JPH0773452B2 - 田植機の植付部伝動装置 - Google Patents

田植機の植付部伝動装置

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JPH0773452B2
JPH0773452B2 JP63143971A JP14397188A JPH0773452B2 JP H0773452 B2 JPH0773452 B2 JP H0773452B2 JP 63143971 A JP63143971 A JP 63143971A JP 14397188 A JP14397188 A JP 14397188A JP H0773452 B2 JPH0773452 B2 JP H0773452B2
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喜八郎 長谷
仁史 山崎
神谷  寿
玉井  利男
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、田植機の植付部伝動装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来の田植機の植付伝動装置は、左右中間のリードカム
軸を包む中央部伝動ケースから左右外側の移植具を駆動
する駆動軸を包む横ケースを張出してその外端に外側部
植付伝動ケースを取付け、リードカムから伝動される苗
載台を作動する移動軸は中央部伝動ケースから長く外方
に露出した状態で張り出す形態にしてあった。
発明が解決しようとする問題点 従来装置では、苗載台を作動する移動軸と駆動軸を包む
横ケースとが独立状態で夫々左右外方へ遠く張出して構
成されていたため、移動軸及び横ケースを共に強度アッ
プして剛性を確保する必要があるばかりでなく、移動軸
の防錆や破損の配慮を十分しなければならない欠点があ
った。
問題点を解決するための手段 この発明は、前記の問題点を解決するために、左右横方
向に長く延びる苗載台30を移動する移動軸20の左右横端
を除く部分と左右方向に所定と間隔で配設される苗植付
具23を伝動する駆動軸21のこの駆動軸21の左右中間部に
あって前記移動軸20を作動するリードカム軸22とを、左
右中間部分のリードカム軸22を内装する部分が他の左右
部分よりもに膨らんだ伝動ケース19を設け、この左右中
間部分の膨らみ部から下方に向けて延びる中間部植付伝
動ケース19cと、左右外端部から下方に向けて延びる外
側部植付伝動ケース19dとを設け、この各植付伝動ケー
スに苗移植具23を取付けると共に、左右中間部植付伝動
ケース19cを植付フレーム18に固着してなる田植機の植
付部伝動装置とした。
発明の作用及び効果 この発明によると、4条植え以上の多条植えの田植機の
左右に幅広い田植機の苗載台を移動するリドカム軸から
作動される移動軸が左右外端側の移植具を駆動する駆動
軸を内装するケース内に配設した指示ならしめるため
に、横側に張り出すケースの強度アップが図れ、しか
も、移動軸の左右側の露出部を少なくできる。
実施例 この発明の一実施例を、図面に基づき詳細に説明する
と、1は走行伝動ケースで、エンジン2の側部に、その
出力軸が突出する側に基部が一体的に固着されて該エン
ジン2の後部に設けられている。3,3は車輪伝動ケース
で、前記走行伝動ケース1の左右両側に突出する駆動軸
を包む突出部に基部が回動自在に取付けられ、後方側の
外側に水田車輪4,4を軸着して、伝動回転されるように
設けられている。
5は油圧装置で、その駆動源である油圧ポンプ6は、前
記エンジン2の出力軸が突出する部分の走行伝動ケース
1の外側部に取付けられて、エンジンから走行伝動ケー
ス1内に動力が伝達される場合には駆動されるように構
成され、第1油圧切替弁7と第2油圧切替弁8及び第1
油圧シリンダー装置9がユニットされた主油圧ユニッッ
ト10が前記走行伝動ケース1の上部に取付けられてい
る。そして、この第1油圧シリンダー装置9は機体の左
右中央で後方側に向けて配置され、そのピストン9aの先
端側に左右横方向に突出するアーム11を取付け、その先
端と前記車輪伝動ケース3,3の基部側に一体の突起杆12,
12とをロッド13,13で連結している。このとき、左側に
ロッド13途中に第2油圧シリンダー装置14を介装ならし
め、油圧で伸縮できるように構成している。そして、こ
の油圧装置5の油圧制御回路は第4図で示した通りであ
り、第1油圧切替弁7は後述する中央整地フロートの前
部の動きによって切替えられるように弁軸がロッド15を
介してフロートに連接され、第2油圧切替弁8は左右方
向に回動自在に機体に吊りされられた分銅16のアーム17
によって機体が左右に回動するとき切替られるように構
成されている。
18はフレームで、筒状の枠を前後方向に延びる部分と後
方へ向かう部分とに屈折するように形成され、その前後
方向に向かう部分の前端を前記走行伝動ケース1の基端
に固着している。
19は植付伝動ケースで、左右横方向に長く延びる苗載台
を移動する移動軸20の左右横端を除く部分と左右方向に
所定の間隔で配設される苗植付具を伝動する駆動軸21と
を包む左右側に大きく延びるサイドケース部19a,19a
と、この左右中間部にあって前記移動軸20を作動するリ
ードカム軸22が共に内装されるやや大きいセンターケー
ス部19bとからなる上位伝動ケースを設け、この左右中
間部分のセンサーケース19bから下方に向けて延びる中
間部植付伝動ケース19cと、サイドケース部19a,19bの外
端から下方に向けて延びる外側部植付伝動ケース19d,19
dとを設け、この各植付伝動ケースに苗移植具23を取付
けると共に、左右中間部植付伝動ケース19cをフレーム1
8に固着されている。
前記苗植付具23は、前記各植付具伝動ケース19c,19dの
外側に突出する植付駆動軸24に固着されたクランク25の
クランクピン25aの前後中間部が回転自在に取付けられ
ると共に、これより前方部が前記移植具伝動ケースに揺
動自在に取付けられたアーム26に回動自在に取付けら
れ、この苗植付具23の後部は内部が中空のケース状で後
端が下側に屈曲していて、後端に移植爪27が固着され、
また、下端側にはケース内から下方に向けて上下する押
出し軸28が突出し、この軸端に苗押出子29が固着されて
いる。
そして、第5図で示した通り、フランク25の回転によ
り、移植爪27下端の作動軌跡イが図示の通り下端側で交
差する側面視8字状を描くように構成され、苗植付中の
走行時には第6図のように下端が尖鋭なる軌跡イで植
付跡の孔が前後に小さくなるように構成され、移植爪27
が地面に突っ込むときに急速に下降して苗を地面に押し
込む前記押出子29の軌跡口が略々垂直状に上昇されて植
え付ける苗が直立するように構成している。
尚、上記のような移植爪27の苗植付軌跡イは、揺動アー
ム26の基部側枢支点Xが苗植付具23が枢着される先端側
枢支点Yの揺動最下端点Y1よりもlだけ上位になるよう
構成されている。また、前記押出し軸28の作動はクラン
クピン25aに固着されたカムで動かされるようになって
おり、その構成は周知であるので省略する。
30は苗載台で、左右の側板と底板とで構成され、前記フ
レーム18の後端側の前側に傾斜する状態で配設し、その
裏面側を支持枠で左右に移動自在に支架し、前方下端に
は、苗載台30に搭載する苗が落下するのを防止する苗受
枠31がフレーム18に上下に移動調節できるように取付け
られ、この苗受枠30には、前記苗植付爪27が上側から介
入する苗分割口32が形成されている。
そして、前記移動軸20とこの苗載台30の左右両端の側板
とを連結具33で連動して苗載台30が左右に往復横移動す
るように構成している。
図中34は苗載台30の底板部を穿って、そこに張設した苗
縦送りベルトで、該苗載台30が横端に移動したとき駆動
されるものである。35は前記苗受枠31を上下移動させる
レバーで、苗分離量を張設するものである。
36は操縦ハンドルで、前記フレーム18の後方上端に基部
側が固着されて後方側が左右に分離する所謂バーハンド
ルになっている。37は操縦レバー等を装備する操作パネ
ルである。
尚、植付伝動ケース19内の、駆動軸21とリードカム軸22
との間には多段変速装置38が設けられ、リードカム軸22
の回転が変速されて苗載台30の移動速度が調節できるよ
うに設けられている。また、前記左右中央部の植付駆動
軸24には回転自在に取付けられるベベルギヤー39を取付
け、このベベルギヤー39と軸24との間に、安全用の過負
荷クラッチ40と定位置停止クラッチ41とを設け、前記走
行伝動ケース1側から駆動連動軸42を介して伝動される
入力軸43に前記ギヤー39と噛み合うベベルギヤー44を固
着している。そして、この植付駆動軸24からチエン45を
介して前記駆動軸21が伝動されるように構成されてい
る。
46は中央整地フロート、47は側部整地フロートであり、
共に後部をレバー48で上下に回動調節できるアーム49に
前部側が上下回動できるように取付けられ、前部はリン
ク50,51で上下動自在に機枠に取付けられている。
上例の構成によると、エンジン2を始動して各回転部を
駆動して田植作業を開始する。即ち、各整地フロート4
6,47,47が水田の表土面に接地し、車輪4,4が耕盤面に接
して回転して機体を推進する。植付伝動ケース19内の作
動機構は駆動連動軸42から入力軸43を経て過負荷クラッ
チ40,定位値停止クラッチ41を介して中央の植付駆動軸2
4が回転され、この植付駆動軸24から駆動軸21が回転さ
れて、これから変速装置38を介しリードカム軸22が回転
され、このリードカム軸22のリード溝に係合する爪を装
備したリードメタル22aで移動軸20が左右に往復移動さ
れ、この移動軸20から連結具33を介して苗載台30が左右
に往復移動される。そして、この駆動軸21からチエンを
介して左右横端側の移植伝動ケース19d,19dの植付駆動
軸24が駆動され、この各駆動軸24,24,・・に取付けたフ
ランク25が回転される。したがった、各移植具23の植付
爪27が植付軌跡イを描き、苗押出子29との協動により苗
載台30に載置された苗を苗受枠31の分割口32から1株分
づつ分離して下部の整地フロート46,47,47で整地される
水田表土面に植付けられる。
そして、このような作業中において、耕盤が前後方向に
浅くなったり、深くなったりして変化している場合に
は、中央整地フロート46の前部が上下動することにな
り、ロッド15で第1油圧切替弁7が切替られて第1油圧
シリンダー装置9が作動されて左右の水田車輪4,4が共
に上下動して機体高さを一定の適正範囲に保持する。ま
た、耕盤が左右側に変化している場合には機体が左右に
傾くが、このとき、分銅16が常に垂直に垂れ下がってい
るから、機体の左右傾き角度が検出され、これによって
第2油圧切替弁8が切替られて機体を水平状態に復元す
べく片側の車輪4が上下制御される。
したがって、常に機体が左右に略々水平状態になるよう
に制御されつつ、且つ、耕盤の深さが進行方向に変化す
ると機体が昇降動されて姿勢制御されながら機体が推進
され、苗植付深さが適正な一定状態に保持される。
そして、苗載台30を作動する移動軸20は、左右端の苗植
付具19を駆動する駆動軸21を内装するサイドケースの両
端から突出するように構成したために、最小限な突出量
にでき、左右に長いスパンで支持できてこの移動軸20が
損傷し難く、しかも、サイドケースが駆動軸21の移動軸
20とを共に内装する構造になって左右に長く伸びていて
も十分な強度をもたすことができ、さらに、このサイド
ケースは、高い位置に配置されるから、前側の車輪4,4
で持ち上げる土が後方へそのまま抜けて走行抵抗になら
ない。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示したもので、第1図は要
部の背断面図、第2図は要部の側面図、第3図は全体の
側面図、第4図は油圧回路図、第5図は植付具の作動を
説明する側面図、第6図は植付具の軌跡を現わす側面図
である。 図中の記号 18は植付フレーム、19は伝動ケース、19cは中間部植付
伝動ケース、19dは外側部植付伝動ケース、20は移動
軸、21は駆動軸、22はリードカム軸、23は苗植付具、30
は苗載台を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉井 利男 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 清家 理伯 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 審査官 郡山 順

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右横方向に長く延びる苗載台30を移動す
    る移動軸20の左右横端を除く部分と左右方向に所定の間
    隔で配設される苗植付具23を伝動する駆動軸21とこの駆
    動軸21の左右中間部にあって前記移動軸20を作動するリ
    ードカム軸22とを、左右中間部分のリードカム軸22を内
    装する部分が他の左右部分よりもに膨らんだ伝動ケース
    19を設け、この左右中間部分の膨らみ部から下方に向け
    て延びる中間部植付伝動ケース19cと、左右外端部から
    下方に向けて延びる外側部植付伝動ケース19dとを設
    け、この各植付伝動ケースに苗移植具23を取付けると共
    に、左右中間部植付伝動ケース19cを植付フレーム18に
    固着してなる田植機の植付部伝動装置。
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