JPH0769632B2 - トナ−用樹脂の製造方法 - Google Patents
トナ−用樹脂の製造方法Info
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- JPH0769632B2 JPH0769632B2 JP62053521A JP5352187A JPH0769632B2 JP H0769632 B2 JPH0769632 B2 JP H0769632B2 JP 62053521 A JP62053521 A JP 62053521A JP 5352187 A JP5352187 A JP 5352187A JP H0769632 B2 JPH0769632 B2 JP H0769632B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、電子写真等に使用するトナー用樹脂の製造方
法に関するものであり、詳しくは静電荷像を現像する方
式の内の所謂乾式現像方式に使用するトナー用樹脂の製
造方法に関するものである。
法に関するものであり、詳しくは静電荷像を現像する方
式の内の所謂乾式現像方式に使用するトナー用樹脂の製
造方法に関するものである。
(ロ) 従来の技術 乾式現像方式においては、通常、トナーはキャリアと呼
ばれる鉄粉或いはガラスビーズ等との摩擦によって帯電
し、これが感光体上の静電潜像に電気的引力によって付
着し、次に用紙上に転写され、熱ロール等によって定着
されて永久可視像とされるのである。
ばれる鉄粉或いはガラスビーズ等との摩擦によって帯電
し、これが感光体上の静電潜像に電気的引力によって付
着し、次に用紙上に転写され、熱ロール等によって定着
されて永久可視像とされるのである。
定着の方法としては、トナーに対して離型性を有する材
料で表面を形成した加熱ローラーの表面に、被定着シー
トのトナー像面を圧接触させながら通過せしめることに
より行う加熱ローラー法が多用されている。
料で表面を形成した加熱ローラーの表面に、被定着シー
トのトナー像面を圧接触させながら通過せしめることに
より行う加熱ローラー法が多用されている。
この方式では、オフセット現象の発生という問題があ
る。これは、定着時に、像を形成するトナーの一部が熱
ローラーの表面に移行し、この移行したトナーが次に送
られて来る用紙に再び移行して画像を汚すという現象で
ある。このオフセット現象を防止するためにトナー用樹
脂としてゲルの割合の高い架橋重合体を用いることが知
られているが、この場合は耐オフセット性の点では好ま
しいものの、定着可能な最低温度が上昇して定着温度巾
が狭くなるという問題点があった。
る。これは、定着時に、像を形成するトナーの一部が熱
ローラーの表面に移行し、この移行したトナーが次に送
られて来る用紙に再び移行して画像を汚すという現象で
ある。このオフセット現象を防止するためにトナー用樹
脂としてゲルの割合の高い架橋重合体を用いることが知
られているが、この場合は耐オフセット性の点では好ま
しいものの、定着可能な最低温度が上昇して定着温度巾
が狭くなるという問題点があった。
そこで、オフセット現象を防止し且つ定着温度巾を広く
保つために、線状ポリマーと架橋ポリマーとをブレンド
してトナー用樹脂とする方法が知られている(特開昭59
-88748号)。しかし、この方法で得られた樹脂も、必ず
しも広い定着温度巾が確保されず、又耐可塑剤性(トナ
ーが定着された紙と可塑剤を含有したプラスチックシー
トとを接触させても経時によりトナーが転写されにくい
特性)や鮮明な画像性等についても更に改善が要望され
るものであった。
保つために、線状ポリマーと架橋ポリマーとをブレンド
してトナー用樹脂とする方法が知られている(特開昭59
-88748号)。しかし、この方法で得られた樹脂も、必ず
しも広い定着温度巾が確保されず、又耐可塑剤性(トナ
ーが定着された紙と可塑剤を含有したプラスチックシー
トとを接触させても経時によりトナーが転写されにくい
特性)や鮮明な画像性等についても更に改善が要望され
るものであった。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上述の従来のトナー用樹脂に鑑みて、
耐オフセット性にすぐれると共に定着温度巾が広い(特
に下限温度が低い)トナーを得ることが出来るトナー用
樹脂の製造方法を提供することにある。
耐オフセット性にすぐれると共に定着温度巾が広い(特
に下限温度が低い)トナーを得ることが出来るトナー用
樹脂の製造方法を提供することにある。
更に本発明の目的は、耐可塑剤性や画像性等が従来品と
同等以上のトナーが得られるトナー用樹脂の製造方法を
提供することにある。
同等以上のトナーが得られるトナー用樹脂の製造方法を
提供することにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明のトナー用樹脂の製造方法は、スチレン系単量体
(a)、アクリル酸もしくはメタクリル酸エステル系単
量体(b)及び活性水素を有する単量体(c)を構成単
位とする共重合体と、線状ポリマーとの混合物に、ジイ
ソシアネート化合物を反応せしめてゲル分を有する樹脂
を得ることを特徴とするものであり、このことにより上
述の目的が達成される。
(a)、アクリル酸もしくはメタクリル酸エステル系単
量体(b)及び活性水素を有する単量体(c)を構成単
位とする共重合体と、線状ポリマーとの混合物に、ジイ
ソシアネート化合物を反応せしめてゲル分を有する樹脂
