JPH0770434B2 - Lc複合部品 - Google Patents

Lc複合部品

Info

Publication number
JPH0770434B2
JPH0770434B2 JP1296391A JP29639189A JPH0770434B2 JP H0770434 B2 JPH0770434 B2 JP H0770434B2 JP 1296391 A JP1296391 A JP 1296391A JP 29639189 A JP29639189 A JP 29639189A JP H0770434 B2 JPH0770434 B2 JP H0770434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
dielectric
green sheet
magnetic material
body portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1296391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03156906A (ja
Inventor
健 安積
康信 米田
博史 森井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1296391A priority Critical patent/JPH0770434B2/ja
Publication of JPH03156906A publication Critical patent/JPH03156906A/ja
Publication of JPH0770434B2 publication Critical patent/JPH0770434B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、EMIなどのようなノイズフィルタとして用い
られる積層チップ型のLC複合部品に関する。
<従来の技術> 従来から、ノイズフィルタとしては、ノイズ成分に対す
るインピーダンスを高め、かつ、ノイズ成分をアースへ
バイパスさせるために、インダクタLとキャパシタCと
を互いにL型やπ型もしくはT型などというように組み
合わせてなる積層チップ型のLC複合部品が用いられてい
る。
そして、この種のLC複合部品としては、例えば、実開昭
62−96828号公報で開示されているような構成のπ型LC
複合部品が知られている。すなわち、このLC複合部品
は、磁性体グリーンシート及び誘電体グリーンシートの
それぞれを積層してなる積層体、すなわち、インダクタ
となる磁性体部と、キャパシタとなる誘電体部とを、互
いに重ね合わせたうえで一体焼結してなる素体を備えて
いる。そして、この素体の両端それぞれには外部電極が
形成される一方、その上下いずれかの表面にはアース電
極が形成されている。なお、この素体を構成する磁性体
部には両端が外部電極に接続されたインダクタ電極が形
成され、また、その誘電体部には一端のみが外部電極と
接続されてアース電極と対抗配置されたコンデンサ電極
が形成されている。
<発明が解決しようとする課題> ところで、前記従来構成のLC複合部品においては、磁性
体部と誘電体部とを重ね合わせたうえで一体焼結するこ
とによって素体を構成するため、互いに接触した磁性体
部と誘電体部との相互反応が起こり、磁性体材料及び誘
電体材料中の成分元素が相互に拡散してしまう結果、イ
ンダクタ及びコンデンサそれぞれの特性に体する悪影響
が生じることになっていた。特に、この場合、磁性体部
から誘電体部への成分拡散によってコンデンサの特性劣
化が大きく現れてしまい、絶縁抵抗の大幅な低下を招い
てしまうことになっていた。
本発明はかかる不都合に鑑みて創案されたものであっ
て、重ね合わせた磁性体部と誘電体部とを一体焼結する
にも拘わらず、インダクタ及びコンデンサの特性に対す
る悪影響の発生を有効に防止することが可能なLC複合部
品の提供を目的としている。
<課題を解決するための手段> 本発明は、このような目的を達成するために、磁性体部
と誘電体部とを互いに層状に重ね合わせて一体焼結して
なる素体を備えたLC複合部品において、誘電体部と接触
する磁性体部の界面部位には、Ni−Zn−Cu系フェライト
に対してAl、Mn、Nb、Ti、Zr、Sn、Y、Siのうちの少な
くとも一つの元素を0.1〜15mol%(酸化物換算)添加し
た材料によって形成された磁性体を介装したことを特徴
としている。
<作用> 上記材料、つまりNi−Zn−Cu系フェライトに対してAl、
Mn、Nb、Ti、Zr、Sn、Y、Siのうちの少なくとも一つの
元素を0.1〜15mol%(酸化物換算)添加した磁性体材料
は、インダクタを構成する際に用いられる通常の磁性体
材料であるNi−Zn−Cu系フェライトよりも焼結温度が高
いものとなる。そして、本発明においては、誘電体部と
接触する磁性体部の界面位置、つまり素体を構成する磁
性体部と誘電体部との間に、焼結温度のより高い材料か
らなる磁性体を介装したうえで一体焼結している。その
結果、焼結温度の低い磁性体部及び誘電体部それぞれは
充分に焼結されることになるが、一体焼結に伴う磁性体
部と誘電体部との相互反応は焼結温度の高い材料からな
る磁性体によって抑制されることになる。
<実施例> 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係るLC複合部品の外観形状を示す斜視
図、第2図はその縦断側面図であり、第3図はその素体
の内部構成を示す分解斜視図である。これらの図におけ
る符号1はLC複合部品であり、このLC複合部品1は略直
方体状とされた素体2を備えている。
この素体2は、複数枚の磁性体グリーンシート3が積層
されてなる磁性体部4と、複数枚の誘電体グリーンシー
ト5が積層されてなる誘電体部6とを重ね合わせたうえ
で一体焼結してなるものであって、誘電体部6と接触す
る磁性体部4の界面部位、すなわち、磁性体部4と誘電
体部6との間には他の磁性体グリーンシート3の形状材
料よりも焼結温度の高い磁性体材料、つまりNi−Zn−Cu
系フェライトに対してAl、Mn、Nb、Ti、Zr、Sn、Y、Si
のうちの少なくとも一つの元素を添加した材料からなる
磁性体グリーンシート7が介装されている。そして、こ
の素体2を構成する磁性体部4の内部には所定の平面形
状とされたインダクタ電極8が形成されるとともに、そ
の誘電体部6には所定の平面形状とされ、かつ、互いに
対向配置されたコンデンサ電極9,10のそれぞれが形成さ
れている。また、この素体2の両端それぞれにはインダ
クタ電極8の両端及び一方のコンデンサ電極9の一端を
接続する外部電極11が形成される一方、その側面には他
方のコンデンサ電極10の両端を接続する外部電極12が形
成されている。
つぎに、本実施例にかかるLC複合部品1の製造方法につ
いて、その手順にしたがって説明する。
まず最初に、Ni−Zn−Cu系フェライト、例えば、0.
17NiO+0.30ZnO+0.05CuO+0.48Fe2O3の成分組成からな
る磁性体材料と、0.5Pb(Mg1/3 Nb2/3)O3+0.5Pb(Mg
1/2 W1/2)O3の成分組成からなる誘電体材料と、前記Ni
−Zn−Cu系フェライトに対し、Al、Mn、Nb、Ti、Zr、S
n、Y、Siのうちの少なくとも一つの元素を0.1〜15mol
%(酸化物換算)だけ添加してなる磁性体材料、すなわ
ち、Ni−Zn−Cu系フェライト単独よりも焼結温度が高く
なる磁性体材料とを、窯業(セラミック)原料としてそ
れぞれ用意する。
そして、各窯業原料のそれぞれに有機樹脂バインダ
を10wt%ずつ加えて混合することにより、スラリー状と
しちのち、周知のドクターブレード法によって各窯業原
料からなる厚み30μmのグリーンシート、すなわち、磁
