JPH0778600A - 励起コイルおよびこれを用いた無電極放電灯ならびにこの放電灯を用いた照明装置 - Google Patents
励起コイルおよびこれを用いた無電極放電灯ならびにこの放電灯を用いた照明装置Info
- Publication number
- JPH0778600A JPH0778600A JP22194493A JP22194493A JPH0778600A JP H0778600 A JPH0778600 A JP H0778600A JP 22194493 A JP22194493 A JP 22194493A JP 22194493 A JP22194493 A JP 22194493A JP H0778600 A JPH0778600 A JP H0778600A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- coil conductor
- excitation coil
- discharge lamp
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コイルの温度上昇を防止し、電力損失を低減し
てコイル効率の向上を可能とした励起コイル、およびこ
のような励起コイルを用いて総合効率が向上する無電極
放電灯およびこの放電灯を用いた照明装置を提供する。 【構成】高周波電力が供給されることにより高周波磁界
を発生するコイル導体21a、21bに、通気孔25
a、25bを設けたことを特徴とする。 【作用】通気孔などの放熱手段によりコイル導体の熱が
放出されるから、電力損失が低減し、コイル効率が向上
する。
てコイル効率の向上を可能とした励起コイル、およびこ
のような励起コイルを用いて総合効率が向上する無電極
放電灯およびこの放電灯を用いた照明装置を提供する。 【構成】高周波電力が供給されることにより高周波磁界
を発生するコイル導体21a、21bに、通気孔25
a、25bを設けたことを特徴とする。 【作用】通気孔などの放熱手段によりコイル導体の熱が
放出されるから、電力損失が低減し、コイル効率が向上
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波電力が供給され
ることによって高周波磁界を発生する励起コイル、およ
びこの励起コイルで発生した高周波磁界により放電され
る無電極放電灯、ならびにこの放電灯を用いた照明装置
に関する。
ることによって高周波磁界を発生する励起コイル、およ
びこの励起コイルで発生した高周波磁界により放電され
る無電極放電灯、ならびにこの放電灯を用いた照明装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に良く知られている高圧金属蒸気放
電灯、つまりHID放電灯は、発光管バルブの両端部に
それぞれ電極を封装し、これら電極間でアーク放電を発
生させ、この放電によりバルブ内に封入した発光金属を
電離および励起させることによって発光させるようにな
っている。しかし、このような構造のランプは、バルブ
内に電極を配置するので、電極の封止構造が複雑にな
り、電極封止部からのリークを防止するための格別な手
段も必要となり、かつ電極が放電空間に露出しているの
で電極が侵蝕されるなど、種々の不具合が生じる。
電灯、つまりHID放電灯は、発光管バルブの両端部に
それぞれ電極を封装し、これら電極間でアーク放電を発
生させ、この放電によりバルブ内に封入した発光金属を
電離および励起させることによって発光させるようにな
っている。しかし、このような構造のランプは、バルブ
内に電極を配置するので、電極の封止構造が複雑にな
り、電極封止部からのリークを防止するための格別な手
段も必要となり、かつ電極が放電空間に露出しているの
で電極が侵蝕されるなど、種々の不具合が生じる。
【0003】このような有電極形の放電灯の不具合を解
消するランプとして、無電極放電灯が提案されている。
無電極放電灯は、透明な発光管内に発光物質を封入し、
この発光管を取り巻くようにして高周波励起コイルを配
し、この励起コイルに高周波電源から高周波電力を供給
して高周波磁界を発生させ、この磁界により発光管内に
プラズマ放電を誘発し、よって上記発光物質を発光させ
るようにしたものである。このような無電極放電灯は、
発光管に電極を設けなくてよいことから上記有電極形ラ
ンプのもつ種々の不具合を解消することができる利点が
ある。
消するランプとして、無電極放電灯が提案されている。
無電極放電灯は、透明な発光管内に発光物質を封入し、
この発光管を取り巻くようにして高周波励起コイルを配
し、この励起コイルに高周波電源から高周波電力を供給
して高周波磁界を発生させ、この磁界により発光管内に
プラズマ放電を誘発し、よって上記発光物質を発光させ
るようにしたものである。このような無電極放電灯は、
発光管に電極を設けなくてよいことから上記有電極形ラ
ンプのもつ種々の不具合を解消することができる利点が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の無
電極放電灯は、励起コイルに大きな高周波電流を流す必
要があるため、励起コイルの抵抗損失がランプ全体の総
合効率に大きな影響を及ぼす。つまり、この種の無電極
放電灯は、励起コイルの効率がランプ効率を左右する要
因となり、したがって、励起コイルの効率の向上が望ま
れる。この対策のため、従来の無電極放電灯は、励起コ
イルの表面の導電率を高くし、かつ反射率を高くして発
光管から放射される光を遮断しないことが重要であると
している。しかし、励起コイルの電力損失を低減する手
段は、単に励起コイルの表面の導電率や、反射特性に依
存するものではなく、励起コイルの抵抗を引き下げ、熱
損失を低減することが大切であることが判った。
電極放電灯は、励起コイルに大きな高周波電流を流す必
要があるため、励起コイルの抵抗損失がランプ全体の総
合効率に大きな影響を及ぼす。つまり、この種の無電極
放電灯は、励起コイルの効率がランプ効率を左右する要
因となり、したがって、励起コイルの効率の向上が望ま
れる。この対策のため、従来の無電極放電灯は、励起コ
イルの表面の導電率を高くし、かつ反射率を高くして発
光管から放射される光を遮断しないことが重要であると
している。しかし、励起コイルの電力損失を低減する手
段は、単に励起コイルの表面の導電率や、反射特性に依
存するものではなく、励起コイルの抵抗を引き下げ、熱
損失を低減することが大切であることが判った。
【0005】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、コイルの温度上昇
を抑止し、電力損失を低減してコイル効率の向上を可能
とした励起コイル、およびこのような励起コイルを用い
て総合効率が向上する無電極放電灯およびこの放電灯を
用いた照明装置を提供しようとするものである。
たもので、その目的とするところは、コイルの温度上昇
を抑止し、電力損失を低減してコイル効率の向上を可能
とした励起コイル、およびこのような励起コイルを用い
て総合効率が向上する無電極放電灯およびこの放電灯を
用いた照明装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の励起コイルは、高周波電力が供給されることにより高
周波磁界を発生するコイル導体に、放熱手段を設けたこ
とを特徴とする。本発明の請求項2に記載の励起コイル
は、コイル導体を複数ターン形成したことを特徴とす
る。本発明の請求項3に記載の励起コイルは、放熱手段
を複数個形成したことを特徴とする。本発明の請求項4
に記載の励起コイルは、コイル軸方向と交差する方向に
沿って偏平な形状を有するコイル導体からなり、このコ
イル導体に通気手段からなる放熱手段を形成したことを
特徴とする。本発明の請求項5に記載の励起コイルは、
通気手段の通気総面積が、偏平な形状のコイル導体の外
周側に比べて内周側を大きくしてあることを特徴とす
る。本発明の請求項6に記載の励起コイルは、通気手段
を、偏平な形状のコイル導体の電流密度が最も高い部分
を避けて形成してあることを特徴とする。本発明の請求
項7に記載の励起コイルは、コイル導体が複数ターン形
成されており、各タ−ン間で通気手段の位置が相互に対
向するように略一致して形成したことを特徴とする。本
発明の請求項8に記載の励起コイルは、コイル導体がコ
イル軸方向と交差する方向に沿って偏平な形状を有し、
このコイル導体に放熱面積増加手段からなる放熱手段と
したことを特徴とする。本発明の請求項9に記載の励起
コイルは、上記放熱面積増加手段を、偏平な形状のコイ
ル導体における内周側に設けたことを特徴とする。本発
明の請求項10に記載の励起コイルは、コイル導体に形
成した冷却媒体の通路からなる放熱手段を構成したこと
を特徴とする。本発明の請求項11に記載の無電極放電
灯は、高周波電力が供給されることにより高周波磁界を
発生するコイル導体に放熱手段を設け、この励起コイル
により発生された磁界によって発光管を放電させるよう
にしたことを特徴とする。本発明の請求項12に記載の
照明装置は、上記無電極放電灯を照明器具に組み込んだ
ことを特徴とする。
の励起コイルは、高周波電力が供給されることにより高
周波磁界を発生するコイル導体に、放熱手段を設けたこ
とを特徴とする。本発明の請求項2に記載の励起コイル
は、コイル導体を複数ターン形成したことを特徴とす
る。本発明の請求項3に記載の励起コイルは、放熱手段
を複数個形成したことを特徴とする。本発明の請求項4
に記載の励起コイルは、コイル軸方向と交差する方向に
沿って偏平な形状を有するコイル導体からなり、このコ
イル導体に通気手段からなる放熱手段を形成したことを
特徴とする。本発明の請求項5に記載の励起コイルは、
通気手段の通気総面積が、偏平な形状のコイル導体の外
周側に比べて内周側を大きくしてあることを特徴とす
る。本発明の請求項6に記載の励起コイルは、通気手段
を、偏平な形状のコイル導体の電流密度が最も高い部分
を避けて形成してあることを特徴とする。本発明の請求
項7に記載の励起コイルは、コイル導体が複数ターン形
成されており、各タ−ン間で通気手段の位置が相互に対
向するように略一致して形成したことを特徴とする。本
発明の請求項8に記載の励起コイルは、コイル導体がコ
イル軸方向と交差する方向に沿って偏平な形状を有し、
このコイル導体に放熱面積増加手段からなる放熱手段と
したことを特徴とする。本発明の請求項9に記載の励起
コイルは、上記放熱面積増加手段を、偏平な形状のコイ
ル導体における内周側に設けたことを特徴とする。本発
明の請求項10に記載の励起コイルは、コイル導体に形
成した冷却媒体の通路からなる放熱手段を構成したこと
を特徴とする。本発明の請求項11に記載の無電極放電
灯は、高周波電力が供給されることにより高周波磁界を
発生するコイル導体に放熱手段を設け、この励起コイル
により発生された磁界によって発光管を放電させるよう
にしたことを特徴とする。本発明の請求項12に記載の
照明装置は、上記無電極放電灯を照明器具に組み込んだ
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の請求項1に記載の励起コイルによれ
ば、コイル導体に放熱手段を設けたから、励起コイルの
温度上昇が抑止され、熱損失を低減することができ、コ
イル効率が向上する。本発明の請求項2に記載の励起コ
イルによれば、コイル導体が複数ターン形成されている
から、高周波磁界の強度が高くなる。本発明の請求項3
に記載の励起コイルによれば、放熱手段が複数個形成さ
れているから、励起コイルの温度上昇を効果的に抑止
し、熱損失を低減することができ、コイル効率が向上す
る。本発明の請求項4に記載の励起コイルによれば、コ
イル軸方向と交差する方向に沿って偏平な形状を有する
コイル導体に通気手段を設けたので、この通気手段を空
気が通り抜けることから放熱効果が高くなる。本発明の
請求項5に記載の励起コイルによれば、通気手段の通気
総面積が、偏平な形状のコイル導体の外周側に比べて内
周側を大きくしてあるから、電流密度が高くて温度が上
昇し勝ちなコイル導体の内周側を良好に冷却することが
できる。本発明の請求項6に記載の励起コイルによれ
ば、通気手段を、偏平な形状のコイル導体の電流密度が
最も高い部分を避けて形成したので、高周波電流の流れ
を阻害しない。本発明の請求項7に記載の励起コイルに
よれば、コイル導体が複数ターン形成されており、各タ
−ン間で通気手段の位置が相互に向かい会って略一致す
るようにしたので、空気の流れが円滑になり、各タ−ン
で空気が通り抜け易くなるため放熱効果が高くなる。本
発明の請求項8に記載の励起コイルによれば、コイル軸
方向と交差する方向に沿って偏平な形状を有するコイル
導体に放熱面積増加手段を形成したから、冷却効果が高
くなり、熱損失を低減することができ、コイル効率が向
上する。本発明の請求項9に記載の励起コイルによれ
ば、上記放熱面積増加手段を、偏平な形状のコイル導体
における内周側に設けたので、電流密度が高くて温度が
上昇し勝ちなコイル導体の内周側を良好に冷却すること
ができる。本発明の請求項10に記載の励起コイルによ
れば、コイル導体に形成した冷却媒体通路により冷却媒
体を流して強制冷却するので冷却効果が高くなり、熱損
失を低減することができ、コイル効率が向上する。本発
明の請求項11に記載の無電極放電灯によれば、コイル
効率が向上した上記各請求項に記載の励起コイルにより
発生される磁界によって発光管を放電させるから、コイ
ル効率が高くなる分ランプ効率も向上する。本発明の請
求項12に記載の照明装置によれば、効率に優れた照明
装置を提供することができる。
ば、コイル導体に放熱手段を設けたから、励起コイルの
温度上昇が抑止され、熱損失を低減することができ、コ
イル効率が向上する。本発明の請求項2に記載の励起コ
イルによれば、コイル導体が複数ターン形成されている
から、高周波磁界の強度が高くなる。本発明の請求項3
に記載の励起コイルによれば、放熱手段が複数個形成さ
れているから、励起コイルの温度上昇を効果的に抑止
し、熱損失を低減することができ、コイル効率が向上す
る。本発明の請求項4に記載の励起コイルによれば、コ
イル軸方向と交差する方向に沿って偏平な形状を有する
コイル導体に通気手段を設けたので、この通気手段を空
気が通り抜けることから放熱効果が高くなる。本発明の
請求項5に記載の励起コイルによれば、通気手段の通気
総面積が、偏平な形状のコイル導体の外周側に比べて内
周側を大きくしてあるから、電流密度が高くて温度が上
昇し勝ちなコイル導体の内周側を良好に冷却することが
できる。本発明の請求項6に記載の励起コイルによれ
ば、通気手段を、偏平な形状のコイル導体の電流密度が
最も高い部分を避けて形成したので、高周波電流の流れ
を阻害しない。本発明の請求項7に記載の励起コイルに
よれば、コイル導体が複数ターン形成されており、各タ
−ン間で通気手段の位置が相互に向かい会って略一致す
るようにしたので、空気の流れが円滑になり、各タ−ン
で空気が通り抜け易くなるため放熱効果が高くなる。本
発明の請求項8に記載の励起コイルによれば、コイル軸
方向と交差する方向に沿って偏平な形状を有するコイル
導体に放熱面積増加手段を形成したから、冷却効果が高
くなり、熱損失を低減することができ、コイル効率が向
上する。本発明の請求項9に記載の励起コイルによれ
ば、上記放熱面積増加手段を、偏平な形状のコイル導体
における内周側に設けたので、電流密度が高くて温度が
上昇し勝ちなコイル導体の内周側を良好に冷却すること
ができる。本発明の請求項10に記載の励起コイルによ
れば、コイル導体に形成した冷却媒体通路により冷却媒
体を流して強制冷却するので冷却効果が高くなり、熱損
失を低減することができ、コイル効率が向上する。本発
明の請求項11に記載の無電極放電灯によれば、コイル
効率が向上した上記各請求項に記載の励起コイルにより
発生される磁界によって発光管を放電させるから、コイ
ル効率が高くなる分ランプ効率も向上する。本発明の請
求項12に記載の照明装置によれば、効率に優れた照明
装置を提供することができる。
【0008】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図3に示す
第1の実施例としての無電極放電灯にもとづき説明す
る。図において10は発光管であり、例えば合成石英な
どのような高融点ガラスや、アルミナなどのような透明
セラミック材料により構成されている。この発光管10
内には、プラズマによるア−ク放電12により発光する
発光物質、例えばハロゲン化金属、例えばNa−CeI
3 が封入されている。なお、発光管10内には上記発光
物質の外に、アルゴン、キセノン、クリプトン、ネオン
などのような始動用希ガスが少なくとも1種封入されて
いる。
第1の実施例としての無電極放電灯にもとづき説明す
る。図において10は発光管であり、例えば合成石英な
どのような高融点ガラスや、アルミナなどのような透明
セラミック材料により構成されている。この発光管10
内には、プラズマによるア−ク放電12により発光する
発光物質、例えばハロゲン化金属、例えばNa−CeI
3 が封入されている。なお、発光管10内には上記発光
物質の外に、アルゴン、キセノン、クリプトン、ネオン
などのような始動用希ガスが少なくとも1種封入されて
いる。
【0009】上記発光管10の一端には、例えば中心線
上に位置して始動用細管(ガスプローブ)15が接続さ
れている。細管15は発光管と同一材料であることが望
ましく、発光管10の内部に対して隔壁16を介して隔
離されている。そして、この細管15内には始動用希ガ
スとして、例えばアルゴンまたはクリプトンの少なくと
