JPH077355Y2 - 特注カーペットの乾燥装置 - Google Patents

特注カーペットの乾燥装置

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JPH077355Y2
JPH077355Y2 JP5662191U JP5662191U JPH077355Y2 JP H077355 Y2 JPH077355 Y2 JP H077355Y2 JP 5662191 U JP5662191 U JP 5662191U JP 5662191 U JP5662191 U JP 5662191U JP H077355 Y2 JPH077355 Y2 JP H077355Y2
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JP
Japan
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carpet
floor
base
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gas heater
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JP5662191U
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JPH052770U (ja
Inventor
智 辻
Original Assignee
栄光カーペット株式会社
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、カーペットの裏面に
塗布された接着材を乾燥する装置に関し、特に、ホテル
のロビー等の大広間用に特別注文されるカーペットの乾
燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテルや会議室等の大広間の床に敷くた
めに、特別に注文されるカーペットは、例えば、1辺が
10メートル以上と極めて大きい。このカーペットは、
基布に模様の下絵を書き、下絵に沿ってフックガンで種
々の色のパイル糸を植え付けて製造される。パイル糸を
植え付けた基布は、裏面にラテックス組成物の接着材を
塗布して、パイル糸を抜けないように接着している。基
布の裏面に塗布された接着材は、ジェットヒータで熱風
を吹き付けて乾燥している。しかしながら、ジェットヒ
ータは、大きなカーペットを均一に能率よく乾燥できな
い。例えば、10×10メートルのカーペットの乾燥に
は、数日もかかっているのが実状である。
【0003】特別注文のカーペットではなく、一定の幅
に連続生産するカーペットの乾燥装置として、種々の構
造のものが開発されている。例えば、カーペットの裏面
に塗布された接着材を乾燥する装置は、特開昭61−2
66682号公報に記載されている。この装置は、パイ
ル糸を植え付けした基布の裏面に、ラテックス組成物を
塗布し、これをベルトコンベアで搬送しながら、下方か
ら加熱して乾燥する構造をしている。この構造の乾燥装
置は、カーペットを連続的に製造する装置には便利に使
用できる。
【0004】また、特開昭60−52682号公報に
は、ホットメルト樹脂が塗布されたシートを、パイル糸
を植え付けた基布の裏面にロールで圧着する装置が記載
されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】特開昭61−2666
82号公報に記載される乾燥装置は、特別注文の大きな
カーペットを能率よく乾燥できない。それは、この装置
が糸を植え付けした基布を、乾燥器の上方をコンベアで
移送することが理由である。また、この乾燥装置は、カ
ーペットの下方にヒータを配設している。下方に配設し
たヒータは、カーペットを能率よく加熱できる。しかし
ながら、例えば1辺が10メートもある大きなカーペッ
トを下面から乾燥すると、中心部分と周縁部分とが著し
く乾燥むらができる。それは、ヒータに加熱されてカー
ペットの中心部分に発生する多量の蒸気を速やかに排除
できないことが理由である。
【0006】また、特開昭60−52682号公報に記
載された装置は、基布の裏面にホットメルト樹脂を塗布
したシートを圧着するので、幅が10メートルもある大
きなカーペットを製造するのは実際には不可能である。
それは、全長が10メートル以上もある長い加圧ロール
でホットメルトシートを圧着するからである。
【0007】この考案は、従来のこれ等の欠点を解決す
ることを目的に開発されたもので、この考案の重要な目
的は、大きな特別注文のカーペットを能率よく短時間で
均一に乾燥できるカーペットの乾燥装置を提供するにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案の特別注文のカ
ーペットの乾燥装置は、前述の目的を達成する為に、下
記の構成を備えている。(a) 乾燥装置は、製造され
たカーペット2を載せて乾燥する建物の床1と、床1の
上方に配設されてカーペット2の裏に塗布された接着材
を加熱して乾燥する加熱手段3と、この加熱手段3で大
きなカーペット2を乾燥するために、加熱手段3を上下
方向と水平方向とに移動させる駆動手段4とを備えてい
る。(b) 床1は、乾燥時に発生する蒸気が自由に通
過できるように、無数の通気孔を有する多孔板で構成さ
れている。(c) 加熱手段3は、水平に配設された基
台5と、この基台5に、下面を熱の放射面として、カー
ペット2を上方から乾燥するように固定された板状のガ
スヒータ6と、ガスヒータ6の側部に設けられて、ガス
ヒータ6から放射さる輻射熱を反射する熱反射板7とを
備えている。(d) 基台5をカーペット2に沿って移
動させることによって、カーペット2の全面を乾燥でき
るように、基台5は、床1の1辺の長さにほぼ等しい全
長を有し、長さ方向に、複数のガスヒータ6が配設され
ている。(e) 駆動手段4は、加熱手段3をカーペッ
ト2に沿って移動できるように、建物の天井に沿って水
平に移動する台車8と、この台車8に基台5を上下動自
在に連結する上下部材9と、台車8を天井に沿って移動
するモーター10とを備えている。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思
想を具体化する為の乾燥装置を例示すものであって、こ
の考案の乾燥装置は、構成部品の材質、形状、構造、配
置を下記の構造に特定するものでない。この考案の乾燥
装置は、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲に於て、
種々の変更が加えられる。
【0010】更に、この明細書は、実用新案登録請求の
範囲が理解し易いように、実施例に示される部材に対応
する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、及び
「従来の課題を解決する為の手段の欄」に示される部材
に付記している。ただ、実用新案登録請求の範囲に示さ
れる部材を、実施例の部材に特定するものでは決してな
い。
【0011】図1に示す特注カーペットの乾燥装置は、
基布にパイル糸が植え付けられたカーペット2を載せて
乾燥する建物の床1と、床1の上方に配設されてカーペ
ット2の裏に塗布された接着材を加熱して乾燥する加熱
手段3と、この加熱手段3を上下方向と水平方向とに移
動させる駆動手段4とを備えている。
【0012】床1は、乾燥時に発生する蒸気が自由に通
過できるように、無数の通気孔を有する多孔板で構成さ
れている。多孔板には、金属板を打抜加工して無数の貫
通孔を開口したパンチングメタルが使用できる。パンチ
ングメタルは、一定の間隔で固定された根太の上に水平
に固定される。
【0013】加熱手段3は、床1の上方に水平の姿勢に
配設された基台5と、この基台5に固定されたガスヒー
タ6とからなる。ガスヒータ6は、カーペット2を上方
から加熱できるように、下面を熱の放射面として基台5
に固定されている。ガスヒータ6は、多孔性のセラミッ
ク板に、ガスを噴射して燃焼させる無数の孔が設けられ
た赤外線ガスヒータが最適である。
【0014】ガスヒータ6の周囲と側部には、ガスヒー
タ6から放射される輻射熱を反射する熱反射板7を設け
ている。
【0015】基台5は、床1の1辺の長さにほぼ等しい
全長の細長い方形状に設計されている。それは、加熱手
段3をカーペット2にそって移動することによって、カ
ーペット2の全面を乾燥するためである。ガスヒータ6
は、基台5の長手方向に並べて配設されている。図2は
加熱手段3の横断面図を示している。この図に示す加熱
手段3は、2列にガスヒータ6を並べて配設している。
2列のガスヒータ6の間に、幅が10〜100cmの隙間
を設けている。ガスヒータ6の間には、数十cm〜数メー
トルの間隔で、ファン11を設けている。ファン11
は、空気を上方に強制送風することによって、加熱され
たカーペット2の上面に発生した蒸気を強制的に排気で
きる。
【0016】駆動手段4は、台車8と、この台車8に基
台5を連結する上下部材9と、台車8を天井にそって移
動させるモーター10とを備えている。
【0017】図1に示すように、台車8は両端に走行車
輪12を備えている。走行車輪12は建物に固定された
レール13を走行する。走行車輪12は、歯車を介して
台車8を移動させるモーター10に連結されている。モ
ーター10で走行車輪12が回転されて、台車8がレー
ル上を移動する。
【0018】上下部材9は、基台5を上下に移動できる
ように、台車8に連結する。上下部材9は、折曲アーム
14と、基台5を吊り下げる巻上クレーン15とで構成
されている。折曲アーム14は、2本のロッドを折曲自
在に連結して、上端を台車8に、下端を基台5にピンを
介して回動自在に連結している。折曲アーム14は、基
台5を、上下方向には移動させるが、水平方向には移動
させないように台車8に連結する。したがって、折曲ア
ーム14は、2本のロッドを垂直面内でのみ回動できる
ように連結し、また、台車8と基台5にも垂直面内での
み回動できるように連結している。
【0019】巻上クレーン15は、基台5を水平の姿勢
で上下に移動する。したがって、図1に示す装置は、2
組の巻上クレーン15で基台5を台車8に吊り下げてい
る。巻上クレーン15は、台車8に固定されて、チェー
ンの下端を台車8に連結している。2組の巻上クレーン
15は、一緒に駆動されて、基台5を水平に上下動させ
る。
【0020】この構造の特注カーペットの乾燥装置は、
下記の状態で大きなカーペット2を乾燥する。 下絵
に基づいて複数色のパイル糸を植え付けしたカーペット
2を、裏面を上にして床1の上に水平に広げ、カーペッ
ト2の裏面に接着材を塗布する。 台車8を床1の片
側に移動して、ガスヒータ6に点火する。 上下部材
9で基台5を降下させて、ガスヒータ6とカーペット2
の距離を、例えば20〜80cmに調整する。この状態
で、ガスヒータ6がカーペット2の接着材を加熱して乾
燥する。カーペット2を加熱して乾燥するときに、接着
材から蒸気が発生する。この蒸気は、ほとんどがカーペ
ット2の上面に発生する。カーペット2の上面に発生し
た蒸気は、上方が開放されたカーペット2から速やかに
排気される。一部の蒸気は、カーペット2を下面に透過
する。下面に発生した蒸気は、多孔板である床1をスム
ーズに透過する。このため、カーペット2と床1との間
に、蒸気が停滞することがない。 台車8は天井に沿
ってゆっくりと移動して、カーペット2を横から順番に
加熱して乾燥する。
【0021】
【考案の効果】この考案の特注カーペットの乾燥装置
は、建物の床を多孔板として、床の上方に、複数のガス
ヒータを基台に並べた加熱手段を配設し、この加熱手段
を、上下に移動して床に置かれたカーペットとの間隔を
調整し、また、床に沿って移動してカーペット全体を加
熱、乾燥するように構成している。
【0022】この構造の乾燥装置は、ホテルやロビー等
の大広間に合わせて特別に注文された極めて大きいカー
ペットを、能率よく短時間で乾燥できる特長がある。そ
れは大きなカーペットを裏面を上にして床に広げて置
き、裏面に塗布された接着材を上面のガスヒータで加熱
して乾燥し、接着材から発生する蒸気をカーペットの上
下両面から速やかに排気できるからである。
【0023】また、この考案の乾燥装置は、ガスヒータ
が固定された基台を上下に移動してカーペットとの間隔
を調整し、カーペットの加熱温度を最適値に調整して乾
燥でき、さらに、加熱手段を建物の天井にそって移動し
て、カーペット全体を乾燥するので、大きなカーペット
を均一に最適条件で乾燥できる特長がある。さらにま
た、この考案の乾燥装置は、ガスヒータが固定された基
台を、上下部材でもって上下に移動できる。このため、
カーペットを床に広げるときには、基台を邪魔にならな
い位置に上昇でき、加熱手段が邪魔にならない状態でカ
ーペットを床に広げて敷き、また乾燥されたカーペット
を床から搬出できる特長がある。このため、この考案の
カーペットの乾燥装置は、大きなカーペットを能率よ
く、均一に、しかも迅速に乾燥できる特長を備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すカーペットの乾燥装
置の概略斜視図
【図2】加熱手段の一例を示す横断面図
【符号の説明】 1…床 2…カーペット 3…
加熱手段 4…駆動手段 5…基台 6…
ガスヒータ 7…熱反射板 8…台車 9…
上下部材 10…モーター 11…ファン 12
…走行車輪 13…レール 14…折曲アーム 15
…巻上クレーン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(a)〜(e)構成を備える特注
    カーペットの乾燥装置。 (a) 乾燥装置は、建物の床(1)と、床(1)の上方に配
    設された加熱手段(3)と、この加熱手段(3)を水平方向に
    移動させる駆動手段(4)とを備えている。 (b) 床(1)は、無数の通気孔を有する多孔板で構成
    されている。 (c) 加熱手段(3)は、水平に配設された基台(5)と、
    この基台(5)に、下面を熱の放射面とする姿勢で固定さ
    れた板状のガスヒータ(6)と、ガスヒータ(6)の側部に設
    けられた熱反射板とを備えている。 (d) 基台(5)は、床(1)の1辺の長さにほぼ等しい全
    長を有し、長さ方向に、複数のガスヒータ(6)が配設さ
    れている。 (e) 駆動手段(4)は、建物の天井に沿って水平に移
    動する台車(8)と、この台車(8)に基台(5)を上下動自在
    に連結する上下部材(9)と、台車(8)を天井に沿って移動
    するモーター(10)とを備えている。
JP5662191U 1991-06-24 1991-06-24 特注カーペットの乾燥装置 Expired - Lifetime JPH077355Y2 (ja)

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JPH052770U JPH052770U (ja) 1993-01-19
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