JPH0770622A - 高炉出銑樋の解体屑の除去装置及び除去方法 - Google Patents
高炉出銑樋の解体屑の除去装置及び除去方法Info
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- JPH0770622A JPH0770622A JP24360293A JP24360293A JPH0770622A JP H0770622 A JPH0770622 A JP H0770622A JP 24360293 A JP24360293 A JP 24360293A JP 24360293 A JP24360293 A JP 24360293A JP H0770622 A JPH0770622 A JP H0770622A
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- Japan
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- nozzle
- gutter
- suction
- blast furnace
- debris
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐火物の解体屑の除去作業の自動化に適用し
易く、解体屑の除去効率を向上させることができる、高
炉出銑樋の解体屑の除去装置及び除去方法を提供する。 【構成】 出銑樋11の底面11aに臨ませて垂下され
たノズル12と、このノズル12の下端部に偏芯して開
口されたノズル口12aと、このノズル口12aを樋底
面11aに倣うように走査移動させるべく、上記ノズル
12を所定の角度で正逆に回動させる走査手段13と、
上記ノズル12に接続され、そのノズル口12aから耐
火物の解体屑を吸引し補集するための吸引補集装置20
とを備えている。
易く、解体屑の除去効率を向上させることができる、高
炉出銑樋の解体屑の除去装置及び除去方法を提供する。 【構成】 出銑樋11の底面11aに臨ませて垂下され
たノズル12と、このノズル12の下端部に偏芯して開
口されたノズル口12aと、このノズル口12aを樋底
面11aに倣うように走査移動させるべく、上記ノズル
12を所定の角度で正逆に回動させる走査手段13と、
上記ノズル12に接続され、そのノズル口12aから耐
火物の解体屑を吸引し補集するための吸引補集装置20
とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熔銑及びスラグが通過
することによって劣化した出銑樋内面の耐火物を補修す
る作業に使用する装置及び方法に係り、その耐火物の解
体作業によって生じた解体屑の除去装置及び除去方法に
関するものである。
することによって劣化した出銑樋内面の耐火物を補修す
る作業に使用する装置及び方法に係り、その耐火物の解
体作業によって生じた解体屑の除去装置及び除去方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】高炉から出銑された熔銑は、長さ約20
mの出銑樋を通過するが、通常、高炉には二本以上の出
銑樋が設けられている。この出銑樋には高温の熔銑やス
ラグが流れるので、出銑樋内面に施工した耐火物が磨耗
したり、化学的劣化を起こす。また、出銑口の切り替え
による冷却の繰り返し等によっても、出銑樋の内面に施
工した耐火物が著しく劣化する。
mの出銑樋を通過するが、通常、高炉には二本以上の出
銑樋が設けられている。この出銑樋には高温の熔銑やス
ラグが流れるので、出銑樋内面に施工した耐火物が磨耗
したり、化学的劣化を起こす。また、出銑口の切り替え
による冷却の繰り返し等によっても、出銑樋の内面に施
工した耐火物が著しく劣化する。
【0003】従って、各樋には、その内面の劣化した耐
火物の解体と新たな耐火物の施工及び乾燥とからなる補
修作業が、月に一回程度の頻度で行われている。従来、
このような一連の作業は、出銑樋を鋳床上に据えつけた
ままか或いは揚上機で鋳床内に設けられた整備場所に一
旦移動して行われていた。
火物の解体と新たな耐火物の施工及び乾燥とからなる補
修作業が、月に一回程度の頻度で行われている。従来、
このような一連の作業は、出銑樋を鋳床上に据えつけた
ままか或いは揚上機で鋳床内に設けられた整備場所に一
旦移動して行われていた。
【0004】この耐火物の解体作業は、図7に示すよう
に、高炉出銑樋1の上方にバックホー2を設置し、該バ
ックホー2のブーム2aの先端にブレーカ3を取り付け
て、このブレーカ3により出銑樋1の内面に施工した耐
火物4を破砕する。具体的には、オペレーターの操作に
よって残銑や劣化した不定形耐火物の表層部分を厚さで
平均:100mm、最大:250mm程度破砕する。そ
の後、図8に示すように、バックホー2のブーム2aの
先端にショベル5を付け替えて解体屑を掻き取り、バケ
ット(図示せず)を用いて排出している。
に、高炉出銑樋1の上方にバックホー2を設置し、該バ
ックホー2のブーム2aの先端にブレーカ3を取り付け
て、このブレーカ3により出銑樋1の内面に施工した耐
火物4を破砕する。具体的には、オペレーターの操作に
よって残銑や劣化した不定形耐火物の表層部分を厚さで
平均:100mm、最大:250mm程度破砕する。そ
の後、図8に示すように、バックホー2のブーム2aの
先端にショベル5を付け替えて解体屑を掻き取り、バケ
ット(図示せず)を用いて排出している。
【0005】この解体作業は、出銑樋の真上での作業で
あるため、その余熱による高温雰囲気中で行わなければ
ならず、又、鋳床上で作業を行うため、上記ブレーカ3
を用いることによる振動や騒音が発生したり、粉塵が発
生して、極めて劣悪な環境下における作業であった。さ
らに、出銑口周り等の複雑な部分の補修作業は、作業者
が出銑樋内に入り、ガス噴出の危険にさらされながら行
っていた。しかも、解体作業のためのバックホー2の搬
入や、ブレーカ3及びショベル5の着脱等の一連の機器
の搬出入等には、工程に応じた機器の配置及び段取り等
が必要であった。そして、この解体作業は、機器の運転
の自由度が多く、且つ、工具の位置決めが重要な断続作
業であり、運転・作業要員に熟練・技量を要する。従っ
て、このような作業には、専従の運転要員が必要であ
り、作業要員の確保等が困難であった。
あるため、その余熱による高温雰囲気中で行わなければ
