JPH0776479B2 - 横葺き屋根構造における接合部構造 - Google Patents
横葺き屋根構造における接合部構造Info
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- JPH0776479B2 JPH0776479B2 JP1071751A JP7175189A JPH0776479B2 JP H0776479 B2 JPH0776479 B2 JP H0776479B2 JP 1071751 A JP1071751 A JP 1071751A JP 7175189 A JP7175189 A JP 7175189A JP H0776479 B2 JPH0776479 B2 JP H0776479B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、横葺き屋根構造における接合部構造に関
し、更に詳しくは、面板部の一側部に軒側係合部、他側
部に棟側係合部を形成した金属製の横葺き屋根板を用
い、下段側屋根板の棟側係合部に上段側屋根板の軒側係
合部を相互に係合接続させる(軒側から棟側への係合接
続)か、あるいは、上段側横葺き屋根板の軒側係合部に
下段側横葺き屋根板の棟側係合部を相互に係合接続させ
る(棟側から軒側への係合接続)と共に、個々の横葺き
屋根板の長手方向端面部を、継手捨板と継手カバーとに
より相互に押止接合させて葺き上げる横葺き屋根構造に
おいて、各横葺き屋根板の左右方向端面部相互間の接合
部における雨水などの侵入防止を意図した接合部構造の
改良に係るものである。
し、更に詳しくは、面板部の一側部に軒側係合部、他側
部に棟側係合部を形成した金属製の横葺き屋根板を用
い、下段側屋根板の棟側係合部に上段側屋根板の軒側係
合部を相互に係合接続させる(軒側から棟側への係合接
続)か、あるいは、上段側横葺き屋根板の軒側係合部に
下段側横葺き屋根板の棟側係合部を相互に係合接続させ
る(棟側から軒側への係合接続)と共に、個々の横葺き
屋根板の長手方向端面部を、継手捨板と継手カバーとに
より相互に押止接合させて葺き上げる横葺き屋根構造に
おいて、各横葺き屋根板の左右方向端面部相互間の接合
部における雨水などの侵入防止を意図した接合部構造の
改良に係るものである。
本願の発明者は、一般建築物などの横葺き屋根構造に関
し、既に数多くの提案をしている。なかでも、いわゆる
段角型の横葺き屋根板及びその屋根構造については、数
多くの提案を行っている。
し、既に数多くの提案をしている。なかでも、いわゆる
段角型の横葺き屋根板及びその屋根構造については、数
多くの提案を行っている。
この既提案に係る段角形式の横葺き屋根板を用い、これ
を軒側から棟側へかけて葺き上げるようにした場合での
横葺き屋根構造の概要を第6図ないし第8図に示す。
を軒側から棟側へかけて葺き上げるようにした場合での
横葺き屋根構造の概要を第6図ないし第8図に示す。
第6図及び第7図はそれぞれこの既提案に係る横葺き屋
根構造の一例による概要構成を示す屋根勾配に平行した
方向の係合部断面図、及び屋根勾配に直交した方向の接
合部断面図、第8図(a)及び(b)はそれぞれ同上横
葺き屋根板と継手捨板及び継手カバーを示す分解斜視図
である。
根構造の一例による概要構成を示す屋根勾配に平行した
方向の係合部断面図、及び屋根勾配に直交した方向の接
合部断面図、第8図(a)及び(b)はそれぞれ同上横
葺き屋根板と継手捨板及び継手カバーを示す分解斜視図
である。
これらの第6図ないし第8図に示す横葺き屋根構造にお
いて、まず、段角形式による横葺き屋根板(11)は、第
8図(a)に示すように、防錆用焼付け塗装などを施し
た所定幅、所定単位長さの長尺金属薄鋼板を用い、この
金属薄鋼板をロール成形などの手段により、長手方向に
沿う中央部に面板部(12)を残し、一側部に軒側係合部
(13)、他側部に棟側係合部(14)をそれぞれ連続的に
形成させ、隣接するこれらの軒側係合部(13)と棟側係
合部(14)とを係合接続し得るようにして構成する。
いて、まず、段角形式による横葺き屋根板(11)は、第
8図(a)に示すように、防錆用焼付け塗装などを施し
た所定幅、所定単位長さの長尺金属薄鋼板を用い、この
金属薄鋼板をロール成形などの手段により、長手方向に
沿う中央部に面板部(12)を残し、一側部に軒側係合部
(13)、他側部に棟側係合部(14)をそれぞれ連続的に
形成させ、隣接するこれらの軒側係合部(13)と棟側係
合部(14)とを係合接続し得るようにして構成する。
すなわち、隣接相互間で係合接続し得る構成の一例とし
て、前記軒側係合部(13)には、前記面板部(12)の一
側部を下方に折曲して上部前縁部(15)を垂下させた上
で、その下端縁部(16)を棟側に折返して圧接部(17)
を形成させると共に、上方への短い立上り段部(18)を
介して棟側に延長させた係合部(19)を設け、かつ、そ
の端部に縁曲げ部(20)を形成させてある。
て、前記軒側係合部(13)には、前記面板部(12)の一
側部を下方に折曲して上部前縁部(15)を垂下させた上
で、その下端縁部(16)を棟側に折返して圧接部(17)
を形成させると共に、上方への短い立上り段部(18)を
介して棟側に延長させた係合部(19)を設け、かつ、そ
の端部に縁曲げ部(20)を形成させてある。
一方、前記棟側成形部(14)には、前記面板部(12)の
他側部側を上方に折曲して上部前縁部(15)に対応する
下部前縁部(21)を立上らせた上で、前記圧接片部(1
7)に圧接させる上端突当て縁部(22)を外側に折返し
て対向部(23)を形成させると共に、上方への短い立上
り段部(24)を介して軒側に延長、かつ、上方内側に折
返すことで縁曲げ部(20)を含む係合部(19)を係合、
抱持し得る抱持部(25)を形成し、かつ、端部に、吊子
部材(51)のよって屋根下地側へ引留め固定させるため
の下向きの係止部(26)を形成させてある。
他側部側を上方に折曲して上部前縁部(15)に対応する
下部前縁部(21)を立上らせた上で、前記圧接片部(1
7)に圧接させる上端突当て縁部(22)を外側に折返し
て対向部(23)を形成させると共に、上方への短い立上
り段部(24)を介して軒側に延長、かつ、上方内側に折
返すことで縁曲げ部(20)を含む係合部(19)を係合、
抱持し得る抱持部(25)を形成し、かつ、端部に、吊子
部材(51)のよって屋根下地側へ引留め固定させるため
の下向きの係止部(26)を形成させてある。
前記横葺き屋根板(11)の左右に隣接する端面部相互を
長手方向に接合する継手捨板(31)及び継手カバー(4
1)の組合せは、第8図(a)に示すように、例えば、
硬質合成樹脂の成形品や金属薄鋼板のプレス成形品、あ
るいはこれらの結合品などを用いる。
長手方向に接合する継手捨板(31)及び継手カバー(4
1)の組合せは、第8図(a)に示すように、例えば、
硬質合成樹脂の成形品や金属薄鋼板のプレス成形品、あ
るいはこれらの結合品などを用いる。
そして、継手捨板(31)は、左右にそれぞれ複数条の水
返し突出部(33),(33)を有して、一側部に前記軒側
係合部(13)の内側形状に対応する突当て挿入部(34)
を、他側部に前記棟側係合部(14)の外側形状に対応す
る突当て係合部(35)をそれぞれ形成した敷込み板(3
2)と、この敷込み板(32)の中央上部に突設され、左
右に押え片(37),(37)を延長形成した挟持部(36)
とにより構成する。
返し突出部(33),(33)を有して、一側部に前記軒側
係合部(13)の内側形状に対応する突当て挿入部(34)
を、他側部に前記棟側係合部(14)の外側形状に対応す
る突当て係合部(35)をそれぞれ形成した敷込み板(3
2)と、この敷込み板(32)の中央上部に突設され、左
右に押え片(37),(37)を延長形成した挟持部(36)
とにより構成する。
又、継手カバー(41)は、第8図(b)に示すように前
記各押え片(37),(37)による押圧力のもとに前記面
板部(12)の隣接する端面部相互を押止して挟着させる
ための挟み片(43),(43)を左右に折返し形成した覆
い部(42)を設けると共に、この覆い部(42)の一側部
に前記軒側係合部(13)の外側形状に対応させた突当て
係止部(44)を形成させ、かつ、他側部を開放端(45
a)に構成したものである。
記各押え片(37),(37)による押圧力のもとに前記面
板部(12)の隣接する端面部相互を押止して挟着させる
ための挟み片(43),(43)を左右に折返し形成した覆
い部(42)を設けると共に、この覆い部(42)の一側部
に前記軒側係合部(13)の外側形状に対応させた突当て
係止部(44)を形成させ、かつ、他側部を開放端(45
a)に構成したものである。
従って、この既提案に係る横葺き屋根の係合接続は、第
6図に示すように、屋根組を構成して棟側から軒側へ下
り勾配を与えた野地板、母屋材などの取付け部(52)上
に、まず、軒側対応の下段側屋根下地材(53)を介し、
下段側の横葺き屋根板(11)を配置させると共に、その
棟側係合部(14)の係止部(26)に吊子部材(51)を引
掛け係止させることによって、これを取付け部(52)上
に取付け固定させておく。
6図に示すように、屋根組を構成して棟側から軒側へ下
り勾配を与えた野地板、母屋材などの取付け部(52)上
に、まず、軒側対応の下段側屋根下地材(53)を介し、
下段側の横葺き屋根板(11)を配置させると共に、その
棟側係合部(14)の係止部(26)に吊子部材(51)を引
掛け係止させることによって、これを取付け部(52)上
に取付け固定させておく。
次に、棟側対応の上段側屋根下地材(53)を介した状態
で、前記下段側の横葦き屋根板(11)の棟側成形部(1
4)に対し、上段側の横葺き屋根板(11)の軒側成形部
(13)を被嵌させるようにして、その抱持部(25)内に
縁曲げ部(20)を含む係合部(19)を挿入して係合させ
る。
で、前記下段側の横葦き屋根板(11)の棟側成形部(1
4)に対し、上段側の横葺き屋根板(11)の軒側成形部
(13)を被嵌させるようにして、その抱持部(25)内に
縁曲げ部(20)を含む係合部(19)を挿入して係合させ
る。
このようにして、この上段側横葦き屋根板(11)につい
ても、前記と同様に、固定保持させる。なお、下段側と
上段側との各横葦き屋根板(11)については、その下段
側と上段側とで両者の左右長手方向端面部を相互に喰い
違わせた状態、すなわち、例えば、いわゆる、千鳥状の
配置にされている。
ても、前記と同様に、固定保持させる。なお、下段側と
上段側との各横葦き屋根板(11)については、その下段
側と上段側とで両者の左右長手方向端面部を相互に喰い
違わせた状態、すなわち、例えば、いわゆる、千鳥状の
配置にされている。
一方、継手捨板(31)及び継手カバー(41)による押止
接合については、第7図に示すように、まず、各横葦き
屋根板(11)の長手方向端面部相互間の下部に、継手捨
板(31)を当てがい、その敷込み板(32)の左右部分を
各端面部の下側に敷き込み、かつ、各端面部の上側を左
右の各押え片(37),(37)によってそれぞれに押止さ
せると共に、突当て挿入部(34)をして軒側係合部(1
3)の内側に、突当て係合部(35)をして棟側係合部(1
4)の外側にそれぞれ突当てて拘束させた状態にしてお
く。
接合については、第7図に示すように、まず、各横葦き
屋根板(11)の長手方向端面部相互間の下部に、継手捨
板(31)を当てがい、その敷込み板(32)の左右部分を
各端面部の下側に敷き込み、かつ、各端面部の上側を左
右の各押え片(37),(37)によってそれぞれに押止さ
せると共に、突当て挿入部(34)をして軒側係合部(1
3)の内側に、突当て係合部(35)をして棟側係合部(1
4)の外側にそれぞれ突当てて拘束させた状態にしてお
く。
次に、この状態のままで、継手カバー(41)を用い、そ
の開放端(45a)側から、左右の両挟み片(43),(4
3)を前記各押え片(37),(37)と各端面部との間に
圧入させることにより、各押え片(37),(37)による
押圧力のもとに各端面部の相互を押止して挟着させ、か
つ、突当て係止部(44)を軒側係合部(13)に突当てて
拘束接合させる。このとき、開放端(45a)は、棟側係
合部(14)の下部前縁部(21)に突当てられることにな
る。
の開放端(45a)側から、左右の両挟み片(43),(4
3)を前記各押え片(37),(37)と各端面部との間に
圧入させることにより、各押え片(37),(37)による
押圧力のもとに各端面部の相互を押止して挟着させ、か
つ、突当て係止部(44)を軒側係合部(13)に突当てて
拘束接合させる。このとき、開放端(45a)は、棟側係
合部(14)の下部前縁部(21)に突当てられることにな
る。
以上の操作を繰り返すことにより、下段側、上段側での
各横葦き屋根板(11)の屋根下地材(53)を介した係合
接続と、これらの各横葦き屋根板(11)での左右長手方
向における端面部相互の押止接続とがなされるのであ
る。
各横葦き屋根板(11)の屋根下地材(53)を介した係合
接続と、これらの各横葦き屋根板(11)での左右長手方
向における端面部相互の押止接続とがなされるのであ
る。
しかし、前記既提案に係る横葺き屋根構造においては、
各横葦き屋根板(11)を葺き上げた状態において各横葦
き屋根板(11)の左右長手方向の端面部が、その相互を
押止接続させる継手捨板(31)及び継手カバー(41)の
介入に伴い、これらの端面部相互間に、例え僅かではあ
っても対向間隙(60)が形成されることになる。
各横葦き屋根板(11)を葺き上げた状態において各横葦
き屋根板(11)の左右長手方向の端面部が、その相互を
押止接続させる継手捨板(31)及び継手カバー(41)の
介入に伴い、これらの端面部相互間に、例え僅かではあ
っても対向間隙(60)が形成されることになる。
これを各横葦き屋根板(11)自体側から見ると、面板部
(12)側及び軒側係合部(13)側は、押止接続のための
継手捨板(31)及び継手カバー(41)によってそれぞれ
に被覆されるので、雨洩れのおそれを可及的に回避でき
る。
(12)側及び軒側係合部(13)側は、押止接続のための
継手捨板(31)及び継手カバー(41)によってそれぞれ
に被覆されるので、雨洩れのおそれを可及的に回避でき
る。
これに対し、棟側係合部(14)は、継手捨板(31)の突
当て係合部(35)によって、屋根下地側との間で被覆さ
せており、かつ、継手カバー(41)の開放端(45a)
が、この対向間隙(60)を含んだ下部前縁部(21)に対
して外側から突当てられている。
当て係合部(35)によって、屋根下地側との間で被覆さ
せており、かつ、継手カバー(41)の開放端(45a)
が、この対向間隙(60)を含んだ下部前縁部(21)に対
して外側から突当てられている。
ところが、このような単なる開放端(45a)の突当てだ
けでは、各横葺き屋根板(11)の左右の隣接端面部に対
する押止接合を、継手カバー(41)の各挟み片(43),
(43)で物理的かつ期待的になしていることとも相俟っ
て、この下部前縁部(21)における対向間隙(60)の部
分からの雨水の浸入を避けることが困難である。
けでは、各横葺き屋根板(11)の左右の隣接端面部に対
する押止接合を、継手カバー(41)の各挟み片(43),
(43)で物理的かつ期待的になしていることとも相俟っ
て、この下部前縁部(21)における対向間隙(60)の部
分からの雨水の浸入を避けることが困難である。
特に、強風雨下にあって、下部前縁部(21)が強風雨に
吹き当てられる場合などには、多量の雨水の浸入をみる
ことがあり、これが屋根下地側に浸水すると云う不都合
を生ずる原因の一つとなっていた。
吹き当てられる場合などには、多量の雨水の浸入をみる
ことがあり、これが屋根下地側に浸水すると云う不都合
を生ずる原因の一つとなっていた。
従って、この発明の目的とするところは、従来のこのよ
うな問題点に鑑み、いわゆる段角形式による横葺き屋根
構造における棟側係合部の下部前縁部の端面部相互間に
生ずる対向間隙からの雨水の浸入を回避し得るようにし
た横葺き屋根構造における接合部構造を提供することで
ある。
うな問題点に鑑み、いわゆる段角形式による横葺き屋根
構造における棟側係合部の下部前縁部の端面部相互間に
生ずる対向間隙からの雨水の浸入を回避し得るようにし
た横葺き屋根構造における接合部構造を提供することで
ある。
前記目的を達成させるために、この発明に係る横葺き屋
根構造における接合構造は、屋根板の一側部に軒側係合
部を形成し、他側部に棟側係合部を形成して、軒側屋根
板の棟側係合部に棟側屋根板の軒側係合部を係合接続さ
せると共に、横方向の各屋根板の端面部相互を、継手捨
板と継手カバーとで係合接続させて葺き上げる横葺き屋
根構造において、 前記棟側係合部に、屋根板の面板部から立上がる下部前
縁部を形成し、 前記棟側係合部の下部前縁部の接合端面部相互間の対向
間隙に、耐候性のあるパッキング部材を外部から被覆す
るように介在させ、かつ、このパッキング部材を前記継
手カバーの係合圧入端部によって押止させた ことを特徴とするものである。
根構造における接合構造は、屋根板の一側部に軒側係合
部を形成し、他側部に棟側係合部を形成して、軒側屋根
板の棟側係合部に棟側屋根板の軒側係合部を係合接続さ
せると共に、横方向の各屋根板の端面部相互を、継手捨
板と継手カバーとで係合接続させて葺き上げる横葺き屋
根構造において、 前記棟側係合部に、屋根板の面板部から立上がる下部前
縁部を形成し、 前記棟側係合部の下部前縁部の接合端面部相互間の対向
間隙に、耐候性のあるパッキング部材を外部から被覆す
るように介在させ、かつ、このパッキング部材を前記継
手カバーの係合圧入端部によって押止させた ことを特徴とするものである。
この発明においては、棟側係合部の下部前縁部の接合端
面部相互間の対向間隙に、耐候性のあるパッキング部材
を外部から被覆するようにして介在させ、かつ、このパ
ッキング部材を継手カバーの係合圧入端部によって押止
させたことにより、前記の対向間隙が外部から的確に防
水密閉されることになり、この対向間隙を通した雨水な
どの浸入を完全に回避することができる。
面部相互間の対向間隙に、耐候性のあるパッキング部材
を外部から被覆するようにして介在させ、かつ、このパ
ッキング部材を継手カバーの係合圧入端部によって押止
させたことにより、前記の対向間隙が外部から的確に防
水密閉されることになり、この対向間隙を通した雨水な
どの浸入を完全に回避することができる。
以下、この発明に係る横葺き屋根構造における接合部構
造の実施例につき、第1図ないし第5図を参照して詳細
に説明する。
造の実施例につき、第1図ないし第5図を参照して詳細
に説明する。
第1図はこの発明の第1実施例を適用した横葺き屋根構
造の概要構成を示す屋根勾配に平行した方向の係合部断
面図、第2図は同上の屋根勾配に直交した方向の接合部
断面図、第3図(a),(b)はそれぞれ同上横葺き屋
根板での端面部相互の接合途上の態様を示す斜視図、及
び接合部覆い板の別例による要部構成を示す斜視図、第
4図(a),(b)と第5図(a),(b)とはそれぞ
れ同上一例と別例とによるパッキング部材を取出して示
す斜視図及び断面図である。これらの第1図ないし第5
図実施例構成において、前記第6図ないし第8図従来例
構成と同一符号は同一または相当部分を示している。
造の概要構成を示す屋根勾配に平行した方向の係合部断
面図、第2図は同上の屋根勾配に直交した方向の接合部
断面図、第3図(a),(b)はそれぞれ同上横葺き屋
根板での端面部相互の接合途上の態様を示す斜視図、及
び接合部覆い板の別例による要部構成を示す斜視図、第
4図(a),(b)と第5図(a),(b)とはそれぞ
れ同上一例と別例とによるパッキング部材を取出して示
す斜視図及び断面図である。これらの第1図ないし第5
図実施例構成において、前記第6図ないし第8図従来例
構成と同一符号は同一または相当部分を示している。
これらの第1図、第2図、第3図(a)及び第4図
(a)に示す一実施例構成においては、横葺き屋根板
(11)の左右長手方向接合端面部相互間の押止接続に際
し、棟側係合部(14)の下部前縁部(21),(21)の接
合端面部の相互間に形式される対向間隙(60)に跨っ
て、この対向間隙(60)を完全に被覆させるようにする
ために、外部から耐候性に優れたゴム、合成樹脂製など
のパッキング部材(61)を設け、このパッキング部材
(61)を介在させておくと共に、このパッキング部材
(61)を、この接合端面部間を外部側から被覆するよう
に押止接続させる継手カバー(41)で押止させたもので
ある。すなわち、継手捨板(31)に対するこの継手カバ
ー(41)の圧入係合に伴い、継手カバー(41)の係合圧
入端部(45)によって充分に押止させるようにしたもの
である。
(a)に示す一実施例構成においては、横葺き屋根板
(11)の左右長手方向接合端面部相互間の押止接続に際
し、棟側係合部(14)の下部前縁部(21),(21)の接
合端面部の相互間に形式される対向間隙(60)に跨っ
て、この対向間隙(60)を完全に被覆させるようにする
ために、外部から耐候性に優れたゴム、合成樹脂製など
のパッキング部材(61)を設け、このパッキング部材
(61)を介在させておくと共に、このパッキング部材
(61)を、この接合端面部間を外部側から被覆するよう
に押止接続させる継手カバー(41)で押止させたもので
ある。すなわち、継手捨板(31)に対するこの継手カバ
ー(41)の圧入係合に伴い、継手カバー(41)の係合圧
入端部(45)によって充分に押止させるようにしたもの
である。
従って、この実施例構成による横葺き屋根構造での接合
部構造においては、従来、雨水などが浸入するおそれの
あった棟側係合部(14)の下部前縁部(21),(21)の
接合端面部の相互間に形成される対向間隙(60)を、パ
ッキング部材(61)によって完全に被覆させているの
で、雨水などの浸入を良好に阻止することが出来るた
め、対向間隙(60)を外部から確実に防水できる。
部構造においては、従来、雨水などが浸入するおそれの
あった棟側係合部(14)の下部前縁部(21),(21)の
接合端面部の相互間に形成される対向間隙(60)を、パ
ッキング部材(61)によって完全に被覆させているの
で、雨水などの浸入を良好に阻止することが出来るた
め、対向間隙(60)を外部から確実に防水できる。
また、このパッキング部材(61)は、継手カバー(41)
の係合圧入端部(45)によって、その被覆が自動的にな
されるために作業を極めて容易になし得ると共に、被覆
後の保持についても、これを確実かつ強力に行うことが
できる。
の係合圧入端部(45)によって、その被覆が自動的にな
されるために作業を極めて容易になし得ると共に、被覆
後の保持についても、これを確実かつ強力に行うことが
できる。
また、第3図(b)に示すように、継手カバー(41)の
係合圧入端部(45)の圧入係合に支障を生ずるおそれの
ない位置に押止片部(46)を拡開形成させておくことに
よって、パッキング部材(61)に対する押止を一層確実
化させることができる。
係合圧入端部(45)の圧入係合に支障を生ずるおそれの
ない位置に押止片部(46)を拡開形成させておくことに
よって、パッキング部材(61)に対する押止を一層確実
化させることができる。
更に、第4図(b)に示すように、パッキング部材(6
1)の主体部(62)の裏面側に適宜、接着剤層(64)を
塗布形成させておくときは、このパッキング部材(61)
を下部前縁部(21),(21)の接合端面部の相互間で対
向間隙(60)を外部から跨ぐように被覆接着できて、そ
の作業を一層良好に行うことができる。
1)の主体部(62)の裏面側に適宜、接着剤層(64)を
塗布形成させておくときは、このパッキング部材(61)
を下部前縁部(21),(21)の接合端面部の相互間で対
向間隙(60)を外部から跨ぐように被覆接着できて、そ
の作業を一層良好に行うことができる。
そしてまた、第5図(a)に示すように、パッキング部
材(61)の主体部(62)の下部に、更に舌片部(63)を
突出形成させておけば、下部前縁部(21),(21)の接
合端面部の相互間に形成される対向間隙(60)を被覆さ
せると同時に、この下部前縁部(21),(21)に連接さ
れる面板部(12)での接合端面部の相互間の対向間隙
(60)をも同様に被覆できて一層効果的である。また第
5図(b)のように、接着剤層(64)を塗布形成させる
ときは、これに併せて同様な作用効果が得られるのであ
る。
材(61)の主体部(62)の下部に、更に舌片部(63)を
突出形成させておけば、下部前縁部(21),(21)の接
合端面部の相互間に形成される対向間隙(60)を被覆さ
せると同時に、この下部前縁部(21),(21)に連接さ
れる面板部(12)での接合端面部の相互間の対向間隙
(60)をも同様に被覆できて一層効果的である。また第
5図(b)のように、接着剤層(64)を塗布形成させる
ときは、これに併せて同様な作用効果が得られるのであ
る。
以上詳述したように、この発明によるときは、屋根板の
棟側係合部に、屋根板の面板部から立上がる下部前縁部
を形成し、前記棟側係合部の下部前縁部の接合端面部相
互間の対向間隙に、耐候性のあるパッキング部材を外部
から被覆するように介在させ、かつ、このパッキング部
材を前記継手カバーの係合圧入端部によって押止させた
ことにより、左右方向に隣接する屋根板の接合部相互間
に形成される対向間隙が前記パッキング部材によって外
部から効果的に防水密閉されることにより、従来この対
向間隙から浸入していた雨水などを的確かつ完全に回避
することができて、優れた水密性能を得ることができ
る。
棟側係合部に、屋根板の面板部から立上がる下部前縁部
を形成し、前記棟側係合部の下部前縁部の接合端面部相
互間の対向間隙に、耐候性のあるパッキング部材を外部
から被覆するように介在させ、かつ、このパッキング部
材を前記継手カバーの係合圧入端部によって押止させた
ことにより、左右方向に隣接する屋根板の接合部相互間
に形成される対向間隙が前記パッキング部材によって外
部から効果的に防水密閉されることにより、従来この対
向間隙から浸入していた雨水などを的確かつ完全に回避
することができて、優れた水密性能を得ることができ
る。
また、継手カバーの係合圧入端部でパッキング部材を面
押止できるように面形状に形成させること、パッキング
部材を下部前縁部間に跨って介在配置させること、及び
このパッキング部材を下部前端部間に跨るように接着し
て介在配置させることなどによって、前記対向間隙を一
層効果的に防水することが可能となり、しかも、構造的
に極めて簡単で、パッキングの的確な配設位置を容易に
外部から確認出来て作業性に優れ、かつ、安価に提供し
得るなどの優れた特長を有するものである。
押止できるように面形状に形成させること、パッキング
部材を下部前縁部間に跨って介在配置させること、及び
このパッキング部材を下部前端部間に跨るように接着し
て介在配置させることなどによって、前記対向間隙を一
層効果的に防水することが可能となり、しかも、構造的
に極めて簡単で、パッキングの的確な配設位置を容易に
外部から確認出来て作業性に優れ、かつ、安価に提供し
得るなどの優れた特長を有するものである。
第1図はこの発明の第1実施例を適用した横葺き屋根構
造の概要構成を示す屋根勾配に平行した方向の係合部断
面図、第2図は同上の屋根勾配に直交した方向の接合部
断面図、第3図(a)および(b)はそれぞれ同上横葺
き屋根板での端面部相互の接合途上の態様を示す斜視図
及び継手カバーの別例による要部構成を示す部分斜視
図、第4図(a),(b)及び第5図(a),(b)は
それぞれ同上一例と別例とによるパッキング部材の斜視
図及び断面図、第6図は従来例としての既提案に係る横
葺き屋根構造の一例による概要構成を示す屋根勾配に平
行した方向の係合部断面図、第7図は同上屋根勾配に直
交した方向の接合部断面図、第8図(a)は同上横葺き
屋根及び継手捨板の分解斜視図、第8図(b)は継手カ
バーの分解斜視図である。 (11)……横葺き屋根板、(12)……面板部 (13)……軒側成形部、(14)……棟側成形部 (15)……上部前縁部、(16)……下端縁部 (17)……圧接部、(19)……係合部 (21)……下部前縁部、(22)……上端突当て縁部 (23)……対向部、(25)……抱持部 (26)……係止部、(31)……継手捨板 (32)……敷込み板、(34)……突当て挿入部 (35)……突当て係合部、(36)……挟持部 (37)……押え片、(41)……継手カバー (42)……覆い部、(43)……挟み片 (44)……突当て係止部、(45)……係止圧入端部 (46)……拡開された押止片部、(51)……吊子部材 (52)……野地板、母屋材などの取付け部、(53)……
屋根下地材 (60)……下部前縁部相互間の対向間隙、(61)……パ
ッキング部材 (62)……主体部、(63)……舌片部、(64)……接着
剤層
造の概要構成を示す屋根勾配に平行した方向の係合部断
面図、第2図は同上の屋根勾配に直交した方向の接合部
断面図、第3図(a)および(b)はそれぞれ同上横葺
き屋根板での端面部相互の接合途上の態様を示す斜視図
及び継手カバーの別例による要部構成を示す部分斜視
図、第4図(a),(b)及び第5図(a),(b)は
それぞれ同上一例と別例とによるパッキング部材の斜視
図及び断面図、第6図は従来例としての既提案に係る横
葺き屋根構造の一例による概要構成を示す屋根勾配に平
行した方向の係合部断面図、第7図は同上屋根勾配に直
交した方向の接合部断面図、第8図(a)は同上横葺き
屋根及び継手捨板の分解斜視図、第8図(b)は継手カ
バーの分解斜視図である。 (11)……横葺き屋根板、(12)……面板部 (13)……軒側成形部、(14)……棟側成形部 (15)……上部前縁部、(16)……下端縁部 (17)……圧接部、(19)……係合部 (21)……下部前縁部、(22)……上端突当て縁部 (23)……対向部、(25)……抱持部 (26)……係止部、(31)……継手捨板 (32)……敷込み板、(34)……突当て挿入部 (35)……突当て係合部、(36)……挟持部 (37)……押え片、(41)……継手カバー (42)……覆い部、(43)……挟み片 (44)……突当て係止部、(45)……係止圧入端部 (46)……拡開された押止片部、(51)……吊子部材 (52)……野地板、母屋材などの取付け部、(53)……
屋根下地材 (60)……下部前縁部相互間の対向間隙、(61)……パ
ッキング部材 (62)……主体部、(63)……舌片部、(64)……接着
剤層
Claims (4)
- 【請求項1】屋根板の一側部に軒側係合部を形成し、他
側部に棟側係合部を形成して、軒側屋根板の棟側係合部
に棟側屋根板の軒側係合部を係合接続させると共に、横
方向の各屋根板の端面部相互を、継手捨板と継手カバー
とで係合接続させて葺き上げる横葺き屋根構造におい
て、 前記棟側係合部に、屋根板の面板部から立上がる下部前
縁部を形成し、 前記棟側係合部の下部前縁部の接合端面部相互間の対向
間隙に、耐候性のあるパッキング部材を外部から被覆す
るように介在させ、かつ、このパッキング部材を前記継
手カバーの係合圧入端部によって押止させた ことを特徴とする横葺き屋根構造における接合部構造。 - 【請求項2】継手カバーの係合圧入端部が、パッキング
部材を面押止可能なように、面形状に形成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の横葺き屋根構造におけ
る接合部構造。 - 【請求項3】パッキング部材が、下部前縁部間に跨って
介在配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
横葺き屋根構造における接合部構造。 - 【請求項4】パッキング部材が、下部前縁部間に跨り接
着して介在配置されていることを特徴とする請求項1又
は2に記載の横葺き屋根構造における接合部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1071751A JPH0776479B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 横葺き屋根構造における接合部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1071751A JPH0776479B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 横葺き屋根構造における接合部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02289749A JPH02289749A (ja) | 1990-11-29 |
| JPH0776479B2 true JPH0776479B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=13469548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1071751A Expired - Fee Related JPH0776479B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 横葺き屋根構造における接合部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776479B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6080649A (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-08 | 三晃金属工業株式会社 | 横葺外囲体における接続構造 |
| JPH0310243Y2 (ja) * | 1984-09-26 | 1991-03-14 | ||
| JPS6342982A (ja) * | 1986-08-05 | 1988-02-24 | 桑原織物企業組合 | 大島紬の製造方法 |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP1071751A patent/JPH0776479B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02289749A (ja) | 1990-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |