JPH0774618A - Ecl回路 - Google Patents
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- JPH0774618A JPH0774618A JP5238985A JP23898593A JPH0774618A JP H0774618 A JPH0774618 A JP H0774618A JP 5238985 A JP5238985 A JP 5238985A JP 23898593 A JP23898593 A JP 23898593A JP H0774618 A JPH0774618 A JP H0774618A
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- logic level
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- logic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低電圧電源で動作し、データ信号が単相信
号でも動作可能であり、波形特性も良好になったECL
回路を提供する。 【構成】 第1ECL回路で第1の論理レベルを得、
第1のECL回路にレベルシフト用抵抗および安定化容
量を付加して構成した第2のECL回路により第2の論
理レベルを得る。第1の論理レベルと第2の論理レベル
の関係は、両論理レベルの低レベルが等しく、且つ第1
の論理レベルの高レベルが第2の論理レベルの高レベル
より第2の論理レベルの振幅の半分程度高い。
号でも動作可能であり、波形特性も良好になったECL
回路を提供する。 【構成】 第1ECL回路で第1の論理レベルを得、
第1のECL回路にレベルシフト用抵抗および安定化容
量を付加して構成した第2のECL回路により第2の論
理レベルを得る。第1の論理レベルと第2の論理レベル
の関係は、両論理レベルの低レベルが等しく、且つ第1
の論理レベルの高レベルが第2の論理レベルの高レベル
より第2の論理レベルの振幅の半分程度高い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低電圧化を図ったEC
L(Emitter-Coupled Logic )回路に関するものであ
る。
L(Emitter-Coupled Logic )回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のECL回路の電源電圧(−VEE)
は、−4.5Vあるいは−5.2V等が標準であった
が、LSIの低消費電力化、低電圧化等の要求のなか
で、低電圧化回路の検討が積極的に行われている。
は、−4.5Vあるいは−5.2V等が標準であった
が、LSIの低消費電力化、低電圧化等の要求のなか
で、低電圧化回路の検討が積極的に行われている。
【0003】図8の(a)、(b)にその代表的な例と
して、VEE=−1.5Vで動作する低電圧化ECL回路
の構成(B.Razavi et al., ^ Low Voltage Techniques
forHigh Speed Digital Bipolar Circuits, "Dig.Tech.
Papers,1993 Sympo.on VLSICircuit,pp.31-32)を示
す。
して、VEE=−1.5Vで動作する低電圧化ECL回路
の構成(B.Razavi et al., ^ Low Voltage Techniques
forHigh Speed Digital Bipolar Circuits, "Dig.Tech.
Papers,1993 Sympo.on VLSICircuit,pp.31-32)を示
す。
【0004】この構成法の第1の特徴は、図8の(a)
の右側に示すタイプ1の信号(論理レベル)と(b)の
右側に示すタイプ2の信号(論理レベル)の2種類の信
号を使用することである。両信号の論理レベルの関係
は、論理振幅が等しく、タイプ1の信号の論理レベルが
タイプ2の信号の論理レベルより論理振幅の半分程度高
電位側にシフトしている。
の右側に示すタイプ1の信号(論理レベル)と(b)の
右側に示すタイプ2の信号(論理レベル)の2種類の信
号を使用することである。両信号の論理レベルの関係
は、論理振幅が等しく、タイプ1の信号の論理レベルが
タイプ2の信号の論理レベルより論理振幅の半分程度高
電位側にシフトしている。
【0005】この図8の例では、(a)に示すタイプ1
の信号の論理レベルの高レベルがグランドレベル、低レ
ベルが−400mV、(b)に示すタイプ2の信号の論
理レベルの高レベルが−200mV、低レベルが−60
0mVであり、このタイプ2の信号の論理レベルは後記
するシフト用の抵抗によりシフトして発生させている。
の信号の論理レベルの高レベルがグランドレベル、低レ
ベルが−400mV、(b)に示すタイプ2の信号の論
理レベルの高レベルが−200mV、低レベルが−60
0mVであり、このタイプ2の信号の論理レベルは後記
するシフト用の抵抗によりシフトして発生させている。
【0006】タイプ1の信号の論理レベルを得るための
(a)のECL回路は、エミッタ共通接続で差動対を構
成するトランジスタQ1 、Q2 、両トランジスタQ1 、
Q2のエミッタと低電位側電源VEEとの間に接続され定
電流源として働く抵抗RCS 1、トランジスタQ1 、Q2
のコレクタとグランド間に接続した同値の負荷抵抗
RL1、RL2からなる。
(a)のECL回路は、エミッタ共通接続で差動対を構
成するトランジスタQ1 、Q2 、両トランジスタQ1 、
Q2のエミッタと低電位側電源VEEとの間に接続され定
電流源として働く抵抗RCS 1、トランジスタQ1 、Q2
のコレクタとグランド間に接続した同値の負荷抵抗
RL1、RL2からなる。
【0007】タイプ2の信号の論理レベルを得るための
(b)のECL回路は、エミッタ共通接続で差動対を構
成するトランジスタQ3 、Q4 、両トランジスタQ3 、
Q4のエミッタと低電位側電源VEEとの間に接続され定
電流源として働く抵抗RCS 2(=RCS 1 )、トランジス
タQ3 、Q4 のコレクタとグランド間に接続された同値
の負荷抵抗RL3、RL4(=RL1、RL2)、論理レベルの
シフト用の抵抗RSH 1からなる。
(b)のECL回路は、エミッタ共通接続で差動対を構
成するトランジスタQ3 、Q4 、両トランジスタQ3 、
Q4のエミッタと低電位側電源VEEとの間に接続され定
電流源として働く抵抗RCS 2(=RCS 1 )、トランジス
タQ3 、Q4 のコレクタとグランド間に接続された同値
の負荷抵抗RL3、RL4(=RL1、RL2)、論理レベルの
シフト用の抵抗RSH 1からなる。
【0008】次に第2の特徴は、全ての信号が差動信号
を前提としていることである。
を前提としていることである。
【0009】また、このような図8の(a)、(b)に
示すECL回路は、定電流源が抵抗RCS 1 、RCS 2 のみ
の簡素な構成であることから、この部分に必要とされる
電圧を小さく抑えることができ、低電圧化を促進してい
る。
示すECL回路は、定電流源が抵抗RCS 1 、RCS 2 のみ
の簡素な構成であることから、この部分に必要とされる
電圧を小さく抑えることができ、低電圧化を促進してい
る。
【0010】以上の構成法においてシフト用抵抗RSH 1
で発生する電圧をVRSH1、トランジスタQ3 又はQ4 の
オン電圧をVBE、抵抗RCS 2 で発生する電圧をVRCS2と
すると、電源電圧VEEは以下の条件を満たす必要があ
る。 VEE<−VRSH1−VBE−VRCS2 従って、VRSH2=200mV、VBE=900mV、V
RCS2=400mVとすると、VEE=1.5V程度の低電
圧化が可能となる。
で発生する電圧をVRSH1、トランジスタQ3 又はQ4 の
オン電圧をVBE、抵抗RCS 2 で発生する電圧をVRCS2と
すると、電源電圧VEEは以下の条件を満たす必要があ
る。 VEE<−VRSH1−VBE−VRCS2 従って、VRSH2=200mV、VBE=900mV、V
RCS2=400mVとすると、VEE=1.5V程度の低電
圧化が可能となる。
【0011】また、本構成では、低電圧化の観点から、
従来の縦積による論理の実現は行わずに、横に展開する
ことによって複雑な論理を実現する。この動作を説明す
るために、データラッチ(以下では、「Dラッチ」と呼
ぶ。)回路の構成を図9に示す。
従来の縦積による論理の実現は行わずに、横に展開する
ことによって複雑な論理を実現する。この動作を説明す
るために、データラッチ(以下では、「Dラッチ」と呼
ぶ。)回路の構成を図9に示す。
【0012】この図9では、エミッタ共通接続で差動対
を構成するトランジスタQ5 、Q6がデータ書込みスイ
ッチ、エミッタ共通接続で別の差動対を構成するトラン
ジスタQ7 、Q8 がデータの保持スイッチ、トランジス
タQ9 、Q1 0がクロック信号CLK用である。なお、R
L5、RL6は負荷抵抗、RSH 2 はシフト用抵抗、RCS 3、
RCS 4 は定電流源用抵抗である。また、CLK、反転C
LKは図8の(a)のECL回路で得られるタイプ1の
差動信号(0V、−400mV)であり、D、反転Dは
図8の(b)のECL回路で得られるタイプ2の差動信
号(−200mV、−600mV)である。
を構成するトランジスタQ5 、Q6がデータ書込みスイ
ッチ、エミッタ共通接続で別の差動対を構成するトラン
ジスタQ7 、Q8 がデータの保持スイッチ、トランジス
タQ9 、Q1 0がクロック信号CLK用である。なお、R
L5、RL6は負荷抵抗、RSH 2 はシフト用抵抗、RCS 3、
RCS 4 は定電流源用抵抗である。また、CLK、反転C
LKは図8の(a)のECL回路で得られるタイプ1の
差動信号(0V、−400mV)であり、D、反転Dは
図8の(b)のECL回路で得られるタイプ2の差動信
号(−200mV、−600mV)である。
【0013】この図9の回路では、クロック信号CLK
が低レベルのとき、差動対トランジスタQ5 、Q6 がオ
ン、差動対トランジスタQ7 、Q8 がオフとなり、逆に
クロック信号CLKが高レベルのとき、差動対トランジ
スタQ5 、Q6 がオフ、差動対トランジスタQ7 、Q8
がオンとなる。
が低レベルのとき、差動対トランジスタQ5 、Q6 がオ
ン、差動対トランジスタQ7 、Q8 がオフとなり、逆に
クロック信号CLKが高レベルのとき、差動対トランジ
スタQ5 、Q6 がオフ、差動対トランジスタQ7 、Q8
がオンとなる。
【0014】従って、クロック信号CLKが低レベルの
ときにデータ書込み動作を行い、高レベルのときデータ
保持動作を行う。すなわち、ラッチ動作が可能となる。
ときにデータ書込み動作を行い、高レベルのときデータ
保持動作を行う。すなわち、ラッチ動作が可能となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、図
8の低電圧化構成は、VEE=−1.5V程度の低電圧で
動作し、また縦積論理を横に展開する図9に示す構成に
より、複雑な論理を実現できるという利点を有するが、
同時に以下の問題点も有する。
8の低電圧化構成は、VEE=−1.5V程度の低電圧で
動作し、また縦積論理を横に展開する図9に示す構成に
より、複雑な論理を実現できるという利点を有するが、
同時に以下の問題点も有する。
【0016】第1の問題点は、信号が全て差動信号であ
る必要があり、大規模集積回路に適用する場合に配線チ
ャンネルが2倍になり、配線領域面積が増大し、ひいて
はチップ面積の増加を招く点である。また、差動信号は
現状の配置配線CADでは扱難い。
る必要があり、大規模集積回路に適用する場合に配線チ
ャンネルが2倍になり、配線領域面積が増大し、ひいて
はチップ面積の増加を招く点である。また、差動信号は
現状の配置配線CADでは扱難い。
【0017】第2の問題点は、レベルシフト用抵抗と差
動対のスイッチングノイズによって波形劣化が発生し、
高速性、耐ノイズ性が劣化することである。
動対のスイッチングノイズによって波形劣化が発生し、
高速性、耐ノイズ性が劣化することである。
【0018】本発明の目的は、上記した問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的は、従来と同等な低電圧
電源で動作し、しかもデータ信号が単相信号でも動作可
能であり、更に波形特性も良好になったECL回路を提
供することである。
なされたものであり、その目的は、従来と同等な低電圧
電源で動作し、しかもデータ信号が単相信号でも動作可
能であり、更に波形特性も良好になったECL回路を提
供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、第1の電
源に第1、第2の負荷抵抗を個別に介して各々のコレク
タが接続され、エミッタが共通接続されて第1の定電流
源を介して第2の電源に接続される差動接続の第1、第
2のトランジスタを有する第1のECL回路と、上記第
1の電源に片端が接続されたレベルシフト用抵抗と安定
化用容量の並列接続回路の他端に第3、第4の負荷抵抗
を個別に介して各々のコレクタが接続され、エミッタが
共通接続されて第2の定電流源を介して上記第2の電源
に接続される差動接続の第3、第4のトランジスタを有
する第2のECL回路からなり、上記第1のECL回路
の第1又は第2の負荷抵抗で発生する第1の論理レベル
と上記第2のECL回路の第3又は第4の負荷抵抗で発
生する第2の論理レベルの関係が、両論理レベルの低レ
ベルが等しく、且つ上記第1の論理レベルの高レベルが
上記第2の論理レベルの高レベルより上記第2の論理レ
ベルの振幅の半分程度高いように構成した。
源に第1、第2の負荷抵抗を個別に介して各々のコレク
タが接続され、エミッタが共通接続されて第1の定電流
源を介して第2の電源に接続される差動接続の第1、第
2のトランジスタを有する第1のECL回路と、上記第
1の電源に片端が接続されたレベルシフト用抵抗と安定
化用容量の並列接続回路の他端に第3、第4の負荷抵抗
を個別に介して各々のコレクタが接続され、エミッタが
