延する。
4段圧延機1の一対の補強ロール3,3の胴部3a,3aは、表
に示すように第7スタンドF7にて最大の表面硬さ70Hsを
有し、以後、第1スタンドF1の最小の表面硬さ58Hsにま
で漸減し、第1図に示すようにその胴部3a,3aの外径も
漸減している。
先ず、第7スタンドF7つまり圧延方向Aの最前段に位置
する補強ロール3,3の胴部3a,3a表層には、第4図に示す
ように所定の硬度と硬化深度が図外の低周波誘導加熱炉
によつて焼入れして与えられている。この所定の硬度及
び硬化深度は、圧延方向Aの直ぐ後側に配置される第6
スタンドF6の補強ロール3,3の胴部3a,3a表面に該当する
位置に、この位置に必要となる表面硬度(68Hs)以上の
硬度が付与されないように与えられている。具体的に
は、第1図に示すロール3,3の胴部3a,3aの表層約20mmに
最大シヨア硬さ70Hsで最小シヨア硬さ68Hs未満の硬度及
び硬化深度を付与した。この所定の硬度及び所定の硬化
深度を付与すべき深さは、圧延荷重の大小によつて変化
する値である。この補強ロール3,3を使用して、第7ス
タンドF7としての圧延を行つた。
次に、第6スタンドF6の補強ロール3,3は、第7スタン
ドF7の補強ロール3,3を転用した。この転用に際して
は、補強ロール3,3の胴部3a,3aの表層に、第4図に示す
ように第6スタンドF6において必要な硬さと深度を低周
波誘導加熱炉を用いて再度焼入して与えた。この焼入
は、対応する作動ロール2,2の硬さに適合させるように
行われるものであり、低周波誘導加熱炉にて焼入後に必
要に応じて焼戻しすることもできる。
上述したように本考案では、先ず、初期の硬度及び硬化
深度を必要最小限に付与した補強ロール3,3を製造し、
稼働過程での転用の都度、焼入を施し、適性な硬さと硬
化深度を表層に付与する。このために、高出力の低周波
誘導加熱炉を使用し、必要薄層のみを一気に加熱昇温す
る熱処理が有効である。なお、補強ロール3,3の低い硬
度部分が露出した後に、この補強ロール3,3の胴部3a,3a
表層に、圧延方向前側に配置される補強ロール3,3に必
要な所定の硬度と硬化深度とを与えることも可能であ
り、更に、補強ロール3,3を再生させて同一スタンドに
使用することも可能である。
〔考案の効果〕
以上の説明によつて理解されるように、本考案によれ
ば、次の効果が得られる。
(イ)4段圧延機の各一対の補強ロールの胴部表層に与
えられる所定の硬度と硬化深度とが、任意のスタンドに
転用する度に焼入を施せば可能なように付与されている
ため、補強ロールの再生及び転用範囲が著しく広がり、
その都度の焼入作業によるデメリツトを補うメリツトが
ある。
(ロ)転用先の4段圧延機の作動ロールに適応する硬度
が補強ロールに与えられるため、補強ロールの硬度が高
過ぎて作動ロールに肌荒れを起こす不具合が解消する。
その結果、作動ロールの寿命が伸びるので、作動ロール
の原単位が著しく上昇し、50%近い上昇も可能である。
(ハ)補強ロールの硬化深度が比較的浅いため、表面ク
ラツクが発生した場合に内部への進展性が低く、いわゆ
る耐事故性が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の1実施例を示し、第1図は補強ロ
ールの胴部を断面にて示す図、第2図はタンデムミルを
示す図、第3図は補強ロールを示す図、第4図は補強ロ
ールの胴部表層シヨア硬さとスタンドとの関係を示す
図、第5図は従来の補強ロールの胴部を示す第1図と同
様の図である。 1:4段圧延機,2:作動ロール,3:補強ロール,3a:胴部,4:圧
延材料,A;圧延方向,F1〜F7:スタンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延材料を圧延する一対の作動ロールと、
    該作動ロールのそれぞれの外側に回転自在に配置され、
    各作動ロールを支持する補強ロールとを有する4段圧延
    機を、直列に複数個配置するタンデムミルにおいて、4
    段圧延機の前記補強ロールの胴部表層に所定の硬度と硬
    化深度とを付与して使用した後、該ロールを再生又は所
    望のスタンドに転用する度に該ロールの胴部表層に必要
    とする硬度と硬化深度とを付与することを特徴とする圧
    延用補強ロール。
JP11090490U 1990-10-23 1990-10-23 圧延用補強ロール Expired - Lifetime JPH076962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11090490U JPH076962Y2 (ja) 1990-10-23 1990-10-23 圧延用補強ロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11090490U JPH076962Y2 (ja) 1990-10-23 1990-10-23 圧延用補強ロール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0470202U JPH0470202U (ja) 1992-06-22
JPH076962Y2 true JPH076962Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=31858308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11090490U Expired - Lifetime JPH076962Y2 (ja) 1990-10-23 1990-10-23 圧延用補強ロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076962Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0470202U (ja) 1992-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1193121A (en) Hot-rolling mill and process for producing sheet metal
CN1134857A (zh) 高光泽不锈钢带的制造方法
JP2004516945A (ja) 所望のストリッププロフィルキャンバを有する平坦な圧延ストリップを製造するためのロールスタンド
JPH076962Y2 (ja) 圧延用補強ロール
JP2992392B2 (ja) 圧延機
JP3770024B2 (ja) 高光沢金属帯板の製造方法
JP3236553B2 (ja) 金属板圧延用ロール及びそのロールを用いた圧延方法
JPS6147607B2 (ja)
JP3286657B2 (ja) 金属板圧延用ロール及びそのロールを用いた圧延方法
FR2488161A1 (fr) Laminoir en tandem
JPH0214122B2 (ja)
JP2000042675A (ja) 金型用鋼もしくは工具鋼の熱間鍛造方法
JP2707519B2 (ja) 継目無鋼管圧延用マンドレルバーの表面処理方法
TWI901000B (zh) 製造冷軋鋼片的方法及冷軋鋼片
JPH06254601A (ja) 不等辺山形鋼の圧延方法
JPS5886933A (ja) テンシヨンレベラ
JPS6213201A (ja) 溶融亜鉛めつきエンボス鋼板の製造方法
JPH08197108A (ja) 圧延チャンネルの製造方法
JP3288631B2 (ja) 冷間圧延用ステンレス予備処理鋼帯の製造方法
JPH01170502A (ja) 鋼管圧延用マンドレルバーの処理方法
SU1680401A1 (ru) Способ производства листового проката
JPH06198313A (ja) 熱間仕上げ圧延機用ロール
JPS6017601B2 (ja) 6段式圧延機
JP3398625B2 (ja) 金属板の冷間タンデム圧延機および冷間圧延方法
JP2000176507A (ja) 圧延方法及び圧延装置