JPH0775800B2 - ナックルプレス機械の過負荷安全装置 - Google Patents
ナックルプレス機械の過負荷安全装置Info
- Publication number
- JPH0775800B2 JPH0775800B2 JP3317817A JP31781791A JPH0775800B2 JP H0775800 B2 JPH0775800 B2 JP H0775800B2 JP 3317817 A JP3317817 A JP 3317817A JP 31781791 A JP31781791 A JP 31781791A JP H0775800 B2 JPH0775800 B2 JP H0775800B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- hydraulic
- oil
- slide
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 66
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/28—Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof
- B30B15/281—Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof overload limiting devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナックルプレス機械に
過負荷が生じた時にプレス機械部品を保護するための装
置に関する。
過負荷が生じた時にプレス機械部品を保護するための装
置に関する。
【0002】
【背景技術】ナックルプレス機械は、上端が水平軸を中
心に回動自在な回動部材の偏心部に連結された第1リン
クの下端と、下端が上下動自在なスライドに連結された
第2リンクの上端とを連結し、この連結部に回転部材の
偏心部に一端が連結された第3リンクの他端を連結し、
回転部材の回転による第3リンクの往復動により第1、
第2リンクを屈曲運動させ、これによりスライドを上下
動させて材料をプレス加工するようになっており、ま
た、金型交換のため、スライドの下死点位置を変更する
場合には、前記回動部材の回動により、この回動部材の
偏心部の高さ位置を変え、これにより第1、第2リンク
の高さ位置を変更してスライドの下死点位置を調整する
ようになっている。
心に回動自在な回動部材の偏心部に連結された第1リン
クの下端と、下端が上下動自在なスライドに連結された
第2リンクの上端とを連結し、この連結部に回転部材の
偏心部に一端が連結された第3リンクの他端を連結し、
回転部材の回転による第3リンクの往復動により第1、
第2リンクを屈曲運動させ、これによりスライドを上下
動させて材料をプレス加工するようになっており、ま
た、金型交換のため、スライドの下死点位置を変更する
場合には、前記回動部材の回動により、この回動部材の
偏心部の高さ位置を変え、これにより第1、第2リンク
の高さ位置を変更してスライドの下死点位置を調整する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プレス機械に例えば2
枚の材料が重ね合わせられて供給された場合、スライド
の下降により材料を加工する時、スライド等のプレス機
械部品には材料からの反力である上向きの大きな荷重が
作用し、この荷重が過負荷となるとプレス機械部品が損
傷することになる。このため、プレス機械にはこの過負
荷に対する対策が必要となっているが、従来、ナックル
プレス機械では過負荷の発生を荷重計によって検出し、
これによりプレス機械の運転を緊急停止させるようにし
ており、一般的に油圧式等の過負荷安全装置は設けられ
ていなかった。また、中型、大型のプレス機械ではスラ
イドの内部に油圧式又はシャープレート式の過負荷安全
装置を設けたものもあるが、装置全体が大型化するとい
う問題があった。
枚の材料が重ね合わせられて供給された場合、スライド
の下降により材料を加工する時、スライド等のプレス機
械部品には材料からの反力である上向きの大きな荷重が
作用し、この荷重が過負荷となるとプレス機械部品が損
傷することになる。このため、プレス機械にはこの過負
荷に対する対策が必要となっているが、従来、ナックル
プレス機械では過負荷の発生を荷重計によって検出し、
これによりプレス機械の運転を緊急停止させるようにし
ており、一般的に油圧式等の過負荷安全装置は設けられ
ていなかった。また、中型、大型のプレス機械ではスラ
イドの内部に油圧式又はシャープレート式の過負荷安全
装置を設けたものもあるが、装置全体が大型化するとい
う問題があった。
【0004】本発明の目的は、装置の小型化を図りなが
らナックルプレス機械に有効に設けることができる油圧
式の過負荷安全装置を提供するところにある。
らナックルプレス機械に有効に設けることができる油圧
式の過負荷安全装置を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、水
平軸を中心に回動可能となった回動部材の偏心部に第1
リンクの上端を連結し、上下動可能なスライドに第2リ
ンクの下端を連結し、第1リンクの下端と第2リンクの
上端とが連結された連結部に一端が回転部材の偏心部に
連結された第3リンクの他端を連結し、回転部材の回転
による第3リンクの往復動で第1、第2リンクを屈曲運
動させてスライドを上下動させるナックルプレス機械に
おいて、前記回動部材にこの回動部材の接線方向に延び
る油圧シリンダのピストンロッドを係合させ、この油圧
シリンダにピストンロッドのピストンが収容された油圧
室とを設け、かつ、油圧シリンダにこの油圧室と接続さ
れた圧油供給通路と油逃がし通路とを油圧室のピストン
移動方向両側に設け、圧油供給通路から油圧室に供給さ
れた圧油の圧力でピストンを油圧室の油逃がし通路側の
端壁に当接シール可能とするとともに、過負荷によるピ
ストンの圧油供給通路側への移動により油圧室と油逃が
し通路とを連通可能としたことを特徴とするものであ
る。
平軸を中心に回動可能となった回動部材の偏心部に第1
リンクの上端を連結し、上下動可能なスライドに第2リ
ンクの下端を連結し、第1リンクの下端と第2リンクの
上端とが連結された連結部に一端が回転部材の偏心部に
連結された第3リンクの他端を連結し、回転部材の回転
による第3リンクの往復動で第1、第2リンクを屈曲運
動させてスライドを上下動させるナックルプレス機械に
おいて、前記回動部材にこの回動部材の接線方向に延び
る油圧シリンダのピストンロッドを係合させ、この油圧
シリンダにピストンロッドのピストンが収容された油圧
室とを設け、かつ、油圧シリンダにこの油圧室と接続さ
れた圧油供給通路と油逃がし通路とを油圧室のピストン
移動方向両側に設け、圧油供給通路から油圧室に供給さ
れた圧油の圧力でピストンを油圧室の油逃がし通路側の
端壁に当接シール可能とするとともに、過負荷によるピ
ストンの圧油供給通路側への移動により油圧室と油逃が
し通路とを連通可能としたことを特徴とするものであ
る。
【0006】本発明の第2発明は、第1発明において、
回動部材をウォームホイールとするとともに、ピストン
ロッドをこのウォームホイールに噛合するウォームギヤ
を有するウォームギヤ軸とし、かつ、このウォームギヤ
軸にスライドの下死点位置を調整するスライド調整装置
用の駆動モータを接続したことを特徴とするものであ
る。
回動部材をウォームホイールとするとともに、ピストン
ロッドをこのウォームホイールに噛合するウォームギヤ
を有するウォームギヤ軸とし、かつ、このウォームギヤ
軸にスライドの下死点位置を調整するスライド調整装置
用の駆動モータを接続したことを特徴とするものであ
る。
【0007】本発明の第3発明は、第1発明または第2
発明において、圧油供給通路に圧油を前記油圧室に供給
する油圧発生装置を接続するとともに、この油圧発生装
置には油圧設定器を接続し、この油圧設定器により、油
圧室に供給する圧油の圧力を第1リンクの上端が連結さ
れた前記回動部材の偏心部の高さ位置に対応させて変化
させるようにしたことを特徴とするものである。
発明において、圧油供給通路に圧油を前記油圧室に供給
する油圧発生装置を接続するとともに、この油圧発生装
置には油圧設定器を接続し、この油圧設定器により、油
圧室に供給する圧油の圧力を第1リンクの上端が連結さ
れた前記回動部材の偏心部の高さ位置に対応させて変化
させるようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】第1発明では、通常時、油圧室に供給された圧
油の圧力でピストンは油圧室の油逃がし通路側の端壁に
当接しており、このため、ピストンロッドは不動であっ
て回動部材も回動せず、この状態において、回転部材の
回転による第3リンクの往復動で第1、第2リンクが屈
曲運動してスライドの上下動が行われる。スライドが下
降して材料を加工する時に過負荷が発生すると、第1、
第2リンクに上向きの大きな荷重が作用し、この荷重が
回動部材を回動させようとするモーメントとなり、この
モーメントによりピストンロッドは油圧室内の圧油の圧
力に抗して前記圧油供給通路側へ移動し、これにより、
油圧室と油逃がし通路とが連通して油圧室内の圧油は油
逃がし通路から逃げ、第1、第2リンク等が自由運動可
能状態となることにより、プレス機械部品は過負荷から
保護される。
油の圧力でピストンは油圧室の油逃がし通路側の端壁に
当接しており、このため、ピストンロッドは不動であっ
て回動部材も回動せず、この状態において、回転部材の
回転による第3リンクの往復動で第1、第2リンクが屈
曲運動してスライドの上下動が行われる。スライドが下
降して材料を加工する時に過負荷が発生すると、第1、
第2リンクに上向きの大きな荷重が作用し、この荷重が
回動部材を回動させようとするモーメントとなり、この
モーメントによりピストンロッドは油圧室内の圧油の圧
力に抗して前記圧油供給通路側へ移動し、これにより、
油圧室と油逃がし通路とが連通して油圧室内の圧油は油
逃がし通路から逃げ、第1、第2リンク等が自由運動可
能状態となることにより、プレス機械部品は過負荷から
保護される。
【0009】第2発明では、スライド調整装置用の駆動
モータを回転させると、ピストンロッドであるウォーム
ギヤ軸を介して回動部材であるウォームホイールが回動
するため、ウォームホイールの偏心部に上端が連結され
た第1リンク、およびこの第1リンクに連結された第2
リンクの高さ位置が変わるため、スライドの下死点位置
を調整できることになる。このため、この第2発明で
は、過負荷安全装置とスライドの下死点位置を調整する
スライド調整装置とを一部の部品を共通化して構成でき
ることになる。
モータを回転させると、ピストンロッドであるウォーム
ギヤ軸を介して回動部材であるウォームホイールが回動
するため、ウォームホイールの偏心部に上端が連結され
た第1リンク、およびこの第1リンクに連結された第2
リンクの高さ位置が変わるため、スライドの下死点位置
を調整できることになる。このため、この第2発明で
は、過負荷安全装置とスライドの下死点位置を調整する
スライド調整装置とを一部の部品を共通化して構成でき
ることになる。
【0010】第3発明では、スライドの下死点位置を調
整するために回動部材を回動させると第1リンクの上端
が連結された回動部材の偏心部の高さ位置が変化し、こ
の結果、過負荷発生時に回動部材に生ずる前記モーメン
トの大きさが変化しても、前記油圧設定器により、油圧
発生装置から油圧室に供給される圧油の圧力が調整され
るため、常に所定の大きさの過負荷が発生した時に過負
荷安全装置を作動させることができるようになる。
整するために回動部材を回動させると第1リンクの上端
が連結された回動部材の偏心部の高さ位置が変化し、こ
の結果、過負荷発生時に回動部材に生ずる前記モーメン
トの大きさが変化しても、前記油圧設定器により、油圧
発生装置から油圧室に供給される圧油の圧力が調整され
るため、常に所定の大きさの過負荷が発生した時に過負
荷安全装置を作動させることができるようになる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1において、水平軸1には回動部材であ
るウォームホイール2が取り付けられ、ウォームホイー
ル2は水平軸1の軸心O1 を中心に回動自在である。ウ
ォームホイール2にはピン等による偏心部3が設けら
れ、この偏心部3はウォームホイール2の回動により軸
心O1 を中心とした円軌跡Aを描く。偏心部3には第1
リンク4の上端4Aが連結され、また、図示しないガイ
ド部材に案内されて上下動自在となっているスライド5
には第2リンク6の下端6Bが連結され、かつ、第1リ
ンク4の下端4Bと第2リンク6の上端6Aとが連結さ
れている。
て説明する。図1において、水平軸1には回動部材であ
るウォームホイール2が取り付けられ、ウォームホイー
ル2は水平軸1の軸心O1 を中心に回動自在である。ウ
ォームホイール2にはピン等による偏心部3が設けら
れ、この偏心部3はウォームホイール2の回動により軸
心O1 を中心とした円軌跡Aを描く。偏心部3には第1
リンク4の上端4Aが連結され、また、図示しないガイ
ド部材に案内されて上下動自在となっているスライド5
には第2リンク6の下端6Bが連結され、かつ、第1リ
ンク4の下端4Bと第2リンク6の上端6Aとが連結さ
れている。
【0012】図示しないモータで回転する小径ギヤ7に
は回転部材である大径ギヤ8が噛合し、この大径ギヤ8
にはピン等による偏心部9が設けられ、大径ギヤ8の回
転により、偏心部9は大径ギヤ8の中心軸10の軸心O
2 を中心とした円軌跡Bを描く。偏心部9には第3リン
ク11の一端11Aが連結され、他端11Bは第1リン
ク4の下端4Bと第2リンク6の上端6Aとの連結部1
2に連結されている。
は回転部材である大径ギヤ8が噛合し、この大径ギヤ8
にはピン等による偏心部9が設けられ、大径ギヤ8の回
転により、偏心部9は大径ギヤ8の中心軸10の軸心O
2 を中心とした円軌跡Bを描く。偏心部9には第3リン
ク11の一端11Aが連結され、他端11Bは第1リン
ク4の下端4Bと第2リンク6の上端6Aとの連結部1
2に連結されている。
【0013】ウォームホイール2にはウォームギヤ13
が噛合し、このウォームギヤ13を備えるウォームギヤ
軸にはピストン14が設けられているため、ウォームギ
ヤ軸はピストンロッド15となっている。ウォームホイ
ール2の接線方向に延びるこのピストンロッド15は軸
受16で軸方向で摺動自在に支持され、ピストン14は
油圧シリンダ17の油圧室18に収容されている。ピス
トン14の外径は油圧室18の内径よりもわずかに小さ
く、このため、この間には隙間19が設けられている。
が噛合し、このウォームギヤ13を備えるウォームギヤ
軸にはピストン14が設けられているため、ウォームギ
ヤ軸はピストンロッド15となっている。ウォームホイ
ール2の接線方向に延びるこのピストンロッド15は軸
受16で軸方向で摺動自在に支持され、ピストン14は
油圧シリンダ17の油圧室18に収容されている。ピス
トン14の外径は油圧室18の内径よりもわずかに小さ
く、このため、この間には隙間19が設けられている。
【0014】油圧シリンダ17には油圧室18に接続さ
れた圧油供給通路20と油逃がし通路21とが形成さ
れ、これらは油圧室18のピストン14移動方向両側に
設けられている。ピストン14が油圧室18の油逃がし
通路21側の端壁22に当接すると、ピストン14と端
壁22との当接シール作用により油圧室18と油逃がし
通路21との接続が遮断されるようになっている。圧油
供給通路20には圧油供給回路23が接続され、この回
路23は油圧ポンプ、レギュレータ等からなる油圧発生
装置24を介して油タンク25から延びている。油逃が
し通路21には油逃がし回路26が接続され、この回路
26は油タンク25まで延びている。
れた圧油供給通路20と油逃がし通路21とが形成さ
れ、これらは油圧室18のピストン14移動方向両側に
設けられている。ピストン14が油圧室18の油逃がし
通路21側の端壁22に当接すると、ピストン14と端
壁22との当接シール作用により油圧室18と油逃がし
通路21との接続が遮断されるようになっている。圧油
供給通路20には圧油供給回路23が接続され、この回
路23は油圧ポンプ、レギュレータ等からなる油圧発生
装置24を介して油タンク25から延びている。油逃が
し通路21には油逃がし回路26が接続され、この回路
26は油タンク25まで延びている。
【0015】油タンク25内の油は油圧発生装置24に
よって圧油とされ、この圧油は圧油供給回路23、圧油
供給通路20を経て油圧室18に供給される。油圧室1
8に供給された油圧の圧力によりピストン14は油圧室
18の油逃がし通路21側の端壁22に当接し、プレス
機械が運転されている通常時には、ピストン14、さら
にはピストンロッド15は圧油の圧力によりその位置を
維持している。
よって圧油とされ、この圧油は圧油供給回路23、圧油
供給通路20を経て油圧室18に供給される。油圧室1
8に供給された油圧の圧力によりピストン14は油圧室
18の油逃がし通路21側の端壁22に当接し、プレス
機械が運転されている通常時には、ピストン14、さら
にはピストンロッド15は圧油の圧力によりその位置を
維持している。
【0016】以上のピストン14、ピストンロッド1
5、油圧シリンダ17等により、油圧式の過負荷安全装
置27が構成されている。
5、油圧シリンダ17等により、油圧式の過負荷安全装
置27が構成されている。
【0017】ピストンロッド15の後端部は油圧シリン
ダ17から突出し、この後端部に被動ギヤ28が固設さ
れている。被動ギヤ28にはモータ29の駆動軸に固設
された駆動ギヤ30が噛合し、モータ29でこれらのギ
ヤ28、30を介してピストンロッド15が回動し、こ
の回動がウォームギヤ13を介してウォームホイール2
に伝達されるようになっている。ウォームホイール2が
回動すると、第1リンク4の上端4Aが連結された前記
偏心部3の高さ位置が変わるため、第1、第2リンク
4,6の全体高さ位置が変更され、これにより金型交換
時にスライド5の下死点位置を調整できるようになって
いる。
ダ17から突出し、この後端部に被動ギヤ28が固設さ
れている。被動ギヤ28にはモータ29の駆動軸に固設
された駆動ギヤ30が噛合し、モータ29でこれらのギ
ヤ28、30を介してピストンロッド15が回動し、こ
の回動がウォームギヤ13を介してウォームホイール2
に伝達されるようになっている。ウォームホイール2が
回動すると、第1リンク4の上端4Aが連結された前記