性体グリーンシート3、誘電体グリーンシート5及び前
記磁性体グリーンシート3の形成材料よりも焼結温度の
高い磁性体材料からなる磁性体グリーンシート7をそれ
ぞれ形成する。なお、このとき、各グリーンシート3,5,
7の実際的な大きさは、LC複合部品1の素体2の複数個
分に相当する大きさとされているが、第3図において
は、これらが単一の素体2に対応する所定の平面視矩形
状に切断された大きさであるものとして図示している。
つぎに、磁性体グリーンシート3及び誘電体グリー
ンシート5のうちの所定枚数には、Ag−Pd系の導電ペー
ストを用いた印刷・塗布によって所定の平面形状とされ
た電極パターン、すなわち、一体焼結によってインダク
タ電極8及びコンデンサ電極9,10となる電極パターンを
それぞれ形成する。
そして、第3図で示すように、電極パターンが形成
されていない磁性体グリーンシート3と電極パターンが
形成された磁性体グリーンシート3との適当枚数を互い
に積層して磁性体部4を形成するとともに、同じく電極
パターンが形成されていない誘電体グリーンシート5と
電極パターンが形成された誘電体グリーンシート5との
適当枚数を積層して誘電体部6を形成する。そののち、
磁性体部4と誘電体部6との間に、焼結温度の高い磁性
体グリーンシート7を介装して重ね合わせたうえ、例え
ば、1t/cm2の圧力を加えることによって圧着したのち、
この圧着体を切断することによって単一の素体2に対応
した大きさ(第3図参照)の未焼結成形体を得る。
つぎに、この未焼成成形体を、約1000℃の高温空気
中で2時間加熱することによって一体焼結することによ
り、素体2を構成する。すると、焼結温度の低い磁性体
グリーンシート3からなる磁性体部4及び誘電体部6そ
れぞれは充分に焼結されることになり、一体焼結に伴う
磁性体部4と誘電体部6との相互反応は焼結温度の高い
磁性体材料からなる磁性体グリーンシート7によって抑
制されることになる。なお、この一体焼結にあたって
は、焼結温度の高い磁性体グリーンシート7の焼結不充
分を招くことが懸念されるが、この磁性体グリーンシー
ト7は磁性体部4との反応によって実用上充分なだけ焼
結されるので、素体2全体としての焼結性には何らの問
題も生じない。また、このとき、磁性体部4及び誘電体
部6それぞれの内部に形成されていた電極パターンは焼
き付けられ、インダクタ電極8及びコンデンサ電極9,10
となる。
さらに、この素体2の両端にはディップ法によっ
て、また、その側面にはオフセット法によってAg系など
の導電ペーストを印刷・塗布したのち、約800℃の高温
空気中で20分間加熱することによって外部電極11,12を
形成する。
ところで、このようにして得られたLC複合部品1の本体
2を構成する誘電体部6の有する絶縁抵抗について、本
発明の発明者らが実験したところ、磁性体部4と誘電体
部6との間に介装する磁性体グリーンシート7の基礎材
料であるNi−Zn−Cu系フェライトに対する添加元素の割
合に応じて次ページの表で示すような絶縁抵抗が得られ
ることが確認されている。ただし、添加元素の割合が15
mol%を越えた場合には一体焼結ができず、測定可能な
試料が得られなかった。なお、この表中における数値は
絶縁抵抗(log IR)を示しており、その単位はΩであ
る。
すなわち、この実験によれば、Ni−Zn−Cu系フェライト
に対し、Al、Mn、Nb、Ti、Zr、Sn、Y、Siのうちの少な
くとも一つの元素を0.1〜15mol%(酸化物換算)だけ添
加してなる磁性体材料によって形成された磁性体グリー
ンシート7を磁性体部4と誘電体部6との間に介装した
うえで一体焼結することによって素体2を構成すると、
この磁性体グリーンシート7の焼結温度が磁性体部4を
構成する磁性体グリーンシート3の焼結温度よりも高い
ことから、一体焼結時における磁性体部4から誘電体部
6への成分拡散が抑制され、誘電体部6における絶縁抵
抗の低下を招かないことが明らかとなっている。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、誘電体部と接触
する磁性体部の界面部位、すなわち、磁性体部と誘電体
部との間に焼結温度の高い材料、つまりNi−Zn−Cu系フ
ェライトに対してAl、Mn、Nb、Ti、Zr、Sn、Y、Siのう
ちの少なくとも一つの元素を0.1〜15mol%(酸化物換
算)だけ添加してなる材料からなる磁性体を介装したう
えで一体焼結するので、互いに接触した磁性体部と誘電
体部との相互反応が抑制されることになり、磁性体材料
及び誘電体材料中の成分元素が相互に拡散することがな
くなる。その結果、インダクタ及びコンデンサそれぞれ
の特性に対して一体焼結による悪影響が生じることはな
くなり、特に、磁性体部から誘電体部への成分拡散によ
ってコンデンサの特性劣化、すなわち、絶縁抵抗の大幅
な低下を招くことを有効に防止できるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例にかかり、第1図
はLC複合部品の外観形状を示す斜視図、第2図はその縦
断側面図であり、第3図はその素体の内部構成を示す分
解斜視図である。 図における符号1はLC複合部品、2は素体、3は磁性体
グリーンシート、4は磁性体部、5は誘電体グリーンシ
ート、6は誘電体部、7は焼結温度の高い材料からなる
磁性体グリーンシートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性体部と誘電体部とを互いに層状に重ね
    合わせて一体焼成してなる素体を備えたLC複合部品にお
    いて、 誘電体部と接触する磁性体部の界面部位には、Ni−Zn−
    Cu系フェライトに対してAl、Mn、Nb、Ti、Zr、Sn、Y、
    Siのうちの少なくとも一つの元素を0.1〜15mol%(酸化
    物換算)添加した材料によって形成された磁性体を介装
    したことを特徴とするLC複合部品。
JP1296391A 1989-11-14 1989-11-14 Lc複合部品 Expired - Lifetime JPH0770434B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1296391A JPH0770434B2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 Lc複合部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1296391A JPH0770434B2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 Lc複合部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03156906A JPH03156906A (ja) 1991-07-04
JPH0770434B2 true JPH0770434B2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=17832938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1296391A Expired - Lifetime JPH0770434B2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 Lc複合部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0770434B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6376313A (ja) * 1986-09-18 1988-04-06 ティーディーケイ株式会社 積層lcフイルタ部品

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03156906A (ja) 1991-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5034709A (en) Composite electronic component
US8466757B2 (en) Multilayer common mode filter
KR101258423B1 (ko) 적층형 필터의 제조방법
KR100205775B1 (ko) 복합자기재료, 전자방해필터
JPH07235852A (ja) パイ形フィルタ
JPH03274815A (ja) 複合積層電子部品
US5415945A (en) Dielectric ceramic composition for low temperature sintering
JPH06251995A (ja) 積層lc部品
JPH07263280A (ja) チップ型lc複合部品
JP3879393B2 (ja) Lc複合部品
JPH0770434B2 (ja) Lc複合部品
JPH05226116A (ja) 積層型バリスタ
JPH05136001A (ja) 積層電子部品
JP2904664B2 (ja) 積層lcフィルタ部品
JP2001110673A (ja) 積層セラミックコンデンサ及びその製造方法
JP2001143965A (ja) 複合電子部品
JPH05267972A (ja) 積層t型lcフィルタ
KR100232547B1 (ko) 인덕턴스-커패시턴스복합부품 및 인덕턴스-커패시턴스복합칩부품
JP2907365B2 (ja) 積層lcフィルタおよびその製造法
JP2504281B2 (ja) 複合部品
JPH11186098A (ja) チップ型ノイズフィルタ
JP2705706B2 (ja) 積層型lrフィルタの製造方法
JPH05308019A (ja) 複合電子部品
JPH05226154A (ja) 積層セラミックインダクタとその製造方法
KR20080094609A (ko) 적층형 필터

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080731

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100731

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100731

Year of fee payment: 15