JPH0772239B2 - ひねり包装用フイルム - Google Patents

ひねり包装用フイルム

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JPH0772239B2
JPH0772239B2 JP16343986A JP16343986A JPH0772239B2 JP H0772239 B2 JPH0772239 B2 JP H0772239B2 JP 16343986 A JP16343986 A JP 16343986A JP 16343986 A JP16343986 A JP 16343986A JP H0772239 B2 JPH0772239 B2 JP H0772239B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高密度ポリエチレンを主成分とする一軸延伸さ
れたひねり包装用フイルムに関する。さらに詳しくはフ
イルム配向(延伸)方向をひねり軸とする横ひねり包装
においてフイルム配向(延伸)方向に沿った破断(以
下、縦破断と云う)を防止し、同時に横ひねり保持性が
優れ、かつ透明性、剛性、製膜(延伸)性に優れ、ブリ
ード性(フイルム表面へ不飽和脂肪酸アミドのにじみ、
以下ブリード性と云う)の少ないひねり包装用フイルム
であり、キャンディー、米菓などの好適に用いることが
できるひねり包装用フイルムに関する。
(従来技術及びその問題点) 近年、ひねり包装用フイルムは防湿性に優れるところか
らセロハンに代わって一軸延伸高密度ポリエチレンフイ
ルムが一般的に使用されるようになってきた。しかし該
一軸延伸高密度ポリエチレンフイルムは、フイルムの縦
裂き強度が著しく弱いために横ひねりと称するフイルム
配向(延伸)方向をひねり軸とする横ひねり包装に用い
ると、フイルムの縦破断が生じるため横ひねり包装に使
用することができず、フイルム直角方向をひねり軸とす
る縦ひねり包装にのみ使用することができると云った、
使用上に大きな制約があった。
高密度ポリエチレンを用いたひねり包装用フイルムとし
ては数多くの報告があり、例えば特公昭52−794号公報
には密度が0.94以上で、メルトフローレシオ(MI10/MI
2.16)が10以下の高密度ポリエチレンを用いて特定の条
件で製膜し、その後焼きなまし処理をする一軸延伸ポリ
エチレンフイルムの製造方法が開示されており、また特
開昭59−70521号公報には密度が0.94以上で、メルトフ
ローレシオ(MI10/MI2.16)が7.5〜15の高密度ポリエチ
レンに界面活性剤を0.05〜2.0重量%添加し5〜10倍に
一軸延伸した高密度ポリエチレンフイルムが提案されて
いる。しかしこれらの一軸延伸された高密度ポリエチレ
ンフイルムは横ひねりに耐える程の縦裂き強度を改善す
るには未だ充分でない。また特開昭60−233137号公報に
は特定の高密度ポリエチレン100重量部と直鎖状低密度
ポリエチレン5〜50重量部とからなるひねり包装用フイ
ルムが提案されているが、直鎖状低密度ポリエチレンと
混合割合が多いためにフイルムの縦裂き強度は改善され
るものの、製膜しにくいうえ横ひねり保持性の改善は未
だ充分でない。
本発明者らは、従来の縦ひねりと異なり、横ひねり適性
(横ひねり時に縦破断を防止し、同時に優れた横ひねり
保持性を有する)を有するひねり包装用フイルムを得る
べく鋭意研究した。その結果、横ひねり適性を有するひ
ねり包装用フイルムを得るには、一軸延伸フイルムが適
度の剛性と直角方向に伸びを有する不可欠であるとの知
見を得、そのためには特定の不飽和脂肪酸アミドの特定
量を含む特定の高密度ポリエチレンと特定の直鎖状エチ
レン−ヘキセン−1共重合体の特定量を配合した組成物
を用いた一軸延伸フイルムが優れた横ひねり適性を有す
ることを見いだし本発明を完成した。以上記述したよう
に本発明の目的は、縦ひねり包装にも使用でき、かつ横
ひねり包装に使用しても縦破断を防止し、同時に横ひね
り保持性を兼ねそなえたひねり包装用フイルムを提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は下記の構成を有する。
炭素数が18〜22の不飽和脂肪酸アミド0.03〜0.3重量%
を含むメルトインデックス0.5〜2g/10分、メチル分岐数
(X)が炭素数1000個当たり0.5≦X≦4個の高密度ポ
リエチレンに、メルトインデックス0.5〜5g/10分の直鎖
状エチレン−ヘキセン−1共重合体をその配合量(Y)
が1≦Y≦4重量%で、かつXとYの積が0.5≦XY≦10
となるように配合した組成物を用いたひねり包装用フイ
ルム。
本発明に使用する高密度ポリエチレンは、エチレンを主
成分とする少量のプロピレンとの共重合体であって、プ
ロピレンをその分圧0.5KgG/cm2以下でエチレンと共重合
させたエチレン−プロピレン共重合体であり、かつメチ
ル分岐数(X)(赤外線分光光度計による1377cm-1の吸
収度で炭素数1000個当たりのメチル分岐数を推測する)
がポリマー中の炭素数1000個当たり0.5個以上4個以下
で、メルトインデックス(MI 温度190℃ 2.16Kgf荷重
下における10分間の溶融樹脂の吐出量)が0.5〜2g/10
分、好ましくは1.0〜1.5g/10分のものである。プロピレ
ン以外のα−オレフィンを少量含む、エチレン−α−オ
レフィン共重合体、例えばエチレン−ブテン共重合体を
用いると得られた一軸延伸フイルムは、剛性が不足し横
ひねり保持性が不良となるので好ましくない。またメチ
ル分岐数が0.5個未満の高密度ポリエチレンを用いると
得られたフイルムの縦裂き強度が弱く縦破断が起こり、
該メチル分岐数が4個を越えると得られたフイルムの剛
性が低下し過ぎて横ひねり保持性が不良となので好まし
くない。またMIが0.5g/10分未満の高密度ポリエチレン
を用いると得られたフイルムの延伸性が劣り、MIが2g/1
0分を越えた高密度ポリエチレンを用いると得られたフ
イルムの透明性が低下するので好ましくない。
本発明に使用する直鎖状エチレン−ヘキセン−1共重合
体のMIは0.5〜5g/10分の範囲にあり、該直鎖状エチレン
−ヘキセン−1共重合体の配合量(Y)は1≦Y≦4重
量%で、かつYと、高密度ポリエチレンのメチル分岐数
Xとの積XYが0.5≦XY≦10、好ましくは1≦XY≦5の範
囲に入る量である。また本発明では直鎖状エチレン−ヘ
キセン−1共重合体を使用することが重要であって、ヘ
キセン−1以外のα−オレフィンを少量含む、エチレン
−α−オレフィン共重合体、例えばブテン−1を用いた
直鎖状エチレン−ヘキセン−1共重合体を使用したフイ
ルムはフイルムの縦裂き強度が弱くなり縦破断するので
好ましくない。用いる直鎖状エチレン−ヘキセン−1共
重合体のヘキセン−1の含有量は特に限定されないが一
般的には0.5〜15重量%のものが好ましい。直鎖状エチ
レン−ヘキセン−1共重合体のMIは前記のように0.5〜5
g/10分の範囲にあり、該MIが0.5g/10分未満では高密度
ポリエチレンとの相溶性が悪いため製膜時に延伸むらが
発生して延伸性が悪化し、MIが5g/10分を越えると溶融
樹脂の流れむらが起こり得られたフイルムの透明性が劣
るので好ましくない。直鎖状エチレン−ヘキセン−1共
重合体の配合量(Y)は前記のように1≦Y≦4重量%
で、かつYと、高密度ポリエチレンのメチル分岐数Xと
の積XYが0.5≦XY≦10好ましくは1≦XY≦5の範囲にあ
ることが必要であるが、XYが上述の範囲に入ってもYが
1重量%未満では得られたフイルムの縦裂き強度が弱く
縦破断が生じ、Yが4重量%を越えると得られたフイル
ムの剛性が低下し過ぎて横ひねり保持性が不良となり、
また配合量が4重量%を越えるとフイルム製膜時の押出
負荷及び樹脂圧が増大し、通常の装置ではフイルム製膜
が困難になるとともに、かつ得られたフイルムへの印刷
性、包装加工性能であるスベリ性にも問題が生じるので
好ましくない。またYが上述の1〜4重量%の範囲に入
っていてもXYが上述の範囲からはずれる場合、すなわち
XYが0.5未満の場合には横ひねり時のフイルム縦裂き強
度が弱くなり縦破断が起こりやすいので好ましくなく、
XYが10を越えると得られたフイルムの剛性が低下して横
ひねり保持性が不良となるので好ましくない。
本発明に使用する高密度ポリエチレンに含有する不飽和
脂肪酸アミドは炭素数が18〜22であり(例えばオレイン
酸アミド、エルシン酸アミドが挙げられる)、高密度ポ
リエチレンと直鎖状エチレン−ヘキセン−1共重合体の
ブレンド系で、押出機及びTダイの押出安定性、延伸
性、フイルムに適度にスベリ性を付与するために不可欠
である。該不飽和脂肪酸アミドの添加割合は、不飽和脂
肪酸アミドと高密度ポリエチレンとの合計量に対して0.
03重量%〜0.3重量%である。該不飽和脂肪酸アミドの
添加割合が0.03重量%未満では押出機内での押出安定性
と、得られたフイルムに適度のスベリ性が不足し、延伸
むらが起きて延伸性不良となるので好ましくなく、また
不飽和脂肪酸アミドの添加割合が0.3重量%を越えると
得られたフイルム表面へのブリードが多くなり透明性と
横ひねり保持性が不良となるので好ましくない。また不
飽和脂肪酸アミドの炭素数が18〜22以外の不飽和脂肪酸
アミド、例えばウンデシレン酸アミドでは該不飽和脂肪
酸アミドのフイルム表面へのブリードが多くなり、透明
性、横ひねり保持性が不良となるので好ましくない。ま
たステアリン酸アミド、ラウリン酸アミドなどの飽和脂
肪酸アミドを用いると、該飽和脂肪酸アミドがフイルム
表面へブリードする量が多くなり、透明性、横ひねり保
持性が阻害されるので好ましくない。
本発明のひねり包装用フイルムに用いる組成物には、上
記の不飽和脂肪酸アミド、高密度ポリエチレン、直鎖状
エチレン−ヘキセン−1共重合体以外に、酸化防止剤、
ブロッキング防止剤、帯電防止剤、造核剤、着色剤、も
しくは他のポリマー改質剤などを添加しても良く、該添
加剤の使用は、本発明の特性を損なわない範囲で特に制
限されるものではない。
本発明のひねり包装用フイルムの製造方法は特に限定す
るものではなく、例えば高密度ポリエチレンに不飽和脂
肪酸アミド及び通常ポリエチレンに使用される各種酸化
防止剤の所定量を混合し、この混合物を押出機などで15
0〜280℃で溶融混練し造粒物とした後、該造粒物と直鎖
状エチレン−ヘキセン−1共重合体の各所定量を混合し
た後、公知のフイルム成形方法により未延伸フイルムを
得るものであって、フイルム成形方法はTダイ法、イン
フレーション法などがあり、この内Tダイ法について述
べると、Tダイから押出温度180〜280℃で押出されたフ
イルム状物を温度60〜120℃のチルロールで冷却、固化
して未延伸フイルム(厚み80〜500μ)を得、次いでこ
の未延伸フイルムを温度80〜120℃の予熱ロールで予熱
し、延伸速度30〜120m/分、延伸倍率4〜10倍で一軸延
伸してひねり包装用フイルムを得る方法を例示すること
ができる。
本発明のひねり包装用フイルムは必要に応じてコロナ放
電処理、界面活性剤の塗布等の表面処理により印刷性、
帯電防止性等の二次加工性を改良することが好ましい。
(実施例) 以下、実施例および比較例にもとずいて本発明を具体的
に説明する。なお実施例および比較例で用いた本発明の
評価方法は次の方法によった。
(1)MI 190℃ 2.16Kgf荷重下における10分間の溶融樹脂の吐出
量をJIS K6758に準拠して測定した。
(2)透明性 フイルムサンプルの透明性は、Haze(曇り度)をASTM
D1003に準拠して測定した。
(3)ブリード性 フイルムサンプルを40℃で7日間エアーオーブンで加熱
処理した後フイルムの透明性(Haze)を測定し製膜直後
のフイルムの透明性(Haze)との差を算出して、ブリー
ド性を評価した。
(4)剛性 フイルムサンプルの配向(延伸)方向の引張り弾性率を
ASTM D882に準じて求め剛性とした。尚引張り速度は50
mm/分で行った。
(5)伸度(TD) ASTM D882に準拠して、フイルム直角方向(TD)の引張
り破断伸度を測定した。引張り速度は50mm/分で行っ
た。
(6)横ひねり適性 横ひねり時の縦破断の有無と横ひねり保持性をみた。
サンプルフイルムを使用してドロップを540゜横ひねり
包装し、フイルムが縦破断するものが有るか観察した。
またフイルムが縦破断しない横ひねり包装したものを23
℃で1日放置し、その後のもどり状態を観察した。
判定基準 ○ もどり角180゜以下 良好 △ もどり角180〜300゜ 使用下限 × もどり角300゜以上 使用不可 ×× フイルムが縦破断するもの 使用不可 (7)メチル分岐数 赤外線分光光度計でピーク1377cm-1の透過率(T)を読
み取り、吸収度(A)を算出する。
A=log10(100/T) 吸収度(A)、サンプルフィルムの厚み(1)吸光係数
(K)から濃度係数(C)をC=A/K1で算出し濃度係数
C値からあらかじめ検量線を作成し、該検量線より分岐
数を推定する。
(8)延伸性 未延伸フイルムを温度80〜120℃の予熱ロールで予熱
し、延伸速度30〜120m/分、延伸倍率3〜9倍で一軸延
伸して延伸状態(延伸むら)を観察した。
実施例1〜4、比較例1〜4 実施例1〜4としては後述の第1表に記載のメチル分岐
数が炭素数1000個当たり0.5個から2個のエチレンプロ
ピレン共重合体にエルシン酸アミド0.25重量%と酸化防
止剤0.2重量%を配合し高速かくはん機付混合機で混合
する。この混合物を押出温度250℃で溶融混練造粒し高
密度ポリエチレン造粒物を得た。この高密度ポリエチレ
ン造粒物とMIが3g/10分、ヘキセン−1含有量4重量%
の直鎖状エチレン−ヘキセン−1共重合体を後述の第1
表に記載の配合量でタンブラーミキサーを用いて混合し
たのち、この混合物を口径65mmTダイ付き押出機を用い
て温度220℃で押出して、温度85℃のチルロールで冷
却、固化して未延伸フイルムを得た。次いでこの未延伸
フイルムを温度100℃の予熱ロールで予熱し、速度60m/
分の延伸ロールで6倍の延伸を行い、一軸延伸フイルム
を得た。また比較例1〜4として後述第1表に記載のエ
チレンプロピレン共重合体にエルシン酸アミドと酸化防
止剤を実施例1〜4に準拠して混合し、溶融混練して高
密度ポリエチレン造粒物を得た。この高密度ポリエチレ
ン造粒物と実施例1〜4に用いたのと同様の直鎖状エチ
レン−ヘキセン−1共重合体を後述の第1表に記載の配
合量でタンブラーミキサーを用いて混合したのち、この
混合物を実施例1〜4に準拠して混合し、フイルム成形
して未延伸フイルムを得た。次いでこの未延伸フイルム
を実施例1〜4に準拠して6倍の延伸を行い、一軸延伸
フイルムを得た。実施各例および比較各例で得られた一
軸延伸フイルムの透明性(Haze)、剛性、伸度(TD)、
横ひねり適性を測定した。その結果を第1表に示した。
実施例5、比較例5、6 後述の第2表に記載のMI 1.0g/10分、メチル分岐数が
炭素数1000個当たり2個の高密度ポリエチレンに後述の
第2表に記載のエルシン酸アミドの0.02,0.3,0.5重量%
をそれぞれ添加し実施例1〜4に準拠して造粒した。得
られた高密度ポリエチレン造粒物と直鎖状エチレン−ヘ
キセン−1共重合体の2重量%を実施例1〜4に準拠し
て混合し、製膜して未延伸フイルムを得た。次いでこの
未延伸フイルムを実施例1〜4に準拠して延伸しその延
伸性(延伸むらの発生状況)の評価、及び6倍延伸した
厚み20μの一軸延伸フイルムのフイルム表面への用いた
不飽和脂肪酸アミドのブリード性ならびに横ひねり適性
について調べた。その結果を第2表に示した。
実施例6、比較例7、8 実施例5に準拠して造粒した高密度ポリエチレン造粒物
と後述の第3表に記載のMIが0.3,3,7の直鎖状エチレン
−ヘキセン−1共重合体を各2重量%配合し、実施例5
に準拠して製膜し未延伸フイルムを得た。次いでこの未
延伸フイルムを実施例5に準拠した条件で、延伸性(延
伸むらの発生状況)、及び6倍延伸した厚み20μの一軸
延伸したフイルムの透明性について調べた。
この結果を第3表に示した。
(発明の効果) 後述の第1表に示すごとく本発明の実施例1〜4は剛性
を適度に保ちながら伸度(TD)があり、縦破断を防止し
ながら横ひねり保持性が良好であり横ひねり適性に優れ
た一軸延伸したフイルムであることが判明した。それに
対し用いた高密度ポリエチレンのMIが本発明の範囲を越
えまた直鎖状エチレン−ヘキセン−1共重合体が本発明
の配合範囲を越えた比較例1で得られたフイルムは、剛
性が不足し横ひねり保持性が不良であり、高密度ポリエ
チレンのメチル分岐数Xと直鎖状エチレン−ヘキセン−
1共重合体の配合量Yとの積XYが本発明の範囲を外れる
比較例2で得られたフイルムは剛性が不足し横ひねり保
持性が不良であり、また逆に直鎖状エチレン−ヘキセン
−1共重合体を使用しない比較例3では得られたフイル
ムは伸度(TD)が不足し、かつ縦裂き強度が低くく横ひ
ねり包装時に縦破断してしまった。またエチレン−プロ
ピレン共重合体の代わりにエチレン−ブテン共重合体を
使用した比較例4で得られたフイルムは、伸度(TD)は
適度にあるが、剛性が不足し横ひねり保持性が不良であ
る。
また後述の第2表に示すごとく本発明の実施例6で得ら
れたフイルムは延伸性、ブリード性、横ひねり保持性が
良好である。これに反し不飽和脂肪酸アミドの添加量が
本発明の範囲外である0.02重量%用いた比較例5で得ら
れたフイルムはブリード性、横ひねり保持性は良好であ
るが、延伸時に延伸むらが発生し、均一延伸が難しい。
また不飽和脂肪酸アミドの添加量が本発明の範囲外であ
る0.5重量%用いた比較例6で得られたフイルムは製膜
性は良好であるが得られたフイルムはフイルム表面への
不飽和脂肪酸アミドのブリードが激しく、横ひねり保持
性を損ないものであった。
さらに後述の第3表に示す如くMIが0.3の直鎖状エチレ
ン−ヘキセン−1共重合体を用いた比較例7では得られ
たフイルムの延伸性が悪くなり、またMIが7の直鎖状エ
チレン−ヘキセン−1共重合体を用いた比較例8では得
られたフイルムの流れ方向に溶融樹脂の流れむらが発生
しスッキリした透明性を有するフイルムが得られなかっ
た。
以上記述したように本発明のひねり包装用フイルムは、
横ひねり包装に使用しても縦破断を起こすことがなく、
横ひねり保持性、透明性、剛性、製膜(延伸)性に優
れ、かつフイルム表面へ不飽和脂肪酸アミドのブリード
の少ないひねり包装用フイルムであり、キャンディー、
米菓などの包装に用いるひねり包装用フイルムとして好
適に使用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素数が18〜22の不飽和脂肪酸アミド0.03
    〜0.3重量%を含むメルトインデックス0.5〜2g/10分、
    メチル分岐数(X)が炭素数1000個当たり0.5≦X≦4
    個の高密度ポリエチレンに、メルトインデックス0.5〜5
    g/10分の直鎖状エチレン−ヘキセン−1共重合体をその
    配合量(Y)が1≦Y≦4重量%で、かつXとYの積が
    0.5≦XY≦10となるように配合した組成物を用いたひね
    り包装用フイルム。
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