ならず、又、鋳床上で作業を行うため、上記ブレーカ3
を用いることによる振動や騒音が発生したり、粉塵が発
生して、極めて劣悪な環境下における作業であった。さ
らに、出銑口周り等の複雑な部分の補修作業は、作業者
が出銑樋内に入り、ガス噴出の危険にさらされながら行
っていた。しかも、解体作業のためのバックホー2の搬
入や、ブレーカ3及びショベル5の着脱等の一連の機器
の搬出入等には、工程に応じた機器の配置及び段取り等
が必要であった。そして、この解体作業は、機器の運転
の自由度が多く、且つ、工具の位置決めが重要な断続作
業であり、運転・作業要員に熟練・技量を要する。従っ
て、このような作業には、専従の運転要員が必要であ
り、作業要員の確保等が困難であった。
【0006】上述したような作業の機械化技術として
は、例えば、特開昭54−132408号公報に「出銑用
樋補修装置」に関する技術が提案されている。この装置
は、ブレーカで出銑樋内面の劣化した耐火物を解体する
と共に、吸込ノズル付ホースにより解体屑を吸引除去す
るというものである。
は、例えば、特開昭54−132408号公報に「出銑用
樋補修装置」に関する技術が提案されている。この装置
は、ブレーカで出銑樋内面の劣化した耐火物を解体する
と共に、吸込ノズル付ホースにより解体屑を吸引除去す
るというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の機械
化技術にあっては、真空ポンプを使用するためその吸引
風量の制約から、その吸込ノズルのノズル径を大きく設
定することができず、吸込ノズルやホース内に解体屑が
詰まる等の自動化に適用し難い問題があった。また、解
体屑の除去効率も充分ではないという問題があった。
化技術にあっては、真空ポンプを使用するためその吸引
風量の制約から、その吸込ノズルのノズル径を大きく設
定することができず、吸込ノズルやホース内に解体屑が
詰まる等の自動化に適用し難い問題があった。また、解
体屑の除去効率も充分ではないという問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記課題に鑑み、耐火物
の解体屑の除去作業の自動化に適用し易く、解体屑の除
去効率を向上させることができる、高炉出銑樋の解体屑
の除去装置及び除去方法を提供することにある。
の解体屑の除去作業の自動化に適用し易く、解体屑の除
去効率を向上させることができる、高炉出銑樋の解体屑
の除去装置及び除去方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明に係る高炉出銑樋の解体屑の除去装置は、出銑樋の
底面に臨ませて垂下されたノズルと、このノズルの下端
部に偏芯して開口されたノズル口と、このノズル口を樋
底面に倣うように走査移動させるべく、上記ノズルを所
定の角度で正逆に回動させる走査手段と、上記ノズルに
接続され、そのノズル口から耐火物の解体屑を吸引し補
集するため吸引風量の大きな吸引ブロワーからなる吸引
補集装置とを備えたものである。
発明に係る高炉出銑樋の解体屑の除去装置は、出銑樋の
底面に臨ませて垂下されたノズルと、このノズルの下端
部に偏芯して開口されたノズル口と、このノズル口を樋
底面に倣うように走査移動させるべく、上記ノズルを所
定の角度で正逆に回動させる走査手段と、上記ノズルに
接続され、そのノズル口から耐火物の解体屑を吸引し補
集するため吸引風量の大きな吸引ブロワーからなる吸引
補集装置とを備えたものである。
【0010】上記解体屑の除去装置の構成において、好
ましくは、上記ノズルが、これを上下移動させる昇降手
段に支持されているものである。
ましくは、上記ノズルが、これを上下移動させる昇降手
段に支持されているものである。
【0011】また、好ましくは、上記吸引補集装置が、
解体屑を収容するための補集ホッパと、上記ノズル及び
その接続系に吸引力を付与するための吸引ブロワと、こ
の吸引ブロワの吸気中の解体屑を除去するためのバグフ
ィルタとからなるものである。
解体屑を収容するための補集ホッパと、上記ノズル及び
その接続系に吸引力を付与するための吸引ブロワと、こ
の吸引ブロワの吸気中の解体屑を除去するためのバグフ
ィルタとからなるものである。
【0012】さらに、好ましくは、上記ノズル口に、そ
の走査方向に対し直角方向前側へ臨むようにノッチ部が
開口されているものである。或いは、上記ノズル口にそ
の走査方向へ臨むようにノッチ部が開口され、このノッ
チ部を常に走査方向前方に位置させるべく、上記ノズル
にその軸回りの旋回手段が具備されているものである。
若しくは、上記ノズル口がその走査方向へ臨んで空隙部
が位置するようにはす切りされ、このはす切り空隙部を
常に走査方向前方に位置させるべく、上記ノズルにその
軸回りの旋回手段が具備されているものである。
の走査方向に対し直角方向前側へ臨むようにノッチ部が
開口されているものである。或いは、上記ノズル口にそ
の走査方向へ臨むようにノッチ部が開口され、このノッ
チ部を常に走査方向前方に位置させるべく、上記ノズル
にその軸回りの旋回手段が具備されているものである。
若しくは、上記ノズル口がその走査方向へ臨んで空隙部
が位置するようにはす切りされ、このはす切り空隙部を
常に走査方向前方に位置させるべく、上記ノズルにその
軸回りの旋回手段が具備されているものである。
【0013】そして、好ましくは、上記出銑樋が、樋載
置台車上にその長手方向へ沿って移動自在に載置されて
いるものである。或いは、上記ノズル及び走査手段が、
履帯式走行台車に搭載されているものである。
置台車上にその長手方向へ沿って移動自在に載置されて
いるものである。或いは、上記ノズル及び走査手段が、
履帯式走行台車に搭載されているものである。
【0014】一方、本発明に係る高炉出銑樋の解体屑の
除去方法は、樋載置台車上に高炉出銑樋を載置すると共
に、この出銑樋内に解体屑の吸引手段を位置し、昇降手
段により吸引手段を上下方向に移動することによりその
吸引口を出銑樋内面に倣わせて、上記樋載置台車で出銑
樋をその長手方向へ移動しながら走査手段で吸引手段を
樋幅方向に走査させつつ収集した耐火物の解体屑を出銑
樋外へ排出するようにしたものである。
除去方法は、樋載置台車上に高炉出銑樋を載置すると共
に、この出銑樋内に解体屑の吸引手段を位置し、昇降手
段により吸引手段を上下方向に移動することによりその
吸引口を出銑樋内面に倣わせて、上記樋載置台車で出銑
樋をその長手方向へ移動しながら走査手段で吸引手段を
樋幅方向に走査させつつ収集した耐火物の解体屑を出銑
樋外へ排出するようにしたものである。
【0015】また、他の解体屑の除去方法は、履帯式走
行台車に吸引手段を搭載してこれらを出銑樋内に位置
し、昇降手段によって上記吸引手段を上下方向に移動す
ることによりその吸引口を出銑樋内面に倣わせて、上記
履帯式走行台車を移動しながら走査手段で吸引手段を樋
幅方向に走査させつつ収集した耐火物の解体屑を出銑樋
外へ排出するようにしたものである。
行台車に吸引手段を搭載してこれらを出銑樋内に位置
し、昇降手段によって上記吸引手段を上下方向に移動す
ることによりその吸引口を出銑樋内面に倣わせて、上記
履帯式走行台車を移動しながら走査手段で吸引手段を樋
幅方向に走査させつつ収集した耐火物の解体屑を出銑樋
外へ排出するようにしたものである。
【0016】
【作用】上記解体屑の除去装置の構成によれば、出銑樋
の底面に臨ませてノズルが垂下されており、このノズル
の下端部にはノズル口が偏芯して開口されている。従っ
て、上記走査手段によりノズルを所定の角度で正逆に回
動させると、その下端部に偏芯して開口されたノズル口
は樋底面に倣うように走査移動される。その際、後述す
るように、この除去装置へ向けて出銑樋を移動させる
か、或いは装置自体を前方へ移動させることによって、
出銑樋の底面に散在している耐火物の解体屑が次第に上
記ノズル口へと吸引され、その接続系内へ送り込まる。
そして、接続系内へと導入された解体屑は、上記吸引補
集装置へ移送され、出銑樋外へ排出されることになる。
の底面に臨ませてノズルが垂下されており、このノズル
の下端部にはノズル口が偏芯して開口されている。従っ
て、上記走査手段によりノズルを所定の角度で正逆に回
動させると、その下端部に偏芯して開口されたノズル口
は樋底面に倣うように走査移動される。その際、後述す
るように、この除去装置へ向けて出銑樋を移動させる
か、或いは装置自体を前方へ移動させることによって、
出銑樋の底面に散在している耐火物の解体屑が次第に上
記ノズル口へと吸引され、その接続系内へ送り込まる。
そして、接続系内へと導入された解体屑は、上記吸引補
集装置へ移送され、出銑樋外へ排出されることになる。
【0017】この吸引補集装置は補集ホッパ、吸引ブロ
ワ及びバグフィルタとからなっており、上記吸引ブロワ
が上記ノズル及びその接続系内に吸引力を付与してい
る。また、吸引補集装置へ移送された解体屑のうち比較
的大きな径の解体屑は、補集ホッパ内に収容される。ま
た、解体屑のうち小粒は、上記吸引ブロワを経て、その
吸気中からバグフィルタが補集するものである。
ワ及びバグフィルタとからなっており、上記吸引ブロワ
が上記ノズル及びその接続系内に吸引力を付与してい
る。また、吸引補集装置へ移送された解体屑のうち比較
的大きな径の解体屑は、補集ホッパ内に収容される。ま
た、解体屑のうち小粒は、上記吸引ブロワを経て、その
吸気中からバグフィルタが補集するものである。
【0018】また、上記ノズルを昇降手段により支持す
れば、この昇降手段によりノズルが上下移動するので、
そのノズル口を出銑樋の底面と一定の間隔、或いは該底
面に一定の押し付け力を維持するように位置決めし易い
ものである。
れば、この昇降手段によりノズルが上下移動するので、
そのノズル口を出銑樋の底面と一定の間隔、或いは該底
面に一定の押し付け力を維持するように位置決めし易い
ものである。
【0019】さらに、上記ノズル口に、その走査方向に
対し直角方向前側へ臨むようにノッチ部を開口すれば、
解体屑の堆積状態にかかわらず適切な固気比が保たれる
ため、閉塞の懸念がなく、自動吸引が安定して行われ
る。或いは、上記ノズル口にその走査方向へ臨むように
ノッチ部を開口し、若しくはその走査方向へ臨んで空隙
部が位置するようにこれをはす切りし、上記ノズルをこ
れに具備した旋回手段によりその軸回りに旋回させて、
ノッチ部若しくははす切り空隙部が常に走行方向前方に
位置するように構成しても、同様の作用が発揮される。
対し直角方向前側へ臨むようにノッチ部を開口すれば、
解体屑の堆積状態にかかわらず適切な固気比が保たれる
ため、閉塞の懸念がなく、自動吸引が安定して行われ
る。或いは、上記ノズル口にその走査方向へ臨むように
ノッチ部を開口し、若しくはその走査方向へ臨んで空隙
部が位置するようにこれをはす切りし、上記ノズルをこ
れに具備した旋回手段によりその軸回りに旋回させて、
ノッチ部若しくははす切り空隙部が常に走行方向前方に
位置するように構成しても、同様の作用が発揮される。
【0020】そして、上記出銑樋を樋載置台車上に載置
すれば、この樋載置台車により出銑樋をその長手方向へ
沿って移動させることができるので、解体屑の除去作業
が容易かつ効率良くなされるものである。或いは、これ
に代えて、上記ノズル及び走査手段を履帯式走行台車に
昇降自在に搭載すれば、履帯式走行台車を移動させるこ
とにより、解体屑の除去作業が容易かつ効率良くなされ
るものである。
すれば、この樋載置台車により出銑樋をその長手方向へ
沿って移動させることができるので、解体屑の除去作業
が容易かつ効率良くなされるものである。或いは、これ
に代えて、上記ノズル及び走査手段を履帯式走行台車に
昇降自在に搭載すれば、履帯式走行台車を移動させるこ
とにより、解体屑の除去作業が容易かつ効率良くなされ
るものである。
【0021】一方、上記高炉出銑樋の解体屑の除去方法
の構成によれば、樋載置台車上に高炉出銑樋を載置する
か、或いは履帯式走行台車に吸引手段を搭載する。即
ち、出銑樋内に解体屑の吸引手段を位置し、吸引手段に
対して出銑樋側を移動させるか、或いは出銑樋に対して
吸引手段側を移動させる。次に、昇降手段により吸引手
段を上下方向に移動することによりその吸引口を樋底面
に倣わせる。即ち、昇降手段により吸引手段が上下に移
動され、その吸引口が出銑樋の底面と一定の間隔、或い
は該樋底面に一定の押し付け力に維持されるように位置
決めを行う。そして、上記樋載置台車で出銑樋をその長
手方向へ移動しながら、或いは上記履帯式走行台車で吸
引手段を移動しながら、走査手段で吸引手段を樋幅方向
に走査させつつ解体屑の収集を行う。この吸引手段によ
り収集された解体屑は、出銑樋外へ排出されるものであ
る。
の構成によれば、樋載置台車上に高炉出銑樋を載置する
か、或いは履帯式走行台車に吸引手段を搭載する。即
ち、出銑樋内に解体屑の吸引手段を位置し、吸引手段に