も1種が封入されている。この細管15には始動用電極
17が取着されている。この始動用電極17は始動回路
18を介して高周波発振回路26に接続されている。
上に位置して始動用細管(ガスプローブ)15が接続さ
れている。細管15は発光管と同一材料であることが望
ましく、発光管10の内部に対して隔壁16を介して隔
離されている。そして、この細管15内には始動用希ガ
スとして、例えばアルゴンまたはクリプトンの少なくと
も1種が封入されている。この細管15には始動用電極
17が取着されている。この始動用電極17は始動回路
18を介して高周波発振回路26に接続されている。
【0010】発光管10の周囲には励起コイル20が配
置されている。励起コイル20は、両端が上記高周波発
信回路26に接続されており、この高周波発振回路26
から供給される高周波電圧により高周波電流が流される
ようになっている。このような高周波電流により、励起
コイル20内には励起コイル20のコイル軸方向O−O
に沿って磁界が発生し、これによりコイル20の中心部
空間に収容された発光管10内に、コイル軸O−Oを取
巻くようにしてプラズマによるドーナツ形のア−ク放電
12が発生する。この放電12により発光金属が電離お
よび励起されて光を発し、この光は発光管10を透過し
て外部に放射される。
置されている。励起コイル20は、両端が上記高周波発
信回路26に接続されており、この高周波発振回路26
から供給される高周波電圧により高周波電流が流される
ようになっている。このような高周波電流により、励起
コイル20内には励起コイル20のコイル軸方向O−O
に沿って磁界が発生し、これによりコイル20の中心部
空間に収容された発光管10内に、コイル軸O−Oを取
巻くようにしてプラズマによるドーナツ形のア−ク放電
12が発生する。この放電12により発光金属が電離お
よび励起されて光を発し、この光は発光管10を透過し
て外部に放射される。
【0011】上記励起コイル20は、コイル素線に相当
するコイル導体が2ターンとなっている。これらコイル
導体21a、21bは、高純度アルミニウム、または
銅、もしくは銀などの導電性に優れた一対の円錐形をな
す金属板により構成されている。これら円錐形金属板は
板厚tが1〜4mm程度であり、コイル軸O−O方向に沿
って配置されている。これら一対のコイル導体21a、
21bはこれらの内周部の一部を互いに溶接して接続す
ることにより全体で螺旋形の通電経路を形成してある。
つまり、上記一対のコイル導体21a、21bはそれぞ
れ周方向に連続するものではなく、周方向に一部で分離
されており、一方のコイル導体21aの内周部と他方の
コイル導体21bの内周部は相互に部分的に接続され、
全体で螺旋形の通電経路を形成する。この場合、図2に
示すように、一方のコイル導体21aの内周部には接続
突部22aを形成するとともに他方のコイル導体21b
の内周部にも接続突部22bを形成し、これら接続突部
22a、22bを相互に突き合わせて溶接することによ
り、励起コイル20は全体の通電経路が螺旋形状となる
ように構成されている。なお、突き合わせ部は、図2の
(A)図に示すような鋸歯形状や波形形状であれば接触
面積が大きくなるので接合部における導電抵抗が小さく
なり、かつ図2の(B)図に示すように、接続突部22
a、22bの肉厚Tをコイル導体21a、21bの板厚
tより大きくしておけば、同じく導電抵抗が小さくな
る。
するコイル導体が2ターンとなっている。これらコイル
導体21a、21bは、高純度アルミニウム、または
銅、もしくは銀などの導電性に優れた一対の円錐形をな
す金属板により構成されている。これら円錐形金属板は
板厚tが1〜4mm程度であり、コイル軸O−O方向に沿
って配置されている。これら一対のコイル導体21a、
21bはこれらの内周部の一部を互いに溶接して接続す
ることにより全体で螺旋形の通電経路を形成してある。
つまり、上記一対のコイル導体21a、21bはそれぞ
れ周方向に連続するものではなく、周方向に一部で分離
されており、一方のコイル導体21aの内周部と他方の
コイル導体21bの内周部は相互に部分的に接続され、
全体で螺旋形の通電経路を形成する。この場合、図2に
示すように、一方のコイル導体21aの内周部には接続
突部22aを形成するとともに他方のコイル導体21b
の内周部にも接続突部22bを形成し、これら接続突部
22a、22bを相互に突き合わせて溶接することによ
り、励起コイル20は全体の通電経路が螺旋形状となる
ように構成されている。なお、突き合わせ部は、図2の
(A)図に示すような鋸歯形状や波形形状であれば接触
面積が大きくなるので接合部における導電抵抗が小さく
なり、かつ図2の(B)図に示すように、接続突部22
a、22bの肉厚Tをコイル導体21a、21bの板厚
tより大きくしておけば、同じく導電抵抗が小さくな
る。
【0012】上記一対のコイル導体21a、21bは、
図1に示す通り、内周縁211a、211bが相互に接
近しているとともに、外周縁212a、212bは上記
内周部相互の間隔lよりも大きな間隔Lを有して離間対
向している。つまり、一対の円錐形コイル導体21a、
21bはコイル軸O−Oに対して所定の傾斜角をなして
相互に逆方向に対向して配置されている。
図1に示す通り、内周縁211a、211bが相互に接
近しているとともに、外周縁212a、212bは上記
内周部相互の間隔lよりも大きな間隔Lを有して離間対
向している。つまり、一対の円錐形コイル導体21a、
21bはコイル軸O−Oに対して所定の傾斜角をなして
相互に逆方向に対向して配置されている。
【0013】なお、具体的寸法例を示すと、発光管10
の内径が30mmの場合、コイル素線となる導体21a、
21bの各板厚tは2mm、内径dは34mm、外径Dは6
2mm、隣接する環形円板21a、21bの内周縁211
a、211b間の離間寸法lは2mm、外周縁212a、
212b間の離間寸法Lは14mmにしてある。
の内径が30mmの場合、コイル素線となる導体21a、
21bの各板厚tは2mm、内径dは34mm、外径Dは6
2mm、隣接する環形円板21a、21bの内周縁211
a、211b間の離間寸法lは2mm、外周縁212a、
212b間の離間寸法Lは14mmにしてある。
【0014】このようなコイル導体21a、21bに
は、それぞれ本発明の放熱手段としての通気孔25a
…、25b…が形成されている。各、通気孔25a…、
25b…は、図3に示す通り、それぞれ円形であり、各
円錐形コイル導体21a、21bの内周側に偏って形成
してある。つまり、コイル導体21a、21bにおいて
は、外周側に比べて内周側の電流密度が高いため、内周
側で発熱が大きくなる。このため、通気孔25a…、2
5b…は、各円錐形コイル導体21a、21bにおいて
内周側に集中的に形成してある。この場合、それぞれの
通気孔25a…、25b…は、円錐形コイル導体21
a、21bの中心から同一半径rの位置に、周方向へ等
間隔を存して配置されている。そして、相互に対向して
いる一対のコイル導体21a、21b間においては、そ
れぞれの通気孔25a…と25b…が対向し、つまり相
互に同一位置に形成されている。
は、それぞれ本発明の放熱手段としての通気孔25a
…、25b…が形成されている。各、通気孔25a…、
25b…は、図3に示す通り、それぞれ円形であり、各
円錐形コイル導体21a、21bの内周側に偏って形成
してある。つまり、コイル導体21a、21bにおいて
は、外周側に比べて内周側の電流密度が高いため、内周
側で発熱が大きくなる。このため、通気孔25a…、2
5b…は、各円錐形コイル導体21a、21bにおいて
内周側に集中的に形成してある。この場合、それぞれの
通気孔25a…、25b…は、円錐形コイル導体21
a、21bの中心から同一半径rの位置に、周方向へ等
間隔を存して配置されている。そして、相互に対向して
いる一対のコイル導体21a、21b間においては、そ
れぞれの通気孔25a…と25b…が対向し、つまり相
互に同一位置に形成されている。
【0015】なお、各円錐形コイル導体21a、21b
は、上記した通り、外周側に比べて内周側の電流密度の
高いことから、各通気孔25a…、25b…は各円錐形
コイル導体21a、21bの内周に近ければ近い程効果
が期待できるが、最も内側の領域は電流が通り易い経路
を確保しておかなければならないから、つまり最大電流
が流れる領域であるため、この領域は避ける必要があ
り、よって各通気孔25a…、25b…はコイル導体2
1a、21bの内周面から微小寸法sだけ離れ、かつ同
一円周上に形成してある。但し、この場合、各通気孔2
5a…、25b…は必ずしも同一円周上に存在しなくて
もよい。
は、上記した通り、外周側に比べて内周側の電流密度の
高いことから、各通気孔25a…、25b…は各円錐形
コイル導体21a、21bの内周に近ければ近い程効果
が期待できるが、最も内側の領域は電流が通り易い経路
を確保しておかなければならないから、つまり最大電流
が流れる領域であるため、この領域は避ける必要があ
り、よって各通気孔25a…、25b…はコイル導体2
1a、21bの内周面から微小寸法sだけ離れ、かつ同
一円周上に形成してある。但し、この場合、各通気孔2
5a…、25b…は必ずしも同一円周上に存在しなくて
もよい。
【0016】このような構成による第1の実施例の無電
極放電灯について、作用を説明する。ランプを始動させ
る場合は、高周波発振回路26から始動回路18を通じ
て始動用電極17に始動電圧を供給すると同時に、励起
コイル20に高周波電流を流す。励起コイル20は、一
対のコイル導体21a、21bがそれぞれ一部で接合さ
れることにより全体で螺旋形の通電経路を形成するか
ら、高周波電流が螺旋型に流れ、バルブ10内に高周波
磁界による電界を発生させる。このため、始動用電極1
7とバルブ10内の電界との間で電位差が生じ、細管1
5内の希ガスがグロー放電を発生する。このグロー放電
とバルブ10内の電界との間に電界勾配が発生し、この
ためバルブ10内にグロー放電が発生する。このグロー
放電はバルブ10内にプラズマ放電を誘起し、コイル軸
O−Oの回りにリング形状のプラズマ放電12を発生さ
せる。このプラズマ放電12により発光金属が電離およ
び励起されて光を発し、この光はバルブ10を透過して
外部に放射される。
極放電灯について、作用を説明する。ランプを始動させ
る場合は、高周波発振回路26から始動回路18を通じ
て始動用電極17に始動電圧を供給すると同時に、励起
コイル20に高周波電流を流す。励起コイル20は、一
対のコイル導体21a、21bがそれぞれ一部で接合さ
れることにより全体で螺旋形の通電経路を形成するか
ら、高周波電流が螺旋型に流れ、バルブ10内に高周波
磁界による電界を発生させる。このため、始動用電極1
7とバルブ10内の電界との間で電位差が生じ、細管1
5内の希ガスがグロー放電を発生する。このグロー放電
とバルブ10内の電界との間に電界勾配が発生し、この
ためバルブ10内にグロー放電が発生する。このグロー
放電はバルブ10内にプラズマ放電を誘起し、コイル軸
O−Oの回りにリング形状のプラズマ放電12を発生さ
せる。このプラズマ放電12により発光金属が電離およ
び励起されて光を発し、この光はバルブ10を透過して
外部に放射される。
【0017】このようなランプにおいて、励起コイル2
0のコイル導体21a、21bは断面が偏平な平板形状
にしたので、同一断面積の場合は円形断面の場合に比べ
て表面積が大きくなる。このため表皮効果が増大し、高
周波電流の損失が少なくなる。つまり、表面積が増す
と、流路経路が大きくなり、電流抵抗が軽減されるの
で、コイル効率が向上することになる。
0のコイル導体21a、21bは断面が偏平な平板形状
にしたので、同一断面積の場合は円形断面の場合に比べ
て表面積が大きくなる。このため表皮効果が増大し、高
周波電流の損失が少なくなる。つまり、表面積が増す
と、流路経路が大きくなり、電流抵抗が軽減されるの
で、コイル効率が向上することになる。
【0018】また、表面積が大きい場合は、円形断面の
場合に比べて放熱面積が増すので冷却性が向上し、上記
電気抵抗の低下と相俟って、コイルの表面温度が低くな
る。このことは、熱として無駄に放出されるエネルギー
が少なくなるので、コイル効率が向上する。
場合に比べて放熱面積が増すので冷却性が向上し、上記
電気抵抗の低下と相俟って、コイルの表面温度が低くな
る。このことは、熱として無駄に放出されるエネルギー
が少なくなるので、コイル効率が向上する。
【0019】そして、本実施例の場合、励起コイル20
の各コイル導体21a、21bに通気孔25a…、25
b…を形成したので、コイル導体21a、21bの回り
に停滞したり、軸方向に隣接するコイル導体21a、2
1b間に滞ろうとする熱が、対流により通気孔25a
…、25b…を通じて逃がされる。したがって、コイル
導体21a、21bが温度の高い空気に囲まれることが
なくなり、全体として放熱が促進され、励起コイル20
の温度を引下げることができる。このためコイルの温度
上昇による表面酸化や結晶化による強度の低下、変形な
どの発生が防止される。
の各コイル導体21a、21bに通気孔25a…、25
b…を形成したので、コイル導体21a、21bの回り
に停滞したり、軸方向に隣接するコイル導体21a、2
1b間に滞ろうとする熱が、対流により通気孔25a
…、25b…を通じて逃がされる。したがって、コイル
導体21a、21bが温度の高い空気に囲まれることが
なくなり、全体として放熱が促進され、励起コイル20
の温度を引下げることができる。このためコイルの温度
上昇による表面酸化や結晶化による強度の低下、変形な
どの発生が防止される。
【0020】この場合、上記通気孔25a…、25b…
は、コイル導体21a、21bの内周に近い場所に形成
したから、コイル導体21a、21bの内周部分の温度
上昇を抑制することができる。すなわち、上記偏平な円
板形からなる円錐形のコイル導体21a、21bの場
合、周方向に流れる電流は、通電経路の短い内側を通過
しようとして外周部に比べて内周部の電流密度が高くな
り、しかも内周部は外周部に比べて表面積が小さいか
ら、内周部分が温度上昇する傾向にある。そこで、通気
孔25a…、25b…をコイル導体21a、21bの内
周に近い場所に形成することにより通気総面積を増加
し、コイル導体21a、21bの内周部の放熱を促し、
よって内周部の温度が部分的に高くなるのを防止し、温
度分布を均等にすることができる。
は、コイル導体21a、21bの内周に近い場所に形成
したから、コイル導体21a、21bの内周部分の温度
上昇を抑制することができる。すなわち、上記偏平な円
板形からなる円錐形のコイル導体21a、21bの場
合、周方向に流れる電流は、通電経路の短い内側を通過
しようとして外周部に比べて内周部の電流密度が高くな
り、しかも内周部は外周部に比べて表面積が小さいか
ら、内周部分が温度上昇する傾向にある。そこで、通気
孔25a…、25b…をコイル導体21a、21bの内
周に近い場所に形成することにより通気総面積を増加
し、コイル導体21a、21bの内周部の放熱を促し、
よって内周部の温度が部分的に高くなるのを防止し、温
度分布を均等にすることができる。
【0021】但し、円錐形コイル導体21a、21b
は、上記した通り、外周側に比べて内周側の電流密度の
高く、最も内側の領域は電流が通り易い経路として確保
しておかなければならないから、つまり最大電流が流れ
る領域であるため、この領域はに通気孔25a…、25
b…を形成せず、コイル導体21a、21bの内周面か
ら微小寸法sだけ離れた位置に通気孔25a…、25b
…を形成することにより、発光管10に対する集密度を
高くしてある。
は、上記した通り、外周側に比べて内周側の電流密度の
高く、最も内側の領域は電流が通り易い経路として確保
しておかなければならないから、つまり最大電流が流れ
る領域であるため、この領域はに通気孔25a…、25
b…を形成せず、コイル導体21a、21bの内周面か
ら微小寸法sだけ離れた位置に通気孔25a…、25b
…を形成することにより、発光管10に対する集密度を
高くしてある。
【0022】また、軸方向に離間対向するコイル導体2
1a、21b間では、それぞれの通気孔25a…、25
b…が互いに対向して形成されているから、空気の流れ
が円滑になり、対流を促して放熱効果が高くなる。
1a、21b間では、それぞれの通気孔25a…、25
b…が互いに対向して形成されているから、空気の流れ
が円滑になり、対流を促して放熱効果が高くなる。
【0023】さらに、上記実施例の場合、一対のコイル
導体21a、21bは、内周縁部211a、211b間
の寸法lに比べて、外周縁部212a、212b間の寸
法Lを大きくしてあるから、発光管10から放射方向に
出る光をコイル導体21a、21bが遮断する割合が少
なくなり、照射効率も高くなる。
導体21a、21bは、内周縁部211a、211b間
の寸法lに比べて、外周縁部212a、212b間の寸
法Lを大きくしてあるから、発光管10から放射方向に
出る光をコイル導体21a、21bが遮断する割合が少
なくなり、照射効率も高くなる。
【0024】図4および図5は本発明に第2の実施例の
無電極放電灯を示す。この実施例は、励起コイル20の
構造を変えたもので、発光管10は図1の場合と同様で
あってよい。励起コイル20を構成する一対のコイル導
体21a、21bは、内外径方向に沿う幅の途中に、外
側に向かう屈曲部23a、23bを形成してあり、これ
により図1に場合と同一外径Dであっても表面積を増や
してある。つまり、屈曲部23a、23bは放熱面積増
加手段となっており、このため、放熱面積が増えるから
コイル導体21a、21bの温度上昇が防止される。ま
