JPH0772376B2 - 紡機における満・空ボビン移送装置の移送異常検知方法 - Google Patents
紡機における満・空ボビン移送装置の移送異常検知方法Info
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- JPH0772376B2 JPH0772376B2 JP30187590A JP30187590A JPH0772376B2 JP H0772376 B2 JPH0772376 B2 JP H0772376B2 JP 30187590 A JP30187590 A JP 30187590A JP 30187590 A JP30187590 A JP 30187590A JP H0772376 B2 JPH0772376 B2 JP H0772376B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はリング精紡機、リング撚糸機の紡機における満
・空ボビン移送装置の移送異常検知方法に関するもので
ある。
・空ボビン移送装置の移送異常検知方法に関するもので
ある。
[従来の技術] この種の紡機においては満管に伴う管替作業時に管替装
置による自動管替作業を容易にするため、紡機の前面に
スピンドルピッチと対応した状態で空ボビンを供給し、
玉揚げされた満ボビンを搬出する移送装置が必要とな
る。この種の移送装置としてペッグトレイを介して満ボ
ビンあるいは空ボビンの移送を行う装置が提案されてい
る。
置による自動管替作業を容易にするため、紡機の前面に
スピンドルピッチと対応した状態で空ボビンを供給し、
玉揚げされた満ボビンを搬出する移送装置が必要とな
る。この種の移送装置としてペッグトレイを介して満ボ
ビンあるいは空ボビンの移送を行う装置が提案されてい
る。
例えば、特開昭63−145438号公報、特開昭63−275727号
公報等にはペッグトレイを1列状態で搭載可能に形成さ
れかつスピンドル列に沿って往復移動可能に配設された
搭載移送部材をシリンダで往復駆動するとともに、搭載
移送部材の復動時にペッグトレイの移動を規制してペッ
グトレイを所定位置に配置する規制部材を設け、搭載移
送部材の往復動によりペッグトレイを順次所定位置に移
送する移送装置が提案されている。これらの移送装置で
はペッグトレイは単に搭載移送部材上に載置されただけ
で、搭載移送部材の往復時にペッグトレイが規制部材を
ばねの付勢力に抗して押し下げながらペッグトレイ下面
と搭載移送部材上面との摩擦によって搭載移送部材と一
体的に移動するようになっている。そのためガイド部材
内等に風綿等が堆積するとペッグトレイの移動が抑制さ
れ、搭載移動部材の往動時にペッグトレイが規制部材を
乗り越えることができない事態が生じる場合がある。
公報等にはペッグトレイを1列状態で搭載可能に形成さ
れかつスピンドル列に沿って往復移動可能に配設された
搭載移送部材をシリンダで往復駆動するとともに、搭載
移送部材の復動時にペッグトレイの移動を規制してペッ
グトレイを所定位置に配置する規制部材を設け、搭載移
送部材の往復動によりペッグトレイを順次所定位置に移
送する移送装置が提案されている。これらの移送装置で
はペッグトレイは単に搭載移送部材上に載置されただけ
で、搭載移送部材の往復時にペッグトレイが規制部材を
ばねの付勢力に抗して押し下げながらペッグトレイ下面
と搭載移送部材上面との摩擦によって搭載移送部材と一
体的に移動するようになっている。そのためガイド部材
内等に風綿等が堆積するとペッグトレイの移動が抑制さ
れ、搭載移動部材の往動時にペッグトレイが規制部材を
乗り越えることができない事態が生じる場合がある。
従って、ペッグトレイの移送個数の確認を搭載移送部材
の往復回数で行うのは確実性に欠ける。そこで、この種
の移送装置を使用する場合は、ペッグトレイの検知セン
サをペッグトレイ通路の近傍に設け、検知センサの前を
通過するペッグトレイの個数をカウントしていた。
の往復回数で行うのは確実性に欠ける。そこで、この種
の移送装置を使用する場合は、ペッグトレイの検知セン
サをペッグトレイ通路の近傍に設け、検知センサの前を
通過するペッグトレイの個数をカウントしていた。
[発明が解決しようとする課題] 紡績工場内には風綿が多く存在するため、規制部材を押
圧付勢するばねへの風綿の堆積等による規制部材の作動
