JPH077048U - 回路遮断用素子 - Google Patents
回路遮断用素子Info
- Publication number
- JPH077048U JPH077048U JP4025993U JP4025993U JPH077048U JP H077048 U JPH077048 U JP H077048U JP 4025993 U JP4025993 U JP 4025993U JP 4025993 U JP4025993 U JP 4025993U JP H077048 U JPH077048 U JP H077048U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- fuse element
- fuse
- circuit breaking
- suspended
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 より簡単な構造でより容易に製造することの
できる表面実装等の可能なチップ型の回路遮断用素子を
提供する。 【構成】 角型の絶縁基体1の中間部分に凹部6を設
け、該凹部6の両端部7には金属被膜層2を設け、該凹
部6の両端部7間には金属細線からなるヒューズエレメ
ント4が懸架され、該ヒューズエレメント4の両端部を
前記金属皮膜層に導電性樹脂5により固定し、前記凹部
6の両端部の端子部にはハンダメッキ膜3を設けた基体
本体に、該基体本体の前記凹部6に懸架されたヒューズ
エレメント4をカバーする耐熱性を有する絶縁性樹脂か
らなるカバー部材15を嵌着した。
できる表面実装等の可能なチップ型の回路遮断用素子を
提供する。 【構成】 角型の絶縁基体1の中間部分に凹部6を設
け、該凹部6の両端部7には金属被膜層2を設け、該凹
部6の両端部7間には金属細線からなるヒューズエレメ
ント4が懸架され、該ヒューズエレメント4の両端部を
前記金属皮膜層に導電性樹脂5により固定し、前記凹部
6の両端部の端子部にはハンダメッキ膜3を設けた基体
本体に、該基体本体の前記凹部6に懸架されたヒューズ
エレメント4をカバーする耐熱性を有する絶縁性樹脂か
らなるカバー部材15を嵌着した。
Description
【0001】
本考案は回路遮断用素子に係り、特にプリント配線基板等に表面実装等の可能 な超小型のチップ型のヒューズ、すなわち回路遮断用素子に関する。
【0002】
図5は、従来の一般的なエンドキャップ付きの管型ヒューズを示す。これは、 ガラス管22内にヒューズエレメント23が懸架され、両端には金属のエンドキ ャップ21が設けられたものである。又、実公昭58−38988号公報によれ ば、ヒューズエレメントである金属細線を柔軟性かつ難燃性の樹脂でコーティン グして、金属端子に接続し、プラスチックモールドでパッケージしたモールド型 のヒューズが開示されている。
【0003】
しかしながら、従来のこのようなエンドキャップ付きの管型ヒューズは、構造 が簡単で、気中で溶断するため溶断特性が良好であるが、形状が円筒型かつ大型 であり表面実装等は不可能であるという問題点がある。
【0004】 又、モールド型のヒューズ等のヒューズエレメントに低融点の樹脂をコーティ ングして、プラスチックモールドする構造の回路遮断用素子は構造が複雑となる という問題点を有していた。
【0005】 本考案は係る従来技術の問題点に鑑み、より簡単な構造でより容易に製造する ことのできる、表面実装等の可能な超小型のチップ型の回路遮断用素子を提供す ることを目的とする。
【0006】
本考案の回路遮断用素子は、角型の絶縁基体の中間部分に凹部を設け、該凹部 の両端部には金属被膜層を設け、該凹部の両端部間には金属細線からなるヒュー ズエレメントが懸架され、該ヒューズエレメントの両端部を前記金属皮膜層に導 電性樹脂により固定し、前記凹部の両端部の端子部にはハンダメッキ膜を設けた 基体本体に、該基体本体の前記凹部に懸架されたヒューズエレメントをカバーす る耐熱性を有する絶縁性樹脂からなるカバー部材を嵌着したことを特徴とする。
【0007】
角型の絶縁基体本体の両端の端子部にはハンダメッキ膜を設け、ヒューズエレ メントをカバーする耐熱性を有するカバー部材を基体本体に嵌着することから、 表面実装等の可能な箱型のチップ構造が実現される。金属細線からなるヒューズ エレメントは、基体本体の凹部の両端部間の中空部分に懸架されていることから 、溶断容量、溶断特性共に通常の管型ヒューズと同等のものが実現される。
【0008】
本考案の実施例を以下に添付の図面を参照しながら説明する。
【0009】 図1は、本考案の一実施例の回路遮断用素子の(A)は縦方向の断面図、(B )はその側面図である。絶縁基体1は凹部6を有する角型のアルミナ碍子である 。該凹部6の縦方向の両端部7には、その上面10、下面13及び側面11,1 2にNiCr膜あるいはNiCr膜の表面上にCu膜を形成したNiCr/Cu 膜等の金属膜2がスパッタリング、蒸着又は無電解メッキ等の手段により形成さ れている。金属膜2は、絶縁基体1の下面13から上面10に低抵抗の電気的な 導電路を形成している。
【0010】 ヒューズエレメント4は、絶縁基体1の中空の凹部6上の両端部7の上面10 ,10間に懸架されている。ヒューズエレメント4は、例えば直径数十μmのオ ーダーの極細線であり、例えば、Cu線の表面上にAgメッキ膜を被覆したもの 、あるいはAg線単独等から構成されている。このようにヒューズエレメント4 は、従来の管型ヒューズと同様の中空部分に懸架された金属細線であるため、そ れぞれの直径に応じた一定の過電流が流れると大気中で溶断する溶断容量、溶断 特性は管型ヒューズと同様である。
【0011】 両端部7の上面10の中央部分に、ヒューズエレメント4の両端がAu,Ag 等の導電性樹脂5によりポッティング接着され固定されている。導電性樹脂5は ヒューズエレメント4を包み込み金属膜2に固着すると共に、ヒューズエレメン ト4と金属膜2間の導電体としての役割を果たす。ヒューズエレメント4は、加 熱すると容易に溶断するため、アーク(スポット)溶接では金属面2への固定が 難しいが、導電性樹脂による固定であれば低温の処理により安定に金属面2に固 着することができる。
【0012】 両端部7の下面13及び側面12の金属膜2上にはNi/Sn−Pb等のハン ダメッキ膜3が形成されている。このハンダメッキ膜3は、ハンダメッキ等の手 段により被着され、プリント基板の回路配線部分に直接ハンダ付けが可能であり 、表面実装可能なチップ型のヒューズの電極端子部分となる。
【0013】 図2(A)は、絶縁基体1にカバー部材15を嵌着した完成図であり、(B) はカバー部材を取り除いた状態を示す図である。
【0014】 ヒューズエレメント4が固定された絶縁基体1(基体本体)には、ヒューズエ レメントをカバーする耐熱性樹脂からなるカバー部材15が嵌着され接着剤によ り絶縁基体1に固定されている。カバー部材15を(B)に図示する絶縁基体1 に嵌着することにより、(A)に図示するような箱型(チップ型)の回路遮断用 素子が形成される。カバー部材15は、機械的には弱いヒューズエレメントを保 護するためのものであり、従来の管型ヒューズのガラス管に相当する。カバー部 材5は、耐熱性樹脂であるので、実装時のハンダ付けの熱に充分に耐えることが できる。
【0015】 図3及び図4は、本考案の一実施例の回路遮断用素子の動作について説明する 説明図である。まず、図3に示すように回路遮断用素子は、プリント基板17上 の過電流保護の必要な回路部分の導電部18に、表面実装され絶縁基体1の両端 部のハンダメッキ膜3がハンダ付けにより固定される。図4(A)は、溶断前の 状態を示す。固定されたプリント基板の回路部分に電流が流れ、ハンダメッキ膜 3、金属膜2、導電性樹脂5を介してヒューズエレメント4に電流が流れる。図 4(B)は、溶断後の状態を示す。ヒューズエレメント4の電流容量に応じた過 電流が流れると、ヒューズエレメント4は凹部6上の大気中で溶断する。
【0016】 本実施例の回路遮断用素子の製造工程は、まず凹部を有するアルミナ碍子1を 準備する。次に、両端部10,11,12,13にスパッタリング、蒸着又は無 電解メッキ等の手段によりNiCrあるいはNiCr/Cu膜2を形成する。次 に、絶縁基体1の両端部の下面13及び側面12にハンダメッキ膜3を被着する 。そして細線状のヒューズエレメント4を凹部を跨ぐように配置し、テンション を加えながらその両端をAu,Ag等の導電性樹脂5でディスペンサー等からポ ッティング接着により固定する。ポッティング接着後、加温することにより導電 性樹脂5は強固に固着する。そして、耐熱性を有する絶縁性樹脂からなるカバー 部材15を被せ、接着剤により固定することでこの回路遮断用素子を完成するこ とができる。
【0017】
以上に説明したように、本考案の回路遮断用素子は、凹部を有する角型の絶縁 基体の、凹部上に細線状のヒューズエレメントを懸架し、耐熱性を有する絶縁性 樹脂からなるカバー部材を嵌着したものである。従って、以下の効果を生じる。
【0018】 回路用遮断素子の絶縁基体本体の形成が容易で、大きさ、形状、位置、端子 の種類、厚み等を自由に設計することができ、表面実装の可能なチップ型の超小 型のヒューズを量産的かつ安価に製造することができる。 本回路用遮断素子は、2分割できる箱型の形状に構成しているため、凹部両 端の側面上部の縁の中央部の一部に形成した左右の金属膜間にヒューズエレメン トを橋渡し式にテンションを加えながら左右の金属膜への接着が容易となり、極 細線のものについても張力を充分にかけて接着でき安定した溶断特性(電流容量 )を得ることができ、小電流も遮断可能な特性が安定した超小型の回路用遮断素 子を製造できる。 本回路用遮断素子は箱型に形成して、凹部両側面の上部ヒューズエレメント を橋渡しに張るものであり、ヒューズエレメントの周囲は大気中になっており、 そのためにヒューズエレメント自身の溶断時における切断は、ヒューズエレメン トそのものの溶断となり、低融点樹脂等の影響を受けないため、溶断時間は安定 したものとなり特性も安定したものになった。又、そのため遮断容量も普通の管 型ヒューズの遮断特性と同等なものになり、250V−50A迄は充分に遮断で き、絶縁抵抗も充分に2MΩ以上を保持し、実測においては無限大になっている 。 本回路用遮断素子は、構成上外部回路との接続に用いるために露出している 側面のハンダメッキ膜を持つ構造になっている。そのため外部回路との接続に際 して(ハンダ付等において)生じる発熱は、ヒューズエレメントを接着している 金属膜とは異なる位置にあるため、加熱された熱のヒューズエレメントへの影響 はほとんどない。
【図1】本考案の一実施例の回路遮断用素子の(A)縦
方向の断面図、(B)その側面図。
方向の断面図、(B)その側面図。
【図2】本考案の一実施例の回路遮断用素子の(A)カ
バー部材を嵌着した完成状態の斜視図、(B)カバー部
材を取除いた状態の斜視図。
バー部材を嵌着した完成状態の斜視図、(B)カバー部
材を取除いた状態の斜視図。
【図3】本考案の一実施例の回路遮断用素子のプリント
基板への実装状態を示す説明図。
基板への実装状態を示す説明図。
【図4】本考案の一実施例の回路遮断用素子の(A)溶
断前の状態を示す説明図、(B)溶断後の状態を示す説
明図。
断前の状態を示す説明図、(B)溶断後の状態を示す説
明図。
【図5】従来の管型ヒューズの斜視図。
1 絶縁基体(アルミナ碍子) 2 金属膜(NiCr又はNiCr/Cu膜) 3 ハンダメッキ膜 4 ヒューズエレメント 5 導電性樹脂 6 凹部 7 両端部 15 カバー部材
Claims (1)
- 【請求項1】 角型の絶縁基体の中間部分に凹部を設
