JPH077604A - 画像読取装置の自動位置調整装置及び位置調整方法 - Google Patents

画像読取装置の自動位置調整装置及び位置調整方法

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JPH077604A
JPH077604A JP14906493A JP14906493A JPH077604A JP H077604 A JPH077604 A JP H077604A JP 14906493 A JP14906493 A JP 14906493A JP 14906493 A JP14906493 A JP 14906493A JP H077604 A JPH077604 A JP H077604A
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JP
Japan
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optical axis
adjustment
screw
image pickup
adjusting
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JP14906493A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Soda
左右田宏之
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型、軽量で柔軟な固体撮像素子基板の位置
決め時に、変形、歪みの影響を受けずに高い位置調整精
度を得る。 【構成】 撮像素子基板1の光軸に直交する方向の位
置、光軸の周りの傾きの調整を行うための1以上の調整
棒5と、調整棒5を光軸に直交する方向に移動させる1
以上の移動テーブル51〜53と、調整棒5を光軸方向
に移動させる移動テーブル56と、撮像素子基板1をね
じ締結する1つ以上のねじ締結器6と、ねじ締結器6を
光軸方向に移動させる移動テーブル61と、これらの移
動テーブル及びねじ締結器6の動作を制御する制御手段
とからなる画像読取装置の自動位置調整装置において、
この制御手段が、調整棒5の移動による位置調整に先立
って撮像素子基板1のねじ締結を緩める手段を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読取装置の自動位
置調整装置及び位置調整方法に関し、特に、固体撮像素
子を用いて原稿画像を読み取る画像読取装置の自動位置
調整装置及び位置調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機等に用いられる画像読取
装置は、原稿画像を結像レンズによってCCDセンサー
等の固体撮像素子上に投影させて読み取る方式を利用す
るものが多い。このような方式では、通常、レンズによ
る縮小率を1/4から1/10程度にするので、固体撮
像素子の高精度な位置調整が必要となり、特に、画像読
取装置のねじ締結時及び調整治具を解放する際の固体撮
像素子の位置ずれは数十μm以下が要求される。
【0003】従来は、一般に、固体撮像素子基板をベー
スプレートに対して仮締め状態にしてその相対位置を調
整し、ねじの本締め時の位置ずれを低減している。
【0004】しかしながら、このような仮締めして位置
調整を行う方法では、固体撮像素子基板に調整治具から
加わる力により変形し、調整治具解放時に位置ずれが生
じると言う問題が生じる。
【0005】そこで、画像読取装置の剛性を高め、位置
調整時に固体撮像素子基板が変形を生じないようにし、
調整治具を解放する際の位置ずれを防止するものが提案
されている。特開平3−3555号公報においては、固
体撮像素子の支持構造に工夫をしてその剛性を高め、そ
の変形や歪みを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、固体撮像素子の支持構造が複雑で大型に
なり、画像読取装置の小型化、軽量化、低コスト化の妨
げとなる。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、例えば画像信号処理回路基板
と固体撮像素子が一体となった小型、軽量で柔軟な固体
撮像素子基板の位置決め時に、変形、歪みの影響を受け
ずに高い位置調整精度を得ることができる自動位置調整
装置及び位置調整方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の画像読取装置の自動位置調整装置は、撮像
素子基板の光軸に直交する方向の位置又は光軸の周りの
傾きの調整を行うための1以上の調整棒と、該調整棒を
光軸に直交する方向に移動させる1以上の移動手段と、
該調整棒を光軸方向に移動させる移動手段と、撮像素子
基板をねじ締結する1つ以上のねじ締結手段と、該ねじ
締結手段を光軸方向に移動させる移動手段と、これらの
移動手段及びねじ締結手段の動作を制御する制御手段と
からなる画像読取装置の自動位置調整装置において、前
記制御手段が、前記調整棒の移動による位置調整に先立
って前記撮像素子基板のねじ締結を緩める手段を備えて
いることを特徴とするものである。
【0009】この場合、制御手段は、さらに、調整棒の
移動による位置調整時のみ調整棒を撮像素子基板に係合
させる手段を備えているのが望ましい。
【0010】また、本発明の画像読取装置の位置調整方
法は、画像読取装置の撮像素子基板の光軸方向に1以上
の調整棒を移動させて該撮像素子基板に係合させ、撮像
素子基板を締結するねじを緩め、前記調整棒を光軸に直
交する方向へ移動させて撮像素子基板の光軸に直交する
方向の位置又は光軸の周りの傾きの調整を行い、次い
で、前記ねじを仮締めし、さらに、前記調整棒を光軸方
向の反対方向に移動させ、調整完了後に前記ねじの本締
めを行うことを特徴とする方法である。
【0011】
【作用】本発明においては、調整指令に基づいて撮像素
子基板を移動する前に、ねじ締結手段を用いて撮像素子
基板のねじ締結を緩め、調整完了後にねじを仮締めして
いるので、撮像素子基板のアライメント方向の変形、歪
みを防止できる。また、調整棒は、ねじ締結を緩める前
に挿入し、ねじを仮締めした後は抜くようしているの
で、光軸方向の変形、歪みの影響を受けずに、アライメ
ント、ピント、倍率の計測が行える。
【0012】
【実施例】以下、本発明の画像読取装置の自動位置調整
装置及び位置調整方法の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は、被調整物の1例である画像読取装置
の分解斜視図であり、これは、本出願人に係る実開平2
−93866号、特開平4−252656号で提案し
た、予め所定の精度内に位置を調整して読み取り光学系
内に取り付けるイメージセンサーアッセンブリと同様の
ものである。まず、この画像読取装置10の構成を説明
すると、CCDセンサーからなる固体撮像素子11が固
体撮像素子基板1の前面中央部に取り付けられ、基板1
の背面から固体撮像素子11に接続された信号ケーブル
14が出ている。固体撮像素子基板1の左右2か所に、
基板1を後記する締結用ねじ3にて基板受軸24に締結
するための締結用ねじ貫通穴13が設けられており、締
結用ねじ貫通穴13は、締結用ねじ3の径に比べて大き
な径の貫通穴になっている。基板1には、締結用ねじ貫
通穴13近傍の左右2か所に、後述する位置調整用の2
本の調整棒5が挿入される位置調整用穴12が貫通され
ている。一方、固体撮像素子基板1が2本の基板受軸2
4を介して取り付けられるベースプレート2には、基板
1の締結用ねじ貫通穴13と対応する位置2か所に基板
受軸摺動穴22が貫通されており、その基板受軸摺動穴
22近傍の左右2か所には、後記する位置基準ピン4が
挿入される位置基準穴21が設けられている。
【0013】固体撮像素子基板1とベースプレート2を
連結する基板受軸24は、基板11側端に締結用ねじ3
がねじ込まれる雌ねじと、ベースプレート2側端に基板
受軸摺動穴22を通して反対側で基板受軸位置調整用ナ
ット25が螺合される雄ねじとが設けられており、この
基板受軸24の雄ねじは、基板受軸位置調整用スプリン
グ23を介してベースプレート2の基板受軸摺動穴22
に挿入され、ベースプレート2の反対側でナット25が
螺合される。スプリング23の一端は摺動穴22周囲の
ベースプレート2部に当たり、その他端は基板受軸24
の拡張部に当たるようになっているので、ナット25の
螺合位置に係わらず、ナット25のベースプレート2係
合面が基準になって基板受軸24が前側に押し出され
る。一方、固体撮像素子基板1は、その締結用ねじ貫通
穴13に挿入された締結用ねじ3が基板受軸24の雌ね
じにねじ込まれることにより、基板受軸24を介してベ
ースプレート2に取り付けられるが、締結用ねじ3が完
全に締め付けられる前は、締結用ねじ貫通穴13の径が
締結用ねじ3の径に比べて大きく形成されているため、
基板1面に沿う方向に位置調整できる。
【0014】画像読取装置10がこのように構成されて
いるので、左右の基板受軸位置調整用ナット25のねじ
込み位置を調節することにより、ベースプレート2に対
する固体撮像素子11の距離(光軸方向の位置)とその
法線の光軸に対する傾き角を調節することができる。ま
た、締結用ねじ3を完全に締結する前に、基板1の位置
調整用穴12に調整棒5を挿入して、これを光軸に垂直
な方向に移動調節することにより、ベースプレート2に
対する固体撮像素子11の光軸に垂直な方向の位置調節
及び光軸の回りでの回転位置の調節が可能になる。
【0015】図2は、図1の画像読取装置10を取り付
けた状態の本発明による自動位置調整装置100の外観
斜視図である。この自動位置調整装置100は、大きく
分けて、ベースプレート2の位置基準穴21に位置基準
ピン4を挿入して画像読取装置10を基準位置に保持
し、結像レンズ7により調整チャート8を画像読取装置
10の固体撮像素子11に投影する投影治具81と、固
体撮像素子基板1の位置調整用穴12に調整棒5を挿入
して、これを光軸に垂直な方向に移動調節すると共に、
基板受軸位置調整用ナット25のねじ込み位置を調節す
る位置調整治具82と、締結用ねじ3の仮締め、緩め、
本締めを制御する締結治具83と、図3にブロック図を
示した制御装置とからなる。
【0016】投影治具81においては、その前面から画
像読取装置10のベースプレート2の2つの位置基準穴
21に対応する位置基準ピン4が突出しており、このピ
ン4を基準穴21に挿入することにより、精密に位置調
整する画像読取装置10を基準位置に取り付ける。そし
て、基準位置に取り付けられた画像読取装置10の固体
撮像素子11に、アライメント、ピント、倍率測定の基
準となる図示しない絵柄を備えた調整チャート8を照明
してその絵柄を結像レンズ7により固体撮像素子11の
撮像面上に結像する。
【0017】位置調整治具82は、画像読取装置10の
光軸方向(X軸)に調整棒5を移動させるXテーブル5
6、光軸に垂直な水平方向(Y軸)に調整棒5を移動さ
せるYテーブル51、光軸に垂直な垂直方向(Z軸)に
調整棒5を移動させるZテーブル52、及び、2本の調
整棒5を光軸の周り(G軸)で傾けるGテーブル53が
重ねて構成され、また、図示しないアーム等を介して、
左側(L軸)の基板受軸位置調整用ナット25のねじ込
み位置を調節するL軸回転調整器54と、右側(R軸)
の基板受軸位置調整用ナット25のねじ込み位置を調節
するR軸回転調整器55を備えている精密テーブル84
を有し、調整棒5は調整棒押圧スプリング57を介して
Gテーブル53に取り付けられている。。
【0018】締結治具83は、締結用ねじ3に係合して
これを所定のトルクで締めたり緩めることができ、後記
のように、その仮締め、緩め、本締めを行うトルクドラ
イバー6を有し、トルクドライバー6を光軸に平行な軸
(D軸)に沿って締結用ねじ3係合位置及びそれから退
避した原点位置へ移動させるトルクドライバー移動テー
ブル61を備えている。
【0019】また、図3の制御装置は、マイクロコンピ
ュータ88、それに接続された、所定の制御プログラム
及びデータが記憶されているメモリー89、位置調整対
象の画像読取装置10の固体撮像素子11が調整チャー
ト8を撮像して得られた波形信号を受け取り、その信号
処理を行う信号処理装置87、位置調整治具82の精密
テーブル84の各テーブル及び回転調整器を駆動制御す
る精密テーブルコントローラ85、及び、締結治具83
の左右のトルクドライバー6の締結を制御するトルクド
ライバーコントローラ86からなり、後記するように本
実施例の自動位置調整装置の動作を制御する。
【0020】本発明の説明の前に、本発明の理解を助け
るために、このような構成において、従来の位置調整方
法を採用した場合の手順を、図1〜図3及び制御の流れ
を示す図6のフローチャートを参照にして説明する。ま
ず、図1〜図3で示されるように、ベースプレート2の
位置基準穴21に投影治具81に設けられた位置基準ピ
ン4を挿入し、図示しない方法で画像読取装置10を投
影治具81に取り付け固定する。次いで、マイクロコン
ピュータ88の指令により、精密テーブルコントローラ
85を介して、Xテーブル56とトルクドライバー移動
テーブル61を調整位置へ移動して調整棒5を位置調整
用穴12に挿入し、トルクドライバー6を締結用ねじ3
に係合させる(トルクドライバー6のビットと締結用ね
じ3のねじ頭を合わせる。)(図6のステップST
1)。
【0021】次に、トルクドライバー6により締結用ね
じ3を軽く締めて固体撮像素子基板1を基板受軸24に
対して仮締めし(図6のステップST2)、位置調整ル
ープに入る。
【0022】位置調整ループでは、まず、アライメン
ト、ピント、倍率測定の基準となる図示しない絵柄を備
えた調整チャート8を照明し、結像レンズ7によって固
体撮像素子11にその絵柄を結像させる。固体撮像素子
11の波形信号は、信号処理装置87に入力され、コン
ピュータ88によりアライメント、ピント、倍率の計測
値が算出され(図6のステップST3)、次に、図6の
ステップST4でこれらの計測結果に基づいて計測値が
目標値内にあるか否かが判定される。目標値内にないと
き、Y軸、Z軸、G軸、L軸、R軸に関する調整量が算
出される(図6のステップST5)。目標値内にあると
きは、締結用ねじ3を強く締めて本締めを行い(図6の
ステップST9)、次いで、調整棒5とトルクドライバ
ー6を退避させるためにXテーブル56とトルクドライ
バー移動テーブル61を原点位置に移動させる(図6の
ステップST10)。
【0023】各調整軸に関する移動指令に基づく固体撮
像素子基板1の位置決めは、まず、L軸とR軸に関して
調整を行う。L軸回転調整器54、R軸回転調整器55
により基板受軸位置調整用ナット25の回転量を算出値
だけ調整して、固体撮像素子基板1に取り付けられた固
体撮像素子11の光軸方向の位置とその法線の光軸に対
する傾き角を調節する(図6のステップST6)。この
調整により固体撮像素子基板1の光軸方向の位置は変化
するが、調整棒5とトルクドライバー6の固体撮像素子
基板1に対する押し付け力を一定に保つようにXテーブ
ル56、トルクドライバー移動テーブル61の位置(調
整位置)を変更して(図6のステップST7)から、Y
テーブル51、Zテーブル52、Gテーブル53を算出
量だけ移動させてY軸、Z軸、G軸に関する調整を行う
(図6のステップST8)。
【0024】アライメント(Y軸、Z軸、G軸)、ピン
ト(L軸、R軸)、倍率(L軸、R軸)を目標値範囲内
に調整したところで(図6のステップST4)、位置調
整ループを出て、締結用ねじ3を強く締めて本締めを行
い(図6のステップST9)、次いで、調整棒5とトル
クドライバー6を退避させるためにXテーブル56とト
ルクドライバー移動テーブル61を原点位置に移動させ
る(図6のステップST10)。
【0025】以上に説明した従来の位置調整手順では、
位置調整ループに入る前に固体撮像素子基板1を基板受
軸24に対して仮締めしている(小さなトルクで締め、
位置調整が可能な状態にする。)。これは、図4にねじ
締め付けトルクと位置ずれ量の関係を示すように、締結
用ねじ3を締めるときの位置ずれが、ねじ3が固体撮像
素子基板1に着座するまでにほとんど発生し、その後は
小さいという特徴を利用して、本締め時の位置ずれを小
さくするための処置である。この仮締め状態での調整と
いう手法は一般的であるが、固体撮像素子基板1のよう
に柔軟で変形しやすい対象の場合には、悪い副作用が生
じる。すなわち、固体撮像素子基板1を仮締め状態でY
軸、Z軸、G軸方向へ移動させて調整するので、この位
置調整時に仮締め固定力と調整棒5による力の差により
固体撮像素子基板1に変形が生じてしまい、本締め時の
位置ずれは小さくできるが、Xテーブル56とトルクド
ライバー移動テーブル61を原点位置に移動する時、す
なわち、調整棒5を固体撮像素子基板1の位置調整用穴
12から抜く時に大きな位置ずれが生じてしまう。この
ような問題に対して、従来は、固体撮像素子11の支持
構造を変更したり、あるいは、固体撮像素子基板1の機
械的剛性を高める等の対策をとっていたが、小型軽量で
部品点数の少ない画像読取装置の利点が失われてしま
う。
【0026】そこで、本発明においては、固体撮像素子
基板1等が柔軟構造を持つ画像読取装置10に対して、
その構成部品の変形の影響を受けずに、位置調整を完了
し、ねじ本締め時及び調整棒5とトルクドライバー6を
退避する時の画像読取装置10の位置ずれを低減しよう
とするものであり、以下、本発明の1実施例を図1〜図
3及び制御の流れを示す図5のフローチャートを参照に
して説明する。
【0027】まず、Xテーブル56とトルクドライバー
移動テーブル61を調整位置へ移動して、固体撮像素子
基板1を基板受軸24に対して仮締めすることろまで
は、従来の図6に示した手法と同じである。すなわち、
図1〜図3で示されるように、ベースプレート2の位置
基準穴21に投影治具81に設けられた位置基準ピン4
を挿入し、図示しない方法で画像読取装置10を投影治
具81に取り付け固定する。次いで、マイクロコンピュ
ータ88の指令により、精密テーブルコントローラ85
を介して、Xテーブル56とトルクドライバー移動テー
ブル61を調整位置へ移動して調整棒5を位置調整用穴
12に挿入し、トルクドライバー6を締結用ねじ3に係
合させる(トルクドライバー6のビットと締結用ねじ3
のねじ頭を合わせる。)(図5のステップST1)。次
に、トルクドライバー6により締結用ねじ3を軽く締め
て固体撮像素子基板1を基板受軸24に対して仮締めし
(図5のステップST2)、位置調整ループに入る。
【0028】次に、図5のステップST3において、X
テーブル56を待機位置に移動させて調整棒5を位置調
整用穴12から抜く。この待機位置は、調整棒5が固体
撮像素子基板1から完全に抜ける位置に設定する。
【0029】次いで、位置調整ループに入り、アライメ
ント、ピント、倍率測定の基準となる図示しない絵柄を
備えた調整チャート8を照明し、結像レンズ7によって
固体撮像素子11にその絵柄を結像させる。固体撮像素
子11の波形信号は、信号処理装置87に入力され、コ
ンピュータ88によりアライメント、ピント、倍率の計
測値が算出され(図5のステップST4)、次に、図5
のステップST5でこれらの計測結果に基づいて計測値
が目標値内にあるか否かが判定される。目標値内にない
とき、Y軸、Z軸、G軸、L軸、R軸に関する調整量が
算出される(図5のステップST6)。目標値内にある
ときは、締結用ねじ3を強く締めて本締めを行い(図5
のステップST13)、次いで、調整棒5とトルクドラ
イバー6を退避させるためにXテーブル56とトルクド
ライバー移動テーブル61を原点位置に移動させる(図
5のステップST14)。
【0030】以上は、図6に示した従来手法とほぼ同じ
であり、それ以降の固体撮像素子基板1の位置決め手法
が従来の手法と異なる。すなわち、調整量が算出された
後の各調整軸の移動指令に基づく固体撮像素子基板1の
位置決めは、まず、L軸とR軸に関して調整を行う。L
軸回転調整器54、R軸回転調整器55により基板受軸
位置調整用ナット25の回転量を算出値だけ調整して、
固体撮像素子基板1に取り付けられた固体撮像素子11
の光軸方向の位置とその法線の光軸に対する傾き角を調
節する(図5のステップST7)。次いで、Xテーブル
56とトルクドライバー移動テーブル61を調整位置に
移動し、調整棒5を位置調整用穴12に挿入し(図5の
ステップST8)、次に、トルクドライバー6を逆に回
して締結用ねじ3を緩めた後(図5のステップST
9)、Yテーブル51、Zテーブル52、Gテーブル5
3を算出量だけ移動させてY軸、Z軸、G軸に関する調
整を行う(図5のステップST10)。
【0031】この後、トルクドライバー6により再び締
結用ねじ3を仮締めし(図5のステップST11)、そ
の後、Xテーブル56を待機位置に移動して、調整棒5
を位置調整用穴12から抜く(図5のステップST1
2)。
【0032】アライメント(Y軸、Z軸、G軸)、ピン
ト(L軸、R軸)、倍率(L軸、R軸)を目標値範囲内
に調整したところで(図5のステップST5)、位置調
整ループを出て、締結用ねじ3を強く締めて本締めを行
い(図5のステップST13)、次いで、調整棒5とト
ルクドライバー6を退避させるためにXテーブル56と
トルクドライバー移動テーブル61を原点位置に移動さ
せる(図5のステップST14)。
【0033】このように、本発明におては、Y軸、Z
軸、G軸に関する調整を行う前に、一旦締結用ねじ3を
緩めるようにしたので、固体撮像素子基板1がアライメ
ント方向に変形を生じることはない。さらに、調整棒5
は、Y軸、Z軸、G軸に関する調整時だけ位置調整用穴
12に挿入するようにしたので、固体撮像素子基板1の
光軸方向の変形の影響も受けずに、アライメント、ピン
ト、倍率の計測、その目標値判定が行える。また、固体
撮像素子基板1を仮締め状態にして、位置調整ループを
抜けるようにしたので、締結用ねじ3の本締め時の位置
ずれも小さい(図4参照)。したがって、本発明に基づ
くと、固体撮像素子基板として柔軟で軽量のものを用い
ても、その位置決め時に、変形、歪みの影響を受けずに
極めて高い位置調整精度を得ることができる。
【0034】なお、締結用ねじ3を緩める角度と仮締め
の角度は一定にし、左右のねじを同時に制御した方が、
固体撮像素子基板1の位置決め精度が高くできる。さら
に、2つの調整棒5を独立に制御できる構成にしてもよ
く、また、2つのトルクドライバー6を独立に制御でき
る構成にしてもよい。
【0035】以上、本発明の画像読取装置の自動位置調
整装置及び位置調整方法を実施例に基づいて説明してき
たが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が
できる。また、被調整物の画像読取装置も、本出願人に
係る実開平2−93866号、特開平4−252656
号に係るイメージセンサーアッセンブリに限らず、公知
の種々の画像読取装置に適用できる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の画像読取装
置の自動位置調整装置及び位置調整方法によれば、柔軟
な構造をもつ画像読取装置に対して、位置調整完了後の
ねじ締結時及び調整治具解放時の位置ずれを極めて小さ
くすることができ、高い位置調整精度を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の被調整物の1例である画像読取装置
の分解斜視図。
【図2】 本発明の1実施例の自動位置調整装置の外観
斜視図。
【図3】 図2の自動位置調整装置を構成する制御装置
のブロック図。
【図4】 ねじ締め付けトルクと位置ずれ量の関係を示
すグラフ。
【図5】 本発明の位置調整手順を表すフローチャー
ト。
【図6】 従来の位置調整手順を表すフローチャート。
【符号の説明】
1…固体撮像素子基板、2…ベースプレート、3…締結
用ねじ、4…位置基準ピン、5…調整棒、6…トルクド
ライバー、7…結像レンズ、8…調整チャート、10…
画像読取装置、11…固体撮像素子、12…位置調整用
穴、13…締結用ねじ貫通穴、14…信号ケーブル、2
1…位置基準穴、22…基板受軸摺動穴、23…基板受
軸位置調整用スプリング、24…基板受軸、25…基板
受軸位置調整用ナット、51…Yテーブル、52…Zテ
ーブル、53…Gテーブル、54…L軸回転調整器、5
5…R軸回転調整器、56…Xテーブル、57…調整棒
押圧スプリング、61…トルクドライバー移動テーブ
ル、81…投影治具、82…位置調整治具、83…締結
治具、84…精密テーブル、85…精密テーブルコント
ローラ、86…トルクドライバーコントローラ、87…
信号処理装置、88…マイクロコンピュータ、89…メ
モリー、100…自動位置調整装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子基板の光軸に直交する方向の位
    置又は光軸の周りの傾きの調整を行うための1以上の調
    整棒と、該調整棒を光軸に直交する方向に移動させる1
    以上の移動手段と、該調整棒を光軸方向に移動させる移
    動手段と、撮像素子基板をねじ締結する1つ以上のねじ
    締結手段と、該ねじ締結手段を光軸方向に移動させる移
    動手段と、これらの移動手段及びねじ締結手段の動作を
    制御する制御手段とからなる画像読取装置の自動位置調
    整装置において、前記制御手段が、前記調整棒の移動に
    よる位置調整に先立って前記撮像素子基板のねじ締結を
    緩める手段を備えていることを特徴とする画像読取装置
    の自動位置調整装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、さらに、前記調整棒の
    移動による位置調整時のみ前記調整棒を前記撮像素子基
    板に係合させる手段を備えていることを特徴とする請求
    項1記載の画像読取装置の自動位置調整装置。
  3. 【請求項3】 画像読取装置の撮像素子基板の光軸方向
    に1以上の調整棒を移動させて該撮像素子基板に係合さ
    せ、撮像素子基板を締結するねじを緩め、前記調整棒を
    光軸に直交する方向へ移動させて撮像素子基板の光軸に
    直交する方向の位置又は光軸の周りの傾きの調整を行
    い、次いで、前記ねじを仮締めし、さらに、前記調整棒
    を光軸方向の反対方向に移動させ、調整完了後に前記ね
    じの本締めを行うことを特徴とする画像読取装置の位置
    調整方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100473100C (zh) 2005-11-07 2009-03-25 株式会社理光 固定结构、光学设备、图像读取设备以及成像设备

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