不良が生じ、搭載移送部材の復動時にペッグトレイの連
れ戻りが発生する場合がある。前記従来のカウント方式
ではペッグトレイの移動方向に関係なく、検知センサが
ペッグトレイの通過を検知するたびにペッグトレイが1
個移送されたものとしてカウントされる。従って、ペッ
グトレイの連れ戻りが発生した場合にも、ペッグトレイ
が1個移送されたものとしてカウントされ、連れ戻りが
1回発生するたびに、カウント数が正確なカウント数よ
り2だけ多くなる。その結果、所定のカウント数に到達
した時点で移送装置が停止されると、ペッグトレイは所
定数の移送が完了しない状態となる。
圧付勢するばねへの風綿の堆積等による規制部材の作動
不良が生じ、搭載移送部材の復動時にペッグトレイの連
れ戻りが発生する場合がある。前記従来のカウント方式
ではペッグトレイの移動方向に関係なく、検知センサが
ペッグトレイの通過を検知するたびにペッグトレイが1
個移送されたものとしてカウントされる。従って、ペッ
グトレイの連れ戻りが発生した場合にも、ペッグトレイ
が1個移送されたものとしてカウントされ、連れ戻りが
1回発生するたびに、カウント数が正確なカウント数よ
り2だけ多くなる。その結果、所定のカウント数に到達
した時点で移送装置が停止されると、ペッグトレイは所
定数の移送が完了しない状態となる。
空ボビン供給の際に全スピンドルと対応して空ボビンが
供給されない状態で、管替え後の紡機の再起動が行われ
ると、スピンドルに糸が直接巻き取られ、次回の管替え
時にトラブルが生じるという問題がある。
供給されない状態で、管替え後の紡機の再起動が行われ
ると、スピンドルに糸が直接巻き取られ、次回の管替え
時にトラブルが生じるという問題がある。
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、
その目的は搭載移送部材の復動時にペッグトレイの移送
方向と反対方向への連れ戻りが発生しても、ペッグトレ
イの移送個数を正確にカウントすることができ、送り異
常の発生を確実に検知してトラブルを未然に防止するこ
とができる紡機における満・空ボビン移送装置の移送異
常検知方法を提供することにある。
その目的は搭載移送部材の復動時にペッグトレイの移送
方向と反対方向への連れ戻りが発生しても、ペッグトレ
イの移送個数を正確にカウントすることができ、送り異
常の発生を確実に検知してトラブルを未然に防止するこ
とができる紡機における満・空ボビン移送装置の移送異
常検知方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため本発明においては、上面にボ
ビンを挿着するペッグを備え下面に係止凹部を備えたペ
ッグトレイを1列状態で搭載可能に形成されるとともに
スピンドル列に沿って往復移動可能に配設された搭載移
送部材と、前記搭載移送部材と平行に延設され搭載移送
部材上に搭載されたペッグトレイの搭載移送部材移動方
向からの横ずれを抑制するガイド部材と、ペッグトレイ
の係止凹部と係合可能な係止部を有しペッグトレイの前
記搭載移送部材の往動側への移動を許容するとともに復
動側への移動を規制する規制部材とを備えた紡機におけ
る満・空ボビン移送装置において、所定位置にペッグト
レイの通過を検知する検知用センサを設け、前記搭載移
送部材の往動時に前記検知用センサがペッグトレイの通
過を検知し、かつ搭載移送部材の復動時に前記検知用セ
ンサがペッグトレイの通過を検知しない場合に計数して
1を加算し、前記搭載移送部材の往動時に前記検知用セ
ンサがペッグトレイの通過を検知しても、搭載移送部材
の復動時に前記検知用センサがペッグトレイの通過を検
知した場合には計数をしないという条件で移送装置の運
転時にペッグトレイの数をカウントし、搭載移送部材が
所定回数往復動したときの合計計数値がその所定回数と
一致しないときに異常と判断するようにした。
ビンを挿着するペッグを備え下面に係止凹部を備えたペ
ッグトレイを1列状態で搭載可能に形成されるとともに
スピンドル列に沿って往復移動可能に配設された搭載移
送部材と、前記搭載移送部材と平行に延設され搭載移送
部材上に搭載されたペッグトレイの搭載移送部材移動方
向からの横ずれを抑制するガイド部材と、ペッグトレイ
の係止凹部と係合可能な係止部を有しペッグトレイの前
記搭載移送部材の往動側への移動を許容するとともに復
動側への移動を規制する規制部材とを備えた紡機におけ
る満・空ボビン移送装置において、所定位置にペッグト
レイの通過を検知する検知用センサを設け、前記搭載移
送部材の往動時に前記検知用センサがペッグトレイの通
過を検知し、かつ搭載移送部材の復動時に前記検知用セ
ンサがペッグトレイの通過を検知しない場合に計数して
1を加算し、前記搭載移送部材の往動時に前記検知用セ
ンサがペッグトレイの通過を検知しても、搭載移送部材
の復動時に前記検知用センサがペッグトレイの通過を検
知した場合には計数をしないという条件で移送装置の運
転時にペッグトレイの数をカウントし、搭載移送部材が
所定回数往復動したときの合計計数値がその所定回数と
一致しないときに異常と判断するようにした。
[作用] ペッグトレイが検知センサと対応する位置を通過する
と、検知センサはペッグトレイの移動方向に関係なく検
知信号を出力する。ペッグトレイのカウントは搭載移送
部材の1往復ごとに、前記検知信号に基づいて行われ
る。搭載移送部材の往動時に検知用センサがペッグトレ
イの通過を検知し、かつ搭載移送部材の復動時に検知用
センサがペッグトレイの通過を検知しない場合、すなわ
ちペッググトレイの所定方向への移送が確実に行われた
ときに計数されて1が加算される。又、搭載移送部材の
往動時に検知用センサがペッグトレイの通過を検知して
も、搭載移送部材の復動時に前記検知用センサがペッグ
トレイの通過を検知した場合、すなわちペッグトレイの
移送方向と反対方向への連れ戻りが発生した場合には計
数されない。そして、搭載移送部材が所定回数往復動し
たときにその所定回数とペッグトレイの合計計数値とが
比較され、両者の値が一致しないときに異常と判断され
る。
と、検知センサはペッグトレイの移動方向に関係なく検
知信号を出力する。ペッグトレイのカウントは搭載移送
部材の1往復ごとに、前記検知信号に基づいて行われ
る。搭載移送部材の往動時に検知用センサがペッグトレ
イの通過を検知し、かつ搭載移送部材の復動時に検知用
センサがペッグトレイの通過を検知しない場合、すなわ
ちペッググトレイの所定方向への移送が確実に行われた
ときに計数されて1が加算される。又、搭載移送部材の
往動時に検知用センサがペッグトレイの通過を検知して
も、搭載移送部材の復動時に前記検知用センサがペッグ
トレイの通過を検知した場合、すなわちペッグトレイの
移送方向と反対方向への連れ戻りが発生した場合には計
数されない。そして、搭載移送部材が所定回数往復動し
たときにその所定回数とペッグトレイの合計計数値とが
比較され、両者の値が一致しないときに異常と判断され
る。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に従って説明
する。満・空ボビン移送装置は特開昭63−275727号公報
に開示されたものとほぼ同様な基本構成であり、第4〜
6図に示すようにペッグトレイ1を1列状態で搭載可能
に形成されるとともにスピンドル列(図示せず)に沿っ
て往復移動可能に配設された搭載移送部材としての一対
の移送レール2と、その移送レール2上に搭載されたペ
ッグトレイ1の移送レール2の移動方向からの横ずれを
抑制するガイド部材としてのガイドカバー3(第5,6図
に図示)と、ペッグトレイ1の前記移送レール2の往動
側への移動を許容するとともに復動側への移動を規制す
る規制部材4(第5,6図に図示)とを備えている。
する。満・空ボビン移送装置は特開昭63−275727号公報
に開示されたものとほぼ同様な基本構成であり、第4〜
6図に示すようにペッグトレイ1を1列状態で搭載可能
に形成されるとともにスピンドル列(図示せず)に沿っ
て往復移動可能に配設された搭載移送部材としての一対
の移送レール2と、その移送レール2上に搭載されたペ
ッグトレイ1の移送レール2の移動方向からの横ずれを
抑制するガイド部材としてのガイドカバー3(第5,6図
に図示)と、ペッグトレイ1の前記移送レール2の往動
側への移動を許容するとともに復動側への移動を規制す
る規制部材4(第5,6図に図示)とを備えている。
第5,6図に示すようにガイドカバー3はブラケット5を
介してスピンドル(図示せず)列に沿って移送レール2
と平行に延設されている。移送レール2はガイドカバー
3の内側において前記ブラケット5及び支持ブラケット
6の上面に形成されたガイド溝5aと係合する状態でスピ
ンドル列に沿って往復移動機能に支承されている。移送
レール2の上面には移送レール2が待機位置に配置され
た状態において、移送レール2上に搭載されたペッグト
レイ1の間でかつ移送レール2の往動時進行方向側に位
置するペッグトレイ1の外周面と係合可能な位置にスピ
ンドルピッチと同じ間隔で係合突部2aが突設されてい
る。
介してスピンドル(図示せず)列に沿って移送レール2
と平行に延設されている。移送レール2はガイドカバー
3の内側において前記ブラケット5及び支持ブラケット
6の上面に形成されたガイド溝5aと係合する状態でスピ
ンドル列に沿って往復移動機能に支承されている。移送
レール2の上面には移送レール2が待機位置に配置され
た状態において、移送レール2上に搭載されたペッグト
レイ1の間でかつ移送レール2の往動時進行方向側に位
置するペッグトレイ1の外周面と係合可能な位置にスピ
ンドルピッチと同じ間隔で係合突部2aが突設されてい
る。
移送レール2の内側には、前記ペッグトレイ1の係止凹
部1aと係合可能な係止部としての係止突起4aがスピンド
ルピッチと同一間隔で多数鋸刃状に形成された規制部材
4が移送レール2の長手方向に沿って伸びるとともに、
前記各係止突起4aがスピンドル(図示せず)と対応する
位置においてペッグトレイ1の係止凹部1a内に侵入した
状態に配置可能に板ばね7を介して上下動可能に支持さ
れている。板ばね7は移送レール2のガイド部材として
の役割を兼ねた支持ブラケット6にその一端が固定さ
れ、他端が規制部材4の端部側面に固定されている。
又、規制部材4は全ての係止突起4aがペッグトレイ1の
係止凹部1aと当接した状態で、ペッグトレイ1がスピン
ドルと対応する管替位置に配置されるようにその配設位
置が設定されている。
部1aと係合可能な係止部としての係止突起4aがスピンド
ルピッチと同一間隔で多数鋸刃状に形成された規制部材
4が移送レール2の長手方向に沿って伸びるとともに、
前記各係止突起4aがスピンドル(図示せず)と対応する
位置においてペッグトレイ1の係止凹部1a内に侵入した
状態に配置可能に板ばね7を介して上下動可能に支持さ
れている。板ばね7は移送レール2のガイド部材として
の役割を兼ねた支持ブラケット6にその一端が固定さ
れ、他端が規制部材4の端部側面に固定されている。
又、規制部材4は全ての係止突起4aがペッグトレイ1の
係止凹部1aと当接した状態で、ペッグトレイ1がスピン
ドルと対応する管替位置に配置されるようにその配設位
置が設定されている。
移送レール2は第4図に示すようにエアシリンダ8のピ
ストンロッド8aに連結部材9を介して連結され、エアシ
リンダ8の作動によりスピンドル列に沿ってスピンドル
ピッチより若干大きなストロークで一体的に往復動され
るようになっている。エアシリンダ8には復動シリンダ
が使用され、ソレノイドバルブ10を介して圧縮空気の供
給・排気が行われ、ソレノイドバルブ10がONのときにピ
ストンロッド8aが前進し(第4図においてエアシリンダ
8内へ入り込む)、OFFのときにピストンロッド8aが後
退(第4図においてエアシリンダ8より突出)するよう
になっている。エアシリンダ8の前側及びに後側は、ピ
ストンロッド8aが前進及び後退を検知するセンサ12,11
が配設されている。前記ソレノイドバルブ10は制御装置
13からの制御信号に基づいてON、OFF動作するようにな
っている。
ストンロッド8aに連結部材9を介して連結され、エアシ
リンダ8の作動によりスピンドル列に沿ってスピンドル
ピッチより若干大きなストロークで一体的に往復動され
るようになっている。エアシリンダ8には復動シリンダ
が使用され、ソレノイドバルブ10を介して圧縮空気の供
給・排気が行われ、ソレノイドバルブ10がONのときにピ
ストンロッド8aが前進し(第4図においてエアシリンダ
8内へ入り込む)、OFFのときにピストンロッド8aが後
退(第4図においてエアシリンダ8より突出)するよう
になっている。エアシリンダ8の前側及びに後側は、ピ
ストンロッド8aが前進及び後退を検知するセンサ12,11
が配設されている。前記ソレノイドバルブ10は制御装置
13からの制御信号に基づいてON、OFF動作するようにな
っている。
移送レール2の一端寄りの所定位置には、ペッグトレイ
1の通過を検知する検知用センサ14が配設されている。
検知用センサ14には静電容量型の近接スイッチが使用さ
れ、第3図に示すように、ピストンロッド8aの前進動作
あるは後退動作が完了した状態において2個のペッグト
レイ1の当接部と対応する位置に配置されている。
1の通過を検知する検知用センサ14が配設されている。
検知用センサ14には静電容量型の近接スイッチが使用さ
れ、第3図に示すように、ピストンロッド8aの前進動作
あるは後退動作が完了した状態において2個のペッグト
レイ1の当接部と対応する位置に配置されている。
前記制御装置13にはエアシリンダ8に配設された両セン
サ11,12及び前記検知センサ14からの検知信号が入力さ
れ、制御装置13はそれらの検知信号等に基づいて空ボビ
ンBあるいは満ボビン(図示せず)が挿着されたペッグ
トレイ1の所定方向への送り数を計数するようになって
いる。
サ11,12及び前記検知センサ14からの検知信号が入力さ
れ、制御装置13はそれらの検知信号等に基づいて空ボビ
ンBあるいは満ボビン(図示せず)が挿着されたペッグ
トレイ1の所定方向への送り数を計数するようになって
いる。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
エアシリンダ8の作動により連結部材9を介して移送レ
ール2がスピンドルピッチより若干大きなストロークで
往復動される。移送レール2の往動時には移送レール2
上のペッグトレイ1が移送レール2とともに移動し、移
動途中においてペッグトレイ1の底面が規制部材4の係
止突起4aの上面と係合する。その状態でさらに移送レー
ル2が前進するとペッグトレイ1は規制部材4を板ばね
7の力に抗して下方へ移動させてその上方を通過し、移
送レール2の往動分移送される。
ール2がスピンドルピッチより若干大きなストロークで
往復動される。移送レール2の往動時には移送レール2
上のペッグトレイ1が移送レール2とともに移動し、移
動途中においてペッグトレイ1の底面が規制部材4の係
止突起4aの上面と係合する。その状態でさらに移送レー
ル2が前進するとペッグトレイ1は規制部材4を板ばね
7の力に抗して下方へ移動させてその上方を通過し、移
送レール2の往動分移送される。
移送レール2は主としてペッグトレイ1の下面と移送レ
ール2の上面との摩擦によってペッグトレイ1を移動さ
せる。ガイドカバー3内への風綿の堆積等によりペッグ
トレイ1の移動に必要な力が前記摩擦力より大きくなっ
た場合には、ペッグトレイ1が移送レール2と一体的に
移動されずにペッグトレイ1の移送に支障を来す。しか
し、この実施例の装置では係合突部2aがペッグトレイ1
の外周面と係合した状態で移送レール2が移動するた
め、堆積風綿等の影響でペッグトレイ1を移送するため
の抵抗が大きな場合でも、ペッグトレイ1は移送レール
2の往動時に確実に移送レール2の往動分移送される。
ール2の上面との摩擦によってペッグトレイ1を移動さ
せる。ガイドカバー3内への風綿の堆積等によりペッグ
トレイ1の移動に必要な力が前記摩擦力より大きくなっ
た場合には、ペッグトレイ1が移送レール2と一体的に
移動されずにペッグトレイ1の移送に支障を来す。しか
し、この実施例の装置では係合突部2aがペッグトレイ1
の外周面と係合した状態で移送レール2が移動するた
め、堆積風綿等の影響でペッグトレイ1を移送するため
の抵抗が大きな場合でも、ペッグトレイ1は移送レール
2の往動時に確実に移送レール2の往動分移送される。
移送レール2の前進が完了した時点では規制部材4の係
止突起4aがペッグトレイ1の係止凹部1a内に侵入し、係
止凹部1aと係止突起4aとの間に隙間が生じた状態に配置
される。移送レール2の復動時にはペッグトレイ1の係
止凹部1a内に突出した係止突起4aが係止凹部1aが係合し
てペッグトレイ1の後退が阻止され、各ペッグトレイ1
がスピンドルと対応する所定の管替位置に配置される。
止突起4aがペッグトレイ1の係止凹部1a内に侵入し、係
止凹部1aと係止突起4aとの間に隙間が生じた状態に配置
される。移送レール2の復動時にはペッグトレイ1の係
止凹部1a内に突出した係止突起4aが係止凹部1aが係合し
てペッグトレイ1の後退が阻止され、各ペッグトレイ1
がスピンドルと対応する所定の管替位置に配置される。
次にペッグトレイ1の送り数の計数方法を説明する。
まず、正常時について説明すると、ピストンロッド8aが
後退位置に配置された状態ではセンサ11からのON信号が
制御装置13に入力されている。又、この状態ではペッグ
トレイ1と検知センサ14とは第3図(a)に示す位置関
係にある。この状態からソレノイドバルブ10へON信号が
出力されると、ピストンロッド8aが前進するとともに移
送レール2が往動される。ピストンロッド8aの前進によ
りセンサ11からのON信号がなくなり、前進完了によりセ
ンサ12のON信号が制御装置13に入力されるとともに、移
送レール2上のペッグトレイ1と検知用センサ14との関
係は第3図(c)に示す状態となる。移送レール2の往
動途中の第3図(b)に示す状態の時に、検知用センサ
14のON信号が制御装置13に入力される。次にソレノイド
バルブ10へOFF信号が出力されると、ピストンロッド8a
が後退するとともに移送レール2が復動される。ピスト
ンロッド8aの後退によりセンサ12からのON信号がなくな
り、後退完了によりセンサ11のON信号が制御装置13に入
力される。移送レール2の復動時にはペッグトレイ1に
規制部材の作用により移動が阻止され、第3図(c)に
示す状態に保持される。
後退位置に配置された状態ではセンサ11からのON信号が
制御装置13に入力されている。又、この状態ではペッグ
トレイ1と検知センサ14とは第3図(a)に示す位置関
係にある。この状態からソレノイドバルブ10へON信号が
出力されると、ピストンロッド8aが前進するとともに移
送レール2が往動される。ピストンロッド8aの前進によ
りセンサ11からのON信号がなくなり、前進完了によりセ
ンサ12のON信号が制御装置13に入力されるとともに、移
送レール2上のペッグトレイ1と検知用センサ14との関
係は第3図(c)に示す状態となる。移送レール2の往
動途中の第3図(b)に示す状態の時に、検知用センサ
14のON信号が制御装置13に入力される。次にソレノイド
バルブ10へOFF信号が出力されると、ピストンロッド8a
が後退するとともに移送レール2が復動される。ピスト
ンロッド8aの後退によりセンサ12からのON信号がなくな
り、後退完了によりセンサ11のON信号が制御装置13に入
力される。移送レール2の復動時にはペッグトレイ1に
規制部材の作用により移動が阻止され、第3図(c)に
示す状態に保持される。
制御装置13はソレノイドバルブ10のON信号の立ち上がり
からセンサ12のON信号が入力されるまでの間に検知セン
サ14のON信号が入力され、かつソレノイドバルブ10のON
信号の立ち下がりからセンサ11のON信号が入力されるま
での間に検知センサ14のON信号が入力されない時に、ペ
ッグトレイ1が所定方向に送られたものとして計数し、
制御装置13に内蔵されたカウンタに1が加算される。
からセンサ12のON信号が入力されるまでの間に検知セン
サ14のON信号が入力され、かつソレノイドバルブ10のON
信号の立ち下がりからセンサ11のON信号が入力されるま
での間に検知センサ14のON信号が入力されない時に、ペ
ッグトレイ1が所定方向に送られたものとして計数し、
制御装置13に内蔵されたカウンタに1が加算される。
次に異常時すなわち、移送レール2の復動時にペッグト
レイ1の連れ戻しが発生した場合について説明する。
レイ1の連れ戻しが発生した場合について説明する。
移送レール2の往動時には正常時と同様に各センサ11,1
2,14からのON信号が制御装置13に入力される。一方、第
3図(c)に示す状態からソレノイドバルブ10へOFF信
号が出力され、ピストンロッド8aの後退とともに移送レ
ール2が復動される復動時には、第3図(d),(e)
に示すようにペッグトレイ1が連れ戻される。ピストン
ロッド8aの後退によりセンサ12からのON信号がなくな
り、後退完了によりセンサ11のON信号が制御装置13に入
力される。そして、移送レール2の復動途中の第3図
(d)に示す状態の時に、検知用センサ14のON信号が制
御装置13に入力される。制御装置13はソレノイドバルブ
10のON信号の立ち上がりからセンサ12のON信号が入力さ
れるまでの間に検知センサ14のON信号が入力されても、
ソレノイドバルブ10のON信号の立ち下がりからセンサ11
のON信号が入力されるまでの間に検知センサ14のON信号
が入力された時には、ペッグトレイ1の連れ戻しが発生
したものとして計数せず、制御装置13に内蔵されたカウ
ンタにはなにも加算されない。
2,14からのON信号が制御装置13に入力される。一方、第
3図(c)に示す状態からソレノイドバルブ10へOFF信
号が出力され、ピストンロッド8aの後退とともに移送レ
ール2が復動される復動時には、第3図(d),(e)
に示すようにペッグトレイ1が連れ戻される。ピストン
ロッド8aの後退によりセンサ12からのON信号がなくな
り、後退完了によりセンサ11のON信号が制御装置13に入
力される。そして、移送レール2の復動途中の第3図
(d)に示す状態の時に、検知用センサ14のON信号が制
御装置13に入力される。制御装置13はソレノイドバルブ
10のON信号の立ち上がりからセンサ12のON信号が入力さ
れるまでの間に検知センサ14のON信号が入力されても、
ソレノイドバルブ10のON信号の立ち下がりからセンサ11
のON信号が入力されるまでの間に検知センサ14のON信号
が入力された時には、ペッグトレイ1の連れ戻しが発生
したものとして計数せず、制御装置13に内蔵されたカウ
ンタにはなにも加算されない。
移送レール2が所定回数往復動されたとき、制御装置13
はその所定回数とカウンタに加算された合計計数値とを
比較し、両者の値が一致しないときに異常と判断する。
そして、異常と判断した場合には警報装置(図示せず)
を作動させる信号を出力したり、次の作動を中止する等
の処置がなされる。前記の所定回数の値は適宜設定さ
れ、設定値を1とした場合には、移送レール2の1回の
送り動作ごとにペッグトレイ1の連れ戻しの有無が検知
される。
はその所定回数とカウンタに加算された合計計数値とを
比較し、両者の値が一致しないときに異常と判断する。
そして、異常と判断した場合には警報装置(図示せず)
を作動させる信号を出力したり、次の作動を中止する等
の処置がなされる。前記の所定回数の値は適宜設定さ
れ、設定値を1とした場合には、移送レール2の1回の
送り動作ごとにペッグトレイ1の連れ戻しの有無が検知
される。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例べば、検知用センサ14として静電容量型の近接スイッ
チに代えて光電スイッチ等他のセンサを使用したり、規
制部材4として複数のペッグトレイ1の係止凹部1aと同
時に係合してその移動を規制する鋸歯状のものに代えて
1個のペッグトレイ1の係止凹部1aと係合する構成の規
制部材を採用してもよい。又は、エアシリンダ8として
単動シリンダを使用してもよい。
例べば、検知用センサ14として静電容量型の近接スイッ
チに代えて光電スイッチ等他のセンサを使用したり、規
制部材4として複数のペッグトレイ1の係止凹部1aと同
時に係合してその移動を規制する鋸歯状のものに代えて
1個のペッグトレイ1の係止凹部1aと係合する構成の規
制部材を採用してもよい。又は、エアシリンダ8として
単動シリンダを使用してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、ペッグトレイの通
過を検知する検知センサからの検知信号を搭載移送部材
の移動方向と関連させて判断するので、ペッグトレイの
移送方向と反対方向への連れ戻しが発生しても、ペッグ
トレイの移送個数を正確にカウントすることができ、移
送異常の発生を確実に検知してトラブルを未然に防止す
ることができる。
過を検知する検知センサからの検知信号を搭載移送部材
の移動方向と関連させて判断するので、ペッグトレイの
移送方向と反対方向への連れ戻しが発生しても、ペッグ
トレイの移送個数を正確にカウントすることができ、移
送異常の発生を確実に検知してトラブルを未然に防止す
ることができる。
第1〜6図は本発明を具体化した一実施例を示すもので
あって、第1図は正常送り時の各センサ等のオン・オフ
状態の変化を示すタイムチャート、第2図は異常送り時
の各センサ等のオン・オフ状態の変化を示すタイムチャ
ート、第3図(a)〜(e)はペッグトレイと検知セン
サの関係を示す概略平面図、第4図は満・空ボビン移送
装置の部分概略斜視図、第5図は規制部材の支持状態を
示す部分断面図、第6図は側断面図である。 ペッグトレイ1、係止凹部1a、搭載移送部材としての移
送レール2、ガイド部材としてのガイドカバー3、規制
部材4、係止部としての係止突起4a、エアシリンダ8、
検知用センサ14。
あって、第1図は正常送り時の各センサ等のオン・オフ
状態の変化を示すタイムチャート、第2図は異常送り時
の各センサ等のオン・オフ状態の変化を示すタイムチャ
ート、第3図(a)〜(e)はペッグトレイと検知セン
サの関係を示す概略平面図、第4図は満・空ボビン移送
装置の部分概略斜視図、第5図は規制部材の支持状態を
示す部分断面図、第6図は側断面図である。 ペッグトレイ1、係止凹部1a、搭載移送部材としての移
送レール2、ガイド部材としてのガイドカバー3、規制
部材4、係止部としての係止突起4a、エアシリンダ8、
検知用センサ14。
Claims (1)
- 【請求項1】上面にボビンを挿着するペッグを備え下面
に係止凹部を備えたペッグトレイを1列状態で搭載可能
に形成されるとともにスピンドル列に沿って往復移動可
能に配設された搭載移送部材と、前記搭載移送部材と平
行に延設され搭載移送部材上に搭載されたペッグトレイ
の搭載移送部材移動方向からの横ずれを抑制するガイド
部材と、ペッグトレイの係止凹部と係合可能な係止部を
有しペッグトレイの前記搭載移送部材の往動側への移動
を許容するとともに復動側への移動を規制する規制部材
とを備えた紡機における満・空ボビン移送装置におい
て、所定位置にペッグトレイの通過を検知する検知用セ
ンサを設け、前記搭載移送部材の往動時に前記検知用セ
ンサがペッグトレイの通過を検知し、かつ搭載移送部材
の復動時に前記検知用センサがペッグトレイの通過を検
知しない場合に計数して1を加算し、前記搭載移送部材
の往動時に前記検知用センサがペッグトレイの通過を検
知しても、搭載移送部材の復動時に前記検知用センサが
ペッグトレイの通過を検知した場合には計数をしないと
いう条件で移送装置の運転時にペッグトレイの数をカウ
ントし、搭載移送部材が所定回数往復動したときの合計
計数値がその所定回数と一致しないときに異常と判断す
る紡機における満・空ボビン移送装置の移送異常検知方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30187590A JPH0772376B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 紡機における満・空ボビン移送装置の移送異常検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30187590A JPH0772376B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 紡機における満・空ボビン移送装置の移送異常検知方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04174727A JPH04174727A (ja) | 1992-06-22 |
| JPH0772376B2 true JPH0772376B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=17902198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30187590A Expired - Lifetime JPH0772376B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 紡機における満・空ボビン移送装置の移送異常検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772376B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116926729A (zh) * | 2023-09-12 | 2023-10-24 | 山西新环精密制造股份有限公司 | 一种用于锭子输送的钢带结构 |
-
1990
- 1990-11-06 JP JP30187590A patent/JPH0772376B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04174727A (ja) | 1992-06-22 |
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