JPH0772180B2 - 5−ベンジルヒダントインの製造方法 - Google Patents
5−ベンジルヒダントインの製造方法Info
- Publication number
- JPH0772180B2 JPH0772180B2 JP60007430A JP743085A JPH0772180B2 JP H0772180 B2 JPH0772180 B2 JP H0772180B2 JP 60007430 A JP60007430 A JP 60007430A JP 743085 A JP743085 A JP 743085A JP H0772180 B2 JPH0772180 B2 JP H0772180B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- benzylhydantoin
- benzylidenehydantoin
- hydrogen
- mol
- catalyst
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 イ.作業上の利用分野 本発明は5−ベンジルヒダントインの製造方法に関する
ものである。
ものである。
5−ベンジルヒダントインは各種有用化合物の合成中間
体として重要な化合物である。例えば、アルカリ加水分
解することにより、医薬・食品に有用なDL−フェニルア
ラニンを得ることができる。
体として重要な化合物である。例えば、アルカリ加水分
解することにより、医薬・食品に有用なDL−フェニルア
ラニンを得ることができる。
ロ.従来の技術及び問題点 5−ベンジルヒダントインの従来の合成法としては、 (1) フェニルアセトアルデヒド、青化ソーダ、重炭
酸アンモニウムを原料とするBucherer法。(特公昭50-5
702) (2) ベンズアルデヒドとヒダントインを脱水縮合さ
せて、5−ベンジリデンヒダントインを得、次いで還元
して5−ベンジルヒダントインを得る方法。
酸アンモニウムを原料とするBucherer法。(特公昭50-5
702) (2) ベンズアルデヒドとヒダントインを脱水縮合さ
せて、5−ベンジリデンヒダントインを得、次いで還元
して5−ベンジルヒダントインを得る方法。
等の方法が知られている。
(1)のBucherer法は、原料のフェニルアセトアルデヒ
ドが高価であるうえに不安定であり、反応中に重合物質
が生成し、しかも粗製品は精製が必要である上、精製が
困難である等、工業的に不利な点が多い。
ドが高価であるうえに不安定であり、反応中に重合物質
が生成し、しかも粗製品は精製が必要である上、精製が
困難である等、工業的に不利な点が多い。
これに対し、(2)の方法は、工業的に安価なベンズア
ルデヒド、ヒダントインを原料とし、しかも高純度、高
品質で5−ベンジリデンヒダントインが容易に得られる
という点で有利な方法である。
ルデヒド、ヒダントインを原料とし、しかも高純度、高
品質で5−ベンジリデンヒダントインが容易に得られる
という点で有利な方法である。
5−ベンジリデンヒダントインの還元方法としては、 (ア) アルカリ性溶媒中で電解還元する方法(I.G.Ki
celeua:Elektrokhimiya,12,902−6(19-76)) (イ) ラネーニッケルを触媒として高圧水添する方法
(USP 2,479,065(1941)) 等が知られているが、(ア)の方法では5−ベンジリデ
ンヒダントインのアルカリ分解が避けられず、収率が高
々90%止まりであり、(イ)の方法は700気圧余りの高
圧を要する上、触媒量も多く、設備的・経済的に不利で
ある、という不備な点を有していた。
celeua:Elektrokhimiya,12,902−6(19-76)) (イ) ラネーニッケルを触媒として高圧水添する方法
(USP 2,479,065(1941)) 等が知られているが、(ア)の方法では5−ベンジリデ
ンヒダントインのアルカリ分解が避けられず、収率が高
々90%止まりであり、(イ)の方法は700気圧余りの高
圧を要する上、触媒量も多く、設備的・経済的に不利で
ある、という不備な点を有していた。
ハ.問題点を解決するための手段 本発明者らは、鋭意検討の結果、活性炭を担体としたパ
ラジウムを触媒とすることにより、5−ベンジリデンヒ
ダントインに対し0.2〜2wt%の触媒量、5〜15kg/cm2の
圧力下で定量的に5−ベンジルヒダントインが得られる
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
ラジウムを触媒とすることにより、5−ベンジリデンヒ
ダントインに対し0.2〜2wt%の触媒量、5〜15kg/cm2の
圧力下で定量的に5−ベンジルヒダントインが得られる
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明に使用する触媒は活性炭を担体とするパラジウム
であり、パラジウム担持量は2〜10%、好ましくは5%
程度がよい。また、含水品であっても、乾燥品であって
もよい。
であり、パラジウム担持量は2〜10%、好ましくは5%
程度がよい。また、含水品であっても、乾燥品であって
もよい。
触媒量としては、5−ベンジリデンヒダントインに対し
0.2〜2wt%、好ましくは0.5〜5wt%である。これ以上だ
と経済的に不利であり、逆に少ないと十分な反応速度が
得られず実用的でない。
0.2〜2wt%、好ましくは0.5〜5wt%である。これ以上だ
と経済的に不利であり、逆に少ないと十分な反応速度が
得られず実用的でない。
水素圧は5〜15kg/cm2がよく、好ましくは8〜10kg/cm2
である。圧力が高すぎると、芳香環の水添等により5−
ベンジルヒダントインの選択率が低下し、逆に低すぎる
と十分な反応速度が得られない。
である。圧力が高すぎると、芳香環の水添等により5−
ベンジルヒダントインの選択率が低下し、逆に低すぎる
と十分な反応速度が得られない。
反応温度は80〜120℃、好ましくは、90〜110℃である。
温度が高いと、5−ベンジルヒダントインの選択率の低
下を招き、逆に低いと、十分な反応速度が得られない。
温度が高いと、5−ベンジルヒダントインの選択率の低
下を招き、逆に低いと、十分な反応速度が得られない。
溶媒としてはアルコール類が用いられ、例えば、メタノ
ール、エタノール等のアルコール類が挙げられる。水の
添加は5−ベンジリデンヒダントインの溶解度を下げる
ので余り好ましくない。
ール、エタノール等のアルコール類が挙げられる。水の
添加は5−ベンジリデンヒダントインの溶解度を下げる
ので余り好ましくない。
5−ベンジリデンヒダントインの濃度は5〜30wt%、好
ましくは10〜20wt%である。濃度が低いと生産の効率が
悪く、逆に高すぎるとスラリー濃度が大きくなり、操作
上困難である。
ましくは10〜20wt%である。濃度が低いと生産の効率が
悪く、逆に高すぎるとスラリー濃度が大きくなり、操作
上困難である。
反応時間は0.5〜3時間、好ましくは1〜2時間であ
る。長すぎると5−ベンジリデンヒダントインが更に水
添され収率の低下を招く。
る。長すぎると5−ベンジリデンヒダントインが更に水
添され収率の低下を招く。
ニ.実施例 以下、実施例において本発明について更に具体的に説明
する。但し、これらは単なる例示であり、本発明はこれ
らの例に何ら制限を受けない。
する。但し、これらは単なる例示であり、本発明はこれ
らの例に何ら制限を受けない。
実施例1 5−ベンジリデンヒダントイン7.52g(0.040mol)、メ
タノール50ml、及び5%Pd/C 0.075gを、撹はん機を備
えた100mlオートクレーヴ(sus316)に仕込み、系内を
窒素及び水素でそれぞれ2回洗浄した後、水素を8kg/cm
2封入し、昇温した。90℃にて1時間反応させたとこ
ろ、5−ベンジルヒダントインが7.57g(0.0398mol)生
成していた。5−ベンジリデンヒダントイン基準の収率
99.6%であった。
タノール50ml、及び5%Pd/C 0.075gを、撹はん機を備
えた100mlオートクレーヴ(sus316)に仕込み、系内を
窒素及び水素でそれぞれ2回洗浄した後、水素を8kg/cm
2封入し、昇温した。90℃にて1時間反応させたとこ
ろ、5−ベンジルヒダントインが7.57g(0.0398mol)生
成していた。5−ベンジリデンヒダントイン基準の収率
99.6%であった。
実施例2 5−ベンジリデンヒダントイン7.52g(0.040mol)、エ
タノール50ml、及び5%Pd/C 0.040gを、撹はん機を備
えた100mlオートクレーヴ(sus316)に仕込み、系内を
窒素及び水素でそれぞれ2回洗浄した後、水素を10kg/c
m2封入し、昇温した。100℃にて1.5時間反応させたとこ
ろ、5−ベンジルヒダントインが7.52g(0.0396mol)生
成していた。5−ベンジリデンヒダントイン基準の収率
98.9%であった。
タノール50ml、及び5%Pd/C 0.040gを、撹はん機を備
えた100mlオートクレーヴ(sus316)に仕込み、系内を
窒素及び水素でそれぞれ2回洗浄した後、水素を10kg/c
m2封入し、昇温した。100℃にて1.5時間反応させたとこ
ろ、5−ベンジルヒダントインが7.52g(0.0396mol)生
成していた。5−ベンジリデンヒダントイン基準の収率
98.9%であった。
比較例1 5−ベンイリデンヒダントイン7.52g(0.040mol)、メ
タノール50ml、及び5%Pd/C 0.010gを、撹はん機を備
えた100mlオートクレーヴ(sus316)に仕込み、系内を
窒素及び水素でそれぞれ2回洗浄した後、水素を10kg/c
m2封入し、昇温した。90℃にて3.5時間反応させたとこ
ろ、5−ベンジルヒダントインが5.09g(0.0268mol)生
成していた。5−ベンジリデンヒダントイン基準の収率
67.0%であった。
タノール50ml、及び5%Pd/C 0.010gを、撹はん機を備
えた100mlオートクレーヴ(sus316)に仕込み、系内を
窒素及び水素でそれぞれ2回洗浄した後、水素を10kg/c
m2封入し、昇温した。90℃にて3.5時間反応させたとこ
ろ、5−ベンジルヒダントインが5.09g(0.0268mol)生
成していた。5−ベンジリデンヒダントイン基準の収率
67.0%であった。
比較例2 5−ベンジリデンヒダントイン7.52g(0.040mol)、メ
タノール50ml、及び5%Pd/C 0.075gを、撹はん機を備
えた100mlオートクレーヴ(sus316)に仕込み、系内を
窒素及び水素でそれぞれ2回洗浄した後、水素を8kg/cm
2封入し、昇温した。150℃にて1時間反応させたとこ
ろ、5−ベンジルヒダントインが6.47g(0.0340mol)生
成していた。5−ベンジリデンヒダントイン基準の収率
85.1%であった。
タノール50ml、及び5%Pd/C 0.075gを、撹はん機を備
えた100mlオートクレーヴ(sus316)に仕込み、系内を
窒素及び水素でそれぞれ2回洗浄した後、水素を8kg/cm
2封入し、昇温した。150℃にて1時間反応させたとこ
ろ、5−ベンジルヒダントインが6.47g(0.0340mol)生
成していた。5−ベンジリデンヒダントイン基準の収率
85.1%であった。
Claims (1)
- 【請求項1】5−ベンジリデンヒダントインを、5−ベ
ンジリデンヒダントインに対し、0.2〜2wt%の活性炭を
担体としたパラジウムを触媒として、アルコール類を溶
媒に80〜120℃、5〜15kg/cm2の水素圧にて水添するこ
とを特徴とする5−ベンジルヒダントインの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60007430A JPH0772180B2 (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 5−ベンジルヒダントインの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60007430A JPH0772180B2 (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 5−ベンジルヒダントインの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61167669A JPS61167669A (ja) | 1986-07-29 |
| JPH0772180B2 true JPH0772180B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=11665645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60007430A Expired - Lifetime JPH0772180B2 (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 5−ベンジルヒダントインの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772180B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2479065A (en) | 1945-09-06 | 1949-08-16 | Du Pont | Preparation of 5-benzylhydantoin |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2276665A1 (fr) * | 1974-06-26 | 1976-01-23 | Kraftwerk Union Ag | Installation de reacteur nucleaire avec dispositif de securite en cas de defaillance de la conduite de vapeur vive |
| JPS59161326A (ja) * | 1983-03-01 | 1984-09-12 | Toyo Eng Corp | アセトアルデヒドの製造法 |
-
1985
- 1985-01-21 JP JP60007430A patent/JPH0772180B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2479065A (en) | 1945-09-06 | 1949-08-16 | Du Pont | Preparation of 5-benzylhydantoin |
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 日本化学会編「新実験化学講座第15巻−酸化と還元[2−」(昭52−2−20)丸善株式会社,第423頁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61167669A (ja) | 1986-07-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |