JPH0777236A - 流体封入式防振装置 - Google Patents
流体封入式防振装置Info
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- JPH0777236A JPH0777236A JP18061893A JP18061893A JPH0777236A JP H0777236 A JPH0777236 A JP H0777236A JP 18061893 A JP18061893 A JP 18061893A JP 18061893 A JP18061893 A JP 18061893A JP H0777236 A JPH0777236 A JP H0777236A
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- coil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動板を加振するための電磁力を、小型の永
久磁石を用いて効率的に得ることのできる流体封入式防
振装置を提供すること。 【構成】 流体室48の壁部の一部を構成する振動板4
4に可動コイル58を取り付ける一方、ヨーク部材62
に永久磁石72を接続して、可動コイル58の配設部位
に環状のギャップ部76を有する閉状の磁路を形成する
と共に、かかるヨーク部材62に電磁石コイル78を装
着することにより、ギャップ部76に配設される可動コ
イル58に対して、永久磁石72による磁力と電磁石コ
イル78による磁力とが相加的に及ぼされるようにし
た。
久磁石を用いて効率的に得ることのできる流体封入式防
振装置を提供すること。 【構成】 流体室48の壁部の一部を構成する振動板4
4に可動コイル58を取り付ける一方、ヨーク部材62
に永久磁石72を接続して、可動コイル58の配設部位
に環状のギャップ部76を有する閉状の磁路を形成する
と共に、かかるヨーク部材62に電磁石コイル78を装
着することにより、ギャップ部76に配設される可動コ
イル58に対して、永久磁石72による磁力と電磁石コ
イル78による磁力とが相加的に及ぼされるようにし
た。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、内部に形成された流体室の壁部
の一部を加振して内圧を制御することにより防振特性を
切換制御するようにした流体封入式防振装置に係り、特
に壁部の加振力として大きな電磁力を得ることが可能
で、それによって防振特性の切換制御を安定して行なう
ことのできる流体封入式防振装置に関するものである。
の一部を加振して内圧を制御することにより防振特性を
切換制御するようにした流体封入式防振装置に係り、特
に壁部の加振力として大きな電磁力を得ることが可能
で、それによって防振特性の切換制御を安定して行なう
ことのできる流体封入式防振装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、振動伝達系を構成する部材間に
介装される防振装置の一種として、それぞれ、防振連結
乃至は支持される部材の各一方に取り付けられる第一の
支持金具と第二の支持金具を、それら両金具間に介装さ
れたゴム弾性体により連結せしめてなる構造のものが知
られており、例えば、自動車用エンジンマウントやサス
ペンション・ブッシュ等として用いられてきている。
介装される防振装置の一種として、それぞれ、防振連結
乃至は支持される部材の各一方に取り付けられる第一の
支持金具と第二の支持金具を、それら両金具間に介装さ
れたゴム弾性体により連結せしめてなる構造のものが知
られており、例えば、自動車用エンジンマウントやサス
ペンション・ブッシュ等として用いられてきている。
【0003】また、近年では、より高度な防振特性を実
現するための一つの手段として、実開平3−73741
号公報等に、壁部の一部がゴム弾性体にて構成されて、
内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室を形成す
ると共に、該流体室の壁部の別の一部を振動板にて構成
し、この振動板を加振することにより、流体室の内圧を
制御せしめて防振特性を切換制御するようにしたもの
が、提案されている。
現するための一つの手段として、実開平3−73741
号公報等に、壁部の一部がゴム弾性体にて構成されて、
内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室を形成す
ると共に、該流体室の壁部の別の一部を振動板にて構成
し、この振動板を加振することにより、流体室の内圧を
制御せしめて防振特性を切換制御するようにしたもの
が、提案されている。
【0004】ところで、前記公報等に開示された従来の
流体封入式防振装置においては、振動板の背後にリング
状の永久磁石が配設されると共に、振動板に連結された
可動コイルが、かかる永久磁石の内周面に対向位置せし
められており、可動コイルへの通電によって、振動板を
加振するための電磁力が生ぜしめられるようになってい
る。
流体封入式防振装置においては、振動板の背後にリング
状の永久磁石が配設されると共に、振動板に連結された
可動コイルが、かかる永久磁石の内周面に対向位置せし
められており、可動コイルへの通電によって、振動板を
加振するための電磁力が生ぜしめられるようになってい
る。
【0005】しかしながら、このような電磁駆動手段で
は、使用する永久磁石の重量や可動コイルへの通電量に
比して、得られる電磁力の効率が極めて悪いために、振
動板の加振力を十分に得ることが難しく、流体室の内圧
制御が困難となって、実用上、満足できる防振特性を得
ることができないという問題があった。
は、使用する永久磁石の重量や可動コイルへの通電量に
比して、得られる電磁力の効率が極めて悪いために、振
動板の加振力を十分に得ることが難しく、流体室の内圧
制御が困難となって、実用上、満足できる防振特性を得
ることができないという問題があった。
【0006】なお、大きな加振力(電磁力)を得るため
に、大型の永久磁石を採用することも考えられるが、永
久磁石を大型化することは、高価で希少資源である磁石
材料が多く必要となるために、現実的でない。
に、大型の永久磁石を採用することも考えられるが、永
久磁石を大型化することは、高価で希少資源である磁石
材料が多く必要となるために、現実的でない。
【0007】また、大きな加振力を得るために、可動コ
イルの巻線数を多くすることも考えられるが、可動コイ
ルの巻線数を多くすると、振動板を含む可動部分の総重
量が増加して、振動板を目的とする周波数で加振するこ
とが難しくなるという問題が惹起されるために、有効な
手段とはいい難い。
イルの巻線数を多くすることも考えられるが、可動コイ
ルの巻線数を多くすると、振動板を含む可動部分の総重
量が増加して、振動板を目的とする周波数で加振するこ
とが難しくなるという問題が惹起されるために、有効な
手段とはいい難い。
【0008】或いはまた、大きな加振力を得るために、
可動コイルへの通電量を大きくすることも考えられる
が、可動コイルへの通電量を大きくすると、可動コイル
の発熱量が増大して永久磁石やゴム弾性体、封入流体等
に悪影響を及ぼすおそれがある。そして、特に、可動コ
イルは、外部空間に露呈されていない振動板に取り付け
られており、可動コイルの発生熱が外部に放熱され難い
構造となっているために、可動コイルへの通電量を大き
くすると、発生熱が防振装置内部にこもって高温になり
易いという問題を内在していた。
可動コイルへの通電量を大きくすることも考えられる
が、可動コイルへの通電量を大きくすると、可動コイル
の発熱量が増大して永久磁石やゴム弾性体、封入流体等
に悪影響を及ぼすおそれがある。そして、特に、可動コ
イルは、外部空間に露呈されていない振動板に取り付け
られており、可動コイルの発生熱が外部に放熱され難い
構造となっているために、可動コイルへの通電量を大き
くすると、発生熱が防振装置内部にこもって高温になり
易いという問題を内在していた。
【0009】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、振動板を加振するための電磁力を、小型の
永久磁石によって有利に得ることのできる流体封入式防
振装置を提供することにある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、振動板を加振するための電磁力を、小型の
永久磁石によって有利に得ることのできる流体封入式防
振装置を提供することにある。
【0010】また、本発明は、振動板を加振するための
電磁力を、巻線数が少ない軽量の可動コイルによって有
利に得ることのできる流体封入式防振装置を提供するこ
とも、目的とする。
電磁力を、巻線数が少ない軽量の可動コイルによって有
利に得ることのできる流体封入式防振装置を提供するこ
とも、目的とする。
【0011】更にまた、本発明は、振動板を加振するた
めの電磁力を、少ない可動コイルへの通電量によって有
利に得ることのできる流体封入式防振装置を提供するこ
とも、目的とする。
めの電磁力を、少ない可動コイルへの通電量によって有
利に得ることのできる流体封入式防振装置を提供するこ
とも、目的とする。
【0012】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、互いに所定距離を隔
てて配された第一の支持金具と第二の支持金具をゴム弾
性体にて連結すると共に、内部に所定の非圧縮性流体が
封入された流体室を、かかるゴム弾性体にて壁部の一部
を構成して設けてなる流体封入式防振装置において、前
記流体室の壁部の一部を変位可能な振動板にて構成する
と共に、該振動板の背後にリング状の可動コイルを配設
して該振動板に連結する一方、かかる可動コイルの内側
に位置する内側ヨーク部と該可動コイルの外側に位置す
る外側ヨーク部を有するヨーク部材を永久磁石に接続し
て、前記可動コイルの配設部位に環状のギャップ部を有
する閉状の磁路を形成すると共に、励磁により前記永久
磁石と同一方向の磁力線を前記ヨーク部材に生ぜしめる
電磁石コイルを装着したことにある。
に、本発明の特徴とするところは、互いに所定距離を隔
てて配された第一の支持金具と第二の支持金具をゴム弾
性体にて連結すると共に、内部に所定の非圧縮性流体が
封入された流体室を、かかるゴム弾性体にて壁部の一部
を構成して設けてなる流体封入式防振装置において、前
記流体室の壁部の一部を変位可能な振動板にて構成する
と共に、該振動板の背後にリング状の可動コイルを配設
して該振動板に連結する一方、かかる可動コイルの内側
に位置する内側ヨーク部と該可動コイルの外側に位置す
る外側ヨーク部を有するヨーク部材を永久磁石に接続し
て、前記可動コイルの配設部位に環状のギャップ部を有
する閉状の磁路を形成すると共に、励磁により前記永久
磁石と同一方向の磁力線を前記ヨーク部材に生ぜしめる
電磁石コイルを装着したことにある。
【0013】
【作用および発明の効果】すなわち、このような本発明
に従う構造とされた流体封入式防振装置においては、可
動コイルが配設される領域が、閉磁路形態をもって形成
された磁路上のギャップ部によって構成されていること
から、磁束の漏れが効果的に抑えられて、かかる領域に
おける磁束密度の向上と均一化が有利に図られ得る。
に従う構造とされた流体封入式防振装置においては、可
動コイルが配設される領域が、閉磁路形態をもって形成
された磁路上のギャップ部によって構成されていること
から、磁束の漏れが効果的に抑えられて、かかる領域に
おける磁束密度の向上と均一化が有利に図られ得る。
【0014】しかも、磁路を形成するヨーク部材に対し
て、永久磁石と電磁石コイルが直列的に配設されている
ことから、それら永久磁石と電磁石コイルによる磁力線
が相加的に作用して、可動コイルが配設される領域の磁
