JPH0777001A - 乗物用ディーゼルエンジン監視装置 - Google Patents
乗物用ディーゼルエンジン監視装置Info
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- JPH0777001A JPH0777001A JP22254693A JP22254693A JPH0777001A JP H0777001 A JPH0777001 A JP H0777001A JP 22254693 A JP22254693 A JP 22254693A JP 22254693 A JP22254693 A JP 22254693A JP H0777001 A JPH0777001 A JP H0777001A
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- Japan
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- diesel engine
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Testing Of Engines (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乗物に搭載して使用中の乗物用ディーゼルエ
ンジンがオーバーホールをする時期に来たかどうかを、
ディーゼルエンジン毎に個別に判断すること 【構成】 ディーゼルエンジン1の状態に関連する複数
のエンジン状態パラメータ7a,8a,9a,10a,等を
それぞれ測定するエンジン状態パラメータ測定装置7,
8,9,10,12を備えた乗物用ディーゼルエンジン
監視装置は、所定の走行区間を走行するときの複数のエ
ンジン状態パラメータを所定間隔で記憶するパラメータ
記憶手段21、記憶された複数の各エンジン状態パラメ
ータの組合わせのうちの一つのエンジン状態パラメータ
8aの値に対する他のエンジン状態パラメータの値が所
定の範囲に有るか否かを判別する判別手段23、及び、
各エンジン状態パラメータの全組合わせ数に対する前記
所定の範囲に無い組合わせ数の割合が所定値に達したこ
とを告知するエンジン異常告知手段24を有する。
ンジンがオーバーホールをする時期に来たかどうかを、
ディーゼルエンジン毎に個別に判断すること 【構成】 ディーゼルエンジン1の状態に関連する複数
のエンジン状態パラメータ7a,8a,9a,10a,等を
それぞれ測定するエンジン状態パラメータ測定装置7,
8,9,10,12を備えた乗物用ディーゼルエンジン
監視装置は、所定の走行区間を走行するときの複数のエ
ンジン状態パラメータを所定間隔で記憶するパラメータ
記憶手段21、記憶された複数の各エンジン状態パラメ
ータの組合わせのうちの一つのエンジン状態パラメータ
8aの値に対する他のエンジン状態パラメータの値が所
定の範囲に有るか否かを判別する判別手段23、及び、
各エンジン状態パラメータの全組合わせ数に対する前記
所定の範囲に無い組合わせ数の割合が所定値に達したこ
とを告知するエンジン異常告知手段24を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗物に搭載して使用中
のディーゼルエンジンの状態を監視する装置に関し、特
に、乗物用ディーゼルエンジンがオーバーホールをする
時期に来たかどうかを監視するのに適した乗物用ディー
ゼルエンジン監視装置に関する。
のディーゼルエンジンの状態を監視する装置に関し、特
に、乗物用ディーゼルエンジンがオーバーホールをする
時期に来たかどうかを監視するのに適した乗物用ディー
ゼルエンジン監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗物用ディーゼルエンジンは、乗物に搭
載して使用している間に経年変化により性能が劣化して
くる。このような乗物用ディーゼルエンジンはときどき
オーバーホールして性能を回復させる必要がある。ま
た、乗物用ディーゼルエンジンの性能劣化の原因がディ
ーゼルエンジンの部分的な損傷に起因するものである場
合には、なるべく早く修理、点検等を行う必要がある。
載して使用している間に経年変化により性能が劣化して
くる。このような乗物用ディーゼルエンジンはときどき
オーバーホールして性能を回復させる必要がある。ま
た、乗物用ディーゼルエンジンの性能劣化の原因がディ
ーゼルエンジンの部分的な損傷に起因するものである場
合には、なるべく早く修理、点検等を行う必要がある。
【0003】従来、乗物用ディーゼルエンジンがオーバ
ーホールをする時期(修理、点検を必要とする時期)に
来たかどうかは、走行距離を基準にして判断し、所定の
走行距離に達したときの定期点検時にディーゼルエンジ
ンをオーバーホールしていた。すなわち従来は、前記乗
物に搭載して使用中のディーゼルエンジンの状態を監視
する適当な方法が存在しなかったので、各ディーゼルエ
ンジンが実際にオーバーホールを必要とする状態になっ
ているかどうかに関係なく、定期的にオーバーホールを
行う方法を採用していた。
ーホールをする時期(修理、点検を必要とする時期)に
来たかどうかは、走行距離を基準にして判断し、所定の
走行距離に達したときの定期点検時にディーゼルエンジ
ンをオーバーホールしていた。すなわち従来は、前記乗
物に搭載して使用中のディーゼルエンジンの状態を監視
する適当な方法が存在しなかったので、各ディーゼルエ
ンジンが実際にオーバーホールを必要とする状態になっ
ているかどうかに関係なく、定期的にオーバーホールを
行う方法を採用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の方法では、実際にオーバーホールの必要が無い乗物
用ディーゼルエンジンのオーバーホールを行ったり、ま
た、実際にはオーバーホールを行うべき状態の乗物用デ
ィーゼルエンジンのオーバーホールを行わなかったりす
るおそれがあった。前述のようにオーバーホールの必要
が無い場合にオーバーホールを行うことは無駄であり、
また、オーバーホールの必要がある場合にオーバーホー
ルを行わないと、事故が発生する危険がある。
来の方法では、実際にオーバーホールの必要が無い乗物
用ディーゼルエンジンのオーバーホールを行ったり、ま
た、実際にはオーバーホールを行うべき状態の乗物用デ
ィーゼルエンジンのオーバーホールを行わなかったりす
るおそれがあった。前述のようにオーバーホールの必要
が無い場合にオーバーホールを行うことは無駄であり、
また、オーバーホールの必要がある場合にオーバーホー
ルを行わないと、事故が発生する危険がある。
【0005】本発明者は、車両に搭載した状態(車両か
ら下ろさない状態)でディーゼルエンジンの状態を監視
する方法を研究した。図2は、ある1個のディーゼルエ
ンジンのエンジン回転数に対する燃料消費量およびエン
ジン出力の値を示すグラフである。図2において、ディ
ーゼルエンジンのエンジン回転数に対するエンジン出力
は、機能(性能)が低下してしない新品のときには所定
の領域(図2に示す安全領域)に入っている。しかしな
がら、使用中にディーゼルエンジンの機能が低下してく
ると、エンジン回転数に対するエンジン出力の値が低下
する。また図2において、ディーゼルエンジンのエンジ
ン回転数に対する燃料消費率は、機能(性能)が低下し
てしない新品のときには所定の領域(安全領域)に入っ
ている。しかしながら、使用中にディーゼルエンジンの
機能が低下してくると、エンジン回転数に対する燃料消
費率が増加する。
ら下ろさない状態)でディーゼルエンジンの状態を監視
する方法を研究した。図2は、ある1個のディーゼルエ
ンジンのエンジン回転数に対する燃料消費量およびエン
ジン出力の値を示すグラフである。図2において、ディ
ーゼルエンジンのエンジン回転数に対するエンジン出力
は、機能(性能)が低下してしない新品のときには所定
の領域(図2に示す安全領域)に入っている。しかしな
がら、使用中にディーゼルエンジンの機能が低下してく
ると、エンジン回転数に対するエンジン出力の値が低下
する。また図2において、ディーゼルエンジンのエンジ
ン回転数に対する燃料消費率は、機能(性能)が低下し
てしない新品のときには所定の領域(安全領域)に入っ
ている。しかしながら、使用中にディーゼルエンジンの
機能が低下してくると、エンジン回転数に対する燃料消
費率が増加する。
【0006】したがって、各ディーゼルエンジン毎に車
両に搭載したときのエンジン回転数(すなわち、エンジ
ン状態パラメータ)に対するエンジン出力又は燃料消費
率等のエンジン状態パラメータを記憶しておき、車両に
搭載して使用中のディーゼルエンジンの出力又は燃料消
費量等(エンジン状態パラメータ)を前記記憶したエン
ジン出力又は燃料消費率等(エンジン状態パラメータ)
と比較することにより、ディーゼルエンジンの機能の低
下を検出することが可能である。
両に搭載したときのエンジン回転数(すなわち、エンジ
ン状態パラメータ)に対するエンジン出力又は燃料消費
率等のエンジン状態パラメータを記憶しておき、車両に
搭載して使用中のディーゼルエンジンの出力又は燃料消
費量等(エンジン状態パラメータ)を前記記憶したエン
ジン出力又は燃料消費率等(エンジン状態パラメータ)
と比較することにより、ディーゼルエンジンの機能の低
下を検出することが可能である。
【0007】本発明は前述の事情および研究結果に鑑
み、下記の記載内容を課題とする。 (O01) 乗物に搭載して使用中の乗物用ディーゼルエ
ンジンがオーバーホールをする時期に来たかどうかを、
各乗物用ディーゼルエンジン毎に個別に判断できるよう
にすること。
み、下記の記載内容を課題とする。 (O01) 乗物に搭載して使用中の乗物用ディーゼルエ
ンジンがオーバーホールをする時期に来たかどうかを、
各乗物用ディーゼルエンジン毎に個別に判断できるよう
にすること。
【0008】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明の構成を説明するが、本発明の
構成要素には、後述の実施例の構成要素との対応を容易
にするため、実施例の構成要素の符号をカッコで囲んだ
ものを付記している。なお、本発明を後述の実施例の符
号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易に
するためであり、本発明の範囲を実施例に限定するため
ではない。
るために案出した本発明の構成を説明するが、本発明の
構成要素には、後述の実施例の構成要素との対応を容易
にするため、実施例の構成要素の符号をカッコで囲んだ
ものを付記している。なお、本発明を後述の実施例の符
号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易に
するためであり、本発明の範囲を実施例に限定するため
ではない。
【0009】前記課題を解決するために、本発明の乗物
用ディーゼルエンジン監視装置は、ディーゼルエンジン
(1)の状態に関連する複数のエンジン状態パラメータ
(7a,8a,9a,10a,V)をそれぞれ測定するエン
ジン状態パラメータ測定装置(7,8,9,10,1
2)を備えた乗物用ディーゼルエンジン監視装置におい
て、下記の要件を備えたことを特徴とする、(Y01)
所定の走行区間を走行するときの複数のエンジン状態パ
ラメータ(7a,8a,9a,10a,V)を所定間隔で記
憶するパラメータ記憶手段(21)、(Y02) 前記所
定間隔で記憶された複数の各エンジン状態パラメータ
(7a,8a,9a,10a,V)のうちの一つのエンジン
状態パラメータ(8a)の値に対応する他の所定のエン
ジン状態パラメータの値が所定の範囲に有るか否かを判
別する判別手段(23)、(Y03) 前記所定間隔で記
憶された前記他の所定のエンジン状態パラメータの全個
数(全データ数)に対する前記所定の範囲に無い個数
(データ数)の割合が所定値に達したときにそのことを
告知するエンジン異常告知手段(24)。
用ディーゼルエンジン監視装置は、ディーゼルエンジン
(1)の状態に関連する複数のエンジン状態パラメータ
(7a,8a,9a,10a,V)をそれぞれ測定するエン
ジン状態パラメータ測定装置(7,8,9,10,1
2)を備えた乗物用ディーゼルエンジン監視装置におい
て、下記の要件を備えたことを特徴とする、(Y01)
所定の走行区間を走行するときの複数のエンジン状態パ
ラメータ(7a,8a,9a,10a,V)を所定間隔で記
憶するパラメータ記憶手段(21)、(Y02) 前記所
定間隔で記憶された複数の各エンジン状態パラメータ
(7a,8a,9a,10a,V)のうちの一つのエンジン
状態パラメータ(8a)の値に対応する他の所定のエン
ジン状態パラメータの値が所定の範囲に有るか否かを判
別する判別手段(23)、(Y03) 前記所定間隔で記
憶された前記他の所定のエンジン状態パラメータの全個
数(全データ数)に対する前記所定の範囲に無い個数
(データ数)の割合が所定値に達したときにそのことを
告知するエンジン異常告知手段(24)。
【0010】(課題を解決するための手段の補足説明)
前記本発明において、前記「ディーゼルエンジン(1)
の状態に関連するエンジン状態パラメータ(7a,8a,
9a,10a,V)」は、計測器により直接測定できるパ
ラメータ(7a,8a,9a,10a)及び前記直接測定し
たパラメータ(7a,8a,9a,10a)に演算を施すこ
とにより間接的に測定できるパラメータ(V)を含み、
それらの具体例としては、エンジン回転速度(8a)、
車両速度(V)、冷却水温度、潤滑油温度、燃料圧力、
燃料消費率、エンジン出力馬力、等がある。また、前記
本発明において、前記「全個数(全データ数)に対する
前記所定の範囲に無い個数(データ数)の割合が所定値
に達したとき」は、「全個数(全データ数)」をA、
「所定の範囲に無い個数(データ数)」をA1とした場
合、「(A1/A)が所定値に達したとき」という意味
である。ところで、「(A1/A)が所定値に達したと
き」には次の値もそれぞれ異なる所定値に達することに
なる。 (A/A1)、(A−A1)/A、A/(A−A1)、A1
/(A−A1)、(A−A1)/A1 したがって、本明細書において、前記「全個数(全デー
タ数)に対する前記所定の範囲に無い個数(データ数)
の割合が所定値に達したとき」は、(A1/A)が所定
値に達したかどうかで検出する代わりに、例えば(A/
A1)が所定値に達したかどうかで検出することも可能
である。また、前記エンジン異常告知手段(24)はと
しては、異常を表示するディスプレイ(24)、警報ラ
ンプ、ブザー等を用いることができる。
前記本発明において、前記「ディーゼルエンジン(1)
の状態に関連するエンジン状態パラメータ(7a,8a,
9a,10a,V)」は、計測器により直接測定できるパ
ラメータ(7a,8a,9a,10a)及び前記直接測定し
たパラメータ(7a,8a,9a,10a)に演算を施すこ
とにより間接的に測定できるパラメータ(V)を含み、
それらの具体例としては、エンジン回転速度(8a)、
車両速度(V)、冷却水温度、潤滑油温度、燃料圧力、
燃料消費率、エンジン出力馬力、等がある。また、前記
本発明において、前記「全個数(全データ数)に対する
前記所定の範囲に無い個数(データ数)の割合が所定値
に達したとき」は、「全個数(全データ数)」をA、
「所定の範囲に無い個数(データ数)」をA1とした場
合、「(A1/A)が所定値に達したとき」という意味
である。ところで、「(A1/A)が所定値に達したと
き」には次の値もそれぞれ異なる所定値に達することに
なる。 (A/A1)、(A−A1)/A、A/(A−A1)、A1
/(A−A1)、(A−A1)/A1 したがって、本明細書において、前記「全個数(全デー
タ数)に対する前記所定の範囲に無い個数(データ数)
の割合が所定値に達したとき」は、(A1/A)が所定
値に達したかどうかで検出する代わりに、例えば(A/
A1)が所定値に達したかどうかで検出することも可能
である。また、前記エンジン異常告知手段(24)はと
しては、異常を表示するディスプレイ(24)、警報ラ
ンプ、ブザー等を用いることができる。
【0011】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。本発明の乗物用ディーゼルエンジン監視装置は、
エンジン状態パラメータ測定装置(7,8,9,10,
12)により、ディーゼルエンジン(1)の状態に関連
する複数のエンジン状態パラメータ(7a,8a,9a,
10a,V)をそれぞれ測定する。パラメータ記憶手段
(21)は、所定の走行区間を走行するときの複数のエ
ンジン状態パラメータ(7a,8a,9a,10a,V)を
所定間隔で記憶する。判別手段(23)は、前記所定間
隔で記憶された複数の各エンジン状態パラメータ(7
a,8a,9a,10a,V)のうちの一つのエンジン状態
パラメータ(8a)の値に対応する他の所定のエンジン
状態パラメータの値が所定の範囲に有るか否かを判別す
る。エンジン異常告知手段(24)は、前記所定間隔で
記憶された前記他の所定のエンジン状態パラメータの全
個数(全データ数)に対する前記所定の範囲に無い個数
(データ数)の割合が所定値に達したときにそのことを
告知する。
する。本発明の乗物用ディーゼルエンジン監視装置は、
エンジン状態パラメータ測定装置(7,8,9,10,
12)により、ディーゼルエンジン(1)の状態に関連
する複数のエンジン状態パラメータ(7a,8a,9a,
10a,V)をそれぞれ測定する。パラメータ記憶手段
(21)は、所定の走行区間を走行するときの複数のエ
ンジン状態パラメータ(7a,8a,9a,10a,V)を
所定間隔で記憶する。判別手段(23)は、前記所定間
隔で記憶された複数の各エンジン状態パラメータ(7
a,8a,9a,10a,V)のうちの一つのエンジン状態
パラメータ(8a)の値に対応する他の所定のエンジン
状態パラメータの値が所定の範囲に有るか否かを判別す
る。エンジン異常告知手段(24)は、前記所定間隔で
記憶された前記他の所定のエンジン状態パラメータの全
個数(全データ数)に対する前記所定の範囲に無い個数
(データ数)の割合が所定値に達したときにそのことを
告知する。
【0012】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の乗物用デ
ィーゼルエンジン監視装置の一実施例を説明するが、本
発明は以下の実施例に限定されるものではない。
ィーゼルエンジン監視装置の一実施例を説明するが、本
発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0013】(実施例1)図1は本発明の乗物用ディー
ゼルエンジン監視装置の実施例1の全体概略説明図であ
る。図2,3は各ディーゼルエンジン毎に定まるエンジ
ン状態パラメータの関係の一例を示す図で、図2はある
1個のディーゼルエンジンのエンジン出力に対して定ま
る燃料消費量およびエンジン出力の安全領域(許容範
囲)と実際のエンジン出力の例を示す図、図3はある1
個のディーゼルエンジンの燃料圧力とエンジン出力との
関係を示す図、である。
ゼルエンジン監視装置の実施例1の全体概略説明図であ
る。図2,3は各ディーゼルエンジン毎に定まるエンジ
ン状態パラメータの関係の一例を示す図で、図2はある
1個のディーゼルエンジンのエンジン出力に対して定ま
る燃料消費量およびエンジン出力の安全領域(許容範
囲)と実際のエンジン出力の例を示す図、図3はある1
個のディーゼルエンジンの燃料圧力とエンジン出力との
関係を示す図、である。
【0014】図1において、気動車に搭載されたディー
ゼルエンジン1は、トルクコンバータ2を介して推進軸
3に連結されている。推進軸3の回転は駆動車輪4に伝
達されるようになっている。前記推進軸4には反射マー
ク6が装着されており、この反射マーク6からの反射光
を検出する光学センサ7によって推進軸4の回転数すな
わち推進軸回転数7aが検出されるようになっている。
この推進軸回転数7aは、後述のマイコン16により気
動車の車両速度Vを算出するのに使用できる。前記推進
軸回転数7a、および車両速度Vはいずれもディーゼル
エンジン1の状態に関連するパラメータ、すなわち、エ
ンジン状態パラメータである。
ゼルエンジン1は、トルクコンバータ2を介して推進軸
3に連結されている。推進軸3の回転は駆動車輪4に伝
達されるようになっている。前記推進軸4には反射マー
ク6が装着されており、この反射マーク6からの反射光
を検出する光学センサ7によって推進軸4の回転数すな
わち推進軸回転数7aが検出されるようになっている。
この推進軸回転数7aは、後述のマイコン16により気
動車の車両速度Vを算出するのに使用できる。前記推進
軸回転数7a、および車両速度Vはいずれもディーゼル
エンジン1の状態に関連するパラメータ、すなわち、エ
ンジン状態パラメータである。
【0015】ディーゼルエンジン1のエンジン回転数検
出器8、燃料圧力センサ9、およびノッチ回路状態信号
出力手段10からは、それぞれ、エンジン回転数8a、
燃料圧力9a、およびノッチ回路状態信号10aが出力さ
れる。ノッチ回路は例えば5段階に切替え可能に構成さ
れており、前記ノッチ回路状態信号10aは前記5段階
のうちのどの段階に対応するどのノッチ回路が使用され
ているかを示す信号である。前記エンジン回転数8a、
燃料圧力9aは、いずれもディーゼルエンジン1の状態
に関連するパラメータ、すなわち、エンジン状態パラメ
ータである。
出器8、燃料圧力センサ9、およびノッチ回路状態信号
出力手段10からは、それぞれ、エンジン回転数8a、
燃料圧力9a、およびノッチ回路状態信号10aが出力さ
れる。ノッチ回路は例えば5段階に切替え可能に構成さ
れており、前記ノッチ回路状態信号10aは前記5段階
のうちのどの段階に対応するどのノッチ回路が使用され
ているかを示す信号である。前記エンジン回転数8a、
燃料圧力9aは、いずれもディーゼルエンジン1の状態
に関連するパラメータ、すなわち、エンジン状態パラメ
ータである。
【0016】前記エンジン状態パラメータである推進軸
回転数7a、エンジン回転数8a、燃料圧力9a、等はデ
ータ収録装置12のシグナルコンディショナ13に入力
される。これらのエンジン状態パラメータは、A/D変
換部14でデジタル信号に変換されてマイコン16に入
力される。マイコン16は、CPU17およびRAM、
ROM等のメモリ18を有しており、ICメモリカード
21に接続されている。前記マイコン16は、前記推進
軸回転数7aに対応する車輪4の回転数および車輪4の
直径等のデータを記憶しており、前記A/D変換部14
から入力された推進軸回転数7aのデジタル値から車両
速度Vを演算(算出)する機能を有している。この車両
速度Vは車両の運転室の計器に表示されるようになって
いる。
回転数7a、エンジン回転数8a、燃料圧力9a、等はデ
ータ収録装置12のシグナルコンディショナ13に入力
される。これらのエンジン状態パラメータは、A/D変
換部14でデジタル信号に変換されてマイコン16に入
力される。マイコン16は、CPU17およびRAM、
ROM等のメモリ18を有しており、ICメモリカード
21に接続されている。前記マイコン16は、前記推進
軸回転数7aに対応する車輪4の回転数および車輪4の
直径等のデータを記憶しており、前記A/D変換部14
から入力された推進軸回転数7aのデジタル値から車両
速度Vを演算(算出)する機能を有している。この車両
速度Vは車両の運転室の計器に表示されるようになって
いる。
【0017】前記マイコン16に入力された各エンジン
状態パラメータのデジタル値および前記演算された車両
速度Vのデジタル値は、ICメモリカード21に記憶さ
れるようになっている。前記ICメモリカード21に記
憶されたエンジン状態パラメータ7a,8a,9a,10
a,Vのデジタル値は、カードリーダ22で読み込まれ
る。カードリーダ22は、診断用のコンピュータ23に
接続されている。この診断用コンピュータ23はCRT
ディスプレイ(エンジン異常告知手段)24に接続され
ている。この診断用コンピュータ23には前記各エンジ
ン状態パラメータの値からディーゼルエンジン1がオー
バホールの必要が有る状態かどうかを診断する機能を有
している。この診断機能については後述する。
状態パラメータのデジタル値および前記演算された車両
速度Vのデジタル値は、ICメモリカード21に記憶さ
れるようになっている。前記ICメモリカード21に記
憶されたエンジン状態パラメータ7a,8a,9a,10
a,Vのデジタル値は、カードリーダ22で読み込まれ
る。カードリーダ22は、診断用のコンピュータ23に
接続されている。この診断用コンピュータ23はCRT
ディスプレイ(エンジン異常告知手段)24に接続され
ている。この診断用コンピュータ23には前記各エンジ
ン状態パラメータの値からディーゼルエンジン1がオー
バホールの必要が有る状態かどうかを診断する機能を有
している。この診断機能については後述する。
【0018】(実施例1の作用)図3は、ディーゼルエ
ンジン1の燃料圧力とエンジン出力との関係の一例を示
す図である。各ディーゼルエンジン1を車両に搭載する
前に、地上で試運転を行い、燃料圧力に対するエンジン
出力を計測すると、前記図3に例示するようなデータが
得られる。なお、図3に例示したようなデータは、5段
階のノッチ回路のうち、採用したノッチ回路毎に取得す
る。図3において、横軸に燃料圧力F、縦軸にエンジン
出力PSをとった場合、燃料圧力に対するエンジン出力
の関係は直線方程式で近似できる。その直線方程式は図
3から分かるように次の通りである。 原点(0,0)から点P1(2,76)までの間の直線
方程式 PS=48F 点P1(2,76)から点P2(6.5,244)までの
間の直線方程式 PS=32.9F+30.2 点P2(6.5,244)から点P3(9.5,323)ま
での間の直線方程式PS=26.3F+72.8 点P3(9.5,323)から点P4(13,384)か
らまでの間の直線方程式 PS=17.4F+157.4 前記診断用のコンピュータ23は、前記データおよび直
線方程式を各ディーゼルエンジン毎に記憶しておく。
ンジン1の燃料圧力とエンジン出力との関係の一例を示
す図である。各ディーゼルエンジン1を車両に搭載する
前に、地上で試運転を行い、燃料圧力に対するエンジン
出力を計測すると、前記図3に例示するようなデータが
得られる。なお、図3に例示したようなデータは、5段
階のノッチ回路のうち、採用したノッチ回路毎に取得す
る。図3において、横軸に燃料圧力F、縦軸にエンジン
出力PSをとった場合、燃料圧力に対するエンジン出力
の関係は直線方程式で近似できる。その直線方程式は図
3から分かるように次の通りである。 原点(0,0)から点P1(2,76)までの間の直線
方程式 PS=48F 点P1(2,76)から点P2(6.5,244)までの
間の直線方程式 PS=32.9F+30.2 点P2(6.5,244)から点P3(9.5,323)ま
での間の直線方程式PS=26.3F+72.8 点P3(9.5,323)から点P4(13,384)か
らまでの間の直線方程式 PS=17.4F+157.4 前記診断用のコンピュータ23は、前記データおよび直
線方程式を各ディーゼルエンジン毎に記憶しておく。
【0019】次にディーゼルエンジンを車両に搭載して
から間もないうち(ディーゼルエンジンの機能が低下し
ていない間)に、所定の走行区間を所定の条件(所定の
走行パターン)で走行し、そのときのエンジン回転数に
対するエンジン出力(エンジン状態パラメータ)を記憶
する。このときのエンジン出力の値は、燃料圧力の検出
値および前記図3の直線方程式を用いて演算する。ま
た、このときのエンジン出力の値は車両が例えば50m
走行する毎に取得する。このとき取得したデータ(エン
ジン状態パラメータ)は前記ICメモリカード21に記
憶される。前記ICメモリカード21に記憶されたデー
タ(エンジン回転数に対するエンジン出力、及びその他
のエンジン状態パラメータ)は、カードリーダ22で読
み込まれ診断用コンピュータ23に入力される。
から間もないうち(ディーゼルエンジンの機能が低下し
ていない間)に、所定の走行区間を所定の条件(所定の
走行パターン)で走行し、そのときのエンジン回転数に
対するエンジン出力(エンジン状態パラメータ)を記憶
する。このときのエンジン出力の値は、燃料圧力の検出
値および前記図3の直線方程式を用いて演算する。ま
た、このときのエンジン出力の値は車両が例えば50m
走行する毎に取得する。このとき取得したデータ(エン
ジン状態パラメータ)は前記ICメモリカード21に記
憶される。前記ICメモリカード21に記憶されたデー
タ(エンジン回転数に対するエンジン出力、及びその他
のエンジン状態パラメータ)は、カードリーダ22で読
み込まれ診断用コンピュータ23に入力される。
【0020】診断用コンピュータ23は、前記エンジン
回転数に対応して記憶された各エンジン出力の値から各
エンジン回転数に対応するエンジン出力の安全領域(図
2参照)を定める。この安全領域の定め方は、診断用コ
ンピュータ23による演算処理によって行うが、概念的
には次のようにして行う。すなわち、前記各エンジン回
転数に対応して取得したエンジン出力の値を、エンジン
回転数を横軸、エンジン出力を縦軸とする前記図2に示
すような座標上にプロットする。そして前記座標軸上に
プロットしたデータを折れ線又は曲線で近似し、その折
れ線又は曲線から上下に±10PSの範囲を安全領域と
する。
回転数に対応して記憶された各エンジン出力の値から各
エンジン回転数に対応するエンジン出力の安全領域(図
2参照)を定める。この安全領域の定め方は、診断用コ
ンピュータ23による演算処理によって行うが、概念的
には次のようにして行う。すなわち、前記各エンジン回
転数に対応して取得したエンジン出力の値を、エンジン
回転数を横軸、エンジン出力を縦軸とする前記図2に示
すような座標上にプロットする。そして前記座標軸上に
プロットしたデータを折れ線又は曲線で近似し、その折
れ線又は曲線から上下に±10PSの範囲を安全領域と
する。
【0021】次に、通常の車両運行時には前記所定の走
行区間を走るときに定期的に(例えば3か月に1回)前
記エンジン回転数に対する燃料圧力を測定し、その燃料
圧力からエンジン出力を演算してそのデータ(エンジン
状態パラメータ)を前記ICメモリカード21に記憶す
る。なお、データ取得時は前記所定の走行区間を常に同
一の条件(走行パターン)で走行する。そして、そのと
きのデータ(エンジン出力の値、すなわち、エンジン状
態パラメータ)は車両が例えば50m走行する毎に取得
する。前記ICメモリカード21に記憶されたエンジン
状態パラメータは、カードリーダ22により読み取られ
前記診断用コンピュータ23に入力される。
行区間を走るときに定期的に(例えば3か月に1回)前
記エンジン回転数に対する燃料圧力を測定し、その燃料
圧力からエンジン出力を演算してそのデータ(エンジン
状態パラメータ)を前記ICメモリカード21に記憶す
る。なお、データ取得時は前記所定の走行区間を常に同
一の条件(走行パターン)で走行する。そして、そのと
きのデータ(エンジン出力の値、すなわち、エンジン状
態パラメータ)は車両が例えば50m走行する毎に取得
する。前記ICメモリカード21に記憶されたエンジン
状態パラメータは、カードリーダ22により読み取られ
前記診断用コンピュータ23に入力される。
【0022】診断用コンピュータ23は前記入力された
各エンジン回転数に対応するエンジン出力(エンジン状
態パラメータ)が前記安全領域(図2参照)内にあるか
否かを判断する。前記安全領域外に存在するデータ数
(エンジン回転数およびそれに対応するエンジン出力の
値が所定の範囲に無いデータ数)をカウントする。ま
た、診断用コンピュータ23は全データ数(エンジン出
力のデータの全個数)をカウントする。そして、前記安
全領域外のデータ数をA1、全データ数をAとしたと
き、(A1/A)を算出し、その(A1/A)が所定値に
達したとき、そのこと(ディーゼルエンジンが異常状態
すなわち、オーバーホールを必要とする状態になってい
ること)をCRTディスプレイ(エンジン異常告知手
段)24に表示して告知する。
各エンジン回転数に対応するエンジン出力(エンジン状
態パラメータ)が前記安全領域(図2参照)内にあるか
否かを判断する。前記安全領域外に存在するデータ数
(エンジン回転数およびそれに対応するエンジン出力の
値が所定の範囲に無いデータ数)をカウントする。ま
た、診断用コンピュータ23は全データ数(エンジン出
力のデータの全個数)をカウントする。そして、前記安
全領域外のデータ数をA1、全データ数をAとしたと
き、(A1/A)を算出し、その(A1/A)が所定値に
達したとき、そのこと(ディーゼルエンジンが異常状態
すなわち、オーバーホールを必要とする状態になってい
ること)をCRTディスプレイ(エンジン異常告知手
段)24に表示して告知する。
【0023】前記ディーゼルエンジンの異常状態が告知
された場合、ディーゼルエンジンをオーバーホールす
る。このオーバーホールを行ったディーゼルエンジンを
車両に搭載する前に、前述と同様に地上で試運転を行
い、燃料圧力に対するエンジン出力を計測して、前記図
3と同様のデータを新たに取得する。その後は、前記新
たに取得したデータを用いて前述と同様にしてディーゼ
ルエンジンの監視を行う。
された場合、ディーゼルエンジンをオーバーホールす
る。このオーバーホールを行ったディーゼルエンジンを
車両に搭載する前に、前述と同様に地上で試運転を行
い、燃料圧力に対するエンジン出力を計測して、前記図
3と同様のデータを新たに取得する。その後は、前記新
たに取得したデータを用いて前述と同様にしてディーゼ
ルエンジンの監視を行う。
【0024】(実施例2)次に、図4により本発明の乗
物用ディーゼルエンジン監視装置の実施例2について説
明する。図4はある1個のディーゼルエンジンの燃料圧
力と燃料消費量との関係を示す図でる。なお、この実施
例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他
の点では前記実施例1と同様に構成されている。 (S01) 各エンジン回転数に対応するエンジン出力の
値が安全領域にあるか否かを判別する代わりに、各エン
ジン回転数に対応する燃料消費率の値が安全領域にある
か否かを判別することにより、エンジン状態を監視する
ようにした点。
物用ディーゼルエンジン監視装置の実施例2について説
明する。図4はある1個のディーゼルエンジンの燃料圧
力と燃料消費量との関係を示す図でる。なお、この実施
例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他
