JPH07719Y2 - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JPH07719Y2
JPH07719Y2 JP1986007147U JP714786U JPH07719Y2 JP H07719 Y2 JPH07719 Y2 JP H07719Y2 JP 1986007147 U JP1986007147 U JP 1986007147U JP 714786 U JP714786 U JP 714786U JP H07719 Y2 JPH07719 Y2 JP H07719Y2
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JP
Japan
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bearing
pump
pump shaft
tip
bearing surface
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JP1986007147U
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JPS62119497U (ja
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博 神吉
泰一 稲垣
孝 川上
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、LNG(液化天然ガス)基地等で使用されるLNG
ポンプ及び低粘度液体(液体水素、LPG、ガソリン、高
温水等)を取扱うポンプに関し、更に詳細には、この種
ポンプに発生する荷重を十分に支え、潤滑膜を確保し、
その特性により不安定振動を防止するようにしたポンプ
に関する。
従来の技術 従来のポンプの一例として、第6図に従来の典型的なLN
Gポンプの構造例を示し、これについて述べる。
このポンプでは、ポンプ軸1の先端にキャビテーション
防止用のインデューサ2が付いており、羽根車3の入口
部にはウェアリング4とよばれるシールが付いている。
そして、この羽根車3と次の羽根車3との間にはポンプ
軸受5が設置されている。液はケーシング21の最下端の
吸込口22から入り、2段の羽根車3で昇圧されて吐出口
10から出てゆく。
また、もれ防止とスラストバランスのために、バランス
ピストン6がポンプ軸1の略中央に設けられている。動
力は上部のモータロータ8から伝達される。モータロー
タ8の上下部において、ポンプ軸1はモータベアリング
7で支えられている。また、モータステータ9がケーシ
ング21に取付けられている。そして、ポンプ先端軸受11
がポンプ軸受5の補強のために時として使用される。
考案が解決しようとする課題 第6図に示す従来のポンプ構造の場合、LNG等の低粘度
液体を用いると、通常の軸受は非常に負荷容量(すべり
軸受が潤滑膜を保持しながら支えられる荷重)が小さい
ため、組立誤差やポンプ自身から発生する荷重に対し、
十分な潤滑膜を維持できず、徐々に軸受が摩耗する。軸
受が摩耗すると、軸系を支える剛性が下るため振動数低
下を招き、時として過大振動(不安定振動)が発生す
る。振動が発生すると余分な荷重が軸受にかかるため、
摩耗が増々進行し、ついに運転できなくなる。
このように、軸受の負荷容量不足がトラブルの原因とな
るため、負荷容量の増大が望ましい。ところが、通常の
軸受では負荷容量は、 で決まる。
ここで、μ:潤滑材の粘性係数、N:回転数、R:軸の半
径、C:軸受すきま、L:軸受幅、D:軸の直径、W:軸受荷重
である。
従って、LNGポンプで使う軸受では、粘度が低いため
に、通常の油軸受の1/50程度の負荷容量しか持たない。
また、LNGポンプは温度が低いために、すきまを小さく
することが出来ないので、さらに負荷容量は小さくな
り、通常の設計の1/200程度の負荷容量しか持ち得な
い。
本考案は、このような従来技術の課題を解決するために
なされたもので、LNGなどの低粘度液体を取扱うポンプ
に発生する荷重を十分に支え、潤滑膜を確保し、その特
性により不安定振動を防止すると共に、軸受摩耗時にも
負荷容量が大幅に低下せず、十分な荷重を支えることが
でき、ばね定数の低下も少なく、このため長期にわたり
安定した運転を続行することが可能なポンプを提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本考案は、LNGなどの低
粘度液体を取扱うポンプにおいて、作動流体を潤滑油と
して用いるポンプ軸の先端軸受としてポンプ高圧側から
の高圧液が導入される静圧軸受を設け、この静圧軸受は
ポンプ軸の先端を軸方向に沿って平行に囲繞する円筒形
の平らな軸受面を有し、この軸受面の中間部分には軸受
面を分断すると共にポンプ軸の周りに延びて前記高圧液
を導く環状溝を有し、この環状溝の壁はポンプ軸の軸線
に対して垂直に延びて前記軸受面に直角に連なるように
したものである。
作用 上記の手段によれば、ポンプ軸の先端軸受はいわゆる円
筒形静圧軸受であって、この軸受に導かれた高圧液によ
り、軸受は、大きな負荷容量とばね定数{軸の偏心に対
する復元力の勾配(潤滑膜の作用)}減衰定数{軸の振
動に対する抵抗力の係数(潤滑膜の作用)}を持つこと
ができ、ポンプに発生する荷重を十分に支え、潤滑膜を
確保出来るため、不安定振動を防止することができる。
また、軸受摩耗時にも負荷容量が大幅に低下せず、十分
な荷重を支えることができ、ばね定数の低下も少なく、
このため長期にわたり安定した運転を続行することが可
能となる。
実施例 以下第1図〜第5図を参照して本考案の実施例について
詳細に説明する。
本考案は、第1図に示すように、LNGなどの低粘度液体
を取扱うポンプにおいて、ポンプ軸1の先端を支持する
軸受、すなわちポンプ先端軸受11の改善に係るものであ
り、このポンプ先端軸受11は軸受支え14を介して設けら
れて、ポンプの高圧側である吐出口10の付近より取り出
した高圧液が給液管16を通して導入されるようになって
いる。この高圧液の圧力が十分過ぎる場合には、中間段
から高圧液を導くようにすることもできる。
なお、第1図においてその他の構成は第6図に示した従
来例のものと同一であるので、同一の部分には同一の符
号を付して重複する説明は省略する。
第2a図及び第2b図は上記のポンプ先端軸受11の詳細を示
す。これらの図に示されるように、ポンプ先端軸受11
は、いわゆる円筒形静圧軸受であって、ポンプ軸1の先
端を軸方向に沿って平行に囲繞する円筒形の平らな軸受
面12′を有する軸受メタル12を包含する。また、軸受面
12′の中間部分には、軸受面12′を分断すると共にポン
プ軸1の周りに延びる環状溝17aが設けられている。こ
の環状溝17aの壁は、ポンプ軸1の軸線に対して垂直に
延びて軸受面12′に直角に連なっている。そして、この
環状溝17aには前述した給液管16を通して高圧液が導入
されるものであって、本実施例によれば、エルボ16′、
軸受支え14内に設けた給液通路15、支持環13に設けた環
状溝17b及び軸受メタル12に設けた複数の連通孔23を通
して環状溝17aに導入されるようになっており、これに
より高圧液がポンプ軸1と軸受面12′との間のすきまに
流れ、潤滑する。
この場合、以上述べた構成の円筒形静圧軸受(ポンプ先
端軸受)11では、軸受面12′に形成した環状溝17aの壁
が該軸受面12′に連らなる角部にアール部分がないた
め、第5図の(a)、(b)及び(c)に示されるよう
に、ロマルキン効果と呼ばれる復元力が生ずる。すなわ
ち、環状溝17a内の圧力をP1とし、軸受メタル12の外側
の圧力をP0とすると、この第5図の(a)及び(b)に
点線で示すごとく、ポンプ軸1が下に動くと、流速が変
化し、入口ロスが変化して軸受内に復元力が生ずる。
第3図に、本考案によるポンプで用いられる円筒形静圧
軸受と従来のポンプで用いられていた軸受との軸受負荷
容量の比較を示す。第3図中、設計すきまとは、軸と軸
受が同心状態にある場合のすきまである。このすきまは
第4図に示すが、第4図中、20は最小すきま、21は潤滑
膜、22は偏心量、23は荷重を示す。
第3図から明らかなように、第1図、第2a、2b図に示し
た本考案による円筒形静圧軸受を採用することにより、
軸受の負荷容量は飛躍的に向上し、ばね定数も大きくな
る。また、同図からわかるように、軸受が仮に摩耗して
ポンプ軸と軸受メタルとのすきまが2倍になった場合で
も通常の軸受が摩耗したときのように、負荷容量が大幅
に低下せず、十分な荷重を支えることができ、ばね定数
の低下も少ないため、長期わたり安定した運転を続行す
ることが可能となる。
考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、LNGなどの低粘度
液体を取扱うポンプにおいて、作動流体を潤滑油として
用いるポンプ軸の先端軸受としてポンプ高圧側からの高
圧液が導入される円筒形静圧軸受を用いることにより、
LNGなどの低粘度液体を取扱うポンプに発生する荷重を
十分に支え、潤滑膜を確保し、その特性により不安定振
動を防止すると共に、軸受摩耗時にも負荷容量が大幅に
低下せず、十分な荷重を支えることができ、ばね定数の
低下も少なく、このため長期にわたり安定した運転を続
行することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるポンプの一実施例を示す全体の縦
断面図、第2a図は第1図中のポンプ先端軸受部分を拡大
して詳細に示す縦断面図、第2b図はその横断面図、第3
図は本考案によるポンプで用いられる円筒形静圧軸受と
従来のポンプで用いられている軸受との軸受負荷容量の
比較を示す図、第4図はポンプ軸と軸受メタルとの間の
すきま及び潤滑膜を示す説明図、第5図(a)、(b)
及び(c)は円筒形静圧軸受にて復元力が生じる原理を
説明するための図、第6図は従来のポンプを示す全体の
縦断面図である。 1……ポンプ軸、2……インデューザ、3……羽根車、
4……ウェアリング、5……ポンプ軸受、6……バラン
スピストン、7……モータベアリング、8……モータロ
ータ、9……モータステータ、10……吐出口、11……ポ
ンプ先端軸受(円筒形静圧軸受)、12……軸受メタル、
12′……軸受面、13……支持環、14……軸受支え、15…
…給液通路、16……給液層、16′……エルボ、17a,17b
……環状溝、21……ケーシング、22……吸込口、23……
連通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川上 孝 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (56)参考文献 特開 昭58−192997(JP,A) 特開 昭59−65597(JP,A) 特開 昭59−103021(JP,A) 特公 昭46−6924(JP,B1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】LNGなどの低粘度液体を取扱うポンプにお
    いて、作動流体を潤滑油として用いるポンプ軸の先端軸
    受としてポンプ高圧側からの高圧液が導入される静圧軸
    受を設け、この静圧軸受はポンプ軸の先端を軸方向に沿
    って平行に囲繞する円筒形の平らな軸受面を有し、この
    軸受面の中間部分には軸受面を分断すると共にポンプ軸
    の周りに延びて前記高圧液を導く環状溝を有し、この環
    状溝の壁はポンプ軸の軸線に対して垂直に延びて前記軸
    受面に直角に連なることを特徴とするポンプ。
JP1986007147U 1986-01-23 1986-01-23 ポンプ Expired - Lifetime JPH07719Y2 (ja)

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JPS62119497U JPS62119497U (ja) 1987-07-29
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