JPH0830273A - 電子楽器のテンポ設定装置 - Google Patents
電子楽器のテンポ設定装置Info
- Publication number
- JPH0830273A JPH0830273A JP6190082A JP19008294A JPH0830273A JP H0830273 A JPH0830273 A JP H0830273A JP 6190082 A JP6190082 A JP 6190082A JP 19008294 A JP19008294 A JP 19008294A JP H0830273 A JPH0830273 A JP H0830273A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tempo
- switch
- automatic performance
- data
- instructing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は自動演奏機能を有する電子楽器に適用
され、自動演奏のテンポを設定する電子楽器のテンポ設
定装置に関し、少ない操作で現在のテンポを所望のテン
ポに変更することのできる電子楽器のテンポ設定装置を
提供することを目的とする。 【構成】自動演奏音を発生するための自動演奏機能を有
する電子楽器において、前記自動演奏音のテンポ変更を
指示するテンポ変更指示手段142と、該テンポ変更指
示手段の指示に応じて現在のテンポを変更して新たな現
在のテンポとするテンポ変更手段10と、現在のテンポ
を記憶すべきことを指示するテンポ記憶指示手段144
と、該テンポ記憶指示手段の指示に応じて現在のテンポ
を記憶する記憶手段12と、該記憶手段に記憶されてい
るテンポの呼び出しを指示するテンポ呼出指示手段14
3と、該テンポ呼出指示手段の指示に応じて前記記憶手
段に格納されているテンポを呼び出して現在のテンポと
する制御手段10、とを備えて構成される。
され、自動演奏のテンポを設定する電子楽器のテンポ設
定装置に関し、少ない操作で現在のテンポを所望のテン
ポに変更することのできる電子楽器のテンポ設定装置を
提供することを目的とする。 【構成】自動演奏音を発生するための自動演奏機能を有
する電子楽器において、前記自動演奏音のテンポ変更を
指示するテンポ変更指示手段142と、該テンポ変更指
示手段の指示に応じて現在のテンポを変更して新たな現
在のテンポとするテンポ変更手段10と、現在のテンポ
を記憶すべきことを指示するテンポ記憶指示手段144
と、該テンポ記憶指示手段の指示に応じて現在のテンポ
を記憶する記憶手段12と、該記憶手段に記憶されてい
るテンポの呼び出しを指示するテンポ呼出指示手段14
3と、該テンポ呼出指示手段の指示に応じて前記記憶手
段に格納されているテンポを呼び出して現在のテンポと
する制御手段10、とを備えて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動演奏機能を有する
電子楽器に適用され、自動演奏のテンポを設定する電子
楽器のテンポ設定装置に関する。
電子楽器に適用され、自動演奏のテンポを設定する電子
楽器のテンポ設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動演奏機能付電子楽器が開発さ
れ実用に供されている。かかる電子楽器は、例えば複数
のリズムによる自動演奏を可能にするべく、複数のリズ
ムに対応した複数の自動演奏データを有している。そし
て、操作者がリズムを選択して自動演奏の開始を指示す
ることにより、選択されたリズムによる自動演奏が開始
される。これにより、演奏者は、所望のリズムによる自
動伴奏をバックにしたメロディ演奏等が可能になってい
る。
れ実用に供されている。かかる電子楽器は、例えば複数
のリズムによる自動演奏を可能にするべく、複数のリズ
ムに対応した複数の自動演奏データを有している。そし
て、操作者がリズムを選択して自動演奏の開始を指示す
ることにより、選択されたリズムによる自動演奏が開始
される。これにより、演奏者は、所望のリズムによる自
動伴奏をバックにしたメロディ演奏等が可能になってい
る。
【0003】上記のような従来の自動演奏機能付き電子
楽器で自動演奏を行わせる場合のテンポは、選択された
リズムにより一意的に決定される。このような各リズム
の初期テンポをプリセットテンポという。各リズムのプ
リセットテンポは、リズムが選択された際に、自動演奏
データに含まれるプリセットテンポデータがテンポ制御
部に設定されることにより決定される。通常、プリセッ
トテンポは、当該リズムに最適なテンポが使用される。
楽器で自動演奏を行わせる場合のテンポは、選択された
リズムにより一意的に決定される。このような各リズム
の初期テンポをプリセットテンポという。各リズムのプ
リセットテンポは、リズムが選択された際に、自動演奏
データに含まれるプリセットテンポデータがテンポ制御
部に設定されることにより決定される。通常、プリセッ
トテンポは、当該リズムに最適なテンポが使用される。
【0004】しかし、演奏者のリズムに対する感覚、演
奏時の雰囲気等によりプリセットテンポを変更したい場
合がある。かかる要求に対応するべく、演奏者がリズム
を選択して自動演奏を開始させた後は、例えば操作パネ
ルに設けられたテンポスイッチを操作して演奏者の好み
のテンポに変更できるようになっている。
奏時の雰囲気等によりプリセットテンポを変更したい場
合がある。かかる要求に対応するべく、演奏者がリズム
を選択して自動演奏を開始させた後は、例えば操作パネ
ルに設けられたテンポスイッチを操作して演奏者の好み
のテンポに変更できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テンポを変
更したいという要求は、上記の場合に限らず、初心者が
自動伴奏機能を使用して所定曲を練習する場合にも発生
する。初心者にとってプリセットテンポは速すぎると感
じられる場合が多い。かかる場合は、初心者は、リズム
を選択する度にテンポスイッチを操作してテンポを落と
すという操作を行い、その後、所定曲の練習を開始する
という手順を踏んでいた。
更したいという要求は、上記の場合に限らず、初心者が
自動伴奏機能を使用して所定曲を練習する場合にも発生
する。初心者にとってプリセットテンポは速すぎると感
じられる場合が多い。かかる場合は、初心者は、リズム
を選択する度にテンポスイッチを操作してテンポを落と
すという操作を行い、その後、所定曲の練習を開始する
という手順を踏んでいた。
【0006】従来のテンポスイッチは、例えばアップ/
ダウンスイッチで構成され、アップスイッチを押す毎に
テンポが1テンポずつ増加し、ダウンスイッチを押す毎
にテンポが1テンポずつ減少するという構成になってい
る。従って、現在のテンポを半分に落としたい場合、例
えばテンポ120をテンポ60に落としたい場合は、ダ
ウンスイッチを60回も押下する必要があり、非常に面
倒であると共に時間がかかるという問題があった。しか
も、曲の先頭から練習を再開しようとしてリズム選択ス
イッチを操作すると、テンポもプリセットテンポに戻っ
てしまうので、その都度テンポを落とす操作が必要であ
り、煩雑に耐えないという問題があった。
ダウンスイッチで構成され、アップスイッチを押す毎に
テンポが1テンポずつ増加し、ダウンスイッチを押す毎
にテンポが1テンポずつ減少するという構成になってい
る。従って、現在のテンポを半分に落としたい場合、例
えばテンポ120をテンポ60に落としたい場合は、ダ
ウンスイッチを60回も押下する必要があり、非常に面
倒であると共に時間がかかるという問題があった。しか
も、曲の先頭から練習を再開しようとしてリズム選択ス
イッチを操作すると、テンポもプリセットテンポに戻っ
てしまうので、その都度テンポを落とす操作が必要であ
り、煩雑に耐えないという問題があった。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、少ない操作で現在のテンポを所望のテンポに
変更することのできる電子楽器のテンポ設定装置を提供
することを目的とする。
のであり、少ない操作で現在のテンポを所望のテンポに
変更することのできる電子楽器のテンポ設定装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、自動演奏音を発生するた
めの自動演奏機能を有する電子楽器において、前記自動
演奏音のテンポ変更を指示するテンポ変更指示手段と、
該テンポ変更指示手段の指示に応じて現在のテンポを変
更して新たな現在のテンポとするテンポ変更手段と、現
在のテンポを記憶すべきことを指示するテンポ記憶指示
手段と、該テンポ記憶指示手段の指示に応じて現在のテ
ンポを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されてい
るテンポの呼び出しを指示するテンポ呼出指示手段と、
該テンポ呼出指示手段の指示に応じて前記記憶手段に格
納されているテンポを呼び出して現在のテンポとする制
御手段、とを具備したことを特徴とする。
に、請求項1に記載の発明は、自動演奏音を発生するた
めの自動演奏機能を有する電子楽器において、前記自動
演奏音のテンポ変更を指示するテンポ変更指示手段と、
該テンポ変更指示手段の指示に応じて現在のテンポを変
更して新たな現在のテンポとするテンポ変更手段と、現
在のテンポを記憶すべきことを指示するテンポ記憶指示
手段と、該テンポ記憶指示手段の指示に応じて現在のテ
ンポを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されてい
るテンポの呼び出しを指示するテンポ呼出指示手段と、
該テンポ呼出指示手段の指示に応じて前記記憶手段に格
納されているテンポを呼び出して現在のテンポとする制
御手段、とを具備したことを特徴とする。
【0009】また、同様の目的で、請求項2に記載の発
明は、自動演奏音を発生するための自動演奏機能を有す
る電子楽器において、前記自動演奏音のテンポ変更を指
示するテンポ変更指示手段と、該テンポ変更指示手段の
指示に応じて現在のテンポを変更して新たな現在のテン
ポとするテンポ変更手段と、複数のテンポを記憶する記
憶手段と、現在のテンポを記憶すべきことを指示するテ
ンポ記憶指示手段と、該テンポ記憶指示手段の指示に応
じて、現在のテンポを前記記憶手段に順次格納する第1
の制御手段と、前記記憶手段に記憶されているテンポの
呼び出しを指示するテンポ呼出指示手段と、該テンポ呼
出指示手段の指示に応じて前記記憶手段に格納されてい
るテンポを順次呼び出して現在のテンポとする第2の制
御手段、とを具備したことを特徴とする。
明は、自動演奏音を発生するための自動演奏機能を有す
る電子楽器において、前記自動演奏音のテンポ変更を指
示するテンポ変更指示手段と、該テンポ変更指示手段の
指示に応じて現在のテンポを変更して新たな現在のテン
ポとするテンポ変更手段と、複数のテンポを記憶する記
憶手段と、現在のテンポを記憶すべきことを指示するテ
ンポ記憶指示手段と、該テンポ記憶指示手段の指示に応
じて、現在のテンポを前記記憶手段に順次格納する第1
の制御手段と、前記記憶手段に記憶されているテンポの
呼び出しを指示するテンポ呼出指示手段と、該テンポ呼
出指示手段の指示に応じて前記記憶手段に格納されてい
るテンポを順次呼び出して現在のテンポとする第2の制
御手段、とを具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の電子楽器のテンポ設定装置に
おいては、テンポ変更指示手段の指示に応じて変更され
た現在のテンポを、テンポ記憶指示手段の指示に応じて
記憶手段に記憶する一方、この記憶手段に記憶されたテ
ンポをテンポ呼出指示手段の指示に応じて呼び出して新
たな現在のテンポとする。
おいては、テンポ変更指示手段の指示に応じて変更され
た現在のテンポを、テンポ記憶指示手段の指示に応じて
記憶手段に記憶する一方、この記憶手段に記憶されたテ
ンポをテンポ呼出指示手段の指示に応じて呼び出して新
たな現在のテンポとする。
【0011】これにより、例えば演奏者が所望のテンポ
に設定した後にテンポ記憶指示手段を用いてその時点で
設定されていたテンポを記憶手段に記憶せしめておけ
ば、次回にテンポ呼出指示手段で指示するだけで、先に
設定していたテンポに復帰させることができる。例え
ば、初心者が自動伴奏機能を使用して曲を練習する場合
に、テンポ変更指示手段を用いて自動演奏のテンポを好
みのテンポまで落とし、この状態でテンポ記憶指示手段
を用いてその時点のテンポを記憶手段に記憶せしめてお
けば、その後、再度自動演奏を選択した場合に、その自
動演奏のテンポはプリセットテンポになるが、テンポ呼
出指示手段を操作すればワンタッチでテンポを先に設定
していたテンポに復帰させることができる。従って、テ
ンポ設定操作が極めて簡単になり、迅速に曲の練習を開
始できるという効果がある。
に設定した後にテンポ記憶指示手段を用いてその時点で
設定されていたテンポを記憶手段に記憶せしめておけ
ば、次回にテンポ呼出指示手段で指示するだけで、先に
設定していたテンポに復帰させることができる。例え
ば、初心者が自動伴奏機能を使用して曲を練習する場合
に、テンポ変更指示手段を用いて自動演奏のテンポを好
みのテンポまで落とし、この状態でテンポ記憶指示手段
を用いてその時点のテンポを記憶手段に記憶せしめてお
けば、その後、再度自動演奏を選択した場合に、その自
動演奏のテンポはプリセットテンポになるが、テンポ呼
出指示手段を操作すればワンタッチでテンポを先に設定
していたテンポに復帰させることができる。従って、テ
ンポ設定操作が極めて簡単になり、迅速に曲の練習を開
始できるという効果がある。
【0012】請求項2に記載の電子楽器のテンポ設定装
置においては、複数のテンポを記憶することのできる記
憶手段を有している。そして、テンポ変更指示手段の指
示に応じて変更された現在のテンポは、テンポ記憶指示
手段の指示に応じて上記記憶手段に順次記憶される。一
方、この記憶手段に記憶されたテンポは、テンポ呼出指
示手段の指示に応じて順次呼び出されて新たな現在のテ
ンポとなる。
置においては、複数のテンポを記憶することのできる記
憶手段を有している。そして、テンポ変更指示手段の指
示に応じて変更された現在のテンポは、テンポ記憶指示
手段の指示に応じて上記記憶手段に順次記憶される。一
方、この記憶手段に記憶されたテンポは、テンポ呼出指
示手段の指示に応じて順次呼び出されて新たな現在のテ
ンポとなる。
【0013】これにより、例えば演奏者が所望のテンポ
に設定した後にテンポ記憶指示手段を用いてその時点で
設定されていたテンポを記憶手段に記憶せしめる際に、
順次異なった領域に複数のテンポを記憶させることがで
きる。また、テンポ呼出指示手段で上記記憶手段に記憶
されているテンポを呼び出す場合は、複数のテンポを順
次呼び出して、現在のテンポとして復帰することができ
る。
に設定した後にテンポ記憶指示手段を用いてその時点で
設定されていたテンポを記憶手段に記憶せしめる際に、
順次異なった領域に複数のテンポを記憶させることがで
きる。また、テンポ呼出指示手段で上記記憶手段に記憶
されているテンポを呼び出す場合は、複数のテンポを順
次呼び出して、現在のテンポとして復帰することができ
る。
【0014】例えば、初心者が自動伴奏機能を使用して
所定の曲を練習する場合に、テンポ変更指示手段を用い
てテンポを好みのテンポまで落とし、この状態でテンポ
記憶指示手段を用いてその時点のテンポを記憶手段の所
定領域に記憶せしめる。同様に、他の曲を練習する場合
に、テンポ変更指示手段を用いてテンポを好みのテンポ
まで落とし、この状態でテンポ記憶指示手段を用いてそ
の時点のテンポを記憶手段の他の領域に記憶せしめる。
このようにして複数のテンポを記憶手段に記憶した後
に、演奏者がテンポ呼出指示手段を操作すれば記憶手段
に記憶されているテンポが順次呼び出されて現在のテン
ポとして設定される。従って、演奏者は、テンポ呼出指
示手段を操作することにより、以前に設定した複数のテ
ンポの中から所望のテンポを選んで再設定することがで
きるので、テンポ設定操作が極めて簡単になり、迅速に
曲の練習を開始できるという効果がある。
所定の曲を練習する場合に、テンポ変更指示手段を用い
てテンポを好みのテンポまで落とし、この状態でテンポ
記憶指示手段を用いてその時点のテンポを記憶手段の所
定領域に記憶せしめる。同様に、他の曲を練習する場合
に、テンポ変更指示手段を用いてテンポを好みのテンポ
まで落とし、この状態でテンポ記憶指示手段を用いてそ
の時点のテンポを記憶手段の他の領域に記憶せしめる。
このようにして複数のテンポを記憶手段に記憶した後
に、演奏者がテンポ呼出指示手段を操作すれば記憶手段
に記憶されているテンポが順次呼び出されて現在のテン
ポとして設定される。従って、演奏者は、テンポ呼出指
示手段を操作することにより、以前に設定した複数のテ
ンポの中から所望のテンポを選んで再設定することがで
きるので、テンポ設定操作が極めて簡単になり、迅速に
曲の練習を開始できるという効果がある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の電子楽器のテンポ設定装置の
実施例につき、図面を参照しながら詳細に説明する。本
発明のテンポ設定装置は、自動演奏機能付き電子楽器と
一体に構成されており、テンポ設定装置としての機能
は、主に、操作パネル14のテンポスイッチ142、ユ
ーザテンポスイッチ143、メモリスイッチ144及び
CPU10の処理により実現されている。従って、以下
においては、電子楽器全般について簡単に説明すると共
に、テンポ設定装置としての機能について詳細に説明す
る。
実施例につき、図面を参照しながら詳細に説明する。本
発明のテンポ設定装置は、自動演奏機能付き電子楽器と
一体に構成されており、テンポ設定装置としての機能
は、主に、操作パネル14のテンポスイッチ142、ユ
ーザテンポスイッチ143、メモリスイッチ144及び
CPU10の処理により実現されている。従って、以下
においては、電子楽器全般について簡単に説明すると共
に、テンポ設定装置としての機能について詳細に説明す
る。
【0016】(1)実施例1 図1は、本発明のテンポ設定装置が適用された電子楽器
の実施例1の概略構成を示すブロック図である。
の実施例1の概略構成を示すブロック図である。
【0017】本テンポ設定装置が適用された電子楽器
は、中央処理装置(以下、「CPU」という。)10、
プログラムメモリ11、ランダムアクセスメモリ(以
下、「RAM」という。)12、パネルインタフェース
回路13、鍵盤インタフェース回路15、自動演奏デー
タメモリ17、波形メモリ18及び音源(トーンジェネ
レータ)19がシステムバス30を介して相互に接続さ
れることにより構成されている。
は、中央処理装置(以下、「CPU」という。)10、
プログラムメモリ11、ランダムアクセスメモリ(以
下、「RAM」という。)12、パネルインタフェース
回路13、鍵盤インタフェース回路15、自動演奏デー
タメモリ17、波形メモリ18及び音源(トーンジェネ
レータ)19がシステムバス30を介して相互に接続さ
れることにより構成されている。
【0018】システムバス30は、例えばアドレス線、
データ線及び制御信号線等で成り、上記各構成要素間に
おける各種データの送受のために使用される。このシス
テムバス30は、CPU10と音源19とにより時分割
で使用される。
データ線及び制御信号線等で成り、上記各構成要素間に
おける各種データの送受のために使用される。このシス
テムバス30は、CPU10と音源19とにより時分割
で使用される。
【0019】CPU10はテンポ変更手段、制御手段、
第1の制御手段及び第2の制御手段として機能する。こ
のCPU10は、プログラムメモリ11に格納されてい
る制御プログラムに従って、電子楽器の全体を制御す
る。このCPU10の動作の詳細については後述する。
このCPU10には、図示しないタイムカウンタが含ま
れている。このタイムカウンタは、テンポに応じた周期
でカウントアップされる。このタイムカウンタは、後述
する自動演奏処理において発音又は消音のタイミングを
検出するために使用される。
第1の制御手段及び第2の制御手段として機能する。こ
のCPU10は、プログラムメモリ11に格納されてい
る制御プログラムに従って、電子楽器の全体を制御す
る。このCPU10の動作の詳細については後述する。
このCPU10には、図示しないタイムカウンタが含ま
れている。このタイムカウンタは、テンポに応じた周期
でカウントアップされる。このタイムカウンタは、後述
する自動演奏処理において発音又は消音のタイミングを
検出するために使用される。
【0020】プログラムメモリ11は、例えばリードオ
ンリメモリ(以下、「ROM」という。)で構成するこ
とができる。このプログラムメモリ11には、上述した
CPU10を動作させるための制御プログラムが記憶さ
れている他、CPU10が各種処理に用いる種々の固定
データが記憶されている。このプログラムメモリ11の
内容はCPU10により読み出される。即ち、CPU1
0は、プログラムメモリ11から制御プログラム(命
令)を読み出して解釈・実行すると共に、所定の固定デ
ータを読み出して各種処理に使用する。
ンリメモリ(以下、「ROM」という。)で構成するこ
とができる。このプログラムメモリ11には、上述した
CPU10を動作させるための制御プログラムが記憶さ
れている他、CPU10が各種処理に用いる種々の固定
データが記憶されている。このプログラムメモリ11の
内容はCPU10により読み出される。即ち、CPU1
0は、プログラムメモリ11から制御プログラム(命
令)を読み出して解釈・実行すると共に、所定の固定デ
ータを読み出して各種処理に使用する。
【0021】RAM12は、制御プログラムの実行に用
いられる種々のデータを一時記憶する。RAM12に
は、例えばデータバッファ、レジスタ、カウンタ、フラ
グ等の各種領域が定義されている。本発明のテンポを記
憶するための記憶手段は、このRAM12の「ユーザテ
ンポバッファ」として定義されている。このRAM12
は、CPU10によりアクセスされる。
いられる種々のデータを一時記憶する。RAM12に
は、例えばデータバッファ、レジスタ、カウンタ、フラ
グ等の各種領域が定義されている。本発明のテンポを記
憶するための記憶手段は、このRAM12の「ユーザテ
ンポバッファ」として定義されている。このRAM12
は、CPU10によりアクセスされる。
【0022】パネルインタフェース回路13には、操作
パネル14が接続されている。この操作パネル14は、
電子楽器に各種動作を指示するために使用される。この
操作パネル14には、例えば図2に示されるように、リ
ズムスタートスイッチ140、リズム選択スイッチ14
1、テンポスイッチ142、ユーザテンポスイッチ14
3、メモリスイッチ144及び表示器145が設けられ
ている。なお、操作パネル14には、上記以外にも各種
スイッチ、表示器等が設けられているが、これらは本発
明には直接関係しないので、図2においては図示を省略
してある。
パネル14が接続されている。この操作パネル14は、
電子楽器に各種動作を指示するために使用される。この
操作パネル14には、例えば図2に示されるように、リ
ズムスタートスイッチ140、リズム選択スイッチ14
1、テンポスイッチ142、ユーザテンポスイッチ14
3、メモリスイッチ144及び表示器145が設けられ
ている。なお、操作パネル14には、上記以外にも各種
スイッチ、表示器等が設けられているが、これらは本発
明には直接関係しないので、図2においては図示を省略
してある。
【0023】リズムスタートスイッチ140は、自動演
奏の開始又は停止を指示するために使用される。このリ
ズムスタートスイッチ140は、例えば押下の度にオン
とオフとが交互に切り替わる。このリズムスタートスイ
ッチがオン状態にあるかオフ状態にあるかは、RAM1
2に定義された「自動演奏フラグ」で記憶される。
奏の開始又は停止を指示するために使用される。このリ
ズムスタートスイッチ140は、例えば押下の度にオン
とオフとが交互に切り替わる。このリズムスタートスイ
ッチがオン状態にあるかオフ状態にあるかは、RAM1
2に定義された「自動演奏フラグ」で記憶される。
【0024】リズム選択スイッチ141は、例えば8ビ
ート、ワルツ、サンバ等といった複数のリズムに対応し
た複数のスイッチから構成されている。このリズム選択
スイッチ141の中の何れかのスイッチが押下されるこ
とによりリズムが選択される。このリズム選択スイッチ
141で選択されたリズムは、RAM12に定義された
「リズムバッファ」に、リズム番号として記憶される。
ート、ワルツ、サンバ等といった複数のリズムに対応し
た複数のスイッチから構成されている。このリズム選択
スイッチ141の中の何れかのスイッチが押下されるこ
とによりリズムが選択される。このリズム選択スイッチ
141で選択されたリズムは、RAM12に定義された
「リズムバッファ」に、リズム番号として記憶される。
【0025】テンポスイッチ142はテンポ変更指示手
段に対応するものである。このテンポスイッチ142
は、テンポアップスイッチ142Aとテンポダウンスイ
ッチ142Bとにより構成されている。そして、テンポ
アップスイッチ142Aが押下される度にテンポ値が1
ずつ増加し、テンポダウンスイッチ142Bが押下され
る度にテンポ値が1ずつ減少するように制御される。こ
のテンポスイッチ142を用いて入力されたデータはR
AM12に定義された「テンポバッファ」に記憶され
る。なお、このテンポスイッチ142は、テンキー、ス
ライド式操作子、回転式操作子等で構成することもで
き、これらの場合、テンポ値は±1ずつ変化するのでは
なく、所望のテンポ値が直接入力される。
段に対応するものである。このテンポスイッチ142
は、テンポアップスイッチ142Aとテンポダウンスイ
ッチ142Bとにより構成されている。そして、テンポ
アップスイッチ142Aが押下される度にテンポ値が1
ずつ増加し、テンポダウンスイッチ142Bが押下され
る度にテンポ値が1ずつ減少するように制御される。こ
のテンポスイッチ142を用いて入力されたデータはR
AM12に定義された「テンポバッファ」に記憶され
る。なお、このテンポスイッチ142は、テンキー、ス
ライド式操作子、回転式操作子等で構成することもで
き、これらの場合、テンポ値は±1ずつ変化するのでは
なく、所望のテンポ値が直接入力される。
【0026】ユーザテンポスイッチ143はテンポ呼出
指示手段に対応する。このユーザテンポスイッチ143
は、後述するメモリスイッチ144を用いてRAM12
のユーザテンポバッファに格納されたテンポを呼び出す
ために使用される。例えば、テンポ120で自動演奏が
行われており、ユーザテンポバッファにはテンポ60に
対応するテンポデータが格納されている状態でユーザテ
ンポスイッチ143を押されると、テンポバッファの内
容はテンポ60に対応するテンポデータに変更され、自
動演奏のテンポはテンポ60に変更される。
指示手段に対応する。このユーザテンポスイッチ143
は、後述するメモリスイッチ144を用いてRAM12
のユーザテンポバッファに格納されたテンポを呼び出す
ために使用される。例えば、テンポ120で自動演奏が
行われており、ユーザテンポバッファにはテンポ60に
対応するテンポデータが格納されている状態でユーザテ
ンポスイッチ143を押されると、テンポバッファの内
容はテンポ60に対応するテンポデータに変更され、自
動演奏のテンポはテンポ60に変更される。
【0027】メモリスイッチ144はテンポ記憶指示手
段に対応する。このメモリスイッチ144は、現在のテ
ンポ(テンポバッファの内容)をユーザテンポバッファ
に格納するために使用される。例えば、テンポ120で
自動演奏が行われている状態でメモリスイッチ144が
押されると、ユーザテンポバッファにはテンポ120に
対応するテンポデータが格納される。
段に対応する。このメモリスイッチ144は、現在のテ
ンポ(テンポバッファの内容)をユーザテンポバッファ
に格納するために使用される。例えば、テンポ120で
自動演奏が行われている状態でメモリスイッチ144が
押されると、ユーザテンポバッファにはテンポ120に
対応するテンポデータが格納される。
【0028】表示器145は、例えば7セグメントのL
ED表示器を2桁分備えて構成されている。この表示器
145には、CPU10から送られて来るデータに従っ
て、数字や英文字等が表示される。例えば、リズム選択
スイッチ141が操作されると押下されたスイッチに対
応するリズムのリズム番号が表示される。また、テンポ
スイッチ142、ユーザテンポスイッチ143が操作さ
れると、その操作に応じたテンポ値が表示される。
ED表示器を2桁分備えて構成されている。この表示器
145には、CPU10から送られて来るデータに従っ
て、数字や英文字等が表示される。例えば、リズム選択
スイッチ141が操作されると押下されたスイッチに対
応するリズムのリズム番号が表示される。また、テンポ
スイッチ142、ユーザテンポスイッチ143が操作さ
れると、その操作に応じたテンポ値が表示される。
【0029】なお、本実施例1では、表示器145とし
て、7セグメントのLEDが2桁で構成される表示器を
例示したが、これに限定されるものではない。例えば、
表示器145は、7セグメントのLEDを1桁分又は3
桁分以上備えて構成しても良いし、文字や数字を表示可
能なLCD表示器やCRTを用いて構成しても良いし、
更に、その他種々の表示装置を用いて構成することがで
きる。
て、7セグメントのLEDが2桁で構成される表示器を
例示したが、これに限定されるものではない。例えば、
表示器145は、7セグメントのLEDを1桁分又は3
桁分以上備えて構成しても良いし、文字や数字を表示可
能なLCD表示器やCRTを用いて構成しても良いし、
更に、その他種々の表示装置を用いて構成することがで
きる。
【0030】上記パネルインタフェース回路13は、操
作パネル14とCPU10との間のデータの送受を制御
する。即ち、パネルインタフェース回路13は操作パネ
ル14に対してスキャン信号を送出し、このスキャン信
号に応答して操作パネル14から返送される各スイッチ
のオン/オフを示す信号を入力する。そして、この信号
から各スイッチのオン/オフを1ビットに対応させて成
るパネルデータを生成し、CPU10に送る。このパネ
ルデータは、CPU10によってRAM12に格納さ
れ、パネルイベントの有無を判断するために使用される
(詳細は後述する)。
作パネル14とCPU10との間のデータの送受を制御
する。即ち、パネルインタフェース回路13は操作パネ
ル14に対してスキャン信号を送出し、このスキャン信
号に応答して操作パネル14から返送される各スイッチ
のオン/オフを示す信号を入力する。そして、この信号
から各スイッチのオン/オフを1ビットに対応させて成
るパネルデータを生成し、CPU10に送る。このパネ
ルデータは、CPU10によってRAM12に格納さ
れ、パネルイベントの有無を判断するために使用される
(詳細は後述する)。
【0031】また、パネルインタフェース回路13は、
CPU10から送られてきた表示用データを操作パネル
14に送る。これにより、表示器145に所定の数字又
は英文字等が表示される。
CPU10から送られてきた表示用データを操作パネル
14に送る。これにより、表示器145に所定の数字又
は英文字等が表示される。
【0032】鍵盤インタフェース回路15には鍵盤装置
16が接続されている。鍵盤装置16は、音高を指示す
るための複数の鍵を有している。この鍵盤装置16とし
ては、例えば2接点方式の鍵盤装置が用いられ、鍵のオ
ン/オフと共に、イニシャルタッチデータの検出が可能
になっている。即ち、鍵盤装置16の各鍵は、押鍵又は
離鍵動作によってオン/オフする2個のキースイッチを
有し、それぞれのキースイッチは異なる押圧深さでオン
/オフする。
16が接続されている。鍵盤装置16は、音高を指示す
るための複数の鍵を有している。この鍵盤装置16とし
ては、例えば2接点方式の鍵盤装置が用いられ、鍵のオ
ン/オフと共に、イニシャルタッチデータの検出が可能
になっている。即ち、鍵盤装置16の各鍵は、押鍵又は
離鍵動作によってオン/オフする2個のキースイッチを
有し、それぞれのキースイッチは異なる押圧深さでオン
/オフする。
【0033】鍵盤インタフェース回路15は、鍵盤装置
16とCPU10との間のデータの送受を制御する。具
体的には、鍵盤インタフェース回路15は、鍵盤装置1
6に対してスキャン信号を送出し、このスキャン信号に
応答して鍵盤装置16から返送されるキースイッチのオ
ン/オフ状態を示す信号を受け取る。そして、この受け
取った信号から、各鍵のオン/オフを1ビットに対応さ
せたキーデータ及び押鍵の速さ(強さ)を示すイニシャ
ルタッチデータを生成し、CPU10に送る。キーデー
タは鍵盤イベントの有無を判断するために使用される。
イニシャルタッチデータは、音量や音色を制御するため
に使用される。
16とCPU10との間のデータの送受を制御する。具
体的には、鍵盤インタフェース回路15は、鍵盤装置1
6に対してスキャン信号を送出し、このスキャン信号に
応答して鍵盤装置16から返送されるキースイッチのオ
ン/オフ状態を示す信号を受け取る。そして、この受け
取った信号から、各鍵のオン/オフを1ビットに対応さ
せたキーデータ及び押鍵の速さ(強さ)を示すイニシャ
ルタッチデータを生成し、CPU10に送る。キーデー
タは鍵盤イベントの有無を判断するために使用される。
イニシャルタッチデータは、音量や音色を制御するため
に使用される。
【0034】自動演奏データメモリ17は、例えばRO
Mで構成することができる。この自動演奏データメモリ
17には、複数のリズムに対応した自動演奏データが記
憶されている。1つのリズムに対応する自動演奏データ
は、例えば図6に示すように、ヘッダ部と自動演奏デー
タ部とで構成されている。ヘッダ部には、当該リズムの
繰り返し小節数データ、拍子データ及びプリセットテン
ポデータが記憶されている。プリセットテンポデータ
は、そのリズムによる自動演奏における最適なテンポと
なるようなテンポデータであり、このプリセットテンポ
データにより当該リズムのプリセットテンポが決定され
る。また、自動演奏データ部には、発音/消音等を指定
する自動演奏データが記憶されている。
Mで構成することができる。この自動演奏データメモリ
17には、複数のリズムに対応した自動演奏データが記
憶されている。1つのリズムに対応する自動演奏データ
は、例えば図6に示すように、ヘッダ部と自動演奏デー
タ部とで構成されている。ヘッダ部には、当該リズムの
繰り返し小節数データ、拍子データ及びプリセットテン
ポデータが記憶されている。プリセットテンポデータ
は、そのリズムによる自動演奏における最適なテンポと
なるようなテンポデータであり、このプリセットテンポ
データにより当該リズムのプリセットテンポが決定され
る。また、自動演奏データ部には、発音/消音等を指定
する自動演奏データが記憶されている。
【0035】各リズムの自動演奏データは、詳細は図示
しないが、例えばコード、ベース及びドラムといった3
つのパート音を発生するためのデータにより構成されて
いる。各パートの自動演奏データは、例えばMIDIデ
ータと同様の形式で作成され、発音タイミングを指示す
るためのステップタイムデータが含まれている。この自
動演奏データメモリ17に記憶された自動演奏データ
は、後述する自動演奏処理において、音源19が処理す
ることができる形式に変換されて音源19に送られる。
しないが、例えばコード、ベース及びドラムといった3
つのパート音を発生するためのデータにより構成されて
いる。各パートの自動演奏データは、例えばMIDIデ
ータと同様の形式で作成され、発音タイミングを指示す
るためのステップタイムデータが含まれている。この自
動演奏データメモリ17に記憶された自動演奏データ
は、後述する自動演奏処理において、音源19が処理す
ることができる形式に変換されて音源19に送られる。
【0036】なお、上記自動演奏データは、自動演奏デ
ータメモリ17に代えて、RAM12の一部に記憶する
ように構成しても良い。この場合、システムバス30に
例えばフロッピーディスク装置(又はROMカード制御
装置)を接続すると共に、フロッピーディスク(又はR
OMカード)に自動演奏データを記憶させておき、例え
ば本電子楽器の電源投入時にフロッピーディスク装置に
装着されたフロッピーディスク(又はROMカード制御
装置に挿入されたROMカード)から上記各データをR
AM12にロードするように構成すれば良い。この構成
によれば、多種類の自動演奏を行うことができるという
利点がある。
ータメモリ17に代えて、RAM12の一部に記憶する
ように構成しても良い。この場合、システムバス30に
例えばフロッピーディスク装置(又はROMカード制御
装置)を接続すると共に、フロッピーディスク(又はR
OMカード)に自動演奏データを記憶させておき、例え
ば本電子楽器の電源投入時にフロッピーディスク装置に
装着されたフロッピーディスク(又はROMカード制御
装置に挿入されたROMカード)から上記各データをR
AM12にロードするように構成すれば良い。この構成
によれば、多種類の自動演奏を行うことができるという
利点がある。
【0037】波形メモリ18には、パルスコード変調
(PCM)された波形データが記憶されている。この波
形メモリ18には、複数種類の音色を実現するべく、各
音色(楽器音)、各音域(鍵域)、押鍵速度等に対応し
た複数種類の波形データが記憶されている。
(PCM)された波形データが記憶されている。この波
形メモリ18には、複数種類の音色を実現するべく、各
音色(楽器音)、各音域(鍵域)、押鍵速度等に対応し
た複数種類の波形データが記憶されている。
【0038】音源19は、例えば複数のオシレータを備
えている。そして、各パートの楽音を発生する各発音チ
ャンネルに対して1個乃至数個のオシレータが割り当て
られる。発音が割り当てられたチャンネルに対応するオ
シレータは、波形メモリ18に記憶されている波形デー
タを読み出し、これにエンベロープを付加してデジタル
楽音信号を生成する。上記波形データの読み出しは、C
PU10と音源19とが時分割でシステムバス30を使
用して行われる。この音源19において生成されたデジ
タル楽音信号は、D/A変換器20に送られる。
えている。そして、各パートの楽音を発生する各発音チ
ャンネルに対して1個乃至数個のオシレータが割り当て
られる。発音が割り当てられたチャンネルに対応するオ
シレータは、波形メモリ18に記憶されている波形デー
タを読み出し、これにエンベロープを付加してデジタル
楽音信号を生成する。上記波形データの読み出しは、C
PU10と音源19とが時分割でシステムバス30を使
用して行われる。この音源19において生成されたデジ
タル楽音信号は、D/A変換器20に送られる。
【0039】D/A変換器20は、入力されたデジタル
楽音信号をアナログ楽音信号に変換して出力する。この
D/A変換器20から出力されたアナログ楽音信号は増
幅器21に送られる。増幅器21は、入力されたアナロ
グ楽音信号を所定の増幅率で増幅して出力する。この増
幅器21から出力されるアナログ楽音信号はスピーカ2
2に送られる。スピーカ22は、電気信号としてのアナ
ログ楽音信号を音響信号に変換する周知のものである。
このスピーカ22により、鍵盤装置16の鍵操作又は自
動演奏データメモリ17から読み出された自動演奏デー
タに応じた楽音が放音される。
楽音信号をアナログ楽音信号に変換して出力する。この
D/A変換器20から出力されたアナログ楽音信号は増
幅器21に送られる。増幅器21は、入力されたアナロ
グ楽音信号を所定の増幅率で増幅して出力する。この増
幅器21から出力されるアナログ楽音信号はスピーカ2
2に送られる。スピーカ22は、電気信号としてのアナ
ログ楽音信号を音響信号に変換する周知のものである。
このスピーカ22により、鍵盤装置16の鍵操作又は自
動演奏データメモリ17から読み出された自動演奏デー
タに応じた楽音が放音される。
【0040】なお、上記実施例1では、リズム選択スイ
ッチ141として、リズム毎に設けられた複数のスイッ
チで構成されるものを例示したが、テンポスイッチ14
2と同様に、アップスイッチ「+」とダウンスイッチ
「−」とで成るアップダウンスイッチ、或いはテンキー
等で構成することもできる。
ッチ141として、リズム毎に設けられた複数のスイッ
チで構成されるものを例示したが、テンポスイッチ14
2と同様に、アップスイッチ「+」とダウンスイッチ
「−」とで成るアップダウンスイッチ、或いはテンキー
等で構成することもできる。
【0041】また、リズム選択スイッチ141をアップ
ダウンスイッチで構成する場合は、このリズム選択スイ
ッチとテンポスイッチ142とを共用するように構成す
ることもできる。この場合、テンポスイッチ142を汎
用スイッチと定義し、この汎用スイッチの動作モードを
切り換えるモード切換スイッチを別途設ける。そして、
このモード切換スイッチでテンポ設定モードにされた場
合は、汎用スイッチはテンポ設定するために使用され、
モード切換スイッチでリズム選択モードにされた場合
は、リズム番号を選択するために使用されるように構成
する。
ダウンスイッチで構成する場合は、このリズム選択スイ
ッチとテンポスイッチ142とを共用するように構成す
ることもできる。この場合、テンポスイッチ142を汎
用スイッチと定義し、この汎用スイッチの動作モードを
切り換えるモード切換スイッチを別途設ける。そして、
このモード切換スイッチでテンポ設定モードにされた場
合は、汎用スイッチはテンポ設定するために使用され、
モード切換スイッチでリズム選択モードにされた場合
は、リズム番号を選択するために使用されるように構成
する。
【0042】更に、モード切換スイッチで、上記以外の
モード、例えば、音色選択モード、音響効果選択モード
又は音量設定モードにすることにより、それぞれ音色選
択スイッチ、音響効果選択スイッチ、又は音量設定スイ
ッチとして動作させるように構成することもできる。音
色選択スイッチとして動作する場合は、複数音色の中か
ら1つの音色を選択するために使用され、音響効果選択
スイッチとして動作する場合は複数の音響効果の中から
1つの音響効果(例えばリバーブ)を指定するために使
用され、音量設定スイッチとして動作する場合は、音量
値を増減させるために使用される。かかる構成によれ
ば、スイッチの数を少なくできるという利点がある。
モード、例えば、音色選択モード、音響効果選択モード
又は音量設定モードにすることにより、それぞれ音色選
択スイッチ、音響効果選択スイッチ、又は音量設定スイ
ッチとして動作させるように構成することもできる。音
色選択スイッチとして動作する場合は、複数音色の中か
ら1つの音色を選択するために使用され、音響効果選択
スイッチとして動作する場合は複数の音響効果の中から
1つの音響効果(例えばリバーブ)を指定するために使
用され、音量設定スイッチとして動作する場合は、音量
値を増減させるために使用される。かかる構成によれ
ば、スイッチの数を少なくできるという利点がある。
【0043】次に、上記の構成において、本発明に係る
テンポ設定装置が適用された電子楽器の動作につき、テ
ンポ設定装置としての動作を中心に、図面を参照しなが
ら説明する。
テンポ設定装置が適用された電子楽器の動作につき、テ
ンポ設定装置としての動作を中心に、図面を参照しなが
ら説明する。
【0044】図3〜図5は、本発明に係るテンポ設定装
置の実施例1の動作を示すフローチャートである。この
実施例1は、メモリスイッチ144の押下に応じて、そ
の時点で設定されているテンポをユーザテンポバッファ
に格納し、ユーザテンポスイッチ143の押下に応じて
ユーザテンポバッファに格納されているテンポを呼び出
して現在のテンポとして設定するというものである。以
下、上記機能を実現するための動作につき詳細に説明す
る。
置の実施例1の動作を示すフローチャートである。この
実施例1は、メモリスイッチ144の押下に応じて、そ
の時点で設定されているテンポをユーザテンポバッファ
に格納し、ユーザテンポスイッチ143の押下に応じて
ユーザテンポバッファに格納されているテンポを呼び出
して現在のテンポとして設定するというものである。以
下、上記機能を実現するための動作につき詳細に説明す
る。
【0045】図3は、本発明のテンポ設定装置が適用さ
れた電子楽器のメインルーチンを示すフローチャートで
あり、電源投入により起動される。電源が投入される
と、先ず、初期化処理が行われる(ステップS10)。
この初期化処理は、CPU10の内部状態を初期状態に
設定すると共に、RAM12に定義されているレジス
タ、カウンタ或いはフラグ等に初期値を設定する処理で
ある。また、この初期化処理では、音源19に所定のデ
ータを送り、電源投入時に不要な音が発生されるのを防
止する処理が行われる。この初期化処理が終了すると、
次いでスイッチイベント処理が行われる(ステップS1
1)。このスイッチイベント処理の詳細は、図4のフロ
ーチャートに示されている。
れた電子楽器のメインルーチンを示すフローチャートで
あり、電源投入により起動される。電源が投入される
と、先ず、初期化処理が行われる(ステップS10)。
この初期化処理は、CPU10の内部状態を初期状態に
設定すると共に、RAM12に定義されているレジス
タ、カウンタ或いはフラグ等に初期値を設定する処理で
ある。また、この初期化処理では、音源19に所定のデ
ータを送り、電源投入時に不要な音が発生されるのを防
止する処理が行われる。この初期化処理が終了すると、
次いでスイッチイベント処理が行われる(ステップS1
1)。このスイッチイベント処理の詳細は、図4のフロ
ーチャートに示されている。
【0046】スイッチイベント処理では、先ず、パネル
スキャンが行われる(ステップS20)。これは、次の
ようにして行われる。即ち、CPU10はパネルインタ
フェース回路13に対してスキャン指令を送出する。こ
れにより、パネルインタフェース回路13は、上述した
方法によりパネルデータを生成し、CPU10に送る。
CPU10は、このパネルデータ(以下、「新パネルデ
ータ」という。)をRAM12の所定領域に格納する。
次いで、前回読み込んで既にRAM12に記憶されてい
るパネルデータ(以下、「旧パネルデータ」という。)
と、上記新パネルデータとを比較して相違するビットを
オンにしたパネルイベントマップを作成する。スイッチ
イベントの有無は、このパネルイベントマップを参照す
ることにより判断される。
スキャンが行われる(ステップS20)。これは、次の
ようにして行われる。即ち、CPU10はパネルインタ
フェース回路13に対してスキャン指令を送出する。こ
れにより、パネルインタフェース回路13は、上述した
方法によりパネルデータを生成し、CPU10に送る。
CPU10は、このパネルデータ(以下、「新パネルデ
ータ」という。)をRAM12の所定領域に格納する。
次いで、前回読み込んで既にRAM12に記憶されてい
るパネルデータ(以下、「旧パネルデータ」という。)
と、上記新パネルデータとを比較して相違するビットを
オンにしたパネルイベントマップを作成する。スイッチ
イベントの有無は、このパネルイベントマップを参照す
ることにより判断される。
【0047】上記パネルスキャン処理が終了すると、次
いで、パネルイベントの有無が調べられる(ステップS
21)。即ち、パネルイベントマップ中にオンになって
いるビットが1つ以上存在するかどうかが調べられる。
ここでスイッチイベントがないことが判断されると、つ
まりパネルイベントマップ中にオンになっているビット
が1つも存在しないことが判断されると、このスイッチ
イベント処理ルーチンからリターンしてメインルーチン
に戻る。一方、上記ステップS21でスイッチイベント
があることが判断されると、次いで、そのスイッチイベ
ントはリズム選択スイッチ141のイベントであるか否
かが調べられる(ステップS22)。これは、パネルイ
ベントマップ中のリズム選択スイッチ141の各スイッ
チに対応するビットがオンになっているか否かを調べる
ことにより行われる。
いで、パネルイベントの有無が調べられる(ステップS
21)。即ち、パネルイベントマップ中にオンになって
いるビットが1つ以上存在するかどうかが調べられる。
ここでスイッチイベントがないことが判断されると、つ
まりパネルイベントマップ中にオンになっているビット
が1つも存在しないことが判断されると、このスイッチ
イベント処理ルーチンからリターンしてメインルーチン
に戻る。一方、上記ステップS21でスイッチイベント
があることが判断されると、次いで、そのスイッチイベ
ントはリズム選択スイッチ141のイベントであるか否
かが調べられる(ステップS22)。これは、パネルイ
ベントマップ中のリズム選択スイッチ141の各スイッ
チに対応するビットがオンになっているか否かを調べる
ことにより行われる。
【0048】ここで、リズム選択スイッチ141のイベ
ントであることが判断されると、リズム変更処理が行わ
れる(ステップS23)。このリズム変更処理では、リ
ズム選択スイッチ141の中の押下されたスイッチに対
応するリズム番号がリズムバッファに記憶される。この
リズムバッファに記憶されたリズム番号は、自動演奏処
理において、読み出すべき自動演奏データを特定するた
めに使用される。また、リズムバッファに格納されたリ
ズム番号がパネルインタフェース回路13に送られる。
これにより、選択されたリズムに対応するリズム番号が
表示器145に表示される。
ントであることが判断されると、リズム変更処理が行わ
れる(ステップS23)。このリズム変更処理では、リ
ズム選択スイッチ141の中の押下されたスイッチに対
応するリズム番号がリズムバッファに記憶される。この
リズムバッファに記憶されたリズム番号は、自動演奏処
理において、読み出すべき自動演奏データを特定するた
めに使用される。また、リズムバッファに格納されたリ
ズム番号がパネルインタフェース回路13に送られる。
これにより、選択されたリズムに対応するリズム番号が
表示器145に表示される。
【0049】また、このリズム変更処理では、選択され
たリズムに対応する自動演奏データのヘッダ部に含まれ
るプリセットテンポデータがテンポバッファに格納され
る。そして、テンポバッファに格納されたプリセットテ
ンポデータは、上述したタイムカウンタのカウントアッ
プ周期を決定するために、そのタイムカウンタの制御部
に送られる。これにより、タイムカウンタはプリセット
テンポデータに応じた周期でカウントアップされる。従
って、自動演奏処理により発生される自動演奏音は、初
期状態(テンポスイッチ142又はユーザテンポスイッ
チ143が操作されない状態)ではプリセットテンポと
なる。その後、このスイッチイベント処理ルーチンから
リターンしてメインルーチンに戻る。
たリズムに対応する自動演奏データのヘッダ部に含まれ
るプリセットテンポデータがテンポバッファに格納され
る。そして、テンポバッファに格納されたプリセットテ
ンポデータは、上述したタイムカウンタのカウントアッ
プ周期を決定するために、そのタイムカウンタの制御部
に送られる。これにより、タイムカウンタはプリセット
テンポデータに応じた周期でカウントアップされる。従
って、自動演奏処理により発生される自動演奏音は、初
期状態(テンポスイッチ142又はユーザテンポスイッ
チ143が操作されない状態)ではプリセットテンポと
なる。その後、このスイッチイベント処理ルーチンから
リターンしてメインルーチンに戻る。
【0050】上記ステップS21でリズム選択スイッチ
141のイベントでないことが判断されると、次いで、
テンポスイッチ142のイベントであるかどうかが調べ
られる(ステップS24)。これは、パネルイベントマ
ップ中のテンポアップスイッチ142A又はテンポダウ
ンスイッチ142Bに対応するビットがオンになってい
るか否かを調べることにより行われる。
141のイベントでないことが判断されると、次いで、
テンポスイッチ142のイベントであるかどうかが調べ
られる(ステップS24)。これは、パネルイベントマ
ップ中のテンポアップスイッチ142A又はテンポダウ
ンスイッチ142Bに対応するビットがオンになってい
るか否かを調べることにより行われる。
【0051】ここで、テンポスイッチ142のイベント
であることが判断されると、テンポ変更処理が行われる
(ステップS25)。このテンポ変更処理では、先ず、
テンポアップスイッチ142Aのオンイベントであるか
どうかが調べられ、そうであればテンポバッファの内容
がインクリメント(+1)される。次いで、テンポダウ
ンスイッチ142Bのオンイベントであるかどうかが調
べられ、そうであればテンポバッファの内容がデクリメ
ント(−1)される。このようにして、テンポバッファ
の内容が変更されると、テンポバッファの内容は、上述
したように、タイムカウンタの制御部に送られる。これ
により、タイムカウンタは変更されたテンポデータに応
じた周期でカウントアップされる。従って、自動演奏処
理によって発生される自動演奏音は変更後のテンポデー
タに応じたテンポとなる。その後、このスイッチイベン
ト処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻
る。
であることが判断されると、テンポ変更処理が行われる
(ステップS25)。このテンポ変更処理では、先ず、
テンポアップスイッチ142Aのオンイベントであるか
どうかが調べられ、そうであればテンポバッファの内容
がインクリメント(+1)される。次いで、テンポダウ
ンスイッチ142Bのオンイベントであるかどうかが調
べられ、そうであればテンポバッファの内容がデクリメ
ント(−1)される。このようにして、テンポバッファ
の内容が変更されると、テンポバッファの内容は、上述
したように、タイムカウンタの制御部に送られる。これ
により、タイムカウンタは変更されたテンポデータに応
じた周期でカウントアップされる。従って、自動演奏処
理によって発生される自動演奏音は変更後のテンポデー
タに応じたテンポとなる。その後、このスイッチイベン
ト処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻
る。
【0052】上記ステップS24でテンポスイッチ14
2のイベントでないことが判断されると、次いで、ユー
ザテンポスイッチ143のイベントであるかどうかが調
べられる(ステップS26)。これは、パネルイベント
マップ中のユーザテンポスイッチ143に対応するビッ
トがオンになっているか否かを調べることにより行われ
る。
2のイベントでないことが判断されると、次いで、ユー
ザテンポスイッチ143のイベントであるかどうかが調
べられる(ステップS26)。これは、パネルイベント
マップ中のユーザテンポスイッチ143に対応するビッ
トがオンになっているか否かを調べることにより行われ
る。
【0053】ここで、ユーザテンポスイッチ143のイ
ベントであることが判断されると、ユーザテンポ処理が
行われる(ステップS27)。このユーザテンポ処理で
は、ユーザテンポバッファに記憶されているデータがテ
ンポバッファに転送される。そして、テンポバッファの
内容は、上述したように、タイムカウンタの制御部に送
られる。これにより、タイムカウンタは、ユーザテンポ
バッファに格納されていたテンポデータに応じた周期で
カウントアップされる。従って、自動演奏処理によって
発生される自動演奏音は、先にメモリスイッチ144を
押下した時点のテンポに復帰する。その後、このスイッ
チイベント処理ルーチンからリターンしてメインルーチ
ンに戻る。
ベントであることが判断されると、ユーザテンポ処理が
行われる(ステップS27)。このユーザテンポ処理で
は、ユーザテンポバッファに記憶されているデータがテ
ンポバッファに転送される。そして、テンポバッファの
内容は、上述したように、タイムカウンタの制御部に送
られる。これにより、タイムカウンタは、ユーザテンポ
バッファに格納されていたテンポデータに応じた周期で
カウントアップされる。従って、自動演奏処理によって
発生される自動演奏音は、先にメモリスイッチ144を
押下した時点のテンポに復帰する。その後、このスイッ
チイベント処理ルーチンからリターンしてメインルーチ
ンに戻る。
【0054】上記ステップS26でユーザテンポスイッ
チ143のイベントでないことが判断されると、次い
で、メモリスイッチ144のイベントがあったかどうか
が調べられる(ステップS28)。これは、パネルイベ
ントマップ中のメモリスイッチ144に対応するビット
がオンになっているかどうかを調べることにより行われ
る。
チ143のイベントでないことが判断されると、次い
で、メモリスイッチ144のイベントがあったかどうか
が調べられる(ステップS28)。これは、パネルイベ
ントマップ中のメモリスイッチ144に対応するビット
がオンになっているかどうかを調べることにより行われ
る。
【0055】ここで、メモリスイッチ144のイベント
があったことが判断されると、テンポ記憶処理が行われ
る(ステップS29)。即ち、その時点のテンポを示す
データ、つまりテンポバッファに記憶されているテンポ
データがユーザテンポバッファに転送される。これによ
り、その時点のテンポが記憶されたことになる。その
後、このスイッチイベント処理ルーチンからリターンし
てメインルーチンに戻る。
があったことが判断されると、テンポ記憶処理が行われ
る(ステップS29)。即ち、その時点のテンポを示す
データ、つまりテンポバッファに記憶されているテンポ
データがユーザテンポバッファに転送される。これによ
り、その時点のテンポが記憶されたことになる。その
後、このスイッチイベント処理ルーチンからリターンし
てメインルーチンに戻る。
【0056】上記ステップS28でメモリスイッチ14
4のイベントでないことが判断されると、次いで、リズ
ムスタートスイッチ140のイベントがあったかどうか
が調べられる(ステップS30)。これは、パネルイベ
ントマップ中のリズムスタートスイッチ140に対応す
るビットがオンになっているかどうかを調べることによ
り行われる。
4のイベントでないことが判断されると、次いで、リズ
ムスタートスイッチ140のイベントがあったかどうか
が調べられる(ステップS30)。これは、パネルイベ
ントマップ中のリズムスタートスイッチ140に対応す
るビットがオンになっているかどうかを調べることによ
り行われる。
【0057】ここで、リズムスタートスイッチ140の
イベントがあったことが判断されると、自動演奏フラグ
が反転される(ステップS31)。即ち、自動演奏フラ
グが「1」にセットされて自動演奏モードにあれば、
「0」にクリアされて通常演奏モードに移行される。逆
に、自動演奏フラグが「0」にクリアされて通常演奏モ
ードにあれば「1」にセットされて自動演奏モードに移
行される。これにより、リズムスタートスイッチ140
が押下される度に、自動演奏モードと通常演奏モードと
が交互に繰り返されるトグル機能が実現されている。そ
の後、このスイッチイベント処理ルーチンからリターン
してメインルーチンに戻る。
イベントがあったことが判断されると、自動演奏フラグ
が反転される(ステップS31)。即ち、自動演奏フラ
グが「1」にセットされて自動演奏モードにあれば、
「0」にクリアされて通常演奏モードに移行される。逆
に、自動演奏フラグが「0」にクリアされて通常演奏モ
ードにあれば「1」にセットされて自動演奏モードに移
行される。これにより、リズムスタートスイッチ140
が押下される度に、自動演奏モードと通常演奏モードと
が交互に繰り返されるトグル機能が実現されている。そ
の後、このスイッチイベント処理ルーチンからリターン
してメインルーチンに戻る。
【0058】上記ステップS30でリズムスタートスイ
ッチ140のイベントでないことが判断されると、次い
で、その他のスイッチに対する処理が行われる(ステッ
プS32)。この「その他のスイッチ処理」により、例
えば、音色選択スイッチのイベントに応じた音色ナンバ
がRAM12に定義された「音色バッファ」に格納され
る。また、音響効果選択スイッチ、音量設定スイッチの
各イベントに対応して、音響効果番号、音量値がそれぞ
れRAM12に定義された音響効果バッファ、音量バッ
ファに格納される。その他種々のスイッチのイベントに
対する処理が行われるが、これらの各処理は本発明とは
直接関係しないので説明は省略する。この「その他のス
イッチ処理」が終了すると、このスイッチイベント処理
ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻る。
ッチ140のイベントでないことが判断されると、次い
で、その他のスイッチに対する処理が行われる(ステッ
プS32)。この「その他のスイッチ処理」により、例
えば、音色選択スイッチのイベントに応じた音色ナンバ
がRAM12に定義された「音色バッファ」に格納され
る。また、音響効果選択スイッチ、音量設定スイッチの
各イベントに対応して、音響効果番号、音量値がそれぞ
れRAM12に定義された音響効果バッファ、音量バッ
ファに格納される。その他種々のスイッチのイベントに
対する処理が行われるが、これらの各処理は本発明とは
直接関係しないので説明は省略する。この「その他のス
イッチ処理」が終了すると、このスイッチイベント処理
ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻る。
【0059】メインルーチンでは、次いで、鍵盤イベン
ト処理が行われる(ステップS12)。この鍵盤イベン
ト処理では、先ず、鍵盤イベントの有無が調べられる。
これは、次のようにして行われる。即ち、鍵盤インタフ
ェース回路15は鍵盤装置16をスキャンすることによ
り、各鍵の押下状態を示すデータ(以下、「新キーデー
タ」という。)を各鍵に対応したビット列として取り込
み、CPU10に送る。
ト処理が行われる(ステップS12)。この鍵盤イベン
ト処理では、先ず、鍵盤イベントの有無が調べられる。
これは、次のようにして行われる。即ち、鍵盤インタフ
ェース回路15は鍵盤装置16をスキャンすることによ
り、各鍵の押下状態を示すデータ(以下、「新キーデー
タ」という。)を各鍵に対応したビット列として取り込
み、CPU10に送る。
【0060】次いで、CPU10は、前回読み込んで既
にRAM12に記憶されているデータ(以下、「旧キー
データ」という。)と、上記新キーデータとを比較して
相違するビットが存在するか否かを調べ、相違するビッ
トをオンにした鍵イベントマップを作成する。鍵盤イベ
ントの有無の判断はこの鍵イベントマップを参照するこ
とにより行われる。即ち、鍵イベントマップ中にオンに
なっているビットが1つでも存在すると鍵盤イベントが
あったことが判断されることになる。
にRAM12に記憶されているデータ(以下、「旧キー
データ」という。)と、上記新キーデータとを比較して
相違するビットが存在するか否かを調べ、相違するビッ
トをオンにした鍵イベントマップを作成する。鍵盤イベ
ントの有無の判断はこの鍵イベントマップを参照するこ
とにより行われる。即ち、鍵イベントマップ中にオンに
なっているビットが1つでも存在すると鍵盤イベントが
あったことが判断されることになる。
【0061】上記で作成した鍵イベントマップを参照す
ることにより鍵盤イベントがあったことが判断される
と、鍵盤イベント処理が行われる。鍵盤イベント処理で
は、鍵のオンイベントがあったことが判断された場合は
発音処理が行われる。この発音処理では、メロディパー
ト(特定の発音チャンネル)に音源19中の所定のオシ
レータが割り当てられる。
ることにより鍵盤イベントがあったことが判断される
と、鍵盤イベント処理が行われる。鍵盤イベント処理で
は、鍵のオンイベントがあったことが判断された場合は
発音処理が行われる。この発音処理では、メロディパー
ト(特定の発音チャンネル)に音源19中の所定のオシ
レータが割り当てられる。
【0062】次いで、そのオンイベントのあった鍵のキ
ーナンバ、鍵の押下の強さ(速度)を示すイニシャルタ
ッチデータ、及びその時点で選択されている音色ナンバ
(音色バッファに格納されている)等に基づいて、例え
ば波形アドレス、周波数データ、エンベロープデータ、
フィルタ係数等が生成され、音源19に送られる。これ
により、音源19の発音が割り当てられたオシレータ
で、上記各データに基づいた楽音の発音が行われる。
ーナンバ、鍵の押下の強さ(速度)を示すイニシャルタ
ッチデータ、及びその時点で選択されている音色ナンバ
(音色バッファに格納されている)等に基づいて、例え
ば波形アドレス、周波数データ、エンベロープデータ、
フィルタ係数等が生成され、音源19に送られる。これ
により、音源19の発音が割り当てられたオシレータ
で、上記各データに基づいた楽音の発音が行われる。
【0063】一方、鍵盤イベント処理で鍵のオフイベン
トがあったことが判断された場合は、消音処理が行われ
る。より具体的には、オフイベントがあった鍵に割り当
てられている音源19中のオシレータが検索され、所定
のデータが音源19に送られることにより消音が行われ
る。
トがあったことが判断された場合は、消音処理が行われ
る。より具体的には、オフイベントがあった鍵に割り当
てられている音源19中のオシレータが検索され、所定
のデータが音源19に送られることにより消音が行われ
る。
【0064】以上の鍵盤イベント処理が終了すると、次
いで、自動演奏処理が行われる(ステップS13)。こ
の自動演奏処理の詳細は、図5のフローチャートに示さ
れている。
いで、自動演奏処理が行われる(ステップS13)。こ
の自動演奏処理の詳細は、図5のフローチャートに示さ
れている。
【0065】自動演奏処理では、先ず、自動演奏フラグ
が「1」であるか否かが調べられる(ステップS4
0)。そして、自動演奏フラグが「1」でない、つまり
通常演奏モードであることが判断されると、ステップS
31以下の処理を行うことなくこの自動演奏処理ルーチ
ンからリターンしてメインルーチンに戻る。
が「1」であるか否かが調べられる(ステップS4
0)。そして、自動演奏フラグが「1」でない、つまり
通常演奏モードであることが判断されると、ステップS
31以下の処理を行うことなくこの自動演奏処理ルーチ
ンからリターンしてメインルーチンに戻る。
【0066】一方、自動演奏フラグが「1」、つまり自
動演奏モードであることが判断されると、自動演奏の処
理タイミングであるかどうかが調べられる(ステップS
41)。即ち、自動演奏データメモリ17から1つの自
動演奏データが読み込まれ、その自動演奏データに含ま
れているステップタイムと図示しないタイムカウンタで
カウントアップされているタイム値とが比較される。
動演奏モードであることが判断されると、自動演奏の処
理タイミングであるかどうかが調べられる(ステップS
41)。即ち、自動演奏データメモリ17から1つの自
動演奏データが読み込まれ、その自動演奏データに含ま
れているステップタイムと図示しないタイムカウンタで
カウントアップされているタイム値とが比較される。
【0067】ここで、上記比較の結果が一致しないこと
が判断されると、未だ発音又は消音タイミングに至って
いない旨が認識され、ステップS42以下の処理を行う
ことなくこの自動演奏処理ルーチンからリターンしてメ
インルーチンに戻る。この場合、次回に、本自動演奏処
理ルーチンがコールされた場合も、同じ自動演奏データ
が読み込まれ、処理タイミングになったかどうかが調べ
られることになる。
が判断されると、未だ発音又は消音タイミングに至って
いない旨が認識され、ステップS42以下の処理を行う
ことなくこの自動演奏処理ルーチンからリターンしてメ
インルーチンに戻る。この場合、次回に、本自動演奏処
理ルーチンがコールされた場合も、同じ自動演奏データ
が読み込まれ、処理タイミングになったかどうかが調べ
られることになる。
【0068】一方、上記の比較結果が一致して処理タイ
ミングになったことが判断されると発音又は消音タイミ
ングが到来した旨が認識され、次いで、自動演奏データ
メモリ17から読み込まれた自動演奏データがノートオ
ンデータであるか否かが調べられる(ステップS4
2)。そして、ノートオンデータであることが判断され
ると発音処理が行われる(ステップS43)。発音処理
は、上記ノートオンデータ、その時点で音色バッファに
セットされている音色ナンバ等に基づいて、例えば波形
アドレス、周波数データ、エンベロープデータ、フィル
タ係数等が生成され、音源19に送られる。その後の動
作は、上述した鍵盤イベント処理における発音処理と同
じであるので、説明は省略する。その後、この自動演奏
処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻る。
ミングになったことが判断されると発音又は消音タイミ
ングが到来した旨が認識され、次いで、自動演奏データ
メモリ17から読み込まれた自動演奏データがノートオ
ンデータであるか否かが調べられる(ステップS4
2)。そして、ノートオンデータであることが判断され
ると発音処理が行われる(ステップS43)。発音処理
は、上記ノートオンデータ、その時点で音色バッファに
セットされている音色ナンバ等に基づいて、例えば波形
アドレス、周波数データ、エンベロープデータ、フィル
タ係数等が生成され、音源19に送られる。その後の動
作は、上述した鍵盤イベント処理における発音処理と同
じであるので、説明は省略する。その後、この自動演奏
処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻る。
【0069】上記ステップS42でノートオンデータで
ないことが判断されると、次いで、その他の処理が行わ
れる(ステップS44)。この「その他の処理」では、
ノートオフデータに基づく消音処理、エンドマークデー
タに基づく自動演奏の終了処理(又は繰り返し実行処
理)、音色変更処理、音量変更処理等が含まれるが、本
発明とは直接関係しないので説明は省略する。この「そ
の他の処理」が終了するとこの自動演奏処理ルーチンか
らリターンしてメインルーチンに戻る。
ないことが判断されると、次いで、その他の処理が行わ
れる(ステップS44)。この「その他の処理」では、
ノートオフデータに基づく消音処理、エンドマークデー
タに基づく自動演奏の終了処理(又は繰り返し実行処
理)、音色変更処理、音量変更処理等が含まれるが、本
発明とは直接関係しないので説明は省略する。この「そ
の他の処理」が終了するとこの自動演奏処理ルーチンか
らリターンしてメインルーチンに戻る。
【0070】メインルーチンでは、次いで、その他の処
理が行われる(ステップS14)。この「その他の処
理」には、図示しないMIDIインタフェース回路を介
して行うMIDIデータの送受信処理等が含まれる。そ
の後ステップS11に戻り、以下同様の処理を繰り返
す。上記ステップS11〜S14の繰り返し実行の過程
で、パネル操作又は鍵盤操作に基づくイベントが発生す
ると、そのイベントに対応する処理が行われることによ
り電子楽器としての各種機能が発揮される。
理が行われる(ステップS14)。この「その他の処
理」には、図示しないMIDIインタフェース回路を介
して行うMIDIデータの送受信処理等が含まれる。そ
の後ステップS11に戻り、以下同様の処理を繰り返
す。上記ステップS11〜S14の繰り返し実行の過程
で、パネル操作又は鍵盤操作に基づくイベントが発生す
ると、そのイベントに対応する処理が行われることによ
り電子楽器としての各種機能が発揮される。
【0071】以上説明したように、本実施例1によれ
ば、テンポスイッチ142の指示に応じて変更された現
在のテンポ(テンポバッファに格納されている)を、メ
モリスイッチ144の指示に応じてRAM12のユーザ
テンポバッファに記憶する一方、このユーザテンポバッ
ファに記憶されたテンポデータをユーザテンポスイッチ
143の指示に応じて呼び出してテンポバッファにセッ
トし、新たな現在のテンポとする。
ば、テンポスイッチ142の指示に応じて変更された現
在のテンポ(テンポバッファに格納されている)を、メ
モリスイッチ144の指示に応じてRAM12のユーザ
テンポバッファに記憶する一方、このユーザテンポバッ
ファに記憶されたテンポデータをユーザテンポスイッチ
143の指示に応じて呼び出してテンポバッファにセッ
トし、新たな現在のテンポとする。
【0072】これにより、例えば演奏者が所望のテンポ
に設定した後にメモリスイッチ144を用いてその時点
で設定されていたテンポをユーザテンポバッファに記憶
せしめておけば、次回にユーザテンポスイッチ143で
指示するだけで、先に設定していたテンポに復帰させる
ことができる。例えば、初心者が自動伴奏機能を使用し
て曲を練習する場合に、テンポスイッチ142を用いて
自動演奏のテンポを好みのテンポまで落とし、この状態
でメモリスイッチ144を用いてその時点のテンポをユ
ーザテンポバッファに記憶せしめておけば、その後、再
度自動演奏を選択した場合にその自動演奏のテンポはプ
リセットテンポになるが、ユーザテンポスイッチ143
を操作すればワンタッチでテンポを先に設定していたテ
ンポに復帰させることができる。従って、テンポ設定操
作が極めて簡単になり、迅速に曲の練習を開始できると
いう効果がある。
に設定した後にメモリスイッチ144を用いてその時点
で設定されていたテンポをユーザテンポバッファに記憶
せしめておけば、次回にユーザテンポスイッチ143で
指示するだけで、先に設定していたテンポに復帰させる
ことができる。例えば、初心者が自動伴奏機能を使用し
て曲を練習する場合に、テンポスイッチ142を用いて
自動演奏のテンポを好みのテンポまで落とし、この状態
でメモリスイッチ144を用いてその時点のテンポをユ
ーザテンポバッファに記憶せしめておけば、その後、再
度自動演奏を選択した場合にその自動演奏のテンポはプ
リセットテンポになるが、ユーザテンポスイッチ143
を操作すればワンタッチでテンポを先に設定していたテ
ンポに復帰させることができる。従って、テンポ設定操
作が極めて簡単になり、迅速に曲の練習を開始できると
いう効果がある。
【0073】(2)実施例2 この実施例2は、ユーザテンポバッファを数個〜数十個
程度のテンポデータを記憶することのできる循環バッフ
ァで構成し、複数のテンポデータを記憶できるようにし
たものである。そして、メモリスイッチ144の押下に
応じて、その時点で設定されているテンポを循環バッフ
ァに格納し、ユーザテンポスイッチ143の押下に応じ
て循環バッファに格納されているテンポを呼び出して現
在のテンポとして設定するというものである。以下、上
記機能を実現するための動作につき詳細に説明する。
程度のテンポデータを記憶することのできる循環バッフ
ァで構成し、複数のテンポデータを記憶できるようにし
たものである。そして、メモリスイッチ144の押下に
応じて、その時点で設定されているテンポを循環バッフ
ァに格納し、ユーザテンポスイッチ143の押下に応じ
て循環バッファに格納されているテンポを呼び出して現
在のテンポとして設定するというものである。以下、上
記機能を実現するための動作につき詳細に説明する。
【0074】本実施例2における電子楽器の構成(図1
及び図2)は、RAM12中に循環バッファが定義され
ている点を除き、上記実施例1と同一であるので、同一
部分については説明は省略する。循環バッファは、図7
に示されるように、複数個の記憶領域、書込ポインタ及
び読出ポインタによって構成されている。なお、書込ポ
インタ及び読出ポインタは、RAM12に定義すること
ができる。
及び図2)は、RAM12中に循環バッファが定義され
ている点を除き、上記実施例1と同一であるので、同一
部分については説明は省略する。循環バッファは、図7
に示されるように、複数個の記憶領域、書込ポインタ及
び読出ポインタによって構成されている。なお、書込ポ
インタ及び読出ポインタは、RAM12に定義すること
ができる。
【0075】この循環バッファは次のように動作する。
即ち、初期状態では、書込ポインタ及び読出ポインタ
は、記憶領域の先頭を指すように設定される。そして、
テンポデータの書込み要求が発生すると、書込ポインタ
で指定される領域にテンポデータが書き込まれ、その後
書込ポインタはインクリメントされる。このインクリメ
ントの結果、書込ポインタが記憶領域の最大位置を越え
た場合は、記憶領域の先頭に循環する。一方、テンポデ
ータの読み出し要求が発生すると、読出ポインタで指定
される領域から1つのテンポデータが読み出され、その
後読出ポインタはインクリメントされる。このインクリ
メントの結果、読出ポインタが記憶領域の最大位置を越
えた場合は、記憶領域の先頭に循環する。
即ち、初期状態では、書込ポインタ及び読出ポインタ
は、記憶領域の先頭を指すように設定される。そして、
テンポデータの書込み要求が発生すると、書込ポインタ
で指定される領域にテンポデータが書き込まれ、その後
書込ポインタはインクリメントされる。このインクリメ
ントの結果、書込ポインタが記憶領域の最大位置を越え
た場合は、記憶領域の先頭に循環する。一方、テンポデ
ータの読み出し要求が発生すると、読出ポインタで指定
される領域から1つのテンポデータが読み出され、その
後読出ポインタはインクリメントされる。このインクリ
メントの結果、読出ポインタが記憶領域の最大位置を越
えた場合は、記憶領域の先頭に循環する。
【0076】以下、本実施例2の動作につき詳細に説明
する。この実施例2においては、実施例1で使用したメ
インルーチン(図3)及び自動演奏処理ルーチン(図
5)はそのまま使用されるので説明は省略する。また、
スイッチイベント処理ルーチン(図4)も実施例1のも
のが使用されるが、処理の一部が実施例1のものと異な
る。具体的には、ステップS27のユーザテンポ処理及
びステップS29のテンポ記憶処理の内容が異なる。
する。この実施例2においては、実施例1で使用したメ
インルーチン(図3)及び自動演奏処理ルーチン(図
5)はそのまま使用されるので説明は省略する。また、
スイッチイベント処理ルーチン(図4)も実施例1のも
のが使用されるが、処理の一部が実施例1のものと異な
る。具体的には、ステップS27のユーザテンポ処理及
びステップS29のテンポ記憶処理の内容が異なる。
【0077】図4のステップS28でメモリスイッチ1
44のイベントが発生したことが判断されると、テンポ
記憶処理(ステップS29)が行われる。即ち、その時
点のテンポを示すデータ、つまりテンポバッファに記憶
されているテンポデータが、循環バッファの書込ポイン
タで示される位置に書き込まれる。その後、書込ポイン
タがインクリメントされる。このインクリメントの結
果、書込ポインタが記憶領域の最大位置を越えた場合
は、記憶領域の先頭に循環する。これにより、その時点
のテンポが記憶されたことになる。その後、スイッチイ
ベント処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに
戻る。
44のイベントが発生したことが判断されると、テンポ
記憶処理(ステップS29)が行われる。即ち、その時
点のテンポを示すデータ、つまりテンポバッファに記憶
されているテンポデータが、循環バッファの書込ポイン
タで示される位置に書き込まれる。その後、書込ポイン
タがインクリメントされる。このインクリメントの結
果、書込ポインタが記憶領域の最大位置を越えた場合
は、記憶領域の先頭に循環する。これにより、その時点
のテンポが記憶されたことになる。その後、スイッチイ
ベント処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに
戻る。
【0078】上記のテンポデータの書き込みは循環して
行われるので、記憶領域には常に最新の数個〜数十個の
テンポデータが記憶されていることになる。
行われるので、記憶領域には常に最新の数個〜数十個の
テンポデータが記憶されていることになる。
【0079】また、図4のステップS26でユーザテン
ポスイッチ143のイベントが発生したことが判断され
ると、ユーザテンポ処理(ステップS27)が行われ
る。このユーザテンポ処理では、ユーザテンポバッファ
に記憶されているデータが、循環バッファの読出ポイン
タで示される位置から1つのテンポデータが読み出さ
れ、テンポバッファに転送される。そして、テンポバッ
ファの内容は、上述したように、タイムカウンタの制御
部に送られる。
ポスイッチ143のイベントが発生したことが判断され
ると、ユーザテンポ処理(ステップS27)が行われ
る。このユーザテンポ処理では、ユーザテンポバッファ
に記憶されているデータが、循環バッファの読出ポイン
タで示される位置から1つのテンポデータが読み出さ
れ、テンポバッファに転送される。そして、テンポバッ
ファの内容は、上述したように、タイムカウンタの制御
部に送られる。
【0080】これにより、タイムカウンタは、ユーザテ
ンポバッファに格納されていたテンポデータに応じた周
期でカウントアップされ、新たなテンポで自動演奏が行
われる。その後、読出ポインタがインクリメントされ
る。このインクリメントの結果、読出ポインタが記憶領
域の最大位置を越えた場合は、記憶領域の先頭に循環す
る。その後、スイッチイベント処理ルーチンからリター
ンしてメインルーチンに戻る。
ンポバッファに格納されていたテンポデータに応じた周
期でカウントアップされ、新たなテンポで自動演奏が行
われる。その後、読出ポインタがインクリメントされ
る。このインクリメントの結果、読出ポインタが記憶領
域の最大位置を越えた場合は、記憶領域の先頭に循環す
る。その後、スイッチイベント処理ルーチンからリター
ンしてメインルーチンに戻る。
【0081】なお、このユーザテンポ処理においては、
新たにテンポバッファにセットされたテンポに対応する
数値を表示器145に送り、表示させるように構成する
ことができる。かかる構成によれば、演奏者は、表示器
145を見ながらユーザテンポスイッチ143を操作す
ることにより、目的のテンポの選択が容易になる。
新たにテンポバッファにセットされたテンポに対応する
数値を表示器145に送り、表示させるように構成する
ことができる。かかる構成によれば、演奏者は、表示器
145を見ながらユーザテンポスイッチ143を操作す
ることにより、目的のテンポの選択が容易になる。
【0082】上記のテンポデータの読み出しは循環して
行われるので、ユーザテンポスイッチ143が押される
度に、記憶領域に記憶されている最新の数個〜数十個の
テンポデータが順次読み出され、テンポバッファにセッ
トされることになる。従って、演奏者は、所定のテンポ
が出現するまでユーザテンポスイッチ143を押すこと
により、先に設定していたテンポに復帰することができ
る。
行われるので、ユーザテンポスイッチ143が押される
度に、記憶領域に記憶されている最新の数個〜数十個の
テンポデータが順次読み出され、テンポバッファにセッ
トされることになる。従って、演奏者は、所定のテンポ
が出現するまでユーザテンポスイッチ143を押すこと
により、先に設定していたテンポに復帰することができ
る。
【0083】なお、上記の例では、読出又は書込ポイン
タをインクリメントする構成としたがデクリメントする
構成でも同様の効果が得られる。更に、上記ポインタは
所定のスイッチで指定することによりインクリメント又
はデクリメントの何れかを選択するように構成すること
もできる。
タをインクリメントする構成としたがデクリメントする
構成でも同様の効果が得られる。更に、上記ポインタは
所定のスイッチで指定することによりインクリメント又
はデクリメントの何れかを選択するように構成すること
もできる。
【0084】以上説明したように、本実施例2によれ
ば、複数のテンポデータを記憶することのできる循環バ
ッファを有しており、テンポスイッチ142の指示に応
じて変更された現在のテンポは、メモリスイッチ144
の指示に応じて上記循環バッファに順次記憶される。一
方、この循環バッファに記憶されたテンポデータは、ユ
ーザテンポスイッチ143が操作される度に順次呼び出
されて新たな現在のテンポとしてテンポバッファに設定
される。
ば、複数のテンポデータを記憶することのできる循環バ
ッファを有しており、テンポスイッチ142の指示に応
じて変更された現在のテンポは、メモリスイッチ144
の指示に応じて上記循環バッファに順次記憶される。一
方、この循環バッファに記憶されたテンポデータは、ユ
ーザテンポスイッチ143が操作される度に順次呼び出
されて新たな現在のテンポとしてテンポバッファに設定
される。
【0085】これにより、例えば演奏者が所望のテンポ
に設定した後にメモリスイッチ144を用いてその時点
で設定されていたテンポを循環バッファに記憶せしめる
際に、順次異なった領域に複数のテンポを記憶させるこ
とができる。また、ユーザテンポスイッチ143で上記
循環バッファに記憶されているテンポを呼び出す場合
は、複数のテンポを順次呼び出して、現在のテンポとし
て復帰することができる。
に設定した後にメモリスイッチ144を用いてその時点
で設定されていたテンポを循環バッファに記憶せしめる
際に、順次異なった領域に複数のテンポを記憶させるこ
とができる。また、ユーザテンポスイッチ143で上記
循環バッファに記憶されているテンポを呼び出す場合
は、複数のテンポを順次呼び出して、現在のテンポとし
て復帰することができる。
【0086】例えば、初心者が自動伴奏機能を使用して
所定の曲を練習する場合に、テンポスイッチ142を用
いてテンポを好みのテンポまで落とし、この状態でメモ
リスイッチ144を用いてその時点のテンポを循環バッ
ファの所定領域に記憶せしめる。同様に、他の曲を練習
する場合に、テンポスイッチ142を用いてテンポを好
みのテンポまで落とし、この状態でメモリスイッチ14
4を用いてその時点のテンポを循環バッファの次の領域
に記憶せしめる。このようにして複数のテンポを循環バ
ッファに記憶した後に、演奏者がユーザテンポスイッチ
143を操作すれば循環バッファに記憶されているテン
ポが順次呼び出されて現在のテンポとして設定される。
従って、演奏者は、ユーザテンポスイッチ143を操作
することにより、以前に設定した複数のテンポの中から
所望のテンポを選んで再設定することができるので、テ
ンポ設定操作が極めて簡単になり、迅速に曲の練習を開
始できるという効果がある。
所定の曲を練習する場合に、テンポスイッチ142を用
いてテンポを好みのテンポまで落とし、この状態でメモ
リスイッチ144を用いてその時点のテンポを循環バッ
ファの所定領域に記憶せしめる。同様に、他の曲を練習
する場合に、テンポスイッチ142を用いてテンポを好
みのテンポまで落とし、この状態でメモリスイッチ14
4を用いてその時点のテンポを循環バッファの次の領域
に記憶せしめる。このようにして複数のテンポを循環バ
ッファに記憶した後に、演奏者がユーザテンポスイッチ
143を操作すれば循環バッファに記憶されているテン
ポが順次呼び出されて現在のテンポとして設定される。
従って、演奏者は、ユーザテンポスイッチ143を操作
することにより、以前に設定した複数のテンポの中から
所望のテンポを選んで再設定することができるので、テ
ンポ設定操作が極めて簡単になり、迅速に曲の練習を開
始できるという効果がある。
【0087】なお、上記実施例1及び実施例2では、操
作パネル14からユーザテンポスイッチ143を用いて
テンポを変更する場合について説明したが、自動演奏デ
ータに含まれるテンポチェンジのデータ、あるいは、外
部から送信されてくるMIDIデータに含まれるテンポ
チェンジのデータによりテンポを変更する場合にも、同
様に適用できる。
作パネル14からユーザテンポスイッチ143を用いて
テンポを変更する場合について説明したが、自動演奏デ
ータに含まれるテンポチェンジのデータ、あるいは、外
部から送信されてくるMIDIデータに含まれるテンポ
チェンジのデータによりテンポを変更する場合にも、同
様に適用できる。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
少ない操作で現在のテンポを所望のテンポに変更するこ
とのできる電子楽器のテンポ設定装置を提供できる。
少ない操作で現在のテンポを所望のテンポに変更するこ
とのできる電子楽器のテンポ設定装置を提供できる。
【図1】本発明の実施例1及び実施例2に共通に使用さ
れるテンポ設定装置が適用された電子楽器の構成を示す
ブロック図である。
れるテンポ設定装置が適用された電子楽器の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施例1及び実施例2に使用される操
作パネルの一例を示す図である。
作パネルの一例を示す図である。
【図3】本発明の実施例1及び実施例2に共通の動作を
示すフローチャート(メインルーチン)である。
示すフローチャート(メインルーチン)である。
【図4】本発明の実施例1及び実施例2に共通の動作を
示すフローチャート(スイッチイベント処理ルーチン)
である。
示すフローチャート(スイッチイベント処理ルーチン)
である。
【図5】本発明の実施例1及び実施例2に共通の動作を
示すフローチャート(自動演奏処理ルーチン)である。
示すフローチャート(自動演奏処理ルーチン)である。
【図6】本発明の実施例1及び実施例2で共通に使用さ
れる自動演奏データの一例を示す図である。
れる自動演奏データの一例を示す図である。
【図7】本発明の実施例2に使用される循環バッファの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
10 CPU 11 プログラムメモリ 12 RAM 13 パネルインタフェース回路 14 操作パネル 15 鍵盤インタフェース回路 16 鍵盤装置 17 自動演奏データメモリ 18 波形メモリ 19 音源 20 D/A変換器 21 増幅器 22 スピーカ 30 システムバス 140 リズムスタートスイッチ 141 リズム選択スイッチ 142 テンポスイッチ 142A テンポアップスイッチ 142B テンポダウンスイッチ 143 ユーザテンポスイッチ 144 メモリスイッチ 145 表示器
Claims (2)
- 【請求項1】 自動演奏音を発生するための自動演奏機
能を有する電子楽器において、 前記自動演奏音のテンポ変更を指示するテンポ変更指示
手段と、 該テンポ変更指示手段の指示に応じて現在のテンポを変
更して新たな現在のテンポとするテンポ変更手段と、 現在のテンポを記憶すべきことを指示するテンポ記憶指
示手段と、 該テンポ記憶指示手段の指示に応じて現在のテンポを記
憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶されているテンポの呼び出しを指示す
るテンポ呼出指示手段と、 該テンポ呼出指示手段の指示に応じて前記記憶手段に格
納されているテンポを呼び出して現在のテンポとする制
御手段、 とを具備したことを特徴とする電子楽器のテンポ設定装
置。 - 【請求項2】 自動演奏音を発生するための自動演奏機
能を有する電子楽器において、 前記自動演奏音のテンポ変更を指示するテンポ変更指示
手段と、 該テンポ変更指示手段の指示に応じて現在のテンポを変
更して新たな現在のテンポとするテンポ変更手段と、 複数のテンポを記憶する記憶手段と、 現在のテンポを記憶すべきことを指示するテンポ記憶指
示手段と、 該テンポ記憶指示手段の指示に応じて、現在のテンポを
前記記憶手段に順次格納する第1の制御手段と、 前記記憶手段に記憶されているテンポの呼び出しを指示
するテンポ呼出指示手段と、 該テンポ呼出指示手段の指示に応じて前記記憶手段に格
納されているテンポを順次呼び出して現在のテンポとす
る第2の制御手段、 とを具備したことを特徴とする電子楽器のテンポ設定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6190082A JPH0830273A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 電子楽器のテンポ設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6190082A JPH0830273A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 電子楽器のテンポ設定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0830273A true JPH0830273A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16252073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6190082A Withdrawn JPH0830273A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 電子楽器のテンポ設定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830273A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002278552A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-27 | Roland Corp | テンポ設定装置 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP6190082A patent/JPH0830273A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002278552A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-27 | Roland Corp | テンポ設定装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3568326B2 (ja) | 電子楽器 | |
| US5430242A (en) | Electronic musical instrument | |
| US5864081A (en) | Musical tone generating apparatus, musical tone generating method and storage medium | |
| US5508471A (en) | Automatic performance apparatus for an electronic musical instrument | |
| JPH0830273A (ja) | 電子楽器のテンポ設定装置 | |
| JP2885333B2 (ja) | 電子楽器 | |
| JP3045915B2 (ja) | 電子楽器のデータ設定装置 | |
| JPH06348258A (ja) | 電子楽器の自動演奏装置 | |
| JP3630266B2 (ja) | 自動伴奏装置 | |
| JP2953937B2 (ja) | 電子楽器の音量調整装置 | |
| JPH08106285A (ja) | 自動演奏装置 | |
| JP3385545B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
| JP3097888B2 (ja) | 電子楽器の音量設定装置 | |
| JP3077787B2 (ja) | 電子楽器のテンポ調整装置 | |
| JP3385544B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
| JPH0830272A (ja) | 電子楽器のテンポ設定装置 | |
| JPH07199940A (ja) | 電子楽器のデモ演奏制御装置 | |
| JP2915753B2 (ja) | 電子楽器 | |
| JPH07230286A (ja) | 電子楽器のテンポ設定装置 | |
| JPH0816166A (ja) | リズム選択装置 | |
| JPH06161438A (ja) | 電子楽器のデータ入力装置 | |
| JP3356326B2 (ja) | 電子楽器 | |
| JPH0772857A (ja) | 電子楽器の自動演奏装置 | |
| JPH0772869A (ja) | 電子楽器のチューニング支援装置 | |
| JP3837994B2 (ja) | 楽譜データ変換装置、及び記録媒体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |