JPH0777120B2 - マイクロ波管のコレクタ構体 - Google Patents
マイクロ波管のコレクタ構体Info
- Publication number
- JPH0777120B2 JPH0777120B2 JP15422388A JP15422388A JPH0777120B2 JP H0777120 B2 JPH0777120 B2 JP H0777120B2 JP 15422388 A JP15422388 A JP 15422388A JP 15422388 A JP15422388 A JP 15422388A JP H0777120 B2 JPH0777120 B2 JP H0777120B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collector
- collector electrode
- vacuum envelope
- microwave tube
- collector structure
- Prior art date
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- Microwave Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば進行波管のようなマイクロ波のコレ
クタ構体に係わり、とくに2段以上の多段型コレクタ電
極を有するコレクタ構体に関する。
クタ構体に係わり、とくに2段以上の多段型コレクタ電
極を有するコレクタ構体に関する。
(従来の技術) 一般に進行波管やクライストロンのようなビーム直進形
マイクロ波管は、電子銃部、高周波作用部、コレクタ
部、および電子ビーム集束磁界装置を有してなる。この
ようなマイクロ波管を使用した装置では、電力変換効率
を高める目的で2段以上の多段型コレクタ電極を使用
し、各コレクタ電極を高周波作用部すなわちボディ部よ
りも電位を低くして動作させ、コレクタ部での消費電力
を低減する場合がある。その場合、各コレクタ電極は、
例えば実開昭62-153750号公報などに開示されるよう
に、有底筒状の真空外囲器の内側に、絶縁支持体により
積重ねられて組立てられる。
マイクロ波管は、電子銃部、高周波作用部、コレクタ
部、および電子ビーム集束磁界装置を有してなる。この
ようなマイクロ波管を使用した装置では、電力変換効率
を高める目的で2段以上の多段型コレクタ電極を使用
し、各コレクタ電極を高周波作用部すなわちボディ部よ
りも電位を低くして動作させ、コレクタ部での消費電力
を低減する場合がある。その場合、各コレクタ電極は、
例えば実開昭62-153750号公報などに開示されるよう
に、有底筒状の真空外囲器の内側に、絶縁支持体により
積重ねられて組立てられる。
(発明が解決しようとする課題) 上述の公報に開示されるような従来構造によると、各コ
レクタ電極の保持が多くの機械的結合部を介して真空外
囲器に保持されるので、機械的強度が十分得られず、ま
た各コレクタ電極から真空外囲器への熱伝導経路が長
く、放熱作用が十分得にくいという不都合がある。
レクタ電極の保持が多くの機械的結合部を介して真空外
囲器に保持されるので、機械的強度が十分得られず、ま
た各コレクタ電極から真空外囲器への熱伝導経路が長
く、放熱作用が十分得にくいという不都合がある。
この発明は、以上の不都合を解消し複数個のコレクタ電
極の機械的保持強度を高め、且つコレクタ電極から真空
外囲器への熱伝導性を向上させることができるマイクロ
波管のコレクタ構体を提供することを目的とする。
極の機械的保持強度を高め、且つコレクタ電極から真空
外囲器への熱伝導性を向上させることができるマイクロ
波管のコレクタ構体を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、複数個のコレクタ電極を包囲する真空外囲
器が、各コレクタ電極に対応して複数に分割され、且つ
対応するコレクタ電極をそれぞれ絶縁スペーサを介して
保持するとともに、分割部で一体的に気密接合されてな
るマイクロ波管のコレクタ構体である。
器が、各コレクタ電極に対応して複数に分割され、且つ
対応するコレクタ電極をそれぞれ絶縁スペーサを介して
保持するとともに、分割部で一体的に気密接合されてな
るマイクロ波管のコレクタ構体である。
(作用) この発明によれば、各コレクタ電極はそれぞれ独立に分
割真空外囲器部分に絶縁スペーサを介してろう接などに
より機械的に固定されるので、組立が容易で、機械的保
持強度が高い。またそれにより、各コレクタ電極から真
空外囲器への熱伝導経路も比較的短くでき、放熱性が向
上する。このように信頼性の高いコレクタ構体が得られ
る。
割真空外囲器部分に絶縁スペーサを介してろう接などに
より機械的に固定されるので、組立が容易で、機械的保
持強度が高い。またそれにより、各コレクタ電極から真
空外囲器への熱伝導経路も比較的短くでき、放熱性が向
上する。このように信頼性の高いコレクタ構体が得られ
る。
(実施例) 以下図面を参照してその実施例を説明する。なお同一部
分は同一符号であらわす。
分は同一符号であらわす。
第1図に組立て完了状態の進行波管の4段コレクタ電極
を備えるコレクタ構体を示している。同図の符号11は遅
波回路からなる高周波作用部の一部、12は最も電子ビー
ム上流寄りの第1コレクタ電極、12aはそのビーム通過
孔、13はそのすぐ下流の第2コレクタ電極、13aはその
ビーム通過孔、14はそのすぐ下流の第3コレクタ電極、
14aはそのビーム通過孔、15は最下流の第4コレクタ電
極、15aはそのビーム通過孔、15bはその電極底部、16、
16…は熱伝導性の良好なセラミックスからなる絶縁スペ
ーサ、17、18、19、20は対応する第1乃至第4コレクタ
電極を各々取巻いて保持するリング状の分割真空外囲
器、21、22、23はそれらの気密溶接部、24は真空外囲器
の底板、25はそれに固定された金属排気管、26、26はコ
レクタ電極リード、27、27…はこれらリードを引出すた
めの絶縁筒をあらわしている。
を備えるコレクタ構体を示している。同図の符号11は遅
波回路からなる高周波作用部の一部、12は最も電子ビー
ム上流寄りの第1コレクタ電極、12aはそのビーム通過
孔、13はそのすぐ下流の第2コレクタ電極、13aはその
ビーム通過孔、14はそのすぐ下流の第3コレクタ電極、
14aはそのビーム通過孔、15は最下流の第4コレクタ電
極、15aはそのビーム通過孔、15bはその電極底部、16、
16…は熱伝導性の良好なセラミックスからなる絶縁スペ
ーサ、17、18、19、20は対応する第1乃至第4コレクタ
電極を各々取巻いて保持するリング状の分割真空外囲
器、21、22、23はそれらの気密溶接部、24は真空外囲器
の底板、25はそれに固定された金属排気管、26、26はコ
レクタ電極リード、27、27…はこれらリードを引出すた
めの絶縁筒をあらわしている。
第2図乃至第4図に、代表して第3電極部分の組立て構
造を示している。コレクタ電極14のフランジ部の外周平
坦部14bに、4個の絶縁スペーサ16が配置されている。
これら絶縁スペーサ16は、概略サイコロ状をなすベリリ
アセラミックスからなり、軸方向に沿う貫通孔16dを有
している。そして内側の段部16aから図の下方の平面
部、および円弧状の外面部には、各々ろう接用のメタラ
イズ層16b、16cが被着されている。金属製リング状の分
割真空外囲器19には、上下両端部の外周面に、円周溝を
形成したことによる溶接用の薄肉部19aがそれぞれ形成
されている。また内周の一部に段部19bが形成されてい
る。これら各部品は図示のようにろう接により組立てら
れる。すなわち、リード線26に中継される横リード26a
は、円筒状のコレクタ電極14の外周の一部に穿設された
穴14bに挿入されてろう接される。コレクタ電極14は、
各スペーサ16の内側面の段部16aに係止されてろう接さ
れ、また各スペーサはそれらの外面がリング状分割真空
外囲器の内周段部19bに係止されてろう接固定される。
リード線26は、所定のスペーサの貫通孔16dを通して軸
方向に沿って延長される。
造を示している。コレクタ電極14のフランジ部の外周平
坦部14bに、4個の絶縁スペーサ16が配置されている。
これら絶縁スペーサ16は、概略サイコロ状をなすベリリ
アセラミックスからなり、軸方向に沿う貫通孔16dを有
している。そして内側の段部16aから図の下方の平面
部、および円弧状の外面部には、各々ろう接用のメタラ
イズ層16b、16cが被着されている。金属製リング状の分
割真空外囲器19には、上下両端部の外周面に、円周溝を
形成したことによる溶接用の薄肉部19aがそれぞれ形成
されている。また内周の一部に段部19bが形成されてい
る。これら各部品は図示のようにろう接により組立てら
れる。すなわち、リード線26に中継される横リード26a
は、円筒状のコレクタ電極14の外周の一部に穿設された
穴14bに挿入されてろう接される。コレクタ電極14は、
各スペーサ16の内側面の段部16aに係止されてろう接さ
れ、また各スペーサはそれらの外面がリング状分割真空
外囲器の内周段部19bに係止されてろう接固定される。
リード線26は、所定のスペーサの貫通孔16dを通して軸
方向に沿って延長される。
このようにして、各コレクタ電極を、絶縁スペーサを介
して分割真空外囲器にろう接固定し、それらを順次軸方
向に積重ね、外周の薄肉部19aをヘリアーク溶接により
気密接合し、全体として円筒状の多段型コレクタ電極構
体を完成する。そして最終的に高周波作用部と結合す
る。
して分割真空外囲器にろう接固定し、それらを順次軸方
向に積重ね、外周の薄肉部19aをヘリアーク溶接により
気密接合し、全体として円筒状の多段型コレクタ電極構
体を完成する。そして最終的に高周波作用部と結合す
る。
なお、以上説明した例は4個のコレクタ電極を有するも
のであるが、これに限らず2個以上のコレクタ電極をそ
れぞれ真空外囲器に対して電気的に絶縁して組立てる構
成のものに適用できる。とくに組立てが繁雑になる3段
以上のコレクタ電極を有するものに適用して好都合であ
る。
のであるが、これに限らず2個以上のコレクタ電極をそ
れぞれ真空外囲器に対して電気的に絶縁して組立てる構
成のものに適用できる。とくに組立てが繁雑になる3段
以上のコレクタ電極を有するものに適用して好都合であ
る。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、各コレクタ電極
がそれぞれ独立に分割真空外囲器部分に絶縁スペーサを
介して固定されるので、独立が容易で、機械的保持強度
の高い構造体を得ることができる。とくに3段以上とい
うコレクタ電極が多い場合にも、組立てが容易で、信頼
性の高い構造体を得ることができる。したがって人工衛
星搭載用のマイクロ波管のような、機械的耐震性が必要
なものにとくに好適する。またそれにより、各コレクタ
電極から真空外囲器までの熱伝導経路も比較的短くで
き、放熱性が向上する。このように信頼性の高い多段型
コレクタ構体が得られる。
がそれぞれ独立に分割真空外囲器部分に絶縁スペーサを
介して固定されるので、独立が容易で、機械的保持強度
の高い構造体を得ることができる。とくに3段以上とい
うコレクタ電極が多い場合にも、組立てが容易で、信頼
性の高い構造体を得ることができる。したがって人工衛
星搭載用のマイクロ波管のような、機械的耐震性が必要
なものにとくに好適する。またそれにより、各コレクタ
電極から真空外囲器までの熱伝導経路も比較的短くで
き、放熱性が向上する。このように信頼性の高い多段型
コレクタ構体が得られる。
第1図はこの発明の実施例を示す縦断面図、第2図はそ
の一部分解断面図、第3図はその組立て縦断面図、第4
図は第3図の4−4における半横断面図である。 12、13、14、15……コレクタ電極、16……絶縁スペー
サ、17、18、19、20……分割真空外囲器、21、22、23…
…気密接合部。
の一部分解断面図、第3図はその組立て縦断面図、第4
図は第3図の4−4における半横断面図である。 12、13、14、15……コレクタ電極、16……絶縁スペー
サ、17、18、19、20……分割真空外囲器、21、22、23…
…気密接合部。
Claims (1)
- 【請求項1】管軸に沿って複数個のコレクタ電極が所定
間隔を置いて絶縁スペーサにより電気的に絶縁されて真
空外囲器内に固定されてなるマイクロ波管のコレクタ構
体において、 上記真空外囲器は、各コレクタ電極に対応して複数に分
割され、且つ対応するコレクタ電極を上記絶縁スペーサ
を介して保持するとともに、前記分割部で一体的に気密
接合されてなることを特徴とするマイクロ波管のコレク
タ構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15422388A JPH0777120B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | マイクロ波管のコレクタ構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15422388A JPH0777120B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | マイクロ波管のコレクタ構体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01320733A JPH01320733A (ja) | 1989-12-26 |
| JPH0777120B2 true JPH0777120B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=15579540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15422388A Expired - Lifetime JPH0777120B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | マイクロ波管のコレクタ構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0777120B2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP15422388A patent/JPH0777120B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01320733A (ja) | 1989-12-26 |
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