JPH0772853A - 電子管楽器 - Google Patents

電子管楽器

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JPH0772853A
JPH0772853A JP5224817A JP22481793A JPH0772853A JP H0772853 A JPH0772853 A JP H0772853A JP 5224817 A JP5224817 A JP 5224817A JP 22481793 A JP22481793 A JP 22481793A JP H0772853 A JPH0772853 A JP H0772853A
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pressure
lip
wind instrument
lead
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JP5224817A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kageyama
保夫 蔭山
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 「リード」に触れる唇の位置に応じて変化す
る微妙な演奏表現を実現できる電子管楽器を提供する。 【構成】 マウスピース10に対向配置されるリードに
取付けられるリップセンサ3aは、リードに当接する唇
あるいは舌の当接状態を検出して状態信号を発生し、C
PU4がこの状態信号からリードに当接する唇の位置お
よびその圧力、あるいはリードに当接する舌の位置およ
びその圧力を表す状態情報を抽出して音源8に供給す
る。音源8は状態情報に応じて発音すべき楽音を制御す
る。この結果、実際の管楽器と同様に、「リード」に触
れる唇や舌の位置に応じて変化する微妙な演奏表現が可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】この発明は、例えば、クラリネット等の管
楽器音を楽音合成する電子管楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、管楽器音を電子的に楽音合成する
電子管楽器が各種実用化されている。この種の楽器は、
例えば、トーンキー/レバー等の演奏操作子を備える管
体部と、この管体部の一端側に取付けられるマウスピー
ス部とから構成され、クラリネット等を模した外観をな
す。このような電子管楽器においては、マウスピース部
に吹奏者が吹込む息圧を検出するセンサを備え、マウス
ピース内部へ吹込まれる息圧が所定値以上となった時に
発音開始を指示するキーオン信号を発生する。そして、
キーオン時点で運指操作されるトーンキーに応じた音高
の管楽器音が形成されるようになっている。
【0003】ところで、こうした従来の電子管楽器に
は、より自然楽器に近い演奏感を得るようにするため、
上記マウスピース部を形成する「リード」部分に圧力セ
ンサを設けたものが提案されている。この圧力センサ
は、吹奏操作に応じて演奏者が「リード」を噛む圧力を
検出するものであり、検出した圧力値に基づいて楽音制
御することで実際の管楽器に近い演奏感を与えている。
なお、この種の技術については、例えば、実開平3−3
5595号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した従来の
電子管楽器にあっては、「リード」部分に取付けた圧力
センサの出力に従って自然楽器に近い演奏感を得るよう
楽音制御がなされている。しかしながら、実際の管楽器
における発音挙動を考察すると、「リード」に触れる
「唇」や「舌」の位置や圧力の違いにより発生する楽音
の音色が微妙に変化するという事実が見出されている。
したがって、この観点から見れば、従来の電子管楽器で
は自然楽器に近い演奏感を充分出しているとは言えず、
「リード」に触れる「唇」や「舌」の位置や圧力に応じ
て変化する微妙な演奏表現を達成できないという欠点を
持つ。この発明は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、「リード」に触れる「唇」や「舌」の位置や圧力等
に応じて変化する微妙な演奏表現を実現できる電子管楽
器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、演奏操作子
を有する管体部と、この管体部の一端側に嵌着されるマ
ウスピースとを備える電子管楽器において、前記マウス
ピースに対向配置されるリードに設けられ、吹奏動作に
伴って前記リードに当接する唇あるいは舌の当接状態を
検出し、これら当接状態を表す状態信号を発生する状態
検出センサと、前記状態信号から前記リードに当接する
唇の位置およびその圧力、あるいは前記リードに当接す
る舌の位置およびその圧力を表す状態情報を抽出すると
共に、抽出した状態情報に応じて発音すべき楽音を制御
する楽音制御手段とを具備することを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成によれば、マウスピースに対向配置さ
れるリードに取付けられる状態検出センサが、リードに
当接する唇あるいは舌の当接状態を検出して状態信号を
発生し、楽音制御手段がこの状態信号からリードに当接
する唇の位置およびその圧力、あるいはリードに当接す
る舌の位置およびその圧力を表す状態情報を抽出し、抽
出した状態情報に応じて発音すべき楽音を制御する。こ
れにより、実際の管楽器と同様に、「リード」に触れる
唇や舌の位置に応じて変化する微妙な演奏表現が可能に
なる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。 A.第1実施例の構成 (1)全体構成 図1は、本発明の第1実施例による電子管楽器の全体構
成を示すブロック図である。この図に示す電子管楽器
は、管楽器形状を模しており(図示略)、外観上、従来
のものと同様に管体部とマウスピース部とから形成され
ているものとする。図1において、1は管体部に配設さ
れる演奏操作子(トーンキー/トーンレバー)や、音色
選択スイッチ等の各種設定スイッチから構成される操作
子であり、それぞれ演奏操作あるいは設定操作に応じた
操作子信号を発生する。2はマウスピース内部に設けら
れる息圧センサ2a(図示略)と、該センサ2aの出力
に基づいて息圧データを発生する検出回路とから構成さ
れる息圧検出部である。
【0008】3はリップ位置検出部である。リップ位置
検出部3は、「リード」に当接する演奏者の唇位置およ
びその圧力を検出するものであり、リップセンサ3aと
該センサ2aの出力信号に基づき「リード」に当接する
唇の位置や当接する際の圧力を表す信号を発生する信号
発生回路とから構成される。なお、リップセンサ3aの
構成については後述する。4はこの電子管楽器各部を制
御するCPUであり、その動作については後述する。5
はCPU4にロードされる制御プログラムが記憶される
プログラムメモリ(ROM)である。
【0009】6はワーキングメモリ(RAM)であり、
CPU4においてなされる各種演算結果やレジスタ値が
一時記憶される。7は上述した制御プログラムの実行に
伴って参照される各種テーブルデータが記憶されるテー
ブルメモリ(ROM)である。テーブルメモリ7には、
複数のリップ制御テーブル(後述する)が記憶されてお
り、上述したリップセンサ3aの出力に応じてフィルタ
係数などの楽音制御パラメータが読み出される。
【0010】8は周知の波形メモリ読み出し方式によっ
て構成される音源であり、バスを介して供給される各種
操作子信号や楽音制御パラメータに応じて楽音合成を行
い、これにより形成される楽音信号を出力する。9はサ
ウンドシステムである。サウンドシステム9は、音源8
から供給される楽音信号に対してフィルタリングを施
し、不要ノイズの除去、あるいは効果音などを付与した
後、これを増幅して発音する。
【0011】(2)リップセンサ3aの構成 次に、図2〜図4を参照し、リップセンサ3aの構成に
ついて説明する。まず、図2は電子管楽器におけるマウ
スピース部MPの構造を示す図である。この図におい
て、10はマウスピース本体、11はマウスピース本体
に所定間隙を介して対向配置されるリード基板である。
このリード基板11の下面側には、後述するように層構
造をなすリップセンサ3aが敷設されている。12はリ
ード基板11と共にリップセンサ3aを挟持するスペー
サであり、このスペーサ12はリード固定金具13a,
13bによって固定される。
【0012】リップセンサ3aは、マウスピース部MP
の吹込み端から幅W、長さLの位置検出領域SEを備え
ており、演奏者がマウスピース本体10を咥えた時に
「リード」へ当接する下唇の位置および当接時の圧力を
表す信号を出力端Soutへ供給する。以下では、こうし
た検出態様を実現するリップセンサ3aの構造について
説明する。
【0013】まず、図3は、2層構造をなすリップセン
サ3aを平面視したものである。図において、14,1
5はそれぞれセンサ基板である。センサ基板14,15
上には、それぞれ面積形状が互いに異なる感圧物質Pa
〜Pfが設けられている。これら感圧物質Pa〜Pf
は、「感圧インク」とも呼ばれる材質であって、加えら
れる圧力に応じて変形すると共に、その圧力に応じて電
気的抵抗値が減少する性質を備える。感圧物質Pa〜P
fは、センサ基板14,15上に設けられる電極D1〜
D3および電極D4〜D6にそれぞれ接続されている。
【0014】センサ基板14,15は、図4に示すよう
に、絶縁体Iを介在させた状態で感圧物質Pa〜Pf同
士が対向するように重ね合わされる。こうしたサンドイ
ッチ構造をなすリップセンサ3aでは、感圧物質Pa〜
Pf同士の接触形態に応じて検出エリアE1〜E6が形
成される。すなわち、検出エリアE1は感圧物質Paと
感圧物質Pcとが接触する領域、検出エリアE2は感圧
物質Pbと感圧物質Pcとが接触する領域である。ま
た、検出エリアE3は感圧物質Paと感圧物質Pcとが
接触すると同時に、感圧物質Pbと感圧物質Pcとが接
触する領域である。
【0015】さらに、検出エリアE4は、感圧物質Pb
と感圧物質Pdとが接触する領域となる。検出エリアE
5は、感圧物質Pbと感圧物質Pcとが接触すると同時
に、感圧物質Pbと感圧物質Pdとが接触する領域であ
る。加えて、検出エリアE6は、感圧物質Peと感圧物
質Pfとが接触する領域である。そして、これら検出エ
リアE1〜E6が前述した位置検出領域SEを形成す
る。なお、これら検出エリアE1〜E6が意図する点に
ついては後述する。
【0016】以上の構成において、例えば、検出エリア
E1に吹奏者の下唇が当接すると、その圧力に応じた抵
抗値で電極D1と電極D4とが導通する。すなわち、この
リップセンサ3aでは、検出エリアE1〜E6にそれぞ
れ対応する電極同士が電気的に接続されて当接位置(領
域)が定まり、その接続された電極間の抵抗値が当接時
の圧力に相当する。なお、マウスピース部MPの吹込み
端に位置する検出エリアE6は、「タンギング」操作を
検出するのに用いられる。「タンギング」とは、吹奏者
の「舌」によって「リード」と「マウスピース」との間
を塞ぐようにして吹奏する動作を指す。検出エリアE6
では、このような「舌」の動作を検出する。
【0017】B.第1実施例の動作 (1)概略動作(メインルーチンの動作) 次に、上記構成による電子管楽器の概略動作について図
5を参照して説明する。まず、この電子管楽器に電源が
投入されると、CPU4はプログラムメモリ5に記憶さ
れた制御プログラムをロードして図5に示すメインルー
チンを起動する。これにより、CPU4の処理がステッ
プSa1に進む。ステップSa1では、ワーキングメモ
リ6に確保される各種レジスタの内容をイニシャライズ
すると共に、操作子1の設定操作に対応した初期設定を
行い、次のステップSa2に進む。なお、ここで言う設
定操作とは、例えば、音色選択スイッチ操作に基づく音
色設定等を指す。
【0018】ステップSa2では、マウスピース部MP
の設けられた息圧センサの出力に応じて発音/消音処理
を行う。すなわち、マウスピース内部へ吹込まれる息圧
が所定値以上となった時にCPU4はキーオン信号を発
生し、これを音源8に供給する。これに対し、マウスピ
ース内部へ吹込まれる息圧が所定値未満となると、CP
U4はキーオフ信号を発生し、音源8に対して消音を指
示する。こうした発音/消音処理がなされると、CPU
4は次のステップSa3に処理を進める。
【0019】ステップSa3では、演奏操作子(トーン
キー/トーンレバー)の操作を表すスイッチイベントが
有るか否かを判断する。ここで、トーンキー/トーンレ
バーが操作されている場合には、判断結果が「YES」
となり、次のステップSa4に処理を進める。ステップ
Sa4に進むと、CPU4は運指操作されているトーン
キー/トーンレバーに対応するキーコードKCを発生
し、これを音源8に供給する。これにより、音源8は発
音指示を受けている場合、上述したステップSa1にお
いて設定された音色の管楽器音をキーコードKCに対応
する音高で発音する。
【0020】一方、新たな運指操作がなされない場合、
例えば、同一音高を持続して発音する際にはスイッチイ
ベントが生成されないから、ステップSa3の判断結果
は「NO」となり、ステップSa5に処理を進める。ス
テップSa5では、前述したリップセンサ3aの出力に
応じて管楽器音を修飾するリップセンサ処理がなされ
る。このリップセンサ処理では、「リード」に当接する
吹奏者の下唇の位置および当接時の圧力に従って楽音制
御して微妙な演奏表現を与えるものであり、その詳細に
ついては後述する。
【0021】次いで、ステップSa6に進むと、CPU
4は演奏操作中になされた音色設定処理や、上記ステッ
プSa2〜Sa5の過程で生成された楽音信号に対して
「リバーブ」等の周知の効果音を付与する処理を行い、
この後、再びステップSa2以降の動作を繰り返す。こ
のように、メインルーチンにおいては、マウスピース内
部へ吹込まれる息圧が所定値以上となっている場合に、
トーンキー/トーンレバー操作により指定される音高の
管楽器音を生成すると共に、持続発音される管楽器音に
後述するリップセンサ処理を施して微妙な演奏表現を付
与する。
【0022】(2)リップセンサ処理の動作 次に、図6〜図8を参照し、上述したリップセンサ処理
ルーチンの動作について説明する。前述したように、C
PU4の処理がステップSa5に進むと、図6に示すリ
ップセンサ処理ルーチンが起動し、該CPU4はステッ
プSb1に処理を進める。ステッSb1では、検出エリ
アE1,E2,E4,E6(図4参照)の各出力を取込
み、それぞれレジスタF(0)〜F(3)にセットす
る。次いで、ステップSb2に進むと、レジスタSUM
およびレジスタiの値をゼロリセットし、次のステップ
Sb3に進む。
【0023】ステップSb3では、最初にレジスタF
(0)の値が所定値#1より大であるか否かを判断す
る。ここで、レジスタF(0)の値が所定値#1より
