JPH0775906A - 自動工具交換装置 - Google Patents
自動工具交換装置Info
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- JPH0775906A JPH0775906A JP22442493A JP22442493A JPH0775906A JP H0775906 A JPH0775906 A JP H0775906A JP 22442493 A JP22442493 A JP 22442493A JP 22442493 A JP22442493 A JP 22442493A JP H0775906 A JPH0775906 A JP H0775906A
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- tool
- plate
- fixed plate
- fastening
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 固定プレートと工具プレートとの間の締結及
び位置決めのいずれもが高い精度で実行できる自動工具
交換装置を提供する。 【構成】 ロボットハンドのアーム等に連結される固定
プレート1と、工具を着脱する工具プレート2を凹凸嵌
合によって位置決めし、固定プレート1に設けた空洞状
の接合座1dに工具プレート2のコネクタロッド2aを
差し込んでこの周りに偏心可能に設けた調心リング5に
対して、固定プレート1のアクチュエータ3の動作によ
って接合座1dの中側に移動する複数のロックボール4
に係合させることによって、両プレートを締結可能と
し、固定プレート1と工具プレート2の接合の際の位置
決めと締結とをそれぞれ別個の機構によって行なう。
び位置決めのいずれもが高い精度で実行できる自動工具
交換装置を提供する。 【構成】 ロボットハンドのアーム等に連結される固定
プレート1と、工具を着脱する工具プレート2を凹凸嵌
合によって位置決めし、固定プレート1に設けた空洞状
の接合座1dに工具プレート2のコネクタロッド2aを
差し込んでこの周りに偏心可能に設けた調心リング5に
対して、固定プレート1のアクチュエータ3の動作によ
って接合座1dの中側に移動する複数のロックボール4
に係合させることによって、両プレートを締結可能と
し、固定プレート1と工具プレート2の接合の際の位置
決めと締結とをそれぞれ別個の機構によって行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットハンド等に利
用され工具を自動的に交換可能とした自動工具交換装置
に関する。
用され工具を自動的に交換可能とした自動工具交換装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】工業用ロボットのアームには、機械加工
用の工具を交換するための自動工具交換装置が取り付け
られる。この自動工具交換装置は、ロボットのアームに
連結される固定プレートに対して工具を一体化した工具
プレートとを位置合わせして連結可能としたものであ
る。
用の工具を交換するための自動工具交換装置が取り付け
られる。この自動工具交換装置は、ロボットのアームに
連結される固定プレートに対して工具を一体化した工具
プレートとを位置合わせして連結可能としたものであ
る。
【0003】このような自動工具交換装置では、固定プ
レートと工具プレートとを連結するために、これらの位
置決めと締結のための機構が必要である。
レートと工具プレートとを連結するために、これらの位
置決めと締結のための機構が必要である。
【0004】この位置決め機構としては、たとえば特開
平4−63688号公報に記載されているように、工具
プレートの芯から離れた位置に位置決め軸を工具プレー
トの軸線と平行に突き出し、固定プレート側にはこれら
の位置決め軸が嵌まり込む孔を設け、これらの位置決め
軸と孔との嵌め合いを利用することができる。
平4−63688号公報に記載されているように、工具
プレートの芯から離れた位置に位置決め軸を工具プレー
トの軸線と平行に突き出し、固定プレート側にはこれら
の位置決め軸が嵌まり込む孔を設け、これらの位置決め
軸と孔との嵌め合いを利用することができる。
【0005】また、締結機構としては、工具プレートに
同軸上にテーパ付きの締結軸を突き出して設け、固定プ
レートにはこの締結軸が嵌まり込む締結孔を備える。そ
して、締結孔には複数の鋼球を組み込むと共にこれらを
半径方向にシフト可能な流体圧式のアクチュエータを設
け、締結軸の出し入れに応じて鋼球とテーパとによる拘
束及び解放を可能とする。
同軸上にテーパ付きの締結軸を突き出して設け、固定プ
レートにはこの締結軸が嵌まり込む締結孔を備える。そ
して、締結孔には複数の鋼球を組み込むと共にこれらを
半径方向にシフト可能な流体圧式のアクチュエータを設
け、締結軸の出し入れに応じて鋼球とテーパとによる拘
束及び解放を可能とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】アクチュエータによっ
て付勢された鋼球はテーパに倣って締結軸を締結孔に調
心させるように機能する。この場合、位置決め軸と孔と
のクリアランスが十分に大きければ、締結時には鋼球の
ピッチ円の中心と締結軸のテーパ周りの軸芯は最終的に
は一致するようになり、鋼球のそれぞれに一様な負荷が
加わる。
て付勢された鋼球はテーパに倣って締結軸を締結孔に調
心させるように機能する。この場合、位置決め軸と孔と
のクリアランスが十分に大きければ、締結時には鋼球の
ピッチ円の中心と締結軸のテーパ周りの軸芯は最終的に
は一致するようになり、鋼球のそれぞれに一様な負荷が
加わる。
【0007】一方、締結軸と孔とがクリアランス以上に
ずれていると、鋼球のピッチ円と締結軸のテーパ周りの
軸芯が整合せず、鋼球に過大な負荷が加わって異常摩耗
を生じることになる。この点からすると、締結軸と孔と
の間のクリアランスを或る程度大きくしたほうが耐久性
や良好な締結を維持するためには好ましい。
ずれていると、鋼球のピッチ円と締結軸のテーパ周りの
軸芯が整合せず、鋼球に過大な負荷が加わって異常摩耗
を生じることになる。この点からすると、締結軸と孔と
の間のクリアランスを或る程度大きくしたほうが耐久性
や良好な締結を維持するためには好ましい。
【0008】しかしながら、自動工具交換装置において
は、固定プレートと工具プレートの速やかな締結及び分
離だけでなく、これらのプレートの間の位置決めも非常
に重要である。したがって、位置決め軸と孔のクリアラ
ンスをむやみに大きくすることは、位置決め精度の低下
を招き、工具による加工に影響を及ぼす。
は、固定プレートと工具プレートの速やかな締結及び分
離だけでなく、これらのプレートの間の位置決めも非常
に重要である。したがって、位置決め軸と孔のクリアラ
ンスをむやみに大きくすることは、位置決め精度の低下
を招き、工具による加工に影響を及ぼす。
【0009】このように、従来の自動工具交換装置で
は、締結機構と位置決め機構の両方の機能が互いに干渉
し合う関係にあることから、これらが両立した良好な作
動が得られないという問題がある。
は、締結機構と位置決め機構の両方の機能が互いに干渉
し合う関係にあることから、これらが両立した良好な作
動が得られないという問題がある。
【0010】本発明において解決すべき課題は、固定プ
レートと工具プレートとの間の締結及び位置決めのいず
れもが高い精度で実行できる自動工具交換装置を提供す
ることにある。
レートと工具プレートとの間の締結及び位置決めのいず
れもが高い精度で実行できる自動工具交換装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロボットハン
ドのアーム等に連結される固定プレートと、工具を着脱
する工具プレートとの組合せからなり、前記両プレート
どうしを凹凸嵌合によって位置決めして締結する自動工
具交換装置であって、前記固定プレートは、環状壁によ
って形成されて前記工具プレートに同軸上に設けたコネ
クタロッドが嵌まり込む接合座と、該接合座の周りを包
囲して作動流体によって軸線方向に移動可能なアクチュ
エータと、該アクチュエータの内壁に係合して前記接合
座の周壁内外に出没可能なロックボールとを備え、前記
工具プレートは、前記コネクタロッドの先端側であって
前記接合座に嵌まり込む部分に調心リングを偏心可能に
備え、前記コネクタロッドの前記接合座への嵌入時にお
いて、前記調心リングはその周面に形成した拘束テーパ
と前記ロックボールとの間に前記固定プレートと工具プ
レートを締結する向きに係合可能としてなることを特徴
とする。
ドのアーム等に連結される固定プレートと、工具を着脱
する工具プレートとの組合せからなり、前記両プレート
どうしを凹凸嵌合によって位置決めして締結する自動工
具交換装置であって、前記固定プレートは、環状壁によ
って形成されて前記工具プレートに同軸上に設けたコネ
クタロッドが嵌まり込む接合座と、該接合座の周りを包
囲して作動流体によって軸線方向に移動可能なアクチュ
エータと、該アクチュエータの内壁に係合して前記接合
座の周壁内外に出没可能なロックボールとを備え、前記
工具プレートは、前記コネクタロッドの先端側であって
前記接合座に嵌まり込む部分に調心リングを偏心可能に
備え、前記コネクタロッドの前記接合座への嵌入時にお