を得ることを特徴とするものであり、このことにより上
述の目的が達成される。
本発明における線状ポリマーは、主にトナーの低定着温
度に寄与するものと考えられ、160℃における溶融粘度
が1〜2,000ポアズ程度のものが好ましく用いられる。
粘度の低過ぎるものは一般に、耐可塑剤性、耐ブロッキ
ング性に劣り、粘度の高過ぎるものは定着温度が高くな
るからである。
度に寄与するものと考えられ、160℃における溶融粘度
が1〜2,000ポアズ程度のものが好ましく用いられる。
粘度の低過ぎるものは一般に、耐可塑剤性、耐ブロッキ
ング性に劣り、粘度の高過ぎるものは定着温度が高くな
るからである。
線状ポリマーを構成する単量体としては、例えば、スチ
レン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、P−
メチルスチレン、α−メチルスチレン、P−エチルスチ
レン、2,4−ジメチルスチレン、P−n−ブチルスチレ
ン、P−tert−ブチルスチレン、P−n−ヘキシルスチ
レン、P−n−オクチルスチレン、P−n−ノニルスチ
レン、P−n−デシルスチレン、P−n−ドデシルスチ
レン、P−メトキシスチレン、P−フエニルスチレン、
P−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレン等のスチ
レン系単量体(a);アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、ア
クリル酸イソブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリ
ル酸ドデシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリ
ル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オクチ
ル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ステアリルな
どのアクリル酸もしくはメタクリル酸のアルキルエステ
ルや、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フエニ
ル、α−クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸フエニ
ル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸
ジエチルアミノエチル等のアクリル酸もしくはメタクリ
ル酸エステル系単量体(b):マレイン酸メチル、マレ
イン酸ブチル、マレイン酸ジメチル等の二重結合含有ジ
カルボン酸のエステル及び置換体;塩化ビニル、酢酸ビ
ニル、安息香酸ビニル等のビニルエステル系単量体が挙
げられる。これらは単独で、もしくは複数個組合わせて
用いるが、スチレン系単量体及びアクリル酸もしくはメ
タクリル酸のアルキルエステルを併用するのが特に好ま
しい。
レン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、P−
メチルスチレン、α−メチルスチレン、P−エチルスチ
レン、2,4−ジメチルスチレン、P−n−ブチルスチレ
ン、P−tert−ブチルスチレン、P−n−ヘキシルスチ
レン、P−n−オクチルスチレン、P−n−ノニルスチ
レン、P−n−デシルスチレン、P−n−ドデシルスチ
レン、P−メトキシスチレン、P−フエニルスチレン、
P−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレン等のスチ
レン系単量体(a);アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、ア
クリル酸イソブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリ
ル酸ドデシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリ
ル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オクチ
ル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ステアリルな
どのアクリル酸もしくはメタクリル酸のアルキルエステ
ルや、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フエニ
ル、α−クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸フエニ
ル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸
ジエチルアミノエチル等のアクリル酸もしくはメタクリ
ル酸エステル系単量体(b):マレイン酸メチル、マレ
イン酸ブチル、マレイン酸ジメチル等の二重結合含有ジ
カルボン酸のエステル及び置換体;塩化ビニル、酢酸ビ
ニル、安息香酸ビニル等のビニルエステル系単量体が挙
げられる。これらは単独で、もしくは複数個組合わせて
用いるが、スチレン系単量体及びアクリル酸もしくはメ
タクリル酸のアルキルエステルを併用するのが特に好ま
しい。
本発明においては、スチレン系単量体(a)、アクリル
酸もしくはメタクリル酸エステル系単量体(b)及び活
性水素を有する単量体(c)を構成単位とする共重合体
