JPH0776577A - ジフェニルトリアゾール誘導体及び殺虫、殺ダニ剤 - Google Patents

ジフェニルトリアゾール誘導体及び殺虫、殺ダニ剤

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JPH0776577A
JPH0776577A JP18287994A JP18287994A JPH0776577A JP H0776577 A JPH0776577 A JP H0776577A JP 18287994 A JP18287994 A JP 18287994A JP 18287994 A JP18287994 A JP 18287994A JP H0776577 A JPH0776577 A JP H0776577A
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carbon atoms
substituted
atoms
reaction
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JP18287994A
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English (en)
Inventor
Masami Ozaki
正美 尾崎
Reijiro Honami
礼次郎 穂波
Atsuhiko Ikeda
篤彦 池田
Takashi Yumita
隆司 弓田
Yuko Yano
祐幸 矢野
Yuuki Nakano
勇樹 中野
Hiroshi Kurihara
浩 栗原
Tadami Hirano
忠美 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】一般式〔I〕 【化1】 [式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示し、Xは
ハロゲン原子、メチル基、ニトロ基を示し、nは1〜5
の整数を示し、Yは少なくとも2つ以上のフッ素原子に
より置換された炭素数2以上のアルキル基(該基は、異
なったハロゲン原子を含んでもよい。)、少なくとも2
つ以上のフッ素原子により置換された炭素数2以上のア
ルコキシ基(該基は、異なったハロゲン原子を含んでも
よい。)を示す。]にて表されるトリアゾール誘導体を
有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤である。 【効果】作物に悪影響を及ぼすことなく、種々の有害昆
虫類、特に鱗翅目害虫、ハダニ類を防除することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トリアゾール誘導体及
びこれを有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭56−154464号公報明細書
にはトリアゾール誘導体がアブラムシ類、ハダニ類に対
する殺虫、殺ダニ活性を有すると記載されている。ま
た、米国特許第4,788,210号(US47882
10)にはトリアゾール誘導体がアブラムシ類、コナジ
ラミ類、ハダニ類に高い殺虫、殺ダニ活性を有すると記
載されている。しかしながら、これら公報明細書に具体
的に記載された化合物の殺虫、殺ダニ活性は充分とはい
い難く、特にコナガ、シロイチモジヨトウなどに代表さ
れる鱗翅目害虫に対する殺虫活性については記載されて
いない。RD278004号にはトリアゾール誘導体が
殺虫、殺ダニ活性を有すると記載されている。しかしな
がら、該公開技報には具体的な殺虫、殺ダニ活性は記載
されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、殺虫、殺ダ
ニ活性がさらに改良され、特にコナガ、シロイチモジヨ
トウなどに代表される鱗翅目害虫に対して優れた殺虫活
性を有するトリアゾール誘導体を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】近年、薬剤の多用により
害虫の薬剤感受性が著しく低下し、防除上問題とされて
いる。特に殺ダニ剤、鱗翅目害虫防除剤においては深刻
である。本発明者らは、これらの害虫に対し新規でかつ
有用な殺虫剤を開発すべく、種々のトリアゾール誘導体
を合成し、その生理活性について検討を重ねた。本発明
化合物群の生物データを特開昭56−154464号公
報明細書など種々の明細書に具体的に記載された化合物
と比較したところ、特にトリアゾール5位ベンゼン環上
の3位または4位に少なくとも2つ以上のフッ素原子に
より置換された炭素数2以上のアルキル基、炭素数2以
上のアルコキシ基、炭素数2以上のアルキルチオ基、炭
素数2以上のアルキルカルボニルオキシ基、炭素数2以
上のアルキルカルボニルアミノ基、炭素数2以上のアル
ケニル、炭素数2以上のアルキルスルフィニル基、炭素
数2以上のアルキルスルホニル基、アルコキシアルキル
基またはアルコキシアルコキシ基を有するトリアゾール
誘導体が、薬剤感受性低下の著しいナミハダニ、カンザ
ワハダニ、ミカンハダニなどのハダニ類、またコナガ、
シロイチモジヨトウなどの鱗翅目害虫に極めて優れた殺
虫、殺ダニ活性を有することを見出し本発明を完成し
た。
【0005】即ち、本発明は一般式〔I〕
【0006】
【化2】 [式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示し、Xは
ハロゲン原子、メチル基、ニトロ基、シアノ基またはト
リフルオロメチル基を示し、nは1〜5の整数を示し、
Yは少なくとも2つ以上のフッ素原子により置換された
炭素数2以上のアルキル基(該基は、異なったハロゲン
原子を含んでもよい。)、少なくとも2つ以上のフッ素
原子により置換された炭素数2以上のアルコキシ基(該
基は、異なったハロゲン原子を含んでもよい。)、少な
くとも2つ以上のフッ素原子により置換された炭素数2
以上のアルキルチオ基(該基は、異なったハロゲン原子
を含んでもよい。)、少なくとも2つ以上のフッ素原子
により置換された炭素数2以上のアルキルカルボニルオ
キシ基(該基は、塩素原子を含んでもよい。)、少なく
とも2つ以上のフッ素原子により置換された炭素数2以
上のアルキルカルボニルアミノ基(該基は、アルキル部
位が塩素原子で置換されてもよく、アミノ部位がアルキ
ル基で置換されてもよい。)、少なくとも2つ以上のフ
ッ素原子により置換された炭素数2以上のアルケニル
基、少なくとも2つ以上のフッ素原子により置換された
炭素数2以上のアルキルスルフィニル基、少なくとも2
つ以上のフッ素原子により置換された炭素数2以上のア
ルキルスルホニル基、少なくとも2つ以上のフッ素原子
により置換されたアルコキシアルキル基または少なくと
も2つ以上のフッ素原子により置換されたアルコキシア
ルコキシ基を示す。]にて表されるトリアゾール誘導体
及びこれを有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤であ
る。
【0007】尚、本明細書において炭素数2以上のアル
キル基としては、炭素数が2〜30の直鎖または分岐鎖
のアルキル基を示し、例えばエチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、t−ブチル、n−ペンチル、イソアミル、ネオペン
チル、n−ヘキシル、イソヘキシル、3,3−ジメチル
ブチル、n−ヘプチル、5−メチルヘキシル、4−メチ
ルヘキシル、3−メチルヘキシル、4,4−ジメチルペ
ンチル、n−オクチル、6−メチルヘプチル、n−ノニ
ル、7−メチルオクチル、n−デシル、8−メチルノニ
ル、n−ウンデシル、9−メチルデシル、n−ドデシ
ル、10−メチルウンデシル、n−トリデシル、11−
メチルドデシル、n−テトラデシル、12−メチルトリ
デシル、n−ペンタデシル、13−メチル−テトラデシ
ル、n−ヘキサデシル、n−ヘプタデシル、n−オクタ
デシル、n−ノナデシル、n−エイコシル基等を挙げる
ことができる。
【0008】炭素数2以上のアルコキシ基、炭素数2以
上のアルキルチオ基、炭素数2以上のアルキルカルボニ
ルオキシ基及び炭素数2以上のアルキルカルボニルアミ
ノ基とは、それぞれアルキル部分が上記の意味を有する
(炭素数2以上のアルキル)−O−基、(炭素数2以上
のアルキル)−S−基、(炭素数2以上のアルキル)−
CO−O−基、(炭素数2以上のアルキル)−CO−N
H−基及び(炭素数2以上のアルキル)−CO−N(ア
ルキル)−基である。
【0009】炭素数2以上のアルケニル基としては、炭
素数が2〜30の直鎖または分岐鎖のアルケニル基を示
し、例えばビニル基、プロペニル基、イソプロペニル
基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテ
ニル基、オクテニル基、3−メチル−1−ブテニル基、
4−メチル−1−ペンテニル基等を挙げることができ
る。
【0010】炭素数2以上のアルキルスルフィニル基及
び炭素数2以上のアルキルスルホニル基とは、それぞれ
アルキル部分が上記の意味を有する(炭素数2以上のア
ルキル)−SO−基及び(炭素数2以上のアルキル)−
SO−基である。
【0011】アルコキシアルキル基、アルコキシアルコ
キシ基とは、それぞれ(アルコキシ)−(アルキル)基
及び(アルコキシ)−(アルコキシ)基を示し、例えば
エトキシメチル基、エトキシエトキシ基等を挙げること
ができる。
【0012】本発明における好ましい化合物としては、
一般式〔I〕においてRがメチル基またはエチル基
で、Xがハロゲン原子で、nが1〜2の整数で、Yが少
なくとも2つ以上のフッ素原子により置換された炭素数
2以上のアルキル基を有するものが挙げられる。
【0013】次に、一般式〔I〕で表される本発明化合
物を表1〜表5に例示する。尚、化合物番号は以後の記
載において参照される。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】
【表5】 本発明化合物は下記の方法に従って製造することができ
るが、この方法に限定されるものではない。 製造法1
【0019】
【化3】 (式中、Rはフェニル基、炭素数が1〜4のアルキル
基または炭素数が1〜4のアルキル基で置換したフェニ
ル基を示し、R、X、n及びYは前記と同じ意味を示
す。)即ち、一般式〔I〕で表される本発明化合物は、
一般式〔II〕で表されるN−(ベンゼンスルホニル)
ベンゾヒドラゾノイルクロリド誘導体、N−(アルキル
スルホニル)ベンゾヒドラゾノイルクロリド誘導体また
はN−(アルキルベンゼンスルホニル)ベンゾヒドラゾ
ノイルクロリド誘導体と一般式〔III〕で表されるベ
ンゾニトリル誘導体とをルイス酸の存在下、不活性溶媒
中で反応させて得ることができる。
【0020】使用できる溶媒としては、反応を阻害しな
い溶媒であれば良く、例えばジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等のエーテル
類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ペンタ
ン、ヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ジ
クロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化
炭素、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン等のハロ
ゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極
性溶媒及びこれらから選択される溶媒を組み合わせた混
合溶媒を用いることができる。
【0021】使用できるルイス酸としては、臭化アルミ
ニウム、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、三フッ化ホウ
素、四塩化チタン、塩化スズ、塩化亜鉛等を用いること
ができる。
【0022】また、使用する反応試剤の使用量は、通
常、一般式〔II〕で表される化合物1モルに対し、一
般式〔III〕で表される化合物が1.0〜2.0倍モ
ル、同時にルイス酸が1.0〜2.0倍モルである。反
応温度は0℃から反応系の還流温度の範囲である。反応
時間は化合物により異なるが通常15分〜8時間でその
目的を達することができる。
【0023】この反応の具体例は、例えば特願平5−1
32431号公報明細書およびブリティン・オブ・ザ・
ケミカル・ソサエティー・オブ・ジャパン(Bull.
Chem.Soc.Jpn.)56巻、第545頁(1
983年)に記載されている。 製造法2
【0024】
【化4】 {式中、mは0または1〜15までの整数を示し、kは
0または1を示す。但し、mが0のときはkは0を示
す。Aは酸素原子または硫黄原子を示し、Bは酸素原子
または硫黄原子を示し、Rは少なくとも2つ以上のフ
ッ素原子により置換された炭素数1〜15のアルキル基
(該基は塩素原子または臭素原子によって置換されても
よい。)または少なくとも2つ以上のフッ素原子により
置換された炭素数2〜15のアルケニル基(該基は塩素
原子または臭素原子によって置換されてもよい。)を示
し、Lは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子または基−
OSOを示し、R、R、X及びnは前記と同
じ意味を示す。} 一般式〔I−a〕で表される本発明化合物は、製造法1
により合成した一般式〔IV〕で示される化合物と一般
式〔V〕で表される化合物とを適当な塩基の存在下、不
活性溶媒中で反応させることによって得ることができ
る。
【0025】ここで使用できる塩基としては、水素化ナ
トリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム等の無機塩基、第三ブトキシカ
リウム等のアルカリ金属アルコキシド等が挙げられる。
【0026】使用できる溶媒としては、反応を阻害しな
い溶媒であれば良く、例えばジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等のエーテル
類、ベンゼン、トルエン、ニトロベンゼン等の芳香族炭
化水素類、ペンタン、ヘキサン、石油エーテル等の脂肪
族炭化水素類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロ
ロベンゼン、o−ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化
水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
等のアミド類及びこれらから選択される溶媒を組み合わ
せた混合溶媒を用いることができる。
【0027】また、使用する反応試剤の使用量は、通
常、一般式〔IV〕で表される化合物1モルに対し、一
般式〔V〕で表される化合物が1.0〜2.0倍モル、
同時に塩基が1.0〜2.0倍モルである。反応温度は
0℃から反応系の還流温度の範囲である。反応時間は化
合物により異なるが通常1時間〜16時間でその目的を
達することができる。製造法3
【0028】
【化5】 (式中、Z及びZは塩素原子またはフッ素原子を示
し、R、X、A、B、k、m及びnは前記と同じ意味
を示す。) 一般式〔I−b〕で表される本発明化合物は、製造法1
により合成した一般式〔IV〕で示される化合物と一般
式〔VI〕で表される化合物とを適当な塩基、例えば水
素化ナトリウム等の存在下、不活性溶媒中で反応させる
ことによって得ることができる。
【0029】使用できる溶媒としては、反応を阻害しな
い溶媒であれば良く、例えばジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等のエーテル
類、ベンゼン、トルエン、ニトロベンゼン等の芳香族炭
化水素類、ペンタン、ヘキサン、石油エーテル等の脂肪
族炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド等のアミド類及びこれらから選択される溶媒を組
み合わせた混合溶媒を用いることができる。
【0030】また、使用する反応試剤の使用量は、通
常、一般式〔IV〕で表される化合物1モルに対し、一
般式〔VI〕で表される化合物が1.0〜5.0倍モ
ル、同時に塩基が0.01〜1.0倍モルである。反応
温度は−30℃から反応系の還流温度の範囲である。反
応時間は化合物により異なるが通常1時間〜8時間でそ
の目的を達することができる。
【0031】この反応の具体例は例えばジャーナル・オ
ブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ(J.A
m.Chem.Soc.)第82巻、5116ページ
(1960年)あるいはジャーナル・オブ・オーガニッ
ク・ケミストリー(J.Org.Chem.)第29
巻、第895頁(1964年)等に記載されている。 製造法4
【0032】
【化6】 (式中、pは1または2の整数を示し、X、R
、Z、m及びnは前記と同じ意味を示す。) 一般式〔I−d〕で表される本発明化合物は、製造法1
により合成した一般式〔I−c〕で表される化合物を適
当な酸化剤と反応させることによって得ることができ
る。
【0033】酸化剤としては、過マンガン酸カリウム等
の過マンガン酸塩類、無水クロム酸等のクロム酸類、過
酸化水素、過酢酸、過安息香酸、メタクロロ過安息香酸
等の有機過酸類、過酸化ニッケル、メタ過ヨウ素酸ソー
ダ等が使用できる。
【0034】使用できる溶媒としては、反応を阻害しな
い溶媒であれば良く、例えばメタノール、エタノール等
のアルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジグライム等のエーテル類、ベンゼ
ン、トルエン、ニトロベンゼン等の芳香族炭化水素類、
ペンタン、ヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素
類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、
四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼ
ン、o−ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、
酢酸等のカルボン酸類、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド等のアミド類、水及びこれらから選択さ
れる溶媒を組み合わせた混合溶媒を用いることができ
る。
【0035】また、使用する反応試剤の使用量は、通
常、一般式〔I−c〕で表される化合物1モルに対し、
酸化剤が1.0〜5.0倍モルである。反応温度は0℃
から反応系の還流温度の範囲である。反応時間は化合物
により異なるが通常1時間〜48時間でその目的を達す
ることができる。
【0036】この反応の具体例は例えば新実験化学講座
(丸善)第14巻−[III]、第1749頁に記載さ
れている。 製造法5
【0037】
【化7】 (式中、R、R、X、m及びnは前記と同じ意味を
示す。) 一般式〔I−f〕で表される本発明化合物は、製造法1
により合成した一般式〔I−e〕で表される化合物をパ
ラジウム系触媒の存在下、不活性溶媒中で接触水素添加
することによって得ることができる。
【0038】使用できる溶媒としては、反応を阻害しな
い溶媒であれば良く、例えばジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等のエーテル
類、メタノール、エタノール等のアルコール類、酢酸エ
チル等のエステル類、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキ
サン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ジメチルホ
ルムアミド等のアミド類、水及びこれらから選択される
溶媒を組み合わせた混合溶媒を用いることができる。
【0039】また反応温度は0℃から反応系の還流温度
の範囲である。反応時間は化合物により異なるが通常1
時間〜16時間でその目的を達することができる。
【0040】この反応の具体例は、例えば新実験化学講
座(丸善)第15巻−[II]、第390頁等に記載さ
れている。 製造法6
【0041】
【化8】 (式中、Lはハロゲン原子を示し、R、R、X及
びnは前記と同じ意味を示す。) 一般式〔I−g〕で表される本発明化合物は、参考例1
により合成された一般式〔VII〕で示される化合物と
一般式〔VIII〕で表される化合物を適当な塩基の存
在下、不活性溶媒中で反応させることによって得ること
ができる。
【0042】ここで使用できる塩基としては、アンモニ
ア、トリエチルアミン等のアミン類、ピリジン等のピリ
ジン類、水素化ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩
基、第三ブトキシカリウム等のアルカリ金属アルコキシ
ド等が挙げられる。
【0043】使用できる溶媒としては、反応を阻害しな
い溶媒であれば良く、例えばジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等のエーテル
類、ベンゼン、トルエン、ニトロベンゼン等の芳香族炭
化水素類、ペンタン、ヘキサン、石油エーテル等の脂肪
族炭化水素類、酢酸エチル等のエステル類、ジクロロメ
タン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン、o−ジクロ
ロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類及びこれら
から選択される溶媒を組み合わせた混合溶媒を用いるこ
とができる。
【0044】また、使用する反応試剤の使用量は、通
常、一般式〔VII〕で表される化合物1モルに対し、
一般式〔VIII〕で表される化合物が1.0〜2.0
倍モル、同時に塩基が1.0〜2.0倍モルである。反
応温度は0℃から反応系の還流温度の範囲である。反応
時間は化合物により異なるが通常1時間〜16時間でそ
の目的を達することができる。
【0045】この反応の具体例は、例えば新実験化学講
座(丸善)第14巻−[II]、第1142頁等に記載
されている。
【0046】
【実施例】次に実施例をあげて本発明化合物の製造法並
びに製剤法、用途を具体的に説明する。 製造例1 3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)
−1−メチル−5−(3−パーフルオロプロピルフェニ
ル)−1H−1,2,4−トリアゾール(化合物番号1
4)の製造 N−メチル−N−(p−トルエンスルホニル)−2−ク
ロロ−6−フルオロベンゾヒドラゾノイルクロリド
(1.2g)、3−パーフルオロプロピルベンゾニトリ
ル(0.9g)、塩化第二鉄(0.6g)、o−ジクロ
ロベンゼン(5ml)の混合物を油浴温度130℃にて
1時間攪拌した。冷却後、クロロホルム(200ml)
に溶解し、希塩酸、希水酸化ナトリウム水溶液、食塩水
で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥して、減圧濃縮し
た。この濃縮物をヘキサン−酢酸エチル混合溶媒を展開
溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精
製し、淡黄色粘稠液体の目的物0.76g(融点78.
0〜80.0)を得た。
【0047】NMRデ−タ(60MHz,CDCl
媒,δ値:ppm) 4.07 (3H,s) 6.9〜8.0 (7H,m)
【0048】製造例2 3−(2−クロロフェニル)−
1−メチル−5−(3−パーフルオロブチルフェニル)
−1H−1,2,4−トリアゾール(化合物番号16)
の製造 N−メチル−N−(ベンゼンスルホニル)−2−クロロ
ベンゾヒドラゾノイルクロリド(2.00g)、3−パ
ーフルオロブチルベンゾニトリル(2.00g)、無水
塩化アルミニウム(0.80g)、o−ジクロロベンゼ
ン(5ml)の混合物を油浴温度100℃にて30分間
攪拌した。冷却後、クロロホルム(200ml)に溶解
し、希塩酸、希水酸化ナトリウム水溶液、食塩水で洗
浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥して、減圧濃縮した。
この濃縮物をヘキサン−酢酸エチル混合溶媒を展開溶媒
とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製
し、黄色粘稠液体の目的物1.60g(n 20=1.
5239)を得た。
【0049】NMRデ−タ(60MHz,CDCl
媒,δ値:ppm) 4.05 (3H,s) 7.1〜8.0 (8H,m)
【0050】製造例3 3−(2−クロロ−6−フルオ
ロフェニル)−1−メチル−5−(3−パーフルオロブ
チルフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール(化
合物番号24)の製造 N−メチル−N−(p−トルエンスルホニル)−2−ク
ロロ−6−フルオロベンゾヒドラゾノイルクロリド
(3.80g)、3−パーフルオロブチルベンゾニトリ
ル(3.50g)、無水塩化アルミニウム(1.50
g)、o−ジクロロベンゼン(5ml)の混合物を油浴
温度100℃にて30分間攪拌した。冷却後、クロロホ
ルム(200ml)に溶解し、希塩酸、希水酸化ナトリ
ウム水溶液、食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾
燥して、減圧濃縮した。この濃縮物をヘキサン−酢酸エ
チル混合溶媒を展開溶媒とするシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて精製し、黄色粘稠液体の目的物2.6
0g(n 20=1.5120)を得た。
【0051】NMRデ−タ(60MHz,CDCl
媒,δ値:ppm) 4.05 (3H,s) 6.9〜8.1 (7H,m)
【0052】製造例4 3−(2−クロロ−6−フルオ
ロフェニル)−1−メチル−5−[4−(パーフルオロ
−3−メチルブチル)フェニル]−1H−1,2,4−
トリアゾール(化合物番号69)の製造 N−メチル−N−(p−トルエンスルホニル)−2−ク
ロロ−6−フルオロベンゾヒドラゾノイルクロリド
(3.91g)、4−(パーフルオロ−3−メチルブチ
ル)ベンゾニトリル(2.89g)、塩化第二鉄(1.
9g)、o−ジクロロベンゼン(10ml)の混合物を
油浴温度130℃にて1時間攪拌した。冷却後、クロロ
ホルム(200ml)に溶解し、希塩酸、希水酸化ナト
リウム水溶液、食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで
乾燥して、減圧濃縮した。この濃縮物をヘキサン−酢酸
エチル混合溶媒を展開溶媒とするシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて精製し、無色粒状結晶の目的物2.
33g(融点100.0〜101.5℃)を得た。
【0053】NMRデ−タ(60MHz,CDCl
媒,δ値:ppm) 4.01 (3H,s) 6.9〜8.0 (7H,m)
【0054】製造例5 3−(2−クロロ−6−フルオ
ロフェニル)−1−メチル−5−[4−[2−(1,
1,2,2−テトラフルオロエトキシ)エトキシ]フェ
ニル]−1H−1,2,4−トリアゾール(化合物番号
117)の製造 3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−5−[4
−(2−ヒドロキエトキシ)フェニル]−1−メチル−
1H−1,2,4−トリアゾール(1.57g)をN,
N−ジメチルホルムアミド(20ml)、テトラヒドロ
フラン(20ml)の混合溶媒に溶解し、60%水素化
ナトリウム(0.18g)を室温で加えた。この混合物
にテトラフルオロエチレンガスを室温で導入した。反応
終了後、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、
水で洗浄した。酢酸エチル抽出液を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、減圧下濃縮して反応粗生成物を得た。この
反応粗生成物をヘキサン−酢酸エチル混合溶媒を展開溶
媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
て、無色粒状結晶の目的物1.75g(融点89〜94
℃)を得た。
【0055】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 4.00 (3H,s) 4.27 (4H,s) 6.70 (1H,tt) 6.9 〜 7.7 (7H,m)
【0056】製造例6 3−(2−クロロ−6−フルオ
ロフェニル)−1−メチル−5−[4−(1,1,2,
2−テトラフルオロエチルチオ)フェニル]−1H−
1,2,4−トリアゾール(化合物番号121)の製造 N−メチル−N−(p−トルエンスルホニル)−2−ク
ロロ−6−フルオロベンゾヒドラゾノイルクロリド
(3.90g)、4−(1,1,2,2−テトラフルオ
ロエチルチオ)ベンゾニトリル(2.60g)、塩化第
二鉄(1.78g)、o−ジクロロベンゼン(10m
l)の混合物を130℃で1時間撹拌した。室温に冷却
後、反応混合物をクロロホルムに溶解し5%水酸化ナト
リウム水溶液、水で洗浄した。クロロホルム抽出液を無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して反応粗生
成物を得た。この反応粗生成物をヘキサン−酢酸エチル
混合溶媒を展開溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに付して、無色粒状結晶の目的物2.40g
(融点150〜153℃)を得た。
【0057】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 4.07 (3H,s) 5.73 (1H,tt) 6.9 〜 7.4 (3H,m) 7.73 (4H,s)
【0058】製造例7 3−(2−クロロ−6−フルオ
ロフェニル)−1−メチル−5−[4−(1,1,2,
2−テトラフルオロエタンスルフィニル)フェニル]−
1H−1,2,4−トリアゾール(化合物番号122)
の製造 3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−メチ
ル−5−[4−(1,1,2,2−テトラフルオロエチ
ルチオ)フェニル]−1H−1,2,4−トリアゾール
(0.80g)、純度55%のm−クロロ過安息香酸
(1.04g)、ジクロロメタン(50ml)の混合物
を室温で48時間撹拌した。反応混合物にジクロロメタ
ン(100ml)を加え5%水酸化ナトリウム水溶液、
水で洗浄した。ジクロロメタン層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、減圧下濃縮して反応粗生成物を得た。この
反応粗生成物をヘキサン−酢酸エチル混合溶媒を展開溶
媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
て、無色粒状結晶の目的物0.66g(融点128〜1
31℃)を得た。
【0059】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 4.10 (3H,s) 6.16 (1H,m) 7.0 〜 8.1 (7H,m) IRデ−タ(KBr,ν値:cm−1) 1070
【0060】製造例8 3−(2−クロロ−6−フルオ
ロフェニル)−1−メチル−5−[4−(1,1,2,
2−テトラフルオロエタンスルホニル)フェニル]−1
H−1,2,4−トリアゾール(化合物番号123)の
製造 3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−メチ
ル−5−[4−(1,1,2,2−テトラフルオロエチ
ルチオ)フェニル]−1H−1,2,4−トリアゾール
(0.80g)、純度55%のm−クロロ過安息香酸
(2.50g)、ジクロロメタン(50ml)の混合物
を室温で48時間撹拌した。反応混合物にジクロロメタ
ン(100ml)を加え5%水酸化ナトリウム水溶液、
水で洗浄した。ジクロロメタン層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、減圧下濃縮して反応粗生成物を得た。この
反応粗生成物をヘキサン−酢酸エチル混合溶媒を展開溶
媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
て、無色粒状結晶の目的物0.69g(融点159〜1
64℃)を得た。
【0061】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 4.13 (3H,s) 6.27 (1H,m) 7.0 〜 7.5 (3H,m) 8.07 (4H,s) IRデ−タ(KBr,ν値:cm−1) 1160 1370
【0062】製造例9 3−(2−クロロ−6−フルオ
ロフェニル)−1−メチル−5−[3−(3,3,3−
トリフルオロプロペニル)フェニル]−1H−1,2,
4−トリアゾール(化合物番号128)の製造 N−メチル−N−メタンスルホニル−2−クロロ−6−
フルオロベンゾヒドラゾノイルクロリド(2.78
g)、3−(3,3,3−トリフルオロプロペニル)ベ
ンゾニトリル(2.04g)、塩化第二鉄(1.68
g)、クロロベンゼン(10ml)の混合物を130℃
で1時間撹拌した。室温に冷却後、反応混合物をクロロ
ホルムに溶解し5%水酸化ナトリウム水溶液、水で洗浄
した。クロロホルム抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、減圧下濃縮して反応粗生成物を得た。この反応粗
生成物をヘキサン−酢酸エチル混合溶媒を展開溶媒とす
るシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、淡褐
色油状物の目的物2.17g(屈折率=1.5695)
を得た。
【0063】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 4.15 (3H,s) 6.21 (1H,dq) 6.9〜7.9 (8H,m)
【0064】製造例10 3−(2−クロロ−6−フル
オロフェニル)−1−メチル−5−[3−(3,3,
3,−トリフルオロプロピル)フェニル]−1H−1,
2,4−トリアゾール(化合物番号132)の製造 3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−メチ
ル−5−[3−(3,3,3−トリフルオロプロペニ
ル)フェニル]−1H−1,2,4−トリアゾール
(1.10g)、10%パラジウム−炭素(0.1
g)、エタノール(50ml)の混合物に室温で撹拌し
ながら水素ガスを導入した。反応終了後、反応混合物ろ
過し、ろ液を減圧下濃縮し、反応粗生成物を得た。この
反応粗生成物をヘキサン−酢酸エチル混合溶媒を展開溶
媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
て、淡黄色液体の目的物0.99g(屈折率=1.55
85)を得た。
【0065】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 2.0 〜 3.1 (4H,m) 4.03 (3H,s) 6.9 〜 7.7 (7H,m)
【0066】製造例11 3−(2−クロロ−6−フル
オロフェニル)−1−メチル−5−[4−(3,5,6
−トリクロロオクタフルオロヘキサノイル)アミノ]−
1H−1,2,4−トリアゾ−ル(化合物番号129)
の製造 5−(4−アミノフェニル)−3−(2−クロロ−6−
フルオロフェニル)−1−メチル−1H−1,2,4−
トリアゾ−ル(0.64g)、3,5,6−トリクロロ
オクタフルオロヘキサノイルクロリド(0.90g)、
トリエチルアミン(0.5g)、トルエン(100m
l)の混合物を60℃で5時間撹拌した。反応混合物を
5%水酸化ナトリウム水溶液、水で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して反応粗生成物を得
た。この反応粗生成物をヘキサン−酢酸エチル混合溶媒
を展開溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付して、無色アメ状物質の目的物0.76gを得た。
【0067】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 4.00 (3H,s) 7.9 〜 8.7 (7H,m) 9.23 (1H,br)
【0068】製造例12 3−(2−クロロ−6−フル
オロフェニル)−1−メチル−5−[4−(2,2,2
−トリフルオロエトキシ)フェニル]−1H−1,2,
4−トリアゾール(化合物番号46)の製造 3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−5−(4
−ヒドロキシフェニル)−1−メチル−1H−1,2,
4−トリアゾール(0.91g)をN,N−ジメチルホ
ルムアミド(20ml)に溶解し、氷冷化で60%水素
化ナトリウム(0.13g)を加えた。この混合物を3
0分撹拌した後、室温で2,2,2−トリフルオロエチ
ルトシレート(0.80g)を加え、100℃で8時間
撹拌した。反応混合物を室温に冷却後、水を加え、酢酸
エチルで抽出し、5%水酸化ナトリウム水溶液、水で洗
浄した。酢酸エチル抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、減圧下濃縮して反応粗生成物を得た。この反応粗
生成物をヘキサン−酢酸エチル混合溶媒を展開溶媒とす
るシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、淡黄
色液体の目的物0.80g(屈折率=1.5550)を
得た。
【0069】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 4.03 (3H,s) 4.39 (2H,q) 7.0 〜 7.8 (7H,m)
【0070】参考例1 3−(2−クロロ−6−フルオ
ロフェニル)−5−[4−(2−ヒドロキエトキシ)フ
ェニル]−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾー
ルの製造 3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−5−(4
−ヒドロキシフェニル)−1−メチル−1H−1,2,
4−トリアゾール(3.04g)、2−ブロモエタノー
ル(2,50g)、炭酸カリウム(1.40g)、N,
N−ジメチルホルムアミド(30ml)の混合物を80
℃で16時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却後、水
を加え、酢酸エチルで抽出し、5%水酸化ナトリウム水
溶液、水で洗浄した。酢酸エチル抽出液を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後減圧下濃縮して反応粗生成物を得た。
この反応粗生成物をヘキサン−酢酸エチル混合溶媒を展
開溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
して、淡黄色粒状結晶の目的物1.64gを得た。
【0071】参考例2 3−(3,3,3−トリフルオ
ロプロペニル)ベンゾニトリルの製造 3−ブロモベンゾニトリル(9.1g)、3,3,3−
トリフルオロプロペン(6.0g)、酢酸ナトリウム
(4.5g)、酢酸パラジウム(22.4mg)、トリ
フェニルホスフィン(108mg)、N,N−ジメチル
ホルムアミド(30ml)の混合物をオートクレーブ
中、油浴温120℃〜140℃で48時間撹拌した。反
応混合物を室温に冷却後、水を加え、酢酸エチルで抽出
し水で洗浄した。酢酸エチル抽出液を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧下濃縮して反応粗生成物を得た。こ
の反応粗生成物をヘキサンを展開溶媒とするシリカゲル
カラムクロマトグラフィーに付して、目的物7.6gを
得た。
【0072】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 6.21 (1H,d) 7.10 (1H,d) 7.4 〜 7.7 (4H,m)
【0073】参考例3 5−(4−アミノフェニル)−
3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1−メチ
ル−1H−1,2,4−トリアゾールの製造 N−メチル−N−(p−トルエンスルホニル)−2−ク
ロロ−6−フルオロベンゾヒドラゾノイルクロリド(2
0.0g)、4−ニトロベンゾニトリル(7.9g)、
塩化第二鉄(7.5g)、o−ジクロロベンゼン(10
0ml)の混合物を130℃で1時間撹拌した。室温に
冷却後、反応混合物をクロロホルムに溶解し、5%水酸
化ナトリウム水溶液、水で洗浄した。クロロホルム抽出
液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して反
応粗生成物を得た。この反応粗生成物をヘキサン−酢酸
エチル混合溶媒を展開溶媒とするシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付した。得られた結晶をヘキサンとア
セトンの混合溶媒から再結晶することによって無色粒状
結晶の3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1
−メチル−5−(4−ニトロフェニル)−1H−1,
2,4−トリアゾール12.1g(融点140〜143
℃)を得た。
【0074】塩化スズ(II)二水和物(25.0
g)、12N−塩酸(35ml)の混合物を氷冷下で撹
拌しながら3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)
−1−メチル−5−(4−ニトロフェニル)−1H−
1,2,4−トリアゾール(11.5g)を徐々に加
え、室温で7時間撹拌した。反応混合物を氷冷しながら
10%水酸化ナトリウム水溶液を加え、弱アルカリ性に
し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を水洗し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して反応粗生
成物を得た。この粗生成物を酢酸エチルとヘキサンの混
合溶媒から結晶化させることによって、淡黄色粒状結晶
の目的物10.4g(融点173〜176℃)を得た。
【0075】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 3.97 (3H,s) 4.00 (2H,s) 6.5 〜 7.5 (7H,m)
【0076】参考例4 3−パーフルオロブチルベンゾ
ニトリルの製造 3−ヨードベンゾニトリル(10.2g)、パーフルオ
ロブチルアイオダイド(23.1g)、銅粉末(5.7
g)、ジメチルスルホキシド(100ml)の混合物を
130度で6時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却
後、水を加え、不溶物をろ過して、ろ液をクロロホルム
で抽出し水で洗浄した。クロロホルム抽出液を無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して反応粗生成物を
得た。この反応粗生成物をヘキサンを展開溶媒とするシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、淡黄色液
体の目的物9.5gを得た。
【0077】本発明の殺虫、殺ダニ剤は、一般式〔I〕
で示されるトリアゾール誘導体を有効成分としてなる。
本発明化合物を殺虫、殺ダニ剤として使用するには本発
明化合物それ自体で用いてもよいが、製剤化に一般的に
用いられる担体、界面活性剤、分散剤または補助剤等を
配合して、粉剤、水和剤、乳剤、微粒剤または粒剤等に
製剤して使用することもできる。製剤化に際して用いら
れる担体としては、ジークライト、タルク、ベントナイ
ト、クレー、カオリン、珪藻土、ホワイトカーボン、バ
ーミキュライト、消石灰、珪砂、硫安、尿素等の固体担
体、イソプロピルアルコール、キシレン、シクロヘキサ
ン、メチルナフタレン等の液体担体等があげられる。界
面活性剤及び分散剤としては、アルキルベンゼンスルホ
ン酸金属塩、ジナフチルメタンジスルホン酸金属塩、ア
ルコール硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸
塩、リグニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレングリコ
ールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノアルキレー
ト等があげられる。補助剤としては、カルボキシメチル
セルロース、ポリエチレングリコール、アラビアゴム等
があげられる。使用に際しては適当な濃度に希釈して散
布するかまたは直接施用する。
【0078】本発明の殺虫、殺ダニ剤は茎葉散布、土壌
施用、育苗箱施用または水面施用等により使用すること
ができる。有効成分の配合割合については必要に応じて
適宜選ばれるが、粉剤または粒剤とする場合は0.05
〜20%(重量)、好ましくは0.1%〜10%(重
量)の範囲から適宜選ぶのがよい。乳剤または水和剤と
する場合は0.5〜80%(重量)が適当である。好ま
しくは1〜60%(重量)の範囲から適宜選ぶのがよ
い。
【0079】本発明の殺虫、殺ダニ剤の施用量は使用さ
れる化合物の種類、対象害虫、発生傾向、被害の程度、
環境条件、使用する剤型などによってかわるが、粉剤及
び粒剤のようにそのまま使用する場合は、有効成分とし
て10アール当り0.05g〜5kg、好ましくは0.
1g〜1kgの範囲から適宜選ぶのがよい。また、乳剤
及び水和剤とする場合のように液状で使用する場合は、
0.1〜5,000ppm、好ましくは1〜1,000
ppmの範囲から適宜選ぶのがよい。 本発明の殺虫、
殺ダニ剤は、他の殺虫剤、他の殺ダニ剤、殺菌剤、肥
料、植物生長調節剤を混合して使用することもできる。
【0080】次に、代表的な製剤例をあげて製剤方法を
具体的に説明する。化合物、添加剤の種類及び配合比率
は、これのみに限定されることなく広い範囲で変更可能
である。以下の説明において、%は重量百分率を示す。 製剤例1 乳剤 化合物(14)30%、シクロヘキサノン20%、ポリ
オキシエチレンアルキルアリールエーテル11%、アル
キルベンゼンスルホン酸カルシウム4%及びメチルナフ
タリン35%を均一に溶解して乳剤とした。
【0081】製剤例2 水和剤 化合物(24)40%、珪藻土15%、クレー15%、
ホワイトカーボン25%、ジナフチルメタンジスルホン
酸ナトリウム2%及びリグニンスルホン酸ナトリウム3
%を均一に混合粉砕して水和剤とした。
【0082】製剤例3 粉剤 化合物(123)2%、珪藻土5%及びクレー93%を
均一に混合粉砕して粉剤とした。
【0083】製剤例4 粒剤 化合物(14)5%、ラウリルアルコール硫酸エステル
のナトリウム塩2%、リグニンスルホン酸ナトリウム5
%、カルボキシメチルセルロース2%及びクレー86%
を均一に混合粉砕する。この混合物100重量部に水2
0重量部を加えて練合し、押出式造粒機を用いて14〜
32メッシュの粒状に加工したのち、乾燥して粒剤とし
た。
【0084】
【発明の効果】本発明のトリアゾール誘導体は、コナ
ガ、シロイチモジヨトウ、ハスモンヨトウ等の鱗翅目害
虫、ナミハダニ、カンザワハダニ、ミカンハダニ等のハ
ダニ類、ワタアブラムシ、モモアカアブラムシ、ダイコ
ンアブラムシ等のアブラムシ類、オンシツコナジラミ等
のコナジラミ類、トビイロウンカ、セジロウンカ及びヒ
メトビウンカ等のウンカ類、ツマグロヨコバイ及びミド
リヒメヨコバイ等のヨコバイ類、クワコナカイガラムシ
等のカイガラムシ類及びクモヘリカメムシ等のカメムシ
類等の半翅目害虫、イエバエ、アカイエカ等の双翅目害
虫、イネミズゾウムシ、アズキゾウムシ、ウリハムシ等
の鞘翅目害虫ならびにワモンゴキブリ、チャバネゴキブ
リ等の直翅目害虫の防除に有効である。
【0085】特に、コナガ、シロイチモジヨトウ、ハス
モンヨトウ等の鱗翅目類、ナミハダニ、カンザワハダ
ニ、ミカンハダニ等のハダニ類、ワタアブラムシ、モモ
アカアブラムシ、ダイコンアブラムシ等のアブラムシ類
に対しては、極めて優れた防除効果を示す。
【0086】次に本発明化合物の奏する効果について試
験例をもって説明する。尚、使用した比較薬剤aおよび
比較薬剤bは、特開昭56−154464号公報明細書
に記載された化合物であり、比較薬剤cおよび比較薬剤
dは、米国特許第4,788,210号に記載された化
合物であり、比較薬剤eおよび比較薬剤fはRD278
004号に記載された化合物である。これらの比較薬剤
は供試化合物と同様に製剤して使用した。
【0087】比較薬剤a:3,5−ビス(2−クロロフ
ェニル)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾー
ル 比較薬剤b:3−(2−クロロフェニル)−1−メチル
−5−(3−メチルフェニル)−1H−1,2,4−ト
リアゾール 比較薬剤c:3−(2−クロロ−6−フルオロフェニ
ル)−1−メチル−5−(2−トリフルオロメチルフェ
ニル)−1H−1,2,4−トリアゾール 比較薬剤d:3−(2,6−ジフルオロフェニル)−1
−メチル−5−(2−トリフルオロメチル)−1H−
1,2,4−トリアゾール 比較薬剤e:3−(2−クロロフェニル)−1−メチル
−5−(2−メチル−3−クロロフェニル)−1H−
1,2,4−トリアゾール 比較薬剤f:3−(2−クロロ−6−フルオロフェニ
ル)−1−メチル−5−(2,4−ジクロロフェニル)
−1H−1,2,4−トリアゾール
【0088】試験例1 コナガ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を500ppmの濃度
に水で希釈した。その薬液にキャベツ葉を浸漬し、風乾
後、塩化ビニール製カップに入れた。その中にコナガ幼
虫10頭を放ち、蓋をした。その後、25℃の恒温室に
置き、6日後に死虫数を調査し、死虫率を算出した。求
めた死虫率は表6の基準に従い評価し、結果を表7に示
した。なお、試験は2連制で行った。
【0089】
【表6】
【0090】
【表7】
【0091】試験例2 ニカメイガ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を500ppmの濃度
に水で希釈した。その薬液にイネ芽だし籾を浸漬し、風
乾後、塩化ビニール製カップに入れた。その中にニカメ
イガ幼虫10頭を放ち、蓋をした。その後、25℃の恒
温室に置き、6日後に死虫数を調査し、死虫率を算出し
た。求めた死虫率は表6の基準に従い評価し、結果を表
8に示した。なお、試験は2連制で行った。
【0092】
【表8】
【0093】試験例3 シロイチモジヨトウ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を500ppmの濃度
に水で希釈した。その薬液にキャベツ葉を浸漬し、風乾
後、塩化ビニール製カップに入れた。その中にシロイチ
モジヨトウ幼虫10頭を放ち、蓋をした。その後、25
℃の恒温室に置き、6日後に死虫数を調査し、死虫率を
算出した。求めた死虫率は表6の基準に従い評価し、結
果を表9に示した。なお、試験は2連制で行った。
【0094】
【表9】
【0095】試験例4 ナミハダニ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を500ppmの濃度
に水で希釈した。その薬液に、予めナミハダニ成虫を接
種しておいたダイズ苗を浸漬し、風乾した。処理後のダ
イズ苗は25℃の恒温室に置き、14日後に生存虫数を
調査し、防除価を数1により算出した。求めた防除価は
表10の基準に従い評価し、結果を表11に示した。な
お、試験は2連制で行った。
【0096】
【数1】
【0097】
【表10】
【0098】
【表11】
【0099】試験例5 ワタアブラムシ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を100ppmの濃度
に水で希釈した。その薬液に、予めワタアブラムシ幼虫
を接種しておいたキュウリ苗を浸漬し、風乾した。処理
後のキュウリ苗は25℃の恒温室に置き、3日後に死虫
数を調査し、死虫率を算出した。求めた死虫率は表6の
基準に従い評価し、結果を表12に示した。なお、試験
は2連制で行った。
【0100】
【表12】
フロントページの続き (72)発明者 池田 篤彦 静岡県磐田郡福田町塩新田408番地の1 株式会社ケイ・アイ研究所内 (72)発明者 弓田 隆司 静岡県磐田郡福田町塩新田408番地の1 株式会社ケイ・アイ研究所内 (72)発明者 矢野 祐幸 静岡県小笠郡菊川町加茂1809番地 (72)発明者 中野 勇樹 静岡県小笠郡菊川町下内田2353番地の6 (72)発明者 栗原 浩 静岡県小笠郡菊川町青葉台1丁目6番地の 4 (72)発明者 平野 忠美 静岡県掛川市葛ケ丘3丁目9番2号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示し、Xは
    ハロゲン原子、メチル基、ニトロ基、シアノ基またはト
    リフルオロメチル基を示し、nは1〜5の整数を示し、
    Yは少なくとも2つ以上のフッ素原子により置換された
    炭素数2以上のアルキル基(該基は、異なったハロゲン
    原子を含んでもよい。)、少なくとも2つ以上のフッ素
    原子により置換された炭素数2以上のアルコキシ基(該
    基は、異なったハロゲン原子を含んでもよい。)、少な
    くとも2つ以上のフッ素原子により置換された炭素数2
    以上のアルキルチオ基(該基は、異なったハロゲン原子
    を含んでもよい。)、少なくとも2つ以上のフッ素原子
    により置換された炭素数2以上のアルキルカルボニルオ
    キシ基(該基は、塩素原子を含んでもよい。)、少なく
    とも2つ以上のフッ素原子により置換された炭素数2以
    上のアルキルカルボニルアミノ基(該基は、アルキル部
    位が塩素原子で置換されてもよく、アミノ部位がアルキ
    ル基で置換されてもよい。)、少なくとも2つ以上のフ
    ッ素原子により置換された炭素数2以上のアルケニル
    基、少なくとも2つ以上のフッ素原子により置換された
    炭素数2以上のアルキルスルフィニル基、少なくとも2
    つ以上のフッ素原子により置換された炭素数2以上のア
    ルキルスルホニル基、少なくとも2つ以上のフッ素原子
    により置換されたアルコキシアルキル基または少なくと
    も2つ以上のフッ素原子により置換されたアルコキシア
    ルコキシ基を示す。]にて表されるトリアゾール誘導
    体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のトリアゾール誘導体を有
    効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤。
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