束密度の向上が、一層有利に達成され得る。
て、永久磁石と電磁石コイルが直列的に配設されている
ことから、それら永久磁石と電磁石コイルによる磁力線
が相加的に作用して、可動コイルが配設される領域の磁
束密度の向上が、一層有利に達成され得る。
【0015】それ故、本発明に係る流体封入式防振装置
においては、可動コイルに対して大きな磁力が及ぼされ
て、可動コイルへの通電時に大きな電磁力が生ぜしめら
れるのであり、その結果、振動板の加振を十分な駆動力
をもって、且つ安定して行なうことが可能となり、目的
とする防振特性が高度に且つ安定して発揮され得るので
ある。
においては、可動コイルに対して大きな磁力が及ぼされ
て、可動コイルへの通電時に大きな電磁力が生ぜしめら
れるのであり、その結果、振動板の加振を十分な駆動力
をもって、且つ安定して行なうことが可能となり、目的
とする防振特性が高度に且つ安定して発揮され得るので
ある。
【0016】また、かかる流体封入式防振装置において
は、永久磁石によって可動コイルに及ぼされる磁力が電
磁石コイルによって補完されることから、小型の永久磁
石を用いて、振動板を加振するための電磁力を有利に得
ることができるのであり、それによって、高価で且つ希
少資源である磁石材料の使用量の低減が図られる。
は、永久磁石によって可動コイルに及ぼされる磁力が電
磁石コイルによって補完されることから、小型の永久磁
石を用いて、振動板を加振するための電磁力を有利に得
ることができるのであり、それによって、高価で且つ希
少資源である磁石材料の使用量の低減が図られる。
【0017】更にまた、かかる流体封入式防振装置にお
いては、可動コイルの配設されるギャップ部が高磁束密
度化されることから、巻線数の少ない軽量の可動コイル
を用いて、振動板を加振するための電磁力を有利に得る
ことができるのであり、それによって、振動板を含む可
動部分の軽量化が図られて、振動板の加振制御が容易と
なる。
いては、可動コイルの配設されるギャップ部が高磁束密
度化されることから、巻線数の少ない軽量の可動コイル
を用いて、振動板を加振するための電磁力を有利に得る
ことができるのであり、それによって、振動板を含む可
動部分の軽量化が図られて、振動板の加振制御が容易と
なる。
【0018】さらに、かかる流体封入式防振装置におい
ては、可動コイルの配設されるギャップ部が高磁束密度
化されることから、少ない可動コイルへの通電量によっ
て、振動板を加振するための電磁力を有利に得ることが
できるのであり、それによって、可動コイルの発熱が抑
えられ、種々の熱害が防止され得る。
ては、可動コイルの配設されるギャップ部が高磁束密度
化されることから、少ない可動コイルへの通電量によっ
て、振動板を加振するための電磁力を有利に得ることが
できるのであり、それによって、可動コイルの発熱が抑
えられ、種々の熱害が防止され得る。
【0019】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0020】図1には、本発明の一実施例としての自動
車用エンジンマウントが示されている。なお、以下の説
明中、上方および下方とは、図1中の上方および下方を
いう。
車用エンジンマウントが示されている。なお、以下の説
明中、上方および下方とは、図1中の上方および下方を
いう。
【0021】本実施例のエンジンマウントは、互いに所
定距離を隔てて対向配置された第一の支持金具10と第
二の支持金具12が、それらの間に介装されたゴム弾性
体14により弾性的に連結されてなる構造とされてい
る。そして、このエンジンマウントは、第一の支持金具
10および第二の支持金具12の各一方が、パワーユニ
ット側またはボデー側に取り付けられることにより、パ
ワーユニットをボデーに防振支持せしめるようになって
いる。
定距離を隔てて対向配置された第一の支持金具10と第
二の支持金具12が、それらの間に介装されたゴム弾性
体14により弾性的に連結されてなる構造とされてい
る。そして、このエンジンマウントは、第一の支持金具
10および第二の支持金具12の各一方が、パワーユニ
ット側またはボデー側に取り付けられることにより、パ
ワーユニットをボデーに防振支持せしめるようになって
いる。
【0022】より詳細には、第一の支持金具10は、そ
れぞれ開口部に外フランジ部16,18が設けられた略
有底円筒形状の上金具20と下金具22が、互いに開口
部を突き合わせて重ね合わされ、ボルト連結されること
により、構成されている。なお、上金具20の底壁部に
は、パワーユニット側またはボデー側に取り付けるため
の取付ボルト24が、外方に突出して立設されている。
れぞれ開口部に外フランジ部16,18が設けられた略
有底円筒形状の上金具20と下金具22が、互いに開口
部を突き合わせて重ね合わされ、ボルト連結されること
により、構成されている。なお、上金具20の底壁部に
は、パワーユニット側またはボデー側に取り付けるため
の取付ボルト24が、外方に突出して立設されている。
【0023】また、第一の支持金具10の内部には、上
下金具20,22間に空所が形成されている。そして、
この空所内に略薄肉円板形状の可撓性膜26が収容配置
されており、外周縁部を上下金具20,22間で挟持さ
れている。それによって、かかる空所が、可撓性膜26
を挟んで、上金具20側と下金具22側とに、流体密に
二分されている。
下金具20,22間に空所が形成されている。そして、
この空所内に略薄肉円板形状の可撓性膜26が収容配置
されており、外周縁部を上下金具20,22間で挟持さ
れている。それによって、かかる空所が、可撓性膜26
を挟んで、上金具20側と下金具22側とに、流体密に
二分されている。
【0024】更にまた、上金具20の周壁部には通孔2
8が貫設されており、この通孔28を通じて、上金具2
0内に形成された空所が外部に連通されている。また一
方、下金具22の底壁部には円板形状のオリフィス金具
30が重ね合わされ、ボルト固定されており、それら両
金具22,30の重ね合わせ面間にオリフィス通路32
が形成されている。
8が貫設されており、この通孔28を通じて、上金具2
0内に形成された空所が外部に連通されている。また一
方、下金具22の底壁部には円板形状のオリフィス金具
30が重ね合わされ、ボルト固定されており、それら両
金具22,30の重ね合わせ面間にオリフィス通路32
が形成されている。
【0025】さらに、下金具22には、ゴム弾性体14
が加硫接着されている。このゴム弾性体14は、テーパ
付の略円筒形状を呈しており、その小径側の開口端面に
下金具22の筒壁部外周面が加硫接着されている。それ
によって、ゴム弾性体14の小径側開口部が第一の支持
金具10にて閉塞されて、該ゴム弾性体14の内部に、
下方に向かって開口する凹所34が形成されている。
が加硫接着されている。このゴム弾性体14は、テーパ
付の略円筒形状を呈しており、その小径側の開口端面に
下金具22の筒壁部外周面が加硫接着されている。それ
によって、ゴム弾性体14の小径側開口部が第一の支持
金具10にて閉塞されて、該ゴム弾性体14の内部に、
下方に向かって開口する凹所34が形成されている。
【0026】また、ゴム弾性体14には、その軸方向中
間部分に、座屈を防止する拘束リング36が加硫接着さ
れている。更にまた、ゴム弾性体14の大径側の開口端
面には、円環形状の連結金具38が加硫接着されてい
る。
間部分に、座屈を防止する拘束リング36が加硫接着さ
れている。更にまた、ゴム弾性体14の大径側の開口端
面には、円環形状の連結金具38が加硫接着されてい
る。
【0027】そして、この連結金具38に、第二の支持
金具12が取り付けられている。かかる第二の支持金具
12は、中央孔42を有する略円環形状を呈しており、
連結金具38に対して軸方向に重ね合わされ、ボルト固
定されている。
金具12が取り付けられている。かかる第二の支持金具
12は、中央孔42を有する略円環形状を呈しており、
連結金具38に対して軸方向に重ね合わされ、ボルト固
定されている。
【0028】また、第二の支持金具12の中央孔42内
には、該中央孔42の内径よりも所定寸法小さな外径を
有する円板形状の振動板44が配設されている。更に、
第二の支持金具12の中央孔42と振動板44との径方
向対向面間には、支持ゴム弾性体46が介装されて、そ
れら第二の支持金具12と振動板44に加硫接着されて
いる。それによって、振動板44が第二の支持金具12
に対して、支持ゴム弾性体46により弾性的に支持され
ていると共に、第二の支持金具12の中央孔42が、振
動板44と支持ゴム弾性体46によって流体密に閉塞さ
れている。
には、該中央孔42の内径よりも所定寸法小さな外径を
有する円板形状の振動板44が配設されている。更に、
第二の支持金具12の中央孔42と振動板44との径方
向対向面間には、支持ゴム弾性体46が介装されて、そ
れら第二の支持金具12と振動板44に加硫接着されて
いる。それによって、振動板44が第二の支持金具12
に対して、支持ゴム弾性体46により弾性的に支持され
ていると共に、第二の支持金具12の中央孔42が、振
動板44と支持ゴム弾性体46によって流体密に閉塞さ
れている。
【0029】なお、支持ゴム弾性体46には、径方向中
間部分を周方向に連続して延びる拘束リング50が固着
されており、軸方向(上下方向)に比して径方向のばね
が硬く設定されている。
間部分を周方向に連続して延びる拘束リング50が固着
されており、軸方向(上下方向)に比して径方向のばね
が硬く設定されている。
【0030】そして、このように、振動板44が支持ゴ
ム弾性体46を介して第二の支持金具12の中央孔42
に取り付けられて、凹所34の開口部が流体密に閉塞さ
れることにより、壁部の一部がゴム弾性体14にて構成
されて内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室と
しての受圧室48が形成されている。即ち、この受圧室
48は、振動入力時にゴム弾性体14が変形することに
より、内圧変動が生ぜしめられるようになっている。
ム弾性体46を介して第二の支持金具12の中央孔42
に取り付けられて、凹所34の開口部が流体密に閉塞さ
れることにより、壁部の一部がゴム弾性体14にて構成
されて内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室と
しての受圧室48が形成されている。即ち、この受圧室
48は、振動入力時にゴム弾性体14が変形することに
より、内圧変動が生ぜしめられるようになっている。
【0031】また一方、第一の支持金具10内に形成さ
れた下金具22側の空所にも非圧縮性流体が封入されて
おり、それによって、壁部の一部が可撓性膜26にて構
成された平衡室52が形成されている。即ち、かかる平
衡室52は、可撓性膜26の変形に基づいて容積変化が
許容されるようになっている。なお、第一の支持金具1
0内に形成された上金具20側の空所は、可撓性膜26
の変形を許容する空気室54とされている。
れた下金具22側の空所にも非圧縮性流体が封入されて
おり、それによって、壁部の一部が可撓性膜26にて構
成された平衡室52が形成されている。即ち、かかる平
衡室52は、可撓性膜26の変形に基づいて容積変化が
許容されるようになっている。なお、第一の支持金具1
0内に形成された上金具20側の空所は、可撓性膜26
の変形を許容する空気室54とされている。
【0032】そして、これら受圧室48と平衡室52
が、第一の支持金具10に形成されたオリフィス通路3
2を通じて、相互に連通されている。それにより、振動
入力時に、受圧室48と平衡室52の内圧差に基づいて
オリフィス通路32を通じての流体の流動が生ぜしめら
れ、以て、かかる流体の共振作用に基づいて防振効果が
発揮されるようになっているのである。なお、本実施例
では、シェイク等の低周波数域の入力振動に対して有効
な減衰効果が発揮されるように、オリフィス通路32の
長さや断面積等がチューニングされている。
が、第一の支持金具10に形成されたオリフィス通路3
2を通じて、相互に連通されている。それにより、振動
入力時に、受圧室48と平衡室52の内圧差に基づいて
オリフィス通路32を通じての流体の流動が生ぜしめら
れ、以て、かかる流体の共振作用に基づいて防振効果が
発揮されるようになっているのである。なお、本実施例
では、シェイク等の低周波数域の入力振動に対して有効
な減衰効果が発揮されるように、オリフィス通路32の
長さや断面積等がチューニングされている。
【0033】なお、受圧室48および平衡室52の封入
流体としては、例えば、水やアルキレングリコール、ポ
リアルキレングリコール、シリコーン油等が好適に用い
られる。また、かかる流体の封入は、例えば、連結金具
38への第二の支持金具12の取付けを流体中で行なう
こと等によって、有利に為され得る。
流体としては、例えば、水やアルキレングリコール、ポ
リアルキレングリコール、シリコーン油等が好適に用い
られる。また、かかる流体の封入は、例えば、連結金具
38への第二の支持金具12の取付けを流体中で行なう
こと等によって、有利に為され得る。
【0034】また、振動板44の下方には、略逆カップ
形状を呈する可動部材56が配設されており、その底壁
部において振動板44の下面に重ね合わされ、ボルト固
定されている。なお、この可動部材56は、合成樹脂等
の非磁性材料によって形成されている。
形状を呈する可動部材56が配設されており、その底壁
部において振動板44の下面に重ね合わされ、ボルト固
定されている。なお、この可動部材56は、合成樹脂等
の非磁性材料によって形成されている。
【0035】そして、かかる可動部材56の筒壁部に
は、可動コイル58が装着されている。即ち、可動コイ
ル58は、可動部材56の筒壁部の外周面上に巻回され
て形成されており、それによって、可動コイル58が、
可動部材56を介して、振動板44に取り付けられ、振
動板44と一体的に変位せしめられるようになってい
る。なお、第二の支持金具12には、可動コイル58へ
の給電用リード線の挿通用孔60が設けられている。
は、可動コイル58が装着されている。即ち、可動コイ
ル58は、可動部材56の筒壁部の外周面上に巻回され
て形成されており、それによって、可動コイル58が、
可動部材56を介して、振動板44に取り付けられ、振
動板44と一体的に変位せしめられるようになってい
る。なお、第二の支持金具12には、可動コイル58へ
の給電用リード線の挿通用孔60が設けられている。
【0036】さらに、振動板44の下方には、鉄等の磁
性材料によって形成されたヨーク部材62が配設されて
おり、可動コイル58の周りに磁気回路が形成されてい
る。このヨーク部材62は、小径部64と大径部66か
らなる段付の円形短柱形状を呈する内側ヨーク68と、
厚肉の有底円筒形状を呈する外側ヨーク70とから構成
されている。そして、外側ヨーク70に内側ヨーク68
が収容配置され、小径部64側の軸方向端部が外側ヨー
ク70の底壁部にボルト固定されることにより、ヨーク
部材62が形成されている。
性材料によって形成されたヨーク部材62が配設されて
おり、可動コイル58の周りに磁気回路が形成されてい
る。このヨーク部材62は、小径部64と大径部66か
らなる段付の円形短柱形状を呈する内側ヨーク68と、
厚肉の有底円筒形状を呈する外側ヨーク70とから構成
されている。そして、外側ヨーク70に内側ヨーク68
が収容配置され、小径部64側の軸方向端部が外側ヨー
ク70の底壁部にボルト固定されることにより、ヨーク
部材62が形成されている。
【0037】また、内側ヨーク68の大径部66には、
円筒形状の永久磁石72が外挿され、抑え金具74によ
って固定されている。この永久磁石72は、内側ヨーク
68の大径部66の外径と略同一の内径と、外側ヨーク
70の筒壁部の内径より所定寸法小さな外径を有してい
る。更に、かかる永久磁石72は、径方向に着磁されて
おり、内周面側および外周面側が、各一方の磁極部とさ
れている。
円筒形状の永久磁石72が外挿され、抑え金具74によ
って固定されている。この永久磁石72は、内側ヨーク
68の大径部66の外径と略同一の内径と、外側ヨーク
70の筒壁部の内径より所定寸法小さな外径を有してい
る。更に、かかる永久磁石72は、径方向に着磁されて
おり、内周面側および外周面側が、各一方の磁極部とさ
れている。
【0038】そして、かくの如く、内外ヨーク68,7
0からなるヨーク部材62に永久磁石72が接続される
ことにより、閉磁路形態を有する磁路が形成されてい
る。また、この磁路上には、永久磁石72の外周面と、
外側ヨーク70の筒壁部内周面との径方向対向面間に、
円筒状の磁気ギャップ76が形成されている。即ち、こ
の磁気ギャップ76を隔てて対向位置する、永久磁石7
2と外側ヨーク70の筒壁部の径方向対向面にそれぞれ
磁極が形成されて、磁気ギャップ76に磁界が生ぜしめ
られるようになっている。
0からなるヨーク部材62に永久磁石72が接続される
ことにより、閉磁路形態を有する磁路が形成されてい
る。また、この磁路上には、永久磁石72の外周面と、
外側ヨーク70の筒壁部内周面との径方向対向面間に、
円筒状の磁気ギャップ76が形成されている。即ち、こ
の磁気ギャップ76を隔てて対向位置する、永久磁石7
2と外側ヨーク70の筒壁部の径方向対向面にそれぞれ
磁極が形成されて、磁気ギャップ76に磁界が生ぜしめ
られるようになっている。
【0039】さらに、内側ヨーク68の小径部64に
は、電磁石コイル78が装着されている。即ち、電磁石
コイル78のボビン80が、内側ヨーク68の小径部6
4に外挿されて、内側ヨーク68の大径部66と外側ヨ
ーク70の底壁部との間で挟持されることにより固定さ
れている。なお、外側ヨーク70には、電磁石コイル7
8への給電用リード線の挿通用孔82が設けられてい
る。
は、電磁石コイル78が装着されている。即ち、電磁石
コイル78のボビン80が、内側ヨーク68の小径部6
4に外挿されて、内側ヨーク68の大径部66と外側ヨ
ーク70の底壁部との間で挟持されることにより固定さ
れている。なお、外側ヨーク70には、電磁石コイル7
8への給電用リード線の挿通用孔82が設けられてい
る。
【0040】そして、かくの如く、ヨーク部材62に装
着された電磁石コイル78に、図示しない外部電源から
励磁電流を通電することによって、ヨーク部材62にて
形成された磁路に磁化力が及ぼされるようになってい
る。また、かかる電磁石コイル78によって磁路に及ぼ
される磁化力は、その磁力線の方向が、永久磁石72に
よって生ぜしめられる磁力線の方向と同一となるよう
に、右手親指の法則に従って電磁石コイル78の巻線方
向と励磁電流の極性が設定されている。
着された電磁石コイル78に、図示しない外部電源から
励磁電流を通電することによって、ヨーク部材62にて
形成された磁路に磁化力が及ぼされるようになってい
る。また、かかる電磁石コイル78によって磁路に及ぼ
される磁化力は、その磁力線の方向が、永久磁石72に
よって生ぜしめられる磁力線の方向と同一となるよう
に、右手親指の法則に従って電磁石コイル78の巻線方
向と励磁電流の極性が設定されている。
【0041】そうして、永久磁石72および電磁石コイ
ル78が装着されたヨーク部材62は、外側ヨーク70
の開口部が第二の支持金具12の下面に重ね合わされて
ボルト固定されることにより、第二の支持金具12に固
設されている。なお、ヨーク部材62には、外側ヨーク
70の底壁部を貫通して内側ヨーク68に至る取付ねじ
穴84が設けられており、この取付ねじ穴84に螺着さ
れる図示しないボルトにより、第二の支持金具12が、
ヨーク部材62を介して、パワーユニット側またはボデ
ー側に取り付けられるようになっている。
ル78が装着されたヨーク部材62は、外側ヨーク70
の開口部が第二の支持金具12の下面に重ね合わされて
ボルト固定されることにより、第二の支持金具12に固
設されている。なお、ヨーク部材62には、外側ヨーク
70の底壁部を貫通して内側ヨーク68に至る取付ねじ
穴84が設けられており、この取付ねじ穴84に螺着さ
れる図示しないボルトにより、第二の支持金具12が、
ヨーク部材62を介して、パワーユニット側またはボデ
ー側に取り付けられるようになっている。
【0042】また、そのような装着状態下、ヨーク部材
62によって形成された磁気ギャップ76に、振動板4
4に取り付けられた可動コイル58が挿入位置せしめら
れている。なお、可動コイル58と磁気ギャップ76内
面との間には、僅かな隙間が設けられており、可動コイ
ル58が、磁気ギャップ76内で、軸方向に変位可能と
されている。
62によって形成された磁気ギャップ76に、振動板4
4に取り付けられた可動コイル58が挿入位置せしめら
れている。なお、可動コイル58と磁気ギャップ76内
面との間には、僅かな隙間が設けられており、可動コイ
ル58が、磁気ギャップ76内で、軸方向に変位可能と
されている。
【0043】上述の如き構造とされたエンジンマウント
においては、パワーユニットとボデーとの間への装着状
態下、可動コイル58に交番電流を通電することによ
り、可動コイル58に、フレミング左手の法則に従う電
磁力(ローレンツ力)が及ぼされ、それによって、かか
る可動コイル58が取り付けられた振動板44に、通電
電流に対応した上下方向の駆動力(加振力)が及ぼされ
る。それ故、この可動コイル58への通電電流や周波数
等を制御し、入力振動に応じて振動板44を加振するこ
とにより、受圧室48の内圧等が制御されて、マウント
の防振特性が、適宜に変更されることとなる。
においては、パワーユニットとボデーとの間への装着状
態下、可動コイル58に交番電流を通電することによ
り、可動コイル58に、フレミング左手の法則に従う電
磁力(ローレンツ力)が及ぼされ、それによって、かか
る可動コイル58が取り付けられた振動板44に、通電
電流に対応した上下方向の駆動力(加振力)が及ぼされ
る。それ故、この可動コイル58への通電電流や周波数
等を制御し、入力振動に応じて振動板44を加振するこ
とにより、受圧室48の内圧等が制御されて、マウント
の防振特性が、適宜に変更されることとなる。
【0044】そこにおいて、かかるエンジンマウントに
おいては、可動コイル58の配設される磁気ギャップ7
6が、閉磁路形態を有する磁路上に形成されていること
から、漏れ磁束が抑えられて磁気ギャップ76の磁束密
度が増大されると共に、磁気ギャップ76の磁束密度の
均一化が図られる。
おいては、可動コイル58の配設される磁気ギャップ7
6が、閉磁路形態を有する磁路上に形成されていること
から、漏れ磁束が抑えられて磁気ギャップ76の磁束密
度が増大されると共に、磁気ギャップ76の磁束密度の
均一化が図られる。
【0045】また、ヨーク部材62によって形成された
磁路には、永久磁石72による磁化力と電磁石コイル7
8による磁化力とが相加的に及ぼされることから、磁気
ギャップ76に形成される磁場の磁束密度の増大が一層
有利に図られる。
磁路には、永久磁石72による磁化力と電磁石コイル7
8による磁化力とが相加的に及ぼされることから、磁気
ギャップ76に形成される磁場の磁束密度の増大が一層
有利に図られる。
【0046】それ故、かかるエンジンマウントにおいて
は、可動コイル58に大きな磁力が及ぼされて、可動コ
イル58への通電時に大きな電磁力を得ることができる
と共に、可動コイル58の変位時にも作用磁界強度の変
化量が軽減されるのであり、その結果、振動板の加振を
十分な駆動力をもって、且つ高精度に行なうことが可能
となり、目的とする防振特性が有効に且つ安定して発揮
されるのである。
は、可動コイル58に大きな磁力が及ぼされて、可動コ
イル58への通電時に大きな電磁力を得ることができる
と共に、可動コイル58の変位時にも作用磁界強度の変
化量が軽減されるのであり、その結果、振動板の加振を
十分な駆動力をもって、且つ高精度に行なうことが可能
となり、目的とする防振特性が有効に且つ安定して発揮
されるのである。
【0047】また、かかるエンジンマウントにおいて
は、磁気ギャップ76の磁束密度を確保するに際して、
永久磁石72を小型化し、不足分の磁化力を電磁石コイ
ル78によって補完することが可能となることから、高
価で且つ省資源な磁石材料の使用量を抑えることができ
る。
は、磁気ギャップ76の磁束密度を確保するに際して、
永久磁石72を小型化し、不足分の磁化力を電磁石コイ
ル78によって補完することが可能となることから、高
価で且つ省資源な磁石材料の使用量を抑えることができ
る。
【0048】更にまた、かかるエンジンマウントにおい
ては、磁気ギャップ76が高磁束密度化されることか
ら、振動板44の加振に必要とされる電磁力を得るに際
して、可動コイル58の巻線数を減らすことができるの
であり、それによって、可動コイル58および振動板4
4を含む可動部分の軽量化が図られることから、振動板
の加振制御を、より高周波数域まで安定して行なうこと
が可能となり、高周波数域の防振性能の向上が達成され
得る。
ては、磁気ギャップ76が高磁束密度化されることか
ら、振動板44の加振に必要とされる電磁力を得るに際
して、可動コイル58の巻線数を減らすことができるの
であり、それによって、可動コイル58および振動板4
4を含む可動部分の軽量化が図られることから、振動板
の加振制御を、より高周波数域まで安定して行なうこと
が可能となり、高周波数域の防振性能の向上が達成され
得る。
【0049】さらに、かかるエンジンマウントにおいて
は、磁気ギャップ76が高磁束密度化されることから、
振動板44の加振に必要とされる電磁力を得るに際し
て、可動コイル58への通電量を減らすことができるの
であり、それによって、可動コイル58の発熱が抑えら
れ、種々の熱害が防止され得る。
は、磁気ギャップ76が高磁束密度化されることから、
振動板44の加振に必要とされる電磁力を得るに際し
て、可動コイル58への通電量を減らすことができるの
であり、それによって、可動コイル58の発熱が抑えら
れ、種々の熱害が防止され得る。
【0050】なお、電磁石コイル78は、外部空間に露
呈されたヨーク部材62に装着されていることから、通
電による発生熱は、ヨーク部材62を通じて有利に放熱
される。
呈されたヨーク部材62に装着されていることから、通
電による発生熱は、ヨーク部材62を通じて有利に放熱
される。
【0051】また、本実施例のエンジンマウントにおい
ては、永久磁石72が内側ヨーク68の大径部66の外
周面に配設されて、永久磁石72の外周面と外側ヨーク
70の対向面間に磁気ギャップ76が形成されているこ
とから、永久磁石72による磁力線の漏洩が有効に防止
され得ると共に、磁気ギャップ76における磁束密度の
均一化が、一層有利に図られ得る。
ては、永久磁石72が内側ヨーク68の大径部66の外
周面に配設されて、永久磁石72の外周面と外側ヨーク
70の対向面間に磁気ギャップ76が形成されているこ
とから、永久磁石72による磁力線の漏洩が有効に防止
され得ると共に、磁気ギャップ76における磁束密度の
均一化が、一層有利に図られ得る。
【0052】さらに、上述の如きエンジンマウントにお
いては、電磁石コイル78に対する通電制御により、磁
気ギャップ76における磁束密度、ひいては可動コイル
58に及ぼされる電磁力を制御することも可能である。
それ故、例えば、入力される振動荷重が大きく、大きな
振動板44の駆動力が必要とされる場合にだけ電磁石コ
イル78を励磁することにより、消費電流を軽減するこ
ともできる。
いては、電磁石コイル78に対する通電制御により、磁
気ギャップ76における磁束密度、ひいては可動コイル
58に及ぼされる電磁力を制御することも可能である。
それ故、例えば、入力される振動荷重が大きく、大きな
振動板44の駆動力が必要とされる場合にだけ電磁石コ
イル78を励磁することにより、消費電流を軽減するこ
ともできる。
【0053】ところで、上記第一実施例では、永久磁石
72が内側ヨーク68の大径部66の外周面に配設され
ていたが、永久磁石は、可動コイルが配設される磁気ギ
ャップに径方向の磁束を生ぜしめるように、磁路上の何
処かに配設されていれば良く、その配設位置は限定され
るものではない。また、永久磁石に装着されるヨーク部
材も、可動コイルが配設される磁気ギャップを有する閉
磁路形態の磁路を形成するものであれば良く、その具体
的構造は限定されるものではない。
72が内側ヨーク68の大径部66の外周面に配設され
ていたが、永久磁石は、可動コイルが配設される磁気ギ
ャップに径方向の磁束を生ぜしめるように、磁路上の何
処かに配設されていれば良く、その配設位置は限定され
るものではない。また、永久磁石に装着されるヨーク部
材も、可動コイルが配設される磁気ギャップを有する閉
磁路形態の磁路を形成するものであれば良く、その具体
的構造は限定されるものではない。
【0054】例えば、図2に示されているように、厚肉
円板形状を有すると共に、軸方向両端部が各磁極部とさ
れた永久磁石86を用い、かかる永久磁石86を、内側
ヨーク68と外側ヨーク70の接続部に位置するよう
に、電磁石コイル78の中心孔内に配設することも可能
である。
円板形状を有すると共に、軸方向両端部が各磁極部とさ
れた永久磁石86を用い、かかる永久磁石86を、内側
ヨーク68と外側ヨーク70の接続部に位置するよう
に、電磁石コイル78の中心孔内に配設することも可能
である。
【0055】なお、図2には、その理解を容易をするた
めに、前記第一の実施例と同様な構造とされた部材およ
び部位に対して、それぞれ、第一の実施例と同一の符号
を付しておく。
めに、前記第一の実施例と同様な構造とされた部材およ
び部位に対して、それぞれ、第一の実施例と同一の符号
を付しておく。
【0056】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これらは文字通りの例示であって、本発明は、こ
れらの具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
たが、これらは文字通りの例示であって、本発明は、こ
れらの具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0057】例えば、前記実施例では、オリフィス通路
32を通じて流体室(受圧室48)に連通された平衡室
52が設けられていたが、それらオリフィス通路や平衡
室は、必ずしも必要なものではない。即ち、それらオリ
フィス通路等を有しない防振装置であっても、流体室の
内圧制御による防振特性の切換制御効果は、有効に発揮
され得る。
32を通じて流体室(受圧室48)に連通された平衡室
52が設けられていたが、それらオリフィス通路や平衡
室は、必ずしも必要なものではない。即ち、それらオリ
フィス通路等を有しない防振装置であっても、流体室の
内圧制御による防振特性の切換制御効果は、有効に発揮
され得る。
【0058】また、前記実施例では、ゴム弾性体14を
振動入力方向に挟んだ両側部分に、それぞれ第一の支持
金具10と第二の支持金具12が対向して固着されたタ
イプの防振装置に本発明を適用したものの具体例を示し
たが、その他、例えば、互いに径方向に所定距離を隔て
て配された、第一の支持金具としての内筒金具と第二の
支持金具としての外筒金具を、それらの間に介装された
ゴム弾性体にて連結せしめてなる筒型タイプの防振装置
にも、本発明は、同様に適用され得る。
振動入力方向に挟んだ両側部分に、それぞれ第一の支持
金具10と第二の支持金具12が対向して固着されたタ
イプの防振装置に本発明を適用したものの具体例を示し
たが、その他、例えば、互いに径方向に所定距離を隔て
て配された、第一の支持金具としての内筒金具と第二の
支持金具としての外筒金具を、それらの間に介装された
ゴム弾性体にて連結せしめてなる筒型タイプの防振装置
にも、本発明は、同様に適用され得る。
【0059】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、いずれも、本発明の範囲内に含まれるものであるこ
とは、言うまでもない。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、いずれも、本発明の範囲内に含まれるものであるこ
とは、言うまでもない。
【図1】本発明の一実施例としての自動車用エンジンマ
ウントを示す縦断面図である。
ウントを示す縦断面図である。
【図2】本発明の別の実施例としての自動車用エンジン
マウントを示す縦断面図である。
マウントを示す縦断面図である。
10 第一の支持金具 12 第二の支持金具 14 ゴム弾性体 32 オリフィス通路 44 振動板 46 支持ゴム弾性体 48 受圧室 52 平衡室 58 可動コイル 62 ヨーク部材 68 内側ヨーク 70 外側ヨーク 72 永久磁石 76 磁気ギャップ 78 電磁石コイル 86 永久磁石
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに所定距離を隔てて配された第一の
支持金具と第二の支持金具をゴム弾性体にて連結すると
共に、内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室
を、かかるゴム弾性体にて壁部の一部を構成して設けて
なる流体封入式防振装置において、 前記流体室の壁部の一部を変位可能な振動板にて構成す
ると共に、該振動板の背後にリング状の可動コイルを配
設して該振動板に連結する一方、かかる可動コイルの内
側に位置する内側ヨーク部と該可動コイルの外側に位置
する外側ヨーク部を有するヨーク部材を永久磁石に接続
して、前記可動コイルの配設部位に環状のギャップ部を
有する閉状の磁路を形成すると共に、励磁により前記永
久磁石と同一方向の磁力線を前記ヨーク部材に生ぜしめ
る電磁石コイルを装着したことを特徴とする流体封入式
防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18061893A JPH0777236A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 流体封入式防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18061893A JPH0777236A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 流体封入式防振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0777236A true JPH0777236A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16086373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18061893A Pending JPH0777236A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 流体封入式防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0777236A (ja) |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP18061893A patent/JPH0777236A/ja active Pending
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