の点では前記実施例1と同様に構成されている。 (S01) 各エンジン回転数に対応するエンジン出力の
値が安全領域にあるか否かを判別する代わりに、各エン
ジン回転数に対応する燃料消費率の値が安全領域にある
か否かを判別することにより、エンジン状態を監視する
ようにした点。
【0025】(実施例2の作用)図4は、ディーゼルエ
ンジン1の燃料圧力と燃料消費量との関係の一例を示す
図である。各ディーゼルエンジンを車両に搭載する前
に、地上で試運転を行い、燃料圧力に対するそのエンジ
ンのエンジン出力(図3参照)および燃料消費量(図4
参照)を計測すると、前記図3,4に例示するようなデ
ータが得られる。図4において、横軸に燃料圧力F、縦
軸に燃料消費量(Kg/h)をとった場合、燃料圧力に
対する燃料消費量の関係は前記図3と同様に複数の直線
方程式で近似できる。なお、前記実施例1で説明したよ
うに、燃料圧力に対するエンジン出力の関係も前記図3
に示すような複数の直線方程式で近似できる。前記診断
用コンピュータ23は、前記データおよび直線方程式を
各ディーゼルエンジン毎に記憶しておく。
ンジン1の燃料圧力と燃料消費量との関係の一例を示す
図である。各ディーゼルエンジンを車両に搭載する前
に、地上で試運転を行い、燃料圧力に対するそのエンジ
ンのエンジン出力(図3参照)および燃料消費量(図4
参照)を計測すると、前記図3,4に例示するようなデ
ータが得られる。図4において、横軸に燃料圧力F、縦
軸に燃料消費量(Kg/h)をとった場合、燃料圧力に
対する燃料消費量の関係は前記図3と同様に複数の直線
方程式で近似できる。なお、前記実施例1で説明したよ
うに、燃料圧力に対するエンジン出力の関係も前記図3
に示すような複数の直線方程式で近似できる。前記診断
用コンピュータ23は、前記データおよび直線方程式を
各ディーゼルエンジン毎に記憶しておく。
【0026】次にディーゼルエンジンを車両に搭載して
から間もないうち(ディーゼルエンジンの機能が低下し
ていない間)に、所定の走行区間でのエンジン回転数に
対するエンジン出力および燃料消費量(エンジン状態パ
ラメータ)を記憶する。このときのエンジン出力および
燃料消費量の値は、燃料圧力の検出値および前記直線方
程式を用いて演算する。また、このときのエンジン出力
および燃料消費量の値は車両が例えば50m走行する毎
に取得する。このとき取得したデータは前記ICメモリ
カード21に記憶される。前記ICメモリカード21に
記憶されたデータ(エンジン回転数に対するエンジン出
力、すなわち、エンジン状態パラメータ)は、カードリ
ーダ22で読み込まれ診断用コンピュータ23に入力さ
れる。
から間もないうち(ディーゼルエンジンの機能が低下し
ていない間)に、所定の走行区間でのエンジン回転数に
対するエンジン出力および燃料消費量(エンジン状態パ
ラメータ)を記憶する。このときのエンジン出力および
燃料消費量の値は、燃料圧力の検出値および前記直線方
程式を用いて演算する。また、このときのエンジン出力
および燃料消費量の値は車両が例えば50m走行する毎
に取得する。このとき取得したデータは前記ICメモリ
カード21に記憶される。前記ICメモリカード21に
記憶されたデータ(エンジン回転数に対するエンジン出
力、すなわち、エンジン状態パラメータ)は、カードリ
ーダ22で読み込まれ診断用コンピュータ23に入力さ
れる。
【0027】診断用コンピュータ23は、前記エンジン
回転数に対応して記憶された各エンジン出力の値および
燃料消費量の値から各エンジン回転数に対応する燃料消
費率を算出する。この燃料消費率は前記燃料消費量をエ
ンジン出力で除した値である。次に各エンジン回転数に
対応する燃料消費率の安全領域を定める。この安全領域
の定め方は、診断用コンピュータ23による演算処理に
よって行うが、概念的には前記実施例1のエンジン出力
の安全領域の定め方と同様である。以下、前記実施例1
のエンジン出力の場合と略同様にして、燃料消費率が図
2の安全領域に入っているか否かによりディーゼルエン
ジンの監視を行う。
回転数に対応して記憶された各エンジン出力の値および
燃料消費量の値から各エンジン回転数に対応する燃料消
費率を算出する。この燃料消費率は前記燃料消費量をエ
ンジン出力で除した値である。次に各エンジン回転数に
対応する燃料消費率の安全領域を定める。この安全領域
の定め方は、診断用コンピュータ23による演算処理に
よって行うが、概念的には前記実施例1のエンジン出力
の安全領域の定め方と同様である。以下、前記実施例1
のエンジン出力の場合と略同様にして、燃料消費率が図
2の安全領域に入っているか否かによりディーゼルエン
ジンの監視を行う。
【0028】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0029】(H01) エンジン回転数に対応するエン
ジン出力、燃料消費率の値の範囲によりエンジン状態を
監視する代わりに、走行速度に対応するエンジン出力、
燃料消費率の値の範囲によりエンジン状態を監視するこ
とが可能である。 (H02) エンジン出力、燃料消費率の代わりに、冷却
水温度、潤滑油温度を用いてディーゼルエンジンの監視
を行うことが可能である。また、それらを組み合わせて
ディーゼルエンジンの監視を行うことが可能である。
ジン出力、燃料消費率の値の範囲によりエンジン状態を
監視する代わりに、走行速度に対応するエンジン出力、
燃料消費率の値の範囲によりエンジン状態を監視するこ
とが可能である。 (H02) エンジン出力、燃料消費率の代わりに、冷却
水温度、潤滑油温度を用いてディーゼルエンジンの監視
を行うことが可能である。また、それらを組み合わせて
ディーゼルエンジンの監視を行うことが可能である。
【0030】
【発明の効果】前述の本発明の乗物用ディーゼルエンジ
ン監視装置は、下記の効果を奏することができる。 (E01) 乗物に搭載して使用中の乗物用ディーゼルエ
ンジンがオーバーホールをする時期に来たかどうかを、
各乗物用ディーゼルエンジン毎に個別に判断することが
できる。
ン監視装置は、下記の効果を奏することができる。 (E01) 乗物に搭載して使用中の乗物用ディーゼルエ
ンジンがオーバーホールをする時期に来たかどうかを、
各乗物用ディーゼルエンジン毎に個別に判断することが
できる。
【図1】 図1は本発明の乗物用ディーゼルエンジン監
視装置の実施例1の全体概略説明図である。
視装置の実施例1の全体概略説明図である。
【図2】 図2は各ディーゼルエンジン毎に定まるエン
ジン状態パラメータの関係の一例を示す図で、ある1個
のディーゼルエンジンのエンジン出力に対して定まる燃
料消費率およびエンジン出力の安全領域(許容範囲)と
実際のエンジン出力の例を示す図でる。
ジン状態パラメータの関係の一例を示す図で、ある1個
のディーゼルエンジンのエンジン出力に対して定まる燃
料消費率およびエンジン出力の安全領域(許容範囲)と
実際のエンジン出力の例を示す図でる。
【図3】 図3はある1個のディーゼルエンジンの燃料
圧力とエンジン出力との関係を示す図である。
圧力とエンジン出力との関係を示す図である。
【図4】 図4はある1個のディーゼルエンジンの燃料
圧力と燃料消費量との関係の一例を示す図である。
圧力と燃料消費量との関係の一例を示す図である。
1…ディーゼルエンジン、7,8,9,10,12…エ
ンジン状態パラメータ測定装置、7a,8a,9a,10
a,V…エンジン状態パラメータ、21…パラメータ記
憶手段、23…判別手段、24…エンジン異常告知手
段。
ンジン状態パラメータ測定装置、7a,8a,9a,10
a,V…エンジン状態パラメータ、21…パラメータ記
憶手段、23…判別手段、24…エンジン異常告知手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外山 和巳 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 早川 陽司 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ディーゼルエンジンの状態に関連する複
数のエンジン状態パラメータをそれぞれ測定するエンジ
ン状態パラメータ測定装置を備えた乗物用ディーゼルエ
ンジン監視装置において、下記の要件を備えたことを特
徴とする乗物用ディーゼルエンジン監視装置、(Y01)
所定の走行区間を走行するときの複数のエンジン状態
パラメータを所定間隔で記憶するパラメータ記憶手段、
(Y02) 前記所定間隔で記憶された複数の各エンジン
状態パラメータのうちの一つのエンジン状態パラメータ
の値に対応する他の所定のエンジン状態パラメータの値
が所定の範囲に有るか否かを判別する判別手段、(Y0
3) 前記所定間隔で記憶された前記他の所定のエンジ
ン状態パラメータの全個数に対する前記所定の範囲に無
い個数の割合が所定値に達したときにそのことを告知す
るエンジン異常告知手段。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22254693A JP3404084B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 乗物用ディーゼルエンジン監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22254693A JP3404084B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 乗物用ディーゼルエンジン監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0777001A true JPH0777001A (ja) | 1995-03-20 |
| JP3404084B2 JP3404084B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=16784143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22254693A Expired - Fee Related JP3404084B2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 乗物用ディーゼルエンジン監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3404084B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10132585A (ja) * | 1996-10-28 | 1998-05-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 車両情報記録装置 |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP22254693A patent/JP3404084B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10132585A (ja) * | 1996-10-28 | 1998-05-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 車両情報記録装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3404084B2 (ja) | 2003-05-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |