JPH0770026A - カルバモイルアシルシクロプロパン化合物の製造方法とそれに用いる2−カルバモイルアシル−4−ブタノリド化合物 - Google Patents
カルバモイルアシルシクロプロパン化合物の製造方法とそれに用いる2−カルバモイルアシル−4−ブタノリド化合物Info
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- JPH0770026A JPH0770026A JP24206193A JP24206193A JPH0770026A JP H0770026 A JPH0770026 A JP H0770026A JP 24206193 A JP24206193 A JP 24206193A JP 24206193 A JP24206193 A JP 24206193A JP H0770026 A JPH0770026 A JP H0770026A
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Abstract
物を原料とし、短工程で、カラー写真用イエローカプラ
ーなどの合成中間体として有用な化合物の製造方法を提
供する。 【構成】 一般式I (R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 及びR7 はそれ
ぞれ水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、アルキルチオ基又はアリールチ
オ基を、R8 、R9 はそれぞれ水素原子、アルキル基又
はアリール基を表わす。)の2−カルバモイルアシル−
4−ブタノリド化合物を脂肪族炭化水素及び/又は芳香
族炭化水素を溶媒として、アルカリ金属ヨウ化物の存在
下で脱炭酸環縮小反応させる一般式II (R1 〜R9 は一般式Iと同義である。)のカルバモイ
ルアシルシクロプロパン化合物の製造方法。
Description
真感光材料に用いられるシクロプロパン骨格を有する2
当量イエローカプラーを工業的規模で製造する際に用い
られる合成中間体の製造方法とそれに用いる新規な4−
ブタノリド化合物に関する。
されているシクロプロパン骨格を有するカラー写真感光
材料用2当量イエローカプラーは、吸光係数が大きく、
長波長側の裾切れの良好な吸収特性を有し、かつ湿度、
熱に対して安定なアゾメチン色素を与えるという特徴が
ある。後記の一般式(II)で表わされる化合物はその合
成中間体である。その合成方法は、一般に、下記スキー
ム1に示すように、γ−ブチロラクトン類1より多段階
を経由して得られるシクロプロピルカルボン酸の酸クロ
リド7とアセト酢酸エステル誘導体との縮合により8を
得、さらに官能基変換を行い、10で表わされるイエロ
ーカプラーを得るというものであり(特開平4−218
042、Org. Synth., 31, 74(1951) ; US 3328156など
参照)、工程数の多い非効率な合成方法である。なお、
スキーム1の式中、R1 〜R9 は後記の一般式(I)の
ものと同義である。
カリ金属ハロゲン化物(例えばヨウ化ナトリウム、塩化
リチウム)を用いてヘキサメチルホスホリックアミド
(HMPA)のような非プロトン性極性溶媒中、反応を
行うことによって、γ−ブチロラクトンからシクロプロ
パンへの脱炭酸環縮小反応が達成できることが知られて
いるが〔Chemistry Letters, 1149(1975) 〕、反応温度
が160〜180℃と高温であり、そのため、製造装置
として高温反応が可能なものを用いる必要があるなど省
エネルギー、製造装置のコストなどの点で改良を必要と
する合成プロセスである。
階の工程を必要とせず、温和な条件で2−カルバモイル
アシル−4−ブタノリド化合物からシクロプロパンへの
脱炭酸環縮小反応を利用して効率的にカラー写真用イエ
ローカプラーの合成中間体を得る方法を提供することで
ある。本発明の目的は、上記の合成中間体の製造方法に
用いるのに好適な新規な2−カルバモイルアシル−4−
ブタノリド化合物を提供することにある。
な従来のシクロプロパン骨格を有するアシルアセトアミ
ド型イエローカプラーの製造に際しての難点を克服する
ため鋭意研究を行った結果、2−カルバモイルアシルシ
クロプロパン化合物を得るのに2−カルバモイルアシル
−4−ブタノリド化合物が特定の条件下で脱炭酸環縮小
反応によって得られることを見出し、この知見に基づき
本発明をなすに至った。すなわち本発明は、(1)一般
式(I)
R6 及びR7 はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ
基又はアリールチオ基を表わし、R8 、R9 はそれぞれ
水素原子、アルキル基又はアリール基を表わす。)で表
わされる2−カルバモイルアシル−4−ブタノリド化合
物を脂肪族炭化水素及び/又は芳香族炭化水素を溶媒と
して用い、アルカリ金属ヨウ化物の存在下で脱炭酸環縮
小反応させることを特徴とする一般式(II)
るものと同義である。)で表わされるカルバモイルアシ
ルシクロプロパン化合物の製造方法、(2)1価又は2
価の銅化合物の共存下で反応させることを特徴とする請
求項1記載の一般式(II)で表わされるカルバモイルア
シルシクロプロパン化合物の製造方法、及び(3)一般
式(I)
R6 及びR7 はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ
基又はアリールチオ基を表わし、R8 、R9 はそれぞれ
水素原子、アルキル基又はアリール基を表わす。)で表
わされる2−カルバモイルアシル−4−ブタノリド化合
物を提供するものである。
て詳しく説明する。本発明において反応は次式によって
表わすことができる。
2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R7はそれぞれ水素原
子、好ましくは炭素数1〜8のアルキル基(例えばメチ
ル、エチル、プロピル)、好ましくは炭素数6〜15の
アリール基(例えばフェニル、ナフチル)、好ましくは
炭素数1〜8のアルコキシ基(例えばメトキシ、エトキ
シ、2−エチルヘキシルオキシ)、好ましくは炭素数6
〜15のアリールオキシ基(例えばフェノキシ、ナフト
キシ)、好ましくは炭素数1〜8のアルキルチオ基(例
えばメチルチオ、エチルチオ、ブチルチオ)、好ましく
は炭素数6〜15のアリールチオ基(例えばフェニルチ
オ、ナフチルチオ)を表わし、これらの置換基はさら
に、ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素
原子、ヨウ素原子)、好ましくは炭素数1〜8のアルキ
ル基(例えばメチル、エチル、プロピル)、好ましくは
炭素数6〜15のアリール基(例えばフェニル、ナフチ
ル)、好ましくは炭素数1〜8のアルコキシ基(例えば
メトキシ、エトキシ)、ニトロ基、アシル基(例えばベ
ンゾイル、アセチル)、シアノ基などで置換されていて
もよい。
7 はさらに好ましくは水素原子、炭素数1〜8のアルキ
ル基、炭素数6〜15のアリール基を表わす。R1 、R
2 、R3 、R4 、R6 、R7 は特に好ましくは水素原子
である。R5 は特に好ましくは炭素数1〜8のアルキル
基である。一般式(I)、(II)において、R8 、R9
はそれぞれ、水素原子、好ましくは炭素数1〜8のアル
キル基(例えばメチル、エチル、プロピル、ベンジ
ル)、好ましくは炭素数6〜15のアリール基(例えば
フェニル、ナフチル)を表わす。これらの基は、さらに
ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子)、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ
基、アルキル基(例えばメチル、エチル)、パーフルオ
ロアルキル基(例えばトリフルオロメチル、ヘプタフル
オロプロピル)、アルコキシ基(例えばメトキシ、エト
キシ、エトキシエトキシ、2−エチルヘキシルオキ
シ)、アルキルチオ基(例えばメチルチオ、ブチルチ
オ)、アリールチオ基(例えばフェノキシ、ナフチルオ
キシ)、アリールチオ基(例えばフェニルチオ)、置換
又は無置換のアミノ基(例えばアミノ、メチルアミノ、
ジメチルアミノ、アニリノ、N−メチル−N−フェニル
アミノ)、アシルアミノ基〔例えばアセトアミド、ペン
タデカノイルアミノ、2−(2,4−ジ−tert−ア
ミルフェノキシ)ブタノイルアミノ〕、スルホンアミド
