JPH0772204A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH0772204A
JPH0772204A JP5220006A JP22000693A JPH0772204A JP H0772204 A JPH0772204 A JP H0772204A JP 5220006 A JP5220006 A JP 5220006A JP 22000693 A JP22000693 A JP 22000693A JP H0772204 A JPH0772204 A JP H0772204A
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JP
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output
signal
test
input
lsi
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JP5220006A
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Masahiko Hiyouzou
正彦 兵三
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作テストにおいて、信号レベルが同時に変
化する出力データ信号の数を低減し、テスト対象の半導
体集積回路の誤動作および良否判定の誤りを低減させ
る。 【構成】 LSI1において、LSI内部回路2から出
力されるデータ信号が出力バッファ31,32,33に
与えられる。出力バッファ31,32,33のそれぞれ
は、与えられたデータ信号に応答して出力データ信号を
出力する。出力バッファ31,32,33のそれぞれに
対応してテスト用制御回路310,320,330が設
けられる。動作テスト時において、テスト用リセット入
力ピン91およびテスト用クロック入力ピン92からテ
スト用リセット信号trおよびテスト用クロック信号t
cが入力される。これらの信号に基づいて、テスト用制
御回路310〜330は出力バッファ31〜33の出力
状態を一旦高インピーダンス状態とした後、出力バッフ
ァ31〜33を順次スルー状態とする制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路に関
し、特に、外部入力信号に応答する外部出力信号の判定
に基づく動作テストが行なわれる半導体集積回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の半導体集積回路(以下L
SIと称する)の基本構成の一例を示す模式的回路図で
ある。図8を参照して、LSI102は、LSI内部回
路2および出力バッファ31,32,33を含む。LS
I102には、電源ピン4、クロック入力ピン5、デー
タ入力ピン6,6,6、出力ピン71,72,73およ
びグランドピン8が設けられる。
【0003】電源ピン4は電源電位を受け、グランドピ
ン8は接地電位を受ける。クロック入力ピン5は、外部
クロック信号であるクロック信号を受ける。データ入力
ピン6,6,6のそれぞれは、外部入力データ信号であ
る入力データ信号を受ける。出力ピン71,72,73
のそれぞれからLSI102の外部に外部出力データ信
号である出力データ信号が出力される。
【0004】データ処理手段であるLSI内部回路2
は、電源ピン4から電源電位を受けるとともにグランド
ピン8から接地電位を受ける。さらに、LSI内部回路
2は、クロック入力ピン5からクロック信号を受け、デ
ータ入力ピン6,6,6のそれぞれから入力データ信号
を受ける。
【0005】動作において、LSI内部回路2は、クロ
ック信号が入力されるごとに入力データ信号を取り込
む。そして、LSI内部回路2は、所定の信号処理を行
なって、その処理結果としてのデータ信号を出力バッフ
ァ31,32,33のそれぞれに与える。
【0006】出力バッファ31,32,33のそれぞれ
は、電源ピン4から電源電位を受けるとともにグランド
ピン8から接地電位を受けて動作する。その動作におい
て、出力バッファ31,32,33のそれぞれは、与え
られたデータ信号の電流駆動能力を増幅し、その結果と
しての出力データ信号を出力ピン71,72,73に与
える。
【0007】これにより、出力バッファ31からの出力
データ信号が出力ピン71を介して外部に出力される。
出力ピン32からの出力データ信号が出力ピン72を介
して外部に出力される。出力バッファ33からの出力デ
ータ信号が出力ピン73を介して外部に出力される。
【0008】このようなLSI102においては、LS
Iテスタを用いた動作テストが行なわれる。その動作テ
ストにおいては、クロック入力ピン4からテストのため
のクロック信号が入力されるとともにデータ入力ピン
