JPH0774387B2 - 磁束密度の高い二方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
磁束密度の高い二方向性電磁鋼板の製造方法Info
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- JPH0774387B2 JPH0774387B2 JP2103181A JP10318190A JPH0774387B2 JP H0774387 B2 JPH0774387 B2 JP H0774387B2 JP 2103181 A JP2103181 A JP 2103181A JP 10318190 A JP10318190 A JP 10318190A JP H0774387 B2 JPH0774387 B2 JP H0774387B2
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- JP
- Japan
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- flux density
- steel sheet
- electrical steel
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋼板長手方向ならびに長手方向に直角な方向
に磁化容易軸<001>方位を有するとともに、圧延面に
{100}面が現れている(ミラー指数で{100}<001>
と表示される)結晶粒から構成される所謂二方向性電磁
鋼板の製造方法に関する。
に磁化容易軸<001>方位を有するとともに、圧延面に
{100}面が現れている(ミラー指数で{100}<001>
と表示される)結晶粒から構成される所謂二方向性電磁
鋼板の製造方法に関する。
二方向性電磁鋼板は、圧延方向ならびに圧延方向と直角
な方向に磁化容易軸(<001>軸)を有し、二方向で磁
気特性が優れているので、圧延方向にのみ磁気特性が優
れている一方向性電磁鋼板に比べて二方向に磁束を流す
必要のある機器、例えば大型回転器用の磁芯材料として
用いると有利である。また、小型静止器の分野では一般
的に磁化容易軸を高度に集積させない無方向性電磁鋼板
が用いられているが、二方向性電磁鋼板を用いることに
より、小型化・高効率化への可能性がある。
な方向に磁化容易軸(<001>軸)を有し、二方向で磁
気特性が優れているので、圧延方向にのみ磁気特性が優
れている一方向性電磁鋼板に比べて二方向に磁束を流す
必要のある機器、例えば大型回転器用の磁芯材料として
用いると有利である。また、小型静止器の分野では一般
的に磁化容易軸を高度に集積させない無方向性電磁鋼板
が用いられているが、二方向性電磁鋼板を用いることに
より、小型化・高効率化への可能性がある。
上記の如く、二方向性電磁鋼板は優れた特性を有してい
るところから、その製品化が待望されてきたにもかかわ
らず、今日まで工業製品として一般に使用されるに至っ
ていない。
るところから、その製品化が待望されてきたにもかかわ
らず、今日まで工業製品として一般に使用されるに至っ
ていない。
従来の二方向性電磁鋼板の製造技術としては、主に次の
二つの方法がある。
二つの方法がある。
その一つは、特公昭37−7110号公報に開示されているよ
うに極性ガス、たとえば硫化水素を含む雰囲気中で高温
焼鈍を行い、表面エネルギーを利用して{100}<001>
方位粒を二次再結晶させる方法である。しかしながら、
この方法は鋼板の表面エネルギーを厳密に制御する必要
があり、大量生産プロセスとしては不適である。
うに極性ガス、たとえば硫化水素を含む雰囲気中で高温
焼鈍を行い、表面エネルギーを利用して{100}<001>
方位粒を二次再結晶させる方法である。しかしながら、
この方法は鋼板の表面エネルギーを厳密に制御する必要
があり、大量生産プロセスとしては不適である。
他の一つは、特公昭35−2657号公報に開示されているよ
うに、一方向に冷間圧延を行った後、上記冷間圧延と交
叉する方向に冷間圧延を施す、いわゆる「交叉冷間圧延
法」である。しかしながら、この方法で得られる製品の
磁束密度(B8)は1.85Tesla以下であり、その製造工程
の煩雑さに起因するコスト高に見合うだけの優れた磁気
特性を有しないため、従来の一方向性電磁鋼板に対抗で
きない。
うに、一方向に冷間圧延を行った後、上記冷間圧延と交
叉する方向に冷間圧延を施す、いわゆる「交叉冷間圧延
法」である。しかしながら、この方法で得られる製品の
磁束密度(B8)は1.85Tesla以下であり、その製造工程
の煩雑さに起因するコスト高に見合うだけの優れた磁気
特性を有しないため、従来の一方向性電磁鋼板に対抗で
きない。
一方向性電磁鋼板の磁束密度(B8)は、特公昭40−1564
4号公報、特公昭51−13469号公報記載の技術が発明され
て以来、急速に進歩し、現在磁束密度(B8)が1.92Tの
高い磁束密度の製品も市販されている。
4号公報、特公昭51−13469号公報記載の技術が発明され
て以来、急速に進歩し、現在磁束密度(B8)が1.92Tの
高い磁束密度の製品も市販されている。
二方向性電磁鋼板についても、磁気特性向上のため特公
昭35−17208号公報、及び特公昭38−8213号公報に改良
技術が提案されたが、いずれも一方向性電磁鋼板等に対
抗できる高磁束密度の製品を安定して製造するに至って
いない。
昭35−17208号公報、及び特公昭38−8213号公報に改良
技術が提案されたが、いずれも一方向性電磁鋼板等に対
抗できる高磁束密度の製品を安定して製造するに至って
いない。
本発明は、二方向性電磁鋼板において高磁束密度の製品
を安定して得ることができないという製造技術上の課題
を解決するものである。
を安定して得ることができないという製造技術上の課題
を解決するものである。
本発明は上記課題を解決するために、重量でSi:0.8〜6.
7%、酸可溶性Al:0.008〜0.048%、N≦0.010%、残部F
eおよび不可避的不純物からなる熱延板もしくは薄鋳片
を、そのまゝもしくは焼鈍した後圧下率40〜80%で冷間
圧延し、更に上記冷間圧延と交叉する方向に圧下率30〜
70%で冷間圧延し、一次再結晶焼鈍後、焼鈍分離剤を塗
布し、二次再結晶と純化を目的とした仕上焼鈍を行う二
方向性電磁鋼板の製造方法において、上記冷間圧延を直
径が150mm以上のワークロールで行うことを特徴とする
二方向性電磁鋼板の製造方法を提供するものである。
7%、酸可溶性Al:0.008〜0.048%、N≦0.010%、残部F
eおよび不可避的不純物からなる熱延板もしくは薄鋳片
を、そのまゝもしくは焼鈍した後圧下率40〜80%で冷間
圧延し、更に上記冷間圧延と交叉する方向に圧下率30〜
70%で冷間圧延し、一次再結晶焼鈍後、焼鈍分離剤を塗
布し、二次再結晶と純化を目的とした仕上焼鈍を行う二
方向性電磁鋼板の製造方法において、上記冷間圧延を直
径が150mm以上のワークロールで行うことを特徴とする
二方向性電磁鋼板の製造方法を提供するものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明者等は、交叉冷間圧延法によって製造した二方向
性電磁鋼板の製品の調査から、次の新たな知見を得た。
性電磁鋼板の製品の調査から、次の新たな知見を得た。
二方向性電磁鋼板の特徴とする結晶方位は{100}<001
>方位であるが、二次再結晶粒の中には、この方位粒と
あわせて{110}<uvw>方位のものが混在し、後者の方
位粒が磁束密度を低くする原因となっている。従って、
高磁束密度化を達成するためには、{110}<uvw>方位
粒の二次再結晶を抑制すれば良い。
>方位であるが、二次再結晶粒の中には、この方位粒と
あわせて{110}<uvw>方位のものが混在し、後者の方
位粒が磁束密度を低くする原因となっている。従って、
高磁束密度化を達成するためには、{110}<uvw>方位
粒の二次再結晶を抑制すれば良い。
本発明者は、これらの方位粒の挙動に関する詳細な研究
を行った結果、冷間圧延のワークロールの直径を一定以
上の大きさにすることにより{110}<uvw>方位粒の発
達を抑制し、磁束密度を高めることができることを見出
した。
を行った結果、冷間圧延のワークロールの直径を一定以
上の大きさにすることにより{110}<uvw>方位粒の発
達を抑制し、磁束密度を高めることができることを見出
した。
かかる知見は次の実験によって、得られたものである。
C:0.055%、Si:3.3%、酸可溶性Al:0.028%、N:0.007%
残部Feおよび不可避的不純物からなる1.8mm厚の熱延板
を1125℃で2分間焼鈍し、熱延方向と同一方向に55%の
圧下率で冷延し、次いで前記圧延方向と直角方向に55%
の圧下率で交叉冷延し、0.35mmの最終板厚とした。この
冷間圧延時のワークロール直径を60mm,100mm,150mm,270
mm,490mmとした。これらの冷延板を湿水素中で210秒間
脱炭を兼ねる一次再結晶焼鈍を行い、その後MgOを主成
分とする焼鈍分離剤を塗布し、仕上焼鈍を施した。
残部Feおよび不可避的不純物からなる1.8mm厚の熱延板
を1125℃で2分間焼鈍し、熱延方向と同一方向に55%の
圧下率で冷延し、次いで前記圧延方向と直角方向に55%
の圧下率で交叉冷延し、0.35mmの最終板厚とした。この
冷間圧延時のワークロール直径を60mm,100mm,150mm,270
