JPH077654Y2 - 組合せオイルリング - Google Patents
組合せオイルリングInfo
- Publication number
- JPH077654Y2 JPH077654Y2 JP1988065800U JP6580088U JPH077654Y2 JP H077654 Y2 JPH077654 Y2 JP H077654Y2 JP 1988065800 U JP1988065800 U JP 1988065800U JP 6580088 U JP6580088 U JP 6580088U JP H077654 Y2 JPH077654 Y2 JP H077654Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expander
- oil ring
- ear
- abutment
- ears
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 10
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、エキスパンダの疲労強度を高めている組合せ
オイルリングに関する。
オイルリングに関する。
従来技術とその問題点 組合せオイルリングは、実開昭58-32152号公報、実開昭
61-157147号公報や実開昭61-94652号公報にみられる如
く、周方向に延在するベース部に径方向に波形を作り、
且つベース部の上下に周方向に離間した耳部と座とを設
けたエキスパンダと、および耳部にその内周面を当接さ
せるサイドレールとからなる。
61-157147号公報や実開昭61-94652号公報にみられる如
く、周方向に延在するベース部に径方向に波形を作り、
且つベース部の上下に周方向に離間した耳部と座とを設
けたエキスパンダと、および耳部にその内周面を当接さ
せるサイドレールとからなる。
このような構成の組合せオイルリングは、サイドレール
のシリンダ内周面に対する追従性を向上させるため、ス
ペースエキスパンダに柔軟性を与える手段を施すことが
一般に成される。そのための手段として、実開昭58-321
52号公報や実開昭61-9465号公報は、エキスパンダのベ
ース部に切欠きやスリットを設けること、又、実開昭61
-157147号公報はベース部の耳の中央部或いは耳と耳と
の間に軸線方向にスリットを設けることを開示する。
のシリンダ内周面に対する追従性を向上させるため、ス
ペースエキスパンダに柔軟性を与える手段を施すことが
一般に成される。そのための手段として、実開昭58-321
52号公報や実開昭61-9465号公報は、エキスパンダのベ
ース部に切欠きやスリットを設けること、又、実開昭61
-157147号公報はベース部の耳の中央部或いは耳と耳と
の間に軸線方向にスリットを設けることを開示する。
本考案者は、後者のベース部に軸線方向にスリットを設
ける手段に代えて、以下の手段を考えたが、即ち、耳の
両側に上下方向に切り込みを入れる手段を考えたが、以
下に詳述する問題が生じた。そこで、この問題をどう解
決し、本考案を成立させたかを説明する。
ける手段に代えて、以下の手段を考えたが、即ち、耳の
両側に上下方向に切り込みを入れる手段を考えたが、以
下に詳述する問題が生じた。そこで、この問題をどう解
決し、本考案を成立させたかを説明する。
組合せオイルリング1は、周方向に延在するベース部2
に径方向に波形を作り且つベース部2の上下に周方向に
離間した耳部3と座4とを設けたエキスパンダ5と、耳
部3にその内周面が当接するサイドレール6とからな
る。このようにして構成されるエキスパンダ5は、第4
図に示す如き展開図を有するプレートより成形される。
第4図より明らかな如く、耳部3の両側に上下方向に半
円形状の切り込み3aを入れ、サイドエキスパンダ4の追
従性を改良し、ピストンの首振りを防止させている。
に径方向に波形を作り且つベース部2の上下に周方向に
離間した耳部3と座4とを設けたエキスパンダ5と、耳
部3にその内周面が当接するサイドレール6とからな
る。このようにして構成されるエキスパンダ5は、第4
図に示す如き展開図を有するプレートより成形される。
第4図より明らかな如く、耳部3の両側に上下方向に半
円形状の切り込み3aを入れ、サイドエキスパンダ4の追
従性を改良し、ピストンの首振りを防止させている。
第5図に示す如く、ベース部2を波形に成形し、その内
周部に耳部3と、その外周部に座4を配し、ベース部2
の両端を突合せて合い口7とする。
周部に耳部3と、その外周部に座4を配し、ベース部2
の両端を突合せて合い口7とする。
第3−5図に示した組合せオイルリングでは、突合せ部
の合い口7に近い耳部3で破損が生じ易い。そこで、半
径方向外方への張力に対するエキスパンダの各部の応力
を測定すると、第6図に示す結果が得られる。同図から
明らかな如く、エキスパンダ5の両端の突合せ部から1
山目(第5図参照)は、他の部分に比しきわめて張力に
対するその応力が大となっている。即ち、この高応力部
分は、他の部分に対し疲労を早めるので、破損が生じ易
いと判断される。
の合い口7に近い耳部3で破損が生じ易い。そこで、半
径方向外方への張力に対するエキスパンダの各部の応力
を測定すると、第6図に示す結果が得られる。同図から
明らかな如く、エキスパンダ5の両端の突合せ部から1
山目(第5図参照)は、他の部分に比しきわめて張力に
対するその応力が大となっている。即ち、この高応力部
分は、他の部分に対し疲労を早めるので、破損が生じ易
いと判断される。
それ故に、本考案は、エキスパンダの両端の突端の突合
せ部の形状を改良することで、疲労強度を高めることを
解決すべく問題点とする。
せ部の形状を改良することで、疲労強度を高めることを
解決すべく問題点とする。
問題点を解決するための手段とその作用 本考案は、前述した問題点を解決するために、組合せオ
イルリングのエキスパンダの突合せ部に隣接する1つ又
は二つの耳部の少くとも一側に上下方向の切り込みを廃
止する技術的手段を採用する。
イルリングのエキスパンダの突合せ部に隣接する1つ又
は二つの耳部の少くとも一側に上下方向の切り込みを廃
止する技術的手段を採用する。
この技術手段の採用は、エキスパンダ両端の突合せ部分
の強度を高め疲労応力を向上させることができる。
の強度を高め疲労応力を向上させることができる。
実施例 本考案を適用した組合せオイルリングのエキスパンダ5
を第1図に示す。第4図に示す例と同一符号を記し、そ
の説明を省略する。
を第1図に示す。第4図に示す例と同一符号を記し、そ
の説明を省略する。
エキスパンダ5の両端の突合せ合い口7の両側に隣接す
る一つ又は二つの耳3の少くとも一側の切り込み3aを廃
止する。このような合い口7に近い耳3を有するエキス
パンダ5を常法に従い成形し、サイドレールと組合せる
(第3図参照)。
る一つ又は二つの耳3の少くとも一側の切り込み3aを廃
止する。このような合い口7に近い耳3を有するエキス
パンダ5を常法に従い成形し、サイドレールと組合せる
(第3図参照)。
第1図の如き展開形状を有するエキスパンダ5の疲労応
力を往復動回数に対し測定した結果を第2図に示す。第
2図中、△印は合い口7の両端の1ケの耳3の両側とそ
の次の耳の一側の切り込み3aを廃止したエキスパンダの
例、●印は合い口に近い耳3の一方(合い口側)の切り
込み3aのみ廃止したエキスパンダの例、及び○は同合い
口の両側に切り込み3aを有する第4の如き従来のエキス
パンダの例である。
力を往復動回数に対し測定した結果を第2図に示す。第
2図中、△印は合い口7の両端の1ケの耳3の両側とそ
の次の耳の一側の切り込み3aを廃止したエキスパンダの
例、●印は合い口に近い耳3の一方(合い口側)の切り
込み3aのみ廃止したエキスパンダの例、及び○は同合い
口の両側に切り込み3aを有する第4の如き従来のエキス
パンダの例である。
エキスパンダの疲労応力は、溝ゲージ内に組合せオイル
リングを装着し、合い口付の外径雇の内周面にサイドレ
ールを接触させた状態で、外径雇の合い口を繰り返して
伸縮(往復動)させ、組合せオイルリングに連続的に往
復荷重を加えエキスパンダの折損を測定することで行
う。実際には、外径雇の合い口の伸縮(往復動)ストロ
ークを105回目で変え107回迄繰り返し、略107回で折損
させるようにし、その時の応力を疲労応力とする。
リングを装着し、合い口付の外径雇の内周面にサイドレ
ールを接触させた状態で、外径雇の合い口を繰り返して
伸縮(往復動)させ、組合せオイルリングに連続的に往
復荷重を加えエキスパンダの折損を測定することで行
う。実際には、外径雇の合い口の伸縮(往復動)ストロ
ークを105回目で変え107回迄繰り返し、略107回で折損
させるようにし、その時の応力を疲労応力とする。
本考案による組合せオイルリングは、第2図から明らか
なように、エキスパンダの往復動回数(外径雇の合い口
の伸縮回数)が107回のときの、従来のエキスパンダの
疲労応力を1とすると、本発明のエキスパンダの疲労応
力は略1.4倍を示すので、エキスパンダの疲労強度が40
%近く向上させ得る。尚、第1図中の二点鎖線は切り込
み3aを無くした状態を示す。
なように、エキスパンダの往復動回数(外径雇の合い口
の伸縮回数)が107回のときの、従来のエキスパンダの
疲労応力を1とすると、本発明のエキスパンダの疲労応
力は略1.4倍を示すので、エキスパンダの疲労強度が40
%近く向上させ得る。尚、第1図中の二点鎖線は切り込
み3aを無くした状態を示す。
効果 前述した如き改良されたエキスパンダを有する組合せオ
イルリングは、テストデータによりオイル消費量が従来
例と同じ値を示し、高回転域では、むしろ、オイル消費
量が従来例よりいくぶん低い値を示す。さらに、エキス
パンダの追従性も従来例より幾分よい傾向を示す。よっ
て本考案は、オイル消費量及び追従性を従来より幾分良
い状態に保ちつつ、疲労強度を従来より40%近く向上さ
せることができる。
イルリングは、テストデータによりオイル消費量が従来
例と同じ値を示し、高回転域では、むしろ、オイル消費
量が従来例よりいくぶん低い値を示す。さらに、エキス
パンダの追従性も従来例より幾分よい傾向を示す。よっ
て本考案は、オイル消費量及び追従性を従来より幾分良
い状態に保ちつつ、疲労強度を従来より40%近く向上さ
せることができる。
第1図は本考案による組合せオイルリングに用いられる
エキスパンダの一例の展開図、第2図はリングの往復回
転数に対する疲労強度を示すグラフ図、第3図は組合せ
オイルリングの一例の断面図、第4図は従来のエキスパ
ンダの展開図、第5図はエキスパンダの部分平面図、第
6図は張力に対する応力の関係を示すグラフ図である。 図中:1……組合せオイルリング、2……ベース部、3…
…耳、4……座、3a……切り込み、5……エキスパン
ダ、5……サイドレール、7……合い口。
エキスパンダの一例の展開図、第2図はリングの往復回
転数に対する疲労強度を示すグラフ図、第3図は組合せ
オイルリングの一例の断面図、第4図は従来のエキスパ
ンダの展開図、第5図はエキスパンダの部分平面図、第
6図は張力に対する応力の関係を示すグラフ図である。 図中:1……組合せオイルリング、2……ベース部、3…
…耳、4……座、3a……切り込み、5……エキスパン
ダ、5……サイドレール、7……合い口。
Claims (1)
- 【請求項1】周方向に延在するベース部に径方向に波形
を作り且つ前記ベース部の上下に周方向に離間した耳部
と座とを設けたエキスパンダと、前記耳部にその内周面
が当接するサイドレールとを有し、前記耳部の両側に上
下方向に切り込みを入れている組合せオイルリングにお
いて、前記エキスパンダの突合せ部に近い前記耳部分に
少くとも1ケの切り込みを無くしたことを特徴とする組
合せオイルリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988065800U JPH077654Y2 (ja) | 1987-05-30 | 1988-05-20 | 組合せオイルリング |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-84588 | 1987-05-30 | ||
| JP8458887 | 1987-05-30 | ||
| JP1988065800U JPH077654Y2 (ja) | 1987-05-30 | 1988-05-20 | 組合せオイルリング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6446573U JPS6446573U (ja) | 1989-03-22 |
| JPH077654Y2 true JPH077654Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31718324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988065800U Expired - Lifetime JPH077654Y2 (ja) | 1987-05-30 | 1988-05-20 | 組合せオイルリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077654Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5832152U (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-02 | 日本ピストンリング株式会社 | スペ−サエキスパンダ |
| JPS6194652U (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-18 | ||
| JPH0143490Y2 (ja) * | 1985-03-22 | 1989-12-18 |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP1988065800U patent/JPH077654Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6446573U (ja) | 1989-03-22 |
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