JPH0769652B2 - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH0769652B2 JPH0769652B2 JP21667088A JP21667088A JPH0769652B2 JP H0769652 B2 JPH0769652 B2 JP H0769652B2 JP 21667088 A JP21667088 A JP 21667088A JP 21667088 A JP21667088 A JP 21667088A JP H0769652 B2 JPH0769652 B2 JP H0769652B2
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- heating
- temperature
- heating element
- fixing
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真複写機等の画像形成装置に装備さ
れ、転写材上に形成された加熱溶融性のトナー画像を加
熱定着処理する定着装置に関するものである。
れ、転写材上に形成された加熱溶融性のトナー画像を加
熱定着処理する定着装置に関するものである。
従来、この種の装置に用いられている定着装置は、所定
の温度に維持された加熱ローラと、弾性層を有して該加
熱ローラに圧接する加圧ローラとによって、未定着のト
ナー画像が形成された転写材を挟持搬送しつつ加熱する
ローラ定着方式が多用されている。しかしながら、この
種の装置では、加熱ローラにトナーが転移するいわゆる
オフセット現象を防止するために、加熱ローラを最適な
温度に維持する必要があり、加熱ローラあるいは加熱体
の熱容量を大きくしなければならなかった。すなわち、
加熱ローラの熱容量が小さい場合には、発熱体による供
給熱量との関係により通紙あるいは他の外的要因で加熱
ローラ温度が低温側あるいは高温側に大きく変動し易く
なる。低温側に変動した場合には、トナーの軟化溶融不
足によって、定着不良や低温オフセットを生じ、高温側
に変動した場合には、トナーが完全に溶融してしまいト
ナーの凝集力が低下するために、高温オフセットを生ず
る。
の温度に維持された加熱ローラと、弾性層を有して該加
熱ローラに圧接する加圧ローラとによって、未定着のト
ナー画像が形成された転写材を挟持搬送しつつ加熱する
ローラ定着方式が多用されている。しかしながら、この
種の装置では、加熱ローラにトナーが転移するいわゆる
オフセット現象を防止するために、加熱ローラを最適な
温度に維持する必要があり、加熱ローラあるいは加熱体
の熱容量を大きくしなければならなかった。すなわち、
加熱ローラの熱容量が小さい場合には、発熱体による供
給熱量との関係により通紙あるいは他の外的要因で加熱
ローラ温度が低温側あるいは高温側に大きく変動し易く
なる。低温側に変動した場合には、トナーの軟化溶融不
足によって、定着不良や低温オフセットを生じ、高温側
に変動した場合には、トナーが完全に溶融してしまいト
ナーの凝集力が低下するために、高温オフセットを生ず
る。
かかる問題を回避するために、加熱ローラの熱容量を大
きくすると、加熱ローラを所定の温度まで昇温するため
の時間が長くなり、装置の使用の際に待機時間が大きく
なるという別の問題が生ずる。
きくすると、加熱ローラを所定の温度まで昇温するため
の時間が長くなり、装置の使用の際に待機時間が大きく
なるという別の問題が生ずる。
かかる問題を解決する方策として、米国特許第3,578,79
7号に開示されているように、 トナー像を加熱体でその融点へ加熱して溶融し、 溶融後、そのトナーを冷却して比較的高い粘性とし、 トナーの付着する傾向を弱めた状態で加熱体ウェブか
ら剥す。
7号に開示されているように、 トナー像を加熱体でその融点へ加熱して溶融し、 溶融後、そのトナーを冷却して比較的高い粘性とし、 トナーの付着する傾向を弱めた状態で加熱体ウェブか
ら剥す。
という過程を経ることによって、オフセットを生せずに
定着する方法が知られている。
定着する方法が知られている。
上記公知の方法では、これに加えて加熱体に対して、ト
ナー像及び転写材を加圧圧接することなしに加熱する方
式をとっているので、転写材を加熱する必要がなく他の
方法に比べてはるかに少ないエネルギーでトナーを溶融
できるとしている。しかしながら、周知のごとく加圧圧
接させることなく加圧体に接触した場合は、熱伝達効率
が低下し、トナーの加熱溶融に比較的長時間を要する。
そこで特願昭47−25896号では、これに公知の加圧圧接
技術を付加して熱伝達効率の向上を図りトナーの加熱溶
融を短時間でしかも十分に行うことが提案されている。
ナー像及び転写材を加圧圧接することなしに加熱する方
式をとっているので、転写材を加熱する必要がなく他の
方法に比べてはるかに少ないエネルギーでトナーを溶融
できるとしている。しかしながら、周知のごとく加圧圧
接させることなく加圧体に接触した場合は、熱伝達効率
が低下し、トナーの加熱溶融に比較的長時間を要する。
そこで特願昭47−25896号では、これに公知の加圧圧接
技術を付加して熱伝達効率の向上を図りトナーの加熱溶
融を短時間でしかも十分に行うことが提案されている。
しかしながら、この特願昭47−25896号では、トナーの
加熱を比較的短時間でしかも十分行えるようにするため
に、 一対の加熱体の間にトナー像及び転写材を加圧挟持さ
せて加熱し、 加熱を停止した後強制的に冷却する、 方式をとっているので、定着に要するエネルギーが大き
くなるという不都合を生ずる。すなわち、一対の加熱体
により加熱させることによりトナー像は上下から加熱さ
れるので一見効率的に考えられるが、逆にトナー像を転
写紙側から加熱するには、先づ転写材を十分に加熱する
ことが必要であり、そのためにかえって大きなエネルギ
ーが必要となる。さらに、冷却工程においてはトナー像
を加熱する際に加熱昇温した転写材をも冷却しなければ
分離できず、強制的な冷却手段が必要となっておりエネ
ルギーの無駄が大きい。
加熱を比較的短時間でしかも十分行えるようにするため
に、 一対の加熱体の間にトナー像及び転写材を加圧挟持さ
せて加熱し、 加熱を停止した後強制的に冷却する、 方式をとっているので、定着に要するエネルギーが大き
くなるという不都合を生ずる。すなわち、一対の加熱体
により加熱させることによりトナー像は上下から加熱さ
れるので一見効率的に考えられるが、逆にトナー像を転
写紙側から加熱するには、先づ転写材を十分に加熱する
ことが必要であり、そのためにかえって大きなエネルギ
ーが必要となる。さらに、冷却工程においてはトナー像
を加熱する際に加熱昇温した転写材をも冷却しなければ
分離できず、強制的な冷却手段が必要となっておりエネ
ルギーの無駄が大きい。
以上のように、一旦加熱したトナーを冷却した後に分離
することにより、高温オフセットを生ずることなく定着
する方式が提案されているが、上記のごとくの欠点を伴
うために実用化されていない。
することにより、高温オフセットを生ずることなく定着
する方式が提案されているが、上記のごとくの欠点を伴
うために実用化されていない。
上記2つの提案例では加熱体は加熱ローラ及びこれによ
り送られるウェブと加熱ローラに内蔵された発熱源とに
よって構成されていて加熱はウェブを介して行われ、ウ
ェブの搬送ローラとしての機能を有している。このた
め、発熱源への給電方法や温度検知素子の当接支持の形
態が複雑化し、また、温度制御の精度も悪くなりがちで
あった。さらには、温度検知素子が加熱ローラと摺動す
る構成では断線による過昇温が生ずる等安全上の問題も
あった。しかも、上述2例の場合ともに比較的大きな熱
容量の加熱体を必要とするために、機内への放熱が増大
し、機内昇温が著しくなるという不都合もあった。
り送られるウェブと加熱ローラに内蔵された発熱源とに
よって構成されていて加熱はウェブを介して行われ、ウ
ェブの搬送ローラとしての機能を有している。このた
め、発熱源への給電方法や温度検知素子の当接支持の形
態が複雑化し、また、温度制御の精度も悪くなりがちで
あった。さらには、温度検知素子が加熱ローラと摺動す
る構成では断線による過昇温が生ずる等安全上の問題も
あった。しかも、上述2例の場合ともに比較的大きな熱
容量の加熱体を必要とするために、機内への放熱が増大
し、機内昇温が著しくなるという不都合もあった。
本発明は、上述の従来装置の有していた問題点を解決
し、定着不良やオフセットを生ずることなく加熱体の熱
容量を小さくすることを可能とし、その結果、待機時間
や消費電力、さらには画像形成装置の機内昇温を小さく
できる定着装置を提供することを目的とする。
し、定着不良やオフセットを生ずることなく加熱体の熱
容量を小さくすることを可能とし、その結果、待機時間
や消費電力、さらには画像形成装置の機内昇温を小さく
できる定着装置を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するための要旨とするところは、巾
方向に沿って延びる線状の発熱体及び加熱部近傍の温度
を検出する温度検知手段を有する加熱体と、該加熱体に
圧接しつつ回転する加圧ローラとの間に加熱溶融性のト
ナー画像を担持した転写部材を挟持せしめると共に、該
トナー画像に該転写部材と等速度で移動するシート面部
材を密着せしめ、該加熱体の発熱体に給電制御手段から
パルス状通電を行なって発熱させ、該加熱部において該
シート面部材を介して該トナー画像を溶融せしめ、該シ
ート面部材を該加熱部から移動方向下流側において冷却
固化したトナー画像から分離する定着装置であって、上
記給電制御手段は、上記加熱部温度の極大値が所定範囲
となるように1周期当たりのパルス巾を変えて1パルス
当たりのエネルギー量を制御すると共に、定着動作開始
前に一定周期で仮通電を行ない、検出温度情報から上記
発熱体に対する1パルス当たりのエネルギー量を決定
し、定着動作時と該仮通電時の通電周期を異なるように
制御することを特徴とする定着装置にある。
方向に沿って延びる線状の発熱体及び加熱部近傍の温度
を検出する温度検知手段を有する加熱体と、該加熱体に
圧接しつつ回転する加圧ローラとの間に加熱溶融性のト
ナー画像を担持した転写部材を挟持せしめると共に、該
トナー画像に該転写部材と等速度で移動するシート面部
材を密着せしめ、該加熱体の発熱体に給電制御手段から
パルス状通電を行なって発熱させ、該加熱部において該
シート面部材を介して該トナー画像を溶融せしめ、該シ
ート面部材を該加熱部から移動方向下流側において冷却
固化したトナー画像から分離する定着装置であって、上
記給電制御手段は、上記加熱部温度の極大値が所定範囲
となるように1周期当たりのパルス巾を変えて1パルス
当たりのエネルギー量を制御すると共に、定着動作開始
前に一定周期で仮通電を行ない、検出温度情報から上記
発熱体に対する1パルス当たりのエネルギー量を決定
し、定着動作時と該仮通電時の通電周期を異なるように
制御することを特徴とする定着装置にある。
以下、添付図面にもとづいて本発明の実施例を説明す
る。
る。
先ず、本実施例定着装置を装備した画像形成装置の概略
構造を第1図に基づいて説明すると、1はガラス等の透
明部材よりなる原稿載置台で、矢印a方向に往復動して
原稿を走査する。原稿載置台の直下には短焦点小経結像
素子アレイ2が配されていて、原稿載置台1上に置かれ
た原稿像Gは照明ランプ7によって照射され、その反射
光像は上記アレイ2によって感光ドラム3上にスリット
露光される。なおこの感光ドラム3は矢印b方向に回転
する。また4は帯電器であり、例えば酸化亜鉛感光層あ
るいは有機半導体感光層等を被覆された感光ドラム3上
に一様に帯電を行なう。この帯電器4により一様に帯電
されたドラム3は、素子アレイ2によって画像露光が行
なわれた静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像
器5により加熱で軟化溶融する樹脂等より成るトナーを
用いて顕像化される。一方、カセットS内に収納されて
いる転写材Pは、給送ローラ6と、感光ドラム3上の画
像と同期するようタイミングをとって上下方向で圧接し
て回転される対の搬送ローラ9によって、ドラム3上に
送り込まれる。そして、転写放電器8によって、感光ド
ラム3上に形成されているトナー像は、転写材P上に転
写される。その後、公知の分離手段によってドラム3か
ら分離された転写材Pは、搬送ガイド10によって定着装
置20に導かれて加熱定着処理された後にトレイ11上に排
出される。なお、トナー像を転写後、ドラム3上の残留
トナーはクリーナ12によって除去される。
構造を第1図に基づいて説明すると、1はガラス等の透
明部材よりなる原稿載置台で、矢印a方向に往復動して
原稿を走査する。原稿載置台の直下には短焦点小経結像
素子アレイ2が配されていて、原稿載置台1上に置かれ
た原稿像Gは照明ランプ7によって照射され、その反射
光像は上記アレイ2によって感光ドラム3上にスリット
露光される。なおこの感光ドラム3は矢印b方向に回転
する。また4は帯電器であり、例えば酸化亜鉛感光層あ
るいは有機半導体感光層等を被覆された感光ドラム3上
に一様に帯電を行なう。この帯電器4により一様に帯電
されたドラム3は、素子アレイ2によって画像露光が行
なわれた静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像
器5により加熱で軟化溶融する樹脂等より成るトナーを
用いて顕像化される。一方、カセットS内に収納されて
いる転写材Pは、給送ローラ6と、感光ドラム3上の画
像と同期するようタイミングをとって上下方向で圧接し
て回転される対の搬送ローラ9によって、ドラム3上に
送り込まれる。そして、転写放電器8によって、感光ド
ラム3上に形成されているトナー像は、転写材P上に転
写される。その後、公知の分離手段によってドラム3か
ら分離された転写材Pは、搬送ガイド10によって定着装
置20に導かれて加熱定着処理された後にトレイ11上に排
出される。なお、トナー像を転写後、ドラム3上の残留
トナーはクリーナ12によって除去される。
第2図は本実施例の上記定着装置20の拡大図である。同
図において、21は加熱体で、アルミナ等の耐熱性でかつ
電気絶縁性の基材またはそれを含む複合部材より成る基
材の下面に、例えばTa2N等より成り、加熱部には搬送方
向に直角成分をもって配された線状もしくは帯状の発熱
体28を有し、さらにその表面に摺動保護層として例え
ば、Ta2O5が形成されている。加熱体21の下面は平滑で
ありかつ前後端部は丸味を帯びていて加熱部(加熱面)
をなしており後記の定着フィルム23との摺動を可能にし
ている。定着フィルム23は、PET(ポリエステル)を基
材とし、耐熱処理を施した例えば約6μm厚に形成さ
れ、矢印C方向へ送り出し可能にフィルム送り出し軸24
に巻回されている。上記定着フィルム23は加熱体21の表
面に当接し、曲率の大きな分離ローラ26を介してフィル
ム巻取り軸27に巻き取られる。
図において、21は加熱体で、アルミナ等の耐熱性でかつ
電気絶縁性の基材またはそれを含む複合部材より成る基
材の下面に、例えばTa2N等より成り、加熱部には搬送方
向に直角成分をもって配された線状もしくは帯状の発熱
体28を有し、さらにその表面に摺動保護層として例え
ば、Ta2O5が形成されている。加熱体21の下面は平滑で
ありかつ前後端部は丸味を帯びていて加熱部(加熱面)
をなしており後記の定着フィルム23との摺動を可能にし
ている。定着フィルム23は、PET(ポリエステル)を基
材とし、耐熱処理を施した例えば約6μm厚に形成さ
れ、矢印C方向へ送り出し可能にフィルム送り出し軸24
に巻回されている。上記定着フィルム23は加熱体21の表
面に当接し、曲率の大きな分離ローラ26を介してフィル
ム巻取り軸27に巻き取られる。
上記加熱体21の発熱体28は熱容量が小さく、パルス状に
通電されて、その都度瞬時に300℃前後まで昇温する。
搬送ガイド10上を移動する転写材Pの先端、後端を転写
紙検知レバー25及び転写紙検知センサー29で検出するこ
とにより、発熱体28はタイミングを取って必要時に通電
を受ける。その際、画像形成装置の給紙センサーなどに
よる転写紙の位置検知等を用いて、発熱体への通電を制
御しても良い。
通電されて、その都度瞬時に300℃前後まで昇温する。
搬送ガイド10上を移動する転写材Pの先端、後端を転写
紙検知レバー25及び転写紙検知センサー29で検出するこ
とにより、発熱体28はタイミングを取って必要時に通電
を受ける。その際、画像形成装置の給紙センサーなどに
よる転写紙の位置検知等を用いて、発熱体への通電を制
御しても良い。
一方、加圧ローラ22は、金属等より成る芯材上にシリコ
ンゴム等より成る弾性層を有するものであり、駆動源
(図示せず)により駆動されて、搬送ガイド10によって
導かれた未定着トナー画像Tを有する転写材Pを、該転
写材Pと同一の速度で移動する定着フィルム23を介して
加熱体に密着させている。ここで、加圧ローラ22の搬送
速度は、画像形成時の搬送速度とほぼ同一であることが
好ましく、定着フィルム23の移動速度は、それに準ずる
値で設定される。
ンゴム等より成る弾性層を有するものであり、駆動源
(図示せず)により駆動されて、搬送ガイド10によって
導かれた未定着トナー画像Tを有する転写材Pを、該転
写材Pと同一の速度で移動する定着フィルム23を介して
加熱体に密着させている。ここで、加圧ローラ22の搬送
速度は、画像形成時の搬送速度とほぼ同一であることが
好ましく、定着フィルム23の移動速度は、それに準ずる
値で設定される。
本実施例においては、上記発熱体28は、瞬時に昇温する
ので、予備加熱が不要であり、非定着時における加圧ロ
ーラへの伝熱は少ない。また、定着時においても、定着
フィルム、トナー画像、転写材が発熱体28と加圧ローラ
22との間に介在し、かつ発熱時間が短いことによって温
度勾配を急激なものとすることができるため、加圧ロー
ラ22は昇温しにくく、実用上必要とされる温度の連続的
な画像形成を行ってもその温度はトナーの融点以下に維
持される。
ので、予備加熱が不要であり、非定着時における加圧ロ
ーラへの伝熱は少ない。また、定着時においても、定着
フィルム、トナー画像、転写材が発熱体28と加圧ローラ
22との間に介在し、かつ発熱時間が短いことによって温
度勾配を急激なものとすることができるため、加圧ロー
ラ22は昇温しにくく、実用上必要とされる温度の連続的
な画像形成を行ってもその温度はトナーの融点以下に維
持される。
かかる構成の本実施例定着装置にあっては、転写材P上
の加熱溶融性のトナーより成るトナー画像は先ず、定着
フィルム23を介して、加熱体21によって加熱溶融され、
特にその表層部は融点を大きく上回り完全に軟化溶融す
る。その際加圧ローラ22によって発熱体、定着フィル
ム、トナー画像、転写材は良好に密着されており効率的
に熱伝達される。
の加熱溶融性のトナーより成るトナー画像は先ず、定着
フィルム23を介して、加熱体21によって加熱溶融され、
特にその表層部は融点を大きく上回り完全に軟化溶融す
る。その際加圧ローラ22によって発熱体、定着フィル
ム、トナー画像、転写材は良好に密着されており効率的
に熱伝達される。
しかる後、発熱体28の発熱が停止するとともに、転写材
が搬送されて、発熱体位置から移動して離れるにつれ
て、トナー画像は放熱して再び冷却固化し、曲率の大き
な分離ローラ26を通過した後に定着フィルム23は転写紙
Pから離反される。その際、本実施例では加圧ローラ22
の温度はトナーの融点よりも低く維持されているので、
トナー画像の放熱を促進することが可能である。このた
め、冷却に要する時間が短くて済み、装置を小型化する
ことができる。
が搬送されて、発熱体位置から移動して離れるにつれ
て、トナー画像は放熱して再び冷却固化し、曲率の大き
な分離ローラ26を通過した後に定着フィルム23は転写紙
Pから離反される。その際、本実施例では加圧ローラ22
の温度はトナーの融点よりも低く維持されているので、
トナー画像の放熱を促進することが可能である。このた
め、冷却に要する時間が短くて済み、装置を小型化する
ことができる。
上述のように、トナーTは一旦完全に軟化溶融した後、
再び固化するので、トナーの凝集力は非常に大きくなっ
ていて、一団となって挙動することになる。また、加熱
されて軟化溶融された際に加圧ローラ22によって加圧さ
れるため、少なくともトナー像Tの一部は転写材表層に
浸透してそのまま冷却固化しているので、定着フィルム
23にオフセットすることなく転写材P上に定着される。
再び固化するので、トナーの凝集力は非常に大きくなっ
ていて、一団となって挙動することになる。また、加熱
されて軟化溶融された際に加圧ローラ22によって加圧さ
れるため、少なくともトナー像Tの一部は転写材表層に
浸透してそのまま冷却固化しているので、定着フィルム
23にオフセットすることなく転写材P上に定着される。
ここで、本明細書中で記述されるトナーの状態の表現に
関して注記する。
関して注記する。
トナーの融点と便宜的に表現している温度は、トナーが
定着するために最低必要な温度を意味しており、その定
着下限温度で、溶融といえる程粘土が低下する場合や、
軟化といった程度の粘土の低下の場合がある。したがっ
て定着する際に溶融と便宜的に表現している場合でも実
際には軟化といった程度の粘度低下を示している場合が
ある。同様にトナーが冷却固化したと便宜的に表現して
いる場合も、トナーによっては固化とはいえず高粘度化
といった方が適切である場合が考えられる。
定着するために最低必要な温度を意味しており、その定
着下限温度で、溶融といえる程粘土が低下する場合や、
軟化といった程度の粘土の低下の場合がある。したがっ
て定着する際に溶融と便宜的に表現している場合でも実
際には軟化といった程度の粘度低下を示している場合が
ある。同様にトナーが冷却固化したと便宜的に表現して
いる場合も、トナーによっては固化とはいえず高粘度化
といった方が適切である場合が考えられる。
第3図は本実施例定着装置の加熱体21の構造を示してい
る。加熱体21は、基層54の下面にベークライト等の低熱
伝導耐熱性材料からなる断熱層53を形成し、その下面に
低熱容量の温度検知手段としてのサーミスタ55を設け、
さらに薄い絶縁層52を介してその下面前後に電極50,50
を設けていて、両電極50、50間には発熱層として巾lの
発熱体28がサーミスタ55に近接して形成され、それらの
表面には保護層51が施されている。そして、発熱体28で
の保護層51の表面に加熱部Hが形成される。
る。加熱体21は、基層54の下面にベークライト等の低熱
伝導耐熱性材料からなる断熱層53を形成し、その下面に
低熱容量の温度検知手段としてのサーミスタ55を設け、
さらに薄い絶縁層52を介してその下面前後に電極50,50
を設けていて、両電極50、50間には発熱層として巾lの
発熱体28がサーミスタ55に近接して形成され、それらの
表面には保護層51が施されている。そして、発熱体28で
の保護層51の表面に加熱部Hが形成される。
このように形成された定着装置における加熱体21におい
て、発熱体28に電極50,50を介してパルス状に通電した
時の加熱部Hの温度とサーミスタ55の検出温度を第4図
に示す。前者の温度は赤外放射温度計により非接触で測
定した測定値に基づき、後者の温度はサーミスタの出力
電力を温度に換算した値に基づいたものである。このグ
ラフを得た時のパルスの周期は約10msecであり、通電時
間は約2msecである。加熱部Hの温度は通電時に急速に
立ち上がった後、休止時に急速に立ち下がり、非通電時
間が通電時間より十分長く、また断熱層53が存在するた
め、パルス波形の極小値をとった時点では、加熱部Hの
温度が、その背面の発熱層28,絶縁体52,及びサーミスタ
55と略等温となる。本実施例で用いたサーミスタ55は、
10msecという短い周期のパルス状温度変化には追従でき
ず、パルス波形の略極小値を指示する。従って加熱部H
の表面温度の極小値の包絡線は、サーミスタ55の検知温
度曲線とほぼ一致する。
て、発熱体28に電極50,50を介してパルス状に通電した
時の加熱部Hの温度とサーミスタ55の検出温度を第4図
に示す。前者の温度は赤外放射温度計により非接触で測
定した測定値に基づき、後者の温度はサーミスタの出力
電力を温度に換算した値に基づいたものである。このグ
ラフを得た時のパルスの周期は約10msecであり、通電時
間は約2msecである。加熱部Hの温度は通電時に急速に
立ち上がった後、休止時に急速に立ち下がり、非通電時
間が通電時間より十分長く、また断熱層53が存在するた
め、パルス波形の極小値をとった時点では、加熱部Hの
温度が、その背面の発熱層28,絶縁体52,及びサーミスタ
55と略等温となる。本実施例で用いたサーミスタ55は、
10msecという短い周期のパルス状温度変化には追従でき
ず、パルス波形の略極小値を指示する。従って加熱部H
の表面温度の極小値の包絡線は、サーミスタ55の検知温
度曲線とほぼ一致する。
ところで、通電パルス巾を一定値τ0に固定して定着処
理を行なった場合の加熱部Hの表面温度の時間変化は、
第8図に示すように加熱部Hの温度は初期は定着温度T
H0近傍であるが、発熱体28周辺が温まり、極小温度が上
昇するにもかかわらず発熱量が一定であるため、加熱部
Hの温度は定着動作が進むにつれて定着温度TH0を大き
く超えてしまう。すると、無駄な電力を消費することに
なるうえ、機内昇温が大きくなるという問題がある。ま
た、連続して多くの定着処理動作を行なう場合、発熱体
がさらに著しく昇温し、ついには破損してしまう恐れも
ある。また、加熱部Hに圧接当接される定着フィルムも
熱変形してしまう虞れがある。
理を行なった場合の加熱部Hの表面温度の時間変化は、
第8図に示すように加熱部Hの温度は初期は定着温度T
H0近傍であるが、発熱体28周辺が温まり、極小温度が上
昇するにもかかわらず発熱量が一定であるため、加熱部
Hの温度は定着動作が進むにつれて定着温度TH0を大き
く超えてしまう。すると、無駄な電力を消費することに
なるうえ、機内昇温が大きくなるという問題がある。ま
た、連続して多くの定着処理動作を行なう場合、発熱体
がさらに著しく昇温し、ついには破損してしまう恐れも
ある。また、加熱部Hに圧接当接される定着フィルムも
熱変形してしまう虞れがある。
本発明はこのような問題を解消するために、発熱体28へ
の給電パルス巾を変えて常に定着温度TH0を維持するよ
うにしたもので、第5図に発熱体28への給電を行う給電
回路の一例を示す。60はマイクロコンピュータを含む制
御回路であり、サーミスタ55の検知温度に応じて、パワ
ーFET等のスイッチ手段73を制御し、発熱体28への電源
回路61からの給電のパルス巾を変えることで発熱体28へ
の供給電力を制御する。
の給電パルス巾を変えて常に定着温度TH0を維持するよ
うにしたもので、第5図に発熱体28への給電を行う給電
回路の一例を示す。60はマイクロコンピュータを含む制
御回路であり、サーミスタ55の検知温度に応じて、パワ
ーFET等のスイッチ手段73を制御し、発熱体28への電源
回路61からの給電のパルス巾を変えることで発熱体28へ
の供給電力を制御する。
本実施例で、上記のような電力制御をする理由を以下に
示す。本実施例では、加熱体21において発熱体28から基
板54への放熱を防止するために、断熱層53を設けてい
る。その目的は、無駄な放熱をなくし、エネルギー効
率を高めることで省エネルギー化をはかる。基板54か
らの放熱による機内昇温を低減する、の2点である。
示す。本実施例では、加熱体21において発熱体28から基
板54への放熱を防止するために、断熱層53を設けてい
る。その目的は、無駄な放熱をなくし、エネルギー効
率を高めることで省エネルギー化をはかる。基板54か
らの放熱による機内昇温を低減する、の2点である。
ところで、発熱体28への供給電力を制御することなしに
単に断熱するだけだと、発熱量が放熱量を著しく上まわ
ることになり、発熱体28及び加熱部Hが異常に昇温し、
発熱体28及び定着フィルム23が熱により破損する虞れが
ある。そこで、断熱層53を設けた場合に加熱部Hの異常
昇温を防止するために、発熱体28への供給電力制御が有
効となるのである。
単に断熱するだけだと、発熱量が放熱量を著しく上まわ
ることになり、発熱体28及び加熱部Hが異常に昇温し、
発熱体28及び定着フィルム23が熱により破損する虞れが
ある。そこで、断熱層53を設けた場合に加熱部Hの異常
昇温を防止するために、発熱体28への供給電力制御が有
効となるのである。
以下、本実施例の電力制御の方法を説明する。
本実施例のパルス加熱による定着方式では、前述のよう
にトナーをmsecオーダーの短い時間のみ加熱するので、
トナーの加熱時間よりもむしろ加熱部Hの温度が定着性
能に関し支配的であり、加熱部Hの最大到達温度に応じ
てトナー層が昇温する。すると、トナーが定着に十分な
状態にまで軟化するときの加熱部Hの温度をTH0とした
時、加熱部Hの極大温度が、定着処理中においてほぼT
H0に保たれるように、発熱体28への給電を制御すれば、
無駄な電力を消費することなく、十分な定着性能を得る
ことができる。
にトナーをmsecオーダーの短い時間のみ加熱するので、
トナーの加熱時間よりもむしろ加熱部Hの温度が定着性
能に関し支配的であり、加熱部Hの最大到達温度に応じ
てトナー層が昇温する。すると、トナーが定着に十分な
状態にまで軟化するときの加熱部Hの温度をTH0とした
時、加熱部Hの極大温度が、定着処理中においてほぼT
H0に保たれるように、発熱体28への給電を制御すれば、
無駄な電力を消費することなく、十分な定着性能を得る
ことができる。
加熱部Hの温度が基準温度T0であり、時間t0だけ一定電
圧Vが電極50に給電されたときに、加熱部Hの温度が定
着温度TH0まで到達するとするが(第6図参照)、発明
者らの実験によると、TH0、T0、t0の間には、 TH0=T0+A(1−e-Bto) (1) という関係があることが明らかになった。
圧Vが電極50に給電されたときに、加熱部Hの温度が定
着温度TH0まで到達するとするが(第6図参照)、発明
者らの実験によると、TH0、T0、t0の間には、 TH0=T0+A(1−e-Bto) (1) という関係があることが明らかになった。
なお、Aは発熱体28への給電電力によって決まる係数、
Bは加熱部Hからの放熱経路によって決まる係数であ
る。
Bは加熱部Hからの放熱経路によって決まる係数であ
る。
そして、本発明者らの実験によると、 という関係があることが明らかになった。
なお、Vは発熱体28への給電電圧、Rは発熱体28の電気
抵抗、kは定数である。
抵抗、kは定数である。
加熱部Hの温度がTBのとき、これを定着温度TH0まで昇
温するのに必要なパルス状給電時間をτBとすると、 となる。
温するのに必要なパルス状給電時間をτBとすると、 となる。
B′は室温及び発熱体温度が一定範囲内であれば略一定
である。したがって、予め実験によって、式(1)を用
いて求めることができる。
である。したがって、予め実験によって、式(1)を用
いて求めることができる。
したがって、B=B′。
A′は発熱体28への給電電圧V,発熱体28の電気抵抗Rが
一定であれば略一定である。したがって、予め標準電圧
V0,標準抵抗R0の条件で、実験によりAの値を求めてお
けば、VV0,RR0ならば、A′=Aである。
一定であれば略一定である。したがって、予め標準電圧
V0,標準抵抗R0の条件で、実験によりAの値を求めてお
けば、VV0,RR0ならば、A′=Aである。
A′=A,B′=Bならば、式(3)は下記のようにな
る。
る。
これらのことから、A,Bは実験により予め求まるので、
定着温度TH0を所定の値に設定したとき、TBをサーミス
タ55により測定し、式(4)により求めたパルス巾τB
だけパルスを通電すれば、発熱体の極大温度を定着温度
TH0まで昇温可能となる。
定着温度TH0を所定の値に設定したとき、TBをサーミス
タ55により測定し、式(4)により求めたパルス巾τB
だけパルスを通電すれば、発熱体の極大温度を定着温度
TH0まで昇温可能となる。
本実施例においては前述のように、発熱体28に十分小さ
いDuty比でパルス状通電をした場合、パルス状に変化す
る加熱部Hが極小温度を示す時、すなわち次のパルス通
電開始寸前において、加熱部Hの温度がほぼサーミスタ
55の検知温度と等しくなる。従ってこの時のサーミスタ
55の検知温度を用い、第5図の制御回路60において、式
(4)に従って次の通電時間を算出し、電源61により発
熱体28へ、算出した時間τBだけ給電する。
いDuty比でパルス状通電をした場合、パルス状に変化す
る加熱部Hが極小温度を示す時、すなわち次のパルス通
電開始寸前において、加熱部Hの温度がほぼサーミスタ
55の検知温度と等しくなる。従ってこの時のサーミスタ
55の検知温度を用い、第5図の制御回路60において、式
(4)に従って次の通電時間を算出し、電源61により発
熱体28へ、算出した時間τBだけ給電する。
第7図は、本実施例において、定着動作中の加熱部Hの
温度の時間変化を示すグラフを、発熱体28への給電のタ
イミング図と並べて示した図である。本実施例では発熱
体28への給電電圧Vは一定であり、通電パルスの周期τ
も一定である。加熱部Hの温度がT0の時に時刻t0で定着
動作を開始したとすると、加熱部Hの温度は、温度T0か
ら一義的に定まるパルス巾τ0の通電により定着温度T
H0に達した後、τ0よりも十分長い非給電時間(τ−τ
0)の間にT0より高温のT1まで低下する。次に、時刻t0
からパルス周期τだけ経た時刻t1において2回目の通電
を、τ0より短い温度T1より一義的に定まるパルス巾τ
1だけ発熱体28に行なうことにより、加熱部Hの温度は
再びTH0まで上昇し、給電停止と共に低下する。以下同
様にして、通電開始後にパルス周期τごとにサーミスタ
55の温度を読み、検知温度によって式(4)により求ま
るパルス巾τBで、発熱体28へ給電することにより、加
熱部Hの極大温度を定着温度TH0に保つことができる。
温度の時間変化を示すグラフを、発熱体28への給電のタ
イミング図と並べて示した図である。本実施例では発熱
体28への給電電圧Vは一定であり、通電パルスの周期τ
も一定である。加熱部Hの温度がT0の時に時刻t0で定着
動作を開始したとすると、加熱部Hの温度は、温度T0か
ら一義的に定まるパルス巾τ0の通電により定着温度T
H0に達した後、τ0よりも十分長い非給電時間(τ−τ
0)の間にT0より高温のT1まで低下する。次に、時刻t0
からパルス周期τだけ経た時刻t1において2回目の通電
を、τ0より短い温度T1より一義的に定まるパルス巾τ
1だけ発熱体28に行なうことにより、加熱部Hの温度は
再びTH0まで上昇し、給電停止と共に低下する。以下同
様にして、通電開始後にパルス周期τごとにサーミスタ
55の温度を読み、検知温度によって式(4)により求ま
るパルス巾τBで、発熱体28へ給電することにより、加
熱部Hの極大温度を定着温度TH0に保つことができる。
なお、A<TH0−T0の場合、パルス巾τBの通電では加
熱部Hの温度が定着温度TH0に達しないが、数パルス、
すなわち数10msecのうちに定着温度TH0に達する。
熱部Hの温度が定着温度TH0に達しないが、数パルス、
すなわち数10msecのうちに定着温度TH0に達する。
また、A>TH0−T0の場合でも電源性能からくるパルス
巾の定格最大値が加熱部Hの温度を定着温度TH0に昇温
するのに必要なパルス巾より小さい場合も、A<TH0−T
0の場合と同様にごく短時間で加熱部Hの温度を定着温
度TH0に昇温可能である。
巾の定格最大値が加熱部Hの温度を定着温度TH0に昇温
するのに必要なパルス巾より小さい場合も、A<TH0−T
0の場合と同様にごく短時間で加熱部Hの温度を定着温
度TH0に昇温可能である。
以上述べた如く本実施例の発熱体(加熱体)は、小型の
もので十分でありそのため熱容量が小さなり、予め加熱
体を昇温させる必要がないので、非画像形成時の消費電
力も小さくすることができ、また機内昇温も防止できる
こととなる。
もので十分でありそのため熱容量が小さなり、予め加熱
体を昇温させる必要がないので、非画像形成時の消費電
力も小さくすることができ、また機内昇温も防止できる
こととなる。
また、かかる本実施例では、定着フィルム23として薄く
て安価なPET(ポリエステル)フィルムを基に耐熱処理
を施したものを用いることが可能なので、第9図のごと
く定着フィルム23は巻取り方式で使用後に交換する形態
を採ることができる。すなわち、所定長さのシートを巻
いたロールをシート送り出し軸24にセットし、発熱体28
と加圧ローラ22及び分離ローラ26の間を通して巻取り軸
27にシートの先端を固着する。かかる方式を採った場合
は、定着フィルムセンサーアーム30とセンサー(図示せ
ず)で定着フィルムの残量を検出してシートが終端近く
なった場合に使用者に警告表示ないしは警告音で定着フ
ィルムの交換を促すようにするのがよい。そして、定着
フィルム23の交換の際には、発熱体28と加圧ローラ22、
分離ローラ26とをそれぞれ離間させるように、回転軸31
を中心に第9図のごとく開閉可能にすることが望まれ
る。本実施例では、定着フィルム23を上記のごとく巻取
り交換方式で、定着フィルムの耐久性に関係なく、薄膜
化することが可能となり、低電力化することができる。
て安価なPET(ポリエステル)フィルムを基に耐熱処理
を施したものを用いることが可能なので、第9図のごと
く定着フィルム23は巻取り方式で使用後に交換する形態
を採ることができる。すなわち、所定長さのシートを巻
いたロールをシート送り出し軸24にセットし、発熱体28
と加圧ローラ22及び分離ローラ26の間を通して巻取り軸
27にシートの先端を固着する。かかる方式を採った場合
は、定着フィルムセンサーアーム30とセンサー(図示せ
ず)で定着フィルムの残量を検出してシートが終端近く
なった場合に使用者に警告表示ないしは警告音で定着フ
ィルムの交換を促すようにするのがよい。そして、定着
フィルム23の交換の際には、発熱体28と加圧ローラ22、
分離ローラ26とをそれぞれ離間させるように、回転軸31
を中心に第9図のごとく開閉可能にすることが望まれ
る。本実施例では、定着フィルム23を上記のごとく巻取
り交換方式で、定着フィルムの耐久性に関係なく、薄膜
化することが可能となり、低電力化することができる。
又、本実施例では前述の如く定着フィルムへのオフセッ
トが生じないので、定着フィルムの熱変形や劣化が小さ
ければ、巻取った定着フィルムを再び使用することが可
能であり、自動的に巻戻す、あるいは、巻取側と送出側
とを交換するなどして複数回使用しても良い。
トが生じないので、定着フィルムの熱変形や劣化が小さ
ければ、巻取った定着フィルムを再び使用することが可
能であり、自動的に巻戻す、あるいは、巻取側と送出側
とを交換するなどして複数回使用しても良い。
また、本実施例では分離ローラ26を設けることにより、
該分離ローラまでの間加圧状態でのトナー像Tの冷却時
間を確保し、しかも上記分離ローラ26の曲率を大きくす
ることによって定着フィルム23と転写材Pとの分離を容
易にするとともに、前述の効果に相乗して分離部におけ
るオフセットを防止することができる。
該分離ローラまでの間加圧状態でのトナー像Tの冷却時
間を確保し、しかも上記分離ローラ26の曲率を大きくす
ることによって定着フィルム23と転写材Pとの分離を容
易にするとともに、前述の効果に相乗して分離部におけ
るオフセットを防止することができる。
ただし、本実施例では加圧ローラ22によりトナー像の冷
却が促進されるので、加熱部H及び定着フィルム23の熱
容量が十分小さく、かつ定着速度が小さい場合には、分
離ローラ26のごとき特別な手段を設けずとも、転写材P
が加熱部Hを通過後の短い範囲でトナー像Tは冷却する
ので、本実施例で示した分離ローラ26を省略しても、オ
フセットのない定着処理が可能となる。すなわち、トナ
ー像を一旦加熱し軟化溶融させた後再び放熱固化した後
に定着フィルムと転写材とを分離できればよい。
却が促進されるので、加熱部H及び定着フィルム23の熱
容量が十分小さく、かつ定着速度が小さい場合には、分
離ローラ26のごとき特別な手段を設けずとも、転写材P
が加熱部Hを通過後の短い範囲でトナー像Tは冷却する
ので、本実施例で示した分離ローラ26を省略しても、オ
フセットのない定着処理が可能となる。すなわち、トナ
ー像を一旦加熱し軟化溶融させた後再び放熱固化した後
に定着フィルムと転写材とを分離できればよい。
次に、本実施例装置による実施結果を具体的数値をもっ
て示す。室温20℃において約125℃で軟化定着するトナ
ーを用いて厚さ100μmの転写材Pにトナー画像Tを形
成し、パルス通電の周期10msecで、加熱部Hの極大温度
が300℃となるように、サーミスタ55の検知温度を用い
てパルス巾τBを制御しつつ定着処理速度50mm/secで定
着テストを行なったところ、実用上全く問題のない画像
が得られた。本実施例では加熱部Hの熱容量が極めて小
さいので、発熱体28に前もって通電し加熱部Hを温める
ための待機時間は不要である。また、本実施例では定着
処理を進めてゆくにつれ、断熱層53の効果により加熱部
Hがある程度温まるので、パルス状通電時間がだんだん
短くなるため、平均消費電力が少なくてすむうえ、機内
昇温も実用上問題なかった。
て示す。室温20℃において約125℃で軟化定着するトナ
ーを用いて厚さ100μmの転写材Pにトナー画像Tを形
成し、パルス通電の周期10msecで、加熱部Hの極大温度
が300℃となるように、サーミスタ55の検知温度を用い
てパルス巾τBを制御しつつ定着処理速度50mm/secで定
着テストを行なったところ、実用上全く問題のない画像
が得られた。本実施例では加熱部Hの熱容量が極めて小
さいので、発熱体28に前もって通電し加熱部Hを温める
ための待機時間は不要である。また、本実施例では定着
処理を進めてゆくにつれ、断熱層53の効果により加熱部
Hがある程度温まるので、パルス状通電時間がだんだん
短くなるため、平均消費電力が少なくてすむうえ、機内
昇温も実用上問題なかった。
第10図は本実施例の定着器を用いて表面にトナー層を有
する転写紙を搬送しつつ定着処理する場合の、トナー及
び転写紙、詳しくはそれぞれの断面方向の中央部の温度
の時間変化を求めた試験結果のグラフで、条件は以下の
通りである。
する転写紙を搬送しつつ定着処理する場合の、トナー及
び転写紙、詳しくはそれぞれの断面方向の中央部の温度
の時間変化を求めた試験結果のグラフで、条件は以下の
通りである。
加熱条件:エネルギー密度25w/mm2で2ms加熱、トナーの
定着温度:125℃、フィルム:PET(厚さ6μm)、トナー
厚さ:20μm、転写紙の厚さ:100μm、室温:20℃ 本試験では、加熱部Hはトナーの定着温度125℃よりは
るかに高い約300℃まで昇温するので、トナーは定着温
度を超えて十分に加熱され良好な定着性が得られる。一
方、転写紙の昇温は極めて小さく、従来の熱ローラ定着
に比べてエネルギーの無駄が少ない。
定着温度:125℃、フィルム:PET(厚さ6μm)、トナー
厚さ:20μm、転写紙の厚さ:100μm、室温:20℃ 本試験では、加熱部Hはトナーの定着温度125℃よりは
るかに高い約300℃まで昇温するので、トナーは定着温
度を超えて十分に加熱され良好な定着性が得られる。一
方、転写紙の昇温は極めて小さく、従来の熱ローラ定着
に比べてエネルギーの無駄が少ない。
さらに本試験では、加熱時間や加熱エネルギー密度が変
動して過剰なエネルギーが与えられた場合でも、高温オ
フセットの発生がなく、加熱制御の許容範囲が広いこと
が判る。
動して過剰なエネルギーが与えられた場合でも、高温オ
フセットの発生がなく、加熱制御の許容範囲が広いこと
が判る。
ところで、前記した式(2)における係数Aは、発熱体
28への印加電圧V,発熱体28の電気抵抗Rに依存している
ことから、印加電圧V,電気抵抗Rが標準値V0及びR0から
ずれると設定した定着温度TH0にすることができなくな
る。
28への印加電圧V,発熱体28の電気抵抗Rに依存している
ことから、印加電圧V,電気抵抗Rが標準値V0及びR0から
ずれると設定した定着温度TH0にすることができなくな
る。
本発明は、定着動作が行なわれる前に、係数Aを正しい
値に補正するための加熱昇温特性検知工程(以下制御加
熱工程と称す)を行い、係数Aが標準値 から変化した場合でも、正しい係数Aの値を求めて定着
動作を行うようにしている。
値に補正するための加熱昇温特性検知工程(以下制御加
熱工程と称す)を行い、係数Aが標準値 から変化した場合でも、正しい係数Aの値を求めて定着
動作を行うようにしている。
すなわち、発熱体28へある一定の時間、一定の周期・パ
ルス巾で通電した時の通電時間内におけるTBの上昇分を
ΔTBとすると、本発明者らの実験によればΔTBは発熱体
28への印加電力、V2/Rに対し正の相関があった。
ルス巾で通電した時の通電時間内におけるTBの上昇分を
ΔTBとすると、本発明者らの実験によればΔTBは発熱体
28への印加電力、V2/Rに対し正の相関があった。
(kは定数)なので、第13図に示すように、AはΔTBと
正の相関がある。
正の相関がある。
したがって、ΔTBとAの関係を予め実験で求め、その関
係(第14図参照)を給電回路の制御回路60に入力してお
き、サーミスタ55によりΔTBを測定することにより係数
Aの補正を行うことができる。
係(第14図参照)を給電回路の制御回路60に入力してお
き、サーミスタ55によりΔTBを測定することにより係数
Aの補正を行うことができる。
第12図は上記した係数Aの補正を行う制御加熱工程を説
明するシーケンスチャートで、本実施例の定着装置を装
備した画像形成装置の主電源スイッチ(不図示)を時刻
t0でオン、時刻t1でコピーボタンをオンすると、、時刻
t2から時刻t3まで上記した制御加熱工程を行なう。
明するシーケンスチャートで、本実施例の定着装置を装
備した画像形成装置の主電源スイッチ(不図示)を時刻
t0でオン、時刻t1でコピーボタンをオンすると、、時刻
t2から時刻t3まで上記した制御加熱工程を行なう。
制御加熱工程は、発熱体28にΔTBとAの関係を求めたの
と同一条件で通電し、その時のTBの上昇量ΔTBをサーミ
スタ55により測定する。そして、制御回路60によりΔTB
の測定値に応じて係数Aの値を決定する。
と同一条件で通電し、その時のTBの上昇量ΔTBをサーミ
スタ55により測定する。そして、制御回路60によりΔTB
の測定値に応じて係数Aの値を決定する。
時刻t4〜t5の間における定着工程において、制御加熱工
程で求めた係数Aの値を用い、式(4)に従ってパルス
巾(τB)を求め、発熱体28の極大温度を設定して定着
温度TH0に制御し、そして時刻t6で画像形成動作が完了
する。
程で求めた係数Aの値を用い、式(4)に従ってパルス
巾(τB)を求め、発熱体28の極大温度を設定して定着
温度TH0に制御し、そして時刻t6で画像形成動作が完了
する。
第11図は第5図に示す給電回路における電源回路61の詳
細を示しており、交流電源70を整流回路71、コンデンサ
72により整流平滑化して発熱体28へ給電する直流電圧V
を得る。
細を示しており、交流電源70を整流回路71、コンデンサ
72により整流平滑化して発熱体28へ給電する直流電圧V
を得る。
交流電源70の電圧変動等により直流電圧Vのバラツキ
は、0.85V0≦V≦1.15V0、また本実施例に用いられる発
熱体28の抵抗値のバラツキは、初期値の公差及び経時変
化を含めて、0.8R0≦R≦1.2R0でる。
は、0.85V0≦V≦1.15V0、また本実施例に用いられる発
熱体28の抵抗値のバラツキは、初期値の公差及び経時変
化を含めて、0.8R0≦R≦1.2R0でる。
従ってAのバラツキの範囲は、 0.60A0≦A≦1.65A0 (5) となる。
前述のように、本実施例では定着工程前に制御加熱工程
を設け、そこで係数Aの値を補正するものであり、Aの
値が式(5)のように変動しても定着工程において常に
加熱部Hの極大温度と一定の温度範囲に収める適切な通
電加熱制御が可能となる。
を設け、そこで係数Aの値を補正するものであり、Aの
値が式(5)のように変動しても定着工程において常に
加熱部Hの極大温度と一定の温度範囲に収める適切な通
電加熱制御が可能となる。
なお、A値は室温、加熱体周辺の初期温度によっても変
化するが、制御加熱工程でこれらの要因によるA値の変
動も検出可能である。
化するが、制御加熱工程でこれらの要因によるA値の変
動も検出可能である。
本実施例において、制御加熱工程を設けず、A=A′=
一定として、式(4)より、パルス巾τBを決定し、定
着工程を行なうと、以下のような不都合が生じる。
一定として、式(4)より、パルス巾τBを決定し、定
着工程を行なうと、以下のような不都合が生じる。
式(3′)よりワンパルスでの昇温(TH0−TB)は、A
に比例する。
に比例する。
従って、A<A0なら発熱体28の極大温度はTH0より低く
なり、A>A0なら発熱体28の極大温度はTH0より高くな
る。
なり、A>A0なら発熱体28の極大温度はTH0より高くな
る。
TH0=300℃、TB=50℃の場合、TH0−TB=250℃で (I):A=0.60A0(電力最小時)の時は、加熱部Hのピ
ーク温度が200℃までしか昇温しない。そのため、加熱
部Hにより、厚さ0.6μmの定着フィルムを介して加熱
されるトナーの温度は融点125℃に達せず、定着不良を
生じる。(II):A=1.65A0(電力最大時)の時は、加熱
部Hのピーク温度が400℃に達する。
ーク温度が200℃までしか昇温しない。そのため、加熱
部Hにより、厚さ0.6μmの定着フィルムを介して加熱
されるトナーの温度は融点125℃に達せず、定着不良を
生じる。(II):A=1.65A0(電力最大時)の時は、加熱
部Hのピーク温度が400℃に達する。
本実施例によれば、制御加熱工程のパルス通電周期τ1
と、定着工程中の周期τ2において、 τ1<τ2 とすることで制御加熱工程中のパルス通電時間を小さく
する。その結果、ヒータに印加される瞬間電力を小さく
し、十分に基板の温度を上昇させることができる。
と、定着工程中の周期τ2において、 τ1<τ2 とすることで制御加熱工程中のパルス通電時間を小さく
する。その結果、ヒータに印加される瞬間電力を小さく
し、十分に基板の温度を上昇させることができる。
例えば、上記τ2が20msecの場合に、制御加熱工程で、
周期20msecで通電を行うと、基板の温度を十分に上昇さ
せるための通電時間は、1msec必要である。しかし、制
御加熱工程の通電周期τ1を4msecとすると、通電時間
が0.2msecで基板の温度を十分に上昇させることができ
ることが本発明者らの実験により判明している。
周期20msecで通電を行うと、基板の温度を十分に上昇さ
せるための通電時間は、1msec必要である。しかし、制
御加熱工程の通電周期τ1を4msecとすると、通電時間
が0.2msecで基板の温度を十分に上昇させることができ
ることが本発明者らの実験により判明している。
第15図に、この数値例における実験結果を示す。第15図
で破線で示す曲線は周期20msecで1msec通電の場合であ
り、実線で示される線が周期4msecで0.2msec通電の場合
である。第15図は、上述の結果を示しており、又、他の
数値例においても同様の結果が実験により得られた。
で破線で示す曲線は周期20msecで1msec通電の場合であ
り、実線で示される線が周期4msecで0.2msec通電の場合
である。第15図は、上述の結果を示しており、又、他の
数値例においても同様の結果が実験により得られた。
この例の場合、発熱体に印加される瞬間電力は、本実施
例を用いない場合の1/5となり、発熱体の破損を防ぐこ
とができる。
例を用いない場合の1/5となり、発熱体の破損を防ぐこ
とができる。
本発明は、制御加熱工程だけでなく、予備加熱工程のよ
うに、加熱部の急激で十分な温度上昇が重要でなく、基
板の温度を十分に上昇させる場合に有要である。第16図
に本実施例を用いた場合の加熱体の加熱工程を示す。τ
1<τ2となる様にパルス通電を行い、制御加熱工程中
の発熱部の温度上昇は小さくなる。それによって発熱体
の破損を防いでいる。
うに、加熱部の急激で十分な温度上昇が重要でなく、基
板の温度を十分に上昇させる場合に有要である。第16図
に本実施例を用いた場合の加熱体の加熱工程を示す。τ
1<τ2となる様にパルス通電を行い、制御加熱工程中
の発熱部の温度上昇は小さくなる。それによって発熱体
の破損を防いでいる。
以上のように本発明は、加熱体に発熱体が一体的に形成
された線状の加熱部を設け、パルス状に通電発熱を繰り
返し、かつ加熱部の極大温度が一定となることとしたの
で、転写部材の加熱を極力抑えるとともにトナー画像を
効率的に加熱溶融することが可能となり、省エネルギー
化を図れるという効果をもたらす。
された線状の加熱部を設け、パルス状に通電発熱を繰り
返し、かつ加熱部の極大温度が一定となることとしたの
で、転写部材の加熱を極力抑えるとともにトナー画像を
効率的に加熱溶融することが可能となり、省エネルギー
化を図れるという効果をもたらす。
また、定着不良がオフセットを発生することなく、加熱
体の熱容量を小さくすることが可能となり、その結果、
装置使用時の待機時間や、消費電力、機内昇温の小さな
画像形成装置を得ることができ、さらには、発熱体及び
定着フィルムの破損防止を図れるという効果をも奏す
る。
体の熱容量を小さくすることが可能となり、その結果、
装置使用時の待機時間や、消費電力、機内昇温の小さな
画像形成装置を得ることができ、さらには、発熱体及び
定着フィルムの破損防止を図れるという効果をも奏す
る。
また、定着工程に先だって行う仮通電において、定着処
理中の周期より仮通電時の周期を小さくすることによ
り、発熱体にかかる瞬時電力を小さくすることができ、
発熱体の破損を防止することができる。
理中の周期より仮通電時の周期を小さくすることによ
り、発熱体にかかる瞬時電力を小さくすることができ、
発熱体の破損を防止することができる。
第1図は本発明による定着装置の一実施例を装備した画
像形成装置の概略図、第2図は第1図の定着装置の拡大
断面図、第3図は加熱体の拡大断面図、第4図はパルス
状通電による加熱の原理を示す図、第5図は給電回路の
ブロック図、第6図は電極への1パルス給電時の加熱部
での温度変化を示す図、第7図はパルス巾を変えたとき
の加熱部の温度変化を示す図、第8図は比較例の温度変
化を示す図、第9図は第2図装置の定着フィルム交換時
における断面図、第10図は一定条件下での加熱工程にお
ける各部の温度変化を示す図、第11図は第5図の給電回
路における電源回路の詳細を示す回路図、第12図はシー
ケンスチャート、第13図,第14図は制御加熱工程を説明
する図、第15図は周期変化による温度変化を示す図、第
16図は制御加熱工程と定着工程とを示す図である。 20……定着装置、21……加熱体 22……加圧ローラ、23……定着フィルム 28……発熱体 55……温度検知素子(サーミスタ) 60……制御回路、P……転写材 T……トナー
像形成装置の概略図、第2図は第1図の定着装置の拡大
断面図、第3図は加熱体の拡大断面図、第4図はパルス
状通電による加熱の原理を示す図、第5図は給電回路の
ブロック図、第6図は電極への1パルス給電時の加熱部
での温度変化を示す図、第7図はパルス巾を変えたとき
の加熱部の温度変化を示す図、第8図は比較例の温度変
化を示す図、第9図は第2図装置の定着フィルム交換時
における断面図、第10図は一定条件下での加熱工程にお
ける各部の温度変化を示す図、第11図は第5図の給電回
路における電源回路の詳細を示す回路図、第12図はシー
ケンスチャート、第13図,第14図は制御加熱工程を説明
する図、第15図は周期変化による温度変化を示す図、第
16図は制御加熱工程と定着工程とを示す図である。 20……定着装置、21……加熱体 22……加圧ローラ、23……定着フィルム 28……発熱体 55……温度検知素子(サーミスタ) 60……制御回路、P……転写材 T……トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−263683(JP,A) 特開 平1−279276(JP,A) 特開 昭59−68766(JP,A) 特開 昭59−157678(JP,A) 特開 昭63−56662(JP,A) 特開 昭63−313182(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】巾方向に沿って延びる線状の発熱体及び加
熱部近傍の温度を検出する温度検知手段を有する加熱体
と、該加熱体に圧接しつつ回転する加圧ローラとの間に
加熱溶融性のトナー画像を担持した転写部材を挟持せし
めると共に、該トナー画像に該転写部材と等速度で移動
するシート面部材を密着せしめ、該加熱体の発熱体に給
電制御手段からパルス状通電を行なって発熱させ、該加
熱部において該シート面部材を介して該トナー画像を溶
融せしめ、該シート面部材を該加熱部から移動方向下流
側において冷却固化したトナー画像から分離する定着装
置であって、 上記給電制御手段は、上記加熱部温度の極大値が所定範
囲となるように1周期当たりのパルス巾を変えて1パル
ス当たりのエネルギー量を制御すると共に、定着動作開
始前に一定周期で仮通電を行ない、検出温度情報から上
記発熱体に対する1パルス当たりのエネルギー量を決定
し、定着動作時と該仮通電時の通電周期を異なるように
制御することを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】前記給電制御手段は、仮通電時の通電周期
を、定着動作時の通電周期よりも短く設定したことを特
徴とする請求項1に記載の定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21667088A JPH0769652B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21667088A JPH0769652B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 定着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0264590A JPH0264590A (ja) | 1990-03-05 |
| JPH0769652B2 true JPH0769652B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=16692084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21667088A Expired - Fee Related JPH0769652B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0769652B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2638387B2 (ja) * | 1992-05-18 | 1997-08-06 | 株式会社豊田自動織機製作所 | フォークリフトのチェーンホイール取付構造 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP21667088A patent/JPH0769652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0264590A (ja) | 1990-03-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |