JPH0770859A - 複合糸 - Google Patents
複合糸Info
- Publication number
- JPH0770859A JPH0770859A JP5240368A JP24036893A JPH0770859A JP H0770859 A JPH0770859 A JP H0770859A JP 5240368 A JP5240368 A JP 5240368A JP 24036893 A JP24036893 A JP 24036893A JP H0770859 A JPH0770859 A JP H0770859A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- texture
- copolyester
- acid
- glass transition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 初期風合いに優れ、長期間の着用の後でも初
期の風合いを回復することができ、着用や洗濯により発
生するしわを消去することのできる衣料用織編物に好適
な複合糸を提供する。 【構成】 ガラス転移温度が10〜80℃、融点が 150℃以
上の形状記憶能を有するコポリエステルからなる糸条を
芯糸として、その周囲に形状記憶能を有しない長繊維又
は短繊維からなる糸条を鞘糸として、巻き付けた複合
糸。
期の風合いを回復することができ、着用や洗濯により発
生するしわを消去することのできる衣料用織編物に好適
な複合糸を提供する。 【構成】 ガラス転移温度が10〜80℃、融点が 150℃以
上の形状記憶能を有するコポリエステルからなる糸条を
芯糸として、その周囲に形状記憶能を有しない長繊維又
は短繊維からなる糸条を鞘糸として、巻き付けた複合
糸。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、初期風合いに優れ、長
期間の着用の後でも初期の風合いを回復することのでき
る織編物に好適な複合糸に関するものである。
期間の着用の後でも初期の風合いを回復することのでき
る織編物に好適な複合糸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレートで代表され
るポリエステル繊維は、種々の優れた特性を有し、衣料
用繊維として広く使用されている。しかしながら、ポリ
エステル繊維からなる衣料は、製造直後は優れた風合い
を有しているものの、長期間着用するうちに初期の風合
いが失われてしまうという問題があった。
るポリエステル繊維は、種々の優れた特性を有し、衣料
用繊維として広く使用されている。しかしながら、ポリ
エステル繊維からなる衣料は、製造直後は優れた風合い
を有しているものの、長期間着用するうちに初期の風合
いが失われてしまうという問題があった。
【0003】この問題を解決する試みとして形状記憶能
を有するポリエステルからなる繊維が提案されている
(特開平2−269735号、同3−279416号、同4−122712
号、同5− 93331号等) 。しかし、形状記憶能を有する
ポリエステル繊維は、コポリエステルからなる繊維であ
るため、通常のポリエステル繊維に比べて初期風合いが
劣るという問題があった。
を有するポリエステルからなる繊維が提案されている
(特開平2−269735号、同3−279416号、同4−122712
号、同5− 93331号等) 。しかし、形状記憶能を有する
ポリエステル繊維は、コポリエステルからなる繊維であ
るため、通常のポリエステル繊維に比べて初期風合いが
劣るという問題があった。
【0004】形状記憶能を有するポリエステル繊維の初
期風合いを良好にするため、混繊糸とすることも提案さ
れている (特開平5−171536号) が、十分満足できる段
階には至っていない。
期風合いを良好にするため、混繊糸とすることも提案さ
れている (特開平5−171536号) が、十分満足できる段
階には至っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、初期の風合
いが良好で、かつ、長期間の着用後でも初期の風合いを
回復することができ、着用や洗濯により発生するしわを
消去することのできる織編物に好適な糸条を提供しよう
とするものである。
いが良好で、かつ、長期間の着用後でも初期の風合いを
回復することができ、着用や洗濯により発生するしわを
消去することのできる織編物に好適な糸条を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するものでその要旨は、次のとおりである。ガラス転
移温度が10〜80℃、融点が 150℃以上の形状記憶能を有
するコポリエステルからなる糸条を芯糸とし、周囲に形
状記憶能を有しない長繊維又は短繊維からなる糸条を鞘
糸として被覆してなり、芯成分と鞘成分とが重量比で2
/8〜8/2であることを特徴とする複合糸。
成するものでその要旨は、次のとおりである。ガラス転
移温度が10〜80℃、融点が 150℃以上の形状記憶能を有
するコポリエステルからなる糸条を芯糸とし、周囲に形
状記憶能を有しない長繊維又は短繊維からなる糸条を鞘
糸として被覆してなり、芯成分と鞘成分とが重量比で2
/8〜8/2であることを特徴とする複合糸。
【0007】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明にいう形状記憶能とは、任意の形状Aに成形して、
その形状Aを熱処理により固定記憶させ、次いでその形
状Aとは異なる形状Bに外力により一旦変形した後、ガ
ラス転移温度より高い温度に加熱することにより、形状
Aに回復する機能をいう。
発明にいう形状記憶能とは、任意の形状Aに成形して、
その形状Aを熱処理により固定記憶させ、次いでその形
状Aとは異なる形状Bに外力により一旦変形した後、ガ
ラス転移温度より高い温度に加熱することにより、形状
Aに回復する機能をいう。
【0008】本発明の複合糸は、芯糸のコポリエステル
のガラス転移温度よりも低い温度にすることにより固定
性を発揮し、ガラス転移温度よりも高い温度に加熱する
ことにより回復性を発揮するものである。
のガラス転移温度よりも低い温度にすることにより固定
性を発揮し、ガラス転移温度よりも高い温度に加熱する
ことにより回復性を発揮するものである。
【0009】本発明の複合糸を構成する芯糸は、次に示
す要件を満足する形状記憶能を有するコポリエステルか
らなるものであることが必要である。まず、ガラス転移
温度が10〜80℃であることが必要である。ガラス転移温
度が10℃未満であると製糸時に加熱ローラに巻き付いた
り、糸条が融着したりして好ましくない。また、ガラス
転移温度が80℃を超えるものでは、形状回復に要する温
度が高くなりすぎ、実用的でない。次に、融点が 150℃
以上であることが必要である。融点が 150℃未満である
と、後加工時の熱セットや高温染色がしにくくなり、実
用的でない。
す要件を満足する形状記憶能を有するコポリエステルか
らなるものであることが必要である。まず、ガラス転移
温度が10〜80℃であることが必要である。ガラス転移温
度が10℃未満であると製糸時に加熱ローラに巻き付いた
り、糸条が融着したりして好ましくない。また、ガラス
転移温度が80℃を超えるものでは、形状回復に要する温
度が高くなりすぎ、実用的でない。次に、融点が 150℃
以上であることが必要である。融点が 150℃未満である
と、後加工時の熱セットや高温染色がしにくくなり、実
用的でない。
【0010】このようなコポリエステルとしては、2種
以上のジカルボン酸成分からなり、その70モル%以上が
芳香族ジカルボン酸成分であるジカルボン酸成分と1種
以上の脂肪族ジオール成分とを主成分とするものが挙げ
られる。ここで、芳香族ジカルボン酸成分としては、テ
レフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、4,4′−ジフェ
ニルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸等
が挙げられ、脂肪族ジカルボン酸成分としては、コハク
酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカン二酸等が挙げられる。一方、脂肪族ジオー
ル成分としては、エチレングリコール、1,3−プロパン
ジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジ
オール等が挙げられる。
以上のジカルボン酸成分からなり、その70モル%以上が
芳香族ジカルボン酸成分であるジカルボン酸成分と1種
以上の脂肪族ジオール成分とを主成分とするものが挙げ
られる。ここで、芳香族ジカルボン酸成分としては、テ
レフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、4,4′−ジフェ
ニルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸等
が挙げられ、脂肪族ジカルボン酸成分としては、コハク
酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカン二酸等が挙げられる。一方、脂肪族ジオー
ル成分としては、エチレングリコール、1,3−プロパン
ジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジ
オール等が挙げられる。
【0011】また、コポリエステルには、必要に応じ
て、分子間架橋が可能な構造を有する不飽和ジカルボン
酸、不飽和ジオール及び3官能以上の化合物を共重合し
てもよい。さらに、コポリエステルには、形状記憶能や
製糸性等を損なわない範囲で、必要に応じて、ビスフェ
ノールA、4,4 ′−ビフェノール等の芳香族ジオールそ
の他の副原料が共重合されていてもよい。
て、分子間架橋が可能な構造を有する不飽和ジカルボン
酸、不飽和ジオール及び3官能以上の化合物を共重合し
てもよい。さらに、コポリエステルには、形状記憶能や
製糸性等を損なわない範囲で、必要に応じて、ビスフェ
ノールA、4,4 ′−ビフェノール等の芳香族ジオールそ
の他の副原料が共重合されていてもよい。
【0012】本発明におけるコポリエステルを構成する
成分及びその共重合割合は広範囲に選択しうるが、経済
性、汎用性、物性等の点で、テレフタル酸70〜95モル
%、好ましくは80〜93モル%とドデカン二酸5〜30モル
%、好ましくは7〜20モル%とからなるジカルボン酸成
分とエチレングリコールとから構成されるコポリエステ
ルが最も好ましい。
成分及びその共重合割合は広範囲に選択しうるが、経済
性、汎用性、物性等の点で、テレフタル酸70〜95モル
%、好ましくは80〜93モル%とドデカン二酸5〜30モル
%、好ましくは7〜20モル%とからなるジカルボン酸成
分とエチレングリコールとから構成されるコポリエステ
ルが最も好ましい。
【0013】鞘糸は、ポリエチレンテレフタレート等の
ポリエステル系、ナイロン6等のポリアミド系の長繊維
の未加工糸、仮撚加工糸又はポリエチレンテレフタレー
ト等のポリエステル系、ナイロン6等のポリアミド系、
レーヨン、アセテート、綿、羊毛、麻等の短繊維の紡績
糸から目的とする風合い等に応じて任意に選ぶことがで
きる。
ポリエステル系、ナイロン6等のポリアミド系の長繊維
の未加工糸、仮撚加工糸又はポリエチレンテレフタレー
ト等のポリエステル系、ナイロン6等のポリアミド系、
レーヨン、アセテート、綿、羊毛、麻等の短繊維の紡績
糸から目的とする風合い等に応じて任意に選ぶことがで
きる。
【0014】本発明の複合糸は、 (イ) 精紡機を用い、
鞘糸の中心に芯糸を供給する方法や(ロ) 一般的なカバ
リング糸の製造法で製造することができ、用いる繊維に
応じて適宜選択される。
鞘糸の中心に芯糸を供給する方法や(ロ) 一般的なカバ
リング糸の製造法で製造することができ、用いる繊維に
応じて適宜選択される。
【0015】芯糸と鞘糸との割合は、重量比で2/8〜
8/2とすることが必要であり、この割合があまり小さ
いと風合いの回復性等が不十分となり、逆に大きすぎる
と鞘糸を構成する繊維の風合いが十分発揮されない。
8/2とすることが必要であり、この割合があまり小さ
いと風合いの回復性等が不十分となり、逆に大きすぎる
と鞘糸を構成する繊維の風合いが十分発揮されない。
【0016】なお、本発明の複合糸を構成する繊維群の
断面形状は、円形断面をはじめ三角断面等の異形でもよ
く、特に限定されない。
断面形状は、円形断面をはじめ三角断面等の異形でもよ
く、特に限定されない。
【0017】形状固定は、芯糸製造時の延伸工程や仮撚
加工工程から布帛の仕上げ工程までの任意の工程で又は
衣服にした後、160 ℃程度で熱処理することにより可能
である。
加工工程から布帛の仕上げ工程までの任意の工程で又は
衣服にした後、160 ℃程度で熱処理することにより可能
である。
【0018】長期間の着用により失われた初期風合いを
回復したり、着用や洗濯によって発生したしわを消去し
たりするには、芯糸のガラス転移点以上、形状固定温度
未満の温度に加熱すればよい。
回復したり、着用や洗濯によって発生したしわを消去し
たりするには、芯糸のガラス転移点以上、形状固定温度
未満の温度に加熱すればよい。
【0019】
【作用】本発明の複合糸は、通常の繊維糸条を鞘糸と
し、形状記憶能を有する糸条を芯糸としているため、鞘
糸による優れた風合いと芯糸による優れた回復性とが相
乗的に発揮され、初期の風合いが良好で、かつ、長期間
の着用後でも初期の風合いを回復することができるもの
である。
し、形状記憶能を有する糸条を芯糸としているため、鞘
糸による優れた風合いと芯糸による優れた回復性とが相
乗的に発揮され、初期の風合いが良好で、かつ、長期間
の着用後でも初期の風合いを回復することができるもの
である。
【0020】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。なお、測定法及び評価法は、次の通りである。 (1) 極限粘度〔η〕 フェノールと四塩化エタンとの等重量混合液を溶媒と
し、温度20℃で測定した。 (2) 融点(Tm)及びガラス転移点(Tg) 示差走差熱量計(パーキンエルマー社製 DSC−2型)を
用いて、昇温速度20℃/min で測定した。 (3) 風合いの評価 ソフト感、ドレープ性、ハリについて、官能評価によっ
て、8段階で判定した。これらが最も良い場合を8級と
し、最も悪い場合を1級として評価した(5級以上が合
格、4級以下は不合格)。 (4) 風合いの回復性 布帛 100g、中性洗剤40g及び水20 lの入った電気洗濯
機で、洗濯時間5分間、脱水時間1分間、すすぎ時間8
分間、脱水時間2分間の条件で丸洗いした後、自然乾燥
した。その後、80℃で5分間熱処理を行って、風合いを
回復させた。洗濯と回復処理を30回繰り返して行った
後、風合いを評価した。(洗濯前後の風合いの低下が1
級以下のものが合格、2級以上のものは不合格。) (5) しわの消去性 風合いの回復性の試験と同様の方法で布帛を洗濯、乾
燥、熱処理したサンプルについて目視によって、5段階
で判定した。最も良い場合を5級とし、最も悪い場合を
1級として評価した(4級以上が合格、3級以下は不合
格)。
する。なお、測定法及び評価法は、次の通りである。 (1) 極限粘度〔η〕 フェノールと四塩化エタンとの等重量混合液を溶媒と
し、温度20℃で測定した。 (2) 融点(Tm)及びガラス転移点(Tg) 示差走差熱量計(パーキンエルマー社製 DSC−2型)を
用いて、昇温速度20℃/min で測定した。 (3) 風合いの評価 ソフト感、ドレープ性、ハリについて、官能評価によっ
て、8段階で判定した。これらが最も良い場合を8級と
し、最も悪い場合を1級として評価した(5級以上が合
格、4級以下は不合格)。 (4) 風合いの回復性 布帛 100g、中性洗剤40g及び水20 lの入った電気洗濯
機で、洗濯時間5分間、脱水時間1分間、すすぎ時間8
分間、脱水時間2分間の条件で丸洗いした後、自然乾燥
した。その後、80℃で5分間熱処理を行って、風合いを
回復させた。洗濯と回復処理を30回繰り返して行った
後、風合いを評価した。(洗濯前後の風合いの低下が1
級以下のものが合格、2級以上のものは不合格。) (5) しわの消去性 風合いの回復性の試験と同様の方法で布帛を洗濯、乾
燥、熱処理したサンプルについて目視によって、5段階
で判定した。最も良い場合を5級とし、最も悪い場合を
1級として評価した(4級以上が合格、3級以下は不合
格)。
【0021】製造例1 テレフタル酸とエチレングリコールとのエステル化反応
により得られたビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタ
レート及びそのオリゴマー45.0kgに、ドデカン二酸 5.8
kg、エチレングリコール 9.0kg、触媒としてテトラブチ
ルチタネート26gを加え、 250℃、窒素ガス制圧下 3.6
kg/cm2 で2時間エステル化反応を行った。得られたエ
ステル化反応物を重縮合反応器に移して、 280℃、 0.4
トルで、3時間重縮合反応を行い、ドデカン二酸の共重
合量10.1モル%のコポリエステル(FM-PET)を得た。得ら
れたコポリエステルは、Tg=47℃、Tm= 233℃、〔η〕
0.64であった。
により得られたビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタ
レート及びそのオリゴマー45.0kgに、ドデカン二酸 5.8
kg、エチレングリコール 9.0kg、触媒としてテトラブチ
ルチタネート26gを加え、 250℃、窒素ガス制圧下 3.6
kg/cm2 で2時間エステル化反応を行った。得られたエ
ステル化反応物を重縮合反応器に移して、 280℃、 0.4
トルで、3時間重縮合反応を行い、ドデカン二酸の共重
合量10.1モル%のコポリエステル(FM-PET)を得た。得ら
れたコポリエステルは、Tg=47℃、Tm= 233℃、〔η〕
0.64であった。
【0022】製造例2 製造例1においてドデカン二酸の添加量を11.6kgとした
以外は製造例1と同様に実施し、ドデカン二酸の共重合
量20.0モル%、Tg=32℃、Tm= 204℃、〔η〕0.68を有
するコポリエステル(FM2-PET)を得た。
以外は製造例1と同様に実施し、ドデカン二酸の共重合
量20.0モル%、Tg=32℃、Tm= 204℃、〔η〕0.68を有
するコポリエステル(FM2-PET)を得た。
【0023】製造例3 製造例1においてドデカン二酸の添加量を17.4kgとした
以外は製造例1と同様に実施し、ドデカン二酸の共重合
量29.8モル%、Tg=11℃、Tm=186 ℃、〔η〕0.69を有
するコポリエステル(FM3-PET)を得た。
以外は製造例1と同様に実施し、ドデカン二酸の共重合
量29.8モル%、Tg=11℃、Tm=186 ℃、〔η〕0.69を有
するコポリエステル(FM3-PET)を得た。
【0024】製造例4 製造例1においてトデカン二酸の添加量を23.2kgとした
以外は製造例1と同様に実施し、ドデカン二酸の共重合
量40モル%、Tg=−3℃、Tm= 148℃、〔η〕0.67を有
するコポリエステル(D-PET)を得た。
以外は製造例1と同様に実施し、ドデカン二酸の共重合
量40モル%、Tg=−3℃、Tm= 148℃、〔η〕0.67を有
するコポリエステル(D-PET)を得た。
【0025】実施例1 FM-PETを紡糸温度 290℃、紡糸速度 1400m/minで紡糸し
て巻き取った未延伸糸を、延伸速度700m/minで加熱ロー
ラ温度80℃、熱板温度 160℃の条件で 3.5倍に延伸して
巻き取り、円形断面の繊度 50d/12fの糸条で、伸度26
%、沸水収縮率10%の延伸糸を得た。通常のシングルカ
バリング装置を用い、上記の延伸糸を芯糸とし、150 番
手の綿紡績糸を鞘糸となるように 1.5倍でオーバーフィ
ードして、FM-PETの延伸糸と綿紡績糸との重量比(E/C)
が50/50の複合糸を製造した次いで、この複合糸を用い
て、糊付け(30℃)、乾燥(85℃)、整経後、製織し、
97℃の熱水でリラックス精練し、 160℃で仕上げ熱固定
し、ツイル織物を作製した。
て巻き取った未延伸糸を、延伸速度700m/minで加熱ロー
ラ温度80℃、熱板温度 160℃の条件で 3.5倍に延伸して
巻き取り、円形断面の繊度 50d/12fの糸条で、伸度26
%、沸水収縮率10%の延伸糸を得た。通常のシングルカ
バリング装置を用い、上記の延伸糸を芯糸とし、150 番
手の綿紡績糸を鞘糸となるように 1.5倍でオーバーフィ
ードして、FM-PETの延伸糸と綿紡績糸との重量比(E/C)
が50/50の複合糸を製造した次いで、この複合糸を用い
て、糊付け(30℃)、乾燥(85℃)、整経後、製織し、
97℃の熱水でリラックス精練し、 160℃で仕上げ熱固定
し、ツイル織物を作製した。
【0026】実施例2〜3 実施例1において、E/C の比率を変えた以外は実施例1
と同様に実施した。
と同様に実施した。
【0027】実施例4〜7 実施例1において、綿紡績糸の代わりに表2に記載した
長繊維又は短繊維紡績糸を用いた以外は実施例1と同様
に実施した。
長繊維又は短繊維紡績糸を用いた以外は実施例1と同様
に実施した。
【0028】実施例8 実施例1においてFM-PETの代わりに FM2-PETを用いた以
外は実施例1と同様に実施した。
外は実施例1と同様に実施した。
【0029】実施例9 実施例1においてFM-PETの代わりに FM3-PETを用いた以
外は実施例1と同様に実施した。
外は実施例1と同様に実施した。
【0030】比較例1 実施例1において、FM-PETの代わりにポリエチレンテレ
フタレート (PET)を用いた以外は実施例1と同様に実施
した。得られた織物は、初期は良好な風合いを備えてい
たが、回復性試験により風合いが低下した。
フタレート (PET)を用いた以外は実施例1と同様に実施
した。得られた織物は、初期は良好な風合いを備えてい
たが、回復性試験により風合いが低下した。
【0031】比較例2〜3 実施例1において、E/C の比率を変えた以外は実施例1
と同様に実施した。
と同様に実施した。
【0032】比較例4 実施例1においてFM-PETの代わりにD-PET を用いた以外
は実施例1と同様に実施した。織物を 160℃で熱セット
する際に融着し、風合いが硬化し、実用に供し得ないも
のとなった。
は実施例1と同様に実施した。織物を 160℃で熱セット
する際に融着し、風合いが硬化し、実用に供し得ないも
のとなった。
【0033】実施例1〜9、比較例1〜4の結果を表1
に記載した。
に記載した。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、初期の風合いが良好
で、かつ、長期間の着用後でも初期の風合いを回復する
ことができ、着用や洗濯により発生するしわを消去する
ことのできる衣料用織編物に好適な糸条が提供される。
また、本発明の複合糸は、従来の設備で、容易に、しか
も、安価に製造できるため経済性に優れている。
で、かつ、長期間の着用後でも初期の風合いを回復する
ことができ、着用や洗濯により発生するしわを消去する
ことのできる衣料用織編物に好適な糸条が提供される。
また、本発明の複合糸は、従来の設備で、容易に、しか
も、安価に製造できるため経済性に優れている。
Claims (1)
- 【請求項1】 ガラス転移温度が10〜80℃、融点が 150
℃以上の形状記憶能を有するコポリエステルからなる糸
条を芯糸とし、その周囲に形状記憶能を有しない長繊維
又は短繊維からなる糸条を鞘糸として被覆した複合糸で
あって、芯糸と鞘糸との重量比が2/8〜8/2である
ことを特徴とする複合糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240368A JPH0770859A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 複合糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240368A JPH0770859A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 複合糸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0770859A true JPH0770859A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=17058459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5240368A Pending JPH0770859A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 複合糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0770859A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109914006A (zh) * | 2017-12-13 | 2019-06-21 | 青岛大学 | 一种新型防缩免烫的毛织物及其加工方法 |
| JP2026501901A (ja) * | 2023-01-23 | 2026-01-16 | ヘルムホルツ-ツェントルム ヘレオン ゲーエムベーハー | テキスタイル用途向けの被覆された形状記憶ポリマー繊維 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP5240368A patent/JPH0770859A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109914006A (zh) * | 2017-12-13 | 2019-06-21 | 青岛大学 | 一种新型防缩免烫的毛织物及其加工方法 |
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