JPH07722A - 回転式真空濾過機 - Google Patents
回転式真空濾過機Info
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- JPH07722A JPH07722A JP5166389A JP16638993A JPH07722A JP H07722 A JPH07722 A JP H07722A JP 5166389 A JP5166389 A JP 5166389A JP 16638993 A JP16638993 A JP 16638993A JP H07722 A JPH07722 A JP H07722A
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- drum
- liquid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 濾過ドラムの濾材の外表面に堆積した残滓固
形分を剥離し易くし、また、濾過ドラム内の負圧をほぼ
一定化させ得るようにする。 【構成】 濾過ドラム2の濾材15を、薄板円板状に形
成した複数の環状濾紙16を回転軸3の軸線方向に沿っ
て積層してなる積層濾紙胴体17によって構成し、前記
環状濾紙16の先端をスクレーパ12との摺接部で順次
拡開させ得るようにして、濾材15の外周面からの残滓
固形分yの剥離を容易化させる。また、積層濾紙胴体1
7の両端を支持する固定端板20と可動端板21に引張
ばね27を介装させ、可動端板21を固定端板20側に
付勢して積層濾紙胴体17を適度の圧縮力で保持させる
ことにより、濾過ドラム2内の負圧をほぼ一定に保つよ
うにした。
形分を剥離し易くし、また、濾過ドラム内の負圧をほぼ
一定化させ得るようにする。 【構成】 濾過ドラム2の濾材15を、薄板円板状に形
成した複数の環状濾紙16を回転軸3の軸線方向に沿っ
て積層してなる積層濾紙胴体17によって構成し、前記
環状濾紙16の先端をスクレーパ12との摺接部で順次
拡開させ得るようにして、濾材15の外周面からの残滓
固形分yの剥離を容易化させる。また、積層濾紙胴体1
7の両端を支持する固定端板20と可動端板21に引張
ばね27を介装させ、可動端板21を固定端板20側に
付勢して積層濾紙胴体17を適度の圧縮力で保持させる
ことにより、濾過ドラム2内の負圧をほぼ一定に保つよ
うにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、濾過ドラムの外周面に
配設される濾材から残滓固形分を剥離し易く、また、濾
過ドラム内の負圧をほぼ一定化させ得る構成を備えた回
転式真空濾過機に関する。
配設される濾材から残滓固形分を剥離し易く、また、濾
過ドラム内の負圧をほぼ一定化させ得る構成を備えた回
転式真空濾過機に関する。
【0002】
【従来の技術】回転式真空濾過機のうち、単室の円筒形
濾過ドラムを備えたものは小型で簡便性があり、また、
液体分もしくは固形分の何れの分離回収にも有効であ
る。
濾過ドラムを備えたものは小型で簡便性があり、また、
液体分もしくは固形分の何れの分離回収にも有効であ
る。
【0003】かかる回転式真空濾過機の一般的な構成を
図6について説明すると、円筒形に形成されたスポンジ
からなる濾材aを外周面に配設した濾過ドラムbが、モ
ータ等の駆動源と連係する回転軸cによって処理液槽d
に横架され、該濾過ドラムbは処理液槽dに供給される
被処理液eに下半部を浸漬して回転駆動される。また、
濾過ドラムbの内部は吸引管iを介して真空吸引装置f
に連通され、該真空吸引装置fの吸引力で濾過ドラムb
内に吸引される被処理液eを濾材aによって濾過し、さ
らにその処理済液を真空吸引装置fの吸引力で濾過ドラ
ムb外に排出させる。一方、濾過ドラムbの外周部には
濾材aに摺接させてスクレーパgが配設され、被処理液
eから分離されて濾材aの外周面に堆積する残滓固形分
hを該スクレーパgによって剥離して除去するように構
成されている。
図6について説明すると、円筒形に形成されたスポンジ
からなる濾材aを外周面に配設した濾過ドラムbが、モ
ータ等の駆動源と連係する回転軸cによって処理液槽d
に横架され、該濾過ドラムbは処理液槽dに供給される
被処理液eに下半部を浸漬して回転駆動される。また、
濾過ドラムbの内部は吸引管iを介して真空吸引装置f
に連通され、該真空吸引装置fの吸引力で濾過ドラムb
内に吸引される被処理液eを濾材aによって濾過し、さ
らにその処理済液を真空吸引装置fの吸引力で濾過ドラ
ムb外に排出させる。一方、濾過ドラムbの外周部には
濾材aに摺接させてスクレーパgが配設され、被処理液
eから分離されて濾材aの外周面に堆積する残滓固形分
hを該スクレーパgによって剥離して除去するように構
成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のよう
に、濾過ドラムbの外周面に配設される濾材aが円筒形
に形成したスポンジからなり、該スポンジの緊張状に連
続した外周面にスクレーパgを摺接させるものにあって
は、残滓固形分hを剥離し難い欠点があり、さらに該濾
材aの表層部に侵入した微小の残滓固形分hをスクレー
パgで除去し難いため、使用するに従って多量の微小固
形分が濾材aの表層部内に残留して濾材aの目詰まりを
起こしやすく、その濾過能力が低下するという欠点があ
る。本発明は、このような従来の欠点を解消することが
できる濾過ドラムを備えた回転式真空濾過機の提供を目
的とするものである。
に、濾過ドラムbの外周面に配設される濾材aが円筒形
に形成したスポンジからなり、該スポンジの緊張状に連
続した外周面にスクレーパgを摺接させるものにあって
は、残滓固形分hを剥離し難い欠点があり、さらに該濾
材aの表層部に侵入した微小の残滓固形分hをスクレー
パgで除去し難いため、使用するに従って多量の微小固
形分が濾材aの表層部内に残留して濾材aの目詰まりを
起こしやすく、その濾過能力が低下するという欠点があ
る。本発明は、このような従来の欠点を解消することが
できる濾過ドラムを備えた回転式真空濾過機の提供を目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、外周面に濾材
を配設して円筒形に形成され、駆動源と連係する回転軸
に軸支して、処理液槽に回転駆動可能に横架される濾過
ドラムと、前記回転軸の一端に吸引管が連結され、該回
転軸に形成された中空の集液管部を介して前記濾過ドラ
ムの内部と連通させて設けられる真空吸引装置と、前記
濾過ドラムの外周部に配設され、該濾過ドラムの濾材に
摺接されるスクレーパとを備え、処理液槽に供給される
被処理液に前記濾過ドラムの下半部を浸漬して回転駆動
させるとともに、前記真空吸引装置の吸引力によって被
処理液を濾材を介して濾過ドラム内に吸引して濾過し、
さらにその処理済液を集液管部から吸引して濾過ドラム
外に排出させる一方、濾材の外周面に堆積した残滓固形
分をスクレーパで剥離して除去させることにより、前記
被処理液の固液分離を行う回転式真空濾過機において、
前記濾過ドラムの外周面に配設される濾材を、薄板円板
状に形成した複数の環状濾紙を回転軸の軸線方向に沿っ
て積層してなる積層濾紙胴体によって構成したことを特
徴とするものである。
を配設して円筒形に形成され、駆動源と連係する回転軸
に軸支して、処理液槽に回転駆動可能に横架される濾過
ドラムと、前記回転軸の一端に吸引管が連結され、該回
転軸に形成された中空の集液管部を介して前記濾過ドラ
ムの内部と連通させて設けられる真空吸引装置と、前記
濾過ドラムの外周部に配設され、該濾過ドラムの濾材に
摺接されるスクレーパとを備え、処理液槽に供給される
被処理液に前記濾過ドラムの下半部を浸漬して回転駆動
させるとともに、前記真空吸引装置の吸引力によって被
処理液を濾材を介して濾過ドラム内に吸引して濾過し、
さらにその処理済液を集液管部から吸引して濾過ドラム
外に排出させる一方、濾材の外周面に堆積した残滓固形
分をスクレーパで剥離して除去させることにより、前記
被処理液の固液分離を行う回転式真空濾過機において、
前記濾過ドラムの外周面に配設される濾材を、薄板円板
状に形成した複数の環状濾紙を回転軸の軸線方向に沿っ
て積層してなる積層濾紙胴体によって構成したことを特
徴とするものである。
【0006】また、前記回転軸を、駆動源と連係する駆
動軸部と、真空吸引装置と連通する集液管部とに分割形
成し、その相対する先端を摺動可能に嵌合して伸縮自在
に設け、前記駆動軸部と、集液管部のいずれか一方に前
記積層濾紙胴体の一端を支持する固定端板を固定し、他
方に前記積層濾紙胴体の他端を支持し、かつ、回転軸の
端部から着脱自在に遊嵌される可動端板を固定し、該可
動端板と前記固定端板に引張ばねを介装して可動端板を
固定端板側に付勢させるように構成することができ、さ
らに、前記回転軸の集液管部を、開閉弁を介して圧搾空
気供給装置と連通させるように構成することもできる。
動軸部と、真空吸引装置と連通する集液管部とに分割形
成し、その相対する先端を摺動可能に嵌合して伸縮自在
に設け、前記駆動軸部と、集液管部のいずれか一方に前
記積層濾紙胴体の一端を支持する固定端板を固定し、他
方に前記積層濾紙胴体の他端を支持し、かつ、回転軸の
端部から着脱自在に遊嵌される可動端板を固定し、該可
動端板と前記固定端板に引張ばねを介装して可動端板を
固定端板側に付勢させるように構成することができ、さ
らに、前記回転軸の集液管部を、開閉弁を介して圧搾空
気供給装置と連通させるように構成することもできる。
【0007】
【作用】濾過ドラムの回転駆動に伴い、積層濾紙胴体を
構成する各環状濾紙の先端がスクレーパとの摺接部で順
次拡開される。このため、積層濾紙胴体の外周面に堆積
している残滓固形分が前記スクレーパで容易に剥離され
るとともに、積層濾紙胴体の表層部に侵入した微小の残
滓固形分が前記スクレーパによる環状濾紙先端の拡開作
用によって掻き出されることとなり、積層濾紙胴体の目
詰まりが生じない。
構成する各環状濾紙の先端がスクレーパとの摺接部で順
次拡開される。このため、積層濾紙胴体の外周面に堆積
している残滓固形分が前記スクレーパで容易に剥離され
るとともに、積層濾紙胴体の表層部に侵入した微小の残
滓固形分が前記スクレーパによる環状濾紙先端の拡開作
用によって掻き出されることとなり、積層濾紙胴体の目
詰まりが生じない。
【0008】また、可動端板と固定端板に引張ばねを介
装して、該可動端板を固定端板側に付勢させることによ
り、複数の環状濾紙を積層した積層濾紙胴体を適度の圧
縮力で保持することができるため、積層濾紙胴体の長手
方向の伸長に抗して該積層濾紙胴体を圧縮させ、濾過ド
ラム内の負圧をほぼ一定化させることができる。
装して、該可動端板を固定端板側に付勢させることによ
り、複数の環状濾紙を積層した積層濾紙胴体を適度の圧
縮力で保持することができるため、積層濾紙胴体の長手
方向の伸長に抗して該積層濾紙胴体を圧縮させ、濾過ド
ラム内の負圧をほぼ一定化させることができる。
【0009】さらに、圧搾空気供給装置により、濾過ド
ラム内に圧搾空気を供給することにより、優れた逆洗作
用が得られる。
ラム内に圧搾空気を供給することにより、優れた逆洗作
用が得られる。
【0010】
【実施例】図1,2は本発明に係る回転式真空濾過機を
示す。ここで1は機体であって、該機体1上には濾過ド
ラム2を軸支した回転軸3が軸受4によって支承されて
おり、前記濾過ドラム2は処理液槽5内にその下半部を
浸漬して回転可能に横架される。また、機体1の上面に
は電動モータ等の駆動源6が配設され、該駆動源6の駆
動力を伝動ベルト7を介して前記回転軸3に伝達し、濾
過ドラム2を一方向に回転し得るようにしている。
示す。ここで1は機体であって、該機体1上には濾過ド
ラム2を軸支した回転軸3が軸受4によって支承されて
おり、前記濾過ドラム2は処理液槽5内にその下半部を
浸漬して回転可能に横架される。また、機体1の上面に
は電動モータ等の駆動源6が配設され、該駆動源6の駆
動力を伝動ベルト7を介して前記回転軸3に伝達し、濾
過ドラム2を一方向に回転し得るようにしている。
【0011】前記回転軸3の一端には、真空ポンプ等の
真空吸引装置8から延設された吸引管9がカップリング
10を介して連結され、さらに、その連結部と前記濾過
ドラム2内は中空部11(図4参照)を介して連通され
ている。
真空吸引装置8から延設された吸引管9がカップリング
10を介して連結され、さらに、その連結部と前記濾過
ドラム2内は中空部11(図4参照)を介して連通され
ている。
【0012】また、前記機体1には濾過ドラム2の外周
部に配設した濾材15に先端を摺接させたスクレーパ1
2が斜め下向きに装着され、該スクレーパ12によって
濾過ドラム2の外周面から残滓固形分を剥離し、さらに
機外に排出させるようにしている。また、機体1内には
前記処理液槽5に被処理液を供給する給液管13と、処
理済液を真空吸引装置8から機外に送出する送出管14
が夫々配設されている。
部に配設した濾材15に先端を摺接させたスクレーパ1
2が斜め下向きに装着され、該スクレーパ12によって
濾過ドラム2の外周面から残滓固形分を剥離し、さらに
機外に排出させるようにしている。また、機体1内には
前記処理液槽5に被処理液を供給する給液管13と、処
理済液を真空吸引装置8から機外に送出する送出管14
が夫々配設されている。
【0013】次に前記濾過ドラム2の構成を図3〜図5
について説明する。濾過ドラム2は外周面に濾材15を
配設して円筒形に形成されるものであって、該濾材15
は、薄板円板状に形成した複数の環状濾紙16を回転軸
3の軸線方向に沿って積層してなる積層濾紙胴体17に
よって構成される。また、該濾過ドラム2を軸支する回
転軸3は、前記駆動源6と連係される駆動軸部18a
と、中空の集液管部18bとに分割形成され、その相対
する先端を摺動可能に嵌合して伸縮自在に設けられると
ともに、前記集液管部18bの周面に穿設した複数の透
孔19によって、濾過ドラム2の内部が前記真空吸引装
置8と連通される。
について説明する。濾過ドラム2は外周面に濾材15を
配設して円筒形に形成されるものであって、該濾材15
は、薄板円板状に形成した複数の環状濾紙16を回転軸
3の軸線方向に沿って積層してなる積層濾紙胴体17に
よって構成される。また、該濾過ドラム2を軸支する回
転軸3は、前記駆動源6と連係される駆動軸部18a
と、中空の集液管部18bとに分割形成され、その相対
する先端を摺動可能に嵌合して伸縮自在に設けられると
ともに、前記集液管部18bの周面に穿設した複数の透
孔19によって、濾過ドラム2の内部が前記真空吸引装
置8と連通される。
【0014】前記駆動軸部18aと集液管部18bに
は、積層濾紙胴体17の両端を支持する固定端板20と
可動端板21が左右一対に配設される。即ち、固定端板
20は円板状に形成され、駆動軸部18aに固着される
一方、可動端板21は中央部に嵌挿孔22を有する円板
状に形成され、集液管部18bの端部から摺動自在に遊
嵌されるとともに、該可動端板21は集液管部18bに
固着した若干小径の支持板23にパッキン24を介して
ボルト25によって着脱自在に固定される。
は、積層濾紙胴体17の両端を支持する固定端板20と
可動端板21が左右一対に配設される。即ち、固定端板
20は円板状に形成され、駆動軸部18aに固着される
一方、可動端板21は中央部に嵌挿孔22を有する円板
状に形成され、集液管部18bの端部から摺動自在に遊
嵌されるとともに、該可動端板21は集液管部18bに
固着した若干小径の支持板23にパッキン24を介して
ボルト25によって着脱自在に固定される。
【0015】また、前記固定端板19と支持板23には
コ字形に形成したばね受片26,26が対向状に固着さ
れ、該ばね受片26,26に引張ばね27の両端部が固
着される。これにより、該引張ばね27を固定端板20
と可動端板21に介装させて該可動端板21を固定端板
20側に付勢させ、該固定端板20と可動端板21で積
層濾紙胴体17を圧縮して支持するように設けられる。
コ字形に形成したばね受片26,26が対向状に固着さ
れ、該ばね受片26,26に引張ばね27の両端部が固
着される。これにより、該引張ばね27を固定端板20
と可動端板21に介装させて該可動端板21を固定端板
20側に付勢させ、該固定端板20と可動端板21で積
層濾紙胴体17を圧縮して支持するように設けられる。
【0016】さらに、前記ばね受片26,26の外周に
は、固定端板19と支持板23に夫々その一端を固着し
た円筒状のガイド筒28a,28bが対向状に突設され
るとともに、支持板23から突設した複数のガイドピン
29が対向するガイド筒28aの外周面に摺動可能に当
接され、該ガイド筒28aとガイドピン29の案内作用
によって濾過ドラム2の堅牢性を高めるようにしてい
る。
は、固定端板19と支持板23に夫々その一端を固着し
た円筒状のガイド筒28a,28bが対向状に突設され
るとともに、支持板23から突設した複数のガイドピン
29が対向するガイド筒28aの外周面に摺動可能に当
接され、該ガイド筒28aとガイドピン29の案内作用
によって濾過ドラム2の堅牢性を高めるようにしてい
る。
【0017】また、図示省略しているが、前記回転軸3
の集液管部18bには、圧搾空気供給装置が開閉弁を介
して連通される。
の集液管部18bには、圧搾空気供給装置が開閉弁を介
して連通される。
【0018】かかる構成にあって、駆動源6を作動させ
て濾過ドラム2を回転駆動するとともに、真空吸引装置
8を作動させて濾過ドラム2内に負圧を生じさせると、
該負圧による吸引力によって、図5に示すように、処理
液槽5の被処理液xに浸漬された濾過ドラム2の下半部
から該被処理液xが吸引され、積層濾紙胴体17によっ
て濾過される。そしてこの積層濾紙胴体17によって濾
過された処理済液は複数の透孔19から集液管部18b
内に吸引され、さらに該集液管部18bから濾過ドラム
2外に排出される。一方、積層濾紙胴体17の外周面に
は被処理液xから分離された残滓固形分yが順次堆積
し、該残滓固形分yは、濾過ドラム2の回転に伴って上
方に移送され、その上半部分において前記吸引力によっ
て脱水された後、スクレーパ12によって積層濾紙胴体
17の外周面から剥離される。
て濾過ドラム2を回転駆動するとともに、真空吸引装置
8を作動させて濾過ドラム2内に負圧を生じさせると、
該負圧による吸引力によって、図5に示すように、処理
液槽5の被処理液xに浸漬された濾過ドラム2の下半部
から該被処理液xが吸引され、積層濾紙胴体17によっ
て濾過される。そしてこの積層濾紙胴体17によって濾
過された処理済液は複数の透孔19から集液管部18b
内に吸引され、さらに該集液管部18bから濾過ドラム
2外に排出される。一方、積層濾紙胴体17の外周面に
は被処理液xから分離された残滓固形分yが順次堆積
し、該残滓固形分yは、濾過ドラム2の回転に伴って上
方に移送され、その上半部分において前記吸引力によっ
て脱水された後、スクレーパ12によって積層濾紙胴体
17の外周面から剥離される。
【0019】一方、濾過ドラム2の回転駆動に伴い、積
層濾紙胴体17の外周面がスクレーパ12との摺接部ま
で回転されると、該積層濾紙胴体17を構成する各環状
濾紙16の先端が前記スクレーパ12によって順次拡開
される。このため、積層濾紙胴体17の外周面から残滓
固形分yが容易に剥離される。また、積層濾紙胴体17
によって上記のような濾過を行うのに伴って、微小の残
滓固形分yが積層濾紙胴体17の表層部に侵入すると、
この微小の残滓固形分yが前記スクレーパ12による環
状濾紙16の先端拡開作用によって前記表層部から掻き
出されることとなり、積層濾紙胴体17の目詰まりが防
止される。
層濾紙胴体17の外周面がスクレーパ12との摺接部ま
で回転されると、該積層濾紙胴体17を構成する各環状
濾紙16の先端が前記スクレーパ12によって順次拡開
される。このため、積層濾紙胴体17の外周面から残滓
固形分yが容易に剥離される。また、積層濾紙胴体17
によって上記のような濾過を行うのに伴って、微小の残
滓固形分yが積層濾紙胴体17の表層部に侵入すると、
この微小の残滓固形分yが前記スクレーパ12による環
状濾紙16の先端拡開作用によって前記表層部から掻き
出されることとなり、積層濾紙胴体17の目詰まりが防
止される。
【0020】また、積層濾紙胴体17を構成する各環状
濾紙16が被処理液xで膨潤して粗密化したり、各環状
濾紙16の積層面間に微小の残滓固形分yが滞留したり
することによって、積層濾紙胴体17が長手方向に伸長
されると、濾過流量が増大して濾過ドラム2内の負圧が
低下することとなるが、可動端板21を固定端板20側
に付勢する引張ばね27によって積層濾紙胴体17をそ
の長手方向の伸長に抗して圧縮させる作用が得られ、こ
れにより、濾過ドラム2内の負圧をほぼ一定に保つこと
ができる。
濾紙16が被処理液xで膨潤して粗密化したり、各環状
濾紙16の積層面間に微小の残滓固形分yが滞留したり
することによって、積層濾紙胴体17が長手方向に伸長
されると、濾過流量が増大して濾過ドラム2内の負圧が
低下することとなるが、可動端板21を固定端板20側
に付勢する引張ばね27によって積層濾紙胴体17をそ
の長手方向の伸長に抗して圧縮させる作用が得られ、こ
れにより、濾過ドラム2内の負圧をほぼ一定に保つこと
ができる。
【0021】さらに、上記のような回転式真空濾過機の
通常運転が終了した時点において、随時或は定期的に、
圧搾空気供給装置を作動させるとともに開閉弁を開い
て、その圧搾空気を集液管部18bから濾過ドラム2内
に供給すると、該圧搾空気によって、各環状濾紙16の
積層面間に滞留している微小の残滓固形分yを積層濾紙
胴体17の外周面に押し出して取り除く所謂逆洗作用が
得られる。また、このとき、濾過ドラム2内が加圧状態