と、上記線状ポリマーとの混合物に、ジイソシアネート
化合物を反応せしめるのであるが、共重合体中のスチレ
ン系単量体(a)及び、アクリル酸もしくはメタクリル
酸エステル系単量体(b)としては、線状ポリマーを構
成する単量体として開示した上記(a)及び(b)の具
体例は全て使用可能である。
酸もしくはメタクリル酸エステル系単量体(b)及び活
性水素を有する単量体(c)を構成単位とする共重合体
と、上記線状ポリマーとの混合物に、ジイソシアネート
化合物を反応せしめるのであるが、共重合体中のスチレ
ン系単量体(a)及び、アクリル酸もしくはメタクリル
酸エステル系単量体(b)としては、線状ポリマーを構
成する単量体として開示した上記(a)及び(b)の具
体例は全て使用可能である。
活性水素を有する単量体(c)としては、例えば、2−
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ポリエチレングリコールモノアクリレ
ート、ポリプロピレングリコールモノアクリレート、エ
チレングリコールモノアリルエーテル、アリルアルコー
ル、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、ポリエチレングリコール
モノメタクリレート、ポリプロピレングリコールモノメ
タクリレート等の水酸基を有する単量体;アクリル酸、
メタクリル酸、ビニル酢酸、クロトン酸、マレイン酸、
イタコン酸等のカルボキシル基を有する単量体;ビニル
アミン、アリルアミン、アクリルアミド、メタクリルア
ミド、N−メチルアクリルアミド等のアミノ基を有する
単量体等が挙げられる。
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ポリエチレングリコールモノアクリレ
ート、ポリプロピレングリコールモノアクリレート、エ
チレングリコールモノアリルエーテル、アリルアルコー
ル、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、ポリエチレングリコール
モノメタクリレート、ポリプロピレングリコールモノメ
タクリレート等の水酸基を有する単量体;アクリル酸、
メタクリル酸、ビニル酢酸、クロトン酸、マレイン酸、
イタコン酸等のカルボキシル基を有する単量体;ビニル
アミン、アリルアミン、アクリルアミド、メタクリルア
ミド、N−メチルアクリルアミド等のアミノ基を有する
単量体等が挙げられる。
上記単量体(a)、(b)及び(c)の重合方法として
は、従来公知の溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合法や
塊状重合法等の何れの重合法を採用してもよいが、溶剤
の連鎖移動によりゲルサイズを小さくすることが容易な
ために定着温度の下限を容易に低くすることが出来る点
及び、線状ポリマーと後述する架橋ポリマーとがより均
質、一体化された状態で得られる点で溶液重合が好まし
く用いられる。
は、従来公知の溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合法や
塊状重合法等の何れの重合法を採用してもよいが、溶剤
の連鎖移動によりゲルサイズを小さくすることが容易な
ために定着温度の下限を容易に低くすることが出来る点
及び、線状ポリマーと後述する架橋ポリマーとがより均
質、一体化された状態で得られる点で溶液重合が好まし
く用いられる。
溶液重合法において、スチレン系単量体(a)、アクリ
ル酸もしくはメタクリル酸エステル系単量体(b)及び
活性水素を有する単量体(c)を構成単位とする共重合
体と、線状ポリマーとの混合物を用意するには、各単量
体(a)、(b)、(c)の混合溶液に線状ポリマーを
添加した後(a)、(b),(c)を共重合させてもよ
く、また、溶液重合法により線状ポリマーを合成しその
溶液に(a)、(b)、(c)を添加して共重合させて
もよく、或いは、線状ポリマーと(a)、(b)、
(c)を構成単位とする共重合体とを別々に合成して溶
融もしくは溶解ブレンドしてもよい。
ル酸もしくはメタクリル酸エステル系単量体(b)及び
活性水素を有する単量体(c)を構成単位とする共重合
体と、線状ポリマーとの混合物を用意するには、各単量
体(a)、(b)、(c)の混合溶液に線状ポリマーを
添加した後(a)、(b),(c)を共重合させてもよ
く、また、溶液重合法により線状ポリマーを合成しその
溶液に(a)、(b)、(c)を添加して共重合させて
もよく、或いは、線状ポリマーと(a)、(b)、
(c)を構成単位とする共重合体とを別々に合成して溶
融もしくは溶解ブレンドしてもよい。
上記共重合体と、線状ポリマーとの混合物に、ジイソシ
アネート化合物を反応させるには、溶液状態でジイソア
ネート化合物を添加して反応させてもよいし、脱溶剤し
た上記混合物を加熱溶融状態にしてジイソシアネート化
合物と反応させてもよい。
アネート化合物を反応させるには、溶液状態でジイソア
ネート化合物を添加して反応させてもよいし、脱溶剤し
た上記混合物を加熱溶融状態にしてジイソシアネート化
合物と反応させてもよい。
好ましくは、溶液重合で線状ポリマーを合成し、その溶
液に各単量体(a)、(b)、(c)を添加して共重合
させ、さらにその溶液にジイソシアネート化合物を添加
して架橋反応させる。
液に各単量体(a)、(b)、(c)を添加して共重合
させ、さらにその溶液にジイソシアネート化合物を添加
して架橋反応させる。
反応させる際に添加するジイソシアネート化合物の量
は、一般に、上記活性水素を有する単量体1当量に対し
て0.5〜1当量とされる。
は、一般に、上記活性水素を有する単量体1当量に対し
て0.5〜1当量とされる。
ジイソシアネート化合物としては、2,4−トリレンジイ
ソシアネート、4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネ
ート、ジアニシジンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、
1,5−ナフタレンジイソシアネート等が好ましい例とし
て挙げられる。
ソシアネート、4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネ
ート、ジアニシジンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、
1,5−ナフタレンジイソシアネート等が好ましい例とし
て挙げられる。
本発明により得られる樹脂中にゲル分が存在するのは、
活性水素を有する単量体(c)及びジイソシアネート化
合物から成る架橋ポリマーが生成されたためと考えら
れ、その割合(ゲル分率)は、高い程耐オフセット性、
耐可塑剤性、耐ブロッキング性等が向上するが、高過ぎ
ると定着温度の下限が上昇してしまい、又低過ぎると耐
オフセット性等の効果が発現されないので、一般に5重
量%以上、好ましくは10〜60重量%とされる。尚、ゲル
分率は次のようにして常温下で測定する。先ず本発明の
樹脂を容器(W1g)に入れ、秤量する(W2g)。容器に多
量(体積で樹脂の約100倍以上)のトルエン(常温)を
入れ、24時間放置する。この間、数回容器を振り、樹脂
可溶分のトルエンへの拡散を促進させる。然る後、さら
に48時間以上静置し、ゲル分を沈降させる。上澄み液を
スポイトで除去し、ゲル分を乾燥し、秤量する(W3
g)。ゲル分率は、 として計算される。
活性水素を有する単量体(c)及びジイソシアネート化
合物から成る架橋ポリマーが生成されたためと考えら
れ、その割合(ゲル分率)は、高い程耐オフセット性、
耐可塑剤性、耐ブロッキング性等が向上するが、高過ぎ
ると定着温度の下限が上昇してしまい、又低過ぎると耐
オフセット性等の効果が発現されないので、一般に5重
量%以上、好ましくは10〜60重量%とされる。尚、ゲル
分率は次のようにして常温下で測定する。先ず本発明の
樹脂を容器(W1g)に入れ、秤量する(W2g)。容器に多
量(体積で樹脂の約100倍以上)のトルエン(常温)を
入れ、24時間放置する。この間、数回容器を振り、樹脂
可溶分のトルエンへの拡散を促進させる。然る後、さら
に48時間以上静置し、ゲル分を沈降させる。上澄み液を
スポイトで除去し、ゲル分を乾燥し、秤量する(W3
g)。ゲル分率は、 として計算される。
単量体(a)、(b)、(c)を構成単位とする共重合
体と、線状ポリマーとの混合割合は、重量比で一般に1
0:90〜90:10、好ましくは30:70〜70:30の範囲とする。
体と、線状ポリマーとの混合割合は、重量比で一般に1
0:90〜90:10、好ましくは30:70〜70:30の範囲とする。
本発明方法により得られる樹脂は、線状ポリマーが、上
記共重合体中の活性水素を有する単量体(c)及びジイ
ソシアネート化合物との反応により生成された架橋ポリ
マー中に、ミクロ的に侵入した構造(包み込まれた構
造)を有しているものと考えられ、このために、低い溶
融粘度を有する線状ポリマーを用いて定着温度の下限を
低く保っても、耐ブロッキング性、耐可塑剤性にすぐ
れ、又線状ポリマーと架橋ポリマーとが一体化されてい
るため、画像性にすぐれ定着温度巾の広いトナーが得ら
れるものと考えられる。
記共重合体中の活性水素を有する単量体(c)及びジイ
ソシアネート化合物との反応により生成された架橋ポリ
マー中に、ミクロ的に侵入した構造(包み込まれた構
造)を有しているものと考えられ、このために、低い溶
融粘度を有する線状ポリマーを用いて定着温度の下限を
低く保っても、耐ブロッキング性、耐可塑剤性にすぐ
れ、又線状ポリマーと架橋ポリマーとが一体化されてい
るため、画像性にすぐれ定着温度巾の広いトナーが得ら
れるものと考えられる。
(ホ) 実施例 実施例1 2lセパラブルフラスコにトルエン260gを入れ空気を窒素
ガスにて置換した後、この系をトルエンの沸点まで加温
する。トルエンの還流が起きた状態で攪拌しながらスチ
レン83g、n−ブチルアクリレート17g及び重合開始剤と
して過酸化ベンゾイル2gを溶解した混合物を2.5時間か
けて滴下しながら溶液重合を行った。(得られた樹脂
A′の160℃における溶融粘度は36ポアズ、重量平均分
子量は8,600であった。)滴下終了後、さらにトルエン
の沸騰する温度にて攪拌しながら1時間熟成する。この
系に、スチレン46g、n−ブチルアクリレート36g、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート18g、及び重合開始剤
として過酸化ベンゾイル2gを溶解した混合物を2.5時間
かけて滴下しながら溶液重合を行った。滴下終了後、さ
らにトルエンの沸騰する温度にて攪拌しながら1時間熟
成する。この系に4,4′−ジフエニルメタンジイソシア
ネート17.3gを添加し、トルエンの沸騰する温度にて2
時間攪拌する。その後、系の温度を180℃まで徐々に上
げながら減圧下にトルエンを脱溶剤して得られた重合体