6,6,6からテストのための入力データ信号が入力さ
れ、これらの入力信号に応答して出力ピン71,72,
73のそれぞれから出力される出力データ信号が正常で
あるか否かがLSIテスタによって判定される。
【0009】以下に、その動作テストについて詳細に説
明する。まず、動作テスト時の環境について説明する。
動作テストは、LSIテスタとテスト対象のLSIとを
テストボードを介して接続した装置により行なわれる。
図9は、LSIテスタを用いたテストを行なう装置の模
式的回路図である。
【0010】図9を参照して、LSIテスタは、電源ユ
ニット15、グランドユニット16およびコンパレータ
170を含む。電源ユニット15は、テスト用の電源電
位を発生させる。グランドユニット16は、テスト用の
接地電位を発生させる。コンパレータ170は、LSI
1から出力される出力データ信号が正常であるか否かを
判定するための回路であり、図9においては、このコン
パレータ170を表わすものとして、コンパレータ17
0により形成される静電容量17,17,17が示され
る。
【0011】テストボード11は、電源配線12、グラ
ンド配線13および信号配線14,14,14を含む。
電源配線12は、一端が電源ユニット15に接続され
る。グランド配線13は、一端がグランドユニット16
に接続される。信号配線14,14,14のそれぞれの
一端が静電容量17,17,17のそれぞれに接続され
る。
【0012】テスト対象のLSI102は、テストボー
ド11に取付けられる。この場合、電源ピン4が電源配
線12に接続され、グランドピン8がグランド配線13
に接続され、出力ピン71,72,73が信号配線1
4,14,14に接続される。
【0013】このような構成により、テスト対象のLS
I102は、電源ピン41が電源ユニット15から電源
配線12を介して電源電位を受け、グランドピン8がグ
ランドユニット16からグランド配線13を介して接地
電位を受ける。そして、クロック入力ピン5から入力さ
れるクロック信号およびデータ入力ピン6,6,6から
入力される入力データ信号に応答して、出力データ信号
が、出力ピン71,72,73から信号配線14,1
4,14を介して静電容量17,17,17に供給され
る。
【0014】次に、動作テスト時におけるLSI102
の動作について説明する。図10は、動作テスト時のL
SIにおけるクロック信号および出力データ信号のタイ
ミングチャートである。
【0015】図10においては、クロック入力ピン4か
ら入力されるクロック信号Cと出力ピン71,72,7
3から出力される出力データ信号、すなわち、出力バッ
ファ31,32,33から出力される出力データ信号O
71,O72,O73とが示される。
【0016】図10を参照して、クロック信号Cの1周
期がテストサイクル0,1,2,…(n−1),n,
(n+1),…の1周期として表される。
【0017】動作テスト時においては、所定のテストサ
イクルnにおいて、出力データ信号O71,O72,O
73のそれぞれの信号レベルが論理レベル「0」から論
理レベル「1」に同時に変化させられる。
【0018】この場合、LSI内部回路2から出力され
る複数のデータ信号が同時に論理レベル「0」から論理
レベル「1」に変化することにより、出力バッファ3
1,32,33のそれぞれから出力される出力データ信
号O71,O72,O73が論理レベル「0」から論理
レベル「1」に変化するのである。
【0019】ところが、このように出力バッファ31,
32,33のそれぞれから出力される出力データ信号の
論理レベルが「0」から「1」に同時に変化すると、電
源ピン4における電圧が低下するという問題が生じる。
以下に、その問題について詳細に説明する。
【0020】図11は、LSI102の出力データ信号
が論理レベル「0」の場合における出力バッファ31,
32,33の状態をモデル化した模式図である。図11
を参照して、出力バッファ31,32,33の1つを代
表して示す出力バッファ3は、一種のスイッチング素子
である。このため、出力バッファ3は、可動接点3aと
2つの固定接点3b,3cとを有する切換スイッチとし
て表すことができる。
【0021】出力バッファ3の第1の固定接点3bは、
電源ピン4、抵抗R12を介して電源ユニット15に接
続される。この抵抗R12は、電源配線12によって形
成される抵抗成分である。第2の固定接点3cは、グラ
ンドユニット16に接続される。可動接点3aは、静電
容量17に接続される。
【0022】このような構成のモデルにおいて、出力バ
ッファ3の論理レベルが「0」である場合は、可動接点
3aが第2の固定接点3cに接続される。この場合は、
電源ユニット15から静電容量17に向けて電流が流れ
ない。したがって、電源ピン4における電圧V1は、電
源ユニット15の電圧V2と等しい。すなわち、電源ユ
ニット15によって発生させられる電圧がそのまま電源
ピン4に印加される状態となっている。
【0023】一方、LSI102の出力データ信号が論
理レベル「1」の場合には、出力バッファ3の状態は次
のようになる。図12は、LSI102の出力データ信
号が論理レベル「1」の場合における出力バッファ3
1,32,33の状態をモデル化した模式図である。図
12において図11と一致する部分には同一の参照符号
を付し、その説明を省略する。
【0024】図12を参照して、出力バッファ3の論理
レベルが「1」である場合は、可動接点3aが第1の固
定接点3bに接続される。この場合は電源ユニット15
から静電容量17に向けて充電電流I(t)が流れる。
【0025】この充電電流I(t)は、静電容量17
が、図11に示されるように出力バッファ3によってグ
ランドユニット16に接続されて放電がなされ、静電容
量の電圧が0Vであった状態から、図12に示されるよ
うに静電容量17が電源ユニット15に接続されてその
電圧が上昇するためである。
【0026】このように、充電電流I(t)が流れる
と、抵抗R12に電流が流れるので、電源ユニット15
における電圧V2と電源ピン4における電圧V1との間
に電圧差が生じる。その電圧差(V2−V1)は、抵抗
R12の抵抗値をRとした場合、下記(1)式にて表さ
れる。
【0027】V2−V1=R・I(t) …(1) すなわち、出力バッファ3から出力される出力データ信
号の論理レベルが「0」から「1」に変化すると、電源
ピン4における電圧V1が電源ユニット15における電
圧V2よりも低くなるのである。このような電圧V1の
低下は、論理レベルが「0」から「1」に同時に変化す
る出力データ信号の数が増加するにしたがって大きくな
る。それは、複数の出力バッファが同時に動作するから
である。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】このように、電圧V1
が電圧V2よりも低くなると、テスト対象のLSI10
2における入力信号に対する出力信号の遅延時間が長く
なるなどテスト対象のLSI102の電気特性に変化が
生じる。
【0029】このようなテスト対象のLSI102の電
気特性の変化は、動作テストにおけるLSIの誤動作の
原因となり、LSIの動作テストの良否判定を誤る原因
となる。
【0030】そして、電源ピン4の電圧V1の低下は、
論理レベルが同時に変化する出力データ信号の数が多く
なるにしたがって大きくなるので、テスト対象のLSI
の誤動作および良否判定の誤りは、論理レベルが同時に
変化する出力データ信号の数が多くなるに従って発生し
やすくなるという問題があった。
【0031】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたものであり、動作テストにおいて、論理レ
ベルが同時に変化する出力データ信号の数を低減し、テ
スト対象の誤動作および良否判定の誤りを低減すること
を可能とする半導体集積回路を提供することを目的とす
る。
【0032】
【課題を解決するための手段】この発明は、外部入力信
号に応答する外部出力信号の判定に基づく動作テストが
行なわれる半導体集積回路であって、電源ノード、クロ
ック入力ノード、データ入力ノード、複数の出力ノー
ド、データ処理手段、出力バッファを含む出力バッファ
手段およびテスト用制御手段を備える。
【0033】電源ノードは電源電圧を受ける。クロック
入力ノードは外部クロック信号が入力される。データ入
力ノードは外部入力データ信号が入力される。複数の出
力ノードは外部出力データ信号が出力される。
【0034】データ処理手段は、前記外部クロック信号
および前記入力データ信号に応答して複数のデータ信号
を発生させる。
【0035】複数の出力バッファ手段は、前記データ処
理手段と前記複数の出力ノードのそれぞれとの間に設け
られ、前記電源電圧を受けて動作し、前記複数のデータ
信号のそれぞれを受け、そのデータ信号に応答する外部
出力データ信号を前記複数の出力ノードのそれぞれに与
える。
【0036】出力バッファ手段の各々に含まれる3状態
出力バッファは、受けたデータ信号に応答した外部出力
データ信号を出力させる第1の状態および高インピーダ
ンスの第2の状態のいずれかの動作状態に制御される。
【0037】テスト用制御手段は、前記動作テストにお
いて前記複数の出力バッファ手段のそれぞれの動作状態
を前記第2の状態から前記第1の状態に切換える制御を
する。
【0038】
【作用】この発明によれば、動作テストを行なう場合に
おいて、テスト用制御手段が出力バッファ手段のそれぞ
れの動作状態を第2の状態から第1の状態に順次制御す
ることにより、受けたデータ信号に応答した外部出力デ
ータ信号を同時に出力させる出力バッファ手段の数が低
減される。
【0039】このため、動作テストにおいて、信号レベ
ルが同時に変化させられる外部出力データ信号の数が低
減される。
【0040】したがって、動作テストにおいて、外部出
力データ信号の信号レベル変化に起因する、電源ノード
における電圧の変化が抑制される。
【0041】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。 第1実施例 図1は、第1実施例によるLSIの模式的回路図であ
る。図1を参照して、図1のLSI102が図8のLS
I102と異なるのは、テスト用制御回路310,32
0,330が設けられていること、テスト用リセットt
r信号を外部から受けるテスト用リセット入力ピン91
が設けられていることおよびテスト用クロック信号tc
を外部から受けるテスト用クロック入力ピン92が設け
られていることである。
【0042】テスト用制御回路310は、Dフリップフ
ロップ311およびエクスクルーシブノア回路312を
含む。テスト用制御回路320は、Dフリップフロップ
321およびエクスクルーシブ・ノア回路322を含
む。テスト用制御回路330は、Dフリップフロップ3
31およびエクスクルーシブ・ノア回路332を含む。
【0043】Dフリップフロップ311,321,33
1のそれぞれは、テスト用クロック入力ピン92からク
ロック入力端子Tにテスト用クロック信号tcを受け、
リセット入力端子Rにテスト用リセット入力ピン91か
らテスト用リセット信号trを受ける。
【0044】Dフリップフロップ311は、そのデータ
入力端子Dに電源電位を受ける。Dフリップフロップ3
21は、そのデータ入力端子DにDフリップフロップ3
11の出力端子Oからの出力信号を受ける。Dフリップ
フロップ331は、そのデータ入力端子DにDフリップ
フロップ321の出力端子Oからの出力信号を受ける。
【0045】エクスクルーシブ・ノア回路回路312,
322,333のそれぞれは、一方の入力端子にテスト
用リセット入力ピン91からテスト用リセット信号tr
を受ける。エクスクルーシブ・ノア回路回路312は、
他方の入力端子にDフリップフロップ311の出力端子
Oからの出力信号を受ける。エクスクルーシブ・ノア回
路322は、他方の入力端子にDフリップフロップ32
1の出力端子Oからの出力信号を受ける。エクスクルー
シブ・ノア回路332は、他方の入力端子にDフリップ
フロップ332の出力端子Oからの出力信号を受ける。
【0046】エクスクルーシブ・ノア回路312の出力
信号は、出力バッファ31に与えられる。エクスクルー
シブ・ノア回路322の出力信号は、出力バッファ32
に与えられる。エクスクルーシブ・ノア回路332の出
力信号は、出力バッファ33に与えられる。
【0047】次に、出力バッファ31,32,33の各
々の構成について詳細に説明する。出力バッファ31,
32,33の構成はすべて同一であるため代表例として
出力バッファ31の構成について説明する。図2は、出
力バッファ31の詳細な構成を示す回路図である。
【0048】図2を参照して、出力バッファ31は、P
MOSトランジスタT1,T3と、NMOSトランジス
タT2,T4,T5を含む。この出力バッファ31は、
3状態出力バッファである。電源電位を受ける電源ノー
ドN1と接地電位を受ける接地ノードN2との間に、ト
ランジスタT1およびT2が直列に接続される。電源ノ
ードN1と接地ノードN2との間には、トランジスタT
3およびT4も直列に接続される。
【0049】トランジスタT1およびT2の間のノード
とトランジスタT3およびT4のそれぞれのゲートとが
接続される。トランジスタT3およびT4の間のノード
とデータ出力ノードN4との間にトランジスタT5が接
続される。トランジスタT1およびT2のそれぞれは、
LSI内部回路2から出力されるデータ信号をデータ入
力ノードN3から受ける。トランジスタT5は、エクス
クルーシブ・ノア回路322の出力信号を制御信号入力
ノードN5から受ける。
【0050】このような構成の出力バッファ31では、
データ入力ノードN3から入力されたデータ信号の論理
レベルと同じ論理レベルのデータ信号がデータ出力ノー
ドN4から出力される。データ出力ノードN4から出力
されるデータ信号は、データ入力ノードN3から入力さ
れるデータ信号よりも電流駆動能力が増幅される。
【0051】この出力バッファ31では、制御信号入力
ノードN5から入力されるエクスクルーシブ・ノア回路
322の出力信号の論理レベルが「1」の場合にトラン
ジスタT5がオンし、スルー状態(入力されるデータ信
号に応答するデータ信号が出力される状態)となる。一
方、制御信号入力ノードN5から入力されるエクスクル
ーシブ・ノア回路322の出力信号の論理レベルが
「0」の場合にトランジスタT5がオフし、高インピー
ダンス状態となる。
【0052】このように、LSI1において、出力バッ
ファ31,32,33のそれぞれは、エクスクルーシブ
・ノア回路312,322,332のそれぞれの出力信
号の論理レベルが「1」となった場合にスルー状態とな
る。一方、前記出力信号の論理レベルが「0」となった
場合に、出力バッファ31,32,33のそれぞれは、
高インピーダンス状態となる。
【0053】次に、LSI1の動作テスト時の動作につ
いて説明する。LSI1の動作テストは、図9に示され
る装置により行なわれる。
【0054】図3は、第1実施例によるLSI1のテス
ト時における入力信号および出力信号のタイミングチャ
ートである。図3においては、クロック信号C、テスト
用クロック信号tc、テスト用リセット信号trおよび
出力データ信号O71,O72,O73が示される。
【0055】図3を参照して、クロック信号Cの1周期
がテストサイクル0,1,2,…(n−1),P1,
n,S1,S2,S3,(n+1)…の1周期として表
される。このテストサイクルのうちT1、S1、S2お
よびS3のそれぞれのテストサイクルにおいては、クロ
ック信号Cのパルスが入力されない。
【0056】テストサイクル0からテストサイクル(n
−1)までの期間においては、テスト用クロック信号t
cおよびテスト用リセット信号trのそれぞれの論理レ
ベルが「0」に保持される。これにより、Dフリップフ
ロップ311,321,331のそれぞれがリセット状
態となる。したがって、Dフリップフロップ311,3
21,331のそれぞれの出力信号の論理レベルが
「0」となる。
【0057】その結果、エクスクルーシブ・ノア回路3
12,322,332のそれぞれの出力信号の論理レベ
ルが「1」となる。したがって、出力バッファ31,3
2,33のそれぞれがスルー状態となる。その結果、L
SI内部回路2から出力バッファ31,32,33のそ
れぞれに与えられるデータ信号の論理レベルがそのまま
出力ピン71,72,73に現れる。
【0058】そして、テストサイクルP1においてテス
ト用リセット信号trの論理レベルが「0」から「1」
に変化する。これにより、エクスクルーシブ・ノア回路
312,322,332のそれぞれの出力信号の論理レ
ベルが「0」から「1」に変化する。その結果、出力バ
ッファ31,32,33のそれぞれの出力信号が高イン
ピーダンス状態(図3における斜線部分)となる。
【0059】そして、テストサイクルnにおいて、クロ
ック信号Cが1パルス入力される。これにより、LSI
内部回路2から出力バッファ31,32,33のそれぞ
れに与えられるデータ信号の論理レベルが「0」から
「1」に変化する。
【0060】この場合、出力バッファ31,32,33
のそれぞれの出力は、すでに高インピーダンス状態とな
っている。そのために、LSI内部回路2から出力バッ
ファ31,32,33に与えられるデータ信号の論理レ
ベルが変化しても、出力バッファ31,32,33のそ
れぞれの出力信号の論理レベルが変化しない。
【0061】そして、テストサイクルS1〜S3の期間
においては、テスト用クロック信号tcのクロックパル
スが入力される。この場合、Dフリップフロップ311
のデータ入力端子Dが常に論理レベル「1」の信号を受
けている。そして、Dフリップフロップ311,32
1,331がシフトレジスタを形成しているため、テス
ト用クロック信号tcのクロックパルスが1つ入力され
るごとにDフリップフロップ311,321,331の
それぞれの出力信号の論理レベルが順次「1」となる。
【0062】Dフリップフロップ311の出力信号の論
理レベルが「1」になると、エクスクルーシブ・ノア回
路312の出力信号の論理レベルが「1」となる。その
結果、出力バッファ31がスルー状態となる。
【0063】Dフリップフロップ321の出力信号の論
理レベルが「1」になると、エクスクルーシブ・ノア回
路322の出力信号の論理レベルが「1」となる。その
結果、出力バッファ32がスルー状態になる。
【0064】Dフリップフロップ331の出力信号の論
理レベルが「1」になると、エクスクルーシブ・ノア回
路332の出力信号の論理レベルが「1」となる。その
結果、出力バッファ33がスルー状態になる。
【0065】すなわち、テスト用クロック信号tcのク
ロックパルスが入力されるごとに出力バッファ31,3
2,33が順次スルー状態となる。
【0066】したがって、LSI1では、テストサイク
ルnにおけるLSI内部回路2から出力バッファ31,
32,33に与えられるデータ信号の論理レベルの変化
に応答する出力バッファ31,32,33のそれぞれの
出力データ信号の論理レベルの変化が、テストサイクル
S1,S2,S3の3つのテストサイクルに分かれて生
じる。
【0067】このため、動作テスト時に論理レベルが同
時に変化する出力データ信号の数が低減される。すなわ
ち、動作テスト時に同時に出力データ信号を出力する出
力バッファの数が低減される。これにより、図12に示
されるような充電電流I(t)が従来よりも小さくな
る。その結果、動作テスト時の充電電流I(t)に起因
する電源ピン4の電圧V1の低下が従来よりも抑制され
る。
【0068】また、LSI1では、テストサイクルS3
において、テスト用リセット信号trの論理レベルが
「1」から「0」に変化させられる。また、テストサイ
クル(n+1)以降は、クロック信号が供給される。こ
れにより、テストサイクル(n+1)以降においては、
テストサイクル0〜(n−1)の期間と同様に、出力バ
ッファ31,32,33の出力状態の制御を行なわない
通常のテスト動作状態に復帰する。 第2実施例 次に、第2実施例について説明する。図1に示されるL
SI1には出力バッファ31,32,33のそれぞれに
対応してテスト用制御回路310,320,330が設
けられており、出力バッファごとに制御が行なわれる。
しかし、LSI1の誤動作が生じない範囲においては、
出力バッファ31,32,33は、複数個まとめて制御
してもよい。第2実施例においては、出力バッファ3
1,32,33を複数個まとめて制御する例を示す。
【0069】図4は、第2実施例によるLSIの模式的
回路図である。図4のLSI100が図1のLSI1と
異なるのは、テスト用制御回路320が設けられていな
いことである。
【0070】図4を参照して、LSI100の構成にお
いて図1のLSI1と異なる部分について説明する。D
フリップフロップ331は、Dフリップフロップ311
の出力端子Oからの出力信号をデータ入力端子Dに受け
る。エクスクルーシブ・ノア回路312の出力信号は、
出力バッファ31に与えられるとともに出力バッファ3
2にも与えられる。
【0071】次に、図4のLSI100の動作テスト時
の動作について説明する。図5は、第2実施例によるL
SI100の動作テスト時における入力信号および出力
信号のタイミングチャートである。
【0072】図5を参照して、図5のタイミングチャー
トが図3のタイミングチャートと異なるのは、テストサ
イクルS3がないことである。
【0073】すなわち、LSI100においては、テス
ト用制御回路が2つであるため、動作テスト時に必要な
テスト用クロック信号tcのクロックパルスは2つのパ
ルスで済むのである。
【0074】そして、テストサイクルS1におけるテス
ト用クロック信号tcの入力によりエクスクルーシブ・
ノア回路312から出力バッファ31,32に与えられ
る信号の論理レベルが「0」から「1」に変化する。そ
の結果、テストサイクルS1において、出力バッファ3
1,32がともにスルー状態になる。
【0075】これに続くテストサイクルS2において
は、テスト用クロック信号tcの入力によりエクスクル
ーシブ・ノア回路332から出力バッファ33に与えら
れる信号の論理レベルが「0」から「1」に変化する。
その結果、テストサイクルS2において、出力バッファ
33がスルー状態となる。
【0076】したがって、動作テスト時における出力デ
ータ信号の論理レベルは、テストサイクルS1,S2の
2つの期間にわかれて変化することになる。このように
2つの出力データ信号が同時に変化した場合、LSI1
00の電源ピン4の電圧V1の低下は、LSI100の
誤動作が生じない範囲内に収まる。
【0077】このようなLSI100においては、動作
テスト時に論理レベルが同時に変化する出力データ信号
の数が従来よりも低減される。これにより、電源ピン4
の電圧V1の低下が従来よりも抑制される。それに加え
て、テスト用制御回路が図1に示されるLSI1よりも
少なくなるため、LSI100に含まれる素子数を図1
のLSI1よりも減少させることができる。 第3実施例 次に、第3実施例について説明する。図1に示されるL
SI1および図4に示されるLSI100では、テスト
用の入力信号として、テスト用クロック信号tcおよび
テスト用リセット信号trの2つの信号が必要である。
テスト用の入力信号を1つの信号とした例を第3実施例
に示す。
【0078】図6は、第3実施例によるLSIの模式的
回路図である。図6のLSI101が図1のLSI1と
異なるのは、AND回路34,35,36,37とイン
バータ38とが設けられていることおよびテスト用クロ
ック入力ピン92が設けられていないことである。
【0079】図6を参照して、LSI101の構成につ
いて図1のLSI1と異なる部分について説明する。A
NDゲート34は、クロック入力ピン5から入力される
クロック信号Cとテスト用リセット入力ピン91からイ
ンバータ38を介して与えられるテスト用リセット信号
trの反転信号とを受ける。AND回路34は、受けた
信号に応答して出力信号をLSI内部回路2に与える。
【0080】AND回路35,36,37のそれぞれ
は、クロック入力ピン5から入力されるクロック信号C
とテスト用リセット入力ピン91から入力されるテスト
用リセット信号trとを受ける。
【0081】AND回路35は、受けた信号に応答する
出力信号をDフリップフロップ311のクロック入力端
子Tに与える。AND回路36は、受けた信号に応答す
る出力信号をDフリップフロップ321のクロック入力
端子Tに与える。AND回路37は、受けた信号に応答
する出力信号をDフリップフロップ331のクロック入
力端子Tに与える。
【0082】その他、テスト用リセット入力ピン91か
ら入力されるテスト用リセット信号trは、図1のLS
I1と同様にDフリップフロップ311,321,33
1のそれぞれのリセット入力端子Rに与えられるととも
にエクスクルーシブ・ノア回路312,322,332
のそれぞれの入力端子に与えられる。
【0083】次に、図6のLSI101の動作テスト時
の動作について説明する。図7は、第3実施例によるL
SI101の動作テスト時における各信号のタイミング
チャートである。
【0084】図7においては、クロック信号C、AND
回路34の出力信号O34、AND回路35,36,3
7の出力信号O35,O36,O37、テスト用リセッ
ト信号trおよび出力データ信号O71,O72,O7
3がそれぞれ示される。
【0085】テストサイクルは、0,1,2,…,(n
−2),(n−1),n,S1,S2,S3,(n+
1),(n+2)である。このテストサイクルの1周期
は、クロック信号Cの1周期に相当するものである。こ
のテストサイクルにおいて、クロック信号Cのクロック
パルスは常に入力される。
【0086】テストサイクル0〜(n−1)の期間にお
いては、テスト用リセット信号trの論理レベルが
「0」に保持される。これにより、AND回路34に
は、クロック入力ピン5からのクロック信号Cと、テス
ト用リセット入力端子91からインバータ38を介した
テスト用リセット信号trの反転信号(論理レベル
「1」)とが入力される。したがって、AND回路34
の出力信号O34は、クロック信号Cと同じ周期のクロ
ック信号となる。この出力信号O34がLSI内部回路
2に与えられる。
【0087】また、このテストサイクル0〜(n−1)
の期間においては、テスト用リセット信号trの論理レ
ベルが「0」に保持されるため、AND回路35,3
6,37のそれぞれの出力信号O35,O36,O37
のそれぞれの論理レベルが「0」となる。このため、ク
ロック入力ピン5から入力されるクロック信号Cと同じ
信号が、Dフリップフロップ311,321,331に
供給されない状態となる。
【0088】さらに、テストサイクル0〜(n−1)の
期間においては、テスト用リセット信号trの論理レベ
ルが「0」に保持されているため、Dフリップフロップ
311,321,331のそれぞれがリセット状態とな
る。このため、エクスクルーシブ・ノア回路312,3
22,332から出力バッファ31,32,33に与え
られる出力信号の論理レベルが「1」となる。したがっ
て、テストサイクル0〜(n−1)の期間においては、
出力バッファ31,32,33のそれぞれがスルー状態
となる。
【0089】そして、テストサイクルnにおいて、クロ
ック信号Cの立上りに起因してLSI内部回路2から出
力バッファ31,32,33のそれぞれに与えられるデ
ータ信号の論理レベルが「0」から「1」に変化する。
その際、それらのデータ信号が出力バッファ31,3
2,33に出力される前に、テスト用リセット信号tr
の論理レベルが「0」から「1」に変化させられる。
【0090】これにより、エクスクルーシブ・ノア回路
312,322,332のそれぞれの出力信号の論理レ
ベルが「1」から「0」に変化する。したがって、テス
トサイクルnにおいて出力バッファ31,32,33の
それぞれの出力信号O71,O72,O73が高インピ
ーダンス状態(図7の斜線部分)となる。
【0091】また、テスト用リセット信号の論理レベル
が「0」から「1」になることにより、AND回路34
の出力信号O34の論理レベルが「0」になる。その結
果、クロック入力ピン5からAND回路34を介してL
SI内部回路2に供給されるクロック信号が絶たれ、L
SI内部回路2の動作が停止する。
【0092】それと同時に、AND回路35,36,3
7からDフリップフロップ311,321,331にク
ロック信号が供給される。このため、シフトレジスタを
形成するDフリップフロップ311,321,331の
働きにより、図1のLSI1と同様に、テストサイクル
S1,S2,S3において、出力バッファ31,32,
33が順次スルー状態となる。
【0093】したがって、LSI101では、テストサ
イクルnにおけるLSI内部回路2から出力バッファ3
1,32,33に与えられるデータ信号の論理レベルの
変化に応答する出力バッファ31,32,33のそれぞ
れの出力データ信号の論理レベルの変化が、テストサイ
クルS1,S2,S3の3つのテストサイクルに分かれ
て生じる。
【0094】このため、動作テスト時に論理レベルが同
時に変化する出力データ信号の数が低減される。すなわ
ち、動作テスト時に同時に出力データ信号を出力する出
力バッファの数が低減される。これにより、図12に示
されるような充電電流I(t)が従来よりも小さくな
る。その結果、充電電流I(t)に起因する電源ピン4
の電圧V1の低下が従来よりも抑制される。
【0095】さらに、LSI101においては、テスト
用の入力信号を1つの信号としたため、テスト専用に用
いられるピンの数を図1および図6に示されるLSI1
およびLSI100よりも減少させることができる。
【0096】また、LSI101では、テストサイクル
S3においてテスト用リセット信号trの論理レベルが
「1」から「0」に変化させられる。これにより、テス
トサイクル(n+1)以降は、テストサイクル0〜(n
−1)の期間と同様に出力バッファ31,32,33の
出力状態の制御を行なわない通常のテスト動作状態に復
帰する。
【0097】
【発明の効果】この発明によれば、テスト用制御手段に
よる出力バッファ手段のそれぞれの動作状態の制御によ
って、動作テスト時において、受けたデータ信号に応答
した外部出力データ信号を出力させる出力バッファ手段
の数が低減できる。これにより、動作テスト時において
信号レベルが同時に変化する外部出力データ信号の数が
低減できる。したがって、外部出力データ信号のレベル
変化に起因する電源ノードにおける電圧の変化が抑制で
きる。その結果、動作テストにおける半導体集積回路の
誤動作を防ぐことができ、動作テストの誤りを防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例によるLSIの模式的回路図であ
る。
【図2】出力バッファの詳細な構成を示す回路図であ
る。
【図3】第1実施例によるLSIの動作テスト時におけ
る入力信号および出力信号のタイミングチャートであ
る。
【図4】第2実施例によるLSIの模式的回路図であ
る。
【図5】第2実施例によるLSIの動作テスト時におけ
る入力信号および出力信号のタイミングチャートであ
る。
【図6】第3実施例によるLSIの模式的回路図であ
る。
【図7】第3実施例によるLSIの動作テスト時におけ
る各信号のタイミングチャートである。
【図8】従来のLSIの基本構成を示す模式的回路図で
ある。
【図9】LSIテスタを用いた動作テストを行なう装置
の模式的回路図である。
【図10】動作テスト時のクロック信号および出力デー
タ信号のタイミングチャートである。
【図11】LSIの出力データ信号が論理レベル「0」
の場合における出力バッファの状態をモデル化した模式
図である。
【図12】LSIの出力データ信号が論理レベル「1」
の場合における出力バッファの状態をモデル化した模式
図である。
【符号の説明】
1,100,101 LSI 2 LSI内部回路 4 電源ピン 5 クロック入力ピン 6 データ入力ピン 31,32,33 出力バッファ 71,72,73 出力ピン 310,320,330 テスト用制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部入力信号に応答する外部出力信号の
    判定に基づく動作テストが行なわれる半導体集積回路で
    あって、 電源電圧を受ける電源ノードと、 外部クロック信号が入力されるクロック入力ノードと、 外部入力データ信号が入力されるデータ入力ノードと、 外部出力データ信号が出力される複数の出力ノードと、 前記外部クロック信号および前記外部入力データ信号に
    応答して複数のデータ信号を発生させるデータ処理手段
    と、 前記データ処理手段と前記複数の出力ノードのそれぞれ
    との間に設けられ、前記電源電圧を受けて動作し、前記
    複数のデータ信号のそれぞれを受け、そのデータ信号の
    それぞれに応答する外部出力信号を前記複数の出力ノー
    ドのそれぞれに与える複数の出力バッファ手段と、 前記複数の出力バッファ手段の各々は、受けたデータ信
    号に応答した外部出力データ信号を出力させる第1の状
    態および高インピーダンスの第2の状態のいずれかの動
    作状態に制御される出力バッファを含み、 前記動作テストにおいて前記複数の出力バッファ手段の
    それぞれの動作状態を前記第2の状態から前記第1の状
    態に順次切換える制御をするテスト用制御手段とを備え
    た、半導体集積回路。
JP5220006A 1993-09-03 1993-09-03 半導体集積回路 Withdrawn JPH0772204A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7319167B2 (en) 2003-05-09 2008-01-15 Nippon Shokubai Co., Ltd. Method for distilling (meth)acrylic acid and/or the ester thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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