いて、前記調心リングはその周面に形成した拘束テーパ
と前記ロックボールとの間に前記固定プレートと工具プ
レートを締結する向きに係合可能としてなることを特徴
とする。
【0012】
【作用】固定プレートと工具プレートは、たとえば固定
プレート側に位置決め孔を設け工具プレートにはこの位
置決め孔にテーパ嵌合するテーパ軸を設け、これらの位
置決め孔とテーパ軸との凹凸嵌合によって互いに位置決
めされる。
プレート側に位置決め孔を設け工具プレートにはこの位
置決め孔にテーパ嵌合するテーパ軸を設け、これらの位
置決め孔とテーパ軸との凹凸嵌合によって互いに位置決
めされる。
【0013】また、調心リング部分が接合座の中に嵌ま
り込むようにコネクタロッドと接合座との位置関係とし
た後にアクチュエータを作動させると、ロックボールが
接合座の中に入り込む側に移動し、これによって調心リ
ングの拘束テーパがロックボールに係合し、固定プレー
トと工具プレートとが締結される。
り込むようにコネクタロッドと接合座との位置関係とし
た後にアクチュエータを作動させると、ロックボールが
接合座の中に入り込む側に移動し、これによって調心リ
ングの拘束テーパがロックボールに係合し、固定プレー
トと工具プレートとが締結される。
【0014】この締結の際、位置決めは締結機構とは別
個に行われるので、調心リングの介在によってたとえば
接合座が固定プレートと厳密な同軸配置となっていなく
ても、固定プレートと工具プレートとは同軸上に結合さ
れる。そして、ロックボールは接合座に保持されている
ので、この接合座に調心する調心リングはロックボール
に一様に突き当たって各ロックボールに均一の負荷を加
え、部分的な過大な負荷の発生を防止する。
個に行われるので、調心リングの介在によってたとえば
接合座が固定プレートと厳密な同軸配置となっていなく
ても、固定プレートと工具プレートとは同軸上に結合さ
れる。そして、ロックボールは接合座に保持されている
ので、この接合座に調心する調心リングはロックボール
に一様に突き当たって各ロックボールに均一の負荷を加
え、部分的な過大な負荷の発生を防止する。
【0015】
【実施例】図1は本発明の自動工具交換装置の一実施例
を示す概略縦断面図である。
を示す概略縦断面図である。
【0016】図において、ロボットハンドのアーム(図
示せず)の先端に連結される固定プレート1に対して、
工具(図示せず)を一体化した工具プレート2が着脱自
在に装着可能とする。
示せず)の先端に連結される固定プレート1に対して、
工具(図示せず)を一体化した工具プレート2が着脱自
在に装着可能とする。
【0017】固定プレート1は円形の横断面を持ち、そ
の内部には環状断面のシリンダボア1aを形成すると共
に作動流体としての空気をこのシリンダボア1aに供給
する給排ポート1b,1cを設けている。固定プレート
1にはアクチュエータ3を同軸上に連接し、そのピスト
ン3aをシリンダボア1aの中に摺動自在に組み込む。
の内部には環状断面のシリンダボア1aを形成すると共
に作動流体としての空気をこのシリンダボア1aに供給
する給排ポート1b,1cを設けている。固定プレート
1にはアクチュエータ3を同軸上に連接し、そのピスト
ン3aをシリンダボア1aの中に摺動自在に組み込む。
【0018】固定プレート1の下面には、シリンダボア
1aによって包囲された空洞状の接合座1dを同軸上に
設けると共に、縁部には三角形の縦断面を持つテーパ状
の位置決め孔1eを複数備える。そして、接合座1dの
周壁には、複数のロックボール4を転動可能に組み込
み、このロックボール4を支持している接合座1dの開
口の外側縁には、ロックボール4が外側に抜けないよう
に小さな突起(図示せず)を設ける。
1aによって包囲された空洞状の接合座1dを同軸上に
設けると共に、縁部には三角形の縦断面を持つテーパ状
の位置決め孔1eを複数備える。そして、接合座1dの
周壁には、複数のロックボール4を転動可能に組み込
み、このロックボール4を支持している接合座1dの開
口の外側縁には、ロックボール4が外側に抜けないよう
に小さな突起(図示せず)を設ける。
【0019】アクチュエータ3は、図2に示すように、
先端側からガイド用テーパ面3b,ストッパ3d,倣い
テーパ面3e及び結合用テーパ3cを形成したものであ
る。そして、結合時には結合用テーパ3cにロックボー
ル4の周面が点接触するようにアクチュエータ3のスト
ロークを決める。
先端側からガイド用テーパ面3b,ストッパ3d,倣い
テーパ面3e及び結合用テーパ3cを形成したものであ
る。そして、結合時には結合用テーパ3cにロックボー
ル4の周面が点接触するようにアクチュエータ3のスト
ロークを決める。
【0020】図1に戻って、工具プレート2には、固定
プレート1の接合座1dの内径より小さなコネクタロッ
ド2aを同軸上に突き出して設ける。このコネクタ2a
はその上端の外周面をテーパ面状としたガイド2bとす
ると共に、その下部に小径部2cを設けてその周りに調
心リング5を外挿したものである。
プレート1の接合座1dの内径より小さなコネクタロッ
ド2aを同軸上に突き出して設ける。このコネクタ2a
はその上端の外周面をテーパ面状としたガイド2bとす
ると共に、その下部に小径部2cを設けてその周りに調
心リング5を外挿したものである。
【0021】調心リング5は小径部2cの外径よりも大
きな内径を持つ環状体であり、その外周面の下半分には
下端側に向けて先細りする拘束テーパ5aを形成すると
共に上半分にへ傾斜が緩いテーパ状のガイド面5bを設
けたものである。
きな内径を持つ環状体であり、その外周面の下半分には
下端側に向けて先細りする拘束テーパ5aを形成すると
共に上半分にへ傾斜が緩いテーパ状のガイド面5bを設
けたものである。
【0022】更に、工具プレート2の上面には、固定プ
レート1の位置決め孔1eに嵌まり込む鋼球2dを組み
込む。これらの鋼球2dは固定プレート1のテーパ状の
位置決め孔1eに対して調心可能な接合を可能とするも
のである。
レート1の位置決め孔1eに嵌まり込む鋼球2dを組み
込む。これらの鋼球2dは固定プレート1のテーパ状の
位置決め孔1eに対して調心可能な接合を可能とするも
のである。
【0023】以上の構成において、固定プレート1と工
具プレート2の着脱操作を、図3〜図6も含めて説明す
る。
具プレート2の着脱操作を、図3〜図6も含めて説明す
る。
【0024】図3はロボットを作動させて工具プレート
2に固定プレート1を対峙させた締結前であって、所定
の場所にストックされている工具プレート2に対して固
定プレート1が図中に示した「位置誤差」の分だけ芯が
ずれている状態である。
2に固定プレート1を対峙させた締結前であって、所定
の場所にストックされている工具プレート2に対して固
定プレート1が図中に示した「位置誤差」の分だけ芯が
ずれている状態である。
【0025】この段階では、固定プレート1と工具プレ
ート2の芯が少しずれていても、固定プレート1の位置
決め孔1eと工具プレート2の鋼球2dとのテーパ嵌め
合いによって位置ずれを吸収した工具プレート2への固
定プレート1の接近が可能である。そして、アクチュエ
ータ3は、シリンダボア1aに給排ポート1cから空気
を供給することによって、図示のように最も上端に退避
し、下端のガイド用テーパ面3bがロックボール4に突
き当たっている。また、調心リング5は固定プレート1
と工具プレート2との芯ずれによって、接合座1dに入
り込んだ後は、固定プレート1の芯に合うように左側に
移動している(図4参照)。
ート2の芯が少しずれていても、固定プレート1の位置
決め孔1eと工具プレート2の鋼球2dとのテーパ嵌め
合いによって位置ずれを吸収した工具プレート2への固
定プレート1の接近が可能である。そして、アクチュエ
ータ3は、シリンダボア1aに給排ポート1cから空気
を供給することによって、図示のように最も上端に退避
し、下端のガイド用テーパ面3bがロックボール4に突
き当たっている。また、調心リング5は固定プレート1
と工具プレート2との芯ずれによって、接合座1dに入
り込んだ後は、固定プレート1の芯に合うように左側に
移動している(図4参照)。
【0026】この状態で給排ポート1bから圧縮空気を
シリンダボア1aに供給すると、図5に示すように、ア
クチュエータ3が下降していき、その中にロックボール
4を次第に抱き込んでいってロックボール4を接合座1
dの中に押し込んでいく。
シリンダボア1aに供給すると、図5に示すように、ア
クチュエータ3が下降していき、その中にロックボール
4を次第に抱き込んでいってロックボール4を接合座1
dの中に押し込んでいく。
【0027】ロックボール4の芯側への移動によって、
アクチュエータ3が最終位置まで下降すると、ロックボ
ール4が調心リング5の拘束テーパ5aに臨むようにな
る。そして、ロックボール4はアクチュエータ3の結合
用テーパ面3cによって芯側へ押し付けられるので、こ
の押付け力がロックボール4から拘束テーパ5aに作用
する。したがって、これらのロックボール4と調心リン
グ5との間の係合力によって、固定プレート1と工具プ
レート2は互いに軸線方向に拘束され締結される。
アクチュエータ3が最終位置まで下降すると、ロックボ
ール4が調心リング5の拘束テーパ5aに臨むようにな
る。そして、ロックボール4はアクチュエータ3の結合
用テーパ面3cによって芯側へ押し付けられるので、こ
の押付け力がロックボール4から拘束テーパ5aに作用
する。したがって、これらのロックボール4と調心リン
グ5との間の係合力によって、固定プレート1と工具プ
レート2は互いに軸線方向に拘束され締結される。
【0028】一方、このような締結と同時に、固定プレ
ート1はそのテーパ状の位置決め孔1eと工具プレート
2の鋼球2dとの倣いによって、工具プレート2に対し
て固定プレート1が調心方向へ移動する。これにより、
調心リング5は締結までの過程では偏心していてロック
ボール4との係合が一様でなかったのに対し、図6に示
すように調心リング5も芯が整合するようになり、複数
のロックボール4との間の係合が一様化される。
ート1はそのテーパ状の位置決め孔1eと工具プレート
2の鋼球2dとの倣いによって、工具プレート2に対し
て固定プレート1が調心方向へ移動する。これにより、
調心リング5は締結までの過程では偏心していてロック
ボール4との係合が一様でなかったのに対し、図6に示
すように調心リング5も芯が整合するようになり、複数
のロックボール4との間の係合が一様化される。
【0029】このように、固定プレート1と工具プレー
ト2とが締結された後は、締結前の時点で芯ずれがあっ
ても、最終的には全てのロックボール4が均等に調心リ
ング5の拘束テーパ5aとの間の連接関係を持つ。この
ため、工具プレート2に工具を装着して加工していると
きにロックボール4のそれぞれに過大な負荷が加わるこ
とはなく、ロックボール4や拘束テーパ5aに異常摩耗
等が発生することがない。
ト2とが締結された後は、締結前の時点で芯ずれがあっ
ても、最終的には全てのロックボール4が均等に調心リ
ング5の拘束テーパ5aとの間の連接関係を持つ。この
ため、工具プレート2に工具を装着して加工していると
きにロックボール4のそれぞれに過大な負荷が加わるこ
とはなく、ロックボール4や拘束テーパ5aに異常摩耗
等が発生することがない。
【0030】固定プレート1から工具プレート2を外す
ときは、図5において給排ポート1cから圧縮空気をシ
リンダボア1aに供給する。これにより、アクチュエー
タ3は上昇し、ロックボール4に対して倣いテーパ面3
eからストッパ3dが抜け出ていく。そして、工具プレ
ート2がその自重によって下がろうとするので、最終的
に図1のように固定プレート1から工具プレート2が分
離される。
ときは、図5において給排ポート1cから圧縮空気をシ
リンダボア1aに供給する。これにより、アクチュエー
タ3は上昇し、ロックボール4に対して倣いテーパ面3
eからストッパ3dが抜け出ていく。そして、工具プレ
ート2がその自重によって下がろうとするので、最終的
に図1のように固定プレート1から工具プレート2が分
離される。
【0031】以上のように、固定プレート1に工具プレ
ート2を装着しようとするとき、ロボットアームの動作
によって固定プレート1と工具プレート2の芯が完全に
一致していなくても、調心リング5の接合座1dへの嵌
まり込みによって調心が行われる。このとき、鋼球2d
と位置決め孔1eによる位置決め及びコネクタロッド2
aと接合座1dとの間の締結はそれぞれ別個に行われ、
位置決めと締結とは互いに干渉しない。
ート2を装着しようとするとき、ロボットアームの動作
によって固定プレート1と工具プレート2の芯が完全に
一致していなくても、調心リング5の接合座1dへの嵌
まり込みによって調心が行われる。このとき、鋼球2d
と位置決め孔1eによる位置決め及びコネクタロッド2
aと接合座1dとの間の締結はそれぞれ別個に行われ、
位置決めと締結とは互いに干渉しない。
【0032】したがって、位置決め及び締結のそれぞれ
の精度を確保した製品とするだけで、これらが相互に関
連した厳しい加工精度を必要としない。また、位置決め
のときのクリアランスを大きくとる必要がなく、位置誤
差を吸収して安定した締結動作が可能となる。
の精度を確保した製品とするだけで、これらが相互に関
連した厳しい加工精度を必要としない。また、位置決め
のときのクリアランスを大きくとる必要がなく、位置誤
差を吸収して安定した締結動作が可能となる。
【0033】図7は別の実施例を示すものである。
【0034】この例は、固定プレート1に設ける位置決
め孔1fを等径の孔とし、この中に嵌まり込む工具プレ
ート2側のテーパ軸2eとした点で先の例と相違し、そ
の他の構成は全く同様である。
め孔1fを等径の孔とし、この中に嵌まり込む工具プレ
ート2側のテーパ軸2eとした点で先の例と相違し、そ
の他の構成は全く同様である。
【0035】固定プレート1や工具プレート2の製作に
当たっては、接合座1d,位置決め孔1f,コネクタロ
ッド2a及びテーパ軸2eの加工精度や位置精度を高く
維持することが要求される。ところが、金属材料の熱処
理やその他の付加的な加工によって、精度が低下するこ
とは避けられない。
当たっては、接合座1d,位置決め孔1f,コネクタロ
ッド2a及びテーパ軸2eの加工精度や位置精度を高く
維持することが要求される。ところが、金属材料の熱処
理やその他の付加的な加工によって、精度が低下するこ
とは避けられない。
【0036】そこで、この例では接合座1dがその正し
い位置よりも図中の「精度誤差」で示す分だけ左に偏っ
て成形された製品について、締結がどのように行われる
かを説明する。
い位置よりも図中の「精度誤差」で示す分だけ左に偏っ
て成形された製品について、締結がどのように行われる
かを説明する。
【0037】図8は締結が開始されてコネクタロッド2
aの調心リング5が接合座1dの中に嵌まり込んだ時点
であり、位置決め孔1fに対してはテーパ軸2eは整合
して嵌まり込んでいく。そして、アクチュエータ3を下
降させていくと、図3の締結完了の状態になり、固定プ
レート1と工具プレート2とは芯を整合させて締結され
る。
aの調心リング5が接合座1dの中に嵌まり込んだ時点
であり、位置決め孔1fに対してはテーパ軸2eは整合
して嵌まり込んでいく。そして、アクチュエータ3を下
降させていくと、図3の締結完了の状態になり、固定プ
レート1と工具プレート2とは芯を整合させて締結され
る。
【0038】この締結完了の時点では、図10に示すよ
うに調心リング5は芯が左にずれている接合座1dに嵌
まり込んでいるため、そのずれの分だけ左に偏ってい
る。このとき、固定プレート1と工具プレート2とを調
心リング5と共に締結する部材となる複数のロックボー
ル4の配列円は、調心リング5と同軸配置となる。した
がって、先の例と同様に、調心リング5は全てのロック
ボール4に対して一様にその拘束テーパ5aを突き当て
ることになり、一部のロックボール4に対して過負荷を
与えることはない。
うに調心リング5は芯が左にずれている接合座1dに嵌
まり込んでいるため、そのずれの分だけ左に偏ってい
る。このとき、固定プレート1と工具プレート2とを調
心リング5と共に締結する部材となる複数のロックボー
ル4の配列円は、調心リング5と同軸配置となる。した
がって、先の例と同様に、調心リング5は全てのロック
ボール4に対して一様にその拘束テーパ5aを突き当て
ることになり、一部のロックボール4に対して過負荷を
与えることはない。
【0039】このように、接合座1dの固定プレート1
に対する加工精度の誤差があっても、位置決め孔伊具と
テーパ軸2eとによってこの誤差を吸収して固定プレー
ト1に工具プレート2を同軸上に位置決めできる。そし
て、固定プレート1と工具プレート2との締結において
は、調心リング5から各ロックボール4への一様な負荷
の伝達が行われ、良好な締結が達成される。
に対する加工精度の誤差があっても、位置決め孔伊具と
テーパ軸2eとによってこの誤差を吸収して固定プレー
ト1に工具プレート2を同軸上に位置決めできる。そし
て、固定プレート1と工具プレート2との締結において
は、調心リング5から各ロックボール4への一様な負荷
の伝達が行われ、良好な締結が達成される。
【0040】また、接合座1dの位置誤差だけでなく、
コネクタロッド2aの加工誤差に対しても、同様に固定
プレート1と工具プレート2との同軸締結が可能であ
り、固定プレート1の加工精度を厳しくしなくても良好
な締結が行われる。
コネクタロッド2aの加工誤差に対しても、同様に固定
プレート1と工具プレート2との同軸締結が可能であ
り、固定プレート1の加工精度を厳しくしなくても良好
な締結が行われる。
【0041】
【発明の効果】本発明では、固定プレートと工具プレー
トとの間の位置決め機構及び締結機構を分離したことに
よって、両方の機構の加工誤差や位置誤差があっても、
これを吸収してプレートどうしを同軸上に締結できるの
で、プレートの加工精度を厳しくしたり締結時の位置合
わせを厳密にする必要がない。このため、固定及び工具
プレートの加工精度の低減によって加工が容易となるほ
か、加工誤差があってもロックボールに対して調心リン
グが一様な負荷を与えるので、ロックボールに異常摩耗
等を発生させることがなく、耐久性も向上する。
トとの間の位置決め機構及び締結機構を分離したことに
よって、両方の機構の加工誤差や位置誤差があっても、
これを吸収してプレートどうしを同軸上に締結できるの
で、プレートの加工精度を厳しくしたり締結時の位置合
わせを厳密にする必要がない。このため、固定及び工具
プレートの加工精度の低減によって加工が容易となるほ
か、加工誤差があってもロックボールに対して調心リン
グが一様な負荷を与えるので、ロックボールに異常摩耗
等を発生させることがなく、耐久性も向上する。
【図1】本発明の自動工具交換装置の一実施例であっ
て、固定プレート及び工具プレートを分解して示す縦断
面図である。
て、固定プレート及び工具プレートを分解して示す縦断
面図である。
【図2】アクチュエータの形状とこれに突き当たるロッ
クボールの詳細を示す要部の拡大縦断面図である。
クボールの詳細を示す要部の拡大縦断面図である。
【図3】固定プレートと工具プレートの締結初期の状態
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図4】図3の状態における調心リングとロックボール
との位置関係を示す要部の横断面図である。
との位置関係を示す要部の横断面図である。
【図5】固定プレートと工具プレートとの締結完了時を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図6】図5の締結完了時での調心リングとロックボー
ルとの位置関係を示す要部の横断面図である。
ルとの位置関係を示す要部の横断面図である。
【図7】別の実施例であって、接合座の位置が左にずれ
た加工誤差を持つ固定プレートとこれに締結する工具プ
レートを分解して示す縦断面図である。
た加工誤差を持つ固定プレートとこれに締結する工具プ
レートを分解して示す縦断面図である。
【図8】図7の例の固定プレートと工具プレートの締結
初期を示す縦断面図である。
初期を示す縦断面図である。
【図9】図7の例の固定プレートと工具プレートの締結
完了時を示す縦断面図である。
完了時を示す縦断面図である。
【図10】図9の締結完了時での調心リングとロックボ
ールとの位置関係を示す要部の横断面図である。
ールとの位置関係を示す要部の横断面図である。
1 固定プレート 1a シリンダボア 1d 接合座 1e 位置決め孔 1f 位置決め孔 2 工具プレート 2a コネクタロッド 2d 鋼球 2e テーパ軸 3 アクチュエータ 4 ロックボール 5 調心リング 5a 拘束テーパ
Claims (1)
- 【請求項1】 ロボットハンドのアーム等に連結される
固定プレートと、工具を着脱する工具プレートとの組合
せからなり、前記両プレートどうしを凹凸嵌合によって
位置決めして締結する自動工具交換装置であって、前記
固定プレートは、環状壁によって形成されて前記工具プ
レートに同軸上に設けたコネクタロッドが嵌まり込む接
合座と、該接合座の周りを包囲して作動流体によって軸
線方向に移動可能なアクチュエータと、該アクチュエー
タの内壁に係合して前記接合座の周壁内外に出没可能な
ロックボールとを備え、前記工具プレートは、前記コネ
クタロッドの先端側であって前記接合座に嵌まり込む部
分に調心リングを偏心可能に備え、前記コネクタロッド
の前記接合座への嵌入時において、前記調心リングはそ
の周面に形成した拘束テーパと前記ロックボールとの間
に前記固定プレートと工具プレートを締結する向きに係
合可能としてなる自動工具交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22442493A JPH0775906A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 自動工具交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22442493A JPH0775906A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 自動工具交換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0775906A true JPH0775906A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16813567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22442493A Pending JPH0775906A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 自動工具交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0775906A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2337744A (en) * | 1998-05-29 | 1999-12-01 | Brown & Sharpe Dea Spa | Tool fastening assembly |
| US6208912B1 (en) | 1998-05-29 | 2001-03-27 | Brown & Sharpe Dea Spa | Assembly for connecting a measuring head to a measuring robot |
| KR100714062B1 (ko) * | 2006-02-08 | 2007-05-02 | 주식회사 프로텍 | 로봇용 그립 교환장치 |
| CZ299589B6 (cs) * | 2002-09-13 | 2008-09-10 | Tajmac-Zps, A. S. | Zarízení pro automatické upnutí a výmenu nástrojové hlavy |
| KR101033647B1 (ko) * | 2009-01-14 | 2011-05-12 | 정일엔지니어링(주) | 파우더 슬러쉬 몰딩 장치에서 금형과 로봇 아암을 체결하기위한 클램핑 장치 |
| JP2012093133A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Hitachi High-Technologies Corp | アダプタ移載装置及びそれを用いた検体検査自動化システム |
| JP2014180741A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 刃先検知装置 |
| JP2016096175A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-26 | 富士機械製造株式会社 | 部品実装機のツール保持装置および部品実装機のノズルツール |
| KR20200041017A (ko) * | 2018-10-11 | 2020-04-21 | 권태환 | 선택적인 교체가 가능한 산업용 로봇에 장착되는 수동식 툴장치 |
| CN113246166A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-08-13 | 广东科佩克机器人有限公司 | 一种机器人末端臂及多轴机器人 |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP22442493A patent/JPH0775906A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2337744A (en) * | 1998-05-29 | 1999-12-01 | Brown & Sharpe Dea Spa | Tool fastening assembly |
| FR2779226A1 (fr) * | 1998-05-29 | 1999-12-03 | Brown & Sharpe Dea Spa | Ensemble pour monter un outil de mesure sur une tete de mesure deplacee par un robot de mesure |
| US6208912B1 (en) | 1998-05-29 | 2001-03-27 | Brown & Sharpe Dea Spa | Assembly for connecting a measuring head to a measuring robot |
| GB2337744B (en) * | 1998-05-29 | 2002-03-13 | Brown & Sharpe Dea Spa | Assembly for connecting a measuring tool to a measuring head moved by a measuring robot |
| CZ299589B6 (cs) * | 2002-09-13 | 2008-09-10 | Tajmac-Zps, A. S. | Zarízení pro automatické upnutí a výmenu nástrojové hlavy |
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| CN113246166A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-08-13 | 广东科佩克机器人有限公司 | 一种机器人末端臂及多轴机器人 |
| CN113246166B (zh) * | 2021-06-17 | 2021-10-01 | 广东科佩克机器人有限公司 | 一种机器人末端臂及多轴机器人 |
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