偏心部3の高さ位置が変わるため、第1、第2リンク
4,6の全体高さ位置が変更され、これにより金型交換
時にスライド5の下死点位置を調整できるようになって
いる。
【0018】このため、ウォームギヤ13、ピストンロ
ッド15、ギヤ28,30、モータ29等により、スラ
イド5の下死点位置を調整するためのスライド調整装置
31が構成されている。
ッド15、ギヤ28,30、モータ29等により、スラ
イド5の下死点位置を調整するためのスライド調整装置
31が構成されている。
【0019】前記ウォームホイール2の回動中心軸であ
る前記水平軸1の近傍にはウォームホイール回動角度検
出センサ32が配置され、このセンサ32はスライド調
整装置31によるウォームホイール2の回動角度、言い
換えると、ウォームホイール2の偏心部3の高さ位置を
検出するためのものである。センサ32からの検出信号
はスライド調整量(スライド5の下死点位置調整量)検
出装置33に送られ、この装置33でウォームホイール
2の偏心部3の高さ位置が測定されるようになってい
る。スライド調整量検出装置33で測定された測定結果
は前記油圧発生装置24に接続されている油圧設定器3
4に送られ、この油圧設定器34は、油圧発生装置24
から前記油圧室18から供給される圧油の圧力を偏心部
3の高さ位置に対応したものに設定するためのものであ
る(後述の図2、図3参照)。
る前記水平軸1の近傍にはウォームホイール回動角度検
出センサ32が配置され、このセンサ32はスライド調
整装置31によるウォームホイール2の回動角度、言い
換えると、ウォームホイール2の偏心部3の高さ位置を
検出するためのものである。センサ32からの検出信号
はスライド調整量(スライド5の下死点位置調整量)検
出装置33に送られ、この装置33でウォームホイール
2の偏心部3の高さ位置が測定されるようになってい
る。スライド調整量検出装置33で測定された測定結果
は前記油圧発生装置24に接続されている油圧設定器3
4に送られ、この油圧設定器34は、油圧発生装置24
から前記油圧室18から供給される圧油の圧力を偏心部
3の高さ位置に対応したものに設定するためのものであ
る(後述の図2、図3参照)。
【0020】次に作用について説明する。プレス機械の
運転を行う時には、前述の通り、油圧室18に供給され
た圧油の圧力でピストン14は端壁22に当接され、こ
のため、ウォームギヤ13でウォームホイール2は回動
できない状態に保持され、また、油圧室18内の圧油は
ピストン14と端壁22との当接シール作用により油逃
がし通路21に流出することはない。前記小径ギヤ7に
より回転部材である大径ギヤ8が回転すると、このギヤ
8の偏心部9に一端11Aが連結された第3リンク11
が往復運動し、これにより、第1リンク4と第2リンク
6はこれらのリンク4,6の連結部12において屈曲運
動し、この屈曲運動によってスライド5は上下動し、ス
ライド5に取り付けられた上型35とボルスタ36に取
り付けられた下型37とで材料はプレス加工される。
運転を行う時には、前述の通り、油圧室18に供給され
た圧油の圧力でピストン14は端壁22に当接され、こ
のため、ウォームギヤ13でウォームホイール2は回動
できない状態に保持され、また、油圧室18内の圧油は
ピストン14と端壁22との当接シール作用により油逃
がし通路21に流出することはない。前記小径ギヤ7に
より回転部材である大径ギヤ8が回転すると、このギヤ
8の偏心部9に一端11Aが連結された第3リンク11
が往復運動し、これにより、第1リンク4と第2リンク
6はこれらのリンク4,6の連結部12において屈曲運
動し、この屈曲運動によってスライド5は上下動し、ス
ライド5に取り付けられた上型35とボルスタ36に取
り付けられた下型37とで材料はプレス加工される。
【0021】プレス機械に例えば材料が2枚重ねられて
供給されると、材料加工時に第1、第2リンク4,6に
は材料加工荷重の反力である上向きの大きな荷重が生
じ、この荷重は偏心部3を介してウォームホイール2を
図1中右方向へ回転させようとするモーメントとなり、
このため、ウォームギヤ13、ピストンロッド15には
右方向への移動荷重が作用する。この移動荷重がピスト
ン14に作用している油圧室18内の圧油の圧力による
左方向荷重より大きくなると、ピストン14、ピストン
ロッド15は右方向に移動し、この移動が始まるとただ
ちにピストン14と端壁22との当接シール作用が解除
されるため、油圧室18内の圧油は油逃がし通路21に
逃げ、さらに、油逃がし回路26を経て油タンク25に
戻される。すなわち、油圧式の過負荷安全装置27が作
動したことになり、これにより、ピストン14に作用し
ていた油圧室18内の圧油の圧力が消滅するため、第
1、第2リンク4,6、ウォームホイール2等は自由運
動可能状態となり、この結果、これらのプレス機械部品
は過負荷から保護されることになる。
供給されると、材料加工時に第1、第2リンク4,6に
は材料加工荷重の反力である上向きの大きな荷重が生
じ、この荷重は偏心部3を介してウォームホイール2を
図1中右方向へ回転させようとするモーメントとなり、
このため、ウォームギヤ13、ピストンロッド15には
右方向への移動荷重が作用する。この移動荷重がピスト
ン14に作用している油圧室18内の圧油の圧力による
左方向荷重より大きくなると、ピストン14、ピストン
ロッド15は右方向に移動し、この移動が始まるとただ
ちにピストン14と端壁22との当接シール作用が解除
されるため、油圧室18内の圧油は油逃がし通路21に
逃げ、さらに、油逃がし回路26を経て油タンク25に
戻される。すなわち、油圧式の過負荷安全装置27が作
動したことになり、これにより、ピストン14に作用し
ていた油圧室18内の圧油の圧力が消滅するため、第
1、第2リンク4,6、ウォームホイール2等は自由運
動可能状態となり、この結果、これらのプレス機械部品
は過負荷から保護されることになる。
【0022】異なるプレス品を生産するために上型3
5、下型37からなる金型交換を行い、これにより、ス
ライド5の下死点位置を変更することが必要になった場
合には、スライド調整装置31のモータ29を駆動さ
せ、これによりギヤ30,28,ピストンロッド15,
ウォームギヤ13を介してウォームホイール2を必要角
度回動させる。これにより、ウォームホイール2の偏心
部3の高さ位置が変更されるため、第1、第2リンク
4,6の全体高さ位置が変わり、これにより、スライド
5の下死点位置が変更される。
5、下型37からなる金型交換を行い、これにより、ス
ライド5の下死点位置を変更することが必要になった場
合には、スライド調整装置31のモータ29を駆動さ
せ、これによりギヤ30,28,ピストンロッド15,
ウォームギヤ13を介してウォームホイール2を必要角
度回動させる。これにより、ウォームホイール2の偏心
部3の高さ位置が変更されるため、第1、第2リンク
4,6の全体高さ位置が変わり、これにより、スライド
5の下死点位置が変更される。
【0023】以上のようにスライド調整装置31により
スライド5の下死点位置を変更した場合には、ウォーム
ホイール2の偏心部3の高さ位置が変わり、この結果、
偏心部3とウォームホイール2の回転中心である軸心O
1 との間の水平距離が変化することになる。これによる
と、過負荷発生時に第1、第2リンク4,6に作用する
上向きの荷重によってウォームホイール2に生じる図1
中右方向への回転モーメントの大きさが変化することに
なり、このため、油圧室18に同じ圧力の圧油を供給し
たのでは過負荷安全装置27が作動する過負荷の大きさ
に違いが生じてしまう。
スライド5の下死点位置を変更した場合には、ウォーム
ホイール2の偏心部3の高さ位置が変わり、この結果、
偏心部3とウォームホイール2の回転中心である軸心O
1 との間の水平距離が変化することになる。これによる
と、過負荷発生時に第1、第2リンク4,6に作用する
上向きの荷重によってウォームホイール2に生じる図1
中右方向への回転モーメントの大きさが変化することに
なり、このため、油圧室18に同じ圧力の圧油を供給し
たのでは過負荷安全装置27が作動する過負荷の大きさ
に違いが生じてしまう。
【0024】図2、図3はこのような問題を解決するた
めの手段を示す。図2において、Fは過負荷発生時に第
1、第2リンク4,6に作用する上向きの荷重、eは軸
心O1 からの偏心部3の偏心量、θは偏心部3の水平方
向からの傾き角度、Dはウォームギヤ13と噛合するウ
ォームホイール2のピッチ円の直径、MはFによって生
じるウォームホイール2の回転モーメント、PはMによ
って生じるピストンロッド15の移動荷重、Sは偏心部
3の高さ位置変化量(スライド5の下死点位置調整量)
であり、このSは軸心O1 と同じ高さの水平位置にある
中点から上限、下限まで等量ずつ振り分けられている。
プレス機械に過負荷が発生した場合、M,Pは以下の数
式により表される。
めの手段を示す。図2において、Fは過負荷発生時に第
1、第2リンク4,6に作用する上向きの荷重、eは軸
心O1 からの偏心部3の偏心量、θは偏心部3の水平方
向からの傾き角度、Dはウォームギヤ13と噛合するウ
ォームホイール2のピッチ円の直径、MはFによって生
じるウォームホイール2の回転モーメント、PはMによ
って生じるピストンロッド15の移動荷重、Sは偏心部
3の高さ位置変化量(スライド5の下死点位置調整量)
であり、このSは軸心O1 と同じ高さの水平位置にある
中点から上限、下限まで等量ずつ振り分けられている。
プレス機械に過負荷が発生した場合、M,Pは以下の数
式により表される。
【0025】
【数1】M=F・e・cosθ P=2・M/D=2・F・e・cosθ/D
【0026】図3はθが変化した場合、言い換えると、
偏心部3の高さ位置が変化した場合におけるM,Pの変
化を示すグラフである。M,Pは偏心部3が中点にある
ときに最大となり、中点から上限方向、下限方向に偏心
部3の位置が変化するにともない、M,Pは対称カーブ
で次第に減少する。
偏心部3の高さ位置が変化した場合におけるM,Pの変
化を示すグラフである。M,Pは偏心部3が中点にある
ときに最大となり、中点から上限方向、下限方向に偏心
部3の位置が変化するにともない、M,Pは対称カーブ
で次第に減少する。
【0027】スライド5の下死点位置を調整した場合、
過負荷発生によってピストンロッド15に作用するPは
このように変化するため、油圧室18に供給する圧油の
圧力をPと対応する大きさに調整しなければ、過負荷安
全装置27を同じ大きさの過負荷が発生したときに作動
させることができない。過負荷安全装置27を同じ大き
さの過負荷の発生によって作動させることができるよう
に油圧室18に供給する圧油の圧力をPと対応した大き
さにすることは、本装置では、図1で示した油圧発生装
置24に接続された油圧設定器34による油圧設定を変
更することにより行われ、油圧設定器34で設定された
圧力に油タンク25の油は油圧発生装置24によって加
圧されながら油圧室18に供給される。油圧設定器34
による油圧設定は作業者による手作業で行うようにして
もよいが、本実施例では、前記センサ32、スライド調
整量検出装置33によってウォームホイール2の偏心部
3の高さ位置を自動検出し、この検出信号を利用して油
圧設定器34による油圧設定作業を自動作業で行えるよ
うにしている。
過負荷発生によってピストンロッド15に作用するPは
このように変化するため、油圧室18に供給する圧油の
圧力をPと対応する大きさに調整しなければ、過負荷安
全装置27を同じ大きさの過負荷が発生したときに作動
させることができない。過負荷安全装置27を同じ大き
さの過負荷の発生によって作動させることができるよう
に油圧室18に供給する圧油の圧力をPと対応した大き
さにすることは、本装置では、図1で示した油圧発生装
置24に接続された油圧設定器34による油圧設定を変
更することにより行われ、油圧設定器34で設定された
圧力に油タンク25の油は油圧発生装置24によって加
圧されながら油圧室18に供給される。油圧設定器34
による油圧設定は作業者による手作業で行うようにして
もよいが、本実施例では、前記センサ32、スライド調
整量検出装置33によってウォームホイール2の偏心部
3の高さ位置を自動検出し、この検出信号を利用して油
圧設定器34による油圧設定作業を自動作業で行えるよ
うにしている。
【0028】以上説明した本実施例によれば、回動部材
となっているウォームホイール2に接線方向へ延びるピ
ストンロッド15をウォームギヤ13を介して係合させ
ることより、第1、第2、第3リンク4,6,11を使
用したナックルプレス機械に油圧式の過負荷安全装置2
7を有効に設けることができるとともに、ウォームホイ
ール2の偏心部3の偏心量eとウォームホイール2のピ
ッチ円の半径D/2との比率から、図2で示したPをF
よりも小さくでき、このため、油圧式の過負荷安全装置
をスライドの内部に設けて過負荷発生時における上向き
荷重をこの過負荷安全装置に直接作用させるようにした
場合と比べ、油圧室18に供給する圧油の圧力を小さく
でき、この結果、油圧シリンダ17をコンパクト化でき
て過負荷安全装置27の小型化を達成できる。
となっているウォームホイール2に接線方向へ延びるピ
ストンロッド15をウォームギヤ13を介して係合させ
ることより、第1、第2、第3リンク4,6,11を使
用したナックルプレス機械に油圧式の過負荷安全装置2
7を有効に設けることができるとともに、ウォームホイ
ール2の偏心部3の偏心量eとウォームホイール2のピ
ッチ円の半径D/2との比率から、図2で示したPをF
よりも小さくでき、このため、油圧式の過負荷安全装置
をスライドの内部に設けて過負荷発生時における上向き
荷重をこの過負荷安全装置に直接作用させるようにした
場合と比べ、油圧室18に供給する圧油の圧力を小さく
でき、この結果、油圧シリンダ17をコンパクト化でき
て過負荷安全装置27の小型化を達成できる。
【0029】また、ピストンロッド15をウォームホイ
ール2と噛合するウォームギヤ13を有するウォームギ
ヤ軸とし、このウォームギヤ軸にギヤ28,30を介し
てモータ29を接続したため、モータ29によってウォ
ームホイール2を回動させることにより偏心部3の高さ
位置を変更してスライド5の下死点位置を調整できるよ
うになる。また、この下死点位置を調整するためのスラ
イド調整装置31を過負荷安全装置27とピストンロッ
ド15等を共通の部品として構成できるようになり、必
要部品点数の削減を達成できる。
ール2と噛合するウォームギヤ13を有するウォームギ
ヤ軸とし、このウォームギヤ軸にギヤ28,30を介し
てモータ29を接続したため、モータ29によってウォ
ームホイール2を回動させることにより偏心部3の高さ
位置を変更してスライド5の下死点位置を調整できるよ
うになる。また、この下死点位置を調整するためのスラ
イド調整装置31を過負荷安全装置27とピストンロッ
ド15等を共通の部品として構成できるようになり、必
要部品点数の削減を達成できる。
【0030】さらに、油圧室18に圧油を供給する油圧
発生装置24に油圧設定器34を接続し、この油圧設定
器34によりウォームホイール2の偏心部3の高さ位置
に対応して油圧室18に供給する圧油の圧力を変えるよ
うにしたため、ウォームホイール2の回動によりスライ
ド5の下死点位置を調整しても、過負荷安全装置27を
同じ大きさの過負荷が発生したときに常に作動させるこ
とができるようになる。
発生装置24に油圧設定器34を接続し、この油圧設定
器34によりウォームホイール2の偏心部3の高さ位置
に対応して油圧室18に供給する圧油の圧力を変えるよ
うにしたため、ウォームホイール2の回動によりスライ
ド5の下死点位置を調整しても、過負荷安全装置27を
同じ大きさの過負荷が発生したときに常に作動させるこ
とができるようになる。
【0031】また、プレス機械による材料の加工中にい
わゆるスティック現象が生じた場合、例えば圧油供給回
路23と油逃がし回路26との間に設けた開閉弁を開い
て油圧室18の圧油を油タンク25に逃がすことにより
このスティック状態から離脱でき、過負荷安全装置27
をスティック離脱装置として使用することもできる。
わゆるスティック現象が生じた場合、例えば圧油供給回
路23と油逃がし回路26との間に設けた開閉弁を開い
て油圧室18の圧油を油タンク25に逃がすことにより
このスティック状態から離脱でき、過負荷安全装置27
をスティック離脱装置として使用することもできる。
【0032】以上説明した本実施例ではセンサ32、ス
ライド調整量検出装置33によりウォームホイール2の
偏心部3の高さ位置を自動検出し、これによって油圧設
定器34による油圧設定作業を自動作業で行えるように
したが、油圧設定器34は作業者が手作業で行うタイプ
のものでもよい。
ライド調整量検出装置33によりウォームホイール2の
偏心部3の高さ位置を自動検出し、これによって油圧設
定器34による油圧設定作業を自動作業で行えるように
したが、油圧設定器34は作業者が手作業で行うタイプ
のものでもよい。
【0033】また、前記実施例ではピストンロッド15
をウォームギヤ13が設けられたウォームギヤ軸とし、
この軸をスライド調整装置用のモータ29で回動させて
スライド5の下死点位置を調整するようにしたが、スラ
イド5の下死点位置の調整はウォームホイール2の中心
軸である水平軸1をモータで回動させて行うようにして
もよい。しかし、前記実施例のように構成すれば、前述
の通り、部品の共通化によって部品点数を削減できると
いう効果を得られる。
をウォームギヤ13が設けられたウォームギヤ軸とし、
この軸をスライド調整装置用のモータ29で回動させて
スライド5の下死点位置を調整するようにしたが、スラ
イド5の下死点位置の調整はウォームホイール2の中心
軸である水平軸1をモータで回動させて行うようにして
もよい。しかし、前記実施例のように構成すれば、前述
の通り、部品の共通化によって部品点数を削減できると
いう効果を得られる。
【0034】
【発明の効果】本発明の第1発明によれば、ナックルプ
レス機械に油圧式の過負荷安全装置を有効に設けること
ができるとともに、油圧室に供給する圧油の圧力を小さ
くできるため、この過負荷安全装置を小型化できるとい
う効果を得られる。
レス機械に油圧式の過負荷安全装置を有効に設けること
ができるとともに、油圧室に供給する圧油の圧力を小さ
くできるため、この過負荷安全装置を小型化できるとい
う効果を得られる。
【0035】また、本発明の第2発明によれば、回動部
材をウォームホイールとし、回動部材に係合して回動部
材の接線方向に延びるピストンロッドをウォームホイー
ルと噛合するウォームギヤを有するウォームギヤ軸と
し、このウォームギヤ軸をスライド調整装置用のモータ
で回動させるようにしたため、スライドの下死点位置を
調整するためのスライド調整装置を過負荷安全装置と一
部の部品を共通化して構成できるようになり、部品点数
の削減、構造の簡単化を達成できる。
材をウォームホイールとし、回動部材に係合して回動部
材の接線方向に延びるピストンロッドをウォームホイー
ルと噛合するウォームギヤを有するウォームギヤ軸と
し、このウォームギヤ軸をスライド調整装置用のモータ
で回動させるようにしたため、スライドの下死点位置を
調整するためのスライド調整装置を過負荷安全装置と一
部の部品を共通化して構成できるようになり、部品点数
の削減、構造の簡単化を達成できる。
【0036】さらに、本発明の第3発明によれば、過負
荷安全装置の油圧室内に圧油を供給する油圧発生装置に
油圧設定器を接続し、この油圧設定器により油圧室に供
給される圧油の圧力を第1リンクの上端が連結される回
動部材の偏心部の高さ位置と対応させて変化させること
ができるようにしたため、回動部材の回動によりスライ
ドの下死点位置を調整しても、過負荷安全装置を同じ大
きさの過負荷が発生したときに常に作動させることがで
きるようになり、過負荷安全装置が作動する過負荷の大
きさがスライドの下死点位置の変更により変化するのを
なくすことができる。
荷安全装置の油圧室内に圧油を供給する油圧発生装置に
油圧設定器を接続し、この油圧設定器により油圧室に供
給される圧油の圧力を第1リンクの上端が連結される回
動部材の偏心部の高さ位置と対応させて変化させること
ができるようにしたため、回動部材の回動によりスライ
ドの下死点位置を調整しても、過負荷安全装置を同じ大
きさの過負荷が発生したときに常に作動させることがで
きるようになり、過負荷安全装置が作動する過負荷の大
きさがスライドの下死点位置の変更により変化するのを
なくすことができる。
【図1】本発明の一実施例に係る装置を示す概略図であ
る。
る。
【図2】スライドの下死点位置の変更によりピストンロ
ッドに作用する移動荷重が変化することを示す図であ
る。
ッドに作用する移動荷重が変化することを示す図であ
る。
【図3】図2で示されたMとPが回動部材であるウォー
ムホイールの偏心部の高さ位置によって変わることを示
したグラフである。
ムホイールの偏心部の高さ位置によって変わることを示
したグラフである。
1 水平軸 2 回動部材であるウォームホイール 3 偏心部 4 第1リンク 5 スライド 6 第2リンク 8 回転部材である大径ギヤ 9 偏心部 11 第3リンク 13 ウォームギヤ 14 ピストン 15 ウォームギヤ軸であるピストンロッド 17 油圧シリンダ 18 油圧室 20 圧油供給通路 21 油逃がし通路 24 油圧発生装置 27 過負荷安全装置 31 スライド調整装置 34 油圧設定器
Claims (2)
- 【請求項1】水平軸(1)を中心に回動可能な回動部材
(2)の偏心部(3)に上端が連結された第1リンク
(4)の下端と、上下動自在なスライド(5)に下端が
連結された第2リンク(6)の上端とを連結し、この連
結部に一端が回転部材(8)の偏心部(9)に連結され
てこの回転部材(8)の回転により往復運動する第3リ
ンク(11)の他端を連結し、この第3リンク(11)
の往復動による第1、第2リンクの屈曲運動により前記
スライド(5)を上下動させるナックルプレス機械にお
いて、前記回動部材(2)にこの回動部材(2)の接線
方向に延びるピストンロッド(15)を係合させ、この
ピストンロッド(15)のピストン(14)を油圧シリ
ンダ(17)内の油圧室(18)に収容し、この油圧シ
リンダ(17)に前記油圧室(18)と接続された圧油
供給通路(20)と油逃がし通路(21)とを前記油圧
室(18)の前記ピストン(14)移動方向両側に設
け、前記圧油供給通路(20)から前記油圧室(18)
に供給された圧油の圧力で前記ピストン(14)を前記
油圧室(18)の前記油逃がし通路(21)側の端壁に
当接シール可能とするとともに、過負荷による前記ピス
トン(14)の前記圧油供給通路(20)側への移動に
より前記油圧室(18)と前記油逃がし通路(21)と
を連通可能とし、前記回動部材(2)はウオームホイー
ルで、前記ピストンロッドはこのウオームホイールに歯
合するウオームギヤ(13)を有するウオームギヤ軸で
あり、このウオームギヤ軸に前記スライド(5)の下死
点位置を調整するスライド調整装置用の駆動モータが接
続されていることを特徴とするナックルプレス機械の過
負荷安全装置。 - 【請求項2】請求項1項に記載のナックルプレス機械の
過負荷安全装置において、前記圧油供給通路(20)に
は圧油を前記油圧室(18)に供給する油圧発生装置
(24)が接続されているとともに、この油圧発生装置
(24)には前記油圧室(18)に供給する圧油の圧力
を前記回動部材(2)の前記偏心部(3)の高さ位置に
対応して設定する油圧設定器(34)が接続されている
ことを特徴とするナックルプレス機械の過負荷安全装
置。」
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3317817A JPH0775800B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | ナックルプレス機械の過負荷安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3317817A JPH0775800B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | ナックルプレス機械の過負荷安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05154700A JPH05154700A (ja) | 1993-06-22 |
| JPH0775800B2 true JPH0775800B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=18092380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3317817A Expired - Lifetime JPH0775800B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | ナックルプレス機械の過負荷安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0775800B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103434179A (zh) * | 2013-08-06 | 2013-12-11 | 常州大学 | 一种单驱动并联压榨机构 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110355250A (zh) * | 2019-08-12 | 2019-10-22 | 济南二机床集团有限公司 | 一种肘杆式机械包边压力机 |
| CN111692288B (zh) * | 2020-05-07 | 2025-02-14 | 深圳市云伽智能技术有限公司 | 防堵蜗轮蜗杆机构及具有它的锁具 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62161500A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-17 | Aida Eng Ltd | プレス機械の過負荷安全装置 |
| JPH0729232B2 (ja) * | 1989-11-09 | 1995-04-05 | アイダエンジニアリング株式会社 | 2ポイントプレスの過負荷防止装置 |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP3317817A patent/JPH0775800B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103434179A (zh) * | 2013-08-06 | 2013-12-11 | 常州大学 | 一种单驱动并联压榨机构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05154700A (ja) | 1993-06-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101722782B1 (ko) | 프레스용 유압 파인 블랭킹 헤드 및 그 인피드 방법 | |
| CA2516528C (en) | Jaw-type rock crusher with toggle plate tension bar | |
| US20090013843A1 (en) | Counter-Rotating Spindle Transmission | |
| EP0217489B1 (en) | Electric overload control system for power presses | |
| KR100258845B1 (ko) | 프레스기계의 가압력 자동제어 방법과 그 장치 | |
| KR101068377B1 (ko) | 쿠션 하중 제어 장치 및 쿠션 하중 제어 장치를 구비한프레스 기계 | |
| HK1002326B (en) | Method of automatically controlling pressing force of press machine and device therefor | |
| US5000028A (en) | Workpiece manipulator assembly for forging machines | |
| US7401488B2 (en) | Die cushion apparatus | |
| US7918120B2 (en) | Die cushion control device | |
| EP1279488B1 (en) | Device and method for controlling stop of hydraulic press and device and method for detecting trouble of speed selector valve | |
| JPH0775800B2 (ja) | ナックルプレス機械の過負荷安全装置 | |
| EP1055066B1 (en) | Apparatus for executing activities assisted by hydromotors and a hydraulic transformer for use in such an apparatus | |
| RU2217316C2 (ru) | Устройство для экстренного торможения, предназначенное для остановки работы пресса | |
| EP0714759B1 (en) | Motor-operated press mechanism | |
| JP2004174562A (ja) | 電動サーボプレスの過負荷脱出方法 | |
| JP3017449B2 (ja) | 竪型ミル | |
| US5398601A (en) | Press shutheight adjustment in motion mechanism | |
| US7694616B2 (en) | Spindle drive support | |
| JP2005219089A (ja) | 電動サーボプレス | |
| JP2005219089A6 (ja) | 電動サーボプレス | |
| JPH0377704A (ja) | サイジングプレス装置の監視装置 | |
| JPH0563246B2 (ja) | ||
| IT201600102029A1 (it) | Meccanismo per variare l'escursione di un cursore di un cinematismo a moto alternato | |
| JP6905913B2 (ja) | 金型プレス装置及び金型プレス方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960206 |