た、これらコイル導体21a、21bには、上記屈曲部
23a、23bよりも内周側に位置して通気孔が形成さ
れている。通気孔は第1の実施例のような円形孔であっ
てもよいが、本実施例の場合は、周方向に伸びる円弧形
状の通気孔251a…、251b…を形成してある。こ
の場合も、互いに対向するコイル導体21a、21b間
で、円弧形状の通気孔251a…、251b…が向かい
合っており、空気の流れを円滑に促すようになってい
る。
無電極放電灯を示す。この実施例は、励起コイル20の
構造を変えたもので、発光管10は図1の場合と同様で
あってよい。励起コイル20を構成する一対のコイル導
体21a、21bは、内外径方向に沿う幅の途中に、外
側に向かう屈曲部23a、23bを形成してあり、これ
により図1に場合と同一外径Dであっても表面積を増や
してある。つまり、屈曲部23a、23bは放熱面積増
加手段となっており、このため、放熱面積が増えるから
コイル導体21a、21bの温度上昇が防止される。ま
た、これらコイル導体21a、21bには、上記屈曲部
23a、23bよりも内周側に位置して通気孔が形成さ
れている。通気孔は第1の実施例のような円形孔であっ
てもよいが、本実施例の場合は、周方向に伸びる円弧形
状の通気孔251a…、251b…を形成してある。こ
の場合も、互いに対向するコイル導体21a、21b間
で、円弧形状の通気孔251a…、251b…が向かい
合っており、空気の流れを円滑に促すようになってい
る。
【0025】このため、このような第2の実施例の場合
も、コイル導体21a、21bの表面積が増えるから、
放熱面積が増え、コイル導体21a、21bの温度上昇
が防止される。また、コイル導体21a、21bの電流
密度の高い内周部に近い領域が通気孔251a…、25
1b…を通過する空気で冷却されるので、温度上昇が抑
制され、コイル効率が向上することになる。
も、コイル導体21a、21bの表面積が増えるから、
放熱面積が増え、コイル導体21a、21bの温度上昇
が防止される。また、コイル導体21a、21bの電流
密度の高い内周部に近い領域が通気孔251a…、25
1b…を通過する空気で冷却されるので、温度上昇が抑
制され、コイル効率が向上することになる。
【0026】図6および図7は本発明の第3の実施例を
示す。この実施例は、前述した図1ないし図3に示す励
起コイル20を構成する一対のコイル導体21a、21
bに、さらに通気孔252a…、252b…を追加した
ものであり、放熱孔の数が増えることにより放熱効果が
高くなり、コイル効率が向上する。但し、本実施例の場
合、追加した通気孔252a…、252b…は、コイル
導体21a、21bの内周側に形成した通気孔25a
…、25b…よりも外周側に位置しており、しかも内周
側の通気孔25a…、25b…の離間ピッチに比べて外
周側の通気孔252a…、252b…の離間ピッチを大
きくしてある。このため、コイル導体21a、21bに
おいては、内周に近い場所の通気総面積が外周に近い場
所より大きくなっており、電流密度が高い内周に近い場
所の放熱作用を高くしてある。よって、コイル導体21
a、21bの温度分布が全体に亘り均等になる。
示す。この実施例は、前述した図1ないし図3に示す励
起コイル20を構成する一対のコイル導体21a、21
bに、さらに通気孔252a…、252b…を追加した
ものであり、放熱孔の数が増えることにより放熱効果が
高くなり、コイル効率が向上する。但し、本実施例の場
合、追加した通気孔252a…、252b…は、コイル
導体21a、21bの内周側に形成した通気孔25a
…、25b…よりも外周側に位置しており、しかも内周
側の通気孔25a…、25b…の離間ピッチに比べて外
周側の通気孔252a…、252b…の離間ピッチを大
きくしてある。このため、コイル導体21a、21bに
おいては、内周に近い場所の通気総面積が外周に近い場
所より大きくなっており、電流密度が高い内周に近い場
所の放熱作用を高くしてある。よって、コイル導体21
a、21bの温度分布が全体に亘り均等になる。
【0027】図8および図9は本発明の第4の実施例を
示す。この実施例は、放熱手段として、上記した通気手
段に代わり、放熱面積の増加手段を採用したものであ
る。すなわち、一対のコイル導体21a、21bには、
内周側に位置して多数の放熱フィン31a…、31b…
を形成してある。これら放熱フィン31a…、31b…
は熱伝導性に優れた金属からなり、周方向に等間隔を存
してコイル導体21a、21bにろう付け等の手段で接
合されている。この場合、各放熱フィン31a…、31
b…は発光管10から出る光を遮らないように、放射方
向に伸びている。
示す。この実施例は、放熱手段として、上記した通気手
段に代わり、放熱面積の増加手段を採用したものであ
る。すなわち、一対のコイル導体21a、21bには、
内周側に位置して多数の放熱フィン31a…、31b…
を形成してある。これら放熱フィン31a…、31b…
は熱伝導性に優れた金属からなり、周方向に等間隔を存
してコイル導体21a、21bにろう付け等の手段で接
合されている。この場合、各放熱フィン31a…、31
b…は発光管10から出る光を遮らないように、放射方
向に伸びている。
【0028】このような構成の場合も、コイル導体21
a、21bにおいて電流が流れることにより抵抗のため
に温度が上昇するが、コイル導体21a、21bが偏平
な形状であるから表面積が大きく、よって放熱面積が大
きく、加えて放熱フィン31a…、31b…が表面積を
増加して放熱面積を増大するから、コイル導体21a、
21bの熱が良好に放出され、励起コイル20の温度を
引下げることができる。このためコイルの温度上昇によ
る表面酸化や結晶化による強度の低下、変形などの発生
が防止される。
a、21bにおいて電流が流れることにより抵抗のため
に温度が上昇するが、コイル導体21a、21bが偏平
な形状であるから表面積が大きく、よって放熱面積が大
きく、加えて放熱フィン31a…、31b…が表面積を
増加して放熱面積を増大するから、コイル導体21a、
21bの熱が良好に放出され、励起コイル20の温度を
引下げることができる。このためコイルの温度上昇によ
る表面酸化や結晶化による強度の低下、変形などの発生
が防止される。
【0029】また、この場合も、放熱フィン31a…、
31b…をコイル導体21a、21bの内周側に設けた
ので、内周に近い場所の通気総面積が外周に近い場所よ
り大きくなり、電流密度が高い内周に近い場所の放熱作
用を高くすることができ、コイル導体21a、21bの
温度分布を全体に亘り均等にすることができる。
31b…をコイル導体21a、21bの内周側に設けた
ので、内周に近い場所の通気総面積が外周に近い場所よ
り大きくなり、電流密度が高い内周に近い場所の放熱作
用を高くすることができ、コイル導体21a、21bの
温度分布を全体に亘り均等にすることができる。
【0030】なお、放熱フィン31a…、31b…は各
コイル導体21a、21bのそれぞれ両面に形成しても
よい。また、放熱フィンは、図10に示す第5の実施例
のように、コイル導体21a、21bから切り起こして
形成することもできる。すなわち、図10に示す例は、
コイル導体21a、21bの内側に近い場所に、放熱フ
ィン32a…、32b…を切り起こし成形してあり、切
り起こされた後の孔は通気孔33a…、33b…とし
て、熱放出に寄与する。なお、この場合、電流密度の高
い経路を確保するため、内周縁から外径方向に向かって
微小寸法sだけ離れた位置に放熱フィン32a…、32
b…を形成してあり、通気孔33a…、33b…が最内
径側に形成されないようにしてある。
コイル導体21a、21bのそれぞれ両面に形成しても
よい。また、放熱フィンは、図10に示す第5の実施例
のように、コイル導体21a、21bから切り起こして
形成することもできる。すなわち、図10に示す例は、
コイル導体21a、21bの内側に近い場所に、放熱フ
ィン32a…、32b…を切り起こし成形してあり、切
り起こされた後の孔は通気孔33a…、33b…とし
て、熱放出に寄与する。なお、この場合、電流密度の高
い経路を確保するため、内周縁から外径方向に向かって
微小寸法sだけ離れた位置に放熱フィン32a…、32
b…を形成してあり、通気孔33a…、33b…が最内
径側に形成されないようにしてある。
【0031】図11および図12は本発明の第6の実施
例を示す。この実施例は、放熱面積の増加手段として、
一対のコイル導体21a、21bに、凹凸面を形成した
ものである。すなわち、一対のコイル導体21a、21
bには、例えば外側に向けて出っ張る多数の球面突起4
1a…、41b…を形成してある。これら球面突起41
a…、41b…はコイル導体21a、21bの内周側に
近い部分で、周方向に等間隔を存して形成されている。
例を示す。この実施例は、放熱面積の増加手段として、
一対のコイル導体21a、21bに、凹凸面を形成した
ものである。すなわち、一対のコイル導体21a、21
bには、例えば外側に向けて出っ張る多数の球面突起4
1a…、41b…を形成してある。これら球面突起41
a…、41b…はコイル導体21a、21bの内周側に
近い部分で、周方向に等間隔を存して形成されている。
【0032】このような構成の場合も、一対のコイル導
体21a、21bの表面積が増えるので、放熱面積が増
大し、コイル導体21a、21bの熱が良好に放出され
る。よって、励起コイル20の温度を引下げることがで
き、コイルの温度上昇による表面酸化や結晶化による強
度の低下、変形などの発生を防止することができる。
体21a、21bの表面積が増えるので、放熱面積が増
大し、コイル導体21a、21bの熱が良好に放出され
る。よって、励起コイル20の温度を引下げることがで
き、コイルの温度上昇による表面酸化や結晶化による強
度の低下、変形などの発生を防止することができる。
【0033】なお、この場合、外に向かって出っ張る球
面突起41a…、41b…に代わって、内に向かって凹
む球面凹部(図示しない)を形成してもよい。また、球
面突起41a…、41b…または球面凹部は、図13に
示す第7の実施例に示すように、コイル導体21a、2
1bの全体に亘り増加して分布して形成してもよい。球
面突起41a…、41b…または球面凹部の数が増える
と放熱効果が高くなり、コイル効率が向上する。但し、
この場合、外周側の球面突起411a…、411b…ま
たは球面凹部は、コイル導体21a、21bの内周側に
形成した球面突起41a…、41b…または球面凹部よ
りも分布密度が粗になっており、コイル導体21a、2
1bにおいては、内周に近い場所の放熱面積が外周に近
い場所より大きくなっており、電流密度の高い内周に近
い場所の放熱作用が高くなる。
面突起41a…、41b…に代わって、内に向かって凹
む球面凹部(図示しない)を形成してもよい。また、球
面突起41a…、41b…または球面凹部は、図13に
示す第7の実施例に示すように、コイル導体21a、2
1bの全体に亘り増加して分布して形成してもよい。球
面突起41a…、41b…または球面凹部の数が増える
と放熱効果が高くなり、コイル効率が向上する。但し、
この場合、外周側の球面突起411a…、411b…ま
たは球面凹部は、コイル導体21a、21bの内周側に
形成した球面突起41a…、41b…または球面凹部よ
りも分布密度が粗になっており、コイル導体21a、2
1bにおいては、内周に近い場所の放熱面積が外周に近
い場所より大きくなっており、電流密度の高い内周に近
い場所の放熱作用が高くなる。
【0034】図14は第8の実施例を示し、突部41a
…、41b…と、凹部411a…、411b…を互い違
いに形成した例である。これは径方向に凹凸を互い違い
に形成してあるが、周方向の互い違いに形成してもよ
い。
…、41b…と、凹部411a…、411b…を互い違
いに形成した例である。これは径方向に凹凸を互い違い
に形成してあるが、周方向の互い違いに形成してもよ
い。
【0035】図15は第9の実施例を示し、コイル導体
21a、21bの表面に多数の突起51…{図(A)の
場合}、または凹部52…{図(B)の場合}を形成す
ることにより表面積を増した例である。このような凹凸
面は、例えばブラスト加工などにより梨地面にするなど
の構造であってもよい。
21a、21bの表面に多数の突起51…{図(A)の
場合}、または凹部52…{図(B)の場合}を形成す
ることにより表面積を増した例である。このような凹凸
面は、例えばブラスト加工などにより梨地面にするなど
の構造であってもよい。
【0036】図16は第10の実施例を示す。この実施
例の場合は、径方向に沿って波形状に凹凸60…を形成
したもので、この場合も表面積を増すことができる。図
17は第11の実施例を示す。この実施例の場合は、径
方向に沿って段階状に凹凸70…を形成したもので、こ
の場合も表面積を増すことができる。
例の場合は、径方向に沿って波形状に凹凸60…を形成
したもので、この場合も表面積を増すことができる。図
17は第11の実施例を示す。この実施例の場合は、径
方向に沿って段階状に凹凸70…を形成したもので、こ
の場合も表面積を増すことができる。
【0037】図18は第12の実施例を示す。この実施
例の場合は、各コイル導体21a、21bの周方向に沿
って山部81…と谷部82…を交互に形成し、全体が周
方向に波形をなしている。
例の場合は、各コイル導体21a、21bの周方向に沿
って山部81…と谷部82…を交互に形成し、全体が周
方向に波形をなしている。
【0038】図19および図20には、本発明の第13
の実施例を示す。この実施例は、励起コイル20が熱伝
導性に優れた金属パイプにより形成されており、金属パ
イプ90を1回以上、例えば3回螺旋形に曲げてコイル
導体としてある。このようなパイプよりなるコイル導体
90には、冷媒通路91が形成されるので、この冷媒通
路91に図示しないポンプなどを用いて冷媒、例えば冷
却水を通すようになっている。なお、金属パイプ90の
断面形状は円形でもよいが、楕円や長円などのような偏
平形状の方が表面積が大きいので好ましい。
の実施例を示す。この実施例は、励起コイル20が熱伝
導性に優れた金属パイプにより形成されており、金属パ
イプ90を1回以上、例えば3回螺旋形に曲げてコイル
導体としてある。このようなパイプよりなるコイル導体
90には、冷媒通路91が形成されるので、この冷媒通
路91に図示しないポンプなどを用いて冷媒、例えば冷
却水を通すようになっている。なお、金属パイプ90の
断面形状は円形でもよいが、楕円や長円などのような偏
平形状の方が表面積が大きいので好ましい。
【0039】このような構成によれば、ランプの点灯中
にパイプよりなるコイル導体90に冷却水を通すと、コ
イル導体90が強制冷却されるようになり、よって励起
コイル20の温度上昇が防止される。このため励起コイ
ル20の温度を引下げることができ、コイルの温度上昇
による電気抵抗の増加や、コイルの表面酸化や結晶化に
よる強度の低下、変形などを防止することができ、コイ
ル効率が向上するとともに寿命特性も良くなる。
にパイプよりなるコイル導体90に冷却水を通すと、コ
イル導体90が強制冷却されるようになり、よって励起
コイル20の温度上昇が防止される。このため励起コイ
ル20の温度を引下げることができ、コイルの温度上昇
による電気抵抗の増加や、コイルの表面酸化や結晶化に
よる強度の低下、変形などを防止することができ、コイ
ル効率が向上するとともに寿命特性も良くなる。
【0040】なお、上記各実施例は、発光管10を剥き
だしのまま使用するようにした1重管構造の無電極放電
灯の場合を示したが、本発明はこれに限らず、図21に
示す第14の実施例のように、2重管形無電極放電灯で
あっても実施可能である。2重管形無電極放電灯は、合
成石英などのような高融点ガラスから構成された外管1
10に発光管10を収容したもので、外管110は一端
を圧潰封止部(ピンチシール部)112により閉塞して
あり、この外管110内は真空または不活性ガスの雰囲
気に保たれている。発光管10の端部に形成された始動
用細管15が、上記外管110の圧潰封止部112に封
着され、この圧潰封止部112を気密に貫通して外部に
導出されている。そして、この細管15の外端部に始動
用電極17が取着されており、この始動用電極17は、
図1に示す始動回路18に接続されているものである。
だしのまま使用するようにした1重管構造の無電極放電
灯の場合を示したが、本発明はこれに限らず、図21に
示す第14の実施例のように、2重管形無電極放電灯で
あっても実施可能である。2重管形無電極放電灯は、合
成石英などのような高融点ガラスから構成された外管1
10に発光管10を収容したもので、外管110は一端
を圧潰封止部(ピンチシール部)112により閉塞して
あり、この外管110内は真空または不活性ガスの雰囲
気に保たれている。発光管10の端部に形成された始動
用細管15が、上記外管110の圧潰封止部112に封
着され、この圧潰封止部112を気密に貫通して外部に
導出されている。そして、この細管15の外端部に始動
用電極17が取着されており、この始動用電極17は、
図1に示す始動回路18に接続されているものである。
【0041】上記外管110の周囲には励起コイル20
が配置されており、この励起コイル20の構成は、第1
実施例ないし第13実施例のいずれか1つ、または2つ
以上を組み合わせて構成してある。
が配置されており、この励起コイル20の構成は、第1
実施例ないし第13実施例のいずれか1つ、または2つ
以上を組み合わせて構成してある。
【0042】このような構成の場合、発光管10を外管
110に収容してあるから、発光管10が直接外気に触
れるのを防止することができ、発光管10が温度差によ
る破損や、付着物による失透、およびクラックの発生を
防止することができる。また、万が一発光管10が破損
しても、外管110がガラス破片の飛散を防止するから
安全性が保たれる。
110に収容してあるから、発光管10が直接外気に触
れるのを防止することができ、発光管10が温度差によ
る破損や、付着物による失透、およびクラックの発生を
防止することができる。また、万が一発光管10が破損
しても、外管110がガラス破片の飛散を防止するから
安全性が保たれる。
【0043】図22および図23は、上記無電極放電灯
を光源とした照明装置を示す。図22において、符号1
40は高速道路等の道路を照明する照明装置のポールで
あり、上端部に照明器具141が設置されている。この
ポール140の高さHは、無電極放電灯に供給する高周
波電流の波長λに対し、λ/2またはλ/2の整数倍と
なるように設定されている。例えば高周波発振回路26
の出力周波数が13.56MHzの場合、波長λは2
2.1mであり、これに対しポール140の高さHは、
λ/2=11.05mに設定されている。ポール140
の先端に取着された照明器具141は、図23に示すよ
うに、器具本体142の下面開口がプリズムカバー14
3により閉塞されており、この器具本体142内には反
射鏡144が設置されている。この反射鏡144内には
所定の位置に、図1に示した無電極放電灯が設置されて
いる。この放電灯から放射された光は、反射鏡144に
より反射され、上記プリズムカバー143により照射方
向を制御されて道路を照射するようになっている。器具
本体142内には、放電灯の点灯を維持する高周波発振
回路26(図1に示す)を含む主点灯回路がプリント回
路基板145に配線して設けられているとともに、上記
放電灯を始動させるための始動回路部品146が収容さ
れている。
を光源とした照明装置を示す。図22において、符号1
40は高速道路等の道路を照明する照明装置のポールで
あり、上端部に照明器具141が設置されている。この
ポール140の高さHは、無電極放電灯に供給する高周
波電流の波長λに対し、λ/2またはλ/2の整数倍と
なるように設定されている。例えば高周波発振回路26
の出力周波数が13.56MHzの場合、波長λは2
2.1mであり、これに対しポール140の高さHは、
λ/2=11.05mに設定されている。ポール140
の先端に取着された照明器具141は、図23に示すよ
うに、器具本体142の下面開口がプリズムカバー14
3により閉塞されており、この器具本体142内には反
射鏡144が設置されている。この反射鏡144内には
所定の位置に、図1に示した無電極放電灯が設置されて
いる。この放電灯から放射された光は、反射鏡144に
より反射され、上記プリズムカバー143により照射方
向を制御されて道路を照射するようになっている。器具
本体142内には、放電灯の点灯を維持する高周波発振
回路26(図1に示す)を含む主点灯回路がプリント回
路基板145に配線して設けられているとともに、上記
放電灯を始動させるための始動回路部品146が収容さ
れている。
【0044】上記放電灯を構成する高周波励起コイル2
0の一方のコイル導体21aは、端部を一体に延長して
プリント回路基板145に機械的および電気的に接続さ
れており、また、他方のコイル導体21bは、器具本体
142をアースとしてこの器具本体142に接続されて
いる。器具本体142はポール140を通じて地面と同
電位となっている。
0の一方のコイル導体21aは、端部を一体に延長して
プリント回路基板145に機械的および電気的に接続さ
れており、また、他方のコイル導体21bは、器具本体
142をアースとしてこの器具本体142に接続されて
いる。器具本体142はポール140を通じて地面と同
電位となっている。
【0045】また、器具本体142内にはファン147
が設けられており、このファン147はダクト148、
149を通じて放電灯に冷却用の送風を行うようになっ
ている。ファン147は、放電灯の点灯中に運転される
ようになっており、よってこの無電極放電灯は点灯中に
常に上記ファン147により発生した風によりダクト1
48、149にて強制冷却される。このため、管壁に沿
ってリング形状に形成されるプラズマにより発光管10
の管壁が加熱されようとしても、管壁が強制冷却される
ので発光管10の変形や破裂、封入物質の不所望な反応
を防止し、かつ励起コイル20の温度上昇も抑えること
ができる。
が設けられており、このファン147はダクト148、
149を通じて放電灯に冷却用の送風を行うようになっ
ている。ファン147は、放電灯の点灯中に運転される
ようになっており、よってこの無電極放電灯は点灯中に
常に上記ファン147により発生した風によりダクト1
48、149にて強制冷却される。このため、管壁に沿
ってリング形状に形成されるプラズマにより発光管10
の管壁が加熱されようとしても、管壁が強制冷却される
ので発光管10の変形や破裂、封入物質の不所望な反応
を防止し、かつ励起コイル20の温度上昇も抑えること
ができる。
【0046】このことから、電界強度を強くして集中さ
せることができ始動性の向上が可能となり、またランプ
を一重管にして小形化が可能になり、かつコイルの冷却
もなされるので大電力を投入することも可能になり、発
光効率を高くすることができる。そして、放電灯は、照
明器具141およびポール140を介してア−スしてあ
り、かつポール140の高さHを、波長λの1/2また
はλ/2の整数倍に設定したから、照明器具141と地
面が電圧および電流とも等しくなり、ポール140が分
布定数回路として作用することがなく、ポール140に
高い電圧がかかるのが防止され、点灯回路の制御不能や
故障を防止することができる。
せることができ始動性の向上が可能となり、またランプ
を一重管にして小形化が可能になり、かつコイルの冷却
もなされるので大電力を投入することも可能になり、発
光効率を高くすることができる。そして、放電灯は、照
明器具141およびポール140を介してア−スしてあ
り、かつポール140の高さHを、波長λの1/2また
はλ/2の整数倍に設定したから、照明器具141と地
面が電圧および電流とも等しくなり、ポール140が分
布定数回路として作用することがなく、ポール140に
高い電圧がかかるのが防止され、点灯回路の制御不能や
故障を防止することができる。
【0047】なお、発光管10内に封入される発光物質
は、ハロゲン金属に限らず、他の各種放電灯で発光物質
として使用されている物質、例えば水銀、希ガスなどで
あってもよい。また、従来は電極との反応のために使用
できなかった発光物質も、本発明は無電極構造であるか
ら使用が可能である。
は、ハロゲン金属に限らず、他の各種放電灯で発光物質
として使用されている物質、例えば水銀、希ガスなどで
あってもよい。また、従来は電極との反応のために使用
できなかった発光物質も、本発明は無電極構造であるか
ら使用が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の励起コイル
によれば、コイル導体に放熱手段を設けたから、励起コ
イルの温度上昇が抑止され、熱損失を低減することがで
き、コイル効率が向上する。
によれば、コイル導体に放熱手段を設けたから、励起コ
イルの温度上昇が抑止され、熱損失を低減することがで
き、コイル効率が向上する。
【0049】また、本発明の無口金電球によれば、上記
励起コイルのコイル効率が向上するから、ランプとして
の効率が向上する。さらに、本発明の照明装置は、励起
コイルの効率およびランプ効率が高くなる分、効率が向
上する。
励起コイルのコイル効率が向上するから、ランプとして
の効率が向上する。さらに、本発明の照明装置は、励起
コイルの効率およびランプ効率が高くなる分、効率が向
上する。
【図1】本発明の第1の実施例を示す無電極放電灯の断
面図。
面図。
【図2】同実施例の高周波励起コイルのコイル導体相互
の接合構造を示し、(A)図は正面ず、(B)図は一部
断面した斜視図。
の接合構造を示し、(A)図は正面ず、(B)図は一部
断面した斜視図。
【図3】同実施例のコイル導体を示し、(A)図は一方
のコイル導体の平面図、(B)図は他方のコイル導体の
平面図。
のコイル導体の平面図、(B)図は他方のコイル導体の
平面図。
【図4】本発明の第2の実施例を示す無電極放電灯の断
面図。
面図。
【図5】同実施例のコイル導体の平面図。
【図6】本発明の第3の実施例を示す無電極放電灯の断
面図。
面図。
【図7】同実施例のコイル導体の平面図。
【図8】本発明の第4の実施例を示す無電極放電灯の断
面図。
面図。
【図9】同実施例のコイル導体の平面図。
【図10】本発明の第5の実施例を示すコイル導体の平
面図。
面図。
【図11】本発明の第6の実施例を示す無電極放電灯の
断面図。
断面図。
【図12】同実施例のコイル導体の平面図。
【図13】本発明の第7の実施例を示すコイル導体の平
面図。
面図。
【図14】本発明の第8の実施例を示す励起コイルの断
面図。
面図。
【図15】本発明の第9の実施例を示し、(A)図およ
び(B)図はそれぞれ異なる構成のコイル導体の断面
図。
び(B)図はそれぞれ異なる構成のコイル導体の断面
図。
【図16】本発明の第10の実施例を示す励起コイルの
断面図。
断面図。
【図17】本発明の第11の実施例を示す励起コイルの
断面図。
断面図。
【図18】本発明の第12の実施例を示す励起コイルの
一部を示す斜視図。
一部を示す斜視図。
【図19】本発明の第13の実施例を示す無電極放電灯
の断面図。
の断面図。
【図20】同実施例の励起コイルに斜視図。
【図21】本発明の第14の実施例を示す2重管形無電
極放電灯の断面図。
極放電灯の断面図。
【図22】本発明の第15の実施例を示す街路照明灯の
側面図。
側面図。
【図23】同実施例の照明装置を示す構成図。
10…発光管 12…アーク放電 15…始動用細管 17…始動用電極
18…始動回路 20…励起コイル 21a、21b…コイ
ル導体 25a、25b、251a、251b…通気孔 26…高周波発振回路 31a、31b…放熱フィン 33a、33b…通気
孔 41a、41b…突起 60、70、81、82…凹凸 140…ポール 141…照明器具
142…器具本体 143…プリズムカバー 144…反射鏡
147…ファン 148、149…ダクト
18…始動回路 20…励起コイル 21a、21b…コイ
ル導体 25a、25b、251a、251b…通気孔 26…高周波発振回路 31a、31b…放熱フィン 33a、33b…通気
孔 41a、41b…突起 60、70、81、82…凹凸 140…ポール 141…照明器具
142…器具本体 143…プリズムカバー 144…反射鏡
147…ファン 148、149…ダクト
Claims (12)
- 【請求項1】 高周波電力が供給されることにより高周
波磁界を発生するコイル導体と、 このコイル導体に設けられた放熱手段と、を具備したこ
とを特徴とする励起コイル。 - 【請求項2】 上記コイル導体は、複数ターン形成され
ていることを特徴とする請求項1に記載の励起コイル。 - 【請求項3】 上記放熱手段は、複数個形成されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の励起
コイル。 - 【請求項4】 上記コイル導体は、コイル軸方向と交差
する方向に沿って偏平な形状を有し、 上記放熱手段は、上記コイル導体に形成した通気手段で
あることを特徴とする請求項1に記載の励起コイル。 - 【請求項5】 上記通気手段は、通気総面積を上記偏平
な形状のコイル導体の外周側に比べて内周側を大きくし
てあることを特徴とする請求項4に記載の励起コイル。 - 【請求項6】 上記通気手段は、上記偏平な形状のコイ
ル導体の電流密度が最も高い部分を避けて形成してある
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の励起
コイル。 - 【請求項7】 上記コイル導体は複数ターン形成されて
おり、上記通気手段は、各タ−ン間の位置が相互に対向
するように略一致させたことを特徴とする請求項4に記
載の励起コイル。 - 【請求項8】 上記コイル導体は、コイル軸方向と交差
する方向に沿って偏平な形状を有する導体からなり、 上記放熱手段は、上記コイル導体に形成した放熱面積増
加手段であることを特徴とする請求項1に記載の励起コ
イル。 - 【請求項9】 上記放熱面積増加手段は、上記偏平な形
状のコイル導体における内周側に設けたことを特徴とす
る請求項8に記載の励起コイル。 - 【請求項10】 上記放熱手段は、上記コイル導体に形
成した冷却媒体の通路であることを特徴とする請求項1
に記載の励起コイル。 - 【請求項11】 高周波電力が供給されることにより高
周波磁界を発生するコイル導体と、 このコイル導体に設けられた放熱手段と、 上記コイル導体により放電させられる発光管と、を具備
したことを特徴とする無電極放電灯。 - 【請求項12】 高周波電力が供給されることにより高
周波磁界を発生するコイル導体、このコイル導体に設け
られた放熱手段、および上記コイル導体により放電させ
られる発光管とを備えた無電極放電灯と、 上記無電極放電灯を収容する器具と、を具備したことを
特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22194493A JPH0778600A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 励起コイルおよびこれを用いた無電極放電灯ならびにこの放電灯を用いた照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22194493A JPH0778600A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 励起コイルおよびこれを用いた無電極放電灯ならびにこの放電灯を用いた照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0778600A true JPH0778600A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16774607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22194493A Pending JPH0778600A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 励起コイルおよびこれを用いた無電極放電灯ならびにこの放電灯を用いた照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0778600A (ja) |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP22194493A patent/JPH0778600A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1224074C (zh) | 带有灯体冷却系统的微波激励的紫外线灯系统 | |
| JP4091596B2 (ja) | 無電極ランプシステム | |
| JPH11503263A (ja) | マイクロ波放射で無電極ランプを励起させる装置 | |
| KR100396772B1 (ko) | 마이크로파를 이용한 조명기구 | |
| JP2005174928A (ja) | 無電極ランプシステム | |
| US20040113559A1 (en) | Cooling apparatus of plasma lighting system | |
| JP3417160B2 (ja) | 無電極放電ランプ | |
| CN100356504C (zh) | 无电极照明系统 | |
| US8680756B2 (en) | Optical system for a luminaire | |
| US6608443B1 (en) | Lighting apparatus using microwave energy | |
| US6744221B2 (en) | Electrodeless lighting system and bulb therefor | |
| JPH0778600A (ja) | 励起コイルおよびこれを用いた無電極放電灯ならびにこの放電灯を用いた照明装置 | |
| CN101772827A (zh) | 放电灯 | |
| JP3481170B2 (ja) | 誘電体バリア放電ランプ | |
| JPH08106812A (ja) | 光源装置 | |
| KR100430012B1 (ko) | 무전극 램프의 열변형 방지장치 | |
| JPH06203808A (ja) | ソレノイド磁界式放電灯およびこれを用いた照明装置 | |
| KR100459452B1 (ko) | 무전극 램프의 반사구 보호장치 | |
| JP2006080015A (ja) | 蛍光ランプ装置及び照明器具 | |
| JP5585928B2 (ja) | マイクロ波放電ランプ装置 | |
| JPH05347148A (ja) | ソレノイド磁界式放電灯 | |
| JPH05347149A (ja) | ソレノイド磁界式放電灯 | |
| JPH0697605B2 (ja) | 無電極放電灯装置 | |
| JP3365547B2 (ja) | 環形蛍光ランプおよび照明器具 | |
| JPH0589854A (ja) | ソレノイド磁界式放電灯およびこれを用いた照明器具 |