JPH0777165A - 油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置 - Google Patents
油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置Info
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- JPH0777165A JPH0777165A JP16090893A JP16090893A JPH0777165A JP H0777165 A JPH0777165 A JP H0777165A JP 16090893 A JP16090893 A JP 16090893A JP 16090893 A JP16090893 A JP 16090893A JP H0777165 A JPH0777165 A JP H0777165A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作動油の過補給を防止すると共に、ダイアフ
ラムの損傷を抑止することができる油圧ダイアフラムポ
ンプの作動油補給装置を得る。 【構成】 油圧室20内に、ダイアフラム22の膨出部
38に対接する凹部42aを有する支持体42を設け、
この支持体42を、コア部分30内でその中心軸線26
方向に進退させて、油圧室20と油補給弁18との間の
連通部46を開閉するよう構成したスリーブ状切換弁部
材44に、球状軸受部48を介して揺動自在に枢着す
る。これにより、凹部42aの膨出部38に対する対接
の姿勢を膨出部38の変形角度(中心軸線26からの偏
心度)に対応させると共に、連通部46の開成を吸込工
程におけるダイアフラム22の下死点領域においてのみ
行なうよう構成する。
ラムの損傷を抑止することができる油圧ダイアフラムポ
ンプの作動油補給装置を得る。 【構成】 油圧室20内に、ダイアフラム22の膨出部
38に対接する凹部42aを有する支持体42を設け、
この支持体42を、コア部分30内でその中心軸線26
方向に進退させて、油圧室20と油補給弁18との間の
連通部46を開閉するよう構成したスリーブ状切換弁部
材44に、球状軸受部48を介して揺動自在に枢着す
る。これにより、凹部42aの膨出部38に対する対接
の姿勢を膨出部38の変形角度(中心軸線26からの偏
心度)に対応させると共に、連通部46の開成を吸込工
程におけるダイアフラム22の下死点領域においてのみ
行なうよう構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ダイアフラムポン
プにおける油圧室に対する作動油の補給装置に関する。
プにおける油圧室に対する作動油の補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ダイアフラムポンプは、図
5に示すように、吸込弁10および吐出弁12を備える
ポンプ室14と、エア抜弁16および油補給弁18を備
える油圧室20との間に介装されたダイアフラム22
を、ピストン24の往復動により油圧室20内の作動油
の圧力を作動して、油圧室20およびポンプ室14を通
る軸方向26へ反転膨出するよう往復移動させることに
より、ポンプ室14に吸込および吐出作用を行うよう構
成されている。なお、図中、実線および点線で示すダイ
アフラム22の位置は、同じく実線および点線で示すピ
ストン24の作動位置に対応するダイアフラム22の吸
込側下死点および吐出側上死点の間における反転膨出状
態を示している。また、参照符号Lおよびl1 、l
2 は、それぞれダイアフラム22の工程進退幅(ストロ
ーク幅)および前部および後部バックアッププレート2
8、30に対する間隙を示している。
5に示すように、吸込弁10および吐出弁12を備える
ポンプ室14と、エア抜弁16および油補給弁18を備
える油圧室20との間に介装されたダイアフラム22
を、ピストン24の往復動により油圧室20内の作動油
の圧力を作動して、油圧室20およびポンプ室14を通
る軸方向26へ反転膨出するよう往復移動させることに
より、ポンプ室14に吸込および吐出作用を行うよう構
成されている。なお、図中、実線および点線で示すダイ
アフラム22の位置は、同じく実線および点線で示すピ
ストン24の作動位置に対応するダイアフラム22の吸
込側下死点および吐出側上死点の間における反転膨出状
態を示している。また、参照符号Lおよびl1 、l
2 は、それぞれダイアフラム22の工程進退幅(ストロ
ーク幅)および前部および後部バックアッププレート2
8、30に対する間隙を示している。
【0003】ところで、このような油圧ダイアフラムポ
ンプ(以下、単にポンプと略称することがある)は、そ
のポンプ動作の間に、油圧室20内の作動油に対するエ
ア抜きおよびこれに対する補給を、それぞれエア抜弁1
6および油補給弁18を介して行う。
ンプ(以下、単にポンプと略称することがある)は、そ
のポンプ動作の間に、油圧室20内の作動油に対するエ
ア抜きおよびこれに対する補給を、それぞれエア抜弁1
6および油補給弁18を介して行う。
【0004】しかるに、この種のポンプは、前記作動油
の補給に際し、油補給弁18が負圧による方向作動弁と
して構成されていることから、以下に述べるような難点
が避けられない。
の補給に際し、油補給弁18が負圧による方向作動弁と
して構成されていることから、以下に述べるような難点
が避けられない。
【0005】すなわち、油圧室20内の負圧は、ダイア
フラム22の吸込側下死点領域において、特に作動油が
不足して(間隙l1 が実線矢印で示すように解消され
て)、ダイアフラム22が後部バックアッププレート3
0に対接した状態において発生するばかりではなく、ダ
イアフラム22の吸込工程(戻りストローク)の全体に
亘って、特にその当初においても発生する。
フラム22の吸込側下死点領域において、特に作動油が
不足して(間隙l1 が実線矢印で示すように解消され
て)、ダイアフラム22が後部バックアッププレート3
0に対接した状態において発生するばかりではなく、ダ
イアフラム22の吸込工程(戻りストローク)の全体に
亘って、特にその当初においても発生する。
【0006】このため、前記作動油の補給が吸込工程の
早い段階から行われ、結果的に過補給となり、ダイアフ
ラム22が点線矢印で示すように全体的に前進して、間
隙l2 を解消し、前部バックアッププレート28に対接
するに至る。
早い段階から行われ、結果的に過補給となり、ダイアフ
ラム22が点線矢印で示すように全体的に前進して、間
隙l2 を解消し、前部バックアッププレート28に対接
するに至る。
【0007】このように、この種のポンプにおいては、
作動油の補給がダイアフラム22の位置に関係なく行な
われる結果、ダイアフラムが前部バックアッププレート
に対接し、しかもこの対接はポンプ作用の度毎に繰返さ
れるので、遂にはダイアフラムが破損するに至る難点が
避けられなかった。
作動油の補給がダイアフラム22の位置に関係なく行な
われる結果、ダイアフラムが前部バックアッププレート
に対接し、しかもこの対接はポンプ作用の度毎に繰返さ
れるので、遂にはダイアフラムが破損するに至る難点が
避けられなかった。
【0008】そこで、前記難点を解決するために、作動
油の補給をダイアフラムの位置に対応して行なえるよう
構成した作動油補給装置が開発され提案されている。す
なわち、この種の作動油補給装置によれば、例えば特公
昭61ー49517号公報(図6参照)に開示されるよ
うに、油圧ダイアフラムポンプの油圧室20の中心軸線
26上には、案内部材34およびこの部材上に進退自在
に介装されるシリンダ状可動部材36等からなる機械的
ロック機構、すなわち作動油補給機構32が設けられて
いる。これにより、油補給弁18からの作動油は、ダイ
アフラム22が図示される吸込側下死点領域に達し(こ
の状態では、可動部材36は案内部材34上に密着され
ている)、かつ油圧室20内の圧力が所定の負圧状態に
低下した場合においてのみ、案内部材34の流通路34
a、チェック弁34b、連通孔34cおよび可動部材3
6の連通孔36aを通過して、油圧室20内へ補給され
るよう構成されている。
油の補給をダイアフラムの位置に対応して行なえるよう
構成した作動油補給装置が開発され提案されている。す
なわち、この種の作動油補給装置によれば、例えば特公
昭61ー49517号公報(図6参照)に開示されるよ
うに、油圧ダイアフラムポンプの油圧室20の中心軸線
26上には、案内部材34およびこの部材上に進退自在
に介装されるシリンダ状可動部材36等からなる機械的
ロック機構、すなわち作動油補給機構32が設けられて
いる。これにより、油補給弁18からの作動油は、ダイ
アフラム22が図示される吸込側下死点領域に達し(こ
の状態では、可動部材36は案内部材34上に密着され
ている)、かつ油圧室20内の圧力が所定の負圧状態に
低下した場合においてのみ、案内部材34の流通路34
a、チェック弁34b、連通孔34cおよび可動部材3
6の連通孔36aを通過して、油圧室20内へ補給され
るよう構成されている。
【0009】従って、このような従来技術によれば、作
動油が過補給されることがないので、ダイアフラムが前
部バックアッププレートに対接して破損することはな
い。なお、ダイアフラム22が吐出工程(駆動ストロー
ク)に入り、前進(図において右進)した際には、可動
部材36はばね手段36bを介して所定距離前進し、後
部バックアッププレート部分30から突出するよう構成
されている。
動油が過補給されることがないので、ダイアフラムが前
部バックアッププレートに対接して破損することはな
い。なお、ダイアフラム22が吐出工程(駆動ストロー
ク)に入り、前進(図において右進)した際には、可動
部材36はばね手段36bを介して所定距離前進し、後
部バックアッププレート部分30から突出するよう構成
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の作動油補給機構(以下、単に従来技術と称すること
がある)は、なお以下に述べるような難点を有してい
た。
来の作動油補給機構(以下、単に従来技術と称すること
がある)は、なお以下に述べるような難点を有してい
た。
【0011】すなわち、前記従来技術において、機械的
ロック機構(作動油補給機構)32の可動部材36は、
前述したように戻りストロークのダイアフラム22に対
接し押圧されることにより、図7に示す後部バックアッ
ププレート部分30から油圧室20内へ突出した状態か
ら、前記図6に示す案内部材34上に密着する状態へと
移動する。
ロック機構(作動油補給機構)32の可動部材36は、
前述したように戻りストロークのダイアフラム22に対
接し押圧されることにより、図7に示す後部バックアッ
ププレート部分30から油圧室20内へ突出した状態か
ら、前記図6に示す案内部材34上に密着する状態へと
移動する。
【0012】しかるに、前記従来技術においては、前記
移動過程において、ダイアフラム22がしばしば損傷す
る難点を有していた。この難点は、ダイアフラム22の
特定部分に、可動部材36からかなりの応力が付加され
ることに起因する。そこで、以下これについて説明する
と、先ず図7を参照して、ダイアフラム22の変形(膨
出)は、その中央部分から発生するのではなく、すなわ
ち図6に示すように、中心軸線26を中心として対象的
に膨出するのではなく、ダイアフラム22の取付け周辺
部の、しかもその取付け残存歪みが最大の部分、例えば
図示のA部分から開始される。そして、中央部分の変
形、すなわち膨出部38は、中心軸線26からA部分方
向へ偏心したB部分に発生する。従って、前述した可動
部材36とダイアフラム22の対接においては、ダイア
フラム22の膨出部38における特定部分38aが、可
動部材36の角部36cに点的に接触し、しかも斜め方
向へ摺動する。このため、前述したように、前記特定部
分38bにかなりの応力が負荷される。しかも、この応
力は、ポンプ作用の度毎に繰返される。
移動過程において、ダイアフラム22がしばしば損傷す
る難点を有していた。この難点は、ダイアフラム22の
特定部分に、可動部材36からかなりの応力が付加され
ることに起因する。そこで、以下これについて説明する
と、先ず図7を参照して、ダイアフラム22の変形(膨
出)は、その中央部分から発生するのではなく、すなわ
ち図6に示すように、中心軸線26を中心として対象的
に膨出するのではなく、ダイアフラム22の取付け周辺
部の、しかもその取付け残存歪みが最大の部分、例えば
図示のA部分から開始される。そして、中央部分の変
形、すなわち膨出部38は、中心軸線26からA部分方
向へ偏心したB部分に発生する。従って、前述した可動
部材36とダイアフラム22の対接においては、ダイア
フラム22の膨出部38における特定部分38aが、可
動部材36の角部36cに点的に接触し、しかも斜め方
向へ摺動する。このため、前述したように、前記特定部
分38bにかなりの応力が負荷される。しかも、この応
力は、ポンプ作用の度毎に繰返される。
【0013】このように、前記従来の作動油補給装置に
おいては、作動油の過補給は防止されるものの、ダイア
フラムがその戻りストロークにおいて損傷する難点が避
けられなかった。
おいては、作動油の過補給は防止されるものの、ダイア
フラムがその戻りストロークにおいて損傷する難点が避
けられなかった。
【0014】そこで、本発明の目的は、作動油の過補給
を防止すると共に、更にダイアフラムの損傷を抑止する
ことができる油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置
を提供することにある。
を防止すると共に、更にダイアフラムの損傷を抑止する
ことができる油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係る油圧ダイアフラムポンプの作動油補給
装置は、吸込弁および吐出弁を備えるポンプ室とエア抜
弁および油補給弁を備える油圧室との間に介装したダイ
アフラムを、油圧室の圧力を作動して油圧室およびポン
プ室を通る軸方向へ反転膨出するよう往復移動すること
により、ポンプ室に吸込および吐出作用を行うよう構成
した油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置におい
て、油圧室内に、ダイアフラムの膨出部に対接する凹部
を有するポペットを設け、このポペットを前記軸方向へ
進退させて油圧室と油補給弁との間の連通部を開閉する
よう構成したスリーブ状切換弁部材に揺動自在に枢着
し、前記凹部の前記膨出部に対する前記対接の姿勢を膨
出部の変形角度に対応させると共に、前記連通部の前記
開成を吸込工程におけるダイアフラムの下死点領域にお
いてのみ行なうよう構成することを特徴とする。
に、本発明に係る油圧ダイアフラムポンプの作動油補給
装置は、吸込弁および吐出弁を備えるポンプ室とエア抜
弁および油補給弁を備える油圧室との間に介装したダイ
アフラムを、油圧室の圧力を作動して油圧室およびポン
プ室を通る軸方向へ反転膨出するよう往復移動すること
により、ポンプ室に吸込および吐出作用を行うよう構成
した油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置におい
て、油圧室内に、ダイアフラムの膨出部に対接する凹部
を有するポペットを設け、このポペットを前記軸方向へ
進退させて油圧室と油補給弁との間の連通部を開閉する
よう構成したスリーブ状切換弁部材に揺動自在に枢着
し、前記凹部の前記膨出部に対する前記対接の姿勢を膨
出部の変形角度に対応させると共に、前記連通部の前記
開成を吸込工程におけるダイアフラムの下死点領域にお
いてのみ行なうよう構成することを特徴とする。
【0016】この場合、ポペットおよび切換弁部材が、
ダイアフラムから対接し押圧されていない状態では、切
換弁部材はばね手段により油圧室側へ所定距離進出して
連通部を閉成し、ポペットはその凹部をダイアフラムの
膨出部の変形角度に対応した姿勢に保持した状態で油圧
室内に突出するよう構成する。
ダイアフラムから対接し押圧されていない状態では、切
換弁部材はばね手段により油圧室側へ所定距離進出して
連通部を閉成し、ポペットはその凹部をダイアフラムの
膨出部の変形角度に対応した姿勢に保持した状態で油圧
室内に突出するよう構成する。
【0017】
【作用】本発明によれば、ポペットが、その凹部をダイ
アフラムの吸込工程における膨出部に対接し押圧された
状態で切換弁部材を後退させることにより、作動油の補
給が、ダイアフラムの下死点領域においてのみ行われ
る。しかも、この場合、ポペットは、切換弁部材に揺動
自在に枢着されて、その凹部を膨出部の変形角度に対応
する。すなわち、凹部と膨出部とは面接触により安定に
対接する。従って、作動油の過補給が防止されると同時
に、ダイアフラムの損傷も抑止される。
アフラムの吸込工程における膨出部に対接し押圧された
状態で切換弁部材を後退させることにより、作動油の補
給が、ダイアフラムの下死点領域においてのみ行われ
る。しかも、この場合、ポペットは、切換弁部材に揺動
自在に枢着されて、その凹部を膨出部の変形角度に対応
する。すなわち、凹部と膨出部とは面接触により安定に
対接する。従って、作動油の過補給が防止されると同時
に、ダイアフラムの損傷も抑止される。
【0018】
【実施例】次に、本発明に係る油圧ダイアフラムポンプ
の作動油補給装置の実施例につき、添付図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図5な
いし図7に示す従来の構造と同一の構成部分には同一の
参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
の作動油補給装置の実施例につき、添付図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図5な
いし図7に示す従来の構造と同一の構成部分には同一の
参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0019】図1において、本発明の油圧ダイアフラム
ポンプの基本的構成は、図5および図6に示す従来のそ
れと同一である。従って、重複するが、理解を便にする
ため再び説明すると、油圧ダイアフラムポンプは、吸込
弁10および吐出弁12を備えるポンプ室14と、エア
抜弁16および油補給弁18を備える油圧室20との間
に介装されたダイアフラム22を、ピストン24の往復
動により油圧室20内の作動油の圧力を作動して、油圧
室20およびポンプ室14を通る軸方向26へ反転膨出
するよう往復移動させることにより、ポンプ室14に吸
込および吐出作用を行わせるよう構成されている。な
お、図中、参照符号30は後部バックアッププレートお
よびコア部分を示すが、従来例における前部バックアッ
ププレートは、本発明により作動油の過補給が確実に防
止されることから省略されている。
ポンプの基本的構成は、図5および図6に示す従来のそ
れと同一である。従って、重複するが、理解を便にする
ため再び説明すると、油圧ダイアフラムポンプは、吸込
弁10および吐出弁12を備えるポンプ室14と、エア
抜弁16および油補給弁18を備える油圧室20との間
に介装されたダイアフラム22を、ピストン24の往復
動により油圧室20内の作動油の圧力を作動して、油圧
室20およびポンプ室14を通る軸方向26へ反転膨出
するよう往復移動させることにより、ポンプ室14に吸
込および吐出作用を行わせるよう構成されている。な
お、図中、参照符号30は後部バックアッププレートお
よびコア部分を示すが、従来例における前部バックアッ
ププレートは、本発明により作動油の過補給が確実に防
止されることから省略されている。
【0020】しかるに、本発明によれば、前記構成にお
いて、油圧室20内に、ダイアフラム22の膨出部38
に対接する凹部42aを有するポペット42を設け、こ
のポペット42を、コア部分30内でその中心軸線26
方向に進退させて油圧室20と油補給弁18との間の連
通部46を開閉するよう構成したスリーブ状切換弁部材
44に、球状軸受部48を介して揺動自在に枢着する。
これにより、機械的ロック機構、すなわち作動油補給装
置40を構成する。なお、連通部46は、コア部分30
の連通孔30a、切換弁部材44の流通路44a、連通
孔44bおよびコア部分30の流通路30から構成され
ている。そしてこれにより、改めて詳細に後述するが、
凹部42aの膨出部38に対する対接の姿勢を膨出部3
8の変形角度(中心軸線26からの偏心度)に対応させ
ると共に、連通部46の開成を吸込工程におけるダイア
フラム22の下死点領域においてのみ行なわせるよう構
成する。なお、切換弁部材44とコア部分30との間に
は、ばね部材50を介装し、これによりポペット42お
よび切換弁部材44がダイアフラム22から対接し押圧
されていない状態、すなわち図1の状態では(なお、後
述する図2は、凹部42aと膨出部38とが正に対接し
た時点の状態を示している)、切換弁部材44は、前記
ばね手段50により油圧室20側へ所定距離(規制突起
30cで規制される距離)進出して連通部46を閉成す
る。一方、ポペット42は、その凹部42aが膨出部3
8の前記変形角度に対応した姿勢(後述する図3および
図4に示す姿勢)に保持された状態で、油圧室20内に
突出するよう構成されている。
いて、油圧室20内に、ダイアフラム22の膨出部38
に対接する凹部42aを有するポペット42を設け、こ
のポペット42を、コア部分30内でその中心軸線26
方向に進退させて油圧室20と油補給弁18との間の連
通部46を開閉するよう構成したスリーブ状切換弁部材
44に、球状軸受部48を介して揺動自在に枢着する。
これにより、機械的ロック機構、すなわち作動油補給装
置40を構成する。なお、連通部46は、コア部分30
の連通孔30a、切換弁部材44の流通路44a、連通
孔44bおよびコア部分30の流通路30から構成され
ている。そしてこれにより、改めて詳細に後述するが、
凹部42aの膨出部38に対する対接の姿勢を膨出部3
8の変形角度(中心軸線26からの偏心度)に対応させ
ると共に、連通部46の開成を吸込工程におけるダイア
フラム22の下死点領域においてのみ行なわせるよう構
成する。なお、切換弁部材44とコア部分30との間に
は、ばね部材50を介装し、これによりポペット42お
よび切換弁部材44がダイアフラム22から対接し押圧
されていない状態、すなわち図1の状態では(なお、後
述する図2は、凹部42aと膨出部38とが正に対接し
た時点の状態を示している)、切換弁部材44は、前記
ばね手段50により油圧室20側へ所定距離(規制突起
30cで規制される距離)進出して連通部46を閉成す
る。一方、ポペット42は、その凹部42aが膨出部3
8の前記変形角度に対応した姿勢(後述する図3および
図4に示す姿勢)に保持された状態で、油圧室20内に
突出するよう構成されている。
【0021】そこで、このような構成からなる本発明の
作動油補給装置の作動につき、以下説明する。
作動油補給装置の作動につき、以下説明する。
【0022】まず、図1の状態は、油圧室20内に作動
油が適正に充填されていて、前述したようにポペット4
2および切換弁部材44がダイアフラム22から対接し
押圧されていない状態を示す。この場合、エア抜き等の
ために、油圧室20内の油量が減少すると、ダイアフラ
ム22は吸込工程におけるストローク(戻りストロー
ク)を全体的に図示の左側へ後退し、図2に拡大して示
すように、その膨出部38がポペット42の凹部42a
の図示の上端部と対接するに至る。
油が適正に充填されていて、前述したようにポペット4
2および切換弁部材44がダイアフラム22から対接し
押圧されていない状態を示す。この場合、エア抜き等の
ために、油圧室20内の油量が減少すると、ダイアフラ
ム22は吸込工程におけるストローク(戻りストロー
ク)を全体的に図示の左側へ後退し、図2に拡大して示
すように、その膨出部38がポペット42の凹部42a
の図示の上端部と対接するに至る。
【0023】次いで、更に油量が減少すると、ダイアフ
ラム22は更に図示の左側へ後退してポペット42を押
圧し、これによりポペット42は、図3に示すように、
切換弁部材44との間の球状軸受部48を回動中心とし
て、その凹部42aが膨出部38を含むダイアフラム2
2の全体と実質的に対接する姿勢(すなわち、膨出部3
8の変形角度に対応した姿勢)へと回動する。なお、図
3は、この正に回動した時点の状態を示しており、切換
弁部材44は図1および図2の状態から未だ移動してい
ない。
ラム22は更に図示の左側へ後退してポペット42を押
圧し、これによりポペット42は、図3に示すように、
切換弁部材44との間の球状軸受部48を回動中心とし
て、その凹部42aが膨出部38を含むダイアフラム2
2の全体と実質的に対接する姿勢(すなわち、膨出部3
8の変形角度に対応した姿勢)へと回動する。なお、図
3は、この正に回動した時点の状態を示しており、切換
弁部材44は図1および図2の状態から未だ移動してい
ない。
【0024】次いで、また更に油量が減少すると、ダイ
アフラム22は、また更に図示の左側へ後退して、ポペ
ット42および切換弁部材44を、ばね手段50に抗し
て同じく図示の左側へ移動し、これにより図4に示され
るように、連通部46(連通孔30a、流通路44a、
連通孔44bおよび流通路30b)が開成される。そし
て、この状態、すなわち、ダイアフラム22の吸込工程
における下死点領域にある状態において、油量がなお不
足していてダイアフラム22が、なお図示の左側へ移動
しようとする際には、油圧室20内に負圧が発生し、こ
れにより初めて作動油が、油補給弁18を開成して、連
通部46を通り油圧室20へ補給される。
アフラム22は、また更に図示の左側へ後退して、ポペ
ット42および切換弁部材44を、ばね手段50に抗し
て同じく図示の左側へ移動し、これにより図4に示され
るように、連通部46(連通孔30a、流通路44a、
連通孔44bおよび流通路30b)が開成される。そし
て、この状態、すなわち、ダイアフラム22の吸込工程
における下死点領域にある状態において、油量がなお不
足していてダイアフラム22が、なお図示の左側へ移動
しようとする際には、油圧室20内に負圧が発生し、こ
れにより初めて作動油が、油補給弁18を開成して、連
通部46を通り油圧室20へ補給される。
【0025】なお、ダイアフラム22が吐出工程に移行
して前進すると、ポペット42も、ばね手段50で前進
する切換弁部材44を介して油圧室20内へ突出するよ
う前進する。そして、この突出したポペット42に対し
て、吸込工程におけるダイアフラム22が繰返し対接す
るが、この場合ポペット42の凹部42aは、前述した
ように、ダイアフラム22膨出部38の変形角度に対応
した前記姿勢をそのままに保持しているので、前記対接
が繰返えされても、ダイアフラム22に対する損傷が抑
止されることは明らかである。
して前進すると、ポペット42も、ばね手段50で前進
する切換弁部材44を介して油圧室20内へ突出するよ
う前進する。そして、この突出したポペット42に対し
て、吸込工程におけるダイアフラム22が繰返し対接す
るが、この場合ポペット42の凹部42aは、前述した
ように、ダイアフラム22膨出部38の変形角度に対応
した前記姿勢をそのままに保持しているので、前記対接
が繰返えされても、ダイアフラム22に対する損傷が抑
止されることは明らかである。
【0026】また、この過程では、連通部46が閉成し
ているので、油圧室20内に仮に圧力の異常低下が発生
しても、作動油の補給が行われないことも明らかであ
る。
ているので、油圧室20内に仮に圧力の異常低下が発生
しても、作動油の補給が行われないことも明らかであ
る。
【0027】このように、本発明によれば、油補給弁か
ら油圧室内への作動油の補給は、ダイアフラムの吸込工
程における下死点領域においてのみ行われる。すなわ
ち、作動油補給装置を構成する切換弁部材が、吸込工程
におけるダイアフラムにより、同じく作動油補給装置を
構成するポペットを介して押圧し後退することにより、
油補給弁と油圧室との間を接続する連通部が開成し、そ
して更にこの時、油圧室内に負圧が発生して(すなわ
ち、作動油が不足して)、油補給が達成される。従っ
て、作動油の過補給が確実に防止される。しかも、ダイ
アフラムによるポペットに対する前記押圧は、ダイアフ
ラムの膨出部の変形角度に対応した姿勢に保持されてい
るポペットの凹部を介して行なわれよう構成されている
ので、前記押圧によるダイアフラムの損傷が抑止され
る。
ら油圧室内への作動油の補給は、ダイアフラムの吸込工
程における下死点領域においてのみ行われる。すなわ
ち、作動油補給装置を構成する切換弁部材が、吸込工程
におけるダイアフラムにより、同じく作動油補給装置を
構成するポペットを介して押圧し後退することにより、
油補給弁と油圧室との間を接続する連通部が開成し、そ
して更にこの時、油圧室内に負圧が発生して(すなわ
ち、作動油が不足して)、油補給が達成される。従っ
て、作動油の過補給が確実に防止される。しかも、ダイ
アフラムによるポペットに対する前記押圧は、ダイアフ
ラムの膨出部の変形角度に対応した姿勢に保持されてい
るポペットの凹部を介して行なわれよう構成されている
ので、前記押圧によるダイアフラムの損傷が抑止され
る。
【0028】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る油圧
ダイアフラムポンプの作動油補給装置は、油圧ダイアフ
ラムポンプの油圧室内に、ダイアフラムの膨出部に対接
する凹部を有するポペットを設け、このポペットを前記
軸方向へ進退させて油圧室と油補給弁との間の連通部を
開閉するよう構成したスリーブ状切換弁部材に揺動自在
に枢着し、前記凹部の前記膨出部に対する前記対接の姿
勢を膨出部の変形角度に対応させると共に、前記連通部
の前記開成を吸込工程におけるダイアフラムの下死点領
域においてのみ行なうよう構成したことにより、作動油
の過補給を確実に防止できると同時に、更にダイアフラ
ムの損傷を有効に抑止することが可能となる。
ダイアフラムポンプの作動油補給装置は、油圧ダイアフ
ラムポンプの油圧室内に、ダイアフラムの膨出部に対接
する凹部を有するポペットを設け、このポペットを前記
軸方向へ進退させて油圧室と油補給弁との間の連通部を
開閉するよう構成したスリーブ状切換弁部材に揺動自在
に枢着し、前記凹部の前記膨出部に対する前記対接の姿
勢を膨出部の変形角度に対応させると共に、前記連通部
の前記開成を吸込工程におけるダイアフラムの下死点領
域においてのみ行なうよう構成したことにより、作動油
の過補給を確実に防止できると同時に、更にダイアフラ
ムの損傷を有効に抑止することが可能となる。
【0030】すなわち、本発明によれば、油補給弁から
油圧室内への作動油の補給は、切換弁部材が、ダイアフ
ラムによりポペットを介して押圧し後退させることによ
り連通部が開成し、しかもこの時、油圧室内に負圧が発
生して(すなわち、作動油が不足して)、油補給が達成
される。従って、作動油が過補給されることはない。更
に、ダイアフラムによるポペットに対する前記押圧は、
ダイアフラムの膨出部の変形角度に対応した姿勢に保持
するポペットの凹部を介して行なうよう構成されている
ので、前記押圧によるダイアフラムの損傷が有効に抑止
される。
油圧室内への作動油の補給は、切換弁部材が、ダイアフ
ラムによりポペットを介して押圧し後退させることによ
り連通部が開成し、しかもこの時、油圧室内に負圧が発
生して(すなわち、作動油が不足して)、油補給が達成
される。従って、作動油が過補給されることはない。更
に、ダイアフラムによるポペットに対する前記押圧は、
ダイアフラムの膨出部の変形角度に対応した姿勢に保持
するポペットの凹部を介して行なうよう構成されている
ので、前記押圧によるダイアフラムの損傷が有効に抑止
される。
【図1】本発明に係る油圧ダイアフラムポンプの作動油
補給装置の一実施例を示す断面図である。
補給装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の要部拡大図であって、作動油補給構造の
ポペットにダイアフラムが正に対接した時点の状態を示
す。
ポペットにダイアフラムが正に対接した時点の状態を示
す。
【図3】図2に対応する要部拡大図であって、ポペット
が回動し、その凹部内の実質的全面にダイアフラムが対
接した時点の状態を示す。
が回動し、その凹部内の実質的全面にダイアフラムが対
接した時点の状態を示す。
【図4】図2および図3に対応する要部拡大図であっ
て、ダイアフラムおよびポペットにより切換弁部材が押
圧し移動して、これにより連通部が開成した時点の状態
を示す。
て、ダイアフラムおよびポペットにより切換弁部材が押
圧し移動して、これにより連通部が開成した時点の状態
を示す。
【図5】一般的な油圧ダイアフラムポンプの構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図6】従来の油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装
置の構成を示す断面図である。
置の構成を示す断面図である。
【図7】図6に示す従来の油圧ダイアフラムポンプのダ
イアフラムの動作状態を示す要部断面図である。
イアフラムの動作状態を示す要部断面図である。
10 吸込弁 12 吐出弁 14 ポンプ室 16 エア抜弁 18 油補給弁 20 油圧室 22 ダイアフラム 24 ピストン 26 中心軸線 30 後部バックアッププレート部分(コア部分) 30a 連通孔 30b 流通路 30c 規制突起 38 膨出部 40 作動油補給装置(機械的ロック機構) 42 ポペット 42a 凹部 44 切換弁部材 44a 流通路 44b 連通孔 46 連通部 48 球状軸受部 50 ばね手段 A ダイアフラムの取付け周辺部分 B ダイアフラムの膨出部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係る油圧ダイアフラムポンプの作動油補給
装置は、吸込弁および吐出弁を備えるポンプ室とエア抜
弁および油補給弁を備える油圧室との間に介装したダイ
アフラムを、油圧室の圧力を作動して油圧室およびポン
プ室を通る軸方向へ反転膨出するよう往復移動すること
により、ポンプ室に吸込および吐出作用を行うよう構成
した油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置におい
て、油圧室内に、ダイアフラムの膨出部に対接する凹部
を有する支持体を設け、この支持体を前記軸方向へ進退
させて油圧室と油補給弁との間の連通部を開閉するよう
構成したスリーブ状切換弁部材に揺動自在に枢着し、前
記凹部の前記膨出部に対する前記対接の姿勢を膨出部の
変形角度に対応させると共に、前記連通部の前記開成を
吸込工程におけるダイアフラムの下死点領域においての
み行なうよう構成することを特徴とする。
に、本発明に係る油圧ダイアフラムポンプの作動油補給
装置は、吸込弁および吐出弁を備えるポンプ室とエア抜
弁および油補給弁を備える油圧室との間に介装したダイ
アフラムを、油圧室の圧力を作動して油圧室およびポン
プ室を通る軸方向へ反転膨出するよう往復移動すること
により、ポンプ室に吸込および吐出作用を行うよう構成
した油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置におい
て、油圧室内に、ダイアフラムの膨出部に対接する凹部
を有する支持体を設け、この支持体を前記軸方向へ進退
させて油圧室と油補給弁との間の連通部を開閉するよう
構成したスリーブ状切換弁部材に揺動自在に枢着し、前
記凹部の前記膨出部に対する前記対接の姿勢を膨出部の
変形角度に対応させると共に、前記連通部の前記開成を
吸込工程におけるダイアフラムの下死点領域においての
み行なうよう構成することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】この場合、支持体および切換弁部材が、ダ
イアフラムから対接し押圧されていない状態では、切換
弁部材はばね手段により油圧室側へ所定距離進出して連
通部を閉成し、支持体はその凹部をダイアフラムの膨出
部の変形角度に対応した姿勢に保持した状態で油圧室内
に突出するよう構成する。
イアフラムから対接し押圧されていない状態では、切換
弁部材はばね手段により油圧室側へ所定距離進出して連
通部を閉成し、支持体はその凹部をダイアフラムの膨出
部の変形角度に対応した姿勢に保持した状態で油圧室内
に突出するよう構成する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【作用】本発明によれば、支持体が、その凹部をダイア
フラムの吸込工程における膨出部に対接し押圧された状
態で切換弁部材を後退させることにより、作動油の補給
が、ダイアフラムの下死点領域においてのみ行われる。
しかも、この場合、支持体は、切換弁部材に揺動自在に
枢着されて、その凹部を膨出部の変形角度に対応する。
すなわち、凹部と膨出部とは面接触により安定に対接す
る。従って、作動油の過補給が防止されると同時に、ダ
イアフラムの損傷も抑止される。
フラムの吸込工程における膨出部に対接し押圧された状
態で切換弁部材を後退させることにより、作動油の補給
が、ダイアフラムの下死点領域においてのみ行われる。
しかも、この場合、支持体は、切換弁部材に揺動自在に
枢着されて、その凹部を膨出部の変形角度に対応する。
すなわち、凹部と膨出部とは面接触により安定に対接す
る。従って、作動油の過補給が防止されると同時に、ダ
イアフラムの損傷も抑止される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】しかるに、本発明によれば、前記構成にお
いて、油圧室20内に、ダイアフラム22の膨出部38
に対接する凹部42aを有する支持体42を設け、この
支持体42を、コア部分30内でその中心軸線26方向
に進退させて油圧室20と油補給弁18との間の連通部
46を開閉するよう構成したスリーブ状切換弁部材44
に、球状軸受部48を介して揺動自在に枢着する。これ
により、機械的ロック機構、すなわち作動油補給装置4
0を構成する。なお、連通部46は、コア部分30の連
通孔30a、切換弁部材44の流通路44a、連通孔4
4bおよびコア部分30の流通路30から構成されてい
る。そしてこれにより、改めて詳細に後述するが、凹部
42aの膨出部38に対する対接の姿勢を膨出部38の
変形角度(中心軸線26からの偏心度)に対応させると
共に、連通部46の開成を吸込工程におけるダイアフラ
ム22の下死点領域においてのみ行なわせるよう構成す
る。なお、切換弁部材44とコア部分30との間には、
ばね部材50を介装し、これにより支持体42および切
換弁部材44がダイアフラム22から対接し押圧されて
いない状態、すなわち図1の状態では(なお、後述する
図2は、凹部42aと膨出部38とが正に対接した時点
の状態を示している)、切換弁部材44は、前記ばね手
段50により油圧室20側へ所定距離(規制突起30c
で規制される距離)進出して連通部46を閉成する。一
方、支持体42は、その凹部42aが膨出部38の前記
変形角度に対応した姿勢(後述する図3および図4に示
す姿勢)に保持された状態で、油圧室20内に突出する
よう構成されている。
いて、油圧室20内に、ダイアフラム22の膨出部38
に対接する凹部42aを有する支持体42を設け、この
支持体42を、コア部分30内でその中心軸線26方向
に進退させて油圧室20と油補給弁18との間の連通部
46を開閉するよう構成したスリーブ状切換弁部材44
に、球状軸受部48を介して揺動自在に枢着する。これ
により、機械的ロック機構、すなわち作動油補給装置4
0を構成する。なお、連通部46は、コア部分30の連
通孔30a、切換弁部材44の流通路44a、連通孔4
4bおよびコア部分30の流通路30から構成されてい
る。そしてこれにより、改めて詳細に後述するが、凹部
42aの膨出部38に対する対接の姿勢を膨出部38の
変形角度(中心軸線26からの偏心度)に対応させると
共に、連通部46の開成を吸込工程におけるダイアフラ
ム22の下死点領域においてのみ行なわせるよう構成す
る。なお、切換弁部材44とコア部分30との間には、
ばね部材50を介装し、これにより支持体42および切
換弁部材44がダイアフラム22から対接し押圧されて
いない状態、すなわち図1の状態では(なお、後述する
図2は、凹部42aと膨出部38とが正に対接した時点
の状態を示している)、切換弁部材44は、前記ばね手
段50により油圧室20側へ所定距離(規制突起30c
で規制される距離)進出して連通部46を閉成する。一
方、支持体42は、その凹部42aが膨出部38の前記
変形角度に対応した姿勢(後述する図3および図4に示
す姿勢)に保持された状態で、油圧室20内に突出する
よう構成されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】まず、図1の状態は、油圧室20内に作動
油が適正に充填されていて、前述したように支持体42
および切換弁部材44がダイアフラム22から対接し押
圧されていない状態を示す。この場合、エア抜き等のた
めに、油圧室20内の油量が減少すると、ダイアフラム
22は吸込工程におけるストローク(戻りストローク)
を全体的に図示の左側へ後退し、図2に拡大して示すよ
うに、その膨出部38が支持体42の凹部42aの図示
の上端部と対接するに至る。
油が適正に充填されていて、前述したように支持体42
および切換弁部材44がダイアフラム22から対接し押
圧されていない状態を示す。この場合、エア抜き等のた
めに、油圧室20内の油量が減少すると、ダイアフラム
22は吸込工程におけるストローク(戻りストローク)
を全体的に図示の左側へ後退し、図2に拡大して示すよ
うに、その膨出部38が支持体42の凹部42aの図示
の上端部と対接するに至る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】次いで、更に油量が減少すると、ダイアフ
ラム22は更に図示の左側へ後退して支持体42を押圧
し、これにより支持体42は、図3に示すように、切換
弁部材44との間の球状軸受部48を回動中心として、
その凹部42aが膨出部38を含むダイアフラム22の
全体と実質的に対接する姿勢(すなわち、膨出部38の
変形角度に対応した姿勢)へと回動する。なお、図3
は、この正に回動した時点の状態を示しており、切換弁
部材44は図1および図2の状態から未だ移動していな
い。
ラム22は更に図示の左側へ後退して支持体42を押圧
し、これにより支持体42は、図3に示すように、切換
弁部材44との間の球状軸受部48を回動中心として、
その凹部42aが膨出部38を含むダイアフラム22の
全体と実質的に対接する姿勢(すなわち、膨出部38の
変形角度に対応した姿勢)へと回動する。なお、図3
は、この正に回動した時点の状態を示しており、切換弁
部材44は図1および図2の状態から未だ移動していな
い。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】次いで、また更に油量が減少すると、ダイ
アフラム22は、また更に図示の左側へ後退して、支持
体42および切換弁部材44を、ばね手段50に抗して
同じく図示の左側へ移動し、これにより図4に示される
ように、連通部46(連通孔30a、流通路44a、連
通孔44bおよび流通路30b)が開成される。そし
て、この状態、すなわち、ダイアフラム22の吸込工程
における下死点領域にある状態において、油量がなお不
足していてダイアフラム22が、なお図示の左側へ移動
しようとする際には、油圧室20内に負圧が発生し、こ
れにより初めて作動油が、油補給弁18を開成して、連
通部46を通り油圧室20へ補給される。
アフラム22は、また更に図示の左側へ後退して、支持
体42および切換弁部材44を、ばね手段50に抗して
同じく図示の左側へ移動し、これにより図4に示される
ように、連通部46(連通孔30a、流通路44a、連
通孔44bおよび流通路30b)が開成される。そし
て、この状態、すなわち、ダイアフラム22の吸込工程
における下死点領域にある状態において、油量がなお不
足していてダイアフラム22が、なお図示の左側へ移動
しようとする際には、油圧室20内に負圧が発生し、こ
れにより初めて作動油が、油補給弁18を開成して、連
通部46を通り油圧室20へ補給される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】なお、ダイアフラム22が吐出工程に移行
して前進すると、支持体42も、ばね手段50で前進す
る切換弁部材44を介して油圧室20内へ突出するよう
前進する。そして、この突出した支持体42に対して、
吸込工程におけるダイアフラム22が繰返し対接する
が、この場合支持体42の凹部42aは、前述したよう
に、ダイアフラム22膨出部38の変形角度に対応した
前記姿勢をそのままに保持しているので、前記対接が繰
返えされても、ダイアフラム22に対する損傷が抑止さ
れることは明らかである。
して前進すると、支持体42も、ばね手段50で前進す
る切換弁部材44を介して油圧室20内へ突出するよう
前進する。そして、この突出した支持体42に対して、
吸込工程におけるダイアフラム22が繰返し対接する
が、この場合支持体42の凹部42aは、前述したよう
に、ダイアフラム22膨出部38の変形角度に対応した
前記姿勢をそのままに保持しているので、前記対接が繰
返えされても、ダイアフラム22に対する損傷が抑止さ
れることは明らかである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】このように、本発明によれば、油補給弁か
ら油圧室内への作動油の補給は、ダイアフラムの吸込工
程における下死点領域においてのみ行われる。すなわ
ち、作動油補給装置を構成する切換弁部材が、吸込工程
におけるダイアフラムにより、同じく作動油補給装置を
構成する支持体を介して押圧し後退することにより、油
補給弁と油圧室との間を接続する連通部が開成し、そし
て更にこの時、油圧室内に負圧が発生して(すなわち、
作動油が不足して)、油補給が達成される。従って、作
動油の過補給が確実に防止される。しかも、ダイアフラ
ムによる支持体に対する前記押圧は、ダイアフラムの膨
出部の変形角度に対応した姿勢に保持されている支持体
の凹部を介して行なわれよう構成されているので、前記
押圧によるダイアフラムの損傷が抑止される。
ら油圧室内への作動油の補給は、ダイアフラムの吸込工
程における下死点領域においてのみ行われる。すなわ
ち、作動油補給装置を構成する切換弁部材が、吸込工程
におけるダイアフラムにより、同じく作動油補給装置を
構成する支持体を介して押圧し後退することにより、油
補給弁と油圧室との間を接続する連通部が開成し、そし
て更にこの時、油圧室内に負圧が発生して(すなわち、
作動油が不足して)、油補給が達成される。従って、作
動油の過補給が確実に防止される。しかも、ダイアフラ
ムによる支持体に対する前記押圧は、ダイアフラムの膨
出部の変形角度に対応した姿勢に保持されている支持体
の凹部を介して行なわれよう構成されているので、前記
押圧によるダイアフラムの損傷が抑止される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る油圧
ダイアフラムポンプの作動油補給装置は、油圧ダイアフ
ラムポンプの油圧室内に、ダイアフラムの膨出部に対接
する凹部を有する支持体を設け、この支持体を前記軸方
向へ進退させて油圧室と油補給弁との間の連通部を開閉
するよう構成したスリーブ状切換弁部材に揺動自在に枢
着し、前記凹部の前記膨出部に対する前記対接の姿勢を
膨出部の変形角度に対応させると共に、前記連通部の前
記開成を吸込工程におけるダイアフラムの下死点領域に
おいてのみ行なうよう構成したことにより、作動油の過
補給を確実に防止できると同時に、更にダイアフラムの
損傷を有効に抑止することが可能となる。
ダイアフラムポンプの作動油補給装置は、油圧ダイアフ
ラムポンプの油圧室内に、ダイアフラムの膨出部に対接
する凹部を有する支持体を設け、この支持体を前記軸方
向へ進退させて油圧室と油補給弁との間の連通部を開閉
するよう構成したスリーブ状切換弁部材に揺動自在に枢
着し、前記凹部の前記膨出部に対する前記対接の姿勢を
膨出部の変形角度に対応させると共に、前記連通部の前
記開成を吸込工程におけるダイアフラムの下死点領域に
おいてのみ行なうよう構成したことにより、作動油の過
補給を確実に防止できると同時に、更にダイアフラムの
損傷を有効に抑止することが可能となる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】すなわち、本発明によれば、油補給弁から
油圧室内への作動油の補給は、切換弁部材が、ダイアフ
ラムにより支持体を介して押圧し後退させることにより
連通部が開成し、しかもこの時、油圧室内に負圧が発生
して(すなわち、作動油が不足して)、油補給が達成さ
れる。従って、作動油が過補給されることはない。更
に、ダイアフラムによる支持体に対する前記押圧は、ダ
イアフラムの膨出部の変形角度に対応した姿勢に保持す
る支持体の凹部を介して行なうよう構成されているの
で、前記押圧によるダイアフラムの損傷が有効に抑止さ
れる。
油圧室内への作動油の補給は、切換弁部材が、ダイアフ
ラムにより支持体を介して押圧し後退させることにより
連通部が開成し、しかもこの時、油圧室内に負圧が発生
して(すなわち、作動油が不足して)、油補給が達成さ
れる。従って、作動油が過補給されることはない。更
に、ダイアフラムによる支持体に対する前記押圧は、ダ
イアフラムの膨出部の変形角度に対応した姿勢に保持す
る支持体の凹部を介して行なうよう構成されているの
で、前記押圧によるダイアフラムの損傷が有効に抑止さ
れる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧ダイアフラムポンプの作動油
補給装置の一実施例を示す断面図である。
補給装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の要部拡大図であって、作動油補給構造の
支持体にダイアフラムが正に対接した時点の状態を示
す。
支持体にダイアフラムが正に対接した時点の状態を示
す。
【図3】図2に対応する要部拡大図であって、支持体が
回動し、その凹部内の実質的全面にダイアフラムが対接
した時点の状態を示す。
回動し、その凹部内の実質的全面にダイアフラムが対接
した時点の状態を示す。
【図4】図2および図3に対応する要部拡大図であっ
て、ダイアフラムおよび支持体により切換弁部材が押圧
し移動して、これにより連通部が開成した時点の状態を
示す。
て、ダイアフラムおよび支持体により切換弁部材が押圧
し移動して、これにより連通部が開成した時点の状態を
示す。
【図5】一般的な油圧ダイアフラムポンプの構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図6】従来の油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装
置の構成を示す断面図である。
置の構成を示す断面図である。
【図7】図6に示す従来の油圧ダイアフラムポンプのダ
イアフラムの動作状態を示す要部断面図である。
イアフラムの動作状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】 10 吸込弁 12 吐出弁 14 ポンプ室 16 エア抜弁 18 油補給弁 20 油圧室 22 ダイアフラム 24 ピストン 26 中心軸線 30 後部バックアッププレート部分(コア部分) 30a 連通孔 30b 流通路 30c 規制突起 38 膨出部 40 作動油補給装置(機械的ロック機構) 42 支持体 42a 凹部 44 切換弁部材 44a 流通路 44b 連通孔 46 連通部 48 球状軸受部 50 ばね手段 A ダイアフラムの取付け周辺部分 B ダイアフラムの膨出部分
Claims (2)
- 【請求項1】 吸込弁および吐出弁を備えるポンプ室と
エア抜弁および油補給弁を備える油圧室との間に介装し
たダイアフラムを、油圧室の圧力を作動して油圧室およ
びポンプ室を通る軸方向へ反転膨出するよう往復移動す
ることにより、ポンプ室に吸込および吐出作用を行うよ
う構成した油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置に
おいて、 油圧室内に、ダイアフラムの膨出部に対接する凹部を有
するポペットを設け、このポペットを前記軸方向へ進退
させて油圧室と油補給弁との間の連通部を開閉するよう
構成したスリーブ状切換弁部材に揺動自在に枢着し、前
記凹部の前記膨出部に対する前記対接の姿勢を膨出部の
変形角度に対応させると共に、前記連通部の前記開成を
吸込工程におけるダイアフラムの下死点領域においての
み行なうよう構成することを特徴とする油圧ダイアフラ
ムポンプの作動油補給装置。 - 【請求項2】 ポペットおよび切換弁部材が、ダイアフ
ラムから対接し押圧されていない状態では、切換弁部材
はばね手段により油圧室側へ所定距離進出して連通部を
閉成し、ポペットはその凹部をダイアフラムの膨出部の
変形角度に対応した姿勢に保持した状態で油圧室内に突
出してなる請求項1記載の油圧ダイアフラムポンプの作
動油補給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16090893A JPH089990B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16090893A JPH089990B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0777165A true JPH0777165A (ja) | 1995-03-20 |
| JPH089990B2 JPH089990B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=15724937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16090893A Expired - Fee Related JPH089990B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 油圧ダイアフラムポンプの作動油補給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089990B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999041502A1 (en) | 1998-02-17 | 1999-08-19 | Nikkiso Company Limited | Diaphragm pump |
| CN107806406A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-03-16 | 项达章 | 一种均压限位补油的液压隔膜计量泵 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16090893A patent/JPH089990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999041502A1 (en) | 1998-02-17 | 1999-08-19 | Nikkiso Company Limited | Diaphragm pump |
| US6481982B1 (en) | 1998-02-17 | 2002-11-19 | Nikkiso Company Limited | Diaphragm pump having a mechanism for preventing the breakage of the diaphragm when a discharge check valve is not completely closed due to the insertion of foreign matter into the valve |
| CN107806406A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-03-16 | 项达章 | 一种均压限位补油的液压隔膜计量泵 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH089990B2 (ja) | 1996-01-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |