JPH0777060B2 - 回転ヘツド型デイジタルテ−プレコ−ダ - Google Patents

回転ヘツド型デイジタルテ−プレコ−ダ

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JPH0777060B2
JPH0777060B2 JP61046958A JP4695886A JPH0777060B2 JP H0777060 B2 JPH0777060 B2 JP H0777060B2 JP 61046958 A JP61046958 A JP 61046958A JP 4695886 A JP4695886 A JP 4695886A JP H0777060 B2 JPH0777060 B2 JP H0777060B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタルオーディオ信号,ディジタルビ
デオ信号等のディジタル情報信号を再生する回転ヘッド
型ディジタルテープレコーダに関する。
〔発明の概要〕
この発明は、1本のトラックに記録されるPCM信号に対
してエラー訂正符号の符号化がされると共に、隣接する
2個のトラック毎にPCM信号のインターリーブがなされ
た記録信号を一対の回転ヘッドにより交互に再生する回
転ヘッド型ディジタルテープレコーダにおいて、磁気テ
ープを記録時に比して速い速度で走行させる再生時に、
一対の回転ヘッドにより夫々再生された第1の再生デー
タと第2の再生データの中で、エラー状態が良い方の一
方の再生データを有効とし、その一方の再生データを用
いて不足しているPCM信号を補間するもので、再生音中
に異常な音が発生することを防止するものである。
〔従来の技術〕
ディジタルオーディオ信号(PCM信号と称する)を一対
の回転ヘッドにより記録/再生する場合のエラー訂正符
号として、1個の回転ヘッドにより記録/再生される量
のPCM信号をマトリクスに配置し、このマトリクス配置
の縦方向に整列するPCM信号毎にエラー訂正符号C1の符
号化を行い、マトリクス配置の横方向に整列するPCM信
号毎にエラー訂正符号C2の符号化を行うものが用いられ
ている。このエラー訂正符号の符号化がされたPCM信
号,エラー訂正符号C1及びC2の夫々のチェックシンボル
が縦方向に整列するもの毎に記録/再生される。再生信
号のエラー訂正は、エラー訂正符号C1の復号(C1復号)
が行われ、次にエラー訂正符号C2の復号(C2復号)が行
われる。
また、訂正不可能なエラーが生じた時に、エラーシンボ
ルの補間を容易とするため、PCM信号の偶数番目のデー
タとその奇数番目のデータとを隣接する2本のトラック
に分けて記録することが行われている。一対の回転ヘッ
ドを磁気ヘッドA及び磁気ヘッドBと呼ぶと、ステレオ
PCM信号の場合、L(左)チャンネルの偶数番目のデー
タLe及びR(右)チャンネルの奇数番目のデータRoが磁
気ヘッドAにより磁気テープに記録され、Lチャンネル
の奇数番目のデータLo及びRチャンネルの偶数番目のデ
ータReが磁気ヘッドBにより磁気テープに記録される。
このように各磁気ヘッドにより形成された一対のトラッ
クは、インターリーブペアと呼ばれる。インターリーブ
ペアのトラックに記録されるデータは、付加コード中の
フレームアドレスが同一とされて、再生側において、フ
レームアドレスからインターリーブペアを知ることが可
能とされている。再生データは、上述のようなエラー訂
正処理をされると共に、インターリーブペアの夫々の再
生データが合成されたPCM信号に変換される。
更に、磁気テープの利用率を高くするために、トラック
間にガードバンドを介在させない記録方法が用いられ
る。つまり、磁気ヘッドAのギャップの延長方向と磁気
ヘッドBのギャップの延長方向とが異ならされ、隣接ト
ラックからのクロストークがアジマスロスによって抑圧
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
回転ヘッド型ディジタルテープレコーダは、磁気テープ
の走行速度が記録時の速度の2倍,3倍等に速くされる変
換再生動作が可能とされている。この変換再生時には、
再生されるトラックが第7図A及び第7図Bに示すよう
に、間欠的となる。第7図において、TAは、磁気ヘッド
Aにより形成されたトラックを示し、TBは、磁気ヘッド
Bにより形成されたトラックを示す。トラックTAには、
磁気ヘッドAのギャップの方向(+アジマス)が示さ
れ、トラックTBには、磁気ヘッドBのギャップの方向
(−アジマス)が示されている。また、隣り合う2本の
トラックTA及びTBがインターリーブペアである。
磁気テープ3が記録時に比して2倍の速度で走行される
2倍速再生時には、第7図Aにおいて、斜め方向の線で
示すように、1本おきのトラックが走査される。従っ
て、連続する磁気ヘッドAの再生出力信号と、磁気ヘッ
ドBの再生出力信号とがインターリーブペアからの再生
出力信号でない問題が生じる。
磁気テープ3が記録時に比して3倍の速度で走行される
3倍速再生時には、第7図Bにおいて、斜め方向の線で
示すように、2本おきのトラックが走査する。従って、
2倍速再生時と同様に、連続する磁気ヘッドAの再生出
力信号と磁気ヘッドBの再生出力信号とがインターリー
ブペアからの再生出力信号でない。
2倍速再生時及び3倍速再生時において、トラックTA
磁気ヘッドBが走査したり、又はトラックTBを磁気ヘッ
ドAが走査する場合には、アジマスロスによって、再生
信号が殆ど得られない。インターリーブペアと間違えら
れた2本のトラックからの再生信号の一方のトラックの
再生信号がアジマスロスによって抑えられる場合には、
比較的問題が生じない。しかしながら、トラッキングの
ずれによってアジマスが一致しない時でも再生信号が得
られたり、インターリーブペアと間違えられた2本のト
ラックからの再生信号が共にアジマスが一致する場合
は、互いに無関係のPCM信号がワード毎に交互に含まれ
る再生PCM信号が得られ、耳障りな異常な再生音が発生
する問題があった。
従って、この発明の目的は、トラックをとびとびに発生
する時に、インターリーブペアを間違えることによる異
常音の発生を防止することができる回転ヘッド型ディジ
タルテープレコーダを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、磁気テープ上に斜め方向に形成されるトラ
ックの各々に記録されるPCM信号に対してエラー訂正符
号の符号化がされると共に、隣接する2本のトラック毎
にPCM信号のインターリーブがなされた記録信号を、所
定の角間隔をもって回転ヘッドに設けられた一対の磁気
ヘッドにより交互に再生する回転ヘッド型ディジタルテ
ープレコーダにおいて、 磁気テープを記録時に比してより速い速度で走行させ、
トラックを間欠的に再生する再生時に、一対の磁気ヘッ
ドにより夫々再生された第1の再生データのエラー状態
と第2の再生データのエラー状態を判別する判別手段
と、 判別手段の出力信号を用いて、第1及び第2の再生デー
タのうちエラー状態が良い一方の再生データを有効と
し、他方の再生データを無効とし、不足する他方の再生
データを一方の再生データを用いて補間する補間手段と
を備えたことを特徴とする回転ヘッド型ディジタルテー
プレコーダである。
〔作用〕
2倍速再生,3倍速再生のように、トラックが間欠的に再
生される時には、一対の回転ヘッドにより夫々再生され
る第1の再生データと第2の再生データとがインターリ
ーブペアの再生データとならない。従って、第1の再生
データ及び第2の再生データの夫々のエラーの状態が判
別される。この二つの再生データ中でよりエラーの状態
が良い一方の再生データが用いられ、エラーの状態が悪
い他方の再生データが用いられない。その結果、他方の
再生データと相応するPCM信号が不足する。この不足のP
CM信号は、一方の再生データを用いて補間される。従っ
て、インターリーブペアが間違えられても、再生音が異
常となることが防止される。
〔実施例〕
以下、この発明を回転ヘッド型のディジタルテープレコ
ーダ(R DATと略称される)に適用した一実施例につ
いて図面を参照して説明する。この一実施例の説明は、
下記の順序に従ってなされる。
a.ディジタルテープレコーダの全体の構成 b.ディジタルテープレコーダのデータ構成 c.ディジタルテープレコーダのエラー訂正符号 d.再生信号処理回路 a.ディジタルテープレコーダの全体の構成 第1図は、回転ヘッド式のディジタルテープレコーダ所
謂R DATの全体の構成を示す。1は、直径が30mmで200
0rpmで回転されるドラムである。ドラム1に180゜の角
間隔でもって一対の磁気ヘッド2A及び2Bが取り付けられ
る。ドラム1の周面に90゜の巻き付け角で斜めに磁気テ
ープ3(一点鎖線で示される)が巻き付けられる。磁気
テープ3は、テープカセットのリールハブ4A及び4B間に
かけわたされ、キャプスタン5及びピンチローラ6によ
り、8.15(mm/sec)の速度で走行される。
磁気ヘッド2A及び2Bが交互に磁気テープ3に摺接するこ
とにより、第2図に示すように傾斜したトラック7A及び
7Bが磁気テープ3に形成される。磁気テープ3のテープ
幅Aは、3.81mmである。一方の回転ヘッド2Aの磁気ギャ
ップは、トラックと直交する方向に対して+α傾けら
れ、他方の回転ヘッド2Bの磁気ギャップは、トラックと
直交する方向に対して−α傾けられている。(α=20
゜)とされている。この磁気ヘッド2A及び2Bの磁気ギャ
ップの角度は、夫々+アジマス及び−アジマスと称され
る。
磁気ヘッド2A及び2Bは、ヘッド切り替えスイッチ8によ
り交互に選択され、記録/再生スイッチ9の端子rから
の記録信号が回転トランス(図示せず)を介して磁気ヘ
ッド2A及び2Bに供給され、磁気ヘッド2A及び2Bの夫々の
再生信号が回転トランス(図示せず)を介して記録/再
生スイッチ9の端子pに取り出される。
入力端子10からのアナログオーディオ信号がローパスフ
ィルタ11を介してA/D変換器12に供給され、(サンプリ
ング周波数:48KHz,16ビット直線量子化)でもってディ
ジタルオーディオ信号に変換される。A/D変換器12から
のディジタルオーディオ信号が記録信号処理回路13に供
給される。記録信号処理回路13では、ディジタルオーデ
ィオ信号のエラー訂正符号化及び後述するように記録デ
ータのフォーマットへの変換が行われる。この場合、記
録される信号のプリエンファシスのオン/オフ,サンプ
リング周波数,量子化ビット数等を識別するID信号(PC
M−ID)が付加される。また、記録される信号のプログ
ラムナンバー,タイムコード等のサブコード及びサブコ
ードのためのID信号(サブコードID)がサブコードエン
コーダ(図示せず)により、形成され、端子14から記録
信号処理回路13に供給される。
記録信号処理回路13からは、1トラック分ずつのシリア
ルの記録データが磁気ヘッド2A及び2Bの回転と同期して
発生する。記録データが記録アンプ15及び記録/再生ス
イッチ9の端子rを通じてヘッド切り替えスイッチ8に
供給される。ヘッド切り替えスイッチ8によって、記録
データが磁気ヘッド2A及び2Bに交互に供給される。
磁気ヘッド2A及び2Bにより再生された信号は、ヘッド切
り替えスイッチ8と記録/再生スイッチ9の端子pとを
通じて再生アンプ16に供給される。再生アンプ16の出力
信号がPLL17に供給され、PLL17において、再生信号と同
期したクロックが抽出される。再生信号は、再生信号処
理回路18において、エラー訂正,補間等の処理を受け、
再生ディジタルオーディオ信号がD/A変換器19に供給さ
れる。D/A変換器19からの再生オーディオ信号がローパ
スフィルタ20を介して出力端子21に取り出される。これ
と共に、再生信号処理回路18では、サブコード及びサブ
コードIDが分離され、出力端子22に取り出される。出力
端子22には、サブコードデコータが接続され、制御用の
データ等がサブコードから形成される。
ヘッド切り替えスイッチ8及び記録/再生切り替えスイ
ッチ9を制御するための制御信号は、タイミング制御回
路23により形成される。また、タイミング制御回路23
は、記録信号処理回路13及び再生信号処理回路18の夫々
が必要とするクロック信号,タイミング信号を発生す
る。
b.ディジタルテープレコーダのデータ構成 一本のトラックに記録されるデータの全体が1セグメン
トと称される。第3図Aは、一方の回転ヘッドにより記
録される1セグメントのデータの構成を示す。記録デー
タの単位量を1ブロックとする時に、1セグメントに
は、196ブロックの(7500μsec)のデータが含まれる。
トラックの端部に相当する1セグメントの両端部の夫々
にマージン(11ブロック)が設けられる。このマージン
の夫々に隣接してサブコード1及びサブコード2が記録
される。この2つのサブコードは、同一のデータであっ
て、二重記録がなされている。サブコードは、プログラ
ムナンバー,タイムコードである。サブコードの8ブロ
ックの記録領域の両側にPLLのラン・イン区間(2ブロ
ック)及びポスト・アンブル区間(1ブロック)が配さ
れている。
また、データの記録がなされないインター・ブロック・
ギャップが設けられ、3ブロックのインター・ブロック
・ギャップに挟まれ、ATF用のパイロット信号が5ブロ
ックにわたって記録されている。1セグメントの中央部
の130ブロックの長さの領域内で、2ブロックのPLLのラ
ン・イン区間を除く129ブロックの長さの領域に記録処
理がなされたPCM信号が記録される。このPCM信号は、回
転ヘッドが1/2回転する時間のオーディオ信号と対応す
るデータである。
このPCM信号は、L(左)チャンネル及びR(右)チャ
ンネルからなる2チャンネルステレオPCM信号及びエラ
ー検出/訂正符号のパリティデータからなる。第3図A
に示される1セグメントが磁気ヘッド2Aにより記録/再
生される場合、PCM信号記録領域の左側の半部には、デ
ータLeが記録され、その右側の半部には、データRoが記
録される。データLeは、Lチャンネルの偶数番目のデー
タ及びこのデータに関してのパリティデータからなり、
データRoは、Rチャンネルの奇数番目のデータ及びこの
データに関してのパリティデータからなる。奇数番及び
偶数番は、インターリーブブロックの最初から数えた順
番である。
他方の磁気ヘッドにより形成されるトラックには、上述
の一方のトラックと同一の構成で1セグメントのデータ
が記録される。この他方のトラックの1セグメントのデ
ータ中のデータ区間には、その左側の半部にデータReが
記録され、その右側の半部にデータLoが記録される。デ
ータReは、Rチャンネルの偶数番目のデータ及びこのデ
ータに関してのパリティデータからなる。データLoは、
Lチャンネルの奇数番目のデータ及びこのデータに関し
てのパリティデータからなる。このように、各チャンネ
ルの偶数番目のデータ及び奇数番目のデータを隣接する
2本のトラックに分けて記録すると共に、同一のトラッ
クにLチャンネル及びRチャンネルのデータを記録する
のは、ドロップアウト等により、同一のチャンネルの連
続するデータが誤ることを防止するためである。
第3図Bは、PCM信号の1ブロックのデータ構成を示
す。1ブロックの先頭に8ビット(1シンボル)のブロ
ック同期信号が付加され、次に8ビットのPCM−IDが付
加される。PCM−IDの次に、ブロックアドレスが付加さ
れる。このPCM−ID及びブロックアドレスの2シンボル
(W1及びW2)に関して、単純パリティのエラー訂正符号
化の処理が行われ、8ビットのパリティがブロックアド
レスの次に付加される。ブロックアドレスは、第3図D
に示すように、最上位ビット(MSB)を除く7ビットに
より構成され、この最上位ビットが“0"とされることに
より、PCMブロックであることが示される。
7ビットのブロックアドレスが(00)〜(7F)(16進表
示)と順次変化する。ブロックアドレスの下位3ビット
が(000)(010)(100)(110)の各ブロックに記録さ
れるPCM−IDが定められている。ブロックアドレスの下
位3ビットが(001)(011)(101)(111)の各ブロッ
クアドレスは、PCM−IDのオプショナルコードが記録可
能とされている。PCM−ID中には、夫々が2ビットのID1
〜ID8と4ビットのフレームアドレスが含まれる。ID1〜
ID7は、夫々識別情報が定義されている。32個のID8によ
り、パックが構成される。例えば、ID1は、フォーマッ
トIDであり、オーディオ用か他の用途かがID1により識
別され、ID2により、プリエンファシスのオン/オフと
プリエンファシスの特性が識別され、ID3により、サン
プリング周波数が識別される。上述のID1〜ID7とフレー
ムアドレスは、インターリーブペアのセグメントで同一
のデータとされる。
第3図Cは、サブコードの1ブロックのデータ構成を示
す。前述のPCMブロックと同様のデータ構成とされる。
第3図Eに示すように、サブコードブロックのシンボル
W2の最上位ビットが“1"とされ、サブコードブロックで
あることが示される。このシンボルW2の下位4ビットが
ブロックアドレスとされ、シンボルW1の8ビットとシン
ボルW2中のMSB及びブロックアドレスを除く3ビットと
がサブコードIDとされている。サブコードブロックの2
シンボル(W1及びW2)に関して、単純パリティのエラー
訂正符号化の処理が行われ、8ビットのパリティが付加
される。
サブコードIDは、ブロックアドレスの偶数番目(ブロッ
クアドレスのLSB(最下位ビット)が“0")に記録され
るものと、その奇数番目(ブロックアドレスのLSBが
“1")に記録されるものとで異なるデータとされてい
る。サブコードIDには、再生方法を指定するコントロー
ルID,タイムコード等が含まれている。サブコードデー
タは、PCMデータと同様にリード・ソロモン符号による
エラー訂正符号の処理を受けている。
c.ディジタルテープレコーダのエラー訂正符号 1セグメントに記録される128ブロックのデータごとに
エラー検出/訂正符号の処理がなされている。第4図A
は、一方の磁気ヘッド2Aにより記録されるデータの符号
構成を示し、第4図Bは、他方の磁気ヘッド2Bにより記
録されるデータの符号構成を示す。量子化ビット数が16
ビットのPCM信号は、上位の8ビット及び下位の8ビッ
トに分けられ、8ビットを1シンボルとしてエラー検出
/訂正符号の符号化がなされる。
1セグメントには、(128×32=4096シンボル)のデー
タが記録される。第4図Aに示すように、(L0,L2,・・
・L1438)のシンボルからなるLチャンネルの偶数番目
のデータLeと、(R1,R3,・・・R1439)のRチャンネル
の奇数番目のデータRoからなるデータの2次元配列の垂
直方向及び水平方向の夫々に関してエラー検出符号C1及
びエラー訂正符号C2の符号化がなされる。垂直方向の28
個のシンボルには、(32,28,5)リード・ソロモン符号
を用いたC1符号の符号化がなされる。このC1符号のシン
ボルのパリティデータPが2次元配列の最後の位置に配
される。また、水平方向の52個のシンボルに対して(3
2,26,7)リード・ソロモン符号を用いたC2符号の符号化
がなされる。このC2符号は、52シンボルの2シンボル毎
の26シンボルに対してなされ、1つの符号系列に関して
6個のシンボルからなるパリティデータQが発生する。
C2符号の計12個のシンボルからなるパリティデータQが
2次元配列の中央部に配される。水平方向に位置する他
の52個のPCMデータのシンボルに関しても同様のC2符号
の符号化がなされ、そのパリティデータQが中央部に配
される。
第4図Bに示される符号構成は、第4図Aの符号構成の
中のLチャンネルの偶数番目のPCM信号をRチャンネル
の偶数番目のPCM信号(R0,R2,・・・R1438)によって置
き換え、Rチャンネルの奇数番目のPCM信号をLチャン
ネルの奇数番目のPCM信号(L1,L3,・・・L1439)によっ
て置き換えた符号構成である。
これらの符号構成における垂直方向に並ぶ32シンボルに
対して、第3図Bに示すように、同期信号,PCM−ID,ブ
ロックアドレス及びパリティが付加されることによっ
て、1個のPCMブロックが構成される。
d.再生信号処理回路 この発明は、上述の回転ヘッド式のディジタルテープレ
コーダの再生信号処理回路18における変速再生時の再生
データの処理に適用される。第5図は、再生信号処理回
路18の構成を示し、31で示す入力端子に再生信号が供給
される。
再生信号は、復調回路32に供給され、1シンボル10ビッ
トが1シンボル8ビットに復調される。磁気テープ3に
記録する時に、1シンボルの8ビットは、低域成分をな
るべく減少させるために10ビットの好ましいパターンに
変換されるディジタル変調の処理を受けている。復調回
路32からの再生データは、データレジスタ33及びバッフ
ァ34を介して1シンボルごとにデータバス35に供給され
る。
データバス35には、バッファRAM36及びエラー訂正回路3
7が結合されている。データバス35からバッファRAM36に
再生データが取り込まれ、エラー訂正回路37において、
バッファRAM36に貯えられているデータがリード・ソロ
モン符号によりエラー訂正の処理(C1復号及びC2復号)
を受ける。エラー訂正されたPCM信号は、補間回路38に
供給され、訂正できないエラーが補間されて出力端子39
に再生PCM信号が取り出される。この再生PCM信号がD/A
コンバータ19(第1図参照)に供給される。また、サブ
コードは、サブコードデコーダ(図示せず)により、エ
ラー訂正等の処理を受け、サブコードの出力端子に取り
だされる。
また、復調回路32と関連してブロックアドレス検出回路
40が設けられている。ブロックアドレス検出回路40によ
って再生ブロックアドレスが読み取られる。再生ブロッ
クアドレスが再生アドレス発生回路41に供給される。再
生アドレス発生回路41により発生した再生アドレスがア
ドレスバス42に供給される。アドレスバス42を介された
再生アドレスがバッファRAM36のアドレス信号とされ
る。再生ブロックアドレスは、1セグメントの(32シン
ボル×128ブロック)(第4図参照)の再生データを第
1番目のブロックから第128番目のブロック迄、順番に
ブロック毎に書き込むためのアドレスである。
43は、ECC(エラー訂正回路)用のアドレス発生回路で
ある。ECC用アドレス発生回路43で形成されたアドレス
がアドレスバス42を介してバッファRAM36に供給され
る。ECC用アドレスは、C1復号及びC2復号の夫々のため
にデータをバッファRAM36から読み出すためのアドレス
とエラー訂正後のデータ及びポインタのバッファRAM36
に書き込むためのアドレスである。
C1復号時には、再生アドレスにより先行して書き込まれ
ていたC1系列のデータ(PCM信号及びパリティデータ
P)が1ブロック毎にバッファRAM36から読み出され、
エラー訂正回路37においてエラー訂正され、訂正後のPC
M信号とC1ポインタがバッファRAM36の同じブロックアド
レスに書き込まれる。C1ポインタは、パリティPが書き
込まれていたメモリー領域に書き込まれる。このエラー
訂正処理が全てのC1系列についてなされる。ECC用アド
レス発生回路43は、上述のC1復号における読み出しアド
レス及び書き込みアドレスを発生する。C2複号時におい
ては、C1復号がされたPCM信号,C1ポインタ及びパリティ
データQがC2系列毎に読み出され、エラー訂正回路37に
おいて、C2復号の処理を受ける。C2復号によりエラー訂
正されたPCM信号及びC2ポインタがバッファRAM36に書き
込まれる。このC2復号においても、必要とされる読み出
しアドレス及び書き込みアドレスがECC用アドレス発生
回路43により形成される。
C1復号及びC2復号が終了したPCM信号がバッファRAM36か
ら元の順番で読み出される。この場合、インターリーブ
ペアのトラックTA及びトラックTBの夫々から再生され、
エラー訂正がされたPCM信号によって、2チャンネルス
テレオ信号が形成される。バッファRAM36からエラー訂
正がされたPCM信号を読み出すために、D/Aアドレス発生
回路44が設けられている。D/Aアドレス発生回路44で形
成されたアドレスがアドレスバス42を介してバッファRA
M36に供給され、バッファRAM36から読み出されたPCM信
号が補間回路38に供給される。
また、復調回路32から得られるPCM−ID又はサブコードI
D(W1),ブロックアドレス(W2)及びパリティがエラ
ー検出回路45に供給され、エラー検出回路45において、
単純パリティを用いたエラー検出が行われる。このエラ
ー検出回路45からエラーの有無を示すエラーパルスが発
生する。このエラーパルスは、エラー有りの時に“1"と
なり、エラー無しの時に“0"となる。エラーパルスは、
カウンタ46に供給される。カウンタ46は、エラー無しで
“0"となるエラーパルスを1セグメントの再生データに
関して計数する。
カウンタ46の計数値が比較回路47及びレジスタ48に供給
される、磁気ヘッド2Aにより再生された1セグメントの
再生データについてのカウンタ46の計数値がレジスタ48
に取り込まれ、次に磁気ヘッド2Bにより再生された1セ
グメントの再生データについてのカウンタ46の計数値と
レジスタ48の計数値とが比較回路47により比較される。
比較回路47において、これらの計数値が比較され、計数
値の大きさと対応した1ビットの比較出力信号が発生す
る。この比較出力信号が補間コントロール回路49に供給
される。補間コントロール回路49には、端子50から再生
モード判別信号が供給される。また、D/Aアドレス発生
回路44において生成されたタイミング信号LRCK及びA/Bi
dが補間コントロール回路49に供給される。
補間コントロール回路49は、補間回路38に対する補間制
御信号を発生する。補間回路38は、エラー訂正処理がさ
れたPCM信号の中で、ポインタで特定されるエラー訂正
できないPCM信号のワードについて、平均値補間,前値
ホールド等を行う。補間コントロール回路49からの補間
制御信号が例えば“1"となるPCM信号に関しては、強制
的に補間動作が行われる。つまり、磁気ヘッド2Aからの
再生データと磁気ヘッド2Bからの再生データとの間で、
エラー状態が悪い方の再生データがポインタと無関係に
補間される。再生モード判別信号により、2倍速再生,3
倍速再生のような高速再生時の時にだけ,強制的に補間
動作を行わせる補間制御信号が形成される。
上述のこの発明の一実施例の動作を第6図を参照して説
明する。第6図A及び第6図Bは、補間回路38に供給さ
れるPCM信号と同期したタイミング信号LRCK及びA/Bidで
ある。タイミング信号LRCKは、第6図Aに示すように通
常再生時のステレオ信号の各チャンネルのデータと同期
している。また、タイミング信号A/Bidは、磁気ヘッド2
A及び2Bの再生データを区別するための信号である。
第4図Aに示すように、磁気ヘッド2Aは、Lチャンネル
の偶数番目のデータLe及びRチャンネルの奇数番目のデ
ータRoを記録/再生し、第4図Bに示すように、磁気ヘ
ッド2Bは、Rチャンネルの偶数番目のデータRe及びLチ
ャンネルの奇数番目のデータLoを記録/再生する。従っ
て、第6図Bに示されるタイミング信号A/Bidが“0"の
期間が磁気ヘッド2Aの再生データの期間であり、タイミ
ング信号A/Bidが“1"の期間が磁気ヘッド2Bの再生デー
タの期間である。
補間コントロール回路49は,高速再生動作を行う時に、
比較回路47の比較出力信号に応じて第6図C又は第6図
Dに示す補間制御信号を発生する。比較回路47の比較出
力信号が磁気ヘッド2Aにより再生されたデータの方が磁
気ヘッド2Bにより再生されたデータに比してエラーの状
態が良いことを示す場合に、第6図Cに示す補間制御信
号が形成される。つまり、磁気ヘッド2Bにより再生され
たPCM信号(R0,L1,R2,L3・・・)の期間で補間制御信号
が“1"となり、このPCM信号が補間される。一方、磁気
ヘッド2Bの再生データの方が磁気ヘッド2Aの再生データ
に比してエラーの状態が良い場合には、第6図Dに示す
ように、磁気ヘッド2Aにより再生されたPCM信号(R1,L
2,R3,L4・・・)の期間で“1"となる補間制御信号が形
成される。この補間制御信号により、磁気ヘッド2Aによ
り再生されたPCM信号が補間される。
上述の一実施例と異なり、磁気ヘッド2A及び2Bの夫々の
再生データのエラーの状態を判別するために、パリティ
チェックの結果を用いる代わりに、C1復号により発生し
たC1ポインタを用いても良い。また、記録データのブロ
ック毎に、CRCコードによりエラー検出可能なデータ構
成とする場合にもこの発明は適用できる。更に、磁気ヘ
ッドの再生信号のエンベロープから、磁気ヘッドの再生
信号のエラーの状態を判定しても良い。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、2本のトラックにわたってPCM信号
のインターリーブを行っている場合、トラックを間欠的
に再生する時に間違えたインターリーブペアの再生デー
タを合成したために、異常な再生音が発生することを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用することができる回転ヘッド式
のディジタルテープレコーダの全体の構成を示すブロッ
ク図、第2図はディジタルテープレコーダのテープフォ
ーマットを示す略線図、第3図はディジタルテープレコ
ーダのトラックフォーマット及びブロックフォーマット
の説明に用いる略線図、第4図はディジタルテープレコ
ーダのエラー訂正符号の説明に用いる略線図、第5図は
この発明の一実施例の主要部のブロック図、第6図はこ
の発明の一実施例の動作説明に用いるタイムチャート、
第7図は2倍速再生動作及び3倍速再生動作の説明に用
いる略線図である。 図面における主要な符号の説明 1:ドラム、2A,2B:磁気ヘッド、3:磁気テープ、13:記録
信号処理回路、18:再生信号処理回路、32:復調回路、3
4:バッファ、35:データバス、36:バッファRAM、37:エラ
ー訂正回路、38:補間回路、40:ブロックアドレス検出回
路、45:エラー検出回路、47:比較回路、49:補間コント
ロール回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−32135(JP,A) 特開 昭59−117713(JP,A) 特開 昭60−226075(JP,A) 特開 昭59−4345(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ上に斜め方向に形成されるトラ
    ックの各々に記録されるPCM信号に対してエラー訂正符
    号の符号化がされると共に、隣接する2本の上記トラッ
    ク毎に上記PCM信号のインターリーブがなされた記録信
    号を、所定の角間隔をもって回転ヘッドに設けられた一
    対の磁気ヘッドにより交互に再生する回転ヘッド型ディ
    ジタルテープレコーダにおいて、 上記磁気テープを記録時に比してより速い速度で走行さ
    せ、上記トラックを間欠的に再生する再生時に、上記一
    対の磁気ヘッドにより夫々再生された第1の再生データ
    のエラー状態と第2の再生データのエラー状態を判別す
    る判別手段と、 上記判別手段の出力信号を用いて、上記第1及び第2の
    再生データのうちエラー状態が良い一方の再生データを
    有効とし、他方の再生データを無効とし、不足する他方
    の再生データを上記一方の再生データを用いて補間する
    補間手段とを備えたことを特徴とする回転ヘッド型ディ
    ジタルテープレコーダ。
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