JPH0769668A - 切断糸の製造方法およびそのための装置 - Google Patents

切断糸の製造方法およびそのための装置

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JPH0769668A
JPH0769668A JP6178825A JP17882594A JPH0769668A JP H0769668 A JPH0769668 A JP H0769668A JP 6178825 A JP6178825 A JP 6178825A JP 17882594 A JP17882594 A JP 17882594A JP H0769668 A JPH0769668 A JP H0769668A
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cutting
actinic radiation
thread
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receiver member
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JP6178825A
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Inventor
Eric Augier
エリク・オージェ
Timothy Johnson
ティモティ・ジョンソン
Patrick Moireau
パトリック・モワロー
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Saint Gobain Adfors SAS
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Vetrotex France SA
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/12General methods of coating; Devices therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/10Non-chemical treatment
    • C03B37/16Cutting or severing
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 液体状態にあり且つ化学線によって反応でき
る非水性サイズ剤でコーティングされた連続フィラメン
トからなるガラス糸が、該ガラス糸を引き出すまたは運
搬するためにも使用される部材により切断され、続い
て、化学線に施される製造方法。この方法を実施する装
置は、切断および引き出し部材1,2を含み、さらにレ
シーバー部材3,7を含み、さらにまた、切断糸がある
部材から別の部材に落ちる領域の一つに向けられた化学
線源9および/またはレシーバー部材の領域(この領域
の下部にはブロアー部材11が配置されている)に向け
られた化学線源10を含む。 【効果】 装置が小規模であり、また多量の光開始剤
や、反応性の高いサイズ組成物を取り扱う必要がない。
さらに、糸のフロックおよび分解の問題が生じにくい。
また、長さ方向全体にわたり均一な特性を有する糸が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学線の影響下反応で
きる液体状態の混合物でコーティングされた糸から、切
断糸(cut thread)を製造する方法に関するものであ
る。さらに詳細には、本発明は、とくにガラス糸(該糸
は、化学線の影響下反応できる化合物をベースとするサ
イズ組成物でコーティングされているフィラメントから
なる)のような強化材として使用するための連続糸か
ら、切断糸を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および課題】切断糸は、熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、石膏、セメントまたは紙のような様々なマ
トリックスを強化するために一般的に使用されている。
これらの切断糸を、次のような方法において、一つ以上
の複数の繊維引き出し装置から直接製造することが知ら
れている:一つまたは複数のダイプレートの孔部から流
れる溶融ガラスの薄い流れが、フィラメントとなるよう
に機械的に引き出され、続いてサイズ組成物でフィラメ
ントがコーティングされた後、糸となるように集めら
れ、得られた糸は切断され、機械的な引き出しプロセス
が、切断部材のアンビルホイールにより行われる。
【0003】フィラメントをコーティングするために用
いられるサイズは、続く転換に必要な性質をそこに付与
しながら、とくにフィラメントをお互いに結合させ、且
つ糸を摩擦から保護するものである。最も一般的に使用
されているサイズは、約90重量%の水を一般的に含む
水性サイズである。この水の顕著な量は、製造工程を適
切に進める上で悪影響を及ぼすので、別の段階で、水分
含量を減少させるための手段が必要となる。
【0004】切断する前、水の幾分かはフィラメント形
成装置での摩擦により取り除かれる。それにもかかわら
ず、この程度の水分含量の減少では、不充分であること
が判明している。とくに、切断後、糸がお互いに接着
し、さらに糸の収集のための装置にも接着してしまう。
切断する前に水分を減少させるための手段は、とくにW
O92/05122号に記載されている。
【0005】マトリックスを強化するための切断糸の切
断後且つ使用前の水分含量を減少させる別の手段もある
が、これは、水が、ガラスとマトリックスとの間の良好
な接着性および得られる複合体の耐老化性を害する可能
性がある。仏国特許第2 253718号は、切断糸の製造方法
を記載しており、この方法は、糸を切断した後、一連の
赤外線ランプ下、切断糸を通過させることにより、ある
いは空気が循環するオーブンを通過させることにより、
糸の水分含量を減少させる工程を含むものである。
【0006】しかしながら、乾燥ステージは、生産性を
制限し、あるいは大きいエネルギー消費を要求する比較
的大規模の装置の使用を必要とする。
【0007】連続糸のための他の方法も知られている。
とくにこの方法は、UV照射の影響下反応する混合物
を、繊維引き出し操作の間、フィラメントに付着させ、
その後、フィラメントをお互いに集め、少なくとも一本
の糸を形成し、この糸が繊維引き出しプロセスの間、U
Vに曝露されるというものである。欧州登録特許第B1-2
43275号明細書に記載されているこのプロセスは、乾燥
ステージの言及はないが、ダイプレートの下部で、フィ
ラメントを速い速度で引き出していることにより、多量
の光開始剤の存在下、非常に反応性のあるサイズ組成物
を取り扱う必要がある。さらに、この方法により得られ
た糸は、切断するときの曲げおよび剪断に耐えることが
できず、またこの操作を行う装置中でフロックが生じた
り、あるいは分解したりする問題が生じる。
【0008】本発明の目的の第1は、上記のような不利
のない切断糸を製造するための新規な方法を提供するこ
とである。
【0009】また本発明の目的は、その長さ方向全体に
わたり均一な特性を有する糸が得られる切断糸の製造方
法を提供することである。
【0010】最後に、本発明の目的は、上記の方法を行
うための装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、非水性
サイズ剤(液体状態であり、且つ化学線の影響下反応で
きる)でコーティングされた連続フィラメントからなる
ガラス糸(液体状態にあり、且つ化学線の影響下反応で
きる)が、これを機械的に引き出すまたは運搬するため
にも使用される部材により切断され、続いて化学線が施
されるという、切断糸の製造方法により達成される。
【0012】本発明において、用語“非水性サイズ剤”
とは、10%未満の水を有するサイズ組成物を意味し、
水の存在は、ある場合において、とくにシランの加水分
解を容易するするためのアクリル組成物において必要と
なる場合がある。
【0013】さらに本発明は、上記の方法を行うための
装置に関するものであり、この装置は、少なくとも一つ
の切断および繊維引き出し部材、あるいはサイズされた
糸を切断し且つ運ぶための部材を含み、さらに切断糸を
受け入れるための少なくとも一つの部材(レシーバー部
材)を含み(切断糸は、ある部材から別の部材に重力に
より単純に落下する)、さらにまた、切断糸がある部材
から別の部材に落ちる領域の一つに向けられた化学線源
および/またはレシーバー部材の領域(この領域の下部
には少なくとも一つのブロアー部材が配置されている)
に向けられた化学線源を含むものである。
【0014】本発明の上記の方法は、数多くの有利さを
有する。この有利さは、以下の記載により明らかとなろ
う。
【0015】本発明の方法の主な有利さの一つは、化学
線の影響下で反応できる上記の非水性サイズ剤を使用す
ること、および切断後の糸に照射を施すことである。本
発明によれば、非水性サイズ剤が実質上使用されるいう
事実が、糸を乾燥する必要性を排除しているために、第
一に、生産性を増加させながら、エネルギーの節約が可
能になる。
【0016】さらに、照射が切断後に行われるという事
実によって、切断前の繊維引き出しプロセスの間に照射
を行う従来のプロセスに見られる、分解またはフロック
の問題を避けることができる。糸の内部のフィラメント
の凝集は、照射の前のサイズ剤の接着性および粘着性に
より、切断プロセスの間でも保たれ、得られた切断糸の
一体性が改善される。
【0017】本発明の方法は、直接法または間接法であ
ることができ、このプロセスの選択は、とくに要求され
る用途に依存する。切断されべき糸がロールから生じ、
且つ切断部材により機械的に運ばれる間接法は、糸に付
着させるサイズ剤の量が多い(5重量%を超える)、例
えば強化セメントのための糸である場合に好適に適用さ
れる。
【0018】しかしながら、ほとんどの場合において、
本発明の方法は、一つ以上のダイプレートにおける孔部
からの溶融ガラスの薄い流れの引き出しにより形成され
るフィラメントが、液体状態であり且つ化学線の影響下
反応できる非水性のサイズ剤でコーティングされ、続い
て少なくとも一本の糸を形成するためにお互いに集めら
れ、続いて一本の糸または複数本の糸が部材(この部材
は化学線照射にかけられる前、糸を引き出して繊維にす
るためにも使用できる)により切断される直接法が有利
である。
【0019】上記で繰り返し述べて来たように、本発明
の方法が直接または間接法であっても、サイズされた糸
は切断された後に照射される。この照射は、以下説明す
るように異なる段階で行うことができる。
【0020】本発明の第1の態様によれば、切断糸は切
断の後、且つレシーバー部材上に収集されるよりも前
に、直接化学線の照射に施される。
【0021】この態様の好適な変形の一つによれば、こ
の方法において、照射された切断糸は、移動コンベヤの
ようなレシーバー部材上で集められ、この部材上で、サ
イズ剤の架橋を完全にするために、少なくとも一つの第
2の化学線源からの化学線に施される。
【0022】上記の態様により得られた切断糸は、続い
て別の移動コンベヤのような他のレシーバー部材に移す
ことができる。
【0023】上記の態様の別の変形によれば、切断糸が
切断された後、且つこれらが第1のレシーバー部材上に
受け入れられるよりも前での切断糸への照射に加え、切
断糸が第1のレシーバー部材から第2のレシーバー部材
に移されるときに糸を照射することもできる(中間的な
照射があってもなくてもよい)。
【0024】本発明の別の実施態様によれば、切断糸
は、レシーバー部材上、および/または一つのレシーバ
ー部材から別のレシーバー部材に移されるとき、照射が
施される。好ましくは、とくに切断糸はまず移動コンベ
ヤのような第1のレシーバー上で集められ、続いてこれ
らは第1レシーバー部材と第2レシーバー部材(これも
移動コンベヤであることができる)との間で化学線にか
けられるのがよい。
【0025】有利には、上記のすべての態様において、
切断された直後に糸を受け入れるレシーバー部材は、振
動する移動コンベヤであるのがよい。このタイプのコン
ベヤ上に落ちる糸は、コンベヤ上でよく分散され、その
表面は同じコンベヤでの照射にさらに完全に曝露され
る。さらに、このタイプのレシーバー部材からでる糸
は、スクリーンの形状で落ち、この形状は、切断糸が落
ちるとき、すべての切断糸が比較的均一に照射されるこ
とが可能となり、且つさらに一定に、糸を別のレシーバ
ー部材に移すことができる。
【0026】さらに、本発明の好適な態様としては、ブ
ロアー部材が、切断のすぐ後に糸を受け入れるコンベヤ
の少なくとも一部分の下部に配置されているものであ
る。このブロアー部材は、とくに化学線に曝露されてい
ないサイズ剤でコーティングされた糸が、コンベヤの表
面上に接着すること、および蓄積することを防ぐことが
でき、さらに前記コンベヤ上で、糸をより良好に照射に
さらすことができる。本発明によれば、レシーバー部材
に向けられた照射装置は、とくに糸があらかじめ照射さ
れていない場合において、照射の間、レシーバー部材に
糸が接着すること防ぐために、これらのブロアー部材と
組み合わされているのが好ましい。
【0027】本発明のとくに好適な態様によれば、切断
糸は、振動するレシーバー部材上に集められ、ブロアー
部材が下部に配置されている前記部材の一部分上で、化
学線に曝露されるのがよい。
【0028】上記で十分に例示された本発明の様々な態
様は、従来ほとんどの場合において行われていた切断前
に照射する方法と比較して、サイズされた切断糸の照射
時間を顕著に増加できるという有利さを提供する。
【0029】照射は、とくに照射プロセスがレシーバー
部材上でおこなわれるとき、あるいは2つのレシーバー
部材の間でおこなわれるとき、数秒間行うことができ
る。なお、照射プロセスは、繊維引き出し速度よりもか
なり遅い糸の移動速度で行われる。この場合において、
とくに反応性があり、しばしば高価となるサイズ剤を使
用する必要はない。
【0030】この事実により、本発明の範囲内において
使用できるサイズ剤の配合の範囲は、顕著に拡大され、
これは、繊維を引き出しながら照射プロセスを行うには
不十分であると判断されている特定の反応性製造物を使
用することができる(該製造物が強化される材料と調和
する限りにおいて)。同様に、配合物の幅広い範囲によ
り、本発明によれば、製造できる製造物の範囲が拡大さ
れる。
【0031】本発明によれば、ポリアミドタイプの材料
と相溶するモノアクリレートウレタンモノマーベースの
サイズ組成物、またはビニルエーテル、オキシラン等を
ベースにした組成物を使用することができる。しかしな
がら、本発明において、例えばとくに速い繊維引き出し
速度によって、切断後、糸を移動するための速い速度が
必要となる直接法における、高度に反応性のある製造物
をベースとしたサイズ組成物を使用することはできない
ことに注意するべきである。
【0032】本発明の方法のさらなる有利さは、もし用
いられる照射のタイプが、光開始剤を必要とするなら
ば、切断の前、上記の照射のプロセスに用いられる化学
線の影響下反応するであろうサイズ組成物中の光開始剤
の割合よりも顕著に少ない量において、これを使用する
ことができることである。
【0033】このように、光開始剤を必要とする直接法
の場合、また同様の繊維引き出し速度および転換率の場
合、切断の前に照射するプロセスによる、化学線の影響
下反応できるサイズ組成物は、7〜12重量%の光開始
剤を含むのが好ましいが、本発明によれば、このサイズ
組成物は、わずか2〜5重量%の光開始剤を含むもので
ある。このように本発明によれば、経済的にサイズ組成
物を使用できる。
【0034】本発明の方法は、小規模の装置を使用でき
ることに注意するべきである。乾燥手段を提供する必要
はない;さらに、複数の切断部材を各移動部材ごとにお
互いに寄せ集めることができ、これは照射の単一源で十
分となる。
【0035】上記で説明したように、本発明の方法を実
施するための装置は、少なくとも一つの切断および繊維
引き出し部材、あるいはサイズされた糸を切断し運ぶた
めの部材、切断糸を受け入れるための部材および照射源
(照射源は切断部材の後の工程におかれる)を含むもの
である。
【0036】好ましくは、切断および繊維引き出し装置
の下部、あるいは切断および運搬装置の下部におかれる
レシーバー部材は、糸の良好な分散および配置を許す、
振動する金属マットまたはバンドがよく、有利には、こ
のレシーバー部材(複数の場合もある)、とくに照射源
が向けられたレシーバー部材は、整備が容易であり、且
つ照射によるダメージのリスクのない金属製のコンベヤ
であるのがよい。
【0037】上記で説明したように、本発明の装置は、
切断糸が、ある部材から他の部材上に落ちる領域の一つ
に向けられた少なくとも一つの照射源および/または下
部にブロアー部材が配置されたレシーバー部材の領域に
向けられた照射源を含むものである。もしブロアー部材
が使用されるならば、ブロアー部材に向けられたコンベ
ヤ面には孔部が設けられ、照射源は、シリカプレートに
より、ガス流から保護され、またこれらのガス流を排除
することのできるケーソンが、この源の付近に設けられ
る。
【0038】本発明の方法を実施するための3つの装置
について、図面を参照しながら、3つの例示により本発
明を説明する。図1は、化学線への曝露が、切断装置の
下部およびレシーバー部材の上部で行われる本発明の一
つの態様の部分的な概略図を示している。図2は、化学
線への曝露が、一つのレシーバー部材から他のレシーバ
ー部材への移動の間に行われる、本発明の別の態様の部
分的な概略図を示している。図3は、化学線への曝露
が、振動する一つのレシーバー部材(下部にブロアー部
材がある)上で行われる、本発明の好適な態様の部分的
な概略図を示している。以下に示す態様は、本発明を説
明するためのものであり、本発明を限定するものではな
い。
【0039】図1に示される本発明の態様において、液
体状態にあり且つ化学線の影響下反応できる非水性のサ
イズ剤でコーティングされるフィラメントを製造するた
めに、溶融ガラスの薄い流れが、一つ以上のダイプレー
ト(図示せず)における孔部から引き出される。フィラ
メントは、続いてお互いに集められ、少なくとも一本の
糸を形成し、この糸は続いてアンビルホイール1および
刃を有するホイール2を含む装置のような、糸を引き出
し繊維を形成するためにも用いられる部材により切断さ
れる。続いて、切断糸は、好ましくは金属製マットであ
る移動コンベヤのようなレシーバー部材3上に落ち、こ
れらが落ちるとき、糸は切断部材の下部におかれた紫外
線照射源4からの最初の照射に施される。次に、これら
はレシーバー部材上で、紫外線照射の第2源からの最終
的な照射にかけられた後、収集部材6により集められ
る。切断糸の最初の照射は、糸上に付着したサイズ剤が
予備架橋され、レシーバー部材への糸の接着が減少され
るものであることに注意するべきである。さらに、わず
かに反応性であるサイズ組成物の場合において、この照
射は、第2の架橋プロセスの完了と同様な架橋プロセス
を開始することができる。
【0040】図2に示される本発明の第2の態様は、用
いられるサイズ組成物が、さらに反応性を有する場合に
好適である。本発明のこの態様において、切断糸は、切
断装置の下部の最初の照射を施しておらず、これらは好
ましくは振動する計量マットのような振動動作により動
くレシーバー部材7上に集められ、続いて移動コンベヤ
8のような第2のレシーバー部材上に落ち、この移動の
間、紫外線源9からの化学線が施される。
【0041】本発明のこの態様において、照射プロセス
は単一のステップにおいて行われる。照射プロセスは、
切断糸が落ちながら作用するが、この照射源の配置は、
切断装置の下部の照射の場合と異なり、またその場合の
結果と同じ結果を導くものではない。
【0042】糸が、第1のレシーバー部材から第2のレ
シーバー部材に移動している間で、化学線に施されたと
き、第1のレシーバー部材上でよく分散している糸は、
とくに振動するマットが使用されるという事実により、
照射源の前部で、且つ遅い速度でスクリーンの形状とし
て落ち、これはサイズされた糸の均一な照射を促進す
る。
【0043】このことは、糸が照射源から様々な距離
で、且つ速い初期速度で落ち、したがってすべて照射の
同じ量に曝露されない、切断装置の下部での照射とは異
なる。したがって、ほとんどの場合において、切断装置
の下部の照射は、最初の架橋をもたらすことのみを目的
としているのに対し、一つのレシーバー部材から他のレ
シーバー部材に移動する間の照射は、全体的な架橋を達
成することができる。
【0044】図3は、振動するマット7(好ましくは、
金属製であり、孔部が設けられている(図示せず))上
に切断糸が収集され、続いてブロアー部材11の上部
で、紫外線源10による化学線に施される、本発明の好
適な態様を示している。この場合において、照射源は、
シリカプレート12により、吹付けられる空気から保護
され、ガス流は矢印により示されるように、照射源の周
囲のケーソン13により排出される。このようにして切
断糸は、続いて収集部材6により集められる。
【0045】本発明のこの態様において、振動するマッ
ト上で前もって切断糸を集めることもでき、次に糸は、
孔部を有する金属製コンベヤ上に落ち、そこでブロアー
部材の上部で照射を行うこともできる。
【0046】本発明の方法は、良好な一体性、注型適性
および強化されるべきマトリックスとの調和性を有する
切断糸を提供することができる。
【0047】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。この
実施例では、とくに本発明の範囲において使用され得る
サイズ組成物および得られた切断糸に対する力学的な一
体性の結果を示している。
【0048】実施例 1 この実施例において、フィラメントは、ダイプレートに
おける孔部から溶融ガラスの薄い流れを引き出すことに
より形成され、次に示されるサイズ組成物でコーティン
グされている。 アクリレートウレタンプレポリマー 16重量% (Actilane1という名でHARCROS社から市販されている) 単官能アクリレートウレタンモノマー 23.3重量% (CL959という名でHARCROS社から市販されている) N−ビニルピロリドン 17.4重量% トリメチロールプロパントリアクリレートモノマー 23.3重量% (SR351という名でCRAY VALLEY社から市販されている) ラジカル光開始剤 5重量% (Irgacure651という名でCIBA-GEIGY社から市販されている) γ−アミノプロピルトリエトキシシラン 15重量% (シランA1100という名でUNION CARBIDE社から市販されている)
【0049】この方法においてサイズされたフィラメン
トは、お互いに集められ、糸を形成し、これは糸を引き
出し繊維を形成するためにも用いられる部材により切断
され、続いて切断糸は、振動する金属製マット上に集め
られ、ブロアー装置上を通過しながら、紫外線の照射に
施された。
【0050】得られた切断糸の力学的な一体性を評価す
るために、問題となる切断糸を、熱可塑性材料の粒体と
混合し、続いて約10分間回転した後、振動するマット
上に受け入れられ且つ通過された。次に残りのフロック
を回収し、重量を測定し、対応するフロックの量を確定
した。一体性は高く、フロックの量は少なかった。本実
施例において切断糸から生じたフロック含量は0%であ
った。
【0051】実施例 2 この実施例において、切断糸は実施例1と同様の方法に
より得られたものである。そのフィラメントは、次のサ
イズ組成物によりコーティングされた。 アクリレートウレタンプレポリマー 24.4重量% (Actilane19という名でHARCROS社から市販されている) 単官能アクリレートウレタンモノマー 20.6重量% (CL959という名でHARCROS社から市販されている) N−ビニルピロリドン 15.4重量% トリメチロールプロパントリアクリレートモノマー 20.6重量% (SR351という名でCRAY VALLEY社から市販されている) ラジカル光開始剤 4重量% (Irgacure651という名でCIBA-GEIGY社から市販されている) γ−アミノプロピルトリエトキシシラン 15重量% (シランA1100という名でUNION CARBIDE社から市販されている)
【0052】この実施例により調製された切断糸により
得られたフロックの含量は3%であった。
【0053】本発明により得られた切断糸は、とくに熱
可塑性または熱硬化性樹脂を強化するため、セメントを
強化するため等にとくに好適に用いられる。
【0054】
【発明の効果】本発明の方法および装置は、乾燥手段を
必要としないため、小規模の設備で行うことができ、ま
た、多量の光開始剤や、非常に反応性のあるサイズ組成
物を取り扱う必要がない。さらに、糸のフロックおよび
分解の問題が生じにくい。さらにまた、長さ方向全体に
わたり均一な特性を有する糸が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】化学線への曝露が、切断装置の下部およびレシ
ーバー部材の上部で行われる本発明の一つの態様の部分
的な概略図である。
【図2】化学線への曝露が、一つのレシーバー部材から
他のレシーバー部材への移動の間に行われる、本発明の
別の態様の部分的な概略図である。
【図3】化学線への曝露が、振動する一つのレシーバー
部材(下部にブロアー部材がある)上で行われる、本発
明の好適な態様の部分的な概略図である。
【符号の説明】
3,7 レシーバー部材 4,5,9,10 照射源 6 収集部材 8 移動コンベヤ 11 ブロアー部材 12 シリカプレート 13 ケーソン
フロントページの続き (72)発明者 ティモティ・ジョンソン フランス国、73160 ヴィミンヌ、ジョヴ ィナル(番地なし) (72)発明者 パトリック・モワロー フランス国、73190 キュリエンヌ、リュ ー−ディ“ル・ヴェルナイ”(番地なし)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体状態にあり且つ化学線によって反応
    できる非水性サイズ剤でコーティングされた連続フィラ
    メントからなるガラス糸が、該ガラス糸を機械的に引き
    出すまたは運搬するためにも使用される部材により切断
    され、続いて、化学線に施されることを特徴とする、切
    断糸の製造方法。
  2. 【請求項2】 切断後、且つレシーバー部材に受け入れ
    られる前に、切断糸が化学線に施される、請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 切断糸が、レシーバー部材上に集めら
    れ、続いて、少なくとも一つの化学線に施される、請求
    項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 切断糸が、該切断糸を収集するレシーバ
    ー部材および第2のレシーバー部材間で、化学線に施さ
    れる、請求項2または3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 切断糸が、第2のレシーバー部材上に集
    められ、続いて少なくとも一つの化学線に施される、請
    求項2ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 切断糸が、少なくとも一つのレシーバー
    部材上で化学線に施される、請求項2ないし5のいずれ
    か1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 切断糸が、ブロアー部材の上部を通過し
    ながら、レシーバー部材上で化学線に施される、請求項
    6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 第1のレシーバー部材が振動する、請求
    項2ないし7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも一つの切断および引き出し部
    材、あるいはサイズされた糸を切断し且つ運搬するため
    の部材を含み、さらに切断糸を受け入れるための少なく
    とも一つのレシーバー部材を含み、切断糸は、ある部材
    から別の部材に重力により単純に落下し、さらにまた、
    切断糸がある部材から別の部材に落ちる領域の一つに向
    けられた化学線源および/またはレシーバー部材の領域
    (この領域の下部には少なくとも一つのブロアー部材が
    配置されている)に向けられた化学線源を含む、請求項
    1ないし8のいずれか1項に記載された方法を行うため
    の装置。
  10. 【請求項10】 装置が、二つの化学線源を含み、第1
    の化学線源は、切断および引き出し部材または切断およ
    び運搬部材と、レシーバー部材との間におかれ、且つ第
    2の化学線源は、レシーバー部材の領域に向けられてい
    る、請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 装置が、二つのレシーバー部材、およ
    び前記二つのレシーバー部材の間におかれた化学線源を
    含む、請求項9に記載の装置。
  12. 【請求項12】 装置が、レシーバー部材の領域(この
    領域の下部には少なくとも一つのブロアー部材が配置さ
    れている)に向けられた化学線源を含み、該化学線源
    は、シリカプレートにより保護され、且つガス流を排出
    するためにケーソンにより囲まれている、請求項9に記
    載の装置。
  13. 【請求項13】 レシーバー部材が、金属製のコンベヤ
    である、請求項9ないし12のいずれか1項に記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 切断および引き出し部材の下部、ある
    いは切断および運搬部材の下部におかれたレシーバー部
    材が、振動しながら動く、請求項9ないし13のいずれ
    か1項に記載の装置。
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