対して出銑樋側を移動させるか、或いは出銑樋に対して
吸引手段側を移動させる。次に、昇降手段により吸引手
段を上下方向に移動することによりその吸引口を樋底面
に倣わせる。即ち、昇降手段により吸引手段が上下に移
動され、その吸引口が出銑樋の底面と一定の間隔、或い
は該樋底面に一定の押し付け力に維持されるように位置
決めを行う。そして、上記樋載置台車で出銑樋をその長
手方向へ移動しながら、或いは上記履帯式走行台車で吸
引手段を移動しながら、走査手段で吸引手段を樋幅方向
に走査させつつ解体屑の収集を行う。この吸引手段によ
り収集された解体屑は、出銑樋外へ排出されるものであ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る高炉出銑樋の解体屑の除
去装置及び除去方法の好適な実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1乃至図3は、本発明に係る高炉
出銑樋の解体屑の除去装置における実施例を示すもので
ある。図示するように、本実施例の解体屑の除去装置1
0には、高炉出銑樋11の底面11aに倣うように位置
され、この樋底面11aに臨んで垂下された円筒体状の
ノズル12が備えられている。このノズル12の下端部
には、その軸芯と偏芯してノズル口12aが開口されて
いる。即ち、このノズル12は全体としてカギ状を呈し
ており、その口径は約150mm前後に設定されてい
る。従って、このノズル12内には、約150mm以下
の粒径の解体屑が通過することになる。そして、ノズル
12の本体側の軸芯とノズル口12aの軸芯との間隔
は、適用する出銑樋11の内幅の約半分程度に設定され
ている。
去装置及び除去方法の好適な実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1乃至図3は、本発明に係る高炉
出銑樋の解体屑の除去装置における実施例を示すもので
ある。図示するように、本実施例の解体屑の除去装置1
0には、高炉出銑樋11の底面11aに倣うように位置
され、この樋底面11aに臨んで垂下された円筒体状の
ノズル12が備えられている。このノズル12の下端部
には、その軸芯と偏芯してノズル口12aが開口されて
いる。即ち、このノズル12は全体としてカギ状を呈し
ており、その口径は約150mm前後に設定されてい
る。従って、このノズル12内には、約150mm以下
の粒径の解体屑が通過することになる。そして、ノズル
12の本体側の軸芯とノズル口12aの軸芯との間隔
は、適用する出銑樋11の内幅の約半分程度に設定され
ている。
【0023】また、このノズル12の上側には、図2に
示したように、該ノズル12を所定の角度で正逆に回動
させる走査手段13が具備されている。上述したよう
に、ノズル口12aはノズル軸芯から偏芯して設けられ
ているので、該走査手段13によりノズル12を正逆に
回動させれば、このノズル口12aは樋底面11aに倣
うように樋幅方向に円弧状の軌道を走査移動することに
なる。この走査手段13には、例えば、ロータリアクチ
ュエータ、クランク機構或いはスライダ等を採用する。
具体的には、この走査手段13は支持枠14に回動自在
に支承されており、該走査手段13により駆動される回
転軸13aにリブ14aを介して上記ノズル12の上側
外周部が溶接等により固定されている。
示したように、該ノズル12を所定の角度で正逆に回動
させる走査手段13が具備されている。上述したよう
に、ノズル口12aはノズル軸芯から偏芯して設けられ
ているので、該走査手段13によりノズル12を正逆に
回動させれば、このノズル口12aは樋底面11aに倣
うように樋幅方向に円弧状の軌道を走査移動することに
なる。この走査手段13には、例えば、ロータリアクチ
ュエータ、クランク機構或いはスライダ等を採用する。
具体的には、この走査手段13は支持枠14に回動自在
に支承されており、該走査手段13により駆動される回
転軸13aにリブ14aを介して上記ノズル12の上側
外周部が溶接等により固定されている。
【0024】さらに、上記支持枠14の上端部には、上
記走査手段13と共にノズル12を上下移動させる昇降
手段15が接続されている。この昇降手段15として
は、例えば、シリンダ装置を採用する。即ち、上記シリ
ンダ装置15のシリンダ15aの基部が架構15cの上
端部に固定されており、そのピストンロッド15bの先
端部が上記支持枠14の上端部に接続されている。従っ
て、このシリンダ装置15のシリンダ15a内へピスト
ンロッド15bを後退させることにより、上記走査手段
13と共にノズル12及びその接続系が上昇移動する。
一方、上記シリンダ15a内からピストンロッド15b
を進出させることにより、上記走査手段13と共にノズ
ル12及びその接続系が下降移動するようになってい
る。
記走査手段13と共にノズル12を上下移動させる昇降
手段15が接続されている。この昇降手段15として
は、例えば、シリンダ装置を採用する。即ち、上記シリ
ンダ装置15のシリンダ15aの基部が架構15cの上
端部に固定されており、そのピストンロッド15bの先
端部が上記支持枠14の上端部に接続されている。従っ
て、このシリンダ装置15のシリンダ15a内へピスト
ンロッド15bを後退させることにより、上記走査手段
13と共にノズル12及びその接続系が上昇移動する。
一方、上記シリンダ15a内からピストンロッド15b
を進出させることにより、上記走査手段13と共にノズ
ル12及びその接続系が下降移動するようになってい
る。
【0025】そして、図4(a)に示すように、上記ノ
ズル12のノズル口12aにはノッチ部12bが開口さ
れている。このノズル12に後述する旋回手段16を具
備しない場合には、このノッチ部12bはその走査方向
に対し直角方向前側へ臨むように開口されている。一
方、このノズル12に旋回手段16を具備する場合に
は、ノッチ部12bはその走査方向へ臨むように開口さ
れている。これは、走査方向が正逆に変換されるため、
上記ノッチ部12bを常に走査方向前方に位置させるよ
うに構成したものである。即ち、上記ノズル12に具備
される旋回手段16は、図5(a)(b)に示すよう
に、該ノズル12をその軸回りに旋回させるものであ
り、本実施例にあっては、ノズル12の外周部に設けら
れた外歯ギア16aと、該外歯ギヤ16aと噛合するピ
ニオンギヤ16bと、該ピニオンギヤ16bを回転駆動
させるモータ等の駆動装置16cとから成っている。
ズル12のノズル口12aにはノッチ部12bが開口さ
れている。このノズル12に後述する旋回手段16を具
備しない場合には、このノッチ部12bはその走査方向
に対し直角方向前側へ臨むように開口されている。一
方、このノズル12に旋回手段16を具備する場合に
は、ノッチ部12bはその走査方向へ臨むように開口さ
れている。これは、走査方向が正逆に変換されるため、
上記ノッチ部12bを常に走査方向前方に位置させるよ
うに構成したものである。即ち、上記ノズル12に具備
される旋回手段16は、図5(a)(b)に示すよう
に、該ノズル12をその軸回りに旋回させるものであ
り、本実施例にあっては、ノズル12の外周部に設けら
れた外歯ギア16aと、該外歯ギヤ16aと噛合するピ
ニオンギヤ16bと、該ピニオンギヤ16bを回転駆動
させるモータ等の駆動装置16cとから成っている。
【0026】また、この旋回手段16として、上述した
ロータリアクチュエータ等を採用しても良いが、上記ノ
ッチ部12bを常に走査方向前方に位置させる必要か
ら、上記走査手段13によるノズル口12aの走査移動
にに同調させなければならない。従って、この走査手段
13によりノズル口12aが樋幅方向右側へ走査移動さ
れる場合には、上記旋回手段16によりノッチ部12b
を走査方向前方であるノズル口12aの右側へ旋回させ
て位置させるものである。一方、この走査手段13によ
りノズル口12aが樋幅方向左側へ走査移動される場合
には、上記旋回手段16によりノッチ部12bを走査方
向前方であるノズル口12aの左側へ旋回させて位置さ
せるものである。
ロータリアクチュエータ等を採用しても良いが、上記ノ
ッチ部12bを常に走査方向前方に位置させる必要か
ら、上記走査手段13によるノズル口12aの走査移動
にに同調させなければならない。従って、この走査手段
13によりノズル口12aが樋幅方向右側へ走査移動さ
れる場合には、上記旋回手段16によりノッチ部12b
を走査方向前方であるノズル口12aの右側へ旋回させ
て位置させるものである。一方、この走査手段13によ
りノズル口12aが樋幅方向左側へ走査移動される場合
には、上記旋回手段16によりノッチ部12bを走査方
向前方であるノズル口12aの左側へ旋回させて位置さ
せるものである。
【0027】さらに、図4(b)に示すように、上記ノ
ズル12の走査方向へ臨んで樋底面11aとの間に片寄
った空隙部Dが位置するように、上記ノズル口12aを
はす切りしても良い。この場合には、上述したと同様の
理由で、ノズル12に旋回手段16を具備させる。従っ
て、この旋回手段16により、上記ノズル口12aのは
す切り空隙部Dを常に走査方向前方に位置させるべく、
これを上記走査手段13によるノズル口12aの走査移
動にに同調させるものである。
ズル12の走査方向へ臨んで樋底面11aとの間に片寄
った空隙部Dが位置するように、上記ノズル口12aを
はす切りしても良い。この場合には、上述したと同様の
理由で、ノズル12に旋回手段16を具備させる。従っ
て、この旋回手段16により、上記ノズル口12aのは
す切り空隙部Dを常に走査方向前方に位置させるべく、
これを上記走査手段13によるノズル口12aの走査移
動にに同調させるものである。
【0028】そして、上記ノズル12の上端開口部に
は、これと同径のエルボジョイント17が接続されてい
る。このエルボジョイント17は、図1及び図6に示す
ように、フレキシブルホース18及び逆止弁19を介し
て吸引補集装置20に接続されている。この吸引補集装
置20は、解体屑を収容するための補集ホッパ21と、
上記ノズル12及びこれに接続されたエルボジョイント
17及びフレキシブルホース18内に吸引力を付与する
ための吸引ブロワ(図示せず)と、この吸引ブロワの吸
気中の解体屑を除去するためのバグフィルタ(図示せ
ず)とからなっている。上記補集ホッパ21は、中空ド
ラムの下方が漏斗状に形成された形状を呈しており、架
構22上に固定されている。この補集ホッパ21の下部
には排出弁21aが設けられており、その排出口21b
はフード23によって覆われたベルトコンベア24の直
上に位置されている。また、上記吸引ブロワは上記補集
ホッパ21の上部に接続された排気管25の延出端部に
設けられており、該吸引ブロワの排気側に上記バグフィ
ルタが設けられている。
は、これと同径のエルボジョイント17が接続されてい
る。このエルボジョイント17は、図1及び図6に示す
ように、フレキシブルホース18及び逆止弁19を介し
て吸引補集装置20に接続されている。この吸引補集装
置20は、解体屑を収容するための補集ホッパ21と、
上記ノズル12及びこれに接続されたエルボジョイント
17及びフレキシブルホース18内に吸引力を付与する
ための吸引ブロワ(図示せず)と、この吸引ブロワの吸
気中の解体屑を除去するためのバグフィルタ(図示せ
ず)とからなっている。上記補集ホッパ21は、中空ド
ラムの下方が漏斗状に形成された形状を呈しており、架
構22上に固定されている。この補集ホッパ21の下部
には排出弁21aが設けられており、その排出口21b
はフード23によって覆われたベルトコンベア24の直
上に位置されている。また、上記吸引ブロワは上記補集
ホッパ21の上部に接続された排気管25の延出端部に
設けられており、該吸引ブロワの排気側に上記バグフィ
ルタが設けられている。
【0029】さらに、上記出銑樋11は樋載置台車(図
示せず)上に載置されており、該樋載置台車は作業場に
設けたレール等の走行軌道上をを出銑樋11の長手方向
へ沿って走行移動するようになっている。
示せず)上に載置されており、該樋載置台車は作業場に
設けたレール等の走行軌道上をを出銑樋11の長手方向
へ沿って走行移動するようになっている。
【0030】次に、第1の実施例における作用を、本発
明に係る高炉出銑樋の解体屑の除去方法を説明しながら
述べる。本実施例の高炉出銑樋の解体屑の除去装置10
を使用して行う解体屑の除去方法は、先ず、上記樋載置
台車上に出銑樋11を移動して載置させると共に、該出
銑樋11内に上記ノズル12,走査手段13等の解体屑
の吸引手段を位置させる。次に、昇降手段としての上記
シリンダ装置15により吸引手段を上下方向に移動して
位置調整する。具体的には、上記シリンダ装置15のシ
リンダ15aにピストンロッド15bを進退させること
により、上記走査手段13と共にノズル12及びその接
続系を昇降移動させる。この位置調整により、上記ノズ
ル12のノズル12aが出銑樋11の底面に倣う。この
ようにシリンダ装置15によりノズル12及びその接続
系が昇降移動するので、該ノズル12を樋底面11aと
一定の間隔、或いは該底面11aに一定の押し付け力を
維持するように位置決めし易い。そして、上記樋載置台
車にて出銑樋11を上記進行方向Fと反対方向へ移動し
ながら、上記吸引手段により耐火物の解体屑を収集す
る。
明に係る高炉出銑樋の解体屑の除去方法を説明しながら
述べる。本実施例の高炉出銑樋の解体屑の除去装置10
を使用して行う解体屑の除去方法は、先ず、上記樋載置
台車上に出銑樋11を移動して載置させると共に、該出
銑樋11内に上記ノズル12,走査手段13等の解体屑
の吸引手段を位置させる。次に、昇降手段としての上記
シリンダ装置15により吸引手段を上下方向に移動して
位置調整する。具体的には、上記シリンダ装置15のシ
リンダ15aにピストンロッド15bを進退させること
により、上記走査手段13と共にノズル12及びその接
続系を昇降移動させる。この位置調整により、上記ノズ
ル12のノズル12aが出銑樋11の底面に倣う。この
ようにシリンダ装置15によりノズル12及びその接続
系が昇降移動するので、該ノズル12を樋底面11aと
一定の間隔、或いは該底面11aに一定の押し付け力を
維持するように位置決めし易い。そして、上記樋載置台
車にて出銑樋11を上記進行方向Fと反対方向へ移動し
ながら、上記吸引手段により耐火物の解体屑を収集す
る。
【0031】即ち、上記走査手段13によりノズル12
を所定の角度で正逆に回動させると、その下端部に偏芯
して開口されたノズル口12aは樋底面11aに倣うよ
うに走査移動される。その際、上述したように、上記樋
載置台車にて出銑樋11を上記進行方向Fと反対方向へ
移動させることによって、出銑樋11の底面11aに散
在している耐火物の解体屑が次第に上記ノズル口12a
へと吸引され、その接続系内へ送り込まる。そして、接
続系内へと導入された解体屑は、上記吸引補集装置20
へ移送され、出銑樋11外へ排出されることになる。
を所定の角度で正逆に回動させると、その下端部に偏芯
して開口されたノズル口12aは樋底面11aに倣うよ
うに走査移動される。その際、上述したように、上記樋
載置台車にて出銑樋11を上記進行方向Fと反対方向へ
移動させることによって、出銑樋11の底面11aに散
在している耐火物の解体屑が次第に上記ノズル口12a
へと吸引され、その接続系内へ送り込まる。そして、接
続系内へと導入された解体屑は、上記吸引補集装置20
へ移送され、出銑樋11外へ排出されることになる。
【0032】本実施例による解体屑の除去作業は、一般
のバキューム方式に比して比較的大きな径の解体屑まで
除去ができ、その吸引効率を向上させることができる。
また、上記ノズル口12aにはノッチ部12b等を開口
するのみで複雑な機構がなく、吸引風速(60m/se
c)が有効に使われるので、吸引ブロワの仕様をコンパ
クト化することができ、一般のバキューム方式に比して
ランニングコストも低く抑えることができる。さらに、
ノズル12の走査速度を速く設定することができ、上記
ノズル口12aのノッチ部12bやはす切り空隙部Dか
らの吸気により、或いは風量(50m/sec以上)や口
径( 150mm前後)を設計することにより、適切な固気
比が保たれると共に、ノズル口12a及びその接続系の
閉塞の懸念がなく、安定した自動吸引を行うことができ
るものである。そして、ノズル12の先端部が簡素であ
り、走査手段13を構成する機構部の環境も比較的良い
ため、メンテナンスの頻度が少なく、装置の信頼性が非
常に高い。
のバキューム方式に比して比較的大きな径の解体屑まで
除去ができ、その吸引効率を向上させることができる。
また、上記ノズル口12aにはノッチ部12b等を開口
するのみで複雑な機構がなく、吸引風速(60m/se
c)が有効に使われるので、吸引ブロワの仕様をコンパ
クト化することができ、一般のバキューム方式に比して
ランニングコストも低く抑えることができる。さらに、
ノズル12の走査速度を速く設定することができ、上記
ノズル口12aのノッチ部12bやはす切り空隙部Dか
らの吸気により、或いは風量(50m/sec以上)や口
径( 150mm前後)を設計することにより、適切な固気
比が保たれると共に、ノズル口12a及びその接続系の
閉塞の懸念がなく、安定した自動吸引を行うことができ
るものである。そして、ノズル12の先端部が簡素であ
り、走査手段13を構成する機構部の環境も比較的良い
ため、メンテナンスの頻度が少なく、装置の信頼性が非
常に高い。
【0033】そして、上記接続系により吸引補集装置2
0へと移送された解体屑のうち比較的大きな径の解体屑
は、補集ホッパ21の上部に接続された排気管25のベ
ンド部で落下し、該補集ホッパ21内に収容される。こ
の補集ホッパ21内に補集された解体屑は、その下部に
設けられた排出弁21aを開放することにより、その排
出口21bからベルトコンベア24上に載置され、所定
の場所に移送される。他方、解体屑のうち小粒は、上記
排気管25を通過し、その延出端部に設けられた吸引ブ
ロワを経て、その吸気中からバグフィルタが補集するも
のである。
0へと移送された解体屑のうち比較的大きな径の解体屑
は、補集ホッパ21の上部に接続された排気管25のベ
ンド部で落下し、該補集ホッパ21内に収容される。こ
の補集ホッパ21内に補集された解体屑は、その下部に
設けられた排出弁21aを開放することにより、その排
出口21bからベルトコンベア24上に載置され、所定
の場所に移送される。他方、解体屑のうち小粒は、上記
排気管25を通過し、その延出端部に設けられた吸引ブ
ロワを経て、その吸気中からバグフィルタが補集するも
のである。
【0034】このように本実施例にあっては、上記出銑
樋11を樋載置台車上に載置して移動させながら解体屑
の除去作業を行うので、除去作業を容易かつ効率良く行
うことができるものである。また、作業員に経験を要さ
ず、監視主体の半自動化した作業での運転が可能とな
り、作業要員の削減を行うことができ、しかも、作業要
員の確保を容易に行うことができる。さらに、吸引手段
の樋底面11aへの位置決めと、ノズル12の口径と、
走査手段13による走査速度から定まる速度でノズル1
2に適切な送り速度を与えれば、本実施例の解体屑の除
去装置10の操作は初期条件設定のみで可能であり、出
銑樋11上から離れた比較的快適な環境下で行うことが
できる。そして、解体屑の除去を高能率かつ安定して行
うことができるので、作業時間を短縮することができ
る。特に、出銑樋11の内側面や底面11aに付着した
小粒の解体屑の清掃を容易に行うことができ、吸引手段
で環境を悪化させずに排出することができるので、仕上
げ作業に最適である。尚、本実施例による解体屑除去作
業は、解体作業が完了した時点で行うため、幅可変機構
を設ける必要性は低いが、樋幅方向の作業範囲が変化す
る場合は、リミットスイッチやタッチセンサー等で幅を
規制することが考えられる。また、上記吸引ブロワ排出
側から排気される吸引ガスは、これを既設の集塵装置配
管へ接続して補集することも可能であり、このように構
成すれば投資額を抑えて環境を良好に維持できる。
樋11を樋載置台車上に載置して移動させながら解体屑
の除去作業を行うので、除去作業を容易かつ効率良く行
うことができるものである。また、作業員に経験を要さ
ず、監視主体の半自動化した作業での運転が可能とな
り、作業要員の削減を行うことができ、しかも、作業要
員の確保を容易に行うことができる。さらに、吸引手段
の樋底面11aへの位置決めと、ノズル12の口径と、
走査手段13による走査速度から定まる速度でノズル1
2に適切な送り速度を与えれば、本実施例の解体屑の除
去装置10の操作は初期条件設定のみで可能であり、出
銑樋11上から離れた比較的快適な環境下で行うことが
できる。そして、解体屑の除去を高能率かつ安定して行
うことができるので、作業時間を短縮することができ
る。特に、出銑樋11の内側面や底面11aに付着した
小粒の解体屑の清掃を容易に行うことができ、吸引手段
で環境を悪化させずに排出することができるので、仕上
げ作業に最適である。尚、本実施例による解体屑除去作
業は、解体作業が完了した時点で行うため、幅可変機構
を設ける必要性は低いが、樋幅方向の作業範囲が変化す
る場合は、リミットスイッチやタッチセンサー等で幅を
規制することが考えられる。また、上記吸引ブロワ排出
側から排気される吸引ガスは、これを既設の集塵装置配
管へ接続して補集することも可能であり、このように構
成すれば投資額を抑えて環境を良好に維持できる。
【0035】本発明に係る高炉出銑樋の解体屑の除去装
置における第2の実施例は、バックホー等の履帯式走行
台車のブームの先端に、上記ノズル12及び走査手段1
3等を昇降自在に搭載したものである。
置における第2の実施例は、バックホー等の履帯式走行
台車のブームの先端に、上記ノズル12及び走査手段1
3等を昇降自在に搭載したものである。
【0036】第2の実施例の解体屑の除去装置を使用し
て行う解体屑の除去方法は、先ず、履帯式走行台車に上
記ノズル12及び走査手段13等の吸引手段を搭載して
これらを出銑樋11内に位置させる。次に、上記ブーム
によって吸引手段の出銑樋11内への位置決めを行い、
昇降手段15としての上記シリンダ装置により上記吸引
手段を上下方向に移動することにより、上記ノズル12
のノズル口12aを出銑樋11の底面11aに倣わせ
る。そして、上記履帯式走行台車を移動しながら上記走
査手段13により吸引手段を樋幅方向に円弧状走査させ
つつ収集した解体屑を出銑樋11外へ排出する。吸引さ
れた解体屑は、上記エルボジョイント17及びフレキシ
ブルホース18を経て吸引補集装置20により補集され
るものである。
て行う解体屑の除去方法は、先ず、履帯式走行台車に上
記ノズル12及び走査手段13等の吸引手段を搭載して
これらを出銑樋11内に位置させる。次に、上記ブーム
によって吸引手段の出銑樋11内への位置決めを行い、
昇降手段15としての上記シリンダ装置により上記吸引
手段を上下方向に移動することにより、上記ノズル12
のノズル口12aを出銑樋11の底面11aに倣わせ
る。そして、上記履帯式走行台車を移動しながら上記走
査手段13により吸引手段を樋幅方向に円弧状走査させ
つつ収集した解体屑を出銑樋11外へ排出する。吸引さ
れた解体屑は、上記エルボジョイント17及びフレキシ
ブルホース18を経て吸引補集装置20により補集され
るものである。
【0037】第2の本実施例は第1の実施例と基本的に
は同様の作用効果を奏するが、特に第2の本実施例にあ
っては、履帯式走行台車を移動させることにより、小回
りの効く操作が可能となり、解体屑の除去作業を第1の
実施例にも増して、容易かつ効率良く行うことができ
る。また、履帯式走行台車のブームの先端に取り付ける
ので、ブレーカ等の解体機構と兼用することができ、装
置が全体としてコンパクトになり、且つ、その製造コス
トを低減することができるものである。
は同様の作用効果を奏するが、特に第2の本実施例にあ
っては、履帯式走行台車を移動させることにより、小回
りの効く操作が可能となり、解体屑の除去作業を第1の
実施例にも増して、容易かつ効率良く行うことができ
る。また、履帯式走行台車のブームの先端に取り付ける
ので、ブレーカ等の解体機構と兼用することができ、装
置が全体としてコンパクトになり、且つ、その製造コス
トを低減することができるものである。
【0038】尚、上記バックホーに代えて、汎用のバキ
ュームカーを採用すれば、そのノズルやホースをそのま
ま使用することができるので、これに走査手段13と昇
降手段15とを装備すれば、高価な吸引装置自体はレン
タル使用することができ、投資額を抑えることができ
る。
ュームカーを採用すれば、そのノズルやホースをそのま
ま使用することができるので、これに走査手段13と昇
降手段15とを装備すれば、高価な吸引装置自体はレン
タル使用することができ、投資額を抑えることができ
る。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る高炉出
銑樋の解体屑の除去装置及び除去方法によれば、耐火物
の解体屑の除去作業の自動化に適用し易く、解体屑の除
去効率を飛躍的に向上させることができるという優れた
効果を発揮する。
銑樋の解体屑の除去装置及び除去方法によれば、耐火物
の解体屑の除去作業の自動化に適用し易く、解体屑の除
去効率を飛躍的に向上させることができるという優れた
効果を発揮する。
【図1】本発明に係る高炉出銑樋の解体屑の除去装置に
おける実施例を示す側面図である。
おける実施例を示す側面図である。
【図2】本実施例の高炉出銑樋の解体屑の除去装置を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】本実施例の高炉出銑樋の解体屑の除去装置を示
す正面図である。
す正面図である。
【図4】本実施例の解体屑の除去装置におけるノズル口
の形状を示し、(a)はノズル口にノッチ部を開口した
場合の概略図、(b)はノズル口をはす切りした場合の
概略図である。
の形状を示し、(a)はノズル口にノッチ部を開口した
場合の概略図、(b)はノズル口をはす切りした場合の
概略図である。
【図5】本実施例の解体屑の除去装置における旋回手段
を示し、(a)はその側面図、(b)はその平面図であ
る。
を示し、(a)はその側面図、(b)はその平面図であ
る。
【図6】本実施例の解体屑の除去装置における吸引補集
装置を示す側面図である。
装置を示す側面図である。
【図7】従来の高炉出銑樋の解体作業において、ブレー
カにより出銑樋内面の耐火物を破砕している状態を示す
説明図である。
カにより出銑樋内面の耐火物を破砕している状態を示す
説明図である。
【図8】従来の高炉出銑樋の解体作業において、ショベ
ルにより耐火物の解体屑の除去を行っている状態を示す
説明図である。
ルにより耐火物の解体屑の除去を行っている状態を示す
説明図である。
10 解体屑の除去装置 11 出銑樋 11a 出銑樋の底面 12 ノズル 12a ノズル口 13 走査手段 20 吸引補集装置
フロントページの続き (72)発明者 内田 貴之 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社中央研究本部内
Claims (10)
- 【請求項1】 出銑樋の底面に臨ませて垂下されたノズ
ルと、該ノズルの下端部に偏芯して開口されたノズル口
と、該ノズル口を樋底面に倣うように走査移動させるべ
く、上記ノズルを所定の角度で正逆に回動させる走査手
段と、上記ノズルに接続され、そのノズル口から耐火物
の解体屑を吸引し補集するための吸引補集装置とを備え
たことを特徴とする高炉出銑樋の解体屑の除去装置。 - 【請求項2】 前記ノズルが、これを上下移動させる昇
降手段に支持されている請求項1に記載の高炉出銑樋の
解体屑の除去装置。 - 【請求項3】 前記吸引補集装置が、解体屑を収容する
ための補集ホッパと、上記ノズル及びその接続系に吸引
力を付与するための吸引ブロワと、該吸引ブロワの吸気
中の解体屑を除去するためのバグフィルタとからなる、
請求項1または請求項2に記載の高炉出銑樋の解体屑の
除去装置。 - 【請求項4】 前記ノズル口に、その走査方向に対し直
角方向前側へ臨むようにノッチ部が開口されている請求
項1乃至請求項3のいずれかに記載の高炉出銑樋の解体
屑の除去装置。 - 【請求項5】 前記ノズル口にその走査方向へ臨むよう
にノッチ部が開口され、該ノッチ部を常に走査方向前方
に位置させるべく、上記ノズルにその軸回りの旋回手段
が具備されている請求項1乃至請求項3のいずれかに記
載の高炉出銑樋の解体屑の除去装置。 - 【請求項6】 前記ノズル口がその走査方向へ臨んで空
隙部が位置するようにはす切りされ、該はす切り空隙部
を常に走査方向前方に位置させるべく、上記ノズルにそ
の軸回りの旋回手段が具備されている請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の高炉出銑樋の解体屑の除去装
置。 - 【請求項7】 前記出銑樋が、樋載置台車上にその長手
方向へ沿って移動自在に載置されている、請求項1乃至
請求項6のいずれかに記載の高炉出銑樋の解体屑の除去
装置。 - 【請求項8】 前記ノズル及び走査手段が、履帯式走行
台車に搭載されている、請求項1乃至請求項6のいずれ
かに記載の高炉出銑樋の解体屑の除去装置。 - 【請求項9】 樋載置台車上に高炉出銑樋を載置すると
共に、該出銑樋内に解体屑の吸引手段を位置し、昇降手
段により吸引手段を上下方向に移動することによりその
吸引口を出銑樋内面に倣わせて、上記樋載置台車で出銑
樋をその長手方向へ移動しながら走査手段で吸引手段を
樋幅方向に走査させつつ収集した耐火物の解体屑を出銑
樋外へ排出するようにしたことを特徴とする高炉出銑樋
の解体屑の除去方法。 - 【請求項10】 履帯式走行台車に吸引手段を搭載して
これらを出銑樋内に位置し、昇降手段によって上記吸引
手段を上下方向に移動することによりその吸引口を出銑
樋内面に倣わせて、上記履帯式走行台車を移動しながら
走査手段で吸引手段を樋幅方向に走査させつつ収集した
耐火物の解体屑を出銑樋外へ排出するようにしたことを
特徴とする高炉出銑樋の解体屑の除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24360293A JPH0770622A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 高炉出銑樋の解体屑の除去装置及び除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24360293A JPH0770622A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 高炉出銑樋の解体屑の除去装置及び除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0770622A true JPH0770622A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=17106259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24360293A Withdrawn JPH0770622A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 高炉出銑樋の解体屑の除去装置及び除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0770622A (ja) |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP24360293A patent/JPH0770622A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001107 |