となり、可動端板21が引張ばね27の付勢に抗して押
し戻されて、積層濾紙胴体17の圧縮力が緩められるこ
とにより、各環状濾紙16の積層面の圧接が弱まって、
前記逆洗作用がより効果的に行われる。
通常運転が終了した時点において、随時或は定期的に、
圧搾空気供給装置を作動させるとともに開閉弁を開い
て、その圧搾空気を集液管部18bから濾過ドラム2内
に供給すると、該圧搾空気によって、各環状濾紙16の
積層面間に滞留している微小の残滓固形分yを積層濾紙
胴体17の外周面に押し出して取り除く所謂逆洗作用が
得られる。また、このとき、濾過ドラム2内が加圧状態
となり、可動端板21が引張ばね27の付勢に抗して押
し戻されて、積層濾紙胴体17の圧縮力が緩められるこ
とにより、各環状濾紙16の積層面の圧接が弱まって、
前記逆洗作用がより効果的に行われる。
【0022】尚、上記実施例では、固定端板20を駆動
軸部18aに配設し、可動端板21を集液管部18bに
配設しているが、該固定端板20と可動端板21の配設
位置を逆にすることも可能である。また、可動端板21
を支持板23を介して集液管部18bに固定している
が、該可動端板21は、中央部の嵌挿孔22部分に円筒
形のボス部を形成し、該ボス部をねじ止めしたりして、
前記支持板23を用いることなく、集液管部18bに直
接着脱自在に取付けるようにすることもできる。
軸部18aに配設し、可動端板21を集液管部18bに
配設しているが、該固定端板20と可動端板21の配設
位置を逆にすることも可能である。また、可動端板21
を支持板23を介して集液管部18bに固定している
が、該可動端板21は、中央部の嵌挿孔22部分に円筒
形のボス部を形成し、該ボス部をねじ止めしたりして、
前記支持板23を用いることなく、集液管部18bに直
接着脱自在に取付けるようにすることもできる。
【0023】さらに、積層濾紙胴体17を珪藻土その他
の濾過助剤でプリコートすることも可能であり、このプ
リコート処理により、濾過済液の清澄度を高め、また、
積層濾紙胴体17を保護することもできる。
の濾過助剤でプリコートすることも可能であり、このプ
リコート処理により、濾過済液の清澄度を高め、また、
積層濾紙胴体17を保護することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述したように、濾過ドラムの
濾材を、薄板円板状に形成した複数の環状濾紙を回転軸
の軸線方向に沿って積層してなる積層濾紙胴体によって
構成したものであるから、環状濾紙の先端がスクレーパ
との摺接部で順次拡開されるため、濾材の外周面に堆積
する残滓固形分を除去しやすく、濾材の目詰まりを防止
できる等の優れた効果がある。
濾材を、薄板円板状に形成した複数の環状濾紙を回転軸
の軸線方向に沿って積層してなる積層濾紙胴体によって
構成したものであるから、環状濾紙の先端がスクレーパ
との摺接部で順次拡開されるため、濾材の外周面に堆積
する残滓固形分を除去しやすく、濾材の目詰まりを防止
できる等の優れた効果がある。
【0025】また、積層濾紙胴体の両端を支持する可動
端板と固定端板に引張ばねを介装させ、可動端板を固定
端板側に付勢して積層濾紙胴体を適度の圧縮力で保持さ
せるようにしたから、濾過ドラム内の負圧をほぼ一定に
保つことができ、濾過作用が良好となる優れた効果があ
る。
端板と固定端板に引張ばねを介装させ、可動端板を固定
端板側に付勢して積層濾紙胴体を適度の圧縮力で保持さ
せるようにしたから、濾過ドラム内の負圧をほぼ一定に
保つことができ、濾過作用が良好となる優れた効果があ
る。
【0026】さらに、回転軸の集液管部を、開閉弁を介
して圧搾空気供給装置と連通させるようにしたことによ
り、環状濾紙の積層面間に滞留する微小の残滓固形分を
簡単に取り除くことができる優れた逆洗効果がある。
して圧搾空気供給装置と連通させるようにしたことによ
り、環状濾紙の積層面間に滞留する微小の残滓固形分を
簡単に取り除くことができる優れた逆洗効果がある。
【図1】本発明に係る回転式真空濾過機の正面図であ
る。
る。
【図2】同上の回転式真空濾過機の一部切欠き側面図で
ある。
ある。
【図3】濾過ドラムの正面図である。
【図4】濾過ドラムの縦断面図である。
【図5】濾過ドラムの側断面である。
【図6】従来の回転式真空濾過機の概略側断面図であ
る。
る。
2 濾過ドラム 3 回転軸 5 処理液槽 6 駆動源 8 真空吸引装置 9 吸引管 12 スクレーパ 15 濾材 16 環状濾紙 17 積層濾紙胴体 18a 駆動軸部 18b 集液管部 20 固定端板 21 可動端板 27 引張ばね x 被処理液 y 残滓固形分
Claims (3)
- 【請求項1】 外周面に濾材を配設して円筒形に形成さ
れ、駆動源と連係する回転軸に軸支して、処理液槽に回
転駆動可能に横架される濾過ドラムと、 前記回転軸の一端に吸引管が連結され、該回転軸に形成
された中空の集液管部を介して前記濾過ドラムの内部と
連通させて設けられる真空吸引装置と、 前記濾過ドラムの外周部に配設され、該濾過ドラムの濾
材に摺接されるスクレーパとを備え、 処理液槽に供給される被処理液に前記濾過ドラムの下半
部を浸漬して回転駆動させるとともに、前記真空吸引装
置の吸引力によって被処理液を濾材を介して濾過ドラム
内に吸引して濾過し、さらにその処理済液を集液管部か
ら吸引して濾過ドラム外に排出させる一方、濾材の外周
面に堆積した残滓固形分をスクレーパで剥離して除去さ
せることにより、前記被処理液の固液分離を行う回転式
真空濾過機において、 前記濾過ドラムの外周面に配設される濾材を、薄板円板
状に形成した複数の環状濾紙を回転軸の軸線方向に沿っ
て積層してなる積層濾紙胴体によって構成したことを特
徴とする回転式真空濾過機。 - 【請求項2】 前記回転軸を、駆動源と連係する駆動軸
部と、真空吸引装置と連通する集液管部とに分割形成
し、その相対する先端を摺動可能に嵌合して伸縮自在に
設け、前記駆動軸部と、集液管部のいずれか一方に前記
積層濾紙胴体の一端を支持する固定端板を固定し、他方
に前記積層濾紙胴体の他端を支持し、かつ、回転軸の端
部から着脱自在に遊嵌される可動端板を固定し、該可動
端板と前記固定端板に引張ばねを介装して可動端板を固
定端板側に付勢させるように構成したことを特徴とする
請求項1に記載した回転式真空濾過機。 - 【請求項3】 前記回転軸の集液管部を、開閉弁を介し
て圧搾空気供給装置と連通させるように構成したことを
特徴とする請求項1に記載した回転式真空濾過機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5166389A JPH07722A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 回転式真空濾過機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5166389A JPH07722A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 回転式真空濾過機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07722A true JPH07722A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15830517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5166389A Pending JPH07722A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 回転式真空濾過機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07722A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023149503A1 (ja) | 2022-02-04 | 2023-08-10 | 三菱ケミカル株式会社 | 樹脂組成物、成形体、ペレット、および、レーザー溶着体 |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP5166389A patent/JPH07722A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023149503A1 (ja) | 2022-02-04 | 2023-08-10 | 三菱ケミカル株式会社 | 樹脂組成物、成形体、ペレット、および、レーザー溶着体 |
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