JPH077347Y2 - 手編機の選針装置 - Google Patents

手編機の選針装置

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JPH077347Y2
JPH077347Y2 JP3922289U JP3922289U JPH077347Y2 JP H077347 Y2 JPH077347 Y2 JP H077347Y2 JP 3922289 U JP3922289 U JP 3922289U JP 3922289 U JP3922289 U JP 3922289U JP H077347 Y2 JPH077347 Y2 JP H077347Y2
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cam
knitting
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knitting needle
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圭一 品田
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シルバー精工株式会社
柏崎シルバー精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、電磁石の電磁力とスプリングのばね力を利用
して選別部材の位置を制御し、該選別部材によって編針
を前後に選別する手編機の選針装置に関する。
【従来の技術】
従来のこの種の選針装置の一つとして特公昭47−34762
号公報に開示のものがある。この選針装置では、強いバ
ネが掛けられた第1の選針片と、弱いバネが掛けられか
つ電磁石によって定位置に吸着保持できる第2の選針片
とを互いに対向させ、該電磁石がオフのときは、これら
第1と第2の選針片の間に誘導された編針バットが、第
1の選針片の斜辺により前方へ案内されて第2の選針片
を押し開きながらこれら選針片の間を通過する一方、電
磁石がオンのときは、第2の選針片が吸着保持されるた
め、編針バットが該第2の選針片の斜辺により後方へ案
内されて第1の選針片を押し開きながらこれら選針片の
間を通過する。そして、このように前後に選別された編
針バットを一つの分岐板によって前後に振り分けるよう
になっている。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この従来の選針装置では次のような問題点があ
った。 (a)電磁石の他に前後2つの可動の選針片及び2つの
バネを必要とするため、構造が複雑でしかも部品点数が
多く、大型でかつ高価になる。 (b)2つのバネを使用し、しかもそのうちの一方のバ
ネは他方のバネよりも強いが電磁石の磁力よりは弱い関
係にしなければならないため、その力関係の設定が微妙
であり、その精度の如何により選針不良が生ずる。 (c)第1及び第2の選針片による編針バットの上記の
如き前後選別は、キャリジの一方向の摺動に対してのみ
有効であるため、上記の如き構造の選針装置を左右一
対、つまりキャリジの左右両側にそれぞれ備え、これら
を個々に電気制御しなければならないので、高価になる
とともに、電気制御も複雑になる。 そこで本考案は、上述した従来の問題点を解決し、構造
簡単でかつ選針動作が確実でありしかも一つの選針装置
でキャリジの両方向の摺動に対して編針バットを前後に
選別できる選針装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案の選針装置において採用した構成は次の通りであ
る。 キャリジの裏面に編針バットと係合する山形カムを設
けるとともに、この山形カムの頂部と対向して選別通路
を形成する選別部材を、前位置と後位置との間で前後動
可能にしかも常時は前位置に保持すべくバネによって前
方へ付勢しかつ上記山形カムの一方の斜辺によって上記
選別通路へ案内される編針バットにより上記バネに抗し
て上記前位置から後位置へ押動可能に装着する。 編針バットで後位置に押動された選別部材を電磁力に
よってそのまま後位置に保持できる電磁石を、上記キャ
リジに取り付ける。 選別部材が電磁石によって後位置に保持されたとき
は、該後位置に押動した編針バットがそのまま横進する
一方、選別部材が電磁石により後位置に保持されないと
きは、該選別部材を後位置に押動した編針バットが上記
山形カムの頂部を超えたとき上記バネにより前方へ推進
される関係とする。 キャリジの裏面で上記選別通路の左右外側に、上記選
別部材により前後に選別された編針バットと係合してこ
れを前後に振り分ける左右の第1の振分カムと、該第1
の振分カムで前後に振り分けられた編針バットと係合し
てこれをさらに前方振分通路と後方振分通路とに振り分
ける左右の第2の振り分けカムとをそれぞれ対称に設け
る。 第1の振分カムは上下可動としてバネにより下方へ付
勢する。 また、本考案による選針装置では、上記ないしの構
成に加えてさらに次のまたはの構成を備えることが
できる。 前記選別部材を前記後位置にロックするロック状態と
それを解放するロック解放状態とに手動で切り換えるこ
とができる編み方切換部材を前記キャリジに装着する。 前記電磁石を一対備え、それらの磁極面を、前記選別
部材を吸着するようにこれを挟んで対向させる。
【作用】
上記ないしの構成による作用は次の通りである。 編針バットは山形カムの斜辺によってその頂部へ案内さ
れ、選別部材をバネに抗して後位置へ押動しながら山形
カムの頂部と選別部材との間の選別通路に入る。このと
き電磁石がオンになると、選別部材は電磁石の電磁力に
より後位置に保持されるため、編針バットは選別部材か
らの反発力(バネ力)を受けないでそのまま横進し、第
1の振分カムにより後方へ誘導された後、第2の振分カ
ムによりさらに後方振分通路へ誘導される。一方、電磁
石がオフのときは、選別通路に入った編針バットは、選
別部材からの反発力(バネ力)を引き続き受けるため、
山形カムの頂部を超えた時点から逆にこの反発力によっ
て前方へ押し戻され、第1の振分カムにより前方へ誘導
された後、第2の振分カムによりさらに前方振分通路へ
誘導される。 このような編針バットの前後選別及び振り分け動作は、
キャリジの左右いずれの方向に対しても同様に行われ
る。 第1の振分カムは上下に可動でバネにより下方へ付勢さ
れているため、編針バットが係合したときの衝撃を緩衝
できる。 上記の構成によると、選別部材を編み方切換部材で後
位置にロックしたときは、編針バットは常に後方へ選別
されるため平編みとなり、ロック解除したときは編針バ
ットが電磁石のオン・オフに従い上述のように前後に選
別されるため、模様編となる。 上記の構成によると、選別部材を一対の電磁石の磁極
面で挟むように吸着できるため、選別部材の後位置での
保持が確実となる。
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。 第1図は太糸用手編機のキャリジ1の裏面図で、その樹
脂成型されたキャリジ台板2の裏面には、前方休針通路
3を前方に形成する前方隔壁4、後方休針通路5を後方
に形成する後方隔壁6、左右の主カム7、これら主カム
7の内側に位置する2位置切換可能な左右の切換案内カ
ム8、外側に位置する3位置切り換え可能な左右の切換
カム9、左右のサイドカム10、左右の開閉カム11が設け
られ、また前方隔壁4の中央に山形カム12が一体に設け
られている。さらに、キャリジ台板2には、山形カム12
の後方においてこれと対向する逆台形の選別カム13が後
述のように装着され、山形カム12の頂部12aと選別カム1
3の先端縁13aとの間に、編針14(第1図)を1本ずつ前
後に選別するための短い選別通路15が形成される。ま
た、キャリジ台板2には、この選別通路15の左右側方に
左右の第1の振分カム16が後述のように上下可動に装着
されているとともに、さらにその左右側方に左右の第2
の振分カム17及びこれに連続する左右の案内カム18が固
着されている。 編針14のバット14aには合成樹脂で一体成型された円筒
形のキャップ19が回転不能に嵌着されている。なお、以
下の説明で編針バット20と記した場合にはこのキャップ
19も含めたものとする。キャップ19の天面には、その円
形領域内において第5図に示すように横長六角形の振分
突部21が一体に突設されている。第7図に示すようにこ
の振分突部21の前面21aと後面21bとは編針14の軸線と直
交する線に沿った平行面となっているが、左右両端面は
いずれも三角形に尖る前後の斜面21c,21dとなってい
る。キャップ19の周面から振分突部21の後面21bまでの
間隔Hは、選別カム13が前位置にあるときの選別通路15
の前後幅W(選別カム13の先端縁13aから山形カム12の
頂部12aまでの間隔)よりも大きい(H>W)。 選別カム13は、第5図に示すように磁性体の前後作動板
22の先端下側に固着されてこれとで一つの選別部材23を
構成する。前後作動板22は、第3図に示すようにキャリ
ジ台板2上に固着された電磁石取付板24上にその案内突
部24aにより外れないようにして前後摺動自在に装着さ
れているとともに、バネ25によって前方へ付勢されてい
る。この付勢によって選別カム13は通常は第3図実線で
示す前位置に保持される。前後作動板22の先端部はキャ
リジ台板2に設けられた案内孔26から下方へ突出してお
り、この先端下側に取り付けられた選別カム13はキャリ
ジ台板2の下側に位置し、キャリジ台板2に設けられた
案内枠部27に沿って摺動できるようになっている。ま
た、前後作動板22の先端部上側にはロックピン28が突設
されている。電磁石取付板24上には、第4図に示すよう
に前後作動板22の左右両側に左右一対の電磁石29が固定
されている。これら左右の電磁石29は、個々にはそのN,
Sの磁極面29N,29Sを同一方向に向け、相互には互いのN
極とS極とを対向させて前後作動板22を左右両側から挟
むように対称に配置されている。左右の電磁石29が同時
に付勢されると、前後作動板22がバネ25の付勢にも拘ら
ず吸着保持される。 第3図に示すようにキャリジ台板2上に一体に突設され
た支軸30に、ダイヤル式の編み方切換部材31が回転可能
に軸支されている。この編み方切換部材31には同図及び
第4図に示すように円弧状の切換長孔32が設けられ、上
記前後作動板22のロックピン28の上端部はこの切換長孔
32内に突入している。この切換長孔32は幅員の広い部分
と狭い部分とがあり、その広い部分に案内ピン28を突入
させているときは該案内ピン28の前後動、従って選別カ
ム13と前後作動板22とによる選別部材23の前後動が許容
されるが、編み方切換部材31を手動で回してその切換長
孔32の狭い部分に案内ピン28を嵌合させると、選別部材
23は第4図実線で示すようにバネ25に抗して後位置へ後
退されてこの位置にロックされる。編み方切換部材31の
周縁には指掛け部31aが突設されている。 上記左右の第1の振分カム16は、第6図に示すようにキ
ャリジ台板2に設けられたほぼ楕円形の案内孔33に、そ
れぞれ上下動可能であるが回転は不能に嵌装されてい
る。この振分カム16は、その上端の鍔部16aがキャリジ
台板2に基端を固着された板バネ34の自由端部によって
上側から押さえているため、通常は鍔部16aがキャリジ
台板2に圧接する下限位置に保持されている。板バネ34
の自由端部が振分カム16の鍔部16aから外れないよう
に、該自由端部には振分カム16に設けられた穴16bに嵌
合する凸部34aが設けられている。振分カム16の下端部
は、同図及び第5図に示すように第2の振分カム17の先
端に向かって尖る刃先のようになっている。すなわち、
下端部の前面と後面とが前後の斜面16c,16dをなし、こ
れらの稜線である下端縁16eが選別通路15側より左右外
方へ向かって下降傾斜する斜辺となっている。 上記選別通路15を通過してきた編針バット20は、その振
分突部21の後側の斜面21dが第1の振分カム16の前側の
斜面16cの係合すると、前方へ振り分けられ、振分突部2
1の前側の斜面21cが第1の振分カム16の後側の斜面16d
の係合すると、後方へ振り分けられる。このように係合
したとき、振分カム16は板バネ34の抗して上昇できる余
裕があるため、緩衝作用がある。 左右の第2の振分カム17は第7図に示すように三角形状
で、その前面と後面とは、編針バット20を前方振分通路
35と後方振分通路36とに振り分けるため先端から逆向き
に傾斜する前後の斜面17a,17bとなっている。 左右の案内カム18は、その後面18aが第2の振分カム17
の後側の斜面17aより傾斜の大きい斜面となっている。 なお、第1図において符号37は糸口、第3図において38
は樹脂製の針床である。また第1図においてA,B,C,Dは
針床38上における編針バット20の位置を示し、Aは後方
休針位置、Bは後方編成位置、Cは前方編成位置、Dは
前方休針位置である。 次にこの選針装置の動作について説明する。 第1図は、編み方切換部材31による選別部材23のロック
を解除して例えばインターシャ編をする場合の編針バッ
ト20の経路、第7図及び第8図はその一部の拡大図であ
る。後方編成位置B(または前方編成位置C)にある編
針バット20は、キャリジ1の摺動に伴い主カム7の後方
から該主カム7と切換案内カム8との間を通り、さらに
案内カム18と前方隔壁4との間を通って前方振分通路35
に入る。ここに入った編針バット20は、そのキャップ19
の周面が山形カム12の一方の斜辺12bに摺接することに
よってこれに案内されながら選別通路15に入る。このと
き選別カム13は第7図二点鎖線で示すように前位置にあ
り、従って選別通路15の前後幅Wは、編針バット20のキ
ャップ19の周面と振分突部21の後面21bとの間隔Hより
小さいため、その後面21bが選別カム13の先端縁13aに係
合した状態で該選別カム13が、同図二点鎖線で示す前位
置から実線で示す後位置へバネ25に抗して押動(後退)
される。 このように後退されたとき電磁石29がオフであると、前
後作動板22が電磁石29に吸着されないでバネ25の付勢を
そのまま受けるため、編針バット20は、山形カムの頂部
12aを超えると選別カム13によって同図鎖線で示すよう
に逆に前方へ推進され、振分突部21の後側の斜面21dが
第1の振分カム16の前側の斜面16cと係合する。このと
き、第1の振分カム16は上下動可能でしかも板バネ34に
よって下方へ押さえられているため、編針バット20との
衝突による衝撃を緩衝できる。編針バット20は、第1の
振分カム16の前側の斜面16cにより前方へ振り分けら
れ、さらに選別カム13の推進力により山形カム12の他方
の斜辺12bに沿って、または第2の振分カム17の前側の
斜面17aに沿って前方振分通路35へ案内される。 一方、選別カム13が編針バット20によって後位置へ後退
されたとき左右の電磁石29が同時にオンになると、これ
ら電磁石29の磁極面29N,29Sによって前後作動板22が左
右両側より吸着されるため、第8図に示すように選別カ
ム13は後位置に保持される。このため編針バット20は山
形カム12の頂部12aから同図鎖線で示すようにそのまま
横進し、振分突部21の前側の斜面21cが第1の振分カム1
6の後側の斜面16dと係合し、編針バット20が後方へ振り
分けられた後、第2の振分カム17の後側の斜面17bに沿
って後方振分通路36へ振り分けられ、案内カム18によっ
てさらに後方へ案内される。 このようにして編針バット20は選別通路15に入ると電磁
石29のオン・オフに従い一つずつ前後に選別され、さら
に第1及び第2の振分カム16,17によって前後に振り分
けられる。そして前方振分通路35へ振り分けられた編針
バット20は、第1図に示すようにキャリジ1を抜け出た
ときは前方編成位置Cをとり、後方編成通路36へ振り分
けられた編針バット20は後方編成位置Bをとる。 インターシャ編の場合は、キャリジ1の摺動方向を反転
させたとき前方編成位置Cの編針バット20も切換カム9
に案内されて後方編成位置Bの編針バット20と合流す
る。そしてこれら編針バット20は選別通路15へ上記とは
左右逆の方向から入り、前述と同様に電磁石29のオン・
オフに従い前後に選別され、さらに第1及び第2の振分
カム16,17によって前後に振り分けられる。 平編の場合は、第2図に示すように切換カム9を同図実
線位置に切り換えるとともに、編み方切換部材31を回し
て選別カム13を後位置にロックしておく。この場合、前
方編成位置Cの編針バット20は、開閉カム11とサイドカ
ム10との間にそのまま入って前方隔壁4に案内されなが
ら横進し、また後方編成位置Bの編針バット20は切換カ
ム9に案内され、前方編成位置Cからの編針バット20と
合流する。そしてこれら編針バット20は山形カム12の斜
辺12bに案内されて選別通路15に入るが、選別カム13が
後位置にロックされているため、いずれの編針バット20
も山形カム12の頂部12aからそのまま横進し、第1の振
分カム16によって後方へ振り分けられた後、第2の振分
カム17によってさらに後方へ振り分けられ、後方振分通
路36を通り切換カム9を押し開いてキャリジ1から抜け
出ると、いずれの編針バット20も後方編成位置Bをと
る。 第9図は編針バット20の他の例で、キャップ19の振分突
部21を菱形にしたものである。
【考案の効果】
本考案の選針装置によれば次のような効果がある。 編針バットまたは選針片を電磁石の電磁力によって積
極的に動かして前後に選別するのではなく、編針バット
によって選別部材を前位置から後位置へ後退させ、その
後退時に電磁石をオン・オフ制御して、オンのときその
電磁力によって選別部材を後位置に保持して編針バット
をそのまま横進させる一方、電磁石がオフのときは選別
部材に作用しているバネ力で編針バットを前方へ推進す
ることによって該編針バットを前後に選別するため、可
動の選別片とバネとが一対ずつ必要であった従来に比べ
構造簡単であるとともに、動作も確実である。 前後に選別された編針バットを第1の振分カムで前後
に振り分けた後、さらに第2の振分カムでも前後に振り
分けるため、編針バットを前後の振分通路に確実に案内
できる。 1つの選針装置でキャリジの左右いずれの摺動方向に
対しても同様に選針できるため、経済的である。 第1の振分カムは上下に可動でバネにより下方へ付勢
されているため、編針バットが係合したときの衝撃を緩
衝できる。 編み方切換部材を手動操作して選別部材を後位置にロ
ックするロック状態とそれを解放するロック解放状態と
に切り換えることによって、平編と模様編の切り換えを
簡単に行える。 電磁石を一対備え、それらの磁極面で選別部材を挟む
ように吸着すれば、選別部材を後位置に確実に保持でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はインターシャ
編の場合の編針バットの経路を示すキャリジの裏面図、
第2図は平編の場合の編針バットの経路を示すキャリジ
の裏面図、第3図は選針部の拡大断面図、第4図は同平
面図、第5図は同斜視図、第6図は編針バットと第1の
振分カムの関係を示す拡大断面図、第7図は編針バット
が前方振分通路へ振り分けられる場合の動作説明図、第
8図は後方振分通路へ振り分けられる場合の動作説明
図、第9図は編針バットの他の例の平面図である。 1……キャリジ、12……山形カム、12a……頂部、12b…
…斜辺、13……選別カム、15……選別通路、16……第1
の振分カム、17……第2の振分カム、20……編針バッ
ト、23……選別部材、25……バネ、29……電磁石、29N,
29S……磁極面、31……編み方切換部材、34……板バ
ネ、35……前方振分通路、36……後方振分通路。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリジの裏面に編針バットと係合する山
    形カムを設けるとともに、この山形カムの頂部と対向し
    て選別通路を形成する選別部材を、前位置と後位置との
    間で前後動可能にしかも常時は前位置に保持すべくバネ
    によって前方へ付勢しかつ上記山形カムの一方の斜辺に
    よって上記選別通路へ案内される編針バットにより上記
    バネに抗して上記前位置から後位置へ押動可能に装着
    し、また上記キャリジには、編針バットで後位置に押動
    された選別部材を電磁力によってそのまま後位置に保持
    できる電磁石を取り付け、該選別部材がこの電磁石によ
    って後位置に保持されたときは、該後位置に押動した編
    針バットがそのまま横進する一方、選別部材が電磁石に
    より後位置に保持されないときは、該選別部材を後位置
    に押動した編針バットが上記山形カムの頂部を超えたと
    き上記バネにより前方へ推進される関係とし、さらにキ
    ャリジの裏面で上記選別通路の左右外側には、上記選別
    部材により前後に選別された編針バットと係合してこれ
    を前後に振り分ける左右の第1の振分カムと、該第1の
    振分カムで前後に振り分けられた編針バットと係合して
    これをさらに前方振分通路と後方振分通路とに振り分け
    る左右の第2の振り分けカムとをそれぞれ対称に設け、
    第1の振分カムは上下可動としてバネにより下方へ付勢
    したことを特徴とする手編機の選針装置。
  2. 【請求項2】前記選別部材を前記後位置にロックするロ
    ック状態とそれを解放するロック解放状態とに手動で切
    り換えることができる編み方切換部材を前記キャリジに
    装着したことを特徴とする請求項1記載の手編機の選針
    装置。
  3. 【請求項3】前記電磁石を一対備え、それらの磁極面
    を、前記選別部材を吸着するようにこれを挟んで対向さ
    せたことを特徴とする請求項1記載の手編機の選針装
    置。
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