JPH0777171B2 - 複合磁芯 - Google Patents

複合磁芯

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JPH0777171B2
JPH0777171B2 JP2334194A JP33419490A JPH0777171B2 JP H0777171 B2 JPH0777171 B2 JP H0777171B2 JP 2334194 A JP2334194 A JP 2334194A JP 33419490 A JP33419490 A JP 33419490A JP H0777171 B2 JPH0777171 B2 JP H0777171B2
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Inventor
芳一 高田
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日本鋼管株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明はトランス、リアクトル、モータなどの磁芯(コ
ア)に関するもので、特に磁歪騒音の小さい複合磁芯を
提供するものである。
(従来の技術) トランス、リアクトル、モータの磁芯からは磁歪による
騒音が発生することは公知の如くで、近年これらの機器
が高周波化されつつあるに伴い、高周波騒音が発生し深
刻な問題となっている。然してこの磁歪騒音を低減する
には磁歪の小さな材料、例えば6.5%けい素鋼板(実際
のけい素量は6.4〜6.7wt%)を磁芯材料として用いれば
よいが、磁歪の低い材料は一般に磁束密度が低く高価で
ある。そこで磁芯を他の材料と複合化することが検討さ
れており、1990年電気関係学会東海支部連合大会にて公
表された方法はその1例であって、この方法によれば磁
芯の両端10〜20%(積層枚数比率)を6.5%けい素鋼板
とし、中心を低級けい素鋼板とすることにより騒音が低
下できることを示している。
(発明が解決しようとする課題) 上記した1990年電気関係学会東海支部連合大会で公表の
方法は騒音低下ができ、また磁束密度も高くなるので優
れた方法であるが、その騒音低下はすべてを6.5%けい
素鋼板としたものに比較して、なお2dB(Aスケール)
程騒音が大きいものであり、騒音低減効果が必ずしも満
足し得るものとなし得ない。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 本発明は上記したような従来のものの課題を解消すべく
検討を重ね磁芯の低騒音化を有効に達成したものであっ
て、部分的に使用する低磁歪材料の使用量を減少し、ま
た内側により磁歪の大きな低級材料の使用を可能ならし
め、部分的に磁歪の低い材料を用いて100%磁歪の低い
材料を用いたものと同じ騒音低減効果を得ることに成功
したものであって、以下の如くである。
磁歪の絶対値が10-6以下で、且つ中心線平均粗さが0.3
μm以上3μm以下のけい素鋼板積層で、磁歪の絶対値
が10-6以上のけい素鋼板積層をはさみ込んだことを特徴
とする複合磁芯。
(作用) 本発明者は部分的に6.5%けい素鋼板を使用しながら、
すべてを6.5%けい素鋼板を使用したものと同じ騒音低
減効果を得ることについて検討した結果、6.5%けい素
鋼板の表面粗さを、ある程度以上に粗くすることにより
目的を達成できることを知見した。即ち表面粗さを中心
線平均粗さ(Ra)で0.3μm以上とすることにより、す
べてを6.5%けい素鋼板で作った磁芯と同じ騒音値とな
ることを確認したもので、この原因は以下のように推定
される。
即ち、6.5%けい素鋼板を磁芯の両端、つまり磁芯の表
面に配置することにより騒音が低下するのは、騒音強度
は騒音源表面の震動強度により決定され、この表面震動
強度は表面にある材質によって決定されるが、同時に中
心部にある材料からの震動によっても決まる。この中心
部からの震動を押さえきれないことが前述したような従
来技術の問題点となっており、震動の伝播を押さえるに
は空気層が有効であって、この空気層を形成するのに表
面粗さを大きくすることが有効となると推定される。
しかし、この粗さが大きくなりすぎると、また騒音が大
きくなる。この原因は粗さが一定以上に大きくなると磁
芯の占積率が低下し、磁芯の性能を一定に保つためには
磁束密度を高くすることが必要になり、その結果、騒音
が増大するもので、検討の結果粗さが3μm(Ra)以上
で騒音増加が顕著となる。
磁歪10-6: 磁歪が5×10-6〜-10-6の種々のけい素鋼板を用い、中
心部が磁歪の大きなけい素鋼板で、両端各々10%が磁歪
の小さなけい素鋼板から成る磁芯を作り、それらの騒音
を測定し、両端に配置したけい素鋼板の磁歪値が騒音に
及ぼす効果を要約して示すと第1図の如くであって、磁
歪が10-6以下の場合において騒音が顕著に低下する。
一般に軟磁性材料の磁歪絶対値は0〜30×10-6の範囲に
ある。従って10-6以下とは、0〜10-6であり、これに該
当する材料としては、けい素を6〜7wt%含有するけい
素鋼板、パーマロイ、センダストがある。
磁歪が10-6以上とは、10-6(含まず)〜30×10-6であ
り、これに該当する材料として、けい素含有量6wt%以
下のけい素鋼板、純鉄、アモルファス、フエライト、パ
ーメンダーがある。
表面粗さについては後述する実施例1に関し第2図に示
す如くであって、0.3〜3μmとすることにより、すべ
てが低磁歪材料の場合の騒音レベルである55dB以下とな
る。
(実施例) 本発明によるものの具体的な実施例について説明する
と、以下の如くである。
実施例1 磁歪が5×10-6の無方向性けい素鋼板を中心部に、又磁
歪が0.2×10-6の6.5%無方向性けい素鋼板を両端に配置
したモータ・コア(ステータ)を作成した。
6.5%けい素鋼板の量は片側10%づつとし、表面粗さを
変えて騒音を測定した結果は第2図の如くである。
即ちこの第2図によるときは前記したような本発明に従
うことにより磁芯すべてを低磁歪材料とした場合と同じ
効果が得られることが確認される。
実施例2 磁歪が−1.3×10-6の方向性けい素鋼板と、磁歪が0.1×
10-6の6.5%けい素鋼板を用い、カットコアを作成し
た。カットコアの最内層と最外層、各々5%を6.5%け
い素鋼板とし、この6.5けい素鋼板は表面粗さが0.1μm
と、1.1μmものもを用いた。
また、表面粗さが0.1μmの6.5%けい素鋼板だけで比較
用のコアを作成した。
各々のコアを1KHzの矩形波により作動させて騒音を測定
した結果を要約して示すと次の第1表の如くであった。
即ち、この第1表によるときは本発明によることによ
り、総てが低磁歪材料を用いたものと同じ低騒音性が得
られることを知った。
実施例3 磁歪が−1.3×10-6の方向性けい素鋼板と、磁歪が0.2×
10-6の6.5%けい素鋼板を用い、積みトランス(3KVA)
を作成した。6.5%けい素鋼板は最外層各々8%使用し
た。6.5%けい素鋼板は表面粗さ(Ra)1.3μmと3.6μ
mのものを用いた。
トランスの出力を一定の条件で騒音を測定した結果は次
の第2表に示す如くである。
即ち、この第2表によるときは本発明により騒音がより
低下せしめられることは明らかである。
実施例4 磁歪が0.2×10-6で、表面粗さが0.1μm(Ra)と1.1μ
m(Ra)の6.5%けい素鋼板および磁歪が5×10-6の3.5
けい素鋼板ならびに磁歪が6×10-6の1.5%けい素鋼板
を用いて積トランスコアを作成した。コアの両端は6.5
%けい素鋼板とし、中心部は3.5%もしくは1.5%けい素
鋼板とし、6.5%けい素鋼板の積層枚数比率を0〜100%
の範囲で変えた。
トランスを500Hz矩形波で駆動したときの騒音を測定し
た結果は第3図に示し、又この第3図におけるトランス
A〜Dの記号については該図の上部に表として示す如く
である。
トランスAとBの比較、あるいはCとDの比較により本
発明に従ったものが磁芯騒音の低下する様相が明らかで
ある。また同じ騒音レベルであれば本発明によることに
よりコスト高の低磁歪材料の比率を低下し得ることが理
解される。更にトランスAとDの比較によって本発明に
より中心部にコストの低い高磁歪材料を用いても高コス
トの低磁歪材料を用いたものと同等の効果が得られるこ
とが明らかである。
「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは、部分的に用い
られる低磁歪材料の使用量を減少し、また内側により磁
歪の大きな低級材料の採用を可能ならしめ、しかも一部
に磁歪の低い材料を用いたものにより全部が低磁歪材料
を用いたものと同等ないしそれ以上の騒音低減効果を得
しめ有利な複合磁芯を提供し得るものであって、工業的
にその効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は両端に各々10%が磁歪の小さいけい素鋼板から成る磁
芯についての両端配置けい素鋼板の磁歪の値が騒音に及
ぼす効果を示した図表、第2図は実施例1について表面
粗さの騒音に及ぼす効果を示した図表、第3図は実施例
4について低磁歪材の積層枚数比率の騒音に及ぼす効果
を要約して示した図表である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H02K 1/02 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁歪の絶対値が10-6以下で、且つ中心線平
    均粗さが0.3μm以上3μm以下のけい素鋼板積層で、
    磁歪の絶対値が10-6以上のけい素鋼板積層をはさみ込ん
    だことを特徴とする複合磁芯。
JP2334194A 1990-11-30 1990-11-30 複合磁芯 Expired - Fee Related JPH0777171B2 (ja)

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JPH04206609A JPH04206609A (ja) 1992-07-28
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