を冷却し、粉砕して、フレーク状の樹脂Aを得た。ゲル
分率は42%であった。
ガスにて置換した後、この系をトルエンの沸点まで加温
する。トルエンの還流が起きた状態で攪拌しながらスチ
レン83g、n−ブチルアクリレート17g及び重合開始剤と
して過酸化ベンゾイル2gを溶解した混合物を2.5時間か
けて滴下しながら溶液重合を行った。(得られた樹脂
A′の160℃における溶融粘度は36ポアズ、重量平均分
子量は8,600であった。)滴下終了後、さらにトルエン
の沸騰する温度にて攪拌しながら1時間熟成する。この
系に、スチレン46g、n−ブチルアクリレート36g、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート18g、及び重合開始剤
として過酸化ベンゾイル2gを溶解した混合物を2.5時間
かけて滴下しながら溶液重合を行った。滴下終了後、さ
らにトルエンの沸騰する温度にて攪拌しながら1時間熟
成する。この系に4,4′−ジフエニルメタンジイソシア
ネート17.3gを添加し、トルエンの沸騰する温度にて2
時間攪拌する。その後、系の温度を180℃まで徐々に上
げながら減圧下にトルエンを脱溶剤して得られた重合体
を冷却し、粉砕して、フレーク状の樹脂Aを得た。ゲル
分率は42%であった。
樹脂A100重量部とカーボンブラック(ダイヤブラックS
H、三菱化成社製)5重量部とをメルトブレンドし、冷
却後粗粉砕し、さらにジェットミルで微粉砕して約13〜
15ミクロンの平均粒度を有するトナーを作成した。
H、三菱化成社製)5重量部とをメルトブレンドし、冷
却後粗粉砕し、さらにジェットミルで微粉砕して約13〜
15ミクロンの平均粒度を有するトナーを作成した。
このトナー4重量部を、約50〜80ミクロンの平均粒度を
有する鉄粉キャリヤー96重量部と混合して現像剤を作
り、この現像剤を用いて複写物を得た。使用した電子写
真複写機は富士ゼロックス3500である。
有する鉄粉キャリヤー96重量部と混合して現像剤を作
り、この現像剤を用いて複写物を得た。使用した電子写
真複写機は富士ゼロックス3500である。
耐可塑剤性の評価としては、可塑剤としてジオクチルフ
タレート30重量%を含む農業用塩化ビニルシートを5cm
角に切り、1Kgの圧力で複写物に圧着させ、これを60℃
の恒温槽中で24時間放置し、複写物がビニルシートに転
写するかどうかを見た。樹脂Aを用いた現像剤では、転
写は一切認められなかった。
タレート30重量%を含む農業用塩化ビニルシートを5cm
角に切り、1Kgの圧力で複写物に圧着させ、これを60℃
の恒温槽中で24時間放置し、複写物がビニルシートに転
写するかどうかを見た。樹脂Aを用いた現像剤では、転
写は一切認められなかった。
定着温度幅は、電子写真複写機の熱ローラーの設定温度
を種々変えて、オフセットを起こさずに定着する設定温
度を調べた。樹脂Aを用いた現像剤では、155℃から230
℃という広い定着温度幅を有することが分った。
を種々変えて、オフセットを起こさずに定着する設定温
度を調べた。樹脂Aを用いた現像剤では、155℃から230
℃という広い定着温度幅を有することが分った。
得られた画像は、カブリが一切なく、解像度にも優れて
いた。
いた。
実施例2 2lセパラブルフラスコにトルエン260gを入れ、空気を窒
素ガスにて置換した後、この系をトルエンの沸点まで加
温する。トルエンの還流が起きた状態で、攪拌しなが
ら、スチレン100g、n−ブチルアクリレート20g、及び
重合開始剤として過酸化ベンゾイル2.4gを溶解した混合
物を2.5時間かけて滴下しながら溶液重合を行った。(1
60℃における溶融粘度40ポアズ、重量平均分子量9000、
樹脂B′)滴下終了後、さらにトルエンの沸騰する温度
にて攪拌しながら1時間熟成する。この系に、スチレン
36g、n−ブチルアクリレート26g、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート18g、及び重合開始剤として過酸化ベ
ンゾイル1.6gを溶解した混合物を2.5時間かけて滴下し
ながら溶液重合を行った。滴下終了後、さらにトルエン
の沸騰する温度にて攪拌しながら1時間熟成する。この
系に4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネート17、3g
を添加し、トルエンの沸騰する温度にて2時間攪拌す
る。その後、系の温度を180℃まで徐々に上げながら減
圧下にトルエンを脱溶剤して、樹脂を得た。この樹脂を
冷却し、粉砕して、フレーク状の樹脂Bを得た。ゲル分
率は32%であった。実施例1と同様にしてトナー及び現
像剤を作り物性を評価した。
素ガスにて置換した後、この系をトルエンの沸点まで加
温する。トルエンの還流が起きた状態で、攪拌しなが
ら、スチレン100g、n−ブチルアクリレート20g、及び
重合開始剤として過酸化ベンゾイル2.4gを溶解した混合
物を2.5時間かけて滴下しながら溶液重合を行った。(1
60℃における溶融粘度40ポアズ、重量平均分子量9000、
樹脂B′)滴下終了後、さらにトルエンの沸騰する温度
にて攪拌しながら1時間熟成する。この系に、スチレン
36g、n−ブチルアクリレート26g、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート18g、及び重合開始剤として過酸化ベ
ンゾイル1.6gを溶解した混合物を2.5時間かけて滴下し
ながら溶液重合を行った。滴下終了後、さらにトルエン
の沸騰する温度にて攪拌しながら1時間熟成する。この
系に4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネート17、3g
を添加し、トルエンの沸騰する温度にて2時間攪拌す
る。その後、系の温度を180℃まで徐々に上げながら減
圧下にトルエンを脱溶剤して、樹脂を得た。この樹脂を
冷却し、粉砕して、フレーク状の樹脂Bを得た。ゲル分
率は32%であった。実施例1と同様にしてトナー及び現
像剤を作り物性を評価した。
耐可塑剤性の評価結果は、樹脂Bを用いた現像剤では転
写は一切認められなかった。定着温度幅は、樹脂Bを用
いた現像剤では、140℃から210℃で、低温からの定着が
可能であることが分った。得られた画像は、カブリが一
切なく、解像度にも優れていた。
写は一切認められなかった。定着温度幅は、樹脂Bを用
いた現像剤では、140℃から210℃で、低温からの定着が
可能であることが分った。得られた画像は、カブリが一
切なく、解像度にも優れていた。
実施例3 2lセパラブルフラスコにトルエン260gを入れ、空気を窒
素ガスにて置換した後、この系をトルエンの沸点まで加
温する。トルエンの還流が起きた状態で、攪拌しなが
ら、スチレン66.3g、n−ブチルアクリレート13.7g、及
び重合開始剤として過酸化ベンゾイル1.6gを溶解した混
合物を2.5時間かけて滴下しながら溶液重合を行った。
(160℃における溶融粘度34ポアズ、重量平均分子量840
0、樹脂C′)滴下終了後、さらにトルエンの沸騰する
温度にて攪拌しながら1時間熟成する。この系にスチレ
ン69.4g、n−ブチルアクリレート44g、アクリル酸6.6
g、及び重合開始剤として過酸化ベンゾイル2.4gを溶解
した混合物を2.5時間かけて滴下しながら溶液重合を行
った。滴下終了後、さらにトルエンの沸騰する温度にて
攪拌しながら1時間熟成する。この系に2,4−トリレン
ジイソシアネート8gを添加し、トルエンの沸騰する温度
にて2時間攪拌する。その後、系の温度を180℃まで徐
々に上げながら減圧下にトルエンを脱溶剤して、樹脂を
得た。この樹脂を冷却し、粉砕して、フレーク状の樹脂
Cを得た。ゲル分率は49%であった。実施例1と同様に
してトナー及び現像剤を作り物性を評価した。
素ガスにて置換した後、この系をトルエンの沸点まで加
温する。トルエンの還流が起きた状態で、攪拌しなが
ら、スチレン66.3g、n−ブチルアクリレート13.7g、及
び重合開始剤として過酸化ベンゾイル1.6gを溶解した混
合物を2.5時間かけて滴下しながら溶液重合を行った。
(160℃における溶融粘度34ポアズ、重量平均分子量840
0、樹脂C′)滴下終了後、さらにトルエンの沸騰する
温度にて攪拌しながら1時間熟成する。この系にスチレ
ン69.4g、n−ブチルアクリレート44g、アクリル酸6.6
g、及び重合開始剤として過酸化ベンゾイル2.4gを溶解
した混合物を2.5時間かけて滴下しながら溶液重合を行
った。滴下終了後、さらにトルエンの沸騰する温度にて
攪拌しながら1時間熟成する。この系に2,4−トリレン
ジイソシアネート8gを添加し、トルエンの沸騰する温度
にて2時間攪拌する。その後、系の温度を180℃まで徐
々に上げながら減圧下にトルエンを脱溶剤して、樹脂を
得た。この樹脂を冷却し、粉砕して、フレーク状の樹脂
Cを得た。ゲル分率は49%であった。実施例1と同様に
してトナー及び現像剤を作り物性を評価した。
耐可塑剤性の評価結果は、樹脂Cを用いた現像剤では転
写は一切認められなかった。定着温度幅は、樹脂Cを用
いた現像剤では、165℃から240℃という広い定着温度幅
を有することが分った。
写は一切認められなかった。定着温度幅は、樹脂Cを用
いた現像剤では、165℃から240℃という広い定着温度幅
を有することが分った。
得られた画像は、カブリが一切なく、解像度にも優れて
いた。
いた。
実施例4 2lセパラブルフラスコにトルエン260gを入れ、空気を窒
素ガスにて置換した後、この系をトルエンの沸点まで加
温する。トルエンの還流が起きた状態で、攪拌しなが
ら、スチレン66.3g、n−ブチルアクリレート13.7g、及
び重合開始剤として過酸化ベンゾイル1.6gを溶解した混
合物を2.5時間かけて滴下しながら溶液重合を行った。
(160℃における溶融粘度34ポアズ、重量平均分子量840
0、樹脂D′)滴下終了後、さらにトルエンの沸騰する
温度にて攪拌しながら1時間熟成する。この系に,スチ
レン72.2g、n−ブチルアクリレート40g、メタクリルア
ミド7.8g、及び重合開始剤としてアゾビスイソブチロニ
トリル1.6gを溶解した混合物を2.5時間かけて滴下しな
がら溶液重合を行った。滴下終了後、さらにトルエンの
沸騰する温度にて攪拌しながら1時間熟成する。この系
に2,4−トリレンジイソシアネート8gを添加し、トルエ
ンの沸騰する温度にて2時間攪拌する。その後、系の温
度を180℃まで徐々に上げながら減圧下にトルエンを脱
溶剤して樹脂を得た。この樹脂を冷却し粉砕してフレー
ク状の樹脂Dを得た。ゲル分率は45%であった。実施例
1と同様にしてトナー及び現像剤を作り物性を評価し
た。
素ガスにて置換した後、この系をトルエンの沸点まで加
温する。トルエンの還流が起きた状態で、攪拌しなが
ら、スチレン66.3g、n−ブチルアクリレート13.7g、及
び重合開始剤として過酸化ベンゾイル1.6gを溶解した混
合物を2.5時間かけて滴下しながら溶液重合を行った。
(160℃における溶融粘度34ポアズ、重量平均分子量840
0、樹脂D′)滴下終了後、さらにトルエンの沸騰する
温度にて攪拌しながら1時間熟成する。この系に,スチ
レン72.2g、n−ブチルアクリレート40g、メタクリルア
ミド7.8g、及び重合開始剤としてアゾビスイソブチロニ
トリル1.6gを溶解した混合物を2.5時間かけて滴下しな
がら溶液重合を行った。滴下終了後、さらにトルエンの
沸騰する温度にて攪拌しながら1時間熟成する。この系
に2,4−トリレンジイソシアネート8gを添加し、トルエ
ンの沸騰する温度にて2時間攪拌する。その後、系の温
度を180℃まで徐々に上げながら減圧下にトルエンを脱
溶剤して樹脂を得た。この樹脂を冷却し粉砕してフレー
ク状の樹脂Dを得た。ゲル分率は45%であった。実施例
1と同様にしてトナー及び現像剤を作り物性を評価し
た。
耐可塑剤性の評価結果は、樹脂Dを用いた現像剤では転
写は一切認められなかった。定着温度幅は、樹脂Dを用
いた現像剤では、160℃から240℃という広い定着温度幅
を有することが分った。
写は一切認められなかった。定着温度幅は、樹脂Dを用
いた現像剤では、160℃から240℃という広い定着温度幅
を有することが分った。
得られた画像は、カブリが一切なく、解像度にも優れて
いた。
いた。
比較例1 実施例1中で得られた線状の樹脂A′30.3重量部、スチ
レン−n−ブチルアクリレート−ジビニルベンゼン架橋
ポリマー(ゲル分率60.3%)69.7重量部、及びカーボン
ブラック(実施例1と同一物)5重量部をメルトブレン
ドし、冷却後粗粉砕し、さらにジェットミルで微粉砕し
て約13〜15ミクロンの平均粒度を有するトナーを作成し
た。これは実施例1と同一ゲル分のブレンド物である。
レン−n−ブチルアクリレート−ジビニルベンゼン架橋
ポリマー(ゲル分率60.3%)69.7重量部、及びカーボン
ブラック(実施例1と同一物)5重量部をメルトブレン
ドし、冷却後粗粉砕し、さらにジェットミルで微粉砕し
て約13〜15ミクロンの平均粒度を有するトナーを作成し
た。これは実施例1と同一ゲル分のブレンド物である。
このトナー4重量部を約50〜80ミクロンの平均粒度を有
する鉄粉キャリヤー96重量部と混合して現像剤を作り、
この現像剤を用いて複写物を得た。
する鉄粉キャリヤー96重量部と混合して現像剤を作り、
この現像剤を用いて複写物を得た。
耐可塑剤性テストでは、わずかではあるが転写が認めら
れる。
れる。
定着温度幅は170℃から230℃であった。
得られた画像は、わずかにカブリが認められ、実施例1
より解像度は劣っている。
より解像度は劣っている。
比較例2 樹脂B′46.9重量部、スチレン−n−ブチルアクリレー
ト−ジビニルベンゼン架橋ポリマー(ゲル分率60.3%)
53.1重量部、及びカーボンブラック(実施例1と同一
物)5重量部をメルトブレンドし、冷却後粗粉砕し、さ
らにジェットミルで微粉砕して約13〜15ミクロンの平均
粒度を有するトナーを作成した。これは実施例2と同一
ゲル分のブレンド物である。
ト−ジビニルベンゼン架橋ポリマー(ゲル分率60.3%)
53.1重量部、及びカーボンブラック(実施例1と同一
物)5重量部をメルトブレンドし、冷却後粗粉砕し、さ
らにジェットミルで微粉砕して約13〜15ミクロンの平均
粒度を有するトナーを作成した。これは実施例2と同一
ゲル分のブレンド物である。
このトナー4重量部を約50〜80ミクロンの平均粒度を有
する鉄粉キャリヤー96重量部と混合して現像剤を作り、
この現像剤を用いて複写物を得た。
する鉄粉キャリヤー96重量部と混合して現像剤を作り、
この現像剤を用いて複写物を得た。
耐可塑剤性テストでは、わずかではあるが転写が認めら
れる。
れる。
定着温度幅は160℃から210℃であった。
得られた画像は、わずかにカブリが認められ、実施例2
より解像度は劣っている。
より解像度は劣っている。
比較例3 樹脂C′18.7重量部、スチレン−n−ブチルアクリレー
ト−ジビニルベンゼン架橋ポリマー(ゲル分率60.3%)
81.3重量部、及びカーボンブラック(実施例1と同一
物)5重量部をメトルブレンドし、冷却後粗粉砕し、さ
らにジェットミルで微粉砕して約13〜15ミクロンの平均
粒度を有するトナーを作成した。これは実施例3と同一
ゲル分のブレンド物である。
ト−ジビニルベンゼン架橋ポリマー(ゲル分率60.3%)
81.3重量部、及びカーボンブラック(実施例1と同一
物)5重量部をメトルブレンドし、冷却後粗粉砕し、さ
らにジェットミルで微粉砕して約13〜15ミクロンの平均
粒度を有するトナーを作成した。これは実施例3と同一
ゲル分のブレンド物である。
このトナー4重量部を約50〜80ミクロンの平均粒度を有
する鉄粉キャリヤー96重量部と混合して現像剤を作り、
この現像剤を用いて複写物を得た。
する鉄粉キャリヤー96重量部と混合して現像剤を作り、
この現像剤を用いて複写物を得た。
耐可塑剤性テストでは、わずかではあるが転写が認めら
れる。
れる。
定着温度幅は180℃から235℃であった。
得られた画像は、わずかにカブリが認められ、実施例3
より解像度は劣っている。
より解像度は劣っている。
比較例4 樹脂D′25.4重量部、スチレン−n−ブチルアクリレー
ト−ジビニルベンゼン架橋ポリマー(ゲル分率60.3%)
74.6重量部、及びカーボンブラック(実施例1と同一
物)5重量部をメルトブレンドし、冷却後粗粉砕し、さ
らにジェットミルで微粉砕して約13〜15ミクロンの平均
粒度を有するトナーを作成した。これは実施例4と同一
ゲル分のブレンド物である。
ト−ジビニルベンゼン架橋ポリマー(ゲル分率60.3%)
74.6重量部、及びカーボンブラック(実施例1と同一
物)5重量部をメルトブレンドし、冷却後粗粉砕し、さ
らにジェットミルで微粉砕して約13〜15ミクロンの平均
粒度を有するトナーを作成した。これは実施例4と同一
ゲル分のブレンド物である。
このトナー4重量部を約50〜80ミクロンの平均粒度を有
する鉄粉キャリヤー96重量部と混合して現像剤を作り、
この現像剤を用いて複写物を得た。
する鉄粉キャリヤー96重量部と混合して現像剤を作り、
この現像剤を用いて複写物を得た。
耐可塑剤性テストでは、わずかではあるが転写が認めら
れる。
れる。
定着温度幅は180℃から235℃であった。
得られた画像は、わずかにカブリが認められ、実施例4
より解像度は劣っている。
より解像度は劣っている。
(ヘ) 発明の効果 本発明のトナー用樹脂の製造方法は上述の通りの構成で
あり、本発明によれば、耐オフセット性にすぐれると共
に定着温度巾が広く(特に下限温度が低く)、かつ耐可
塑剤性、耐ブロッキング性及び画像性等の良好なトナー
を与え得るトナー用樹脂が得られるのである。
あり、本発明によれば、耐オフセット性にすぐれると共
に定着温度巾が広く(特に下限温度が低く)、かつ耐可
塑剤性、耐ブロッキング性及び画像性等の良好なトナー
を与え得るトナー用樹脂が得られるのである。
Claims (6)
- 【請求項1】スチレン系単量体(a)、アクリル酸もし
くはメタクリル酸エステル系単量体(b)及び活性水素
を有する単量体(c)を構成単位とする共重合体と、線
状ポリマーとの混合物に、ジイソシアネート化合物を反
応せしめてゲル分を有する樹脂を得ることを特徴とする
トナー用樹脂の製造方法。 - 【請求項2】活性水素を有する単量体が水酸基を有する
単量体である第1項記載のトナー用樹脂の製造方法。 - 【請求項3】活性水素を有する単量体がカルボキシル基
を有する単量体である第1項記載のトナー用樹脂の製造
方法。 - 【請求項4】線状ポリマーが、スチレン系単量体及びア
クリル酸もしくはメタクリル酸エステル系単量体を構成
単位とする共重合体である第1項記載のトナー用樹脂の
製造方法。 - 【請求項5】線状ポリマーの160℃における溶融粘度
が、1〜2,000ポアズである第1項記載のトナー用樹脂
の製造方法。 - 【請求項6】ゲル分率が5〜60重量%程度である第1項
記載のトナー用樹脂の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62053521A JPH0769632B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | トナ−用樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62053521A JPH0769632B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | トナ−用樹脂の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63220170A JPS63220170A (ja) | 1988-09-13 |
| JPH0769632B2 true JPH0769632B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=12945125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62053521A Expired - Lifetime JPH0769632B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | トナ−用樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0769632B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8163454B2 (en) | 2006-11-29 | 2012-04-24 | Mitsui Chemicals, Inc. | Resin composition for toner, and toner using the resin composition |
| JP5106137B2 (ja) * | 2008-01-11 | 2012-12-26 | キヤノン株式会社 | トナー用樹脂組成物及びトナー |
| JP2019113775A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナー及び静電荷像現像用トナーの製造方法 |
| CN109634073B (zh) * | 2019-01-15 | 2022-01-14 | 湖北鼎龙控股股份有限公司 | 调色剂及其制备方法 |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP62053521A patent/JPH0769632B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63220170A (ja) | 1988-09-13 |
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