JPH077840B2 - 光電変換半導体装置の作製方法 - Google Patents

光電変換半導体装置の作製方法

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JPH077840B2
JPH077840B2 JP58168554A JP16855483A JPH077840B2 JP H077840 B2 JPH077840 B2 JP H077840B2 JP 58168554 A JP58168554 A JP 58168554A JP 16855483 A JP16855483 A JP 16855483A JP H077840 B2 JPH077840 B2 JP H077840B2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光照射により光起電力を発生するアモルファ
ス半導体を含む非単結晶半導体を絶縁表面を有する基板
上に設けられた光電変換素子を複数個電気的に直列接続
して、高い電圧の発生の可能な光電変換半導体装置の作
製方法に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、光電変換装置、即ち同一基板上に複数の素子を配
置し、それを集積化またはハイブリッド化した装置は多
くの例が多く知られている。
例えば、特開昭55−4994号公報、特開昭55−124274号公
報、さらに本発明人の出願になる特願昭54−90097/9009
8/90099(昭和54.7.16出願)が知られている。
例えば、前記本発明人になる特許願は、半導体SixC1-x
−Siのヘテロ接合とし、単に他のアモルファスSiのみを
用いる場合と異ならせており、さらに半導体として、ア
モルファス構造以外に微結晶構造を含む水素またはハロ
ゲン元素が添加されたPNまたはPIN接合を少なくとも1
接合有する非単結晶半導体を集積化またはハイブリッド
化したものである。
前記従来技術においては、集積化構造をマスクを用いて
作製するものであり、生産性並びに実用性に問題があっ
た。
さらに、この集積化の際、光電変換装置の外部引き出し
電極の製造に余分の工程を有し、光電変換部の集積化工
程と同一工程で成就することは困難であった 〔発明の目的〕 以上説明したようなマスク合わせによる光電変換装置の
作製の欠点を改善するために、レーザスクライブ方式に
よる作製方法を用いて光電変換装置の外部引き出し電極
領域を集積化工程と同一工程で成就することにより、生
産性が高くかつ実用性の高い光電変換装置を得ることを
目的とする。
〔発明の構成〕
本発明光電変換半導体装置の作製方法は、絶縁表面を有
する透光性基板上に形成した第1の電極と、該第1の電
極上に形成した光照射により光起電力を発生させうる非
単結晶半導体と、該非単結晶半導体上に形成した第2の
電極とを有する光電変換素子を複数個互いに電気的に直
列接続せしめて前記透光性基板上に配設した光電変換半
導体装置の作製方法において、 前記絶縁表面を有する透光性基板上に第1の導電膜を形
成する工程と、 前記第1の導電膜にレーザスクライブ法により開溝を形
成して前記光電変換素子の第1の電極及び外部引き出し
電極領域を形成する工程と、 前記第1の導電膜の側端部に前記第1の導電膜に形成し
た開溝に直交してレーザスクライブ法により開溝を形成
する工程と、 前記第1の導電膜上、前記第1の導電膜に形成した開溝
上及び前記第1の導電膜に形成した開溝に直交して形成
した開溝上に光照射により光起電力を発生させる非単結
晶半導体を形成する工程と、 前記非単結晶半導体及び前記第1の導電膜に対し、前記
第1の導電膜に形成した開溝に平行にレーザスクライブ
法により開溝を形成する工程と、 前記非単結晶半導体及び前記第1の導電膜に形成した開
溝内に第2の導電膜を形成して連結部を構成すると共
に、前記第2の導電膜に対し、前記第1の導電膜に形成
した開溝に平行にレーザスクライブ法により開溝を形成
して前記光電変換素子の第2の電極及び前記外部引き出
し電極領域の外部接続パッドとを形成する工程と、 前記第1の導電膜、前記非単結晶半導体及び前記第2の
導電膜に対し、前記第1の導電膜の側端部に形成した開
溝に平行にレーザスクライブ法により開溝を形成する工
程と、 を有することを特徴とする光電変換半導体装置の作製方
法。
〔実施例〕
第1図は、本発明の作製方法を用いた光電変換装置のパ
ネル(50)を上面より示したものである。第1図におい
て、パネル(50)は複数の光電変換素子(31)、(11)
は連結部(12)を経て直列に連結して集積化させてい
る。そして外部引き出し電極領域(5)、(45)が両端
部に設けられている。
前記パネル(50)の上端、下端に、第4図に基づいて後
述する枠と電気的にショートしないように後述するレー
ザスクライブ法により形成した分離溝(62)が設けられ
ている。
第1図のパネル(50)において、その大きさは、20cm×
60cm、40cm×120cm、40cm×60cm等の任意に大きさを設
計によって得ることができる。
以下、本発明光電変換装置の作製方法を第2図、第3図
及び第4図に基づいて説明する。
第1図における(A−A′)の縦断面図を第2図に示し
ている。また、第1図の(B−B′)の縦断面図を第3
図(A)の、同(C−C′)の縦断面図を第3図(B)
に示している。さらに同(D−D′)の縦断面図を第4
図(B)に、(E)の箇所を第4図(A)に拡大して示
している。さらに符号はそれぞれ対応して付してある。
第2図は、第1図(A−A′)の縦断面図を示すもので
あるが、同時に本実施例の作製工程をも示す図となって
いる。よって、正確には第2図(D)が第1図(A−
A′)の縦断面図を示すものである。
以下、第2図に基づいて本実施例の作製工程の一部を説
明する。
本実施例においては、基板として絶縁表面を有する透光
性基板(1)であるガラス板(例えば、厚さ1.2mm、長
さ(図面左右方向)60cm、幅20cm)の基板を用いる。
まず、ガラス基板(1)の上面の全面にわたって、光電
変換装置の第1の電極を形成する第1の導電膜(2)で
ある透光性導電膜、例えばITO(約1500Å)+SnO2(200
〜400Å)、またはハロゲン元素が添加された酸化スズ
を主成分とする透光性導電膜(1500〜2000Å)を真空蒸
着法、LPCVD法またはプラズマCVD法またはスプレー法に
より形成させた。
この第1の導電膜(2)は、前記外部引き出し電極領域
(5)、(45)においては不要であるが、マスクを用い
た製造価格の上昇を避けるためには存在させてもよい。
かくして、前記外部引き出し電極領域(5)、(45)上
にも透光性導電膜が形成される。
この後、前記透光性基板(1)の下側または上側から、
YAGレーザ加工機(日本レーザ製)により出力0.5〜3Wの
出力を加えた。レーザのスポット径を30〜70μmφ、代
表的には50μmφにマイクロ・コンピュータを制御して
レーザ光を照射した。
このレーザ光の走査によりスクライブして第1の開溝
(13)、(13′)を形成させ、各光電変換素子(31)、
(11)間および前記外部引き出し電極領域(5)を分割
した。こうして第1の電極(37)を作製した。
この第1のレーザスクライブにより形成された第1の開
溝(13)、(13′)は、幅約50μm、長さ20cmとし、深
さは第1の電極(37)をそれぞれ完全に切断分離できる
ように行った。
この長さは、第1図における基板(1)の上端から下端
まで通り抜けさせ、開溝の形成の走査スピードを5m/分
と速くさせた。
かくして、外部引き出し電極領域(5)、第1の光電変
換素子(31)及び第2の光電変換素子(11)を構成させ
た。これらの素子の幅は10〜20mmとした。
この後、前記透光性導電膜(2)の上面にプラズマCVD
法またはLPCVD法、光CVD法、LTCVD法(HOMO CVD法とも
いう)により、光照射により光起電力を発生させる非単
結晶半導体、特にPNまたはPIN接合を有する非単結晶半
導体層(3)を0.2〜1.0μm、代表的には0.4〜0.6μm
の厚さに形成させた。
この非単結晶半導体層(3)の代表的例は、P型半導体
(42)(SixC1-x,X=0.8、50〜150Å)、I型アモルフ
ァスまたはセミアモルファスのシリコン半導体(43)
(0.4〜0.6μm)、N型の微結晶(100〜200Å)または
SixC1-x(0<x<1 例えばx=0.9)の半導体(44)
よりなる一つのPIN接合を有する非単結晶半導体であ
る。
さらにこの半導体層として、P型半導体(SixC1-x)、
I型Si半導体、N型Si半導体、P型Si半導体、I型SixG
e1-x半導体、N型半導体よりなる2つのPIN接合と1つ
のPN接合を有するタンデム型のPINPIN・・・PIN接合と
してもよい。
かかる非単結晶半導体層(3)を前記透光性導電膜
(2)および前記第1の開溝(13)、(13′)全面にわ
たって均一の膜厚で形成させた。
さらに、第2図(B)に示すように、前記第1の開溝
(13)の光電変換素子(31)側に渡って第2の開溝(1
8)を50μmの幅に100〜500μmの距離(17)をわたら
せてレーザスクライブにより形成させた。
この第2の開溝(18)を形成するためのレーザスクライ
ブは、基板である前記ガラス板(1)の下方向または上
方向からレーザ光を照射して行った。
このようにして形成された第2の開溝(18)によって、
前記第1の電極(37)の側面(8)及び(9)を露出さ
せる構成を得た。
この第2の開溝(18)により形成された第1の電極の右
側の側面(9)の存在は、第1の電極(37)の側面(1
6)より左側の光電変換素子(31)の第1の電極上にわ
たって設けられている。
そして、第2図(B)に示されるごとく、光電変換素子
(31)の内部に入ってしまうことにより、第1の電極の
側面(8)、(9)を露出せしめている。かくすること
により光電変換素子の第1の電極(37)の一部が第2の
開溝(18)の右側に残存している。かかる残存領域がな
い場合は、レーザ光の高熱(〜2000℃)により、透光性
導電膜(2)よりもはるかに加工されやすい前記第1の
開溝(13)に充填されている半導体は吹き飛んでしま
う。そのため、光電変換素子(31)、(11)の第1の電
極間のアイソレイションが不可能になる。このことによ
り第2図(B)に示すごとく、第2の開溝(18)が第1
の電極(37)の内部に入って設けられていることはきわ
めて重要である。
前記側面(9)の部分に残存する透光性導電膜は50〜50
0μmの幅を有せしめた。前記レーザ光が1〜5Wで多少
強すぎて、この透光性導電膜(37)の深さ方向の全てを
除去してしまい、その結果前記側面(8)に第2図
(C)に示すように第2の電極(38)を密接させても実
用上何ら問題はない。即ちレーザ光の出力パルスの強さ
に余裕を与えることができるという特長を有し、このこ
とは工業的応用の際きわめて重要である。
第2図において、さらに前記半導体層(3)の上面に裏
面電極となる第2の電極(38)を構成する透光性導電膜
(4)を形成した。
この第2の電極(38)を構成する透光性導電膜(4)
は、700〜1400Åの厚さにITO(酸化インジュームスズ)
により形成し、さらにその上に反射性金属である銀、ア
ルミニュームまたはクロムを300〜3000Åの厚さに形成
した。さらにその上面にアルミニューム、銅またはアル
ミニュームとニッケルとの2層膜を形成させた。例えば
ITOを1500Å、クロムを500Å、銅を1000Å、さらにニッ
ケルを1500Åの3層構造とした。
このITOとクロムは裏面側での入射光(10)の反射を促
し、600〜800nmの長波長光を有効に光電変換させるため
のものである。さらにニッケルは前記外部引き出し電極
領域(5)において、外部接続パッド(49)と外部接続
体(23)との密着性を向上させるためのものである。こ
れらは電子ビーム蒸着法またはプラズマCVD法を用いて
半導体層(3)を劣化させない300℃以下の温度で形成
させた。このITOは半導体層(3)と第2の電極(38)
との化学反応による信頼性低下の防止、即ち信頼性の向
上にも役立っている。
そして、裏面電極である第2の電極(38)を構成する透
光性導電膜(4)をレーザ光を上方から照射することに
よって切断分離し、幅が50μmの第3の開溝(20)を形
成した。
このレーザ光は、半導体特に上面に密接するNまたはP
型半導体層を(40)で示すようにえぐり出し、隣り合っ
た第1の光電変換素子領域(31)と第2の光電変換素子
領域(11)との間の開溝部における残存金属または導電
性半導体によるクロストーク(リーク電流)の発生を防
止した。
例えば、前記半導体(3)がP型半導体層(42)、I型
半導体層(43)、N型半導体層(44)と1つのPIN接合
を有し、このN型半導体が微結晶または多結晶構造を有
する場合、その電気伝導度は1〜200(Ωcm)-1と高い
値を持つ。
このため、、このN型半導体層をえぐり出して除去し、
凹部に真性半導体を設けてリーク電流発生を防止するこ
とは極めて重要であった。さらに、このI型半導体層の
底部(40)を酸化して酸化珪素とすると、さらにこのリ
ーク電流を減少させることができた。このえぐり出しは
I型半導体層(43)を越え、前記第1の電極(37)用の
透光性導電膜(2)にまで到達しないことが好ましい。
よって、レーザ光により開溝形成を第2の電極(38)の
みでなく、その下側の0.2μm以上あるI型半導体層(4
3)の厚さの分の余裕を第3の開溝(20)の形成の作業
工程にもたせることが重要である。
かくして、第2図(C)に示されるごとく、複数の光電
変換素子(31)と(11)とを連結部(12)で直列接続し
た。同時に外部引き出し電極領域(5)を何ら余分の工
程を加えることなしに、レーザスクライブを用いた低価
格の光電変換装置を得ることができた。
第2図(D)は、さらに本実施例を実用に耐えうる光電
変換装置として完成させんとしたものである。即ちパッ
シベイション膜としてプラズマ気相法により窒化珪素膜
(21)を500〜5000Åの厚さに形成させ、各素子間のリ
ーク電流の発生を防いだものである。その後、さらに外
部引き出し端子(23)を外部引き出し電極領域(5)に
設けた。そして、これらにポリイミド、ポリアミド、カ
プトンまたはエポキシ等の有機樹脂(22)を充填するこ
とによって光電変換装置を完成させた。
次に、前記光電変換素子と外部引き出し電極領域を同時
に形成した際の外部引き出し電極領域について説明す
る。
第3図は、前記外部引き出し電極領域(5)、(45)を
示すもので、第3図(A)は第1図の(B−B′)の縦
断面図を、第3図(B)は第1図の(C−C′)の縦断
面図をそれぞれ示している。
第3図(A)に示される部分は、前記外部引き出し電極
領域(5)の構造を示し、第2図に対応した製造工程を
有している。
第3図(A)において、外部引き出し電極領域(5)
は、外部接続体(47)に接触する外部接続パッド(49)
を有し、この外部接続パッド(49)は隣の光電変換素子
(31)の第2の電極を構成する導電膜(4)と連結して
いる。この時、前記外部接続体(47)の加圧が強すぎて
外部接続パッド(49)がその下の第1の導電膜(53)に
半導体(3)が突き抜けてショートしても、隣の光電変
換素子領域の第1の電極(37)とショートしないように
開溝(13′)をレーザスクライブにより設け、電気的に
外部引き出し電極領域(5)の外部接続パッド(49)と
その隣に位置している光電変換素子(31)の第1の電極
(37)とを離間させている。
また、外側部は基板(1)の端部であり、導体、半導体
とも側面(20′)にて切断分離されている。
さらに、第3図(B)は、第2の引き出し電極領域(4
5)の構造を示している。この第2の引き出し電極領域
(45)は、隣の光電変換素子の下側の第1の電極(37)
と接続される。
前記第1の電極(37)の上面には非単結晶半導体(3)
が形成されている。さらに前記第2の開溝(18)をレー
ザスクライブにて形成した工程と同一の工程において開
溝(18″)を形成している。この開溝(18″)により、
第1の電極(37)の側面(55)を露呈させた。さらに第
2図の製造工程でも説明したように、第2の導電膜
(4)を形成し、同時にパッド(48)、サイドコンタク
ト(55)をも形成した。かくして光電変換素子の第1の
電極(37)の側面(55)に外部接続パッド(48)が第2
の導電性材料により前記開溝(18″)にて連結して設け
られた構成となる。さらに、該外部接続パッド(48)は
外部接続体(46)と電気的に連結接触することになる。
ここでも第2図においてレーザスクライブにて形成した
第3の開溝(20)の形成と同一工程により形成された開
溝(20″)、端部(20)によりパッド(48)はまった
く他の光電変換素子と電気的に分離されている。
次に、第4図は側端部の分離構造を示し、第4図(A)
は、第1図における(E)の拡大図であり、第4図
(B)は、第1図における(D−D′)の拡大図であ
る。
第4図(A)に示される部分は、2つの光電変換素子
(31)、(11)及び連結部(12)を有している。
一方、側端部(61)において、第4図(B)に示すごと
く、透明導電膜(59)、第2の導電膜(58)等の導体
(69)が残存している。これらの導体が残存しても、光
電変換素子(31)、(11)の特性が劣化しないように
し、さらにこの導体(69)が残存しても、ここの部分で
外枠(60)に固定することが可能な構造を有せしめてい
る。即ち、基板(1)の側端部に沿って、第1の導電膜
(2)にはレーザスクライブにて形成した第4の開溝
(56)が形成されている。さらにこの第4の開溝(56)
を覆って半導体(3)、第2の導電膜(4)を形成す
る。その後、前記第4の開溝(56)の端側にわたって第
5の開溝(57)をレーザスクライブにて設け、この第5
の開溝(57)により第1の導電膜(2)、半導体(3)
及び第2の導電膜(4)を切断している。即ち、前記第
5の開溝(57)により導電膜(61)、半導体(3)第2
の導電膜(4)の全てを切断し同一形状としている。す
ると、第2の導電膜(4)と導電膜(61)がショートし
ても、この分離溝(62)のうち第4の開溝(56)により
第1の導電膜(2)と第2の導電膜(4)間のショート
を防ぐことができる。また炭素繊維枠(60)により、導
体(69)が加圧され、ショートしても光電変換素子(3
1)、(11)は何らの特性劣化がない。
即ち、側端部は前記2つの開溝(56)、(57)による分
離溝(62)を有しているので、外枠などとの固定により
光電変換素子が劣化することがなく、樹脂(63)で枠
(60)と光電変換装置とを固めても、十分信頼性の高い
装置とすることが可能となる。もちろん導体(69)が部
分的に存在しなくてもよいことはいうまでもない。
本発明で作製した光電変換装置は、基板(60cm×20cm)
において、各素子領域の幅14.35mm、連結部の幅150μ
m、外部引き出し電極領域の幅10mm、周辺部4mmとし、
有効面積(192mm×14.35mm×40段)1102cm2即ち91.8%
を得ることができた。その結果、セグメントが10.6%の
変換効率を有する場合、パネルにて9.7%(AMIで100mW/
cm2)の変換効率を11.6Wの出力電力で有せしめて得るこ
とができた。
また、レーザスクライブに用いるYAGレーザのスポット
径をその出力0.3〜5Wでは30μmφ、0.5〜8Wで50μmφ
を用いたが、さらにそのスポット径をよる小さくするこ
とにより、前記連結部12に必要な面積をより小さくし
て、光電変換装置としての有効面積をより向上させるこ
とができる。
さらに、前記スクライブ工程においてマイクロコンピュ
ータを併用することにより、極めて簡単かつ高精度であ
り、装置の製造コストの低下を図ることができる。
また、さらに、このパネルを例えば40cm×20cmまたは60
cm×20cmを6個または4個直列にアルミサッシ枠内に組
み合わせることによりパッケージされ、120cm×40cmのN
EDO規格の大電力用のパネルを作ることも可能である。
またこのNEDO規格のパネルはシーフレックスにより他の
ガラス板を本発明の光電変換装置の反射側(図面では上
側)に張り合せて合わせガラスとし、その間に光電変換
装置を配置し、風圧、雨等に対し機械強度の増加を図る
ことも有効である。
第1図〜第4図において、光入射は下側のガラス板とし
たが、光の入射側を下側に限定するものではない。
即ち、基板を可曲性の絶縁表面を有する基板、例えばア
ルミニュームを陽極化成させたものを用い、上面の第2
の電極を透明導電膜のITOとすることにより、上面から
の入射による光電変換を行うことも可能である。
〔発明の効果〕
(1)本発明光電変換装置作製方法は金属マスクを全く
用いないため、大面積パネルの製造工程において何らの
工業上の支障がなく、大電力発生用の大面積低価格の集
積型の光電変換装置の大量生産用にきわめて適してい
る。
(2)本発明作製方法で得られる光電変換装置の各光電
変換素子間の連結部に関しては、前記第1の電極の側面
で隣接する光電変換素子の第2の電極とを連結すること
により、この連結部の必要面積を従来方法に比べて1/10
以下に十分少なくすることができ、パネルの有効面積の
向上に役立つことができる。
(3)本発明作製方法で得られる光電変換装置は、前記
第1の開溝に直交した側端部にさらに開溝を設けるよう
にしたから、光電変換装置を安定に外枠に固定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による光電変換装置のパネルである。 第2図は、本発明の光電変換装置の製造工程を示す縦断
面図である。 第3図、第4図は、本発明の第1図の光電変換装置のパ
ネルを拡大して示した縦断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁表面を有する透光性基板上に形成した
    第1の電極と、該第1の電極上に形成した光照射により
    光起電力を発生させうる非単結晶半導体と、該非単結晶
    半導体上に形成した第2の電極とを有する光電変換素子
    を複数個互いに電気的に直列接続せしめて前記透光性基
    板上に配設した光電変換半導体装置の作製方法におい
    て、 前記絶縁表面を有する透光性基板上に第1の導電膜を形
    成する工程と、 前記第1の導電膜にレーザスクライブ法により開溝を形
    成して前記光電変換素子の第1の電極及び外部引き出し
    電極領域を形成する工程と、 前記第1の導電膜の側端部に前記第1の導電膜に形成し
    た開溝に直交してレーザスクライブ法により開溝を形成
    する工程と、 前記第1の導電膜上、前記第1の導電膜に形成した開溝
    上及び前記第1の導電膜に形成した開溝に直交して形成
    した開溝上に光照射により光起電力を発生させる非単結
    晶半導体を形成する工程と、 前記非単結晶半導体及び前記第1の導電膜に対し、前記
    第1の導電膜に形成した開溝に平行にレーザスクライブ
    法により開溝を形成する工程と、 前記非単結晶半導体及び前記第1の導電膜に形成した開
    溝内に第2の導電膜を形成して連結部を構成すると共
    に、前記第2の導電膜に対し、前記第1の導電膜に形成
    した開溝に平行にレーザスクライブ法により開溝を形成
    して前記光電変換素子の第2の電極及び前記外部引き出
    し電極領域の外部接続パッドとを形成する工程と、 前記第1の導電膜、前記非単結晶半導体及び前記第2の
    導電膜に対し、前記第1の導電膜の側端部に形成した開
    溝に平行にレーザスクライブ法により開溝を形成する工
    程と、 を有することを特徴とする光電変換半導体装置の作製方
    法。
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