け、該凹部の両端部には金属被膜層を設け、該凹部の両
端部間には金属細線からなるヒューズエレメントが懸架
され、該ヒューズエレメントの両端部を前記金属皮膜層
に導電性樹脂により固定し、前記凹部の両端部の端子部
にはハンダメッキ膜を設けた基体本体に、該基体本体の
前記凹部に懸架されたヒューズエレメントをカバーする
耐熱性を有する絶縁性樹脂からなるカバー部材を嵌着し
たことを特徴とする回路遮断用素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4025993U JPH077048U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 回路遮断用素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4025993U JPH077048U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 回路遮断用素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH077048U true JPH077048U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=12575683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4025993U Pending JPH077048U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 回路遮断用素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077048U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59122936A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Toshiba Corp | デイスクレコ−ド検査装置 |
| JPS6080584A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-08 | 株式会社日立製作所 | 空気作動式サ−ボハンド機構 |
| JPH03112483A (ja) * | 1989-09-27 | 1991-05-14 | Hokkaido Nissei:Kk | バチルス・リケニホルミス |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP4025993U patent/JPH077048U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59122936A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Toshiba Corp | デイスクレコ−ド検査装置 |
| JPS6080584A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-08 | 株式会社日立製作所 | 空気作動式サ−ボハンド機構 |
| JPH03112483A (ja) * | 1989-09-27 | 1991-05-14 | Hokkaido Nissei:Kk | バチルス・リケニホルミス |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3820143B2 (ja) | 表面実装型小型ヒューズ | |
| US5621375A (en) | Subminiature surface mounted circuit protector | |
| EP0270954B1 (en) | Chip-type fuse | |
| JP2724044B2 (ja) | 薄膜表面実装ヒューズ | |
| KR100187938B1 (ko) | 저전류마이크로퓨우즈 | |
| TWI500063B (zh) | 包含電阻及熔線元件之電路保護裝置 | |
| JPH05198246A (ja) | 熱動作ヒューズ及び保護回路装置 | |
| JPH0547293A (ja) | 基板上に支持された薄膜可溶体を有するヒユーズ | |
| HU195026B (en) | Melting fuse cartridge with optoelectronic indicator | |
| KR101212371B1 (ko) | 저항기 및 그 제조방법 | |
| JPH0719075Y2 (ja) | 基板型温度ヒューズ | |
| JPH0896694A (ja) | チップ形電流ヒューズ | |
| JPH0465046A (ja) | チップ形ヒューズ抵抗器 | |
| JPH02305409A (ja) | 過負荷溶断形抵抗器 | |
| JPS63170826A (ja) | 回路遮断素子 | |
| JP3881904B2 (ja) | コモンモードフィルタ | |
| JPS6111879Y2 (ja) | ||
| JP2009117288A (ja) | ヒューズ抵抗器 | |
| JPH077047U (ja) | 回路遮断用素子 | |
| KR101853459B1 (ko) | Smd 타입 권선 저항기 및 그 제조 방법 | |
| JPH10308156A (ja) | ヒューズ | |
| JPH0436105Y2 (ja) | ||
| JPH0440855B2 (ja) | ||
| JP3074595U (ja) | 基板実装型高遮断容量小型ヒューズ | |
| JPH04365304A (ja) | ヒューズ付チップ抵抗器 |