大、すなわち、検出エリアE1に吹奏者の下唇が当接
し、所定レベル以上の圧力が与えられた場合に判断結果
が「YES」となり、次のステップSb4に進む。CP
U4の処理がステップSb4に進むと、レジスタON
(0)に検出フラグ「1」をセットすると共に、レジス
タF(0)の値をレジスタSUMにセットする。このレ
ジスタSUMには、後述するように、レジスタF(0)
〜F(2)の値が順次加算される。
【0024】一方、上記レジスタF(0)の値が所定値
#1に満たない場合、つまり、検出エリアE1に所定レ
ベル以上の圧力が加えられない場合には、ステップSb
3の判断結果は「NO」となり、ステップSb5に進
む。ステップSb5では、レジスタON(0)に検出フ
ラグ「0」をセットする。次いで、ステップSb6に進
むと、レジスタiを1インクリメントし、この後、ステ
ップSb7に進み、レジスタiの値が「3」であるか否
かを判断する。そして、この場合、レジスタiの値は
「1」であるから、判断結果は「NO」となり、再び上
述したステップSb3に戻る。
【0025】これ以後、ステップSb7の判断結果が
「YES」となるまでCPU4はステップSb3〜Sb
6を繰り返す。これにより、各検出エリアE1,E2,
E4の検出状態がレジスタON(0)〜ON(2)にセ
ットされ、かつ、検出エリアE1,E2,E4に加えら
れる圧力の総和に相当する値がレジスタSUMに確保さ
れることになる。
【0026】こうして各検出エリアE1,E2,E4の
検出状態が取込まれると、CPU4は図7に示すステッ
プSb8へ処理を進める。ステップSb8では、上記レ
ジスタON(0)〜ON(2)にそれぞれセットされる
検出フラグの組み合わせに応じてリップ制御テーブルを
選択すると共に、レジスタSUMの値を読み出しアドレ
スとし、この選択したテーブルから楽音制御パラメータ
を読み出す。リップ制御テーブルは、前述したように、
テーブルメモリ7(図1参照)に登録されるものであっ
て、検出エリアE1,E2,E4に加えられる圧力の総
和に対応して、例えばフィルタ係数などの楽音制御パラ
メータが記憶されるデータテーブルである。
【0027】ここで、図8を参照し、検出フラグとリッ
プ制御テーブルとの対応関係について説明する。いま、
例えば、演奏操作に伴って検出エリアE4に吹奏者の下
唇が所定値#1以上の圧力で当接したとする。この時、
前述した感圧物質Pb,Pd同士が当接し、ここに加わ
る圧力に応じた抵抗値が電極D1,D4端に表れる。この
場合、前述したステップSb3〜Sb7の動作を経て、
レジスタON(0)〜ON(2)には、それぞれ
「0」,「0」,「1」がセットされる。そして、この
検出フラグの組み合わせからテーブルナンバ「4」のリ
ップ制御テーブルが選択され、当該テーブルからレジス
タSUMの値を読み出しアドレスとしてフィルタ係数が
読み出される。
【0028】リップ制御テーブルから読み出された楽音
制御パラメータ(フィルタ係数)は、CPU4によって
音源8に供給され(ステップSb9)、これにより音源
8は当該フィルタ係数に応じてフィルタリング特性を制
御し、楽音合成される管楽器音の音色を微妙に変化させ
て自然楽器に近い演奏感を醸し出す。次いで、ステップ
Sb10に進むと、CPU4は前述したレジスタF
(3)の値が所定値#2より大であるか否かを判断す
る。ここで、レジスタF(3)には、前述した「タンギ
ング」操作を検出する検出エリアE6の出力がセットさ
れている。
【0029】レジスタF(3)の値が所定値#2より大
きい場合には、「タンギング」操作によってリードとマ
ウスピースとの間隙が舌で塞がれた状態と見做し、ここ
での判断結果が「YES」となってステップSb11へ
進む。ステップSb11では、この閉塞状態に対応して
音源8にキーオフ信号を供給して消音を指示し、この
後、CPU4の処理は前述したメインルーチン(図5参
照)へ復帰する。
【0030】これに対し、レジスタF(3)の値が所定
値#2より小さい場合には、ステップSb10の判断結
果が「NO」となり、ステップSb12に進む。ステッ
プSb12では、レジスタF(3)の値が所定値#3よ
り大であるか否かを判断する。ここで、所定値#3とは
上記所定値#2より小なる値であって、リードとマウス
ピースとの間隙を舌で若干閉じた状態、所謂、タンギン
グによる「息詰り音」を発生させる際の操作に相当す
る。そして、この「息詰り音」を発生すべく「タンギン
グ」がなされると、ここでの判断結果が「YES」とな
り、ステップSb13に進む。
【0031】ステップSb13では、レジスタF(3)
の値に基づいてフィルタ制御信号を形成し、これを音源
8に供給する。音源8では「息詰り音」を形成すべく、
フィルタ制御信号に従ってカットオフ周波数を下げて音
を鈍らせる。なお、上述したステップSb12におい
て、レジスタF(3)の値が所定値#3より小さい場合
には、「タンギング」操作と見做さず、判断結果が「N
O」となり、このルーチンを完了する。
【0032】以上のように、第1実施例によれば、「リ
ード」に当接する吹奏者の唇の位置およびその圧力がリ
ップセンサ3aによって検出され、唇の位置に応じて楽
音制御形態を種々変化させたり、「リード」先端に加え
られる圧力に従って「タンギング」操作をシミュレート
するので、実際の管楽器に極めて近い発音挙動が実現さ
れる。この結果、音色等を微妙に変化させる等、自然楽
器に近い演奏感を得ることが可能になる。
【0033】なお、上述した第1実施例においては、リ
ップセンサ3aの出力に基づきリップ制御テーブルを選
択し、選択したリップ制御テーブルから読み出したフィ
ルタ係数に応じてフィルタリング特性を変えて楽音制御
するようにしたが、これに限らず、例えば、リップセン
サ3aの出力に応じて読み出し波形を異ならせて音色を
制御するようにしても良い。また、この実施例では、波
形メモリ読み出し方式による音源8を用いているが、こ
れに限らず、管楽器の発音メカニズムをシミュレートす
る物理音源を適用することもできる。この場合、「リー
ド」に当接する唇の位置に応じて当該「リード」の挙動
をシミュレートさせるから、実際の管楽器と同等の発音
形態となる。
【0034】C.変形例 次に、図9はリップセンサ3aの変形例を示す図であ
る。この図に示すリップセンサ3aは、タッチパネル2
0aと感圧センサ20bとを積層してなる2次元検出セ
ンサ20を基板21上に配置し、押圧された位置をタッ
チパネル20aで検出すると共に、その位置における押
圧力を感圧センサ20bで検出するものである。タッチ
パネル20aの出力は基板21上に敷設された電極V
1,H1から取り出され、感圧センサ20bの出力は電極
V2,H2から取り出される。
【0035】このような構成によるリップセンサ3aを
上述した実施例に適用すれば、「リード」に当接する唇
の位置とその圧力とが個別、かつ、一意的に検出される
態様となる。したがって、前述したリップセンサ処理ル
ーチンのように、各検出エリア毎の出力を取込む必要が
無くなるから、当該リップセンサ処理ルーチンの機能を
極めて簡略的に実現することが可能になる。
【0036】D.第2実施例の構成 次に、本発明による第2実施例について図面を参照して
説明する。第2実施例と上述した第1実施例とは、リッ
プ位置検出部3の構成が一部相違するだけであり、それ
以外の構成は図1に示す第1実施例のものと共通する。
したがって、ここでは、リップ位置検出部3を形成する
リップセンサ3aと、該センサ3aの抵抗変化を検出信
号に変換する信号発生回路3bとの構成について図10
〜図11を参照して説明する。なお、これらの図におい
て、第1実施例と共通する部分には同一の番号を付し、
その説明を省略する。
【0037】(1)リップセンサ3aの構成 図10は、第2実施例によるリップセンサ3aの構成を
示す平面図である。この図に示すリップセンサ3aが第
1実施例のものと異なる点は、「タンギング」操作を検
出する感圧物質Pe,Pfを省略した構造にしたことに
ある。図において、PA〜PDはそれぞれセンサ基板1
4,15上に敷設される感圧物質であり、各々電極Da
〜Ddが接続されてなる。これら感圧物質PA〜PD同
士の接触形態から検出位置X,L,Yが定義される。感
圧物質PA〜PDは、前述したように、「感圧インク」
とも称される材質であり、加えられる圧力に応じて変形
する一方、その電気的抵抗値が減少する物性を備える。
【0038】検出位置X,L,Yは、それぞれ感圧物質
PA,PC同士、PB,PC同士、PB,PD同士が接
触する場合に相当する。つまり、検出位置X近傍に吹奏
者の下唇が当接した時には、感圧物質PA,PC同士が
接触し、電極Da,Dc間がその際の圧力に応じた抵抗
状態で導通する。同様に、検出位置L近傍に圧力が加え
られた時には、その圧力に応じた抵抗状態で電極Db,
Dc間が導通し、さらに、検出位置Y近傍に圧力が加え
られると、これに応じた抵抗状態で電極Db,Dd間が
導通する。
【0039】(2)信号発生回路3bの構成 次に、図11を参照し、上述したリップセンサ3aの抵
抗変化を検出信号に変換する信号発生回路3bの構成に
ついて説明する。図において、30はスイッチ制御信号
SWA〜SWDに応じてスイッチ30a〜30dをオン
オフ制御するアナログスイッチである。スイッチ30a
〜30dには、それぞれリップセンサ3aの各電極Da
〜Ddが接続されている。スイッチ30a〜30dは、
「H」レベルのスイッチ制御信号SWA〜SWDが供給
された場合にオン状態に設定され、一方、「L」レベル
のスイッチ制御信号SWA〜SWDが供給された場合に
オフ状態に設定される。
【0040】31は抵抗R1〜R3を備え、定電流源CC
から一定電流が供給される周知のブリッジ回路である。
このブリッジ回路31の一辺には、スイッチ30a,3
0bの出力端とスイッチ30c,30dの出力端とが接
続され、リップセンサ3aの抵抗値を与えるようになっ
ている。したがって、リップセンサ3aの抵抗値をRc
とすると、RcR2=R1R3がこのブリッジ回路31の
平衡条件となる。32は抵抗値Rcを検出信号として出
力する差動増幅器である。33はこの検出信号を検出デ
ータに変換して出力するA/D変換器である。
【0041】34はラッチ信号LATに応じて検出デー
タをラッチして出力するラッチ回路、35はマルチプレ
クサであり、外部から供給される制御信号に応じて検出
データをラッチ回路36〜38のいずれかに供給する。
ラッチ回路36〜38には、それぞれ検出位置X,L,
Y近傍に加えられる圧力に相当する検出データα,β,
γがラッチされる。
【0042】上記構成による信号発生回路3bは、図1
2に示す動作タイミングでアナログスイッチ30がオン
オフ制御され、これに対応して検出データα,β,γが
ラッチ回路36〜38に順次ラッチされる。なお、スイ
ッチ制御信号SWA〜SWDは、CPU4の動作に応じ
て生成されるものであり、例えば、検出位置X近傍の圧
力を表す検出データαを生成する際には、スイッチ制御
信号SWA,SWCを「H」レベルとして電極Da,D
c間の抵抗値Rcをブリッジ回路31に与え、その時の
A/D変換器33の出力をラッチする。
【0043】(3)パラメータ変換理論 第2実施例においては、後述する動作に基づき検出デー
タα,β,γをアンブシュア情報に変換し、当該アンブ
シュア情報に応じて音色等を微妙に変化させる等、実際
の管楽器に極めて近い発音挙動を得ることに特徴があ
る。なお、ここで言うアンブシュア情報は、吹奏者がマ
ウスピース10を咥える際の「リード」に当接する唇の
接触中心位置PST、接触圧力PRSおよび接触面積S
からなるものと定義している。
【0044】以下、ラッチ回路36〜38に順次ラッチ
される検出データα,β,γを、上記パラメータPS
T、PRSおよびSに対応付ける変換理論について説明
する。まず、前述した検出位置X,L,Y(図10参
照)を正規化し、これに対応する変数xを図13に示す
ように(−1,0,1)と定義する。そして、圧力値を
表す値域をyとして、この変数xが(−1,0,1)の
時の検出値をそれぞれ検出データα,β,γに対応付け
る。つまり、唇がリードに接触する圧力は、唇の接触中
心付近が最大になるものと仮定し、かつ、値域yが2次
関数で補間されるものとすると、値域yと変数xとの典
型的な関係は図13に示す通り、2次関数で近似され
る。
【0045】この2次関数の係数a、最大値pおよび切
片qは、いずれも厳密に正しい数値ではないが、各々前
述した接触面積S、唇の接触中心位置PSTおよび接触
圧力PRSを反映するパラメータと見做せる。なお、こ
うした関係が言えるのは、2次補間式が上に凸でなけれ
ばならず、その条件については後述する。したがって、
値域yと変数xとの関係式は、検出データα,β,γに
基づき次式(1)、(2)で表現できる。
【数1】
【数2】
【0046】上記(1)、(2)式から明らかなよう
に、次の条件が見出される。すなわち、唇がリードに
接触する圧力は接触中心付近が最大となる。唇の接触
が検出位置X,L,Yに同時に置かれる。α−2β+
γ<0を満たす時、アンブシュア情報は次式(3)〜
(5)式に基づいて推定できる。
【数3】
【数4】
【数5】
【0047】ところで、上記〜項に示す条件を満た
さない状況には、以下のような場合が考えられる。 (イ)α−2β+γ=0の場合 これは検出位置X,L,Yにおける検出データα,β,
γが一直線上に並ぶ場合である。つまり、α=β=γの
場合は、唇の接触面積が非常に広くて位置X,L,Yに
それぞれ等しい圧力が加わる状況を指す。こうした場合
には、例えば、接触面積S=0(最大)、接触中心位置
PST=0、接触圧力PRS=βとして処理する。な
お、これ以外の時には、α、γの大小を比較して大きい
方に中心があるとする。
【0048】(ロ)α−2β+γ>0の場合 これは、2次関数が下に凸となる場合であり、通常の演
奏状態で発生するとは考えにくいが、もし発生した場合
は「α、β、γのうち最大となるものに対応する位置を
接触中心とする」等の処理が考えられる。 (ハ)唇が検出位置X,L,Yの3箇所に同時に置かれ
ていない場合 この場合、「α」、「αとβ」、「γ」、「βとγ」の
いずれかが0となり、唇が大きく検出領域から外れた
か、あるいは接触面が小さくて同時に3箇所の検出位置
に唇が接触していない状況等が考えられる。
【0049】このように、第2実施例においては、リッ
プセンサ3aの検出範囲ΔXY内に唇が当接してこれに
対応した検出データα,β,γが得られると、上記
(3)〜(5)式の定義に従ってアンブシュア情報を形
成する「接触中心位置PST」、「接触圧力PRS」お
よび「接触面積S」が導出される訳である。次に、こう
したパラメータ変換理論に基づく第2実施例の動作につ
いて説明する。
【0050】E.第2実施例の動作 第2実施例と前述した第1実施例とは、リップセンサ処
理が異なるだけであり、基本的な動作は図5に示すメイ
ンルーチンに従う。したがって、以下では、上記パラメ
ータ変換理論に基づくリップセンサ処理について図14
を参照して説明する。
【0051】前述したように、CPU4の処理がステッ
プSa5(図5:メインルーチン参照)に進むと、リッ
プセンサ3aの出力に応じて管楽器音を修飾するリップ
センサ処理が起動される。図14に示すリップセンサ処
理ルーチンが起動されると、CPU4はステップSc1
に処理を進め、検出位置X,L,Yにそれぞれ対応する
検出データα,β,γを取り込み、これらをレジスタ
α,β,γにセットする。次いで、ステップSc2に進
むと、レジスタα,β,γの内容に基づき、前述した
(3)〜(5)式に基づく演算を行ない、「リード」に
当接する唇の接触中心位置PST、接触圧力PRSおよ
び接触面積Sを算出する。そして、算出された各パラメ
ータ値を対応するレジスタPST、PRSおよびSに順
次書き込む。
【0052】次いで、ステップSc3に進むと、CPU
4はレジスタPST、PRSおよびSにセットされた各
パラメータ値を、読み出しアドレスとしてテーブル読み
出し(後述する)を行ない、読み出したテーブルデータ
に従って楽音制御パラメータPRM,VL,DPを発生
する。ここで、図15を参照して接触中心位置PST、
接触圧力PRSおよび接触面積Sに応じたテーブル読み
出しについて説明しておく。
【0053】まず、この第2実施例にあっては、図15
に示すデータテーブル15a〜15iがテーブルメモリ
7(図1参照)に記憶されている。ここで、データテー
ブル15a〜15cは、音源8に具備されるローパスフ
ィルタLPFのカットオフ周波数fを指定するテーブル
である。すなわち、図15(ロ)に示す関係の通り、デ
ータテーブル15aでは、上述した接触中心位置PST
を読み出しアドレスとして対応するカットオフ周波数f
を読み出す。この例の場合、接触中心位置PSTが
「大」、つまり、唇が浅い位置に来る程、ローパスフィ
ルタLPFのカットオフ周波数fが小さくなる。
【0054】また、データテーブル15bでは、接触圧
力PRSを読み出しアドレスとして対応するカットオフ
周波数fを読み出す。この例の場合、接触中心位置PS
Tが「大」、つまり、唇の圧力が高まる程、カットオフ
周波数fが低下する。さらに、データテーブル15cで
は、接触面積Sを読み出しアドレスとして対応するカッ
トオフ周波数fを読み出す。この例の場合、接触面積S
が「大」、つまり、唇の接触面積が広くなる程、カット
オフ周波数fが低下する。
【0055】データテーブル15d〜15fは、上述と
同様に、接触中心位置PST、接触圧力PRSおよび接
触面積Sをそれぞれ読み出しアドレスとして対応する音
量制御データを読み出すテーブルである。これらテーブ
ル15d〜15fでは、図15(ロ)に示す通り、唇が
浅い位置に来る程、発生楽音の音量を小とする音量制御
データを発生し、かつ、唇の圧力が高まる程、発生楽音
の音量を小とする音量制御データを発生し、さらに唇の
接触面積が広くなる程、発生楽音の音量を小とする音量
制御データを発生する。
【0056】データテーブル15g〜15iにおいても
同様にして、接触中心位置PST、接触圧力PRSおよ
び接触面積Sをそれぞれ読み出しアドレスとして対応す
るピッチベンドデータを読み出す。なお、ここで言うピ
ッチベンドデータとは、運指操作で定まる所定の発生音
高(ピッチ)を高域あるいは低域側へ制御するデータを
指す。そして、図15(ロ)に示す一例においては、
「唇が浅い位置に来るほど高域側へ」、「唇の圧力が高
まるほど高域側へ」、「唇の接触面積が広くなるほど低
域側へ」それぞれピッチベンドさせる。
【0057】そして、このステップSc3では、前述し
たテーブル15a〜15cから読み出したカットオフ周
波数fと、テーブル15d〜15fから読み出した音量
制御データと、テーブル15g〜15iから読み出した
ピッチベンドデータとをそれぞれ加算平均し、その結果
をレジスタPRM,VL,DPにセットする。ここで、
これらレジスタPRM,VL,DPにセットされるデー
タを楽音制御パラメータPRM,VL,DPと称し、こ
れらパラメータは接触中心位置PST、接触圧力PRS
および接触面積Sを総合的に勘案した「カットオフ周波
数f」、「音量制御データ」および「ピッチベンドデー
タ」に相当する。さらに、このステップSc3にあって
は、接触中心位置PST、接触圧力PRSおよび接触面
積Sに応じた波形番号を波形テーブル(図示略)から読
み出し、これをレジスタWNにセットする。
【0058】こうして接触中心位置PST、接触圧力P
RSおよび接触面積Sを総合的に勘案して楽音制御パラ
メータPRM,VL,DPおよび波形番号WNを求める
と、CPU4の処理は、次のステップSc4に進む。ス
テップSc4に進むと、CPU4はレジスタPRM,V
L,DP,WNから楽音制御パラメータPRM,VL,
DPおよび波形番号を読み出し、これを音源8に供給す
る。これにより、音源8は波形番号に対応する波形デー
タを波形メモリから読み出し、読み出した波形データを
楽音制御パラメータPRM,VL,DPに従って楽音制
御する。これを換言すれば、実際の管楽器と同様に、
「リード」に触れる唇の位置や圧力、面積に応じて変化
する微妙な楽音制御がなされる。
【0059】このように、上述した第2実施例によれ
ば、リップセンサ3aの出力信号に基づいて生成される
検出データα,β,γを、アンブシュア情報を形成する
唇の接触中心位置PST、接触圧力PRSおよび接触面
積Sに変換し、これら接触中心位置PST、接触圧力P
RSおよび接触面積Sを総合的に勘案した楽音制御パラ
メータPRM,VL,DPと波形番号とに応じて楽音制
御がなされるから、「リード」に触れる唇の位置や圧
力、面積に応じて変化する微妙な演奏表現が実現され
る。
【0060】なお、上述した第2実施例においては、
「カットオフ周波数f」、「音量」および「ピッチベン
ド」を制御対象としたが、これに替えて、例えば、「ビ
ブラート」等のように吹奏操作に応じて効果音を制御す
る態様にしても良く、この場合には高度な演奏表現が簡
易な吹奏操作で実現することが可能になる。また、第2
実施例では、波形メモリ読み出し方式による音源8を用
いているが、これに限らず、管楽器の発音メカニズムを
シミュレートする物理モデル音源を適用することも可能
である。この場合、「リード」に当接する唇の位置、圧
力および面積に応じて当該「リード」の挙動をシミュレ
ートさせるから、実際の管楽器と同等の発音メカニズム
となる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、マウスピースに対向配置されるリードに取付けられ
る状態検出センサは、リードに当接する唇あるいは舌の
当接状態を検出して状態信号を発生し、楽音制御手段が
この状態信号からリードに当接する唇の位置およびその
圧力、あるいはリードに当接する舌の位置およびその圧
力を表す状態情報を抽出し、抽出した状態情報に応じて
発音すべき楽音を制御するので、実際の管楽器と同様
に、「リード」に触れる唇や舌の位置に応じて変化する
微妙な演奏表現を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による第1実施例の全体構成を示す
ブロック図。
【図2】 同実施例におけるマウスピース部MPの構造
を示す図。
【図3】 同実施例におけるリップセンサ3aの構造を
示す平面図。
【図4】 同実施例におけるリップセンサ3aの構造を
示す断面図。
【図5】 同実施例におけるメインルーチンの動作を説
明するためのフローチャート。
【図6】 同実施例におけるリップセンサ処理ルーチン
の動作を説明するためのフローチャート。
【図7】 同実施例におけるリップセンサ処理ルーチン
の動作を説明するためのフローチャート。
【図8】 同実施例の動作を説明するための図。
【図9】 リップセンサ3aの変形例を示す図。
【図10】 第2実施例によるリップセンサ3aの構造
を示す平面図。
【図11】 同実施例における信号発生回路3bの構成
を示すブロック図。
【図12】 同実施例における信号発生回路3bの動作
を説明するための図。
【図13】 同実施例におけるパラメータ変換理論を説
明するための図。
【図14】 同実施例におけるリップセンサ処理ルーチ
ンの動作を説明するためのフローチャート。
【図15】 同実施例におけるデータテーブル15a〜
15iを説明するための図。
【符号の説明】
3…リップ位置検出部(状態検出センサ)、3a…リッ
プセンサ(状態検出センサ)、4…CPU(楽音制御手
段)、5…プログラムメモリ(楽音制御手段)、6…ワ
ーキングメモリ(楽音制御手段)、7…テーブルメモリ
(楽音制御手段)、8…音源(楽音制御手段)、10…
マウスピース。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏操作子を有する管体部と、この管体
    部の一端側に嵌着されるマウスピースとを備える電子管
    楽器において、 前記マウスピースに対向配置されるリードに設けられ、
    吹奏動作に伴って前記リードに当接する唇あるいは舌の
    当接状態を検出し、これら当接状態を表す状態信号を発
    生する状態検出センサと、 前記状態信号から前記リードに当接する唇の位置および
    その圧力、あるいは前記リードに当接する舌の位置およ
    びその圧力を表す状態情報を抽出すると共に、抽出した
    状態情報に応じて発音すべき楽音を制御する楽音制御手
    段とを具備することを特徴とする電子管楽器。
  2. 【請求項2】 演奏操作子を有する管体部と、この管体
    部の一端側に嵌着されるマウスピースとを備える電子管
    楽器において、 前記マウスピースに対向配置されるリード部に当接する
    唇の押圧状態を検出する複数の状態検出手段と、 前記複数の状態検出手段から出力される検出信号を、少
    なくとも前記リードに当接する唇の位置、圧力および面
    積を表す吹奏状態情報に変換する変換手段と、 前記吹奏状態情報に応じて発音すべき管楽器音を形成す
    る楽音形成手段とを具備することを特徴とする電子管楽
    器。
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