JPH077838B2 - 超伝導体ゲートを備えた電界効果トランジスタ - Google Patents
超伝導体ゲートを備えた電界効果トランジスタInfo
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- JPH077838B2 JPH077838B2 JP2415181A JP41518190A JPH077838B2 JP H077838 B2 JPH077838 B2 JP H077838B2 JP 2415181 A JP2415181 A JP 2415181A JP 41518190 A JP41518190 A JP 41518190A JP H077838 B2 JPH077838 B2 JP H077838B2
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板におけるチ
ャネルの導電率が、該チャネルに隣接して配置されたゲ
ートの電荷によって影響されるタイプの電界効果トラン
ジスタに関するものであり、また、ゲートに高温超伝導
材料を用いることによるその回路性能の改良に関するも
のである。
ャネルの導電率が、該チャネルに隣接して配置されたゲ
ートの電荷によって影響されるタイプの電界効果トラン
ジスタに関するものであり、また、ゲートに高温超伝導
材料を用いることによるその回路性能の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】電界効果トランジスタを必
要とするテクノロジにおいて、集積密度及び性能に対す
る要求が増すにつれて、金属またはポリシリコンのゲー
トを備えたタイプの電界効果トランジスタ(FET)で
は、寄生抵抗及び容量を減損する効果が重要であること
が明らかになりつつある。1/4ミクロン以下の最小寸
法の場合、ゲート抵抗は、ゲートのRC時定数のため、
重大な減損要因になる。金属・ケイ化物ゲートを備えた
FETにおいては、小寸法の場合、一般的な金属の仕事
関数によって、性能が制限される。ゲートに利用可能な
材料の選択は、仕事関数によって強要される要件と、超
大規模集積回路に用いられる処理技術との適合性によっ
て制限される。また、明らかに、約77°Kという低温
動作は有利であり、実際、認められているように、デバ
イス自体の性能が約30%向上する。さらに、低温の場
合、ノイズのマージンが低くなり、低電圧の利用が可能
になる。
要とするテクノロジにおいて、集積密度及び性能に対す
る要求が増すにつれて、金属またはポリシリコンのゲー
トを備えたタイプの電界効果トランジスタ(FET)で
は、寄生抵抗及び容量を減損する効果が重要であること
が明らかになりつつある。1/4ミクロン以下の最小寸
法の場合、ゲート抵抗は、ゲートのRC時定数のため、
重大な減損要因になる。金属・ケイ化物ゲートを備えた
FETにおいては、小寸法の場合、一般的な金属の仕事
関数によって、性能が制限される。ゲートに利用可能な
材料の選択は、仕事関数によって強要される要件と、超
大規模集積回路に用いられる処理技術との適合性によっ
て制限される。また、明らかに、約77°Kという低温
動作は有利であり、実際、認められているように、デバ
イス自体の性能が約30%向上する。さらに、低温の場
合、ノイズのマージンが低くなり、低電圧の利用が可能
になる。
【0003】
【課題を解決するための手段】FETのゲートに超伝導
状態にある酸化物またはセラミック超伝導材料を用いる
ことによって、ゲートのRC時定数が実際に解消し、都
合のよいしきい値制御を可能にする仕事関数が得られる
ので、性能が向上する。ディプレッションモードのFE
Tデバイスの場合、適正な仕事関数によって、77°K
での動作が可能になる。酸化物またはセラミック超伝導
材料は、標準的な集積回路処理技法及び温度に適合す
る。
状態にある酸化物またはセラミック超伝導材料を用いる
ことによって、ゲートのRC時定数が実際に解消し、都
合のよいしきい値制御を可能にする仕事関数が得られる
ので、性能が向上する。ディプレッションモードのFE
Tデバイスの場合、適正な仕事関数によって、77°K
での動作が可能になる。酸化物またはセラミック超伝導
材料は、標準的な集積回路処理技法及び温度に適合す
る。
【0004】
【実施例】平面図をなす図1を参照すると、電界効果ト
ランジスタ(FET)は、例えば、P導電型のシリコン
からなる半導体基板1に配置されている。基板1の表面
4には、N+ 導電型のソース電極2及びドレイン電極3
が配置されており、高ドーピングがドット・アウトライ
ンで示され、接点がそれぞれ5及び6で示されている。
ソース2とドレイン3の間の領域が、チャネル7であ
る。ソース2とドレイン3の間の狭い空間において、接
点9まで延びるゲート8が、ゲート絶縁体10に重ねて
配置されており、このゲート絶縁体がさらにチャネル7
に重ねられている。このタイプの構造の場合、長くて狭
いゲート8のRC時定数が、性能の重要な減損要因であ
る。
ランジスタ(FET)は、例えば、P導電型のシリコン
からなる半導体基板1に配置されている。基板1の表面
4には、N+ 導電型のソース電極2及びドレイン電極3
が配置されており、高ドーピングがドット・アウトライ
ンで示され、接点がそれぞれ5及び6で示されている。
ソース2とドレイン3の間の領域が、チャネル7であ
る。ソース2とドレイン3の間の狭い空間において、接
点9まで延びるゲート8が、ゲート絶縁体10に重ねて
配置されており、このゲート絶縁体がさらにチャネル7
に重ねられている。このタイプの構造の場合、長くて狭
いゲート8のRC時定数が、性能の重要な減損要因であ
る。
【0005】本発明によれば、ゲート8は、動作温度で
超伝導性になる超伝導材料である。
超伝導性になる超伝導材料である。
【0006】断面図をなす図2を参照すると、N+ 導電
型ソース領域2及びドレイン領域3が、接点5及び6が
その上に延在する基板1に設けられている。基板のソー
ス2とドレイン3の間には、チャネル7がある。ゲート
絶縁体10によってチャネル7から隔てられたソース2
とドレイン3の間に、超伝導体ゲート8が配置されてい
る。
型ソース領域2及びドレイン領域3が、接点5及び6が
その上に延在する基板1に設けられている。基板のソー
ス2とドレイン3の間には、チャネル7がある。ゲート
絶縁体10によってチャネル7から隔てられたソース2
とドレイン3の間に、超伝導体ゲート8が配置されてい
る。
【0007】動作時、ゲート8の電荷が、ソース2とド
レイン3の間における電流の流れを変化させる働きをす
る。
レイン3の間における電流の流れを変化させる働きをす
る。
【0008】本発明によれば、ゲート8は、超伝導状態
にある酸化物超伝導材料を含んでいる。ゲート8は、図
3に示すように、全て酸化物超伝導体とする。図4に、
プロセス・ウインドの利点及び特殊なゲート仕事関数の
特性を拡大するため、酸化物超伝導体層15とポリシリ
コン層16を組み合わせた参考例を示す。ゲート8は、
図5に示すように、さらに仕事関数を調整するため、選
択された材料による層18及び19の間に酸化物超伝導
体の層17を挿入することもできる。
にある酸化物超伝導材料を含んでいる。ゲート8は、図
3に示すように、全て酸化物超伝導体とする。図4に、
プロセス・ウインドの利点及び特殊なゲート仕事関数の
特性を拡大するため、酸化物超伝導体層15とポリシリ
コン層16を組み合わせた参考例を示す。ゲート8は、
図5に示すように、さらに仕事関数を調整するため、選
択された材料による層18及び19の間に酸化物超伝導
体の層17を挿入することもできる。
【0009】図5の構造の目的は、デバイスのしきい値
調整を容易にすることにある。超伝導材料は、ゼロ抵抗
という周知の特性と、これに付随して、高コンダクタン
スによって可能となる小断面積から生じる低寄生容量を
備えている。これらの特徴によって、電極間の離隔距離
を短かくし、相応して密度を高めることが可能になる。
さらに、酸化物超伝導体は、セラミック特性を備えてい
るので、約650°Cを越える温度の焼成または被着ス
テップによって超伝導状態にされ、その後は、長期の高
温に耐えることになる。この結果、一般的な“プロセス
・ウインド”すなわち温度サイクル生産許容差が得られ
るので、製造工程の初期に用いることができ、後続の処
理事象によって影響されずにすむ。
調整を容易にすることにある。超伝導材料は、ゼロ抵抗
という周知の特性と、これに付随して、高コンダクタン
スによって可能となる小断面積から生じる低寄生容量を
備えている。これらの特徴によって、電極間の離隔距離
を短かくし、相応して密度を高めることが可能になる。
さらに、酸化物超伝導体は、セラミック特性を備えてい
るので、約650°Cを越える温度の焼成または被着ス
テップによって超伝導状態にされ、その後は、長期の高
温に耐えることになる。この結果、一般的な“プロセス
・ウインド”すなわち温度サイクル生産許容差が得られ
るので、製造工程の初期に用いることができ、後続の処
理事象によって影響されずにすむ。
【0010】最も研究されている超伝導材料は、一般化
学式がY1Ba2 Cu3 O7-yの1−2−3化合物として
知られるクラスの化合物である。ここで、yは、約0.
1であり、超伝導状態への転移温度は、ほぼ94°Kで
ある。この転移温度は、イットリウムの代りに、ユウロ
ピウム、ガドリニウム、ネオジムといった希土類を用い
ることによって維持することができる。
学式がY1Ba2 Cu3 O7-yの1−2−3化合物として
知られるクラスの化合物である。ここで、yは、約0.
1であり、超伝導状態への転移温度は、ほぼ94°Kで
ある。この転移温度は、イットリウムの代りに、ユウロ
ピウム、ガドリニウム、ネオジムといった希土類を用い
ることによって維持することができる。
【0011】例えば、転移温度が約108°Kのビスマ
ス、ストロンチウム、カルシウム、銅、及び、酸素の化
合物、転移温度が約125°Kのタリウム、ストロンチ
ウム、カルシウム、銅、及び、酸素の化合物、さらに、
転移温度が約37°Kのランタン、ストロンチウム、
銅、及び、酸素の化合物といった、他の化合物の種族も
存在する。超伝導化合物の種族については、1989年
1月のMaterials research Society, MRS Bulletin第1
4巻第1号45〜48ページに記載がある。
ス、ストロンチウム、カルシウム、銅、及び、酸素の化
合物、転移温度が約125°Kのタリウム、ストロンチ
ウム、カルシウム、銅、及び、酸素の化合物、さらに、
転移温度が約37°Kのランタン、ストロンチウム、
銅、及び、酸素の化合物といった、他の化合物の種族も
存在する。超伝導化合物の種族については、1989年
1月のMaterials research Society, MRS Bulletin第1
4巻第1号45〜48ページに記載がある。
【0012】酸化物超伝導材料は、各種蒸着技法によっ
て塗布することができる。これらの技法の例について
は、1989年1月のMaterials Research Society, MR
S Bulletin第14巻第1号58〜62ページに記載があ
る。
て塗布することができる。これらの技法の例について
は、1989年1月のMaterials Research Society, MR
S Bulletin第14巻第1号58〜62ページに記載があ
る。
【0013】酸化物超伝導体の貴重な特徴は、材料から
電子を除去するのに必要なエネルギにあたる仕事関数で
ある。
電子を除去するのに必要なエネルギにあたる仕事関数で
ある。
【0014】一般に、仕事関数の異なる材料を組み合わ
せると、構成要素の極仕事関数によって規定される範囲
内の仕事関数が得られる。例えば、Y1Ba2 Cu3 O
7-yの1−2−3化合物の場合、構成要素Y2 O3 は、
約2eVの仕事関数を示し、構成要素BaOは、約1.
6eVの仕事関数を示し、構成要素CuOは、約4.1
eVの仕事関数を示すので、約1.6eVを超え、約
4.1eV未満の仕事関数になることが予測される。
せると、構成要素の極仕事関数によって規定される範囲
内の仕事関数が得られる。例えば、Y1Ba2 Cu3 O
7-yの1−2−3化合物の場合、構成要素Y2 O3 は、
約2eVの仕事関数を示し、構成要素BaOは、約1.
6eVの仕事関数を示し、構成要素CuOは、約4.1
eVの仕事関数を示すので、約1.6eVを超え、約
4.1eV未満の仕事関数になることが予測される。
【0015】また、電気陰性度と仕事関数の間には関係
があることが分っている。これについては、1978年
1月のIBM Journal of Research and Development第
22巻第1号72〜80ページに記載がある。
があることが分っている。これについては、1978年
1月のIBM Journal of Research and Development第
22巻第1号72〜80ページに記載がある。
【0016】本発明の原理は、エンハンス・モード・デ
バイス、N導電型チャネル(NMOS) ・デバイス、P
導電型 (PMOS)デバイス、及び、n及びP相補形
(CMOS)回路に有効である。また、N及びP導電型
ディプレッションモード・デバイスにも有効である。多
くの構造では、同じ基板に2つ以上のタイプのデバイス
が含まれている。
バイス、N導電型チャネル(NMOS) ・デバイス、P
導電型 (PMOS)デバイス、及び、n及びP相補形
(CMOS)回路に有効である。また、N及びP導電型
ディプレッションモード・デバイスにも有効である。多
くの構造では、同じ基板に2つ以上のタイプのデバイス
が含まれている。
【0017】ディプレッションモードFETのしきい値
電圧を有し、nチャネルが負性であることが望ましい。
Alのような金属ゲートまたはnドープしたポリシリコ
ンに生じるように、仕事関数が、約4.0eVと大きく
なると、チャネル領域にカウンタ・ドープして、しきい
値電圧を負性にしなければならない。ただし、こうした
構造は、77°K以下では、カウンタ・ドープしたチャ
ネル領域におけるキャリアの凝固のため、適正に動作し
なくなり、このため、さらに、しきい値電圧がシフトし
たり、デバイスの電圧がオフになったりする。
電圧を有し、nチャネルが負性であることが望ましい。
Alのような金属ゲートまたはnドープしたポリシリコ
ンに生じるように、仕事関数が、約4.0eVと大きく
なると、チャネル領域にカウンタ・ドープして、しきい
値電圧を負性にしなければならない。ただし、こうした
構造は、77°K以下では、カウンタ・ドープしたチャ
ネル領域におけるキャリアの凝固のため、適正に動作し
なくなり、このため、さらに、しきい値電圧がシフトし
たり、デバイスの電圧がオフになったりする。
【0018】当該技術の熟練者には明らかなように、デ
ィプレッション・モードのPチャネルの場合、該チャネ
ルには、Pドーピングが施され、高仕事関数のゲートが
用いられる。図5のタイプのゲート構造によって、仕事
関数を高くすることができる。
ィプレッション・モードのPチャネルの場合、該チャネ
ルには、Pドーピングが施され、高仕事関数のゲートが
用いられる。図5のタイプのゲート構造によって、仕事
関数を高くすることができる。
【0019】酸化物超伝導体のゲート8と仕事関数制御
材料を組み合わせることによって、ターン・オンのしき
い値がより精密になり、その結果、遅延が短縮され、通
常はオフ状態にあるデバイスのしきい値未満挙動が改善
される。
材料を組み合わせることによって、ターン・オンのしき
い値がより精密になり、その結果、遅延が短縮され、通
常はオフ状態にあるデバイスのしきい値未満挙動が改善
される。
【0020】図4の参考例において、ゲート8は、酸化
物超伝導体の層15と、薄くて、導通し、適正な導電率
タイプであるポリシリコンの層16から構成される。層
16は、2ナノ・メートルもの薄さにすることができ
る。酸化物超伝導体の層15は、カバーするのに十分
な、一般には、10ナノ・メートルを超える最小厚さに
被着したブランケットである。結果として生じるゲート
構造は、しきい値信号レベル制御のために精密な仕事関
数のポリシリコンを備えることになり、同時に、酸化物
超伝導体の抵抗が低いという利点も備えることになる。
物超伝導体の層15と、薄くて、導通し、適正な導電率
タイプであるポリシリコンの層16から構成される。層
16は、2ナノ・メートルもの薄さにすることができ
る。酸化物超伝導体の層15は、カバーするのに十分
な、一般には、10ナノ・メートルを超える最小厚さに
被着したブランケットである。結果として生じるゲート
構造は、しきい値信号レベル制御のために精密な仕事関
数のポリシリコンを備えることになり、同時に、酸化物
超伝導体の抵抗が低いという利点も備えることになる。
【0021】図5には、ゲート仕事関数に対するもう1
つの制御が示されている。図5の場合、ゲート8は、酸
化ルテニウム(RuO2 ) のような、Si半導体1のほ
ぼ禁止帯の幅の中間にあたる、4.6〜8.0eVの範
囲の仕事関数を有する導電酸化物の下方電極層18と、
同じ材料とすることが可能なカバー電極層19の間に位
置する酸化物超伝導体の層17から構成される。下方電
極層18は、酸化物の絶縁層10の上に配置されてい
る。RuO2 は安定しており、抵抗率が約30マイクロ
・オーム・センチ・メートルの良好な導体である。それ
は、優れた拡散隔膜である。RuO2 は、酸素中で焼き
なますことが可能であり、劣化しない。第5図の構造
は、ゲート絶縁体10に対して厚さが5〜50ナノ・メ
ートルのRuO2 層のスパッタリングを施し、続いて、
厚さが150〜300ナノ・メートルの酸化物超伝導体
層のスパッタリングを施すことによって形成することが
可能である。ゲートのパターン形成は、例えば、化学エ
ッチングとしてHNO3:H2O (3:7)を用いるこ
とにより、あるいは、イオン・ミリングによって実施す
ることができる。層17への被着によって、例えば、5
〜50ナノ・メートルの厚さのRuO2 によるキャッピ
ング層19を加えることもできる。層19は、酸化物超
伝導体17の環境保護を行なって、安定性を付与するだ
けでなく、それに対する電気的接点も形成する。
つの制御が示されている。図5の場合、ゲート8は、酸
化ルテニウム(RuO2 ) のような、Si半導体1のほ
ぼ禁止帯の幅の中間にあたる、4.6〜8.0eVの範
囲の仕事関数を有する導電酸化物の下方電極層18と、
同じ材料とすることが可能なカバー電極層19の間に位
置する酸化物超伝導体の層17から構成される。下方電
極層18は、酸化物の絶縁層10の上に配置されてい
る。RuO2 は安定しており、抵抗率が約30マイクロ
・オーム・センチ・メートルの良好な導体である。それ
は、優れた拡散隔膜である。RuO2 は、酸素中で焼き
なますことが可能であり、劣化しない。第5図の構造
は、ゲート絶縁体10に対して厚さが5〜50ナノ・メ
ートルのRuO2 層のスパッタリングを施し、続いて、
厚さが150〜300ナノ・メートルの酸化物超伝導体
層のスパッタリングを施すことによって形成することが
可能である。ゲートのパターン形成は、例えば、化学エ
ッチングとしてHNO3:H2O (3:7)を用いるこ
とにより、あるいは、イオン・ミリングによって実施す
ることができる。層17への被着によって、例えば、5
〜50ナノ・メートルの厚さのRuO2 によるキャッピ
ング層19を加えることもできる。層19は、酸化物超
伝導体17の環境保護を行なって、安定性を付与するだ
けでなく、それに対する電気的接点も形成する。
【0022】ゲートの仕事関数を調整可能にする本発明
の原理は、とりわけ、デバイスが共通基板に配置された
FET構造に有効である。望ましい超伝導体の仕事関数
は、単独で利用したり、調整したり、チャネル・ドーピ
ングと組み合わせたり、あるいは、動作モード及びしき
い値選択時におけるいくつかのタイプのチャネル・ドー
ピングを不要にすることも可能である。
の原理は、とりわけ、デバイスが共通基板に配置された
FET構造に有効である。望ましい超伝導体の仕事関数
は、単独で利用したり、調整したり、チャネル・ドーピ
ングと組み合わせたり、あるいは、動作モード及びしき
い値選択時におけるいくつかのタイプのチャネル・ドー
ピングを不要にすることも可能である。
【0023】次に図6を参照すると、CMOSタイプ構
造の一例に適用される本発明が例示されている。図6の
場合、CMOS構造は、例えば、P導電型とn導電型の
2つのウエルが、それぞれ、配置されているP- 導電型
シリコンの基板20に形成される。ウエル21には、N
+ 形のソース電極23及びドレイン電極24が配置され
ている。相応じて、ウエル22には、P+ 形のソース電
極25及びドレイン電極26が、配置されている。素子
24及び25は、素子27によって電気的に接合されて
いる。ウエル21には、デバイスのための超伝導ゲート
28が設けられており、ウエル22には、デバイスのた
めの超伝導ゲート29が設けられている。導体30は、
電源接続の働きをし、導体31は、アースすなわち基準
接続の働きをし、出力は、端子32によって素子27に
接続され、入力は、端子33及び34によって、それぞ
れ、ゲート28及び29に接続される。超伝導体ゲート
28及び29は、図3、図4、及び、図5に関連して既
述のように、抵抗、容量、及び、仕事関数の利点があ
る。
造の一例に適用される本発明が例示されている。図6の
場合、CMOS構造は、例えば、P導電型とn導電型の
2つのウエルが、それぞれ、配置されているP- 導電型
シリコンの基板20に形成される。ウエル21には、N
+ 形のソース電極23及びドレイン電極24が配置され
ている。相応じて、ウエル22には、P+ 形のソース電
極25及びドレイン電極26が、配置されている。素子
24及び25は、素子27によって電気的に接合されて
いる。ウエル21には、デバイスのための超伝導ゲート
28が設けられており、ウエル22には、デバイスのた
めの超伝導ゲート29が設けられている。導体30は、
電源接続の働きをし、導体31は、アースすなわち基準
接続の働きをし、出力は、端子32によって素子27に
接続され、入力は、端子33及び34によって、それぞ
れ、ゲート28及び29に接続される。超伝導体ゲート
28及び29は、図3、図4、及び、図5に関連して既
述のように、抵抗、容量、及び、仕事関数の利点があ
る。
【0024】次に、図7を参照すると、エンハンスメン
ト形ディプレッション(E/D)FET回路構造に適用
された本発明の例が示されている。図7の場合、一方の
表面に、それぞれ、3つのN+ 導電型電極41、42、
及び、43を備えた、P導電型のシリコンからなる基板
40に該構造が形成されている。電極42は、一方にお
いて、チャネルによって電極41から隔てられ、もう一
方において、もう1つのチャネルによって電極43から
隔てられた共通電極としての働きをする。第1の超伝導
体ゲート44は、電極41と42の間のチャネル上に配
置され、第2の超伝導体ゲート45は、電極42と43
の間のチャネル上に配置されている。電極42及びゲー
ト45は、導体46によって電気的に接合されている。
導体47は、電源接続の働きをし、導体48は、アース
接続の働きをし、第1のゲート44に接続された端子4
9は、入力の働きをし、導体46に接続された端子50
は、出力の働きをする。図7の構造の場合、ゲートは、
図3、図4、及び、図5に関連して既述のように、抵
抗、容量、及び、仕事関数の利点を備えている。図7の
ようなE/Dデバイスの場合、本発明の超伝導ゲートの
望ましい仕事関数は、1つのデバイスに関して固有の負
性しきい値レベルを可能にし、一方、標準的な技法を用
いて、もう1つのデバイスに関する精密なターン・オン
・レベルを設定し、また、ディプレッションモード・ト
ランジスタにおけるチャネル・カウンタ・ドーピングの
必要をなくすことができる。
ト形ディプレッション(E/D)FET回路構造に適用
された本発明の例が示されている。図7の場合、一方の
表面に、それぞれ、3つのN+ 導電型電極41、42、
及び、43を備えた、P導電型のシリコンからなる基板
40に該構造が形成されている。電極42は、一方にお
いて、チャネルによって電極41から隔てられ、もう一
方において、もう1つのチャネルによって電極43から
隔てられた共通電極としての働きをする。第1の超伝導
体ゲート44は、電極41と42の間のチャネル上に配
置され、第2の超伝導体ゲート45は、電極42と43
の間のチャネル上に配置されている。電極42及びゲー
ト45は、導体46によって電気的に接合されている。
導体47は、電源接続の働きをし、導体48は、アース
接続の働きをし、第1のゲート44に接続された端子4
9は、入力の働きをし、導体46に接続された端子50
は、出力の働きをする。図7の構造の場合、ゲートは、
図3、図4、及び、図5に関連して既述のように、抵
抗、容量、及び、仕事関数の利点を備えている。図7の
ようなE/Dデバイスの場合、本発明の超伝導ゲートの
望ましい仕事関数は、1つのデバイスに関して固有の負
性しきい値レベルを可能にし、一方、標準的な技法を用
いて、もう1つのデバイスに関する精密なターン・オン
・レベルを設定し、また、ディプレッションモード・ト
ランジスタにおけるチャネル・カウンタ・ドーピングの
必要をなくすことができる。
【0025】以上の説明は、動作がFETトランジスタ
における超伝導体ゲートのTc 未満の温度で行なわれる
FETトランジスタに関するものである。
における超伝導体ゲートのTc 未満の温度で行なわれる
FETトランジスタに関するものである。
【0026】
【発明の効果】本発明により、ゲートに高温超伝導材料
を用いてゲートのRC時定数を解消するとともに都合の
よいしきい値制御可能な仕事関数を与えるようにしたF
ETが得られる。
を用いてゲートのRC時定数を解消するとともに都合の
よいしきい値制御可能な仕事関数を与えるようにしたF
ETが得られる。
【図1】本発明の超伝導体ゲートを備えた電界効果トラ
ンジスタの平面図である。
ンジスタの平面図である。
【図2】本発明の超伝導体ゲートを備えた電界効果トラ
ンジスタの断面図である。
ンジスタの断面図である。
【図3】本発明に用いられる異なる特性を備えたFET
ゲート構造の断面図である。
ゲート構造の断面図である。
【図4】異なる特性を備えたFETゲート構造の断面図
(参考例)である。
(参考例)である。
【図5】本発明に用いられる異なる特性を備えたFET
ゲート構造の断面図である。
ゲート構造の断面図である。
【図6】本発明を利用したCMOS構造の断面図であ
る。
る。
【図7】本発明を利用したエンハンスメント・ディプレ
ッション(E/D)FETの断面図である。
ッション(E/D)FETの断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ジョセフ・ガンビノ アメリカ合衆国ニューヨーク州ヨークタウ ン・ハイツ、ハンターブロック・ロード 2433番地 (72)発明者 エティ・ガニン アメリカ合衆国ニューヨーク州ピークスキ ル、パウダー・ホーン・ロード(番地な し) (72)発明者 ロジャー・ヒルセン・コーク アメリカ合衆国ニューヨーク州アマウォー ク、ベデル・ロード 6エーエー番地 (72)発明者 リア・クルーシン・エルドム アメリカ合衆国ニューヨーク州ドブス・フ ェリー、ビーチデル・ロード 79番地 (72)発明者 ロバート・ベンジャミル・ライボイツ アメリカ合衆国ニューヨーク州ピークスキ ル、フアーナス・ドック・ロード 407番 地 (72)発明者 ジョージ・アンソニイ・セイ・ハラス アメリカ合衆国ニューヨーク州マウント・ キスコ、アパート310、スチュワート・ブ レイス 25番地 (72)発明者 ユアン・チェン・スン アメリカ合衆国ニューヨーク州カトナ、ア ン・チャンバース・レーン 29番地 (72)発明者 マッスウ・ロバート・ワードマン アメリカ合衆国ニューヨーク州マホパッ ク、シカモア・ロード 32番地 (56)参考文献 特開 昭64−74758(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の導電型の半導体基板と、前記半導
体の表面上に設けられ、チャネルによって隔てられた第
2の導電型の第1及び第2の領域と、前記チャネルに隣
接した前記表面上の絶縁層と、前記絶縁層上に配置され
た酸化物超伝導体を含むゲート電極と、からなり、前記
ゲート電極が、少なくとも1つの酸化ルテニウム層およ
び酸化物超伝導材料の層で構成され、前記酸化ルテニウ
ム層の1つが前記絶縁層に隣接している電界効果トラン
ジスタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US47329290A | 1990-02-01 | 1990-02-01 | |
| US473292 | 1990-02-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04251977A JPH04251977A (ja) | 1992-09-08 |
| JPH077838B2 true JPH077838B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=23878966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2415181A Expired - Fee Related JPH077838B2 (ja) | 1990-02-01 | 1990-12-27 | 超伝導体ゲートを備えた電界効果トランジスタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0439751B1 (ja) |
| JP (1) | JPH077838B2 (ja) |
| DE (1) | DE69030074T2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5908813A (en) * | 1997-02-14 | 1999-06-01 | Micron Technology, Inc. | Method making integrated circuit metallization with superconductor BEOL wiring |
| US7241691B2 (en) * | 2005-03-28 | 2007-07-10 | Freescale Semiconductor, Inc. | Conducting metal oxide with additive as p-MOS device electrode |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6474758A (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-20 | Fujitsu Ltd | Insulated gate field-effect transistor |
| JPH07109906B2 (ja) * | 1988-03-03 | 1995-11-22 | 松下電器産業株式会社 | 超伝導トランジスタ回路 |
-
1990
- 1990-12-13 EP EP90124052A patent/EP0439751B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-13 DE DE69030074T patent/DE69030074T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-27 JP JP2415181A patent/JPH077838B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0439751A2 (en) | 1991-08-07 |
| EP0439751A3 (en) | 1991-11-21 |
| JPH04251977A (ja) | 1992-09-08 |
| DE69030074D1 (de) | 1997-04-10 |
| EP0439751B1 (en) | 1997-03-05 |
| DE69030074T2 (de) | 1997-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |