JPH0813295A - 横メリヤス編機における導糸装置 - Google Patents
横メリヤス編機における導糸装置Info
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- JPH0813295A JPH0813295A JP13874094A JP13874094A JPH0813295A JP H0813295 A JPH0813295 A JP H0813295A JP 13874094 A JP13874094 A JP 13874094A JP 13874094 A JP13874094 A JP 13874094A JP H0813295 A JPH0813295 A JP H0813295A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的小さい押し操作力でヤーンキャリッジ
本体を操作出来るようにすること。 【構成】 左右にストッパピン12を固設したヤーンキ
ャリッジ本体3に、摺動板11を設ける。その摺動板1
1の両端部に軸支させて、一側の作用部14aが連行ボ
ルト6の作用領域に出没し他側に前記ストッパピン12
が係合するカム溝15を備えた揺動板を軸支する。その
揺動板に設けたカム溝15は,第1溝部15aとその内
端の前記ストッパピン12が係合する第1係合部15b
と第2溝部15cとその内端の前記ストッパピン12が
係合する第2係合部15dとを備える。そして第1係合
部15aにストッパピン12が係合するとき、導糸桿4
が糸道レール1に直交した中立姿勢を保ち、第2係合部
15dにストッパピン12が係合するとき揺動変位姿勢
を保つようにする。
本体を操作出来るようにすること。 【構成】 左右にストッパピン12を固設したヤーンキ
ャリッジ本体3に、摺動板11を設ける。その摺動板1
1の両端部に軸支させて、一側の作用部14aが連行ボ
ルト6の作用領域に出没し他側に前記ストッパピン12
が係合するカム溝15を備えた揺動板を軸支する。その
揺動板に設けたカム溝15は,第1溝部15aとその内
端の前記ストッパピン12が係合する第1係合部15b
と第2溝部15cとその内端の前記ストッパピン12が
係合する第2係合部15dとを備える。そして第1係合
部15aにストッパピン12が係合するとき、導糸桿4
が糸道レール1に直交した中立姿勢を保ち、第2係合部
15dにストッパピン12が係合するとき揺動変位姿勢
を保つようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は横メリヤス編機における
導糸装置に関する。
導糸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図20に示すごとく糸道レールa上に移
動自在に設けたヤーンキャリッジ本体bに、先端部に導
糸孔cを有する導糸桿dを傾動自在に軸支すると共に糸
道レールaに平行する向きに摺動自在の摺動板eを設
け、該摺動板eに伴われて導糸桿dが糸道レールaに直
交した中立位置から左右に揺動変位するようにし、且つ
ヤーンキャリッジ本体bの左右の両位置に、キャリッジ
fから突出する連行ボルトgの乗り上げカム斜面iを形
成し、且つ上部中間位置に互いに向きあった両側面jが
該連行ボルトgに対する係合面を構成する窪みkを構成
する複数個の導糸装置を働かせて、糸を順次変えて柄を
得るようにしたインターシャ柄を得るものは特公昭61
ー51061号公報に知られる。尚、図20においてm
は連行ボルトgを下方に弾撥するばねを示す。
動自在に設けたヤーンキャリッジ本体bに、先端部に導
糸孔cを有する導糸桿dを傾動自在に軸支すると共に糸
道レールaに平行する向きに摺動自在の摺動板eを設
け、該摺動板eに伴われて導糸桿dが糸道レールaに直
交した中立位置から左右に揺動変位するようにし、且つ
ヤーンキャリッジ本体bの左右の両位置に、キャリッジ
fから突出する連行ボルトgの乗り上げカム斜面iを形
成し、且つ上部中間位置に互いに向きあった両側面jが
該連行ボルトgに対する係合面を構成する窪みkを構成
する複数個の導糸装置を働かせて、糸を順次変えて柄を
得るようにしたインターシャ柄を得るものは特公昭61
ー51061号公報に知られる。尚、図20においてm
は連行ボルトgを下方に弾撥するばねを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのものは、ヤ
ーンキャリッジ本体bの両端部にストッパピンnを備え
ると共に、該ヤーンキャリッジ本体bに摺動自在に設け
た摺動板eの両端部に、該ストッパピンnに係脱する回
動ストッパpを備え、両回動ストッパp間にスプリング
qを張設し、該スプリングqで回動ストッパpの作動部
pー1をストッパピンnと係合する位置に附勢してい
る。このため、該回動ストッパpの作動部pー1を確実
にロック作用位置に移動させるためには、該スプリング
qの張力を強くすることが必要であるが、該張力を強く
すると、該ヤーンキャリッジ本体bが所定位置に停止し
た状態のときで、該連行ボルトgによって回動ストッパ
pを押して該回動ストッパpとストッパピンnとの係合
を解くときに、該スプリングqの張力に抗して該回動ス
トッパpを揺動する必要があって大きな力を必要とす
る。この大きな力で回動ストッパpを押そうとすると、
停止していなければ成らないヤーンキャリッジ本体bが
移動する恐れがある。そこでこのものでは、ヤーンキャ
リッジ本体bを糸道レールaの所定位置に止めるためブ
レーキ手段を設けるか、該ヤーンキャリッジ本体bと糸
道レールaとの間の摺動抵抗を高くする必要があって、
該ヤーンキャリッジ本体bの構造が複雑になったり、移
動がスムーズに行なわれなくなるの不具合がある。本発
明はかかる不具合のない横メリヤス編機における導糸装
置を得ることをその目的とする。
ーンキャリッジ本体bの両端部にストッパピンnを備え
ると共に、該ヤーンキャリッジ本体bに摺動自在に設け
た摺動板eの両端部に、該ストッパピンnに係脱する回
動ストッパpを備え、両回動ストッパp間にスプリング
qを張設し、該スプリングqで回動ストッパpの作動部
pー1をストッパピンnと係合する位置に附勢してい
る。このため、該回動ストッパpの作動部pー1を確実
にロック作用位置に移動させるためには、該スプリング
qの張力を強くすることが必要であるが、該張力を強く
すると、該ヤーンキャリッジ本体bが所定位置に停止し
た状態のときで、該連行ボルトgによって回動ストッパ
pを押して該回動ストッパpとストッパピンnとの係合
を解くときに、該スプリングqの張力に抗して該回動ス
トッパpを揺動する必要があって大きな力を必要とす
る。この大きな力で回動ストッパpを押そうとすると、
停止していなければ成らないヤーンキャリッジ本体bが
移動する恐れがある。そこでこのものでは、ヤーンキャ
リッジ本体bを糸道レールaの所定位置に止めるためブ
レーキ手段を設けるか、該ヤーンキャリッジ本体bと糸
道レールaとの間の摺動抵抗を高くする必要があって、
該ヤーンキャリッジ本体bの構造が複雑になったり、移
動がスムーズに行なわれなくなるの不具合がある。本発
明はかかる不具合のない横メリヤス編機における導糸装
置を得ることをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1記載の横メリヤス編機における導糸
装置は、糸道レール上に移動自在に設けたヤーンキャリ
ッジ本体に、先端部に導糸孔を有する導糸桿を傾動自在
に軸支すると共に糸道レールに平行する向きに摺動自在
の摺動板を設け、該摺動板に伴われて導糸桿が糸道レー
ルに直交した中立位置から左右に揺動変位するように構
成し、且つヤーンキャリッジ本体の左右の両側位置に、
キャリッジから突出する連行ボルトの乗り上げカム斜面
を形成し、且つ上部中間位置に互いに向きあった両側面
が該連行ボルトに対する係合面を構成する窪みを形成し
た横メリヤス編機における導糸装置において、該ヤーン
キャリッジ本体に、左右一対のストッパピンを固設する
と共に前記窪みの両外側に位置させて、前記乗り上げカ
ム斜面を外側のカム斜面とする山形のカム斜面を連設
し、且つ該摺動板の両端部に軸支させて、一側の作用部
が前記連行ボルトの作用領域で山形のカム斜面の前後に
亘って揺動する揺動板を設け、該揺動板の他側に前記一
対のストッパピンが係合するカム溝を設け、該カム溝
は、糸道レール方向に伸びる第1溝部とその内端に設け
た前記ストッパピンが係合する第1係合部と該第1係合
部から稍下方に傾いた内方に伸びる第2溝部と該第2溝
部の内端に設けた前記ストッパピンが係合する第2係合
部とを備えるものに構成し、少なくとも一方のカム溝の
第1係合部にストッパピンが係合するとき、該揺動板の
作用部が山形のカム斜面の頂部と重合する位置にあり、
該第2係合部にストッパピンが係合するとき該揺動板の
作用部が山形のカム斜面の頂部の前後に位置するように
して成る。
するため、請求項1記載の横メリヤス編機における導糸
装置は、糸道レール上に移動自在に設けたヤーンキャリ
ッジ本体に、先端部に導糸孔を有する導糸桿を傾動自在
に軸支すると共に糸道レールに平行する向きに摺動自在
の摺動板を設け、該摺動板に伴われて導糸桿が糸道レー
ルに直交した中立位置から左右に揺動変位するように構
成し、且つヤーンキャリッジ本体の左右の両側位置に、
キャリッジから突出する連行ボルトの乗り上げカム斜面
を形成し、且つ上部中間位置に互いに向きあった両側面
が該連行ボルトに対する係合面を構成する窪みを形成し
た横メリヤス編機における導糸装置において、該ヤーン
キャリッジ本体に、左右一対のストッパピンを固設する
と共に前記窪みの両外側に位置させて、前記乗り上げカ
ム斜面を外側のカム斜面とする山形のカム斜面を連設
し、且つ該摺動板の両端部に軸支させて、一側の作用部
が前記連行ボルトの作用領域で山形のカム斜面の前後に
亘って揺動する揺動板を設け、該揺動板の他側に前記一
対のストッパピンが係合するカム溝を設け、該カム溝
は、糸道レール方向に伸びる第1溝部とその内端に設け
た前記ストッパピンが係合する第1係合部と該第1係合
部から稍下方に傾いた内方に伸びる第2溝部と該第2溝
部の内端に設けた前記ストッパピンが係合する第2係合
部とを備えるものに構成し、少なくとも一方のカム溝の
第1係合部にストッパピンが係合するとき、該揺動板の
作用部が山形のカム斜面の頂部と重合する位置にあり、
該第2係合部にストッパピンが係合するとき該揺動板の
作用部が山形のカム斜面の頂部の前後に位置するように
して成る。
【0005】請求項2記載の横メリヤス編機における導
糸装置は、糸道レール上に移動自在に設けたヤーンキャ
リッジ本体に、先端部に導糸孔を有する導糸桿を傾動自
在に軸支すると共に糸道レールに平行する向きに摺動自
在の摺動板を設け、該摺動板に伴われて導糸桿が糸道レ
ールに直交した中立位置から左右に揺動変位するように
構成し、且つヤーンキャリッジ本体の左右の両側位置
に、キャリッジから突出する連行ボルトの乗り上げカム
斜面を形成し、且つ上部中間位置に互いに向きあった両
側面が該連行ボルトに対する係合面を構成する窪みを形
成した横メリヤス編機における導糸装置において、該ヤ
ーンキャリッジ本体に、左右一対のストッパピンを固設
すると共に前記窪みの両外側に位置させて、前記乗り上
げカム斜面を外側のカム斜面とする山形のカム斜面を連
設し、前記連行ボルトの作用領域で且つ該山形のカム斜
面の前後に亘って移動する作用部を備えた摺動片を摺動
板の両端部に摺動自在に設け、且つ該摺動片を摺動させ
る揺動板を、摺動板の両端部に軸支させて設け、該揺動
板に前記一対のストッパピンが係合するカム溝を設け、
該カム溝は、糸道レール方向に伸びる第1溝部とその内
端に設けた前記ストッパピンが係合する第1係合部と該
第1係合部から稍下方に傾いた内方に伸びる第2溝部と
該第2溝部の内端に設けた前記ストッパピンが係合する
第2係合部とを備えるものに構成し、少なくとも一方の
カム溝の第1係合部にストッパピンが係合するとき、該
揺動板の作用部が山形のカム斜面の頂部と重合する位置
にあり、該第2係合部にストッパピンが係合するとき該
揺動板の作用部が山形のカム斜面の頂部の前後に位置す
るようにして成る。
糸装置は、糸道レール上に移動自在に設けたヤーンキャ
リッジ本体に、先端部に導糸孔を有する導糸桿を傾動自
在に軸支すると共に糸道レールに平行する向きに摺動自
在の摺動板を設け、該摺動板に伴われて導糸桿が糸道レ
ールに直交した中立位置から左右に揺動変位するように
構成し、且つヤーンキャリッジ本体の左右の両側位置
に、キャリッジから突出する連行ボルトの乗り上げカム
斜面を形成し、且つ上部中間位置に互いに向きあった両
側面が該連行ボルトに対する係合面を構成する窪みを形
成した横メリヤス編機における導糸装置において、該ヤ
ーンキャリッジ本体に、左右一対のストッパピンを固設
すると共に前記窪みの両外側に位置させて、前記乗り上
げカム斜面を外側のカム斜面とする山形のカム斜面を連
設し、前記連行ボルトの作用領域で且つ該山形のカム斜
面の前後に亘って移動する作用部を備えた摺動片を摺動
板の両端部に摺動自在に設け、且つ該摺動片を摺動させ
る揺動板を、摺動板の両端部に軸支させて設け、該揺動
板に前記一対のストッパピンが係合するカム溝を設け、
該カム溝は、糸道レール方向に伸びる第1溝部とその内
端に設けた前記ストッパピンが係合する第1係合部と該
第1係合部から稍下方に傾いた内方に伸びる第2溝部と
該第2溝部の内端に設けた前記ストッパピンが係合する
第2係合部とを備えるものに構成し、少なくとも一方の
カム溝の第1係合部にストッパピンが係合するとき、該
揺動板の作用部が山形のカム斜面の頂部と重合する位置
にあり、該第2係合部にストッパピンが係合するとき該
揺動板の作用部が山形のカム斜面の頂部の前後に位置す
るようにして成る。
【0006】
【作用】上記構成を備える請求項1記載の横メリヤス編
機における導糸装置にあっては、カム溝の第1係合部に
ストッパピンが係合するとき、少なくとも一方のカム溝
の第1係合部にストッパピンが係合するとき、該揺動板
の作用部が山形のカム斜面の頂部と重合する位置にあ
り、該第2係合部にストッパピンが係合するとき該揺動
板の作用部が山形のカム斜面の頂部の前後に位置するよ
うにしたため、従来例のばねに抗して揺動板をストッパ
ピンと係合する位置に保つものに比し、連行ボルトの移
動に応じて揺動板を揺動させるときの押し操作力を小さ
くすることができる。
機における導糸装置にあっては、カム溝の第1係合部に
ストッパピンが係合するとき、少なくとも一方のカム溝
の第1係合部にストッパピンが係合するとき、該揺動板
の作用部が山形のカム斜面の頂部と重合する位置にあ
り、該第2係合部にストッパピンが係合するとき該揺動
板の作用部が山形のカム斜面の頂部の前後に位置するよ
うにしたため、従来例のばねに抗して揺動板をストッパ
ピンと係合する位置に保つものに比し、連行ボルトの移
動に応じて揺動板を揺動させるときの押し操作力を小さ
くすることができる。
【0007】また、請求項2記載の横メリヤス編機にお
ける導糸装置にあっては、上記カム溝を備えた揺動片に
よって、山形のカム斜面の前後に亘って移動する作用部
を備えた摺動片が連行ボルトの移動方向に摺動する。そ
して、カム溝の第1係合部にストッパピンが係合すると
き、少なくとも一方のカム溝の第1係合部にストッパピ
ンが係合するとき、該作用部が山形のカム斜面の頂部と
重合する位置にあり、該第2係合部にストッパピンが係
合するとき該揺動板の作用部が山形のカム斜面の頂部の
前後に必ず位置するため、従来例のばねに抗して揺動板
をストッパピンと係合する位置に保つものに比し、連行
ボルトの移動に応じて摺動板を摺動させるときの押し操
作力を小さくすることができる。
ける導糸装置にあっては、上記カム溝を備えた揺動片に
よって、山形のカム斜面の前後に亘って移動する作用部
を備えた摺動片が連行ボルトの移動方向に摺動する。そ
して、カム溝の第1係合部にストッパピンが係合すると
き、少なくとも一方のカム溝の第1係合部にストッパピ
ンが係合するとき、該作用部が山形のカム斜面の頂部と
重合する位置にあり、該第2係合部にストッパピンが係
合するとき該揺動板の作用部が山形のカム斜面の頂部の
前後に必ず位置するため、従来例のばねに抗して揺動板
をストッパピンと係合する位置に保つものに比し、連行
ボルトの移動に応じて摺動板を摺動させるときの押し操
作力を小さくすることができる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図1乃至図13に示す
実施例に基づいて説明する。図で2は導糸装置を示し、
該導糸装置2は、従来公知の導糸装置と同様に、糸道レ
ール1に蟻嵌めされたヤーンキャリッジ本体3と、該ヤ
ーンキャリッジ本体3に揺動自在に軸支された導糸桿4
を備え、該導糸桿4の先端には導糸孔5を備えてなり、
ヤーンキャリッジ本体3の左右位置には、図3,図8に
示すごとくキャリッジ10側に設けた連行ボルト6が乗
るための、乗り上げるカム斜面7が形成され、且つその
左右の中間位置には窪み8を備え、該窪み8の両側面8
a,8aで連行ボルト6が係合する係合面を構成させて
おり、該連行ボルト6が該窪み8の側面8aに係合する
と、ヤーンキャリッジ本体3は該キャリッジ10に連行
されて糸道レール1上を移動する。
実施例に基づいて説明する。図で2は導糸装置を示し、
該導糸装置2は、従来公知の導糸装置と同様に、糸道レ
ール1に蟻嵌めされたヤーンキャリッジ本体3と、該ヤ
ーンキャリッジ本体3に揺動自在に軸支された導糸桿4
を備え、該導糸桿4の先端には導糸孔5を備えてなり、
ヤーンキャリッジ本体3の左右位置には、図3,図8に
示すごとくキャリッジ10側に設けた連行ボルト6が乗
るための、乗り上げるカム斜面7が形成され、且つその
左右の中間位置には窪み8を備え、該窪み8の両側面8
a,8aで連行ボルト6が係合する係合面を構成させて
おり、該連行ボルト6が該窪み8の側面8aに係合する
と、ヤーンキャリッジ本体3は該キャリッジ10に連行
されて糸道レール1上を移動する。
【0009】そして、該連行ボルト6は、従来例と同様
にばね(図示しない)に抗して上方に移動出来ると共
に、キャリッジ10に設けた電磁石その他の作動装置
(図示しない)に応じて突出量を変えられるように構成
されており、該突出量を変えることで、該窪み8への侵
入・脱出が行われるように構成されている。これまでの
構成は従来知られるものと特に変わらない。
にばね(図示しない)に抗して上方に移動出来ると共
に、キャリッジ10に設けた電磁石その他の作動装置
(図示しない)に応じて突出量を変えられるように構成
されており、該突出量を変えることで、該窪み8への侵
入・脱出が行われるように構成されている。これまでの
構成は従来知られるものと特に変わらない。
【0010】本発明は、かかる構成を備える導糸装置2
において、該ヤーンキャリッジ本体3に、糸道レール1
上に移動自在に設けたヤーンキャリッジ本体3に、先端
部に導糸桿4をその中間を軸9で傾動自在に軸支させて
設けると共に糸道レール1に平行する向きに摺動自在の
摺動板11を設ける。そしてヤーンキャリッジ本体3に
は、更に左右一対のストッパピン12を固設すると共に
前記窪み8の両外側に位置させて、糸道レール1に平行
な上面と前記乗り上げカム斜面7を外側のカム斜面とす
る山形カム13を連設し、且つ該摺動板11の両端に軸
支させて、一側の作用部14aが前記連行ボルト6の作
用領域に出没する揺動板14を設け、該揺動板14の他
側に前記一対のストッパピン12,12が係合するカム
溝15を設けた。そのカム溝15は、図9に示すごと
く、糸道レール1に略沿う第1溝部15aとその内端に
設けた前記ストッパピン12が係合する第1係合部15
bと該第1係合部15bから稍下方に傾いた内方に伸び
る第2溝部15cと該第2溝部15cの内端に設けた前
記ストッパピン12が係合する第2係合部15dとを備
え、図12のe,fに示すごとく、第1係合部15bに
ストッパピン12が係合すると、該導糸桿4が糸道レー
ル1に直交する中立姿勢を保ち、図11のaに示すごと
く、該第2係合部15dにストッパピン12が係合する
とき導糸桿4が揺動変位姿勢を保つようにした。
において、該ヤーンキャリッジ本体3に、糸道レール1
上に移動自在に設けたヤーンキャリッジ本体3に、先端
部に導糸桿4をその中間を軸9で傾動自在に軸支させて
設けると共に糸道レール1に平行する向きに摺動自在の
摺動板11を設ける。そしてヤーンキャリッジ本体3に
は、更に左右一対のストッパピン12を固設すると共に
前記窪み8の両外側に位置させて、糸道レール1に平行
な上面と前記乗り上げカム斜面7を外側のカム斜面とす
る山形カム13を連設し、且つ該摺動板11の両端に軸
支させて、一側の作用部14aが前記連行ボルト6の作
用領域に出没する揺動板14を設け、該揺動板14の他
側に前記一対のストッパピン12,12が係合するカム
溝15を設けた。そのカム溝15は、図9に示すごと
く、糸道レール1に略沿う第1溝部15aとその内端に
設けた前記ストッパピン12が係合する第1係合部15
bと該第1係合部15bから稍下方に傾いた内方に伸び
る第2溝部15cと該第2溝部15cの内端に設けた前
記ストッパピン12が係合する第2係合部15dとを備
え、図12のe,fに示すごとく、第1係合部15bに
ストッパピン12が係合すると、該導糸桿4が糸道レー
ル1に直交する中立姿勢を保ち、図11のaに示すごと
く、該第2係合部15dにストッパピン12が係合する
とき導糸桿4が揺動変位姿勢を保つようにした。
【0011】これを更に説明すると、ヤーンキャリッジ
本体3は、図3乃至図8に示すごとく、前面側に、前記
摺動板11を摺動自在に装着する糸道レール1に平行な
溝16を施した背板3aとその前面に施した蓋板3bと
で構成し、該溝16内に装着された摺動板11の中央位
置に回動可能に軸支したコマ17を導糸桿4の上端部に
設けた長孔4aに嵌合させて、該導糸桿4を摺動板11
の摺動に伴って揺動変位させるようにした。
本体3は、図3乃至図8に示すごとく、前面側に、前記
摺動板11を摺動自在に装着する糸道レール1に平行な
溝16を施した背板3aとその前面に施した蓋板3bと
で構成し、該溝16内に装着された摺動板11の中央位
置に回動可能に軸支したコマ17を導糸桿4の上端部に
設けた長孔4aに嵌合させて、該導糸桿4を摺動板11
の摺動に伴って揺動変位させるようにした。
【0012】尚、18は該摺動板11のカム溝15を設
けた他側の先端の山形面14bに、ばね(18a)に弾
撥されて当接する位置決めピンを示し(図8参照)、該
位置決めピン18は、該摺動板11に取付けたガイド部
材19に摺動自在に支持される。20はヤーンキャリッ
ジ本体3に設けた連行ボルト6を早期に窪み8から離脱
させるための離脱片を示し、該離脱片20は、その内端
20aの上面に斜面を備え且つばね22で外方に弾かれ
て、通常は各内端20aが前記各側面8a,8aと面一
となり,外端21bは該ヤーンキャリッジ本体3の各端
面から外方に突出する状態にある。従って、共通の糸道
レール1上に2個のヤーンキャリッジ本体3を設けたと
き進行方向の後方に位置するヤーンキャリッジ本体3が
前方のヤーンキャリッジ本体3に接近すると、該外端2
0bが前方のヤーンキャリッジ本体3の端面に当たっ
て、離脱片20の内端20aが窪み8の側面8aより内
方に突出するため、連行ボルト6はその内端20aの斜
面に従って該窪み8から押出されて離脱する。このため
ヤーンキャリッジ本体3を早目に停止させることが出来
る。尚、ヤーンキャリッジ本体3の背面に蟻溝21を設
け、糸道レール1を蟻に構成してヤーンキャリッジ本体
3を糸道レール1に蟻嵌めさせるが、該ヤーンキャリッ
ジ本体3の背面の蟻溝21は図3に示すようにその一側
の蟻溝構成部材21aを弱いばね21bで他側の蟻溝構
成部材21c側に弾撥させて、その弾撥力で糸道レール
1とヤーンキャリッジ本体3との間の摺動抵抗を与え
た。
けた他側の先端の山形面14bに、ばね(18a)に弾
撥されて当接する位置決めピンを示し(図8参照)、該
位置決めピン18は、該摺動板11に取付けたガイド部
材19に摺動自在に支持される。20はヤーンキャリッ
ジ本体3に設けた連行ボルト6を早期に窪み8から離脱
させるための離脱片を示し、該離脱片20は、その内端
20aの上面に斜面を備え且つばね22で外方に弾かれ
て、通常は各内端20aが前記各側面8a,8aと面一
となり,外端21bは該ヤーンキャリッジ本体3の各端
面から外方に突出する状態にある。従って、共通の糸道
レール1上に2個のヤーンキャリッジ本体3を設けたと
き進行方向の後方に位置するヤーンキャリッジ本体3が
前方のヤーンキャリッジ本体3に接近すると、該外端2
0bが前方のヤーンキャリッジ本体3の端面に当たっ
て、離脱片20の内端20aが窪み8の側面8aより内
方に突出するため、連行ボルト6はその内端20aの斜
面に従って該窪み8から押出されて離脱する。このため
ヤーンキャリッジ本体3を早目に停止させることが出来
る。尚、ヤーンキャリッジ本体3の背面に蟻溝21を設
け、糸道レール1を蟻に構成してヤーンキャリッジ本体
3を糸道レール1に蟻嵌めさせるが、該ヤーンキャリッ
ジ本体3の背面の蟻溝21は図3に示すようにその一側
の蟻溝構成部材21aを弱いばね21bで他側の蟻溝構
成部材21c側に弾撥させて、その弾撥力で糸道レール
1とヤーンキャリッジ本体3との間の摺動抵抗を与え
た。
【0013】次に本装置の作動を図1と図11乃至図1
3に付いて説明する。キャリッジ10によって左端まで
移行してきたヤーンキャリッジ本体3の導糸桿4は図1
のイ並びに図11のaに示すように、導糸桿4が糸道レ
ール1に対し右側に変位した揺動変位姿勢を保つ。この
状態からキャリッジ10が右行してヤーンキャリッジ本
体3の左側近くに達するとキャリッジ10の連行ボルト
6は作動装置(図示しない)によって下動した連行作用
位置に来る。そして更にキャリッジ10が右行すると、
左側の揺動板14の作用部14aに当たり、作用部14
aを右側に押す。このため、該揺動板14を介して摺動
板11を右側に押す。このため、図11に示すb,c,
dの過程を経て導糸桿4は、図12eに示す中立姿勢と
なる。そして、図12eに示す山形のカム斜面の頂部に
作用部14aがほぼ重なると、連行ボルト6は、ヤーン
キャリッジ本体3の山形カム13に案内されて揺動板1
4の作用部14aを乗り越えてヤーンキャリッジ本体3
の窪み8に入り、次いで連行ボルト6は窪み8の右側面
8aに係合する。このためヤーンキャリッジ本体3はキ
ャリッジ10に連行され、導糸桿4の先端の導糸孔5か
ら、編糸が編針Bに供給され区画Aを編成する(図1の
ロの状態)。そして区画Aの編針Bへの給糸が完了した
時点で、作動装置(図示しない)で連行ボルト6を上動
させると、連行ボルト6は窪み8から離脱する。よって
ヤーンキャリッジ本体3の連行を断たれて位置にヤーン
キャリッジ本体3を停止させる。そしてキャリッジ10
は更に右行して右側の揺動板14の作用部14aの内側
に係合し(図12のg)、該揺動板14を時計方向に回
動させつつ摺動板11をヤーンキャリッジ本体3に対し
図13のi,j,kに示すように右側に摺動させる。こ
の摺動板11の右側への摺動によって導糸桿4は傾いた
揺動変位姿勢となる(図13のl)。即ち、区画Aの編
針への給糸を終わった導糸孔5は、その導糸孔5からの
給糸によって形成された区画Aの編幅の範囲の上方に位
置し、次ぎの復コースの給糸が始まるまでの間、該位置
に保たれた状態で待機する(図1のニの状態)。そして
この該揺動板14を時計方向に回動させつつ摺動板11
をヤーンキャリッジ本体3に対し右側に摺動させると
き、右側の揺動板14に設けたカム溝15では、その第
1係合部15bからストッパピン12が離脱し第2係合
部15dに係合する(図13のjからkの状態)。この
ため、導糸桿4は揺動変位姿勢となり、しかも該揺動板
14を傾いた状態から起立させて作用部14aを連行ボ
ルト6と作用する態勢と成る。そして左側の揺動板14
に設けたカム溝15の第1係合部15bからストッパピ
ン12が離脱し第1係合部15aの外側端位置に来る。
そして上記する待機位置に保たれるヤーンキャリッジ本
体3は、復コースの編成時に再びキャリッジ10に伴わ
れる。その動作は次ぎのようである。即ち、キャリッジ
10の左動時に、ヤーンキャリッジ本体3の右方位置で
連行ボルト6を下方の作用位置に突出させると、連行ボ
ルト6の作用領域に突出している揺動板14の作用部1
4aの右側に該連行ボルト6が当たりこれを左方に押
す。このため該揺動板14は反時計方向に回動しつつ該
摺動板11を左行させてこれを中央位置に復帰させる。
これによって導糸桿4を中立姿勢に復帰する。その後、
該連行ボルト6は前記乗り上げカム斜面7に案内されて
該揺動板14の作用部14aから外れて窪み8内に入
り、その左側の側面8aに連行ボルト6が当接すること
でヤーンキャリッジ本体3はキャリッジ10に伴われて
左行し、A区画の編針へと給糸が開始される。即ち、連
行ボルト6の先端に設けた導糸孔5は往コースの給糸に
よって形成されたA区画の編幅の範囲外の右上方位置へ
と復帰し、引き続いて該A区画の編針へと給糸が開始さ
れる。そして区画Aの編針Bへの給糸が完了した時点
で、前記作動装置(図示しない)で連行ボルト6を上動
させると、往コースと同様に連行ボルト6は窪み8から
離脱し、ヤーンキャリッジ本体3の連行を断ってその位
置にヤーンキャリッジ本体3を止まらせ、キャリッジ1
0は更に左行して左側の揺動板14の作用部14aの内
側に係合し、該揺動板14を反時計方向に回動させつつ
摺動板11をヤーンキャリッジ本体3に対し左側に摺動
させる。この摺動板11の左側への摺動によって導糸桿
4は傾いた揺動変位姿勢となる。即ち、区画Aの編針へ
の給糸を終わった導糸孔5は、その導糸孔5からの給糸
によって形成された区画Aの編幅の範囲の上方に位置
し、次ぎの往コースの給糸が始まるまでの間該位置に保
たれた状態で待機する。
3に付いて説明する。キャリッジ10によって左端まで
移行してきたヤーンキャリッジ本体3の導糸桿4は図1
のイ並びに図11のaに示すように、導糸桿4が糸道レ
ール1に対し右側に変位した揺動変位姿勢を保つ。この
状態からキャリッジ10が右行してヤーンキャリッジ本
体3の左側近くに達するとキャリッジ10の連行ボルト
6は作動装置(図示しない)によって下動した連行作用
位置に来る。そして更にキャリッジ10が右行すると、
左側の揺動板14の作用部14aに当たり、作用部14
aを右側に押す。このため、該揺動板14を介して摺動
板11を右側に押す。このため、図11に示すb,c,
dの過程を経て導糸桿4は、図12eに示す中立姿勢と
なる。そして、図12eに示す山形のカム斜面の頂部に
作用部14aがほぼ重なると、連行ボルト6は、ヤーン
キャリッジ本体3の山形カム13に案内されて揺動板1
4の作用部14aを乗り越えてヤーンキャリッジ本体3
の窪み8に入り、次いで連行ボルト6は窪み8の右側面
8aに係合する。このためヤーンキャリッジ本体3はキ
ャリッジ10に連行され、導糸桿4の先端の導糸孔5か
ら、編糸が編針Bに供給され区画Aを編成する(図1の
ロの状態)。そして区画Aの編針Bへの給糸が完了した
時点で、作動装置(図示しない)で連行ボルト6を上動
させると、連行ボルト6は窪み8から離脱する。よって
ヤーンキャリッジ本体3の連行を断たれて位置にヤーン
キャリッジ本体3を停止させる。そしてキャリッジ10
は更に右行して右側の揺動板14の作用部14aの内側
に係合し(図12のg)、該揺動板14を時計方向に回
動させつつ摺動板11をヤーンキャリッジ本体3に対し
図13のi,j,kに示すように右側に摺動させる。こ
の摺動板11の右側への摺動によって導糸桿4は傾いた
揺動変位姿勢となる(図13のl)。即ち、区画Aの編
針への給糸を終わった導糸孔5は、その導糸孔5からの
給糸によって形成された区画Aの編幅の範囲の上方に位
置し、次ぎの復コースの給糸が始まるまでの間、該位置
に保たれた状態で待機する(図1のニの状態)。そして
この該揺動板14を時計方向に回動させつつ摺動板11
をヤーンキャリッジ本体3に対し右側に摺動させると
き、右側の揺動板14に設けたカム溝15では、その第
1係合部15bからストッパピン12が離脱し第2係合
部15dに係合する(図13のjからkの状態)。この
ため、導糸桿4は揺動変位姿勢となり、しかも該揺動板
14を傾いた状態から起立させて作用部14aを連行ボ
ルト6と作用する態勢と成る。そして左側の揺動板14
に設けたカム溝15の第1係合部15bからストッパピ
ン12が離脱し第1係合部15aの外側端位置に来る。
そして上記する待機位置に保たれるヤーンキャリッジ本
体3は、復コースの編成時に再びキャリッジ10に伴わ
れる。その動作は次ぎのようである。即ち、キャリッジ
10の左動時に、ヤーンキャリッジ本体3の右方位置で
連行ボルト6を下方の作用位置に突出させると、連行ボ
ルト6の作用領域に突出している揺動板14の作用部1
4aの右側に該連行ボルト6が当たりこれを左方に押
す。このため該揺動板14は反時計方向に回動しつつ該
摺動板11を左行させてこれを中央位置に復帰させる。
これによって導糸桿4を中立姿勢に復帰する。その後、
該連行ボルト6は前記乗り上げカム斜面7に案内されて
該揺動板14の作用部14aから外れて窪み8内に入
り、その左側の側面8aに連行ボルト6が当接すること
でヤーンキャリッジ本体3はキャリッジ10に伴われて
左行し、A区画の編針へと給糸が開始される。即ち、連
行ボルト6の先端に設けた導糸孔5は往コースの給糸に
よって形成されたA区画の編幅の範囲外の右上方位置へ
と復帰し、引き続いて該A区画の編針へと給糸が開始さ
れる。そして区画Aの編針Bへの給糸が完了した時点
で、前記作動装置(図示しない)で連行ボルト6を上動
させると、往コースと同様に連行ボルト6は窪み8から
離脱し、ヤーンキャリッジ本体3の連行を断ってその位
置にヤーンキャリッジ本体3を止まらせ、キャリッジ1
0は更に左行して左側の揺動板14の作用部14aの内
側に係合し、該揺動板14を反時計方向に回動させつつ
摺動板11をヤーンキャリッジ本体3に対し左側に摺動
させる。この摺動板11の左側への摺動によって導糸桿
4は傾いた揺動変位姿勢となる。即ち、区画Aの編針へ
の給糸を終わった導糸孔5は、その導糸孔5からの給糸
によって形成された区画Aの編幅の範囲の上方に位置
し、次ぎの往コースの給糸が始まるまでの間該位置に保
たれた状態で待機する。
【0014】図14乃至図19は他の実施例を示すもの
で、これを説明すると、上述のものは、連行ボルト6に
作用する作用部14aを摺動板14に一体に設けたた
め、該作用部14aも軸を中心とする揺動運動をする。
このため作用部14aの動きが複雑になり、それだけ山
形カム13との位置関係の調整が難ずかしい。そこで、
この実施例では、作用部14aを連行ボルト6の作動方
向に沿って直線運動するようにさせるべく、作用部14
aを備えた摺動片23と、これを動作させる揺動板24
とを別個に設けた。これを説明すると、前記連行ボルト
6の作用領域で且つ該山形のカム斜面13の前後に亘っ
て移動する作用部14aを備えた摺動片23を摺動板1
1の両端部に摺動自在に設け、且つ該摺動片23を摺動
させる揺動板24を、摺動板11の両端部に軸支させて
設け、該揺動板24に前記一対のストッパピン12が係
合する前記実施例と同じカム溝25を設け、該揺動板2
4によって摺動片23を摺動させるようにした。即ち、
該カム溝25は、糸道レール方向に伸びる第1溝部25
aとその内端に設けた前記ストッパピン12が係合する
第1係合部25bと該第1係合部25bから稍下方に傾
いた内方に伸びる第2溝部25cと該第2溝部25cの
内端に設けた前記ストッパピン12が係合する第2係合
部25dとを備えるものに構成し、少なくとも一方のカ
ム溝25の第1係合部25aにストッパピン12が係合
するとき、該揺動板24の作用部14aが山形のカム斜
面13の頂部と重合する位置にあり、該第2係合部25
cにストッパピン12が係合するとき該摺動片23の作
用部14aが山形のカム斜面13の頂部の前後に位置す
るようにした。これを更に説明すると、該摺動片23
は、これの裏面から突出する突部23aで摺動板11に
設けた溝26に係止させると共に、該摺動片23から突
出する突片23cを揺動板24に設けた窪み24aに係
合させて摺動片23を揺動板24の揺動動作に連動して
該溝26に沿って移動させるようにした。尚その他の構
成は、先の実施例と特に変わる所はない。先の実施例と
対応する構成は同じ符号を施した。そしてその動作は、
作用部14aが直線運動である点を除いて上述の実施例
と特に変わるところはないため、その説明を省略する。
で、これを説明すると、上述のものは、連行ボルト6に
作用する作用部14aを摺動板14に一体に設けたた
め、該作用部14aも軸を中心とする揺動運動をする。
このため作用部14aの動きが複雑になり、それだけ山
形カム13との位置関係の調整が難ずかしい。そこで、
この実施例では、作用部14aを連行ボルト6の作動方
向に沿って直線運動するようにさせるべく、作用部14
aを備えた摺動片23と、これを動作させる揺動板24
とを別個に設けた。これを説明すると、前記連行ボルト
6の作用領域で且つ該山形のカム斜面13の前後に亘っ
て移動する作用部14aを備えた摺動片23を摺動板1
1の両端部に摺動自在に設け、且つ該摺動片23を摺動
させる揺動板24を、摺動板11の両端部に軸支させて
設け、該揺動板24に前記一対のストッパピン12が係
合する前記実施例と同じカム溝25を設け、該揺動板2
4によって摺動片23を摺動させるようにした。即ち、
該カム溝25は、糸道レール方向に伸びる第1溝部25
aとその内端に設けた前記ストッパピン12が係合する
第1係合部25bと該第1係合部25bから稍下方に傾
いた内方に伸びる第2溝部25cと該第2溝部25cの
内端に設けた前記ストッパピン12が係合する第2係合
部25dとを備えるものに構成し、少なくとも一方のカ
ム溝25の第1係合部25aにストッパピン12が係合
するとき、該揺動板24の作用部14aが山形のカム斜
面13の頂部と重合する位置にあり、該第2係合部25
cにストッパピン12が係合するとき該摺動片23の作
用部14aが山形のカム斜面13の頂部の前後に位置す
るようにした。これを更に説明すると、該摺動片23
は、これの裏面から突出する突部23aで摺動板11に
設けた溝26に係止させると共に、該摺動片23から突
出する突片23cを揺動板24に設けた窪み24aに係
合させて摺動片23を揺動板24の揺動動作に連動して
該溝26に沿って移動させるようにした。尚その他の構
成は、先の実施例と特に変わる所はない。先の実施例と
対応する構成は同じ符号を施した。そしてその動作は、
作用部14aが直線運動である点を除いて上述の実施例
と特に変わるところはないため、その説明を省略する。
【0015】
【発明の効果】このように本発明の請求項1記載の横メ
リヤス編機における導糸装置によるときは、カム溝の第
1係合部にストッパピンが係合するとき、揺動板の作用
部が連行ボルトの作用領域に突出し、第2係合部にスト
ッパピンが係合するとき揺動板の作用部が連行ボルトの
作用領域から没入するようにしたため、従来例のばねに
抗して揺動板をストッパピンと係合する位置に保つもの
に比し、該揺動板を連行ボルトで揺動させるとき大きな
押し操作力を必要がなくなり、該ヤーンキャリッジ本体
を糸道レール1上の所定位置に停止させるために、ブレ
ーキ装置を用いたり、大きな摺動抵抗をヤーンキャリッ
ジ本体と糸道レールの間に与える必要がなく、全体とし
て該ヤーンキャリッジ本体をキャリッジでスムーズに操
作出来る。そして請求項2記載の横メリヤス編機におけ
る導糸装置によるときは、作用部が、山形のカム斜面1
3の前後に亘って直線運動するため、山形カムとの位置
関係の調整が行い易い。
リヤス編機における導糸装置によるときは、カム溝の第
1係合部にストッパピンが係合するとき、揺動板の作用
部が連行ボルトの作用領域に突出し、第2係合部にスト
ッパピンが係合するとき揺動板の作用部が連行ボルトの
作用領域から没入するようにしたため、従来例のばねに
抗して揺動板をストッパピンと係合する位置に保つもの
に比し、該揺動板を連行ボルトで揺動させるとき大きな
押し操作力を必要がなくなり、該ヤーンキャリッジ本体
を糸道レール1上の所定位置に停止させるために、ブレ
ーキ装置を用いたり、大きな摺動抵抗をヤーンキャリッ
ジ本体と糸道レールの間に与える必要がなく、全体とし
て該ヤーンキャリッジ本体をキャリッジでスムーズに操
作出来る。そして請求項2記載の横メリヤス編機におけ
る導糸装置によるときは、作用部が、山形のカム斜面1
3の前後に亘って直線運動するため、山形カムとの位置
関係の調整が行い易い。
【図1】本発明の実施の1例を示す正面図
【図2】図1の拡大截断側面図
【図3】ヤーンキャリッジ本体の背面図
【図4】ヤーンキャリッジ本体の左側面図
【図5】図3のA−A線截断面図
【図6】図3のB−B線截断面図
【図7】図3のC−C線截断面図
【図8】蓋板を取除いた正面図
【図9】左側の揺動板の正面図
【図10】摺動板の正面図
【図11】動作を説明する説明図
【図12】動作を説明する説明図
【図13】動作を説明する説明図
【図14】他の実施例を示す側面図
【図15】その分解斜面図
【図16】図15のD−D線截断面図
【図17】動作を説明する説明図
【図18】動作を説明する説明図
【図19】動作を説明する説明図
【図20】従来例を示す正面図
1 糸道レール 2 導糸装置 3 ヤー
ンキャリッジ本体 4 導糸桿 5 導糸孔 6 連行
ボルト 7 カム斜面 8 窪み 10 キャ
リッジ 11 摺動板 12 ストッパピン 14 揺
動板 15 カム溝
ンキャリッジ本体 4 導糸桿 5 導糸孔 6 連行
ボルト 7 カム斜面 8 窪み 10 キャ
リッジ 11 摺動板 12 ストッパピン 14 揺
動板 15 カム溝
Claims (2)
- 【請求項1】 糸道レール上に移動自在に設けたヤーン
キャリッジ本体に、先端部に導糸孔を有する導糸桿を傾
動自在に軸支すると共に糸道レールに平行する向きに摺
動自在の摺動板を設け、該摺動板に伴われて導糸桿が糸
道レールに直交した中立位置から左右に揺動変位するよ
うに構成し、且つヤーンキャリッジ本体の左右の両側位
置に、キャリッジから突出する連行ボルトの乗り上げカ
ム斜面を形成し、且つ上部中間位置に互いに向きあった
両側面が該連行ボルトに対する係合面を構成する窪みを
形成した横メリヤス編機における導糸装置において、該
ヤーンキャリッジ本体に、左右一対のストッパピンを固
設すると共に前記窪みの両外側に位置させて、前記乗り
上げカム斜面を外側のカム斜面とする山形のカム斜面を
連設し、且つ該摺動板の両端部に軸支させて、一側の作
用部が前記連行ボルトの作用領域で山形のカム斜面の前
後に亘って揺動する揺動板を設け、該揺動板の他側に前
記一対のストッパピンが係合するカム溝を設け、該カム
溝は、糸道レール方向に伸びる第1溝部とその内端に設
けた前記ストッパピンが係合する第1係合部と該第1係
合部から稍下方に傾いた内方に伸びる第2溝部と該第2
溝部の内端に設けた前記ストッパピンが係合する第2係
合部とを備えるものに構成し、少なくとも一方のカム溝
の第1係合部にストッパピンが係合するとき、該揺動板
の作用部が山形のカム斜面の頂部と重合する位置にあ
り、該第2係合部にストッパピンが係合するとき該揺動
板の作用部が山形のカム斜面の頂部の前後に位置するよ
うにして成る横メリヤス編機における導糸装置。 - 【請求項2】 糸道レール上に移動自在に設けたヤーン
キャリッジ本体に、先端部に導糸孔を有する導糸桿を傾
動自在に軸支すると共に糸道レールに平行する向きに摺
動自在の摺動板を設け、該摺動板に伴われて導糸桿が糸
道レールに直交した中立位置から左右に揺動変位するよ
うに構成し、且つヤーンキャリッジ本体の左右の両側位
置に、キャリッジから突出する連行ボルトの乗り上げカ
ム斜面を形成し、且つ上部中間位置に互いに向きあった
両側面が該連行ボルトに対する係合面を構成する窪みを
形成した横メリヤス編機における導糸装置において、該
ヤーンキャリッジ本体に、左右一対のストッパピンを固
設すると共に前記窪みの両外側に位置させて、前記乗り
上げカム斜面を外側のカム斜面とする山形のカム斜面を
連設し、前記連行ボルトの作用領域で且つ該山形のカム
斜面の前後に亘って移動する作用部を備えた摺動片を摺
動板の両端部に摺動自在に設け、且つ該摺動片を摺動さ
せる揺動板を、摺動板の両端部に軸支させて設け、該揺
動板に前記一対のストッパピンが係合するカム溝を設
け、該カム溝は、糸道レール方向に伸びる第1溝部とそ
の内端に設けた前記ストッパピンが係合する第1係合部
と該第1係合部から稍下方に傾いた内方に伸びる第2溝
部と該第2溝部の内端に設けた前記ストッパピンが係合
する第2係合部とを備えるものに構成し、少なくとも一
方のカム溝の第1係合部にストッパピンが係合すると
き、該揺動板の作用部が山形のカム斜面の頂部と重合す
る位置にあり、該第2係合部にストッパピンが係合する
とき該揺動板の作用部が山形のカム斜面の頂部の前後に
位置するようにして成る横メリヤス編機における導糸装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13874094A JPH0813295A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 横メリヤス編機における導糸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13874094A JPH0813295A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 横メリヤス編機における導糸装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0813295A true JPH0813295A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15229073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13874094A Pending JPH0813295A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 横メリヤス編機における導糸装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813295A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002079556A1 (fr) * | 2001-03-29 | 2002-10-10 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | Dispositif d'alimentation en fil pour metier a tricoter rectiligne |
| US6479330B2 (en) * | 1997-06-24 | 2002-11-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device and method for manufacturing the same |
| WO2004076732A1 (ja) * | 2003-02-26 | 2004-09-10 | Shima Seiki Manufacturing Limited | 横編機のヤーンキャリア |
| CN100408742C (zh) * | 2006-04-07 | 2008-08-06 | 冯加林 | 嵌花梭箱 |
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