JPH07714Y2 - 可変容量型ピストンポンプまたはモータの流量制御装置 - Google Patents

可変容量型ピストンポンプまたはモータの流量制御装置

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JPH07714Y2
JPH07714Y2 JP1987167867U JP16786787U JPH07714Y2 JP H07714 Y2 JPH07714 Y2 JP H07714Y2 JP 1987167867 U JP1987167867 U JP 1987167867U JP 16786787 U JP16786787 U JP 16786787U JP H07714 Y2 JPH07714 Y2 JP H07714Y2
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pressure
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hydraulic
swash plate
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司郎 高山
鉄裕 大隈
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、遠隔位置から可変容量型のピストンポンプま
たはモータの吐出流量を制御する装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 第2図に斜板式アキシアルピストン油圧ポンプとこれに
適用した従来のポンプ吐出流量制御装置の断面図を示
す。1は斜板、2はリンク装置、3はピストン、4はス
プリング、5はパイロット室、6はプランジャ、7はバ
ルブ、8はピストン室、9はポンプ本体、10はポンプ吐
出部、11はオリフィス、12および13はポンプ本体に設け
てある油通路、14は油圧配管、15は同管上に設けた圧力
計、16はパイロットリリーフ弁、17は同弁のスプリン
グ、18は同弁を操作するためのねじ部を有するハンド
ル、19はパイロットリリーフ弁本体、20は排油管であ
る。そしてXの部分はポンプ本体9から離れたところに
位置する運転操作盤上に設けられている。ポンプ吐出量
の制御は次のプロセスで行われる。まずハンドル18を操
作し、スプリング17の圧縮量を調節してパイロットリリ
ーフ弁16の油逃がし圧力を設定する。これによって排油
管20からの排油量が決まり、それに応じて油圧配管14を
経てパイロット室5の圧力すなわちパイロット圧力が設
定される。パイロット圧力はこの従来例においてはポン
プ吐出部10を圧力源としてオリフィス11を経て導入され
た圧力である。従って別置きの高圧油圧源がポンプ本体
の近傍にあるものではこれ等を利用するようにしたもの
もある。このパイロット圧力はプランジャ6およびバル
ブ7を矢印Aの方へ押す。同時にポンプ吐出部10の圧力
は流路12、バルブ7の切欠き部および流路13を経てピス
トン室8に入り、ピストン3を矢印Bの方向へ押す。こ
の時バルブ7の右端に設けられているスプリング4は圧
縮される。これらの力がバランスする位置でピストン3
は停止し、これに応じてリンク2を介して結合されてい
る斜板1の傾斜角が決まり、この傾斜角に応じてポンプ
の吐出量が決まる。吐出量制御に際しては、パイロット
圧力に連動する圧力計15の読みと吐出量との関係を予め
検定しておき、運転操作盤上で圧力計15を見ながら吐出
量の制御を行う。
上記各部分のうち、符号2〜13を付した部分によって斜
板傾斜角設定装置が構成され、符号14〜16、および20か
らなる油圧的部分と符号17〜19からなる機械的部分とか
ら、上記斜板傾斜角度設定装置の一部をなすプランジャ
6を押すための、パイロット室の圧力を遠隔位置から設
定するパイロット室圧力設定装置が構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来、ポンプの吐出量は、ポンプ本体から離れたところ
に位置する運転操作盤上で、圧力計15を見ながらハンド
ル18を操作して行われていた。このようなパイロット室
から油圧配管を延長して遠隔制御するものにおいて次の
ような問題が生じていた。
(1)パイロット室圧力設定用の油圧配管14が長い場合
には、パイロットリリーフ弁16に常時2〜3l/hの作動油
が流れているため、パイロット室5と油圧計15との間に
圧損が生じる。このため、圧力計15はパイロット圧より
低い圧力を表示し、しかもこの圧損は油温の変化により
粘度が変化することにより変動するので、圧力計の読み
とポンプ吐出量との関係の検定結果を恒常的に使うこと
ができず、運転中に吐出量が変わってくることなどがあ
って、精度良く吐出流量を制御することができなかっ
た。例えば油圧配管14の長さが10m、パイロット室5の
圧力が20kgf/cm2の場合、圧力計15の表示は、ある油種
について下表に例示したように、作動油温に応じて異る
圧損値だけ低い値となって、制御誤差の原因となってい
た。
(2)パイロット室圧力設定用の油圧配管14が長いこと
に起因して油漏れが起りやすく、これによる圧力測定誤
差に伴う前記制御誤差の増大を始めとする種々の不都合
が生じていた。
以上の問題点は、いずれも油圧配管の長さが長いことに
起因した問題である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決したものであって、高圧油圧
源からの作動油によりプランジャを押し、該プランジャ
の押圧力でピストンポンプまたはモータの吸入、排出流
量を制御するために斜板の傾斜角を設定する斜板傾斜角
度設定装置を備えた可変容量型ピストンポンプまたはモ
ータの流路制御装置において、プランジャ駆動のために
設置されたパイロット室に高圧油圧源からの作動油を流
通させる絞りを有する油通路と、パイロット室に常時連
通しパイロット室からの作動油を斜板の傾斜角に応じた
設定圧に保持して常時流通させるパイロットリリーフ弁
と、上記パイロット室と上記パイロットリリーフ弁とを
連通する短い油圧伝達通路とからなる油圧的手段と、パ
イロットリリーフ弁の排出側に設置され斜板の傾斜角に
対応する押圧力をパイロットリリーフ弁に負荷するスプ
リングと、同スプリングの上記パイロットリリーフ弁に
接する側とは反対の側に設置され同スプリングの端部を
保持するロッドと、その一端が遠隔位置に設けられた操
作部に接続されるとともに他端側でロッドの位置を操作
するワイヤとからなり上記パイロットリリーフ弁の設定
圧を遠隔位置から設定できるようにした機械的手段、と
から構成されるパイロット室圧力設定装置を、斜板傾斜
角度設定装置に設けたことを特徴とする可変容量型ピス
トンポンプまたはモータの流量制御装置に関するもので
ある。
〔作用〕
パイロットリリーフ弁をパイロット室の近傍に設け、従
来の遠隔操作用の長い油圧配管を廃し短い油圧伝達通路
に変えたことによって、油圧配管が長いことに起因する
吐出量制御誤差および油漏れを排除した。パイロットリ
リーフ弁の遠隔操作は、油圧利用の代りにワイヤを主と
する機械的な方法を用いることにより作動油温の変動に
起因する吐出量流量制御誤差の発生を排除した。
〔実施例〕
第1図に本考案の一実施例の断面図を示す。
本図においては、パイロットリリーフ弁16とスプリング
17を内部に有するパイロットリリーフ弁本体19の設置場
所は従来の遠隔装置からパイロット室に隣接する位置に
変更してある。図において、21はパイロットリリーフ弁
16を付勢するスプリング17の後端に設置されスプリング
17を押すロッド、22は挺子式のレバーで、一端をパイロ
ットリリーフ弁本体19に回動可能に取り付け、他端に後
述のワイヤ24を取り付けその中間に前記のロッド21が回
動可能に取り付けてある。23はレバー22とパイロットリ
リーフ弁本体19を結ぶスプリングで、常時レバー22をパ
イロットリリーフ弁本体19から隔離するようにしてワイ
ヤ24に常に軽い引張り力が働くようにしてある。24は前
記レバー22の一端と後述する操作スティック25を結ぶワ
イヤで前記スプリング23と協同して操作スティック25の
操作量に応じて前記ロッド21をパイロットリリーフ弁本
体内の所定位置に保持するようにしている。25は運転操
作盤上に設けられていた操作スティック型の操作部、26
は操作スティック25に隣接して設けられた目盛盤であ
る。14′はポンプ本体9とパイロットリリーフ弁本体19
の内部に設けられパイロット室5とパイロットリリーフ
弁16とを連通する短い油圧伝達通路、11は高圧油圧源と
してのポンプ吐出部からパイロット室5への油圧伝達通
路の途中に設けられた絞りとしてのオリフィス、20′は
同様にこれら本体内部に設けられた排油通路である。上
記以外の番号を付した部分は、従来技術の場合と同じで
あるから説明を略す。図中、Yの部分はポンプ本体9か
ら離れたところに位置する運転操作盤上に設けられてい
る。
本実施例においては、図示されるように、パイロットリ
リーフ弁本体19はポンプ本体9に隣接して設けてあり、
油圧伝達通路14′は可能な限り短くされている。
従来のねじ付きハンドル18に代わり、ロッド21、レバー
22、ワイヤ24、操作スティック25からなる機械的手段に
よって、パイロット室5の圧力を決めるパイロットリリ
ーフ弁16の油逃がし圧力を遠隔位置から設定する。パイ
ロットリリーフ弁16の油逃がし圧力は、操作スティック
25の傾角に応じて決められる。パイロットリリーフ弁16
を、パイロット室5を設けたポンプ本体9に隣接して設
けたことによって、従来の長い油圧配管14は不要にな
り、その代りに非常に短い油圧伝達通路14′が装置内に
設けられている。そしてポンプ吐出部10からパイロット
室5に通じる油通路のパイロット室5への入口側には絞
り11が設けられ、該絞り11によりポンプ吐出部10又は別
置き油圧源からの作動油の圧力変動に関係なく必要小流
量をパイロット室5へ流入させることが出来るとともに
所定の減圧作用が可能となるので、パイロット室5の作
動圧と極端に異る相当高圧の油圧源からも作動油の供給
が可能となる。さらに同様に、従来の排油管20に代わ
り、排油通路20′がポンプ本体9内に設けてある。パイ
ロットリリーフ弁16で設定された圧力に保持されたパイ
ロット室5の圧力による斜板1の傾角が変る原理は従来
と同じである。
上述の各部のうち、油圧伝達通路14′、パイロットリリ
ーフ弁16、および排油管20′からなる油圧的手段と、ス
プリング17、ロッド21、レバー22、スプリング23、ワイ
ヤ24、操作スティック25、および目盛板26からなる機械
的手段とからなるパイロット室圧力遠隔設定装置が斜板
傾斜角度設定装置に具えられている。そして遠隔位置か
らの斜板傾斜角度設定のためのパイロット室5内の圧力
設定のための操作量の遠隔伝達はワイヤ24が受け持つ。
本実施例が従来技術と異なる点は、パイロット室圧力を
遠隔位置から設定するに当たって、パイロットリリーフ
弁の位置をパイロット室に近づけ長い油圧配管を廃し、
パイロット室から短い油圧伝達通路でパイロットリリー
フ弁に連通し、機械的な手段で同弁を操作するようにし
た点である。このように遠隔制御の原理を変更したこと
によって、従来の長い油圧配管に伴う問題点をすべて解
消することができた。すなわち、(1)遠隔装置にある
油圧計に作用する作動油の流れに伴う圧損および作動油
温変動にもとづく圧損変動による制御誤差、(2)配管
長が長いことに伴う油漏れ、などの不都合を解消した。
本実施例においては、操作スティック25の傾斜角と吐出
量との関係を予め検定しておき、操作スティック25に隣
接した位置に検定結果によって作られた目盛盤26を設け
ておくことによって、運転操作盤上で、目盛盤26を見な
がら操作スティック25によって精度良くポンプの吐出量
を制御するとができる。
さらに、油通路に絞りを付設することにより所要の小流
量のみパイロット室へ高圧油圧源から作動油を補充する
ことができるので高圧油圧源の吐出量および吐出圧の低
下をほとんど生じることなく斜板傾斜角の制御を可能に
することができる。
〔考案の効果〕
本考案の可変容量型ピストンポンプまたはモータの流量
制御装置においては、プランジャ駆動のために設置され
たパイロット室に高圧油圧源からの作動油を流通させる
絞りを有する油通路と、パイロット室の常時連通しパイ
ロット室からの作動油を斜板の傾斜角に応じた設定圧に
保持して常時流通させるパイロットリリーフ弁と、上記
パイロット室と上記パイロットリリーフ弁とを連通する
短い油圧伝達通路とからなる油圧的手段と、パイロット
リリーフ弁の排出側に設置され斜板の傾斜角に対応する
押圧力をパイロットリリーフ弁に負荷するスプリング
と、同スプリングの上記パイロットリリーフ弁に接する
側とは反対の側に設置され同スプリングの端部を保持す
るロッドと、その一端が遠隔位置に設けられた操作部に
接続されるとともに他端側でロッドの位置を操作するワ
イヤとからなり上記パイロットリリーフ弁の設定圧を遠
隔位置から設定できるようにした機械的手段、とから構
成されるパイロット室圧力設定装置を、斜板傾斜角度設
定装置に設けてあるので、可変容量型ピストンポンプま
たはモータの吸入、吐出流量の誤差の発生、および油漏
れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は従来技術
の断面図である。 1…斜板、2…リンク装置、3…ピストン、4…スプリ
ング、5…パイロット室、6…プランジャ、7…バル
ブ、8…ピストン室、9…ポンプ本体、10…ボンプ吐出
部、11…オリフィス、12および13…油通路、14…油圧配
管、15…圧力計、16…パイロットリリーフ弁、17…スプ
リング、18…ねじ部を有するハンドル、19…パイロット
リリーフ本体、20…排油管、21…ロッド、22…レバー、
23…スプリング、24…ワイヤ、25…操作スティック、26
…目盛盤、14′…油圧伝達通路、20′…排油通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧油圧源からの作動油によりプランジャ
    を押し、該プランジャの押圧力でピストンポンプまたは
    モータの吸入、吐出流量を制御するために斜板の傾斜角
    を設定する斜板傾斜角度設定装置を備えた可変容量型ピ
    ストンポンプまたはモータの流量制御装置において、プ
    ランジャ駆動のために設置されたパイロット室に高圧油
    圧源からの作動油を流通させる絞りを有する油通路と、
    パイロット室に常時連通しパイロット室からの作動油を
    斜板の傾斜角に応じた設定圧に保持して常時流通させる
    パイロットリリーフ弁と、上記パイロット室と上記パイ
    ロットリリーフ弁とを連通する短い油圧伝達通路とから
    なる油圧的手段と、パイロットリリーフ弁の排出側に設
    置され斜板の傾斜角に対応する押圧力をパイロットリリ
    ーフ弁に負荷するスプリングと、同スプリングの上記パ
    イロットリリーフ弁に接する側とは反対の側に設置され
    同スプリングの端部を保持するロッドと、その一端が遠
    隔位置に設けられた操作部に接続されるとともに他端側
    でロッドの位置を操作するワイヤとからなり上記パイロ
    ットリリーフ弁の設定圧を遠隔位置から設定できるよう
    にした機械的手段、とから構成されるパイロット室圧力
    設定装置を、斜板傾斜角度設定装置に設けたことを特徴
    とする可変容量型ピストンポンプまたはモータの流量制
    御装置。
JP1987167867U 1987-11-04 1987-11-04 可変容量型ピストンポンプまたはモータの流量制御装置 Expired - Lifetime JPH07714Y2 (ja)

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