JPH0769903A - 抗ヒト免疫不全ウイルス剤およびエイズ治療薬 - Google Patents

抗ヒト免疫不全ウイルス剤およびエイズ治療薬

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JPH0769903A
JPH0769903A JP5259802A JP25980293A JPH0769903A JP H0769903 A JPH0769903 A JP H0769903A JP 5259802 A JP5259802 A JP 5259802A JP 25980293 A JP25980293 A JP 25980293A JP H0769903 A JPH0769903 A JP H0769903A
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JP
Japan
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soil
agent
water
aids
hiv
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JP5259802A
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English (en)
Inventor
Naoki Yamamoto
直樹 山本
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HATSUCHIYOU KK
Original Assignee
HATSUCHIYOU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な抗HIV剤、およびエイズ治療薬の提
供。 【構成】 砂質凝灰岩(原土)を温湿潤条件下に保持し
て原土の上部に黄土色の酸化土を噴き出させ、この酸化
土を採取し、水で抽出して得られる鉱物イオン水または
その固形分を有効成分として含有することを特徴とする
抗ヒト免疫不全ウイルス剤、およびエイズ治療薬。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉱物イオン水またはそ
の固形分を有効成分とすることを特徴とする抗ヒト免疫
不全ウイルス剤(抗HIV剤)、およびエイズ(AID
S、後天性免疫不全症候群)治療薬に関する。
【0002】
【従来の技術】エイズ治療薬AZT(アジドチミジン:
逆転写酵素阻害剤)は、エイズの発症や進行を有意に遅
らせることが明らかになった。しかし、AZTには長期
投与に基く慢性毒性、薬剤耐性エイズウイルス変異株の
出現などの問題がある。また、最近DDI(ダイデオキ
シイノシン)とAZTの組み合わせ療法も承認されてい
るが、これも急性膵炎などの重篤な副作用が報告されて
いる。これらはいずれもモノヌクレオシドであって、逆
転写酵素だけでなくヒトのポリメラーゼにも影響し、選
択性に乏しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような技術的背景
のもとにおいて、本発明の目的は、上記のような欠点を
免れた新たな抗HIV剤、延いてはAIDS治療薬を開
発提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく鋭意研究の結果、砂質凝灰岩を原土とし、こ
れを風化させて生成する黄土色の酸化土を水抽出して得
られる鉱物イオン水またはその固形分は明瞭な抗HIV
活性を有することを知り、このような知見に基いて本発
明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、砂質凝灰岩(原土)
を風化させてその表面に噴き出る黄土色の酸化土を水で
抽出して得られる鉱物イオン水またはその固形分を有効
成分として含有することを特徴とする抗ヒト免疫不全ウ
イルス剤、およびエイズ治療薬に関する。
【0006】以下、本発明を逐次説明する。
【0007】先ず、本発明の抗HIV剤およびエイズ治
療薬の有効成分である鉱物イオン水の製造について説明
する。鉱物イオン水は、例えば次のようにして製造する
ことができる。
【0008】すなわち、出発原材料である鉱物原土は、
凝灰岩のなかの砂質凝灰岩であって、例えば新潟県岩船
郡朝日村地内産出のものを例として挙げることができ
る。
【0009】本発明に係わる風化処理は、例えば、次の
ようにして行なうことができる。
【0010】まず、このような鉱物原土を予備風化に付
する。これは、採掘した原土を、例えば麻袋に収容しま
たは収容しないで雨露の当らないようにして野外に放置
することで行なうことができる。原土の表面に黄土色の
酸化土が僅かに噴き出るまで風化した時点で予備風化を
打切る。予備風化の所要時間は、条件にもよるが、約6
か月間である。
【0011】次に、予備風化に付して若干風化した原土
を温湿潤条件下に保持して酸化土を生じさせる。温湿潤
条件は、要するに、鉱物原土の表面に黄土色の酸化土が
噴き出る温湿潤条件であって、例えば、室内温度25〜
35℃として原土温度を20〜25℃かつ原土の水分含
有量を30〜40%であるように調整維持することであ
る。このような条件下に鉱物原土を室内保存すると6か
月位で十分量の黄土色の酸化土が原土表面に噴き出る。
【0012】次いで、このようにして噴き出た酸化土を
採取する。因みに、酸化土を採取した後の原土は、同様
の温湿潤条件に保持すると、今度は15日位で再び十分
量の酸化土が噴き出る。そこで、この酸化土を採取す
る。このようにして、その後は酸化土は1か月に2回、
約1年間にわたって採取することができる。
【0013】最後に、採取した酸化土は水で抽出する
が、これには特別の困難はなにもない。使用する水は、
純水(例えば蒸留水)の好ましいことは言うまでもな
い。抽出を充分に行なうためには、例えば60℃の温水
に酸化土を加えて撹拌し、暫時(例えば2時間)放置
し、その後傾瀉法で液相(鉱物イオン水)と固相(抽出
残酸化土)とに分離する。因みに、抽出残酸化土は、化
粧薬品や入浴剤の原材料として利用することができる。
【0014】このようにして得られる鉱物イオン水は、
例えば、茶赤色で、pHは1〜3の範囲内にあり、ある
分析試験における分析試験項目と結果は、次の通りであ
った(mg/L)。すなわち、鉄……2,830;カル
シウム……251;ナトリウム……458;カリウム…
…1.1;マグネシウム……601;ヒ素(As2 O3
として)……15;銅……16.2;亜鉛……101;
マンガン……35.4;ケイ酸(SiO2 として)……
(検出せず);アルミニウム……841;フッ素……3
2;ホウ酸……(検出せず);遊離炭酸(CO2 )……
3,700;塩素イオン……30;リン酸根……9.
7;硫酸根……15,900;そしてpH2.2で、比
重(15℃)は1.019であった。
【0015】さて、このようにして得られる鉱物イオン
水は濃厚でpHも低いので、これをイオン原液とし、必
要に応じて希釈して実際の用途に供する。また、調剤上
の便宜または輸送もしくは流通上の便宜のために、適宜
濃縮してその濃厚物とすることもできるし、極端な場合
は有効成分の変性が生じないような穏和な条件で濃縮乾
燥して固形分の乾燥粉末とした上で種々の用途に供する
こともできる。
【0016】次に、このようにして得られる鉱物イオン
水またはその固形分を有効成分として含有する本発明の
抗HIV剤について説明する。
【0017】本発明に係わる鉱物イオン水の抗HIV活
性については、後掲実施例2を参照のこと。
【0018】このような抗HIV活性を有する本発明の
抗HIV剤は、HIVで汚染したまたはそのおそれのあ
る注射器、メスなどの手術用器具、手術用手袋、手術
着、手術用マスク、HIVキャリヤーの血液などの体液
の付着した物等の消毒に、換言すれば、HIVの消毒剤
として使用することができる。
【0019】本発明のHIV消毒剤としての抗HIV剤
の調製方法そのものについては、特別の制限はなく、上
のような鉱物イオン水またはその固形分を有効成分とす
ることを除いては、従来公知の調製方法を賦形剤などの
添加剤を含めて適宜採用することができる。
【0020】鉱物イオン水を有効成分として含有させる
具体的態様は、まず、上に述べたようにして得られるイ
オン原液をそのままでまたは必要に応じて希釈して抗H
IV剤を調製するものがある。しかしながら、輸送とか
流通に置く場合の便宜を考えると、イオン原液を濃縮し
て濃厚液とし、または極端な場合はそこに含有される成
分の変質を生じないような穏和な条件で濃縮乾燥して固
形分の乾燥粉末とし、これらをそのまま、または必要に
応じて希釈したものを有効成分として本発明の抗HIV
剤を調製することもでき、このような調製方法も、本発
明に謂う鉱物イオン水またはその固形分を有効成分とし
て含有させる具体的態様に包含されるものであることを
ここに付言しておく。
【0021】このようにして調製された抗HIV剤を使
用してHIV汚染を消毒するのにも、特別の困難はな
く、例えば、HIVで汚染した器具を本発明の抗HIV
剤に浸漬することで行なうことができるし、またHIV
で汚染した物に本発明の抗HIV剤を噴霧することで行
なうことができる場合もある。
【0022】最後に、先に説明したようにして得られる
鉱物イオン水またはその固形分を有効成分として含有す
る本発明のエイズ治療薬について説明する。
【0023】本発明の鉱物イオン水の抗HIV活性につ
いては、先にも触れたように、後掲実施例2を参照のこ
と。
【0024】本発明のエイズ治療薬は、経口投与の行な
えるところが大きな利点の1つであるが、このような経
口投与に適する剤形に製剤する方法そのものについて
は、特別の制限はなく、上のような鉱物イオン水または
その固形分を有効成分とすることを除いては、従来公知
の製剤方法を賦形剤などの添加剤を含めて適宜採用する
ことができる。例えば、上に述べた鉱物イオン水(その
希釈物および濃縮した濃厚物を含む。)、またはこれを
そこに含有される成分の変質を生じないような緩和な条
件で濃縮乾燥して固形分の乾燥粉末とし、これらをその
まま、もしくは必要に応じて希釈したものを有効成分と
し、これに経口投与に適した有機もしくは無機固体状ま
たは液状賦形剤のような医薬として許容される担体と混
合して慣用の経口医薬製剤の形に製剤することができ
る。このような経口医薬製剤は錠剤、顆粒、散剤、カプ
セルのような固体状であってもよいし、溶液、懸濁液、
シロップ、エマルジョンのような液状であってもよい。
必要に応じて、前記製剤中には助剤、安定剤、湿潤剤お
よびその他の通常使用される添加剤が含まれていてもよ
い。また、本発明の治療薬の有効成分は、濃度にもよる
が、酸性が強いので、製剤に際してはそのpHが経口投
与に適しかつ消化管内壁に過度の刺激を与えないものと
しなければならない。
【0025】本発明のエイズ治療薬は、発症した患者に
投与してHIVの増殖を抑制した上で免疫系を再構築す
るというような使用方法もできるし、また発症前のキャ
リアーに投与してその発症を抑制して遅らせるというよ
うな使用方法もできる(この場合、キャリアーの発症が
生涯にわたって抑制されるならば、キャリアーは、結
局、延命し、天寿を全うしたということになる)。
【0026】本発明のエイズ治療薬の投与量(有効量)
は、上のような使用方法において使用効果の奏される量
ということになるが、この量は、患者の年令などにもよ
るが、本発明に係わる鉱物イオン水の固形分に換算し
て、一般的に体重60kgの成人患者につき1日当りの
投与量として0.1mg〜20g程度とすることができ
る。
【0027】なお、本発明のエイズ治療薬は、試験の結
果、急性毒性を示さなかった。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に説明する。
【0029】実施例1(鉱物イオン水の製造) 砂質凝灰岩(新潟県岩船郡朝日村地内産)を原土とし、
これを麻袋に収容し、ビニールの覆いをして野外に6か
月間放置して予備風化した。この時点で原土表面に黄土
色の酸化土が僅かに噴き出ていた。
【0030】予備風化した原土は麻袋から取り出し、こ
れを温度30℃に自動調節された室内に原土水分が30
〜40%の範囲であるように時々微温湯を噴霧しながら
保持した。その間、原土温度は20〜25℃であった。
6か月後に、このようにして原土の表面に噴き出た黄土
色の酸化土を採取した。因みに、酸化土を採取した後の
原土は、同様の温湿潤条件下に保持することで、その後
1か月に2回、約1年間にわたって噴き出た黄土色の酸
化土を採取することができた。
【0031】次に、このようにして採取した酸化土12
kgを60℃の蒸留水10Lと撹拌混合して静置し、2
時間後に傾瀉法で固液分離した。
【0032】液相は、絹漉しにより精製して赤茶色の精
製鉱物イオン水(イオン原液)2.7Lを得た。このイ
オン原液は赤茶色で、pHは1.9であった。
【0033】実施例2(抗HIV活性の検査) (a)検査方法の概略 検査は、パウエルらの方法に従った(Pauwels et al.,
J. Virol. Methods,vol.20, pp.309〜321 (1988))。
【0034】96穴マイクロタイタープレートに、実施
例1で得られたイオン原液を種々の濃度に希釈したもの
と共にHIV感染ヒトT細胞株MT−4細胞(Gann mon
ogr,vol.28, pp.219 〜228 (1982))を加え(2.5×
104 個/ウェル、MOI(multiplicity of infectio
n :接種ウイルス/細胞数):0.01)、培養を行な
う。イオン原液のMT−4細胞に対する細胞毒性を知る
ために、HIV非感染細胞を同様に種々の濃度のイオン
原液と共に培養を行なう。
【0035】CO2 インキュベータで37℃において5
日間培養した後、MTT法で生存細胞数を測定する。
【0036】抗HIV活性は、HIV感染による細胞障
害を50%プロテクションする濃度(EC50)および細
胞毒性は検査物質(イオン原液)による50%細胞障害
濃度(CC50)でそれぞれ表現する。また有効係数(Se
lectivity Index (SI))はCC50/EC50)として計算
する。
【0037】(b)検査結果 (イ) HIV感染ヒト細胞株MT−4細胞についての
検査結果を下記第1表に示す。試験濃度(1)の20.
000%は実施例1で得られたイオン原液の5倍希釈に
相当する。
【0038】
【表1】
【0039】(ロ) HIV非感染ヒト細胞株MT−4
細胞についての検査結果を下記第2表に示す。試験濃度
は第1表におけると同じである。
【0040】
【表2】
【0041】(ハ) 以上より下記第3表にまとめた各
種濃度および係数が算出される。
【0042】
【表3】
【0043】
【発明の効果】本発明により、新規な抗HIV剤、およ
びエイズ治療薬が提供されるところとなった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砂質凝灰岩(原土)を風化させてその表
    面に噴き出る黄土色の酸化土を水で抽出して得られる鉱
    物イオン水またはその固形分を有効成分として含有する
    ことを特徴とする抗ヒト免疫不全ウイルス剤。
  2. 【請求項2】 砂質凝灰岩(原土)を風化させてその表
    面に噴き出る黄土色の酸化土を水で抽出して得られる鉱
    物イオン水またはその固形分を有効成分として含有する
    ことを特徴とするエイズ治療薬。
JP5259802A 1993-07-01 1993-10-18 抗ヒト免疫不全ウイルス剤およびエイズ治療薬 Pending JPH0769903A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5259802A JPH0769903A (ja) 1993-07-01 1993-10-18 抗ヒト免疫不全ウイルス剤およびエイズ治療薬
EP94109311A EP0631785A1 (en) 1993-07-01 1994-06-16 Mineral ion solution, anti-human immunodeficiency virus agent, and aids-treating agent
CA002126537A CA2126537A1 (en) 1993-07-01 1994-06-22 Mineral ion solution, anti-human immunodeficiency virus agent, and aids-treating agent
NZ260817A NZ260817A (en) 1993-07-01 1994-06-22 Mineral ion solution comprising soil extract of "sandy tuff"; use in pharmaceutical composition
AU64852/94A AU6485294A (en) 1993-07-01 1994-06-22 Mineral ion solution, anti-human immunodeficiency virus agent, and AIDS-treating agent
KR1019940014728A KR950002766A (ko) 1993-07-01 1994-06-23 무기 이온 용액, 항-사람 면역결핍 바이러스제 및 aids 치료제
CN94107823A CN1106250A (zh) 1993-07-01 1994-06-24 矿物质离子溶液,抗人免疫缺陷病毒剂和治疗艾滋病药剂

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JP16359993 1993-07-01
JP5-163599 1993-07-01
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JP (1) JPH0769903A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004131466A (ja) * 2002-06-03 2004-04-30 National Health Research Inst フラビウイルス感染症の治療

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004131466A (ja) * 2002-06-03 2004-04-30 National Health Research Inst フラビウイルス感染症の治療

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