JPH0771971A - 地図ガイド装置 - Google Patents

地図ガイド装置

Info

Publication number
JPH0771971A
JPH0771971A JP22025793A JP22025793A JPH0771971A JP H0771971 A JPH0771971 A JP H0771971A JP 22025793 A JP22025793 A JP 22025793A JP 22025793 A JP22025793 A JP 22025793A JP H0771971 A JPH0771971 A JP H0771971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
position information
reference place
calculated
preset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22025793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Taki
政英 瀧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP22025793A priority Critical patent/JPH0771971A/ja
Publication of JPH0771971A publication Critical patent/JPH0771971A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 GPSなどを利用した地図ガイド装置に関
し、一般の地図帳を利用可能とすることを目的とする。 【構成】 ユーザは、GPS受信装置101の前面パネ
ル上のキーを使い、使用する地図の縮尺を入力すると共
に、LCD102が表示する基準地の名称に対応する透
過型LCDパネル103が置かれた地図帳105上での
位置をプリセット位置106として指定する。プリセッ
ト位置106の表示位置とそれに対応する基準地の緯度
・経度は、メモリ等に記憶される。その後、GPS受信
装置101は、GPSアンテナを使い受信したGPS衛
星からの電波に重畳されているデータに基づき受信点の
緯度及び経度を算出し、その算出結果と、プリセット位
置106の表示位置とそれに対応する基準地の緯度・経
度を使い、受信点に対応するドット104を、透過型L
CDパネル103に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GPS(Global Posit
ioning System:広域測位システム)などを利用した地図
ガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】GPSは、米国国防総省が6つの地球周
回軌道上に打ち上げた24個の人工衛星から送信される
電波に重畳されたデータに基づいて、そのデータを受信
した地点の緯度、経度、及び高度、時刻などを知ること
ができるシステムである。そして、GPSを利用した車
載用又は携帯用の位置計測装置(ナビゲーションシステ
ム)が実用化されている。
【0003】このような位置計測装置の具体的な従来技
術として、GPSを利用して算出した受信点(現在地)
の緯度、経度情報に基づいて、記録媒体に記憶されてい
るデジタル地図データを読み出し、その地図データに基
づいて地図画像をディスプレイ画面に表示させることに
より、受信点をユーザに知らせるものがある。
【0004】記録媒体としては、CD−ROM又はIC
−ROMカードなどが使用される。しかし、全国中をド
ライブする頻度がそれほど多くない一般ユーザ向けに、
CD−ROM装置を搭載した位置計測装置を提供するの
は、CD−ROM装置本体のハードウエアコスト及びC
D−ROMソフト(地図データ)の提供コストを考える
と、不経済である。
【0005】一方、IC−ROMカードを採用した位置
計測装置では、IC−ROMカードのメモリ容量の制限
から、地図データの精度を上げられないなど、サービス
できるソフトに制限が生じてしまう。
【0006】また、何れの従来技術とも、地図画像を表
示するためのディスプレイ装置が必要であり、それによ
るコストの増加も避けられない。そこで、上述のような
問題点を解決するための他の従来技術として、GPSを
利用して算出した受信点の緯度、経度情報に基づいて、
書籍である地図帳の上に重ねて置かれた透過型ディスプ
レイ装置にドットを表示することによって、受信点をユ
ーザに知らせるものがある。
【0007】この従来技術では、デジタル地図データが
不要であるため、それを記憶するための記録媒体が不要
となり、装置のコストを低く抑えることができるという
特徴を有する。また、地図帳は書籍として提供されるた
め、様々な精度の地図が提供できるという特徴も有す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、書籍である地
図帳を利用した上述の従来技術では、GPSによるガイ
ド専用の地図帳を提供しなければならず、専用の地図帳
を必要とすることによるコストアップを招いてしまうと
いう問題点を有している。
【0009】本発明の課題は、GPSなどを利用した地
図ガイドにおいて、一般の地図帳を利用可能とすること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、まず、透過型
LCDパネルなどの透過型表示手段を有する。次に、そ
の透過型表示手段を重ねて置く地図帳の縮尺を入力する
縮尺入力手段(表示位置演算部609、縮尺・基準地表
示処理部611)を有する。
【0011】また、任意の地点の位置情報を算出する位
置情報算出手段を有する。この手段は、例えばGPS衛
星などからの電波に基づいて、その電波の受信点の位置
情報を算出するGPS受信装置である。
【0012】次に、複数の基準地のそれぞれについて、
その基準地の名称と、その基準地が含まれる範囲を示す
範囲情報と、その基準地の位置を示す位置情報とを記憶
した基準地情報記憶手段(基準地テーブルを記憶する基
準地テーブル記憶部610)を有する。
【0013】また、位置情報算出手段によって算出され
る位置情報を用いて基準地情報記憶手段を参照すること
によって、現在の位置情報が範囲として含まれる基準地
の名称と位置情報を算出する基準地算出手段(表示位置
演算部609)を有する。
【0014】更に、基準地算出手段によって算出された
基準地の名称を表示する基準地名称表示手段(縮尺・基
準地表示処理部611)を有する。また、地図帳に重ね
て置かれた透過型表示手段上で、基準地名称表示手段が
表示する基準地を、プリセット位置として指定するプリ
セット位置指定手段(表示位置演算部609)を有す
る。
【0015】加えて、プリセット位置指定手段により指
定されたプリセット位置に対応する透過型表示手段上の
表示位置を示す情報と、基準地算出手段が算出している
基準地の位置情報とを、プリセット位置情報として記憶
するプリセット位置情報記憶手段(表示位置演算部60
9、ワークRAM)を有する。
【0016】そして、位置情報算出手段により順次算出
される位置情報と、プリセット位置情報とに基づいて、
透過型表示手段に対して、算出された位置情報に対応す
る表示位置に表示指示を行う表示制御手段(表示位置演
算部609、透過型表示処理部612)を有する。この
場合、表示制御手段は、算出された位置情報に対応する
表示位置が、透過型表示手段の表示範囲からはみ出した
場合に、透過型表示手段に、算出された位置情報に対応
する表示位置がはみ出した方向を表示させるように構成
することができる。
【0017】
【作用】ユーザは、縮尺入力手段によって、使用する地
図帳の縮尺を入力する。次に、ユーザは、現在地が含ま
れる地図帳のページを開いた後に、その上に透過型表示
手段を置く。
【0018】位置情報算出手段は、例えば現在地の位置
情報(緯度・経度等)を算出する。次に、基準地算出手
段は、例えば現在地の位置情報を用いて基準地情報記憶
手段を参照することによって、その位置情報が範囲とし
て含まれる基準地の名称と位置情報を算出し、名称を基
準地名称表示手段に表示する。
【0019】ユーザは、プリセット位置指定手段によっ
て、地図帳に重ねて置かれた前記透過型表示手段上で、
基準地名称表示手段が表示する基準地を、プリセット位
置として指定する。プリセット位置情報記憶手段は、こ
のプリセット位置に対応する現在の基準地の位置情報と
を、プリセット位置情報として記憶する。
【0020】その後、表示制御手段は、順次算出される
位置情報と、プリセット位置情報とに基づいて、透過型
表示手段に対して、算出される位置情報に対応する表示
位置に表示指示を行う。
【0021】このようにして、ユーザは、市販の地図帳
を使用して、現在、基準地名称表示手段が表示している
基準地の名称に対応するプリセット位置を指定しておけ
ば、地図帳上で位置情報を正確に認識することができ
る。
【0022】なお、算出される位置情報に対応する表示
位置が透過型表示手段の外に出てしまった場合には、表
示制御手段は、透過型表示手段に、算出された位置情報
に対応する表示位置がはみ出した方向を表示させる。こ
れにより、ユーザは、次に参照すべき地図帳の位置を認
識することができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
つき詳細に説明する。図1は、実施例の外観図である。
【0024】まず、ユーザは、GPS受信装置101の
電源を投入後、GPS受信装置101の前面パネルに設
けられている図2に示される縮尺アップキー204と縮
尺ダウンキー205を操作して、使用する地図帳105
の縮尺を入力する。入力された縮尺は、図3に例示され
るように、GPS受信装置101の前面パネルに設けら
れているLCD(liquid-crystal display;液晶表示装
置)102に表示される。
【0025】次に、ユーザは、現在地が含まれる例えば
図4に示されるような地図帳105のページを開いた後
に、その上に透過型LCDパネル103を置く。GPS
受信装置101は、特には図示しないGPSアンテナを
使って受信したGPS衛星からの電波に重畳されている
データに基づき受信点(現在地)に対応する緯度及び経
度を算出する。次に、GPS受信装置101は、その算
出結果を使い、スロット108に挿入されたIC−RO
Mカード107に記憶される地図帳105に対応した基
準地テーブル(後述する図10参照)を参照することに
より、受信点の近傍の基準地を算出し、その基準地名を
図3に例示されるようにLCD102に表示する。
【0026】ユーザは、GPS受信装置101の前面パ
ネルに設けられている図2に示されるカーソルキー20
1を使って、透過型LCDパネル103上に表示されて
いるプリセット位置106を、LCD102に表示され
ている基準地に対応する地図帳105上の位置(例えば
図4の「黒磯署」)に移動させた後、GPS受信装置1
01の前面パネルに設けられている図2に示されるプリ
セットキー202を押す。GPS受信装置101は、基
準地テーブルから読み出されている基準地の緯度・経度
データと、透過型LCDパネル103上のプリセット位
置106の表示位置のデータとを記憶する。
【0027】その後、受信点の移動に応じ、GPS受信
装置101は、特には図示しないGPSアンテナを使っ
て受信したGPS衛星からの電波に重畳されているデー
タに基づき受信点(現在地)に対応する緯度及び経度を
算出する。そして、GPS受信装置101は、これらの
算出した受信点の緯度及び経度と、記憶している基準地
の緯度及び経度、並びにプリセット位置106の透過型
LCDパネル103上での表示位置を用いて、透過型L
CDパネル103上で受信点(現在地)に対応するドッ
ト104を表示する。即ち、透過型LCDパネル103
上での表示は、図5(a) に示されるような状態になる。
【0028】なお、受信点に対応するドット104の表
示位置が透過型LCDパネル103の外に出てしまった
場合には、GPS受信装置101は、例えば図5(b) に
示されるように、透過型LCDパネル103から外れた
受信点の方向を、透過型LCDパネル103上で矢印と
して表示する。
【0029】ユーザは、LCD102に表示される基準
地名が変化した場合に、GPS受信装置101の前面パ
ネルに設けられている図2に示されるリセットキー20
3を押すことにより、プリセット位置106を設定し直
すことができ、また、GPS受信装置101の前面パネ
ルに設けられている図2に示される縮尺アップキー20
4と縮尺ダウンキー205を操作して、使用する地図帳
105の縮尺を任意に変更することができる。
【0030】また、図1において、透過型LCDパネル
103は、各種電子機器などに使用されている液晶表示
パネルから、その背面に配置されている反射板を除いた
ものとして容易に実現できる。
【0031】図6は、図1のGPS受信装置101の構
成図である。GPS受信装置101は、受信部601と
データ処理部602とから構成される。
【0032】受信部601において、高周波増幅回路6
03は、GPSアンテナで受信された高周波を増幅す
る。周波数変換/増幅回路604は、増幅された高周波
の周波数を中間周波の周波数に変換した後、増幅する。
そして、スペクトル逆拡散/復調回路605は、中間周
波中にスペクトル拡散されているC/Aコードデータを
復調する。
【0033】データ処理部602において、軌道データ
収集部606は、スペクトル逆拡散/復調回路605か
ら出力される衛星別のC/Aコードデータ中に含まれ
る、各衛星の位置(緯度、経度、及び高度)を示す軌道
データを収集する。距離測定部607は、スペクトル逆
拡散/復調回路605から出力される衛星別のC/Aコ
ードデータから抽出される、そのデータの送信タイミン
グを示す情報に基づき、各衛星と受信点との疑似距離
(後述する)を示す距離データを算出する。位置計算部
608は、軌道データ収集部606で収集された各衛星
の3次元位置を示す軌道データと、距離測定部607で
測定された各衛星と受信点との疑似距離を示す距離デー
タとに基づいて、受信点の緯度、経度、及び高度を計算
する。
【0034】更に、データ処理部602において、表示
位置演算部609は、ユーザにより入力される前述した
縮尺を特には図示しないワークRAMに記憶する動作、
現在の受信点の近傍の基準地を基準地テーブル記憶部6
10から算出する動作、ユーザによって入力される前述
したプリセット位置106(図1)をワークRAMに記
憶する動作、及び位置計算部608で計算された受信点
の緯度・経度データと、ワークRAMに記憶されたプリ
セット位置106の情報とに基づき、透過型LCDパネ
ル103上でのドット104の表示位置を演算する動作
等を行う。また、縮尺・基準地表示処理部611は、表
示位置演算部609で決定又は算出された縮尺及び基準
地名をLCD102(図1)に表示させる。更に、透過
型表示処理部612は、透過型LCDパネル103に、
プリセット位置106と、受信点の緯度・経度データに
対応するドット104を表示させる。
【0035】ここで、データ処理部602において、基
準地テーブル記憶部610は、例えば図1のGPS受信
装置101に設けられるスロット107に挿入されたI
C−ROMカード106であって、基準地テーブルを記
憶する。データ処理部602のそれ以外の部分は、例え
ば、マイクロコンピュータが、それが内蔵するワークR
AMを作業領域として使用しながら、それが内蔵するR
OMに記憶された制御プログラムを実行する機能として
実現される。
【0036】上述の構成を有する実施例の動作につい
て、以下に説明する。まず、各GPS衛星Si は、地球
の中心を原点とする球座標上でのそれぞれの現在位置
(緯度θi 、経度ψi 、高度ri )を示す情報を含むC
/Aコードを、各GPS衛星が内蔵する原子時計に同期
した正確な送信タイミングで、周波数が1575.42MHzであ
る高周波にスペクトル拡散させて送信している。
【0037】複数のGPS衛星Si のうち任意の4つか
らの各高周波は、ユーザがいる受信点の特には図示しな
いGPSアンテナで受信された後に、図6の受信部60
1内の高周波増幅回路603で増幅され、周波数変換/
増幅回路604で中間周波の周波数に変換・増幅され
る。そして、スペクトル逆拡散/復調回路605で、こ
れらの中間周波からスペクトル拡散されている各C/A
コードデータが復調される。なお、各C/Aコードデー
タには、各GPS衛星Si に対応した固有の種別のコー
ドが予め割り当てられているため、受信されたC/Aコ
ードがどの4種類のGPS衛星Si (1≦i≦4)に対
応したコードであるかを判別することは、容易である。
【0038】一方、図6のデータ処理部602は、図
7、図8、図9の動作フローチャートで示される動作を
実行する。始めに、図7、図8、図9の動作フローチャ
ートの各処理うち、受信部601で受信されたC/Aコ
ードに基づいて受信点(現在地)の緯度・経度データを
算出するための、図7のステップS704〜S709の
処理について説明する。
【0039】ステップS704では、受信部601が、
GPS衛星Si からの電波を受信したか否かが判定され
る。この判定がNOなら、ステップS705で、図1の
LCD102及び透過型LCDパネル103の表示を保
持する動作が実行され、その後、再びステップS704
が実行される。
【0040】ステップS704の判定がYESとなる
と、ステップS706で、スペクトル逆拡散/復調回路
605から出力される4種類のGPS衛星Si のC/A
コードデータが、特には図示しないワークRAMに取り
込まれ、記憶される。
【0041】続いて、ステップS707は、図6の軌道
データ収集部606の機能に対応する。ここでは、ステ
ップS706においてワークRAMに記憶された4種類
のGPS衛星Si のC/Aコードデータ中に含まれる、
4種類の衛星の現在位置(緯度θi 、経度ψi 、高度r
i )(1≦i≦4)を示す軌道データが収集され、ワー
クRAMに記憶される。
【0042】また、ステップS708は、図6の距離測
定部607の機能に対応する。ここでは、まず、ステッ
プS706でワークRAMに記憶された4種類のGPS
衛星Si のC/Aコードデータのそれぞれに基づいて、
互いに同期している各GPS衛星Si が内蔵する原子時
計を基準とする各C/Aコードデータの各GPS衛星S
i からの送信タイミングと、データ処理部602が内蔵
する特には図示しない基準時計を基準とする各C/Aコ
ードデータの受信タイミングとの各時間差である伝搬遅
延時間ti (1≦i≦4)が算出される。次に、これら
の伝搬遅延時間ti (1≦i≦4)にそれぞれ光速Cが
乗算されることによって、各GPS衛星Si (1≦i≦
4)と受信点との距離di (1≦i≦4)が算出され、
ワークRAMに記憶される。ここで、受信点の基準時計
には、互いに同期している各GPS衛星Si が内蔵する
原子時計に対し所定の誤差時間Δtが重畳されている。
このため、上述の距離di (1≦i≦4)は、各GPS
衛星Si (1≦i≦4)と受信点との真の距離ではな
く、疑似距離と呼ばれる。
【0043】次に、ステップS709は、図6の位置計
算部608の機能に対応する。ここでは、軌道データ収
集部606で収集されワークRAMに記憶された4種類
のGPS衛星Si の現在位置(緯度θi 、経度ψi 、高
度ri )(1≦i≦4)を示す軌道データと、距離測定
部607で測定されワークRAMに記憶された各GPS
衛星Si と受信点との疑似距離di (1≦i≦4)を示
す距離データとに基づいて、受信点の位置(緯度θ、経
度ψ、高度r)が算出される。
【0044】受信点の位置の算出原理について、以下に
説明する。まず、前述したように、各GPS衛星Si と
受信点との疑似距離di (1≦i≦4)は、真の距離D
i (1≦i≦4)に対して、受信点の基準時計が有する
誤差時間Δtに相当する分の距離が加算されたものとな
っている。そして、真の距離Di は、各GPS衛星Si
の現在位置と受信点の位置とのユークリッド距離に等し
い。従って、各GPS衛星Si の現在位置と受信点の位
置を、3次元直交座標系上で表した座標値を、それぞれ
(Xi 、Yi 、Zi )及び(X、Y、Z)とし、Cを光
速とすれば、次式が成立する。
【0045】
【数1】 Di 2 =(di −C・Δt)2 =(Xi −X)2 +(Yi −Y)2 +(Zi −Z)2 =Xi 2 +Yi 2 +Zi 2 +X2 +Y2 +Z2 −2(Xi X+Yi Y+Zi Z) (1≦i≦4) この場合に、各GPS衛星Si の現在位置と受信点の位
置に関して、次式が成立する。
【0046】
【数2】 Xi 2 +Yi 2 +Zi 2 =ri 2 Xi =ri ・sin θi ・cos ψi Yi =ri ・sin θi ・sin ψi Zi =ri ・cos θi (1≦i≦4) X2 +Y2 +Z2 =r2 X=r・sin θ・cos ψ Y=r・sin θ・sin ψ Z=r・cos θ この数2式を数1式に代入すると、次式が得られる。
【0047】
【数3】 (di −C・Δt)2 =ri 2 +r2 −2ri r(sin θi ・cos ψi ・sin θ・cos ψ +sin θi ・sin ψi ・sin θ・sin ψ +cos θi ・cos θ) (1≦i≦4) 上述の数3式において、疑似距離di (1≦i≦4)は
ステップS708で算出されており、4種類のGPS衛
星Si の現在位置(θi 、ψi 、ri )(1≦i≦4)
はステップS707で軌道データとして抽出されてい
る。従って、数3式における未知数は、受信点の位置
(θ、ψ、r)と、受信点の基準時計が有する誤差時間
Δtの、合計4つである。
【0048】従って、ステップS709では、任意の4
つのGPS衛星Si からのデータに基づいて決定される
数3式で示される4元連立方程式が解かれることによっ
て、受信点の位置(θ、ψ、r)と、互いに同期してい
る各GPS衛星Si が内蔵する原子時計に対して受信点
の基準時計が有する誤差時間Δtとが算出され、そのう
ち、θ及びψが緯度・経度データとしてワークRAMに
記憶される。
【0049】次に、図7、図8、図9の動作フローチャ
ートの全体動作につき説明する。ステップS701は、
図6の表示位置演算部609の機能に対応する。ここで
は、データ処理部602内の特には図示しないワークR
AMの内容などがイニシャライズされる。特に、後述す
るワークRAM内のプリセットフラグがセットされる。
【0050】次に、ステップS702は、図6の表示位
置演算部609及び縮尺・基準地表示処理部611の機
能に対応する。ここでは、ユーザが、縮尺アップキー2
04と縮尺ダウンキー205(図2)を操作して、使用
する地図帳105の縮尺を設定したか否かが判定され
る。なお、この場合、LCD102での縮尺の表示も変
更される。ユーザがこの操作を行った後にプリセットキ
ー202(図2)を押すと、ステップS702の判定が
YESとなる。
【0051】更に、ステップS703も、図6の表示位
置演算部509及び縮尺・基準地表示処理部611の機
能に対応する。ここでは、入力された縮尺に対応する縮
尺データが、特には図示しないワークRAMに記憶さ
れ、同時に縮尺がLCD102に表示される。
【0052】その後、GPS衛星Si (1≦i≦4)か
らのC/Aコードに基づいて、前述したステップS70
4〜S709の処理により、受信点(現在地)の緯度・
経度データが算出される。
【0053】次に、図8のステップS710は、図6の
表示位置演算部609及び透過型表示処理部612の機
能に対応する。ここでは、ステップS709で算出され
た現在の受信点の近傍の基準地が基準地テーブル記憶部
610から読み出され、その基準地の名称がLCD10
2に表示される。図10に基準地テーブルのデータ構成
例を示す。基準地テーブルには、例えば日本全国又は特
定のエリア内の代表的な基準地のそれぞれについて、そ
の基準地の近傍の緯度・経度の範囲を示すデータと、基
準地の緯度・経度データとが記憶されている。ステップ
S710では、ステップS709で算出された現在の受
信点の緯度・経度データが、基準地テーブル内のどの基
準地に対応する緯度・経度の範囲に入るかが検索される
ことによって、該当する基準地の名称と緯度・経度デー
タが読み出される。
【0054】次に、ステップS711は、図6の表示位
置演算部609の機能に対応する。ここでは、ワークR
AMに記憶されているプリセットフラグがセットされて
いるか否かが判定される。
【0055】プリセットフラグは、図7のステップS7
01でセットされているため、始めは、ステップS71
1の判定はYESとなる。次に、ステップS712は、
図6の表示位置演算部609及び透過型表示処理部61
2の機能に対応する。ここでは、プリセット位置106
が透過型LCDパネル103(図1)の中央に表示させ
られる。
【0056】その後、ステップS715でユーザがプリ
セットキー202(図2)を押したと判定されるまで、
ユーザがカーソルキー201(図2)によってプリセッ
ト位置106を変更したか否かを判定するステップS7
13の処理が繰返し実行される。ステップS713は、
図6の表示位置演算部609の機能に対応する。
【0057】ユーザがカーソルキー201(図2)によ
ってプリセット位置106を変更すると、ステップS7
13の判定がYESとなり、ステップS714で、その
変更操作に応じて透過型LCDパネル103上でのプリ
セット位置106の表示位置が変更される。ステップS
714は、図6の表示位置演算部609及び透過型表示
処理部612の機能に対応する。
【0058】その後、再びステップS713の判定処理
に戻る。ユーザがプリセットキー202を押すとステッ
プS715の判定がYESとなる。この結果、ステップ
S716で、プリセット位置106に対応する透過型L
CDパネル103上の表示位置と、ステップS710で
基準地テーブルから読み出されたプリセット位置106
に対応する基準地の緯度・経度データが、特には図示し
ないワークRAMに記憶される。その後、ステップS7
17でプリセットフラグがリセットされる。ステップS
715、S716、S717は、図6の表示位置演算部
609の機能に対応する。
【0059】これ以後は、ユーザが再びプリセット動作
を行わない限り、プリセットフラグはリセットされたま
まとなるため、ステップS711の判定はNOとなり、
ステップS712〜S717はスキップされる。
【0060】そして、GPS衛星Si (1≦i≦4)か
らC/Aコードが受信される毎に、前述した図7のステ
ップS704〜S709の処理と、図8のステップS7
10の現在の受信点に対応する基準地を基準地テーブル
から検索してLCD102に表示する処理と、次に説明
する図9のステップS718〜S725の処理が繰り返
し実行され、受信点(現在地)に対応するドット104
が透過型LCDパネル103上に表示される。
【0061】即ち、まず、ステップS718は、図6の
表示位置演算部609の機能に対応する。ここでは、図
7のステップS704〜S709の処理で算出されワー
クRAMに記憶されている受信点の緯度・経度データ
と、ワークRAMに記憶しているプリセット位置106
に対応する基準地の緯度・経度データ及びプリセット位
置106の透過型LCDパネル103上での表示位置デ
ータ、及びワークRAMに記憶されている縮尺データを
用いて、透過型LCDパネル103上での受信点(現在
地)に対応するドット104の表示位置が算出される。
そして、この算出位置が、透過型LCDパネル103の
枠内に入っているか否かが判定される。
【0062】この判定がYESなら、ステップS719
で、透過型LCDパネル103上のステップS718で
算出された表示位置に、ドット104が表示される(図
5の(b) 参照)。ステップS719は、図6の透過型表
示処理部612の機能に対応する。
【0063】一方、受信点に対応するドット104の表
示位置が透過型LCDパネル103の外に出てしまい、
ステップS718の判定がNOとなった場合には、ステ
ップS720で、透過型LCDパネル103から外れた
受信点の方向が、透過型LCDパネル103上で矢印と
して表示される(図5の(c) 参照)。このステップS7
20も、図6の透過型表示処理部612の機能に対応す
る。
【0064】次に、ステップS721は、図6の表示位
置演算部609の機能に対応する。ここでは、ユーザに
よって図2のリセットキー203が押されたか否かが判
定される。
【0065】この判定がYESの場合には、ステップS
722で、透過型LCDパネル103上でのプリセット
位置106とドット104の表示が消去され、ステップ
S723でプリセットフラグがセットされた後、図8の
ステップS711の処理にジャンプし、ステップS71
1の判定がYESとなることにより、ユーザに再びプリ
セット位置106を入力させるように動作する。ステッ
プS722は、図6の透過型表示処理部612の機能に
対応し、ステップS723は、図6の表示位置演算部6
09の機能に対応する。
【0066】ステップS721の判定がNOなら、ステ
ップS724で、ユーザによって図2の縮尺アップキー
204又は縮尺ダウンキー205が操作された後にプリ
セットキー202が押されることにより、縮尺が変更さ
れたか否かが判定される。ステップS724は、図6の
表示位置演算部609の機能に対応する。
【0067】この判定がYESの場合には、ステップS
725で、ユーザにより変更された縮尺に対応する縮尺
データが、特には図示しないワークRAMに記憶される
と共に、その変更された縮尺がLCD102に表示され
る。ステップS725は、図6の表示位置演算部609
及び縮尺表示処理部611の機能に対応する。
【0068】その後、ステップS718の処理にジャン
プし、変更された縮尺に応じて新たなドット104の位
置が計算し直される。ステップS724の判定がNOの
場合には、図7のステップS704の処理にジャンプ
し、GPS衛星Si (1≦i≦4)から次のC/Aコー
ドが受信されることにより、図7のステップS704〜
S709の処理と、図8のステップS710、及び図9
のステップS718〜S725の処理が繰り返し実行さ
れ、受信点(現在地)に対応するドット104が透過型
LCDパネル103上に表示される。
【0069】上述の実施例では、ユーザは、プリセット
位置106の入力時には、図2のカーソルキー201に
よってプリセット位置106の表示位置を移動させるよ
うにしたが、例えば透過型LCDパネル103にタッチ
パネルの機能を持たせ、透過型LCDパネル103上で
プリセット位置106をタッチにより指定するようにし
てもよい。
【0070】また、以上説明した実施例では、GPS衛
星からの電波に基づいて現在位置を算出するように構成
されているが、現在位置は、例えば将来整備が予想され
るビーコンを用いたものや、公衆のFM放送電波を用い
たものなど、他の方式によって算出するように構成され
てもよい。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、使用する地図帳に対し
て、縮尺を入力し、また、表示されている基準地の名称
に対応するプリセット位置を入力することにより、市販
の地図帳を使用して、位置情報を正確に認識することが
可能となる。
【0072】また、算出される位置情報に対応する表示
位置が透過型表示手段の外に出てしまった場合には、そ
のはみ出した方向が透過型表示手段に表示させられるこ
とにより、次に参照すべき地図帳の位置を認識すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の外観図である。
【図2】前面パネルの構成図である。
【図3】縮尺表示の例を示した図である。
【図4】地図帳の例を示した図である。
【図5】実施例の動作説明図である。
【図6】GPS受信装置の構成図である。
【図7】実施例の動作フローチャート(その1)であ
る。
【図8】実施例の動作フローチャート(その2)であ
る。
【図9】実施例の動作フローチャート(その3)であ
る。
【図10】基準地テーブルの例を示した図である。 101 GPS受信装置 102 LCD 103 透過型LCDパネル 104 ドット 105 地図帳 106 プリセット位置 107 IC−ROMカード 108 スロット 201 カーソルキー 202 プリセットキー 203 リセットキー 204 縮尺アップキー 205 縮尺ダウンキー 601 受信部 602 データ処理部 603 高周波増幅回路 604 周波数変換/増幅回路 605 スペクトル逆拡散/復調回路 606 軌道データ収集部 607 距離測定部 608 位置計算部 609 表示位置演算部 610 基準地テーブル記憶部 611 縮尺・基準地表示処理部 612 透過型表示処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過型表示手段と、 該透過型表示手段を重ねて置く地図帳の縮尺を入力する
    縮尺入力手段と、 任意の地点の位置情報を算出する位置情報算出手段と、 複数の基準地のそれぞれについて、該基準地の名称と、
    該基準地が含まれる範囲を示す範囲情報と、該基準地の
    位置を示す位置情報とを記憶した基準地情報記憶手段
    と、 前記位置情報算出手段によって算出される前記位置情報
    を用いて前記基準地情報記憶手段を参照することによっ
    て、現在の前記位置情報が範囲として含まれる前記基準
    地の名称と位置情報を算出する基準地算出手段と、 該基準地算出手段によって算出された基準地の名称を表
    示する基準地名称表示手段と、 前記地図帳に重ねて置かれた前記透過型表示手段上で、
    前記基準地名称表示手段が表示する基準地を、プリセッ
    ト位置として指定するプリセット位置指定手段と、 該プリセット位置指定手段により指定された前記プリセ
    ット位置に対応する前記透過型表示手段上の表示位置を
    示す情報と、前記基準地算出手段が算出している前記基
    準地の位置情報とを、プリセット位置情報として記憶す
    るプリセット位置情報記憶手段と、 前記位置情報算出手段により順次算出される前記位置情
    報と、前記プリセット位置情報とに基づいて、前記透過
    型表示手段に対して、前記算出された位置情報に対応す
    る表示位置に表示指示を行う表示制御手段と、 を有することを特徴とする地図ガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記算出された位
    置情報に対応する表示位置が、前記透過型表示手段の表
    示範囲からはみ出した場合に、前記透過型表示手段に、
    前記算出された位置情報に対応する表示位置がはみ出し
    た方向を表示させる、 ことを特徴とする請求項1に記載の地図ガイド装置。
  3. 【請求項3】 位置情報算出手段は、衛星からの電波に
    基づいて該電波の受信点の位置情報を算出する、 ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の
    地図ガイド装置。
JP22025793A 1993-09-03 1993-09-03 地図ガイド装置 Withdrawn JPH0771971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22025793A JPH0771971A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 地図ガイド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22025793A JPH0771971A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 地図ガイド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0771971A true JPH0771971A (ja) 1995-03-17

Family

ID=16748354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22025793A Withdrawn JPH0771971A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 地図ガイド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0771971A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU645114B2 (en) Cellular position locating system
JP2609292B2 (ja) Gps測位装置
EP1760430B1 (en) Geographic data collecting system
JP2000098880A (ja) 位置表示制御装置、位置表示制御方法及び記録媒体
US6694254B2 (en) Map display
JPH03137673A (ja) 移動体用ナビゲーション装置
JPH10197277A (ja) 方向指示装置、方向指示方法、道案内システムおよび道案内方法
JPH1031061A (ja) 位置検出装置
JPH1194923A (ja) 移動端末及びその測位方法
WO1995021386A1 (en) Handheld gps/dgps receiver/computer
JPH0771969A (ja) 地図ガイド装置
JPH0771971A (ja) 地図ガイド装置
JPH0771970A (ja) 書籍ガイド装置
JPH0894732A (ja) 表示装置
JP2002277526A (ja) Gps受信機及びこれを備える携帯情報端末
JPS63187176A (ja) ナビゲ−シヨンシステム
JP2673755B2 (ja) Gps測位システム
JPH02206900A (ja) 移動体ナビゲーションシステム
JP2860621B2 (ja) Gps測位装置
JP2010217004A (ja) 電子機器および電子機器の制御方法
JP2642979B2 (ja) 移動体ナビゲーションシステム
JP2872881B2 (ja) 交信距離方位計測装置
JP2009193083A (ja) 地図表示装置及び地図表示方法
JP3609017B2 (ja) 通信システム
JP2870619B2 (ja) Gps受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001107