共通接続されて第2の定電流源を介して上記第2の電源
に接続される差動接続の第3、第4のトランジスタを有
する第2のECL回路からなり、上記第1のECL回路
の第1又は第2の負荷抵抗で発生する第1の論理レベル
と上記第2のECL回路の第3又は第4の負荷抵抗で発
生する第2の論理レベルの関係が、両論理レベルの低レ
ベルが等しく、且つ上記第1の論理レベルの高レベルが
上記第2の論理レベルの高レベルより上記第2の論理レ
ベルの振幅の半分程度高いように構成した。
【0020】第2の発明は、第1の電源に各々のコレク
タが第1、第2の負荷抵抗を介して接続される第1、第
2のトランジスタと該第1の電源に直接コレクタが接続
される第3のトランジスタの各エミッタを共通接続して
定電流源を介して第2の電源に接続し、上記第1、第2
のトランジスタのベースに入力される信号電圧が、低レ
ベルが等しく且つ第1の論理レベルの高レベルが第2の
論理レベルの高レベルより該第2の論理レベルの振幅の
半分程度高い関係にある第1及び第2の論理レベルのう
ちの、上記第1の論理レベル、上記第2の論理レベル、
上記第2の論理レベルの低レベルと高レベルの中間のレ
ベル、又は上記負荷抵抗で発生されるレベルであり、上
記第3のトランジスタのベースに入力される信号電圧
が、上記第1の論理レベルであるように構成した。
タが第1、第2の負荷抵抗を介して接続される第1、第
2のトランジスタと該第1の電源に直接コレクタが接続
される第3のトランジスタの各エミッタを共通接続して
定電流源を介して第2の電源に接続し、上記第1、第2
のトランジスタのベースに入力される信号電圧が、低レ
ベルが等しく且つ第1の論理レベルの高レベルが第2の
論理レベルの高レベルより該第2の論理レベルの振幅の
半分程度高い関係にある第1及び第2の論理レベルのう
ちの、上記第1の論理レベル、上記第2の論理レベル、
上記第2の論理レベルの低レベルと高レベルの中間のレ
ベル、又は上記負荷抵抗で発生されるレベルであり、上
記第3のトランジスタのベースに入力される信号電圧
が、上記第1の論理レベルであるように構成した。
【0021】
【作用】本発明のECL回路では、タイプ1の信号の論
理レベルを変更することにより一部の信号を単相信号と
して動作可能であり、かつタイプ2の論理レベルを安定
に発生させるための安定化容量を使用することより波形
劣化が防止される。
理レベルを変更することにより一部の信号を単相信号と
して動作可能であり、かつタイプ2の論理レベルを安定
に発生させるための安定化容量を使用することより波形
劣化が防止される。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
図1の(a)はタイプ1の信号を得るためのECL回
路、(b)はタイプ2の信号を得るためのECL回路で
ある。
図1の(a)はタイプ1の信号を得るためのECL回
路、(b)はタイプ2の信号を得るためのECL回路で
ある。
【0023】図1の(a)において、エミッタ共通接続
のトランジスタQ1 1、Q1 2は差動対を構成し、そのトラ
ンジスタQ1 1、Q1 2のコレクタとグランドライン(第1
の電源:高電位側電源)との間に接続される抵抗RL7、
RL8は負荷抵抗として働き、そのトランジスタQ1 1、Q
1 2の共通エミッタとVEE(第1の電源:低電位側電源)
との間に接続されるトランジスタQ1 3と抵抗RCS 5 は定
電流源として働く。
のトランジスタQ1 1、Q1 2は差動対を構成し、そのトラ
ンジスタQ1 1、Q1 2のコレクタとグランドライン(第1
の電源:高電位側電源)との間に接続される抵抗RL7、
RL8は負荷抵抗として働き、そのトランジスタQ1 1、Q
1 2の共通エミッタとVEE(第1の電源:低電位側電源)
との間に接続されるトランジスタQ1 3と抵抗RCS 5 は定
電流源として働く。
【0024】また、図1の(b)において、エミッタ共
通接続のトランジスタQ1 4、Q1 5は差動対を構成し、抵
抗RL9、RL1 0 は負荷抵抗として働き、トランジスタQ
1 6と抵抗RCS 6 は定電流源として働く。更にこの(b)
では、負荷抵抗RL9、RL1 0とグランドラインとの間に
シフト用抵抗RSH 3 とノイズ除去用の容量CSH 1 の並列
接続回路が介挿されている。
通接続のトランジスタQ1 4、Q1 5は差動対を構成し、抵
抗RL9、RL1 0 は負荷抵抗として働き、トランジスタQ
1 6と抵抗RCS 6 は定電流源として働く。更にこの(b)
では、負荷抵抗RL9、RL1 0とグランドラインとの間に
シフト用抵抗RSH 3 とノイズ除去用の容量CSH 1 の並列
接続回路が介挿されている。
【0025】本発明では、タイプ1の信号とタイプ2の
信号の論理レベル関係は、低レベルが等しく、タイプ1
の信号の高レベルがタイプ2の信号の高レベルよりタイ
プ2の論理振幅の半分程度高く設定してある。図1の例
では、タイプ1の高レベルがグランドレベル、低レベル
が−600mV、タイプ2の高レベルが−200mV、
低レベルが−600mVである。
信号の論理レベル関係は、低レベルが等しく、タイプ1
の信号の高レベルがタイプ2の信号の高レベルよりタイ
プ2の論理振幅の半分程度高く設定してある。図1の例
では、タイプ1の高レベルがグランドレベル、低レベル
が−600mV、タイプ2の高レベルが−200mV、
低レベルが−600mVである。
【0026】また、VR1はタイプ1の信号の論理レベル
の基準電圧、VR2はタイプ2の信号の論理レベルの基準
電圧であり、この例では、VR1=−300mV(タイプ
1の論理レベルの高レベルと低レベルの中間レベル)、
VR2=−400mV(タイプ2の論理レベルの高レベル
と低レベルの中間レベル)である。これにより後述する
ように、一部の信号において単相入力が可能となる。
の基準電圧、VR2はタイプ2の信号の論理レベルの基準
電圧であり、この例では、VR1=−300mV(タイプ
1の論理レベルの高レベルと低レベルの中間レベル)、
VR2=−400mV(タイプ2の論理レベルの高レベル
と低レベルの中間レベル)である。これにより後述する
ように、一部の信号において単相入力が可能となる。
【0027】また、タイプ2の信号を発生する回路
(b)では、レベルシフト用抵抗RSH 3と並列にレベル
安定化容量CSH 1 を接続したことにより、信号の同相ノ
イズを除去して波形特性が安定化する。
(b)では、レベルシフト用抵抗RSH 3と並列にレベル
安定化容量CSH 1 を接続したことにより、信号の同相ノ
イズを除去して波形特性が安定化する。
【0028】図2は波形改善の効果を説明するためのタ
イプ2の信号の論理レベルの出力電圧の波形図である。
(a)は図8の(b)の回路の出力電圧の波形図、
(b)は図1の(b)の出力電圧の波形図である。な
お、横軸の時間の例えば「3.0e−09」なる表現は
「3.0×10-9」を表している。
イプ2の信号の論理レベルの出力電圧の波形図である。
(a)は図8の(b)の回路の出力電圧の波形図、
(b)は図1の(b)の出力電圧の波形図である。な
お、横軸の時間の例えば「3.0e−09」なる表現は
「3.0×10-9」を表している。
【0029】この図2の(b)に示すように、本実施例
ではレベル安定化容量CSH 1 を採用した効果が現れてい
る。(a)に比べて(b)の方が立上り立下がり時間が
小さく、アイパターンが良好に開いていることが明らか
である。特に立下がり特性の改善効果が著しく、波形特
性の改善効果が確認できる。
ではレベル安定化容量CSH 1 を採用した効果が現れてい
る。(a)に比べて(b)の方が立上り立下がり時間が
小さく、アイパターンが良好に開いていることが明らか
である。特に立下がり特性の改善効果が著しく、波形特
性の改善効果が確認できる。
【0030】図3は本発明の実施例のDラッチ回路の構
成を示す図である。コレクタが個々のコクレタ抵抗RL1
1 、RL1 2 、共通のシフト用抵抗RSH 3 と安定化容量C
SH 2の並列接続回路を介してグランドラインに接続さ
れ、エミッタ共通接続で差動対を成すトランジスタ
Q1 7、Q1 8はデータ書込みスイッチを構成し、コレクタ
・ベースがクロス接続されエミッタ共通接続で差動対を
成すトランジスタQ1 9、Q2 0はデータ保持スイッチを構
成する。
成を示す図である。コレクタが個々のコクレタ抵抗RL1
1 、RL1 2 、共通のシフト用抵抗RSH 3 と安定化容量C
SH 2の並列接続回路を介してグランドラインに接続さ
れ、エミッタ共通接続で差動対を成すトランジスタ
Q1 7、Q1 8はデータ書込みスイッチを構成し、コレクタ
・ベースがクロス接続されエミッタ共通接続で差動対を
成すトランジスタQ1 9、Q2 0はデータ保持スイッチを構
成する。
【0031】コレクタが直接グランドラインに接続され
るトランジスタQ2 1、Q2 2はクロック信号用、トランジ
スタQ2 3と抵抗RCS 7 はトランジスタQ1 7、Q1 8、Q2 1
に共通の定電流源用、トランジスタQ2 4と抵抗RCS 8 は
トランジスタQ1 9、Q2 0、Q2 2に共通の定電流源用であ
る。
るトランジスタQ2 1、Q2 2はクロック信号用、トランジ
スタQ2 3と抵抗RCS 7 はトランジスタQ1 7、Q1 8、Q2 1
に共通の定電流源用、トランジスタQ2 4と抵抗RCS 8 は
トランジスタQ1 9、Q2 0、Q2 2に共通の定電流源用であ
る。
【0032】ここでクロック信号CLK、反転CLKに
はタイプ1の差動信号(0V、−600mV)を、デー
タ信号Dにはタイプ2の単相信号(−200mV、−6
00mV)を印加し、更に基準電圧VR2(−400m
V)を入力すると、クロック信号CLKが低レベルのと
きに差動対(Q1 7、Q1 8)のデータ書込みスイッチがオ
ンし、差動対(Q1 9、Q2 0)のデータ保持スイッチがオ
フとなり、またクロック信号CLKが高レベルのときに
差動対(Q1 7、Q1 8)のデータ書込みスイッチがオフ
し、差動対(Q1 9、Q2 0)がオンとなって、ラッチ動作
を実現できる。この構成では、得られる出力Q、反転出
力Qはタイプ2の差動信号である。
はタイプ1の差動信号(0V、−600mV)を、デー
タ信号Dにはタイプ2の単相信号(−200mV、−6
00mV)を印加し、更に基準電圧VR2(−400m
V)を入力すると、クロック信号CLKが低レベルのと
きに差動対(Q1 7、Q1 8)のデータ書込みスイッチがオ
ンし、差動対(Q1 9、Q2 0)のデータ保持スイッチがオ
フとなり、またクロック信号CLKが高レベルのときに
差動対(Q1 7、Q1 8)のデータ書込みスイッチがオフ
し、差動対(Q1 9、Q2 0)がオンとなって、ラッチ動作
を実現できる。この構成では、得られる出力Q、反転出
力Qはタイプ2の差動信号である。
【0033】図9に示した従来のDラッチ回路をこのま
までデータ信号を単相入力とする(つまり、トランジス
タQ6 のベースに基準電圧VR2を印加する)と、クロッ
ク信号CLKの低レベル(−400mV)が基準電圧V
R2(−400mV)に等しくなり、データの書込み動作
が正常に行われないが、本構成では基準電圧VR2はクロ
ック信号の低レベルに対して−200mVも高電位側に
あり、データの単相入力に対しても正常な書込み動作を
行うことができる。
までデータ信号を単相入力とする(つまり、トランジス
タQ6 のベースに基準電圧VR2を印加する)と、クロッ
ク信号CLKの低レベル(−400mV)が基準電圧V
R2(−400mV)に等しくなり、データの書込み動作
が正常に行われないが、本構成では基準電圧VR2はクロ
ック信号の低レベルに対して−200mVも高電位側に
あり、データの単相入力に対しても正常な書込み動作を
行うことができる。
【0034】図4は図3のDラッチ回路を改変し、出力
Q、反転出力Qにタイプ1の信号が得られるようにした
場合の構成である。ここでは、レベルシフト用の抵抗R
SH 3と容量CSH 2 を除去した構成となっている。
Q、反転出力Qにタイプ1の信号が得られるようにした
場合の構成である。ここでは、レベルシフト用の抵抗R
SH 3と容量CSH 2 を除去した構成となっている。
【0035】図5も図3のDラッチ回路を改変し、定電
流源を抵抗RCS 7 、RCS 8 のみで構成した場合の構成で
ある。この構成でも、単相のデータ信号入力に対して、
ラッチ動作を行うことが可能となる。但し、抵抗RCS 7
が抵抗RL1 1 、RL1 2 と同程度かそれ以上の抵抗値でな
いと、定電流性が悪化して波形が劣化することになるの
で、設計する際には注意が必要となる。この構成では、
得られる出力Q、反転出力Qは、タイプ2の差動信号で
ある。
流源を抵抗RCS 7 、RCS 8 のみで構成した場合の構成で
ある。この構成でも、単相のデータ信号入力に対して、
ラッチ動作を行うことが可能となる。但し、抵抗RCS 7
が抵抗RL1 1 、RL1 2 と同程度かそれ以上の抵抗値でな
いと、定電流性が悪化して波形が劣化することになるの
で、設計する際には注意が必要となる。この構成では、
得られる出力Q、反転出力Qは、タイプ2の差動信号で
ある。
【0036】図6はDラッチ回路ではなくMUX(マル
チプレクサ)として機能させる場合の実施例である。信
号A、Bとしてはタイプ2の単相信号を、また信号S、
反転信号Sとしてはタイプ1の差動信号を使用する。信
号Sが低レベルのとき、差動対を成すトランジスタ
Q1 7、Q1 8がオン、差動対を成すトランジスタQ2 5、Q
2 6がオフで出力Mには信号Aが得られ、また信号Sが高
レベルのとき、トランジスタQ1 7、Q1 8がオフ、トラン
ジスタQ2 5、Q2 6がオンで出力Mには信号Bが得られ
る。すなわち、信号S、反転信号Sにより入力信号A、
Bのうちどちらか一方を選択するセレクター動作、MU
X動作を実現できる。
チプレクサ)として機能させる場合の実施例である。信
号A、Bとしてはタイプ2の単相信号を、また信号S、
反転信号Sとしてはタイプ1の差動信号を使用する。信
号Sが低レベルのとき、差動対を成すトランジスタ
Q1 7、Q1 8がオン、差動対を成すトランジスタQ2 5、Q
2 6がオフで出力Mには信号Aが得られ、また信号Sが高
レベルのとき、トランジスタQ1 7、Q1 8がオフ、トラン
ジスタQ2 5、Q2 6がオンで出力Mには信号Bが得られ
る。すなわち、信号S、反転信号Sにより入力信号A、
Bのうちどちらか一方を選択するセレクター動作、MU
X動作を実現できる。
【0037】図7はイクスクリューシブOR/NOR回
路として機能させる場合の実施例であり、信号Aとして
タイプ2の単相信号、信号B、反転信号Bとしてタイプ
1の差動信号を使用する。信号Bが低レベルのとき、ト
ランジスタQ1 7、Q1 8がオン、トランジスタQ2 5、Q2 6
がオフで出力Eには信号Aが、また信号Bが高レベルの
とき、トランジスタQ1 7、Q1 8がオフ、トランジスタQ
2 5、Q2 6がオンで出力Eには反転信号Aが現れ、排他的
論理和を実現できる。
路として機能させる場合の実施例であり、信号Aとして
タイプ2の単相信号、信号B、反転信号Bとしてタイプ
1の差動信号を使用する。信号Bが低レベルのとき、ト
ランジスタQ1 7、Q1 8がオン、トランジスタQ2 5、Q2 6
がオフで出力Eには信号Aが、また信号Bが高レベルの
とき、トランジスタQ1 7、Q1 8がオフ、トランジスタQ
2 5、Q2 6がオンで出力Eには反転信号Aが現れ、排他的
論理和を実現できる。
【0038】以上のように、本実施例では、複合論理に
おいて、半分の信号を単相入力することが可能となっ
た。
おいて、半分の信号を単相入力することが可能となっ
た。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、低電圧ECL回路を実現する上で単相信号の適用を
可能とし、またレベル安定化容量の採用により波形特性
の改善を図ったので、前者により大規模集積回路に適用
する場合の配線領域の増大を抑えることが可能となり、
後者により高速性、耐ノイズ性を向上させることが可能
となるという優れた利点がある。
は、低電圧ECL回路を実現する上で単相信号の適用を
可能とし、またレベル安定化容量の採用により波形特性
の改善を図ったので、前者により大規模集積回路に適用
する場合の配線領域の増大を抑えることが可能となり、
後者により高速性、耐ノイズ性を向上させることが可能
となるという優れた利点がある。
【図1】 本発明の一実施例のタイプ1の信号及びタイ
プ2の信号を得るためのECL回路の回路図である。
プ2の信号を得るためのECL回路の回路図である。
【図2】 本発明の実施例のECL回路と従来のECL
回路の出力電圧の波形特性図である。
回路の出力電圧の波形特性図である。
【図3】 本発明の実施例のDラッチ回路の回路図であ
る。
る。
【図4】 本発明の別の実施例のDラッチ回路の回路図
である。
である。
【図5】 本発明の別の実施例のDラッチ回路の回路図
である。
である。
【図6】 本発明の別の実施例のMUX回路の回路図で
ある。
ある。
【図7】 本発明の別の実施例の排他的論理和回路の回
路図である。
路図である。
【図8】 従来のタイプ1の信号及びタイプ2の信号を
得るためのECL回路の回路図である。
得るためのECL回路の回路図である。
【図9】 従来のDラッチ回路の回路図である。
Claims (3)
- 【請求項1】第1の電源に第1、第2の負荷抵抗を個別
に介して各々のコレクタが接続され、エミッタが共通接
続されて第1の定電流源を介して第2の電源に接続され
る差動接続の第1、第2のトランジスタを有する第1の
ECL回路と、 上記第1の電源に片端が接続されたレベルシフト用抵抗
と安定化用容量の並列接続回路の他端に第3、第4の負
荷抵抗を個別に介して各々のコレクタが接続され、エミ
ッタが共通接続されて第2の定電流源を介して上記第2
の電源に接続される差動接続の第3、第4のトランジス
タを有する第2のECL回路からなり、 上記第1のECL回路の第1又は第2の負荷抵抗で発生
する第1の論理レベルと上記第2のECL回路の第3又
は第4の負荷抵抗で発生する第2の論理レベルの関係
が、両論理レベルの低レベルが等しく、且つ上記第1の
論理レベルの高レベルが上記第2の論理レベルの高レベ
ルより上記第2の論理レベルの振幅の半分程度高いこと
を特徴とするECL回路。 - 【請求項2】第1の電源に各々のコレクタが第1、第2
の負荷抵抗を介して接続される第1、第2のトランジス
タと該第1の電源に直接コレクタが接続される第3のト
ランジスタの各エミッタを共通接続して定電流源を介し
て第2の電源に接続し、 上記第1、第2のトランジスタのベースに入力される信
号電圧が、低レベルが等しく且つ第1の論理レベルの高
レベルが第2の論理レベルの高レベルより該第2の論理
レベルの振幅の半分程度高い関係にある第1及び第2の
論理レベルのうちの、上記第1の論理レベル、上記第2
の論理レベル、上記第2の論理レベルの低レベルと高レ
ベルの中間のレベル、又は上記負荷抵抗で発生されるレ
ベルであり、 上記第3のトランジスタのベースに入力される信号電圧
が、上記第1の論理レベルであることを特徴とするEC
L回路。 - 【請求項3】上記第1、第2の負荷抵抗と第1の電源と
の間に、レベルシフト用の抵抗と安定化容量の並列接続
回路を接続したことを特徴とする請求項2に記載のEC
L回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5238985A JPH0774618A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | Ecl回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5238985A JPH0774618A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | Ecl回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0774618A true JPH0774618A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=17038218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5238985A Withdrawn JPH0774618A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | Ecl回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0774618A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006041942A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Kawasaki Microelectronics Kk | 差動型論理回路 |
| JP2007067752A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Yokogawa Electric Corp | 電流スイッチ |
| JP2007520967A (ja) * | 2004-02-05 | 2007-07-26 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ラッチ回路 |
| US7626433B2 (en) | 2003-04-28 | 2009-12-01 | Austriamicrosystems Ag | Flip-flop circuit assembly |
| JP2010272921A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 高速多重化回路 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP5238985A patent/JPH0774618A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7626433B2 (en) | 2003-04-28 | 2009-12-01 | Austriamicrosystems Ag | Flip-flop circuit assembly |
| JP2007520967A (ja) * | 2004-02-05 | 2007-07-26 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ラッチ回路 |
| JP2006041942A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Kawasaki Microelectronics Kk | 差動型論理回路 |
| JP2007067752A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Yokogawa Electric Corp | 電流スイッチ |
| JP2010272921A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 高速多重化回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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