JPH077060Y2 - ネジ切りカッター用スローアウェイチップ - Google Patents
ネジ切りカッター用スローアウェイチップInfo
- Publication number
- JPH077060Y2 JPH077060Y2 JP1989015526U JP1552689U JPH077060Y2 JP H077060 Y2 JPH077060 Y2 JP H077060Y2 JP 1989015526 U JP1989015526 U JP 1989015526U JP 1552689 U JP1552689 U JP 1552689U JP H077060 Y2 JPH077060 Y2 JP H077060Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flank
- tip
- mounting seat
- throw
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、転削によりネジ切り加工を行うネジ切りカッ
ター用のスローアウェイチップに関するものである。
ター用のスローアウェイチップに関するものである。
「従来の技術」 この種のスローアウェイチップとしては、第12図および
第13図に示すものが知られている。この従来のチップ1
は、上面2と下面3とが平行とされた外観台形平板状と
されていて、上面2または下面3のいずれか一方が着座
面とされるとともに他方がすくい面とされ(第13図では
下面3が着座面、上面2がすくい面とされた状態となっ
ている)、逃げ面とされた側面4と上面2および下面3
の交叉稜にそれぞれネジ切り用の切刃5,5が形成され、
かつ、それら切刃5,5に添う上面2および下面3の周縁
部にはそれぞれすくい溝6,6が形成されたものである。
そして、このチップ1は、カッター本体7の先端部に設
けられているチップ取付座8の取付底面9に着座面を密
着させ、かつ、逃げ面とされた側面4に対して傾斜して
いる他の二側面10,10をチップ取付座8の取付側面11,11
にそれぞれ密着させた状態で、クランプスクリュー12に
よって位置決め固定されるようになっている。
第13図に示すものが知られている。この従来のチップ1
は、上面2と下面3とが平行とされた外観台形平板状と
されていて、上面2または下面3のいずれか一方が着座
面とされるとともに他方がすくい面とされ(第13図では
下面3が着座面、上面2がすくい面とされた状態となっ
ている)、逃げ面とされた側面4と上面2および下面3
の交叉稜にそれぞれネジ切り用の切刃5,5が形成され、
かつ、それら切刃5,5に添う上面2および下面3の周縁
部にはそれぞれすくい溝6,6が形成されたものである。
そして、このチップ1は、カッター本体7の先端部に設
けられているチップ取付座8の取付底面9に着座面を密
着させ、かつ、逃げ面とされた側面4に対して傾斜して
いる他の二側面10,10をチップ取付座8の取付側面11,11
にそれぞれ密着させた状態で、クランプスクリュー12に
よって位置決め固定されるようになっている。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、上記のように台形状とされた従来のチップ1
では、逃げ面とされた側面4に対して傾斜している二側
面10,10をチップ取付座8の取付11,11に密着させて位置
決めを行うようにしていることから、チップ取付座8の
加工誤差がチップ1の位置決め精度に大きく影響してし
まうものであった。すなわち、たとえば第12図に示すよ
うに、チップ取付座8の取付側面11,11の位置が正規の
位置から誤差寸法δだけずれて加工され、その側面11,1
1にチップ1の側面10,10を密着させて位置決めを行った
場合、チップ1の正規の位置に対するずれ寸法δ′は、
それら側面10,10,11,11の傾斜角度にもよるが、誤差寸
法δの2倍程度にも達してしまうものである。このた
め、上記の誤差寸法δが本来許容できる程度のわずかな
ものであったとしても、チップ1のずれ寸法δ′は無視
し得ない程度に拡大されてしまい、このため、このよう
なチップ1を用いるネジ切りカッターでは必ずしも十分
な加工精度が得られない恐れがあった。なお、このこと
は、チップ取付座8に加工誤差が生じた場合のみなら
ず、チップ1自体の寸法に誤差があった場合も全く同様
である。
では、逃げ面とされた側面4に対して傾斜している二側
面10,10をチップ取付座8の取付11,11に密着させて位置
決めを行うようにしていることから、チップ取付座8の
加工誤差がチップ1の位置決め精度に大きく影響してし
まうものであった。すなわち、たとえば第12図に示すよ
うに、チップ取付座8の取付側面11,11の位置が正規の
位置から誤差寸法δだけずれて加工され、その側面11,1
1にチップ1の側面10,10を密着させて位置決めを行った
場合、チップ1の正規の位置に対するずれ寸法δ′は、
それら側面10,10,11,11の傾斜角度にもよるが、誤差寸
法δの2倍程度にも達してしまうものである。このた
め、上記の誤差寸法δが本来許容できる程度のわずかな
ものであったとしても、チップ1のずれ寸法δ′は無視
し得ない程度に拡大されてしまい、このため、このよう
なチップ1を用いるネジ切りカッターでは必ずしも十分
な加工精度が得られない恐れがあった。なお、このこと
は、チップ取付座8に加工誤差が生じた場合のみなら
ず、チップ1自体の寸法に誤差があった場合も全く同様
である。
また、上記のチップ1では、切刃5,5に添う上面2およ
び下面3にそれぞれすくい溝6,6が形成されていて、そ
れらすくい溝6,6はチップ取付座8の取付底面9に密着
し得ないから、クランプの剛性、安定性を確保する上で
不利であるばかりでなく、第13図に示すようにチップ1
のオーバーハング量hが過大になってしまい、このため
切刃5,5が欠損する等のチップ損傷が生じやすい、とい
う欠点もあった。なお、オーバーハング量hとは、チッ
プ1の下面(着座面)3がカッター本体7の取付底面9
から離れる場所から切刃5までの距離をいう。
び下面3にそれぞれすくい溝6,6が形成されていて、そ
れらすくい溝6,6はチップ取付座8の取付底面9に密着
し得ないから、クランプの剛性、安定性を確保する上で
不利であるばかりでなく、第13図に示すようにチップ1
のオーバーハング量hが過大になってしまい、このため
切刃5,5が欠損する等のチップ損傷が生じやすい、とい
う欠点もあった。なお、オーバーハング量hとは、チッ
プ1の下面(着座面)3がカッター本体7の取付底面9
から離れる場所から切刃5までの距離をいう。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、カッター
本体に対して十分な剛性、安定性を確保してクランプす
ることができることは勿論のこと、その位置決めを高精
度で行うことの可能なネジ切りカッター用のスローアウ
ェイチップを提供することを目的としている。
本体に対して十分な剛性、安定性を確保してクランプす
ることができることは勿論のこと、その位置決めを高精
度で行うことの可能なネジ切りカッター用のスローアウ
ェイチップを提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 本考案は、6面のうちの最大の面積を有する上下面が互
いに平行とされた外観平行四辺形平板状で、かつ反転あ
るいは回転されたときに対称となる形状をなし、前記上
下面のいずれか一方を着座面として、カッター本体の先
端部に設けられたチップ取付座の3面のうちの、最大の
面積を有しかつ前記カッター本体の回転軸方向に延びる
取付底面に接触させるとともに、互いに隣接する二側面
を前記チップ取付座の2つの取付側面にそれぞれ接触さ
せ、かつ前記上下面の他方をすくい面として位置決めさ
れるように、前記カッター本体に着脱自在に固定される
ネジ切り用スローアウェイチップにおいて、互いに反対
側に位置する少なくとも一対の二側面にそれぞれ逃げ面
を形成して、それら逃げ面と前記すくい面との交叉稜に
それぞれネジ切り用の切刃を形成するとともに、各逃げ
面を、前記切刃に添う第1の逃げ面と、その第1の逃げ
面の着座面側に設けられて第1の逃げ面より大きな逃げ
角が付されているとともに前記チップ取付座の取付側面
に密着し得る平坦面とされた第2の逃げ面により構成し
てなることを特徴とするものである。そして、少なくと
も前記第2の逃げ面に添う着座面に、前記チップ取付座
の取付底面に密着し得る平坦面を形成することが望まし
い。
いに平行とされた外観平行四辺形平板状で、かつ反転あ
るいは回転されたときに対称となる形状をなし、前記上
下面のいずれか一方を着座面として、カッター本体の先
端部に設けられたチップ取付座の3面のうちの、最大の
面積を有しかつ前記カッター本体の回転軸方向に延びる
取付底面に接触させるとともに、互いに隣接する二側面
を前記チップ取付座の2つの取付側面にそれぞれ接触さ
せ、かつ前記上下面の他方をすくい面として位置決めさ
れるように、前記カッター本体に着脱自在に固定される
ネジ切り用スローアウェイチップにおいて、互いに反対
側に位置する少なくとも一対の二側面にそれぞれ逃げ面
を形成して、それら逃げ面と前記すくい面との交叉稜に
それぞれネジ切り用の切刃を形成するとともに、各逃げ
面を、前記切刃に添う第1の逃げ面と、その第1の逃げ
面の着座面側に設けられて第1の逃げ面より大きな逃げ
角が付されているとともに前記チップ取付座の取付側面
に密着し得る平坦面とされた第2の逃げ面により構成し
てなることを特徴とするものである。そして、少なくと
も前記第2の逃げ面に添う着座面に、前記チップ取付座
の取付底面に密着し得る平坦面を形成することが望まし
い。
「作用」 本考案のスローアウェイチップは、着座面をチップ取付
座の取付底面に接触させるとともに、互いに隣接してい
る二側面をそれぞれチップ取付座の取付側面に接触させ
ることで位置決めがなされるが、上記二側面のうちの一
方は第1の逃げ面および平坦面とされた第2の逃げ面か
ら構成される逃げ面とされ、その第2の逃げ面がチップ
取付座の取付側面に密着させられることで、スローアウ
ェイチップの正確な位置決めがなされ、また十分なクラ
ップ剛性、クランプ安定性が確保される。
座の取付底面に接触させるとともに、互いに隣接してい
る二側面をそれぞれチップ取付座の取付側面に接触させ
ることで位置決めがなされるが、上記二側面のうちの一
方は第1の逃げ面および平坦面とされた第2の逃げ面か
ら構成される逃げ面とされ、その第2の逃げ面がチップ
取付座の取付側面に密着させられることで、スローアウ
ェイチップの正確な位置決めがなされ、また十分なクラ
ップ剛性、クランプ安定性が確保される。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
まず、第1図ないし第4図を参照して一実施例を説明す
る。これらの図において符号20は本実施例のスローアウ
ェイチップであり、このチップ20は、上面21および下面
22が互いに平行とされた外観矩形平板状で、かつ反転さ
れたときに対称となる形状をなし、上面21または下面22
のいずれか一方が着座面(第3図では下面22)とされ、
他方がすくい面(同、上面21)とされるようになってい
る。前記上面21および下面22は、平板の6面のうちの最
大の面積を有する面である。
る。これらの図において符号20は本実施例のスローアウ
ェイチップであり、このチップ20は、上面21および下面
22が互いに平行とされた外観矩形平板状で、かつ反転さ
れたときに対称となる形状をなし、上面21または下面22
のいずれか一方が着座面(第3図では下面22)とされ、
他方がすくい面(同、上面21)とされるようになってい
る。前記上面21および下面22は、平板の6面のうちの最
大の面積を有する面である。
また、このチップ20では、第3図に示されるように、互
いに反対側に位置する一対の二側面がそれぞれ逃げ面2
3,23とされて、それら逃げ面23,23と上面21および下面2
2との交叉稜にそれぞれネジ切り用の切刃24,24が形成さ
れている。
いに反対側に位置する一対の二側面がそれぞれ逃げ面2
3,23とされて、それら逃げ面23,23と上面21および下面2
2との交叉稜にそれぞれネジ切り用の切刃24,24が形成さ
れている。
そして、上記の逃げ面23は、切刃24に添う第1の逃げ面
23aと、その第1の逃げ面23aの着座面側に第1の逃げ面
23aより大きな逃げ角が付されているとともに平坦面と
された第2の逃げ面23bとから構成されている。この第
2の逃げ面23bは、逃げ面23の着座面側が斜めに、かつ
平坦に切り落とされた形態で形成されたものであり、後
述するチップ取付座26の取付側面28に密着し得る平坦面
とされている。
23aと、その第1の逃げ面23aの着座面側に第1の逃げ面
23aより大きな逃げ角が付されているとともに平坦面と
された第2の逃げ面23bとから構成されている。この第
2の逃げ面23bは、逃げ面23の着座面側が斜めに、かつ
平坦に切り落とされた形態で形成されたものであり、後
述するチップ取付座26の取付側面28に密着し得る平坦面
とされている。
さらに、このチップ20においては、上記第2の逃げ面23
b,23bに添う着座面に平坦面25,25がそれぞれ形成されて
いる。
b,23bに添う着座面に平坦面25,25がそれぞれ形成されて
いる。
上記構成のチップ20は、カッター本体32の先端部に設け
られたチップ取付座26に装着されて固定されるようにな
っている。そのチップ取付座26は、チップ20の形状に対
応して、チップ20の着座面が密着する取付底面27、第2
の逃げ面23bが密着し得る取付側面28、チップ20の逃げ
面23に隣接している他の側面29が密着し得る他の取付側
面30を有するものとされており、これによってチップ20
は、取付底面27に着座面を接触させるとともに、第2の
逃げ面23bを取付側面28に接触させ、他の側面29を第1
図、第2図に示すようにチップ取付座26の他の取付側面
30に接触させることで位置決めされ、クランプスクリュ
ー31によって前記カッター本体32に着脱自在に固定され
るようになっている。前記チップ取付座26の取付底面27
は、チップ取付座26の3面(残る2面は取付側面28,3
0)のうちの、最大の面積を有しかつカッター本体32の
回転軸方向に延びる面である。
られたチップ取付座26に装着されて固定されるようにな
っている。そのチップ取付座26は、チップ20の形状に対
応して、チップ20の着座面が密着する取付底面27、第2
の逃げ面23bが密着し得る取付側面28、チップ20の逃げ
面23に隣接している他の側面29が密着し得る他の取付側
面30を有するものとされており、これによってチップ20
は、取付底面27に着座面を接触させるとともに、第2の
逃げ面23bを取付側面28に接触させ、他の側面29を第1
図、第2図に示すようにチップ取付座26の他の取付側面
30に接触させることで位置決めされ、クランプスクリュ
ー31によって前記カッター本体32に着脱自在に固定され
るようになっている。前記チップ取付座26の取付底面27
は、チップ取付座26の3面(残る2面は取付側面28,3
0)のうちの、最大の面積を有しかつカッター本体32の
回転軸方向に延びる面である。
すなわち、チップ20は、カッター本体32側の一方の逃げ
面23とそれに隣接する側面29の二側面が、チップ取付座
26の取付側面28,30にそれぞれ接触させることで位置決
めがなされている。
面23とそれに隣接する側面29の二側面が、チップ取付座
26の取付側面28,30にそれぞれ接触させることで位置決
めがなされている。
そして、チップ20がこのように固定されると、チップ20
の着座面およびその周縁部に形成されている平坦面25は
チップ取付座26の取付底面27に密着し、また、平坦面と
されている第2の逃げ面23bはチップ取付座26の取付側
面28に密着し、これによって十分なクランプ剛性、クラ
ンプの安定性が確保される。
の着座面およびその周縁部に形成されている平坦面25は
チップ取付座26の取付底面27に密着し、また、平坦面と
されている第2の逃げ面23bはチップ取付座26の取付側
面28に密着し、これによって十分なクランプ剛性、クラ
ンプの安定性が確保される。
また、このチップ20は第2の逃げ面23bをチップ取付座2
6の取付側面28に密着させることで位置決めされるか
ら、チップ取付座26の加工誤差あるいはチップ20自体の
寸法誤差が生じても、チップ20の位置ずれはその誤差の
大きさにとどまって、従来の台形状のチップ1のように
位置ずれ誤差が取付座の加工誤差やチップの寸法誤差以
上に拡大してしまうようなことはないから、そのような
従来のチップ1を用いるカッターに比してチップ20の位
置決め精度が向上し、その結果、加工精度を高めること
ができる。
6の取付側面28に密着させることで位置決めされるか
ら、チップ取付座26の加工誤差あるいはチップ20自体の
寸法誤差が生じても、チップ20の位置ずれはその誤差の
大きさにとどまって、従来の台形状のチップ1のように
位置ずれ誤差が取付座の加工誤差やチップの寸法誤差以
上に拡大してしまうようなことはないから、そのような
従来のチップ1を用いるカッターに比してチップ20の位
置決め精度が向上し、その結果、加工精度を高めること
ができる。
さらに、このチップ20では、第2の逃げ面23bに添う着
座面に設けた平坦面25がチップ取付座26の取付底面27に
密着するので、従来のチップ1のようにオーバーハング
量hが過大になることがなく、このため、適切なオーバ
ーハング量hを設定し得て切刃24の欠損等のチップ破損
を防止することができる。そして、一方の切刃24が摩耗
したら、チップ20をその上面21および下面22が逆転する
ように反転させる。
座面に設けた平坦面25がチップ取付座26の取付底面27に
密着するので、従来のチップ1のようにオーバーハング
量hが過大になることがなく、このため、適切なオーバ
ーハング量hを設定し得て切刃24の欠損等のチップ破損
を防止することができる。そして、一方の切刃24が摩耗
したら、チップ20をその上面21および下面22が逆転する
ように反転させる。
次に、第5図ないし第8図を参照して他の実施例を説明
するが、上述した一実施例と同一構成要素には同一符号
を付してその説明は略す。
するが、上述した一実施例と同一構成要素には同一符号
を付してその説明は略す。
本実施例のスローアウェイチップ40は、第7図に示され
るようにいわゆる芯上がりの状態でカッター本体32に取
り付けられようにされており、また、切刃24,24に添う
上面21および下面22にすくい溝41,41が形成されている
点で上記実施例のチップ20と異なるが、この実施例のチ
ップ40と上記実施例と同様に矩形平板状とされていると
ともに、反転されたときに対称となる形状をなし、第1
の逃げ面23a,23aの着座面側に平坦面とされた第2の逃
げ面23b,23bが形成されていて、この第2の逃げ面23b,2
3bをチップ取付座26の取付側面28に密着させることによ
ってその位置決めが正確になされ、かつ十分なクランプ
剛性、安定性が確保できるものである。また、第2の逃
げ面23aに添う着座面に形成された平坦面25を取付底面2
7に密着させることにより、適切なオーバーハング量h
を設定することができるものである。
るようにいわゆる芯上がりの状態でカッター本体32に取
り付けられようにされており、また、切刃24,24に添う
上面21および下面22にすくい溝41,41が形成されている
点で上記実施例のチップ20と異なるが、この実施例のチ
ップ40と上記実施例と同様に矩形平板状とされていると
ともに、反転されたときに対称となる形状をなし、第1
の逃げ面23a,23aの着座面側に平坦面とされた第2の逃
げ面23b,23bが形成されていて、この第2の逃げ面23b,2
3bをチップ取付座26の取付側面28に密着させることによ
ってその位置決めが正確になされ、かつ十分なクランプ
剛性、安定性が確保できるものである。また、第2の逃
げ面23aに添う着座面に形成された平坦面25を取付底面2
7に密着させることにより、適切なオーバーハング量h
を設定することができるものである。
なお、この実施例では、チップ40をいわゆる芯上がりの
状態でカッター本体32に固定するようにしたので、カッ
ター本体32のバックメタルの厚み寸法が上述した一実施
例の場合に比して大きくなっており、このため、チップ
取付座26の剛性を確保するうえで有利なものとなってい
る。
状態でカッター本体32に固定するようにしたので、カッ
ター本体32のバックメタルの厚み寸法が上述した一実施
例の場合に比して大きくなっており、このため、チップ
取付座26の剛性を確保するうえで有利なものとなってい
る。
次に、第9図および第10図を参照してさらに他の実施例
を説明する。
を説明する。
本実施例のスローアウェイチップ50は、180度だけ回転
されたときに対称となる形状をなし、上面21が常にすく
い面、下面22が常に着座面となるようにされていて、上
面21(すくい面)の先端縁にそれぞれ切刃24,24が形成
されている点を除いて上記実施例と同様に構成されてお
り、第2の逃げ面23b,23bをチップ取付座26の取付側面2
8に密着させ、平坦面25を取付底面27に密着させること
で、上記実施例と同様の効果が得られるものである。
されたときに対称となる形状をなし、上面21が常にすく
い面、下面22が常に着座面となるようにされていて、上
面21(すくい面)の先端縁にそれぞれ切刃24,24が形成
されている点を除いて上記実施例と同様に構成されてお
り、第2の逃げ面23b,23bをチップ取付座26の取付側面2
8に密着させ、平坦面25を取付底面27に密着させること
で、上記実施例と同様の効果が得られるものである。
なお、この実施例では、チップ取付座26の取付側面28
が、チップ50の形状に対応してチップポケット側に向く
ように傾斜する状態で形成されるので、取付側面28がチ
ップ取付座26の取付底面27側に向くように傾斜して形成
される上述の各実施例に比してチップ取付座26の形状が
簡略化され、その加工が容易である、という利点があ
る。
が、チップ50の形状に対応してチップポケット側に向く
ように傾斜する状態で形成されるので、取付側面28がチ
ップ取付座26の取付底面27側に向くように傾斜して形成
される上述の各実施例に比してチップ取付座26の形状が
簡略化され、その加工が容易である、という利点があ
る。
以上で本考案の実施例を説明したが、本考案のスローア
ウェイチップは上記実施例に限定されることなく、さら
に種々の変形が可能である。たとえば、上記実施例では
チップの外観をいずれも矩形平板状としたが、より一般
的には表裏に位置する側面どうしが互いに平行であれ
ば、すなわち平行四辺形平板状であれば良く、勿論、正
方形や菱形とすることでも良い。また、上記実施例で
は、いずれも2つの切刃24,24を有して二側面に逃げ面2
3,23を形成するものとしたが、第11図に示すように二対
四側面の全てを逃げ面23として4つの切刃24を有するも
のとすることも可能である。
ウェイチップは上記実施例に限定されることなく、さら
に種々の変形が可能である。たとえば、上記実施例では
チップの外観をいずれも矩形平板状としたが、より一般
的には表裏に位置する側面どうしが互いに平行であれ
ば、すなわち平行四辺形平板状であれば良く、勿論、正
方形や菱形とすることでも良い。また、上記実施例で
は、いずれも2つの切刃24,24を有して二側面に逃げ面2
3,23を形成するものとしたが、第11図に示すように二対
四側面の全てを逃げ面23として4つの切刃24を有するも
のとすることも可能である。
「考案の効果」 以上で詳細に説明したように、本考案のスローアウェイ
チップは、外観平行四辺形平板状とされてその二側面に
逃げ面が形成されているとともに、その逃げ面を第1の
逃げ面と平坦面とされた第2の逃げ面とから構成して、
第2の逃げ面をチップ取付座の取付側面に密着させるよ
うにしたので、十分なクランプ剛性、クランプの安定性
を確保できるとともに、このチップのカッター本体に対
する位置決め精度を向上させることができる、という効
果を奏する。また、第2の逃げ面に添う着座面に平坦面
を設けて、その平坦面をチップ取付座の取付底面に密着
させることにより、上記効果をより高められるとともに
このチップのオーバーハング量が過大になることも防止
され、その結果、切刃の欠損が生じにくくなる、という
効果を奏する。
チップは、外観平行四辺形平板状とされてその二側面に
逃げ面が形成されているとともに、その逃げ面を第1の
逃げ面と平坦面とされた第2の逃げ面とから構成して、
第2の逃げ面をチップ取付座の取付側面に密着させるよ
うにしたので、十分なクランプ剛性、クランプの安定性
を確保できるとともに、このチップのカッター本体に対
する位置決め精度を向上させることができる、という効
果を奏する。また、第2の逃げ面に添う着座面に平坦面
を設けて、その平坦面をチップ取付座の取付底面に密着
させることにより、上記効果をより高められるとともに
このチップのオーバーハング量が過大になることも防止
され、その結果、切刃の欠損が生じにくくなる、という
効果を奏する。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は本実施例のスローアワウェイチップがカッター
本体に取り付けられた状態の側面図、第2図は第1図の
II-II線矢視図、第3図は第1図のIII-III線矢視図、第
4図はこのスローアウェイチップの外観を示す図であ
る。 第5図ないし第8図は本考案の他の実施例を示すもの
で、第5図はこの実施例のスローアウェイチップがカッ
ター本体に取り付けられた状態の側面図、第6図は第5
図のVI-VI線矢視図、第7図は第5図のVII-VII線矢視
図、第8図はこのスローアウェイチップの外観を示す図
である。 第9図および第10図はさらに他の実施例を示すもので、
第9図はこの実施例のスローアウェイチップがカッター
本体に取り付けられた状態の断面図、第10図はこのスロ
ーアウェイチップの外観を示す図である。 第11図はスローアウェイチップのさらに他の例を示す図
である。 第12図は従来のスローアウェイチップがカッター本体に
取り付けられた状態を示す側面図、第13図はその断面図
である。 20……スローアウェイチップ、21……上面(すくい
面)、22……下面(着座面)、23……逃げ面、23a……
第1の逃げ面、23b……第2の逃げ面、24……切刃、25
……平坦面、26……チップ取付座、27……取付底面、28
……取付側面、29……側面、30……取付側面、31……ク
ランプスクリュー、32……カッター本体、40……スロー
アウェイチップ、41……すくい溝、50……スローアウェ
イチップ。
第1図は本実施例のスローアワウェイチップがカッター
本体に取り付けられた状態の側面図、第2図は第1図の
II-II線矢視図、第3図は第1図のIII-III線矢視図、第
4図はこのスローアウェイチップの外観を示す図であ
る。 第5図ないし第8図は本考案の他の実施例を示すもの
で、第5図はこの実施例のスローアウェイチップがカッ
ター本体に取り付けられた状態の側面図、第6図は第5
図のVI-VI線矢視図、第7図は第5図のVII-VII線矢視
図、第8図はこのスローアウェイチップの外観を示す図
である。 第9図および第10図はさらに他の実施例を示すもので、
第9図はこの実施例のスローアウェイチップがカッター
本体に取り付けられた状態の断面図、第10図はこのスロ
ーアウェイチップの外観を示す図である。 第11図はスローアウェイチップのさらに他の例を示す図
である。 第12図は従来のスローアウェイチップがカッター本体に
取り付けられた状態を示す側面図、第13図はその断面図
である。 20……スローアウェイチップ、21……上面(すくい
面)、22……下面(着座面)、23……逃げ面、23a……
第1の逃げ面、23b……第2の逃げ面、24……切刃、25
……平坦面、26……チップ取付座、27……取付底面、28
……取付側面、29……側面、30……取付側面、31……ク
ランプスクリュー、32……カッター本体、40……スロー
アウェイチップ、41……すくい溝、50……スローアウェ
イチップ。
Claims (2)
- 【請求項1】6面のうちの最大の面積を有する上下面が
互いに平行とされた外観平行四辺形平板状で、かつ反転
あるいは回転されたときに対称となる形状をなし、前記
上下面のいずれか一方を着座面として、カッター本体の
先端部に設けられたチップ取付座の3面のうちの、最大
の面積を有しかつ前記カッター本体の回転軸方向に延び
る取付底面に接触させるとともに、互いに隣接する二側
面を前記チップ取付座の2つの取付側面にそれぞれ接触
させ、かつ前記上下面の他方をすくい面として位置決め
されるように、前記カッター本体に着脱自在に固定され
るネジ切り用スローアウェイチップにおいて、互いに反
対側に位置する少なくとも一対の二側面にそれぞれ逃げ
面を形成して、それら逃げ面と前記すくい面との交叉稜
にそれぞれネジ切り用の切刃を形成するとともに、各逃
げ面を、前記切刃に添う第1の逃げ面と、その第1の逃
げ面の着座面側に設けられて第1の逃げ面より大きな逃
げ角が付されているとともに前記チップ取付座の取付側
面に密着し得る平坦面とされた第2の逃げ面により構成
してなることを特徴とするネジ切りカッター用スローア
ウェイチップ。 - 【請求項2】少なくとも前記第2の逃げ面に添う着座面
に、前記チップ取付座の取付底面に密着し得る平坦面を
形成してなることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載のネジ切りカッター用スローアウェイチッ
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989015526U JPH077060Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | ネジ切りカッター用スローアウェイチップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989015526U JPH077060Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | ネジ切りカッター用スローアウェイチップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02107425U JPH02107425U (ja) | 1990-08-27 |
| JPH077060Y2 true JPH077060Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31227653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989015526U Expired - Lifetime JPH077060Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | ネジ切りカッター用スローアウェイチップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077060Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2014189018A1 (ja) * | 2013-05-20 | 2017-02-23 | 株式会社タンガロイ | 切削インサート、工具ボデーおよび切削工具 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH645287A5 (de) * | 1980-04-24 | 1984-09-28 | Herbert Deni | Wendeschneidplattenhalter. |
-
1989
- 1989-02-13 JP JP1989015526U patent/JPH077060Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02107425U (ja) | 1990-08-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6238146B1 (en) | Tangential cutting insert | |
| CA1299852C (en) | Indexable cutting insert | |
| JP3057781B2 (ja) | スローアウェイチップ | |
| JP2501471Y2 (ja) | 転削工具用スロ―アウェイチップ | |
| JPH0227085B2 (ja) | ||
| JPS6219969B2 (ja) | ||
| JPH031137Y2 (ja) | ||
| JPH077060Y2 (ja) | ネジ切りカッター用スローアウェイチップ | |
| JP3120437B2 (ja) | スローアウエイチツプ | |
| JP3118956B2 (ja) | スローアウェイチップ | |
| JP2529700Y2 (ja) | スローアウェイチップ | |
| JPH088014Y2 (ja) | スローアウェイチップ | |
| JPH0134729B2 (ja) | ||
| JPH039935Y2 (ja) | ||
| JPS6131777Y2 (ja) | ||
| JPH0123681Y2 (ja) | ||
| JPH077061Y2 (ja) | ネジ切りカッター用スローアウェイチップ | |
| JPH0144264Y2 (ja) | ||
| JPH0236652Y2 (ja) | ||
| JP2833239B2 (ja) | スローアウェイチップ | |
| JP3063196B2 (ja) | スローアウエイ式カッタ | |
| JPH0634893Y2 (ja) | エンドミル | |
| JPH0144265Y2 (ja) | ||
| JP2556384Y2 (ja) | スローアウェイチップ | |
| JPH031139Y2 (ja) |