基(例えばメタンスルホンアミド、2−ブトキシ−5−
tert−オクチルベンゼンスルホンアミド)、アルコ
キシカルボニル基(例えばドデシルオキシカルボニル、
ヘキサデシルオキシカルボニル)、カルボキシル基、置
換又は無置換のカルバモイル基(例えばカルバモイル、
N−メチルカルバモイル、N−フェニルカルバモイル、
N−メチル−N−フェニルカルバモイル)、置換又は無
置換のスルファモイル基(例えばスルファモイル、N−
ブチルスルファモイル、N−フェニルスルファモイ
ル)、アシル基(例えばアセチル、ベンゾイル)、スル
ホニル基(例えばメタンスルホニル、ベンゼンスルホニ
ル)等の置換基で置換されていてもよい。
好ましくはアリール基であり、アリール基上の置換基の
総炭素数は好ましくは0〜36、特に好ましくは8〜3
0である。本発明の一般式(I)で表わされる化合物
は、次に示すスキーム2に従い、一般に入手可能な化合
物より合成できる。
ン誘導体は数多く公知例が知られる容易に入手可能な化
合物であり、代表的には、以下の文献の方法に準じて合
成できる。 〔Arch. Pharm. 272, 313 (1934); Angew. Chem. 48, 7
01 (1935); Ann. 526, 1(1936); J. Am. Chem. Soc. 6
4, 557 (1942) など〕 次いで、1または3を塩基存在下、炭酸エステル類(R
10O)2 CO(R10は炭素数1〜5のアルキル基(好ま
しくは、一級アルキル基、例えばメチル、エチル)を表
わす。炭酸エステル類としては炭酸ジメチル、炭酸ジエ
チル等があげられる。)と反応させることにより、γ−
ブチロラクトン誘導体10へ変換できる。塩基として
は、水素化ナトリウム、カリウム−tert−ブトキシ
ド、リチウム−ジ−iso−プロピルアミド、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、DBU(1,8−ジアザビシク
ロ[5,4,0]−7−ウンデセン)、トリエチルアミ
ン等があげられ、強塩基である水素化ナトリウム、リチ
ウム−ジ−iso−プロピルアミド等が好ましく、特に
水素化ナトリウムが好ましい。塩基は1又は3に対して
0.5〜1.5当量で用いればよい。炭酸エステル類の
使用量は、1または31モルに対して0.5〜20モ
ル、好ましくは0.5〜5モルである。反応溶媒として
は、トルエンなどの芳香族炭化水素系溶媒、テトラヒド
ロフランなどのエーテル系溶媒が好ましく用いられる。
反応温度は0〜130℃が適当で、20〜100℃が好
ましい。10(R5 =水素原子)への水素原子以外のR
5 の導入は、10を塩基存在下さらにR5 X(Xはハロ
ゲン原子(例えば塩素原子)、−OSO2 CH3 、
ことができる。ここ用いられる塩基としては、前述のも
のがあげられ、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、DB
U、トリエチルアミン等が好ましい。
CO2 R11(R11は炭素数1〜8のアルキル基、好まし
くは炭素数3〜8の二級もしくは三級アルキル基(例え
ばC3 H7 (i)、C4 H9 (t))と反応させること
により、11へと導くことができる。R6 R7 CHCO
2 R11の化合物は、10の化合物1モルに対して0.5
〜5.0モル、好ましくは1.0〜3.0モル用いれば
よい。塩基としては前述のものがあげられ、水素化ナト
リウム、金属ナトリウム、カリウム−tert−ブトキ
シド、リチウム−ジ−iso−プロピルアミドなどの強
塩基が好ましく、特に水素化ナトリウムが好ましい。塩
基の量としては、10の化合物1モルに対して好ましく
は0.5〜2.5モル、より好ましくは0.9〜2.2
モル用いられる。反応溶媒としては芳香族炭化水素系溶
媒(例えばベンゼン、トルエン、キシレン)、エーテル
系溶媒(例えばテトラヒドロフラン、1,2−ジメトキ
シエタン、1,4−ジオキサン)、アミド系溶媒(例え
ばジメチルホルムアミド、ジメチル−アセトアミド、N
−メチルピロリドン、ジメチルイミダゾリジノン)、ジ
メチルスルホキシドなどが好ましく用いられる。反応温
度としては好ましくは0〜150℃、さらに好ましくは
20〜120℃で行われる。反応時間としては1〜5時
間、好ましくは1.5〜4時間である。次いで11はア
ミンHNR8 R9 とともに、通常120〜150℃にて
加熱撹拌することによって容易に本発明の一般式(I)
の化合物へ導かれる。なお、減圧化での精製(R10OH
の留去)を途中で行うことが好ましい。この反応の時間
としては1〜8時間、好ましくは2〜5時間である。
ラクトン誘導体から一般式(II)で表わされるシクロプ
ロパン化合物への脱炭酸環縮小反応について説明する。
化合物(I)は、本発明の範囲外の反応条件では容易に
分解し、HNR8 R9が生成してしまう。本発明におい
てアルカリ金属ヨウ化物の存在下脂肪族炭化水素及び/
又は芳香族炭化水素を溶媒として用いることにより分解
が抑えられ、目的の環縮小反応が進行する。脂肪族炭化
水素としてはn−ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタ
ン、イソオクタン、オクタンなどが好ましく用いられ
る。
エン、o−(又はm−又はp−)キシレン、キシレン
(o−、m−、p−混合物)、クメンなどが好ましく用
いられる。これらの溶媒は単独で用いても、混合して用
いてもよい。アルカリ金属ヨウ化物としては、ヨウ化リ
チウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウムが好ましく
用いられ、特にヨウ化リチウムが好ましい。アルカリ金
属ヨウ化物は一般式(I)の化合物1モルに対して好ま
しくは0.1〜2モル、より好ましくは0.3〜1モル
用いられる。さらに、1価又は2価の銅化合物を共存さ
せると、下記反応において脱炭酸環縮小反応の選択性の
向上がはかられる。(生成物12、13に対する一般式
(II)の化合物の選択率が高まる)
(I)、臭化銅(I)、ヨウ化銅(I)、酸化銅
(I)、塩化銅(II)、臭化銅(II)、酢酸銅(II)、
炭酸銅(II)などが用いられるが、好ましくはヨウ化銅
(I)、酸化銅(I)が用いられ、特に好ましくはヨウ
化銅(I)が用いられる。これらの銅化合物は一般式
(I)の化合物1モルに対して、好ましくは0.01〜
10モル、より好ましくは0.05〜1モル用いられ
る。反応温度としては、好ましくは60〜150℃、よ
り好ましくは70〜120℃である。反応温度としては
あまり反応時間を長くすると、上述の生成物12、13
の生成が起こりやすいため、0.3〜10時間が好まし
く、1.0〜3.0時間がより好ましい。以下に、一般
式(I)で表わされる化合物及び一般式(II)で表わさ
れる化合物の具体例を示すが、本発明はこれらによって
限定されるものではない。
説明する。 実施例1(一般式(I)の化合物(4)の合成) トルエン300ml、THF 150mlの混合溶媒に
水素化ナトリウム(60%含量)25.2g(0.63
mol)を加え、さらに炭酸ジメチル37.5ml
(0.45mol)を加え、窒素雰囲気下、加熱還流を
行いながら、4−ブタノリド25.8g(0.3mo
l)を少量ずつ、2時間かけて滴下した。これにN,N
−ジメチルホルムアミド100mlを加え、ヨウ化リチ
ウム60mlを15分かけて滴下し、さらに1時間反応
を行った。室温にもどし、酢酸エチル500mlを加
え、飽和食塩水にて2回洗浄後、硫酸マグネシウムにて
乾燥した。溶媒を留去後、カラムクロマトグラフィー
(n−ヘキサン/酢酸エチル=3/1)にて精製を行
い、2−メトキシカルボニル−2−エチル−4−ブタノ
リドを27.6g(収率54%)得た。
0.70g(0.017mol)にジメチルスルホキシ
ド20mlを加え、2−メトキシカルボニル−2−エチ
ル−4−ブタノリド6.0g(0.035mol)を加
え、水冷下、酢酸tert−ブチル2.0g(0.01
7mol)を加え、水浴をはずし、3時間撹拌した。酢
酸エチル30ml、水30mlを分液を行い、水層を濃
塩酸を用いて、酸性化し、酢酸エチルにて抽出し(30
ml×2)、水洗いを行い、溶媒を留去して得られた油
状物をカラムクロマトグラフィーにて精製を行い、2−
メトキシカルボニルアセチル−2−エチル−4−ブタノ
リド2.40gを無色油状物として得た。(収率65
%)
セチル−2−エチル−4−ブタノリド11.0g(0.
05mol)に2,4−ジクロロ−5−ドデシルオキシ
カルボニルアニリン18.7g(0.05mol)を加
え、油浴温度130℃にて3時間反応した。さらに、ア
スピレーターで減圧下、エタノールを留去しながら13
0℃にて2時間反応した。室温にもどし、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=2/
1)にて精製を行い本発明の化合物(4)を淡かっ色油
状物として22.8g(収率82%)得た。
1−エチル−1−(2,4−ジクロロ−5−ドデシルオ
キシフェニカルバモイル)アセチル シクロプロパンの
合成) 化合物(4)2.78g(5mmol)にヨウ化リチウム
0.40g(3mmol)を加え、さらにキシレン20ml
を加え、窒素雰囲気下30分加熱還流した。室温にもど
し、水洗を行い、無機塩を除いたのち、カラムクロマト
グラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=5/1)にて精製
し、さらにメタノールから再結晶を行い標記シクロプロ
パンを0.84g(収率33%)得た。融点57〜58
℃
クロロ−5−ドデシルオキシフェニルカルバモイル)ア
セチル シクロプロパンの合成) 実施例2のキシレンのかわりに種々の溶媒を用いて反応
を行った。その結果を表1に示す。
た場合に、分解が抑えられ、目的物が良好な収率で得ら
れた。本発明の反応基質において、特異的にこのような
溶媒による反応収率の向上が観測され、これは予想外の
ことである。
クロロ−5−ドデシルオキシフェニルカルバモイル)ア
セチル シクロプロパンの合成) 実施例3に示すように、溶媒として芳香族炭化水素ある
いは脂肪族炭化水素が好ましいことが明らかになった
が、それでもなお、絶対値としての収率は高いといえな
い。その原因として以下の構造式で表わされる異性体
(18)が生成していると考えられる。
ン、ヘプタンを用い、ヨウ化リチウムと一緒に、表2の
ように銅(I)化合物を添加して反応を行ったところ、
目的物の収率が向上した。
測されず、銅イオンに特異的なものである。
o.に準じて一般式(II)で表わされるカルバモイルア
シルシクロプロパン化合物をそれぞれ合成した。得られ
た化合物の融点を以下に示す。
化合物から合成できる化合物を出発原料とし、カラー写
真用イエローカプラーなどの合成中間体として有用であ
るカルバモイルアシルシクロプロパン化合物を、短工程
で比較的温和な条件下好収率で得ることができる。ま
た、本発明の2−カルバモイルアシル−4−ブタノリド
化合物は上記のカルバモイルアシルシクロプロパン化合
物の合成反応の出発原料として好適に用いられる。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 及びR7
はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基又はアリー
ルチオ基を表わし、R8 、R9 はそれぞれ水素原子、ア
ルキル基又はアリール基を表わす。)で表わされる2−
カルバモイルアシル−4−ブタノリド化合物を脂肪族炭
化水素及び/又は芳香族炭化水素を溶媒として用い、ア
ルカリ金属ヨウ化物の存在下で脱炭酸環縮小反応させる
ことを特徴とする一般式(II) 【化2】 (式中、R1 〜R9 は一般式(I)におけるものと同義
である。)で表わされるカルバモイルアシルシクロプロ
パン化合物の製造方法。 - 【請求項2】 1価又は2価の銅化合物の共存下で反応
させることを特徴とする請求項1記載の一般式(II)で
表わされるカルバモイルアシルシクロプロパン化合物の
製造方法。 - 【請求項3】 一般式(I) 【化3】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 及びR7
はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基又はアリー
ルチオ基を表わし、R8 、R9 はそれぞれ水素原子、ア
ルキル基又はアリール基を表わす。)で表わされる2−
カルバモイルアシル−4−ブタノリド化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24206193A JP3442829B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | カルバモイルアシルシクロプロパン化合物の製造方法とそれに用いる2−カルバモイルアシル−4−ブタノリド化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24206193A JP3442829B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | カルバモイルアシルシクロプロパン化合物の製造方法とそれに用いる2−カルバモイルアシル−4−ブタノリド化合物 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0770026A true JPH0770026A (ja) | 1995-03-14 |
| JP3442829B2 JP3442829B2 (ja) | 2003-09-02 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24206193A Expired - Fee Related JP3442829B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | カルバモイルアシルシクロプロパン化合物の製造方法とそれに用いる2−カルバモイルアシル−4−ブタノリド化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3442829B2 (ja) |
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1993
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