mm,490mmとした。これらの冷延板を湿水素中で210秒間
脱炭を兼ねる一次再結晶焼鈍を行い、その後MgOを主成
分とする焼鈍分離剤を塗布し、仕上焼鈍を施した。
第1図に、ワークロール直径と製品の磁束密度(B8)の
関係を示す。この図から分るように、冷間圧延時のワー
クロール直径が150mm以上で、磁束密度(B8値)が1.90T
esla以上の高い磁束密度の製品となる。
関係を示す。この図から分るように、冷間圧延時のワー
クロール直径が150mm以上で、磁束密度(B8値)が1.90T
esla以上の高い磁束密度の製品となる。
第2図に、ワークロール直径60mm(図中(a))と490m
m(図中(b))で冷間圧延した製品の二次再結晶方位
の分布を示す。この図より、ワークロール直径を大きく
すると{110}<uvw>方位の発達を抑制することができ
ることが分る。
m(図中(b))で冷間圧延した製品の二次再結晶方位
の分布を示す。この図より、ワークロール直径を大きく
すると{110}<uvw>方位の発達を抑制することができ
ることが分る。
この原因について、本発明者等は次のように推測してい
る。
る。
すなわち、冷延のワークロール径は、板厚方向のメタル
フローに大きな影響をあたえ、ワークロール径が小さく
なると板厚の表面近傍の結晶回転が進み{110}<uvw>
方位の再結晶が促進されるものと考えられる。
フローに大きな影響をあたえ、ワークロール径が小さく
なると板厚の表面近傍の結晶回転が進み{110}<uvw>
方位の再結晶が促進されるものと考えられる。
以下、本発明の構成要件の限定理由を実施態様に従い、
説明する。
説明する。
本発明で用いる溶鋼は、転炉、電気炉等その溶製方法を
問わないが、成分として次の含有範囲を必須のものとす
る。
問わないが、成分として次の含有範囲を必須のものとす
る。
Siは、含有量が多くすると鉄損特性を向上することがで
きるので望ましいが、逆に磁束密度を低下する。含有量
が約6.5%前後で最低鉄損となり、それ以上増加して
も、改善効果はないので、上限を6.7%とした。Si含有
量を増加すると脆化が著しく、4.5%以上で冷間割れが
増加するが、温間圧延を行うことにより基本的には圧延
が可能である。一方、Si含有量が少なくなると、仕上焼
鈍時に を生じ、結晶の方向性が損なわれるので、実質的に影響
を及ぼさない0.8%を下限とする。
きるので望ましいが、逆に磁束密度を低下する。含有量
が約6.5%前後で最低鉄損となり、それ以上増加して
も、改善効果はないので、上限を6.7%とした。Si含有
量を増加すると脆化が著しく、4.5%以上で冷間割れが
増加するが、温間圧延を行うことにより基本的には圧延
が可能である。一方、Si含有量が少なくなると、仕上焼
鈍時に を生じ、結晶の方向性が損なわれるので、実質的に影響
を及ぼさない0.8%を下限とする。
酸可溶性Alは、AlN,(Al,Si)N等の窒化物を形成し、
インヒビターを形成する。製品の磁束密度が高くなる0.
008〜0.048%、望ましくは0.018〜0.036%を限定範囲と
する。Nは、0.010%を超えて含有すると鋼板に、ブリ
スターと呼ばれる空孔を生じるので、0.010%を上限と
する。下限については、途中工程で窒化することにより
調節することができるので、特に限定しない。他に、M
n,S,Se,B,Bi,Nb,Sn,Ti,Cr等のインヒビター構成元素を
添加することもできる。
インヒビターを形成する。製品の磁束密度が高くなる0.
008〜0.048%、望ましくは0.018〜0.036%を限定範囲と
する。Nは、0.010%を超えて含有すると鋼板に、ブリ
スターと呼ばれる空孔を生じるので、0.010%を上限と
する。下限については、途中工程で窒化することにより
調節することができるので、特に限定しない。他に、M
n,S,Se,B,Bi,Nb,Sn,Ti,Cr等のインヒビター構成元素を
添加することもできる。
上記成分からなる溶鋼は、通常の工程で製造される熱延
板、もしくは溶鋼を連続鋳造することにより得られる薄
鋳片として供することができる。この熱延板もしくは連
続鋳造薄帯は、直ちに、もしくは短時間焼鈍工程を経て
冷間圧延が施される。
板、もしくは溶鋼を連続鋳造することにより得られる薄
鋳片として供することができる。この熱延板もしくは連
続鋳造薄帯は、直ちに、もしくは短時間焼鈍工程を経て
冷間圧延が施される。
上記焼鈍は750〜1200℃の温度域で30秒〜30分間行われ
る。この焼鈍は、製品の磁束密度を高めるために有用で
あり、望む製品の磁束密度の水準に応じてこの焼鈍の採
否を決めると良い。
る。この焼鈍は、製品の磁束密度を高めるために有用で
あり、望む製品の磁束密度の水準に応じてこの焼鈍の採
否を決めると良い。
冷間圧延の圧下率配分は基本的に特公昭35−2657号公
報、或いは特公昭38−8213号公報に開示されたものと同
じである。
報、或いは特公昭38−8213号公報に開示されたものと同
じである。
本発明の特徴は、この冷間圧延時のワークロールの直径
を150mm以上に規定することである。
を150mm以上に規定することである。
冷間圧延後の材料は、一次再結晶を目的として750〜100
0℃の温度域で30秒から10分間の短時間の焼鈍を行う。
通常、鋼中に含まれるCを除去するため、雰囲気露点を
調節して脱炭を行う。
0℃の温度域で30秒から10分間の短時間の焼鈍を行う。
通常、鋼中に含まれるCを除去するため、雰囲気露点を
調節して脱炭を行う。
その後、MgOを主成分として焼鈍分離剤を塗布した後、
仕上焼鈍を行う。仕上焼鈍は二次再結晶と純化を目的と
する。
仕上焼鈍を行う。仕上焼鈍は二次再結晶と純化を目的と
する。
特に、特願昭63−293645号公報に示すように、二次再結
晶と純化を分離し、950〜1100℃の温度域で二次再結晶
させ、その後1100℃以上に昇温し、純化を行うことが磁
束密度を高めるうえで望ましい。
晶と純化を分離し、950〜1100℃の温度域で二次再結晶
させ、その後1100℃以上に昇温し、純化を行うことが磁
束密度を高めるうえで望ましい。
実施例1 重量%で、C:0.04%、Si:3.0%、Mn:0.1%、酸可溶性A
l:0.025%、N:0.008%残部Feおよび不可避的不純物から
なる溶鋼を急冷凝固させ、1.0mmの薄鋳片とした。この
鋳片を1050℃で2分間焼鈍した後、圧下率50%で冷間圧
延し、次いで前記冷間圧延と直角方向に圧下率50%で交
叉冷間圧延を行った。この冷間圧延時のワークロールの
直径を50mm,270mmとした。これらの冷延板を、脱炭を兼
ねるために湿水素雰囲気中で800℃で90秒一次再結晶焼
鈍を行った。その後、焼鈍分離剤を塗布して仕上焼鈍を
行った。仕上焼鈍は30℃/hrの昇温速度で1030℃迄昇温
し、1030℃で20時間保持して二次再結晶を完了させ、つ
いで1200℃で20時間保持して純化処理を施した。得られ
た製品の磁気特性は次のとおりであった。
l:0.025%、N:0.008%残部Feおよび不可避的不純物から
なる溶鋼を急冷凝固させ、1.0mmの薄鋳片とした。この
鋳片を1050℃で2分間焼鈍した後、圧下率50%で冷間圧
延し、次いで前記冷間圧延と直角方向に圧下率50%で交
叉冷間圧延を行った。この冷間圧延時のワークロールの
直径を50mm,270mmとした。これらの冷延板を、脱炭を兼
ねるために湿水素雰囲気中で800℃で90秒一次再結晶焼
鈍を行った。その後、焼鈍分離剤を塗布して仕上焼鈍を
行った。仕上焼鈍は30℃/hrの昇温速度で1030℃迄昇温
し、1030℃で20時間保持して二次再結晶を完了させ、つ
いで1200℃で20時間保持して純化処理を施した。得られ
た製品の磁気特性は次のとおりであった。
実施例2 重量で、C:0.05%、Si:3.3%、Mn:0.15%、酸可溶性Al:
0.027%、N:0.007%、残部Feおよび不可避的不純物から
なる1.6mm厚の熱延板を、1120℃で2分間焼鈍後、熱延
方向に圧下率50%で冷間圧延した後、上記冷間圧延と直
交する方向に圧下率50%で交叉冷間圧延した。その後、
湿水素雰囲気中で脱炭を兼ね、800℃で210秒間焼鈍し、
焼鈍分離剤を塗布した後仕上焼鈍を行った。冷間圧延時
に50mmと270mmの直径のワークロールを用い冷延スケジ
ュールを変えた。得られた製品の磁気特性は第2表に示
す通りであった。この結果より、2つの冷延工程の内少
なくとも1つの冷延工程を直径の大きいワークロールで
行うことがより効果的であることが分る。
0.027%、N:0.007%、残部Feおよび不可避的不純物から
なる1.6mm厚の熱延板を、1120℃で2分間焼鈍後、熱延
方向に圧下率50%で冷間圧延した後、上記冷間圧延と直
交する方向に圧下率50%で交叉冷間圧延した。その後、
湿水素雰囲気中で脱炭を兼ね、800℃で210秒間焼鈍し、
焼鈍分離剤を塗布した後仕上焼鈍を行った。冷間圧延時
に50mmと270mmの直径のワークロールを用い冷延スケジ
ュールを変えた。得られた製品の磁気特性は第2表に示
す通りであった。この結果より、2つの冷延工程の内少
なくとも1つの冷延工程を直径の大きいワークロールで
行うことがより効果的であることが分る。
〔発明の効果〕 本発明は、以上述べたように現在の最高レベルの一方向
性電磁鋼板と同等の磁束密度を持つ二方向性電磁鋼板を
安定して製造することができるので、その工業的効果は
甚大である。
性電磁鋼板と同等の磁束密度を持つ二方向性電磁鋼板を
安定して製造することができるので、その工業的効果は
甚大である。
第1図は、冷間圧延時のワークロールの直径と製品の磁
束密度(B8値)の関係を示す図であり、 第2図は、冷間圧延時のワークロールの直径50mm(図面
(a))と400mm(同図(b))の製品の二次再結晶の
方位分布を示す(200)極点図である。
束密度(B8値)の関係を示す図であり、 第2図は、冷間圧延時のワークロールの直径50mm(図面
(a))と400mm(同図(b))の製品の二次再結晶の
方位分布を示す(200)極点図である。
Claims (1)
- 【請求項1】重量でSi:0.8〜6.7%、酸可溶性Al:0.008
〜0.048%、N≦0.010%、残部Feおよび不可避的不純物
からなる熱延板もしくは薄鋳片を、そのまゝもしくは焼
鈍した後圧下率40〜80%で冷間圧延し、更に上記冷間圧
延と交叉する方向に圧下率30〜70%で冷間圧延し、一次
再結晶焼鈍後、焼鈍分離剤を塗布し、二次再結晶と純化
を目的とした仕上焼鈍を行う二方向性電磁鋼板の製造方
法において、上記冷間圧延を直径が150mm以上のワーク
ロールで行うことを特徴とする磁束密度の高い二方向性
電磁鋼板の製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2103181A JPH0774387B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 磁束密度の高い二方向性電磁鋼板の製造方法 |
| DE69129130T DE69129130T2 (de) | 1990-04-12 | 1991-04-12 | Verfahren zum Herstellen doppeltorientierter Elektrobleche mit hoher magnetischer Flussdichte |
| KR1019910005878A KR930010323B1 (ko) | 1990-04-12 | 1991-04-12 | 고자속밀도를 가지고 있는 이방향성 전자강판의 제조방법 |
| EP91303278A EP0452153B1 (en) | 1990-04-12 | 1991-04-12 | Process for manufacturing double oriented electrical steel sheet having high magnetic flux density |
| US08/034,615 US5346559A (en) | 1990-04-12 | 1993-03-19 | Process for manufacturing double oriented electrical steel sheet having high magnetic flux density |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2103181A JPH0774387B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 磁束密度の高い二方向性電磁鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH042722A JPH042722A (ja) | 1992-01-07 |
| JPH0774387B2 true JPH0774387B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=14347341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2103181A Expired - Lifetime JPH0774387B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-20 | 磁束密度の高い二方向性電磁鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0774387B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116200661B (zh) * | 2023-01-04 | 2025-04-18 | 广东电网有限责任公司 | 一种立方双取向硅钢及其制备方法和应用 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5679936A (en) * | 1979-12-05 | 1981-06-30 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Leakage detecting method |
| JPS56137240A (en) * | 1980-03-31 | 1981-10-27 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Detecting system of water-leaking location |
| JPS5958300A (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 流体輸送管の漏出個所検出方法 |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP2103181A patent/JPH0774387B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH042722A (ja) | 1992-01-07 |
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