JPH0778676A - カートリッジヒータ - Google Patents

カートリッジヒータ

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JPH0778676A
JPH0778676A JP22242593A JP22242593A JPH0778676A JP H0778676 A JPH0778676 A JP H0778676A JP 22242593 A JP22242593 A JP 22242593A JP 22242593 A JP22242593 A JP 22242593A JP H0778676 A JPH0778676 A JP H0778676A
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metal pipe
self
heating element
heater
control
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Tsuyoshi Jogan
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートリッジヒータに部分的な加熱原因が発
生した場合に、その異常加熱を発熱体自身が検知して通
電電流を制御し、安全性を確保する。 【構成】 金属パイプ1の内側中心部に、ある温度がキ
ューリー点を越えると自身の抵抗が著しく増加して発熱
を制御する粉末状の自己制御発熱体3を配設するととも
に、この自己制御発熱体3と金属パイプ1の内側面との
間に電気絶縁粉末4を充填し、さらに前記自己制御発熱
体3の中に電極5を埋設し、その一端を金属パイプ1の
外側に突出させ、さらに金属パイプ1の開口端を封止板
2とガラスの封止材6、絶縁材7で封止する。 【効果】 ヒータに部分的な加熱原因が発生してもその
部分の温度が自己制御発熱体3のキューリー点を越える
と自身の抵抗が著しく増加して流れる電流を制限し、発
熱を自己制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金型の温度上昇や水中加
熱ヒータとして用いられるカートリッジヒータに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカートリッジヒータは一
端を封止した金属パイプの内部に発熱線を巻きつけた円
筒状の絶縁コアを挿入し、その周囲に電気絶縁粉末を充
填し、他端開口部からリード線を導出して構成されてい
る。
【0003】このヒータは金型の温度上昇を早めたり、
水中加熱ヒータとして用いることから一般にヒータの表
面電力密度が極めて高い状態で用いるのが常である。そ
のために異常加熱を起した場合、焼損したり断線したり
して安全上危険が伴う。
【0004】この異常加熱を防止する発明として例えば
図4に示すように、金属パイプ1内に発熱線10よりも
融点の低い感熱線11を発熱線10と直列に接続して設
置し、異常加熱時にこの感熱線11を溶断させるものが
公開されている。(例えば特開昭59−56386号公
報)また熱電対をカートリッジヒータ内に設置して温度
を検知する方式も公開されている。(例えば実開昭59
−2089号公報)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように異常加熱
防止として低融点の感熱線11を用いるものでは、その
感熱線11が電気絶縁粉末4中に埋設されているため、
異常加熱時に溶融しても電気絶縁粉末4が感熱線11を
覆ったままで原形状を維持する場合があり、電流遮断の
効果を十分に発揮できない欠点があった。
【0006】また熱電対を金属パイプの内部に設置した
ものでは例えば水中ヒータとして使用した場合に熱電対
の設置する位置によって性能が大きく左右される。
【0007】例えば水量が減少して水中ヒータの一部が
水面上に露出したときに熱電対が水面下に位置している
場合には異常加熱を検知きず、露出部は異常加熱状態と
なり、焼損や断線が起る。このような欠点はカートリッ
ジヒータが長くなるほど著しくなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の欠点を解
決するためになされたものであり、請求項の第1項では
金属パイプの内側中心部に、ある温度がキューリー点を
越えると自身の抵抗が著しく増加して発熱を制御する、
すなわち正の抵抗一温度特性(以下PTC特性という)
を有する粉末状の自己制御発熱体を配設するとともに、
この自己制御発熱体と金属パイプの内側との間に電気絶
縁粉末を充填し、さらに前記自己制御発熱体の中に電極
を埋設し、その一端を金属パイプの外側に突出させたも
のである。
【0009】また請求項の第2項では前記自己制御発熱
体をボビン状に成形して金属パイプの中に配設し、これ
を金属パイプの外側から圧縮して破砕し、粉末状とした
ものである。
【0010】さらに請求項の第3項では自己制御発熱体
に埋設される電極を2本以上とし、それらの一端を夫々
金属パイプ外に突出させたものである。
【0011】
【作用】このカートリッジヒータを金型等の加熱用とし
て用いた場合には部分的な加熱原因が発生した場合、そ
の部分の温度がキューリー点を越えると自身の抵抗が著
しく増加して流れる電流を制限し、発熱を自己制御す
る。また湯沸器等の水中加熱ヒータとして用いた場合に
は自己制御発熱体自身の発熱により水が加熱されるが、
その水が蒸発してヒータが露出すると、その露出部の温
度が上昇し、この温度上昇を自己制御発熱体が検知して
自身の固有抵抗が増大し、通電電流を制限して安全な温
度を保持する。
【0012】また請求項の第2項による場合にはカート
リッジヒータの製作に当って従来設備をそのまま利用す
ることができる。
【0013】さらに請求項の第3項による場合には一つ
の自己制御発熱体で複数個の自己制御発熱体を夫々並列
に接続したのと同等の状態となり、経済的効果を計るこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
【0015】図1は本発明の一実施例である。
【0016】図において、1は金属パイプで、一端を同
一材料からなる封止板2で封止してある。3はセラミッ
ク等の半導体よりなる自己制御発熱体で、PTC特性を
有し、金属パイプ1の中心部に粉末状にして配設してあ
る。4は酸化マグネシア等よりなる電気絶縁粉末で、金
属パイプ1の内側面と自己制御発熱体3との間に充填し
てある。5は電極で、2本以上(図では2本)よりな
り、一端を自己制御発熱体3の一部に埋設し、他端を金
属パイプ1の外側に平行に突出させている。6は金属パ
イプ1の他端を封止する封止材で、ガラスを溶融したの
ち冷却して金属パイプ1の端部を封止し、吸湿を防いで
いる。7はシリコンゴム等からなる絶縁材で、前記封止
材6の外側に取付けられ、金属パイプ1端部の沿面絶縁
距離の増加作用をなすものである。
【0017】上記の構成において、その製作方法を説明
すると、あらかじめ電極挿入用の複数の孔を設けたボビ
ン状の自己制御発熱体3を用意し、この発熱体3の孔に
電極5を挿入し、これを封止板2によって一端を封止さ
れた金属パイプ1内の中央部に配設し、この発熱体3と
金属パイプ1の内側面との間に電気絶縁粉末4を充填す
る。
【0018】次に金属パイプ1を外側から圧縮して自己
制御発熱体3のボビンを破砕し、電極5と自己制御発熱
体3との電気的接触を良好にすると同時に自己制御発熱
体3自身の電気的接触を良好にする。そののち金属パイ
プ1の開口端を順にガラスの封止材6、絶縁材7で封止
し、製作を完了する。
【0019】上記の構成によれば発熱は電極5、5間の
自己制御発熱体3に電圧を印加すると、内部抵抗に応じ
た電流が流れ、ジュールの法則に従ってジュール熱が発
生し、金属パイプ1の外壁面から放熱する。
【0020】加熱を行なう場合には自己制御発熱体3の
発熱により金属パイプ1が加熱され、その外表面から放
熱して被加熱物の温度を高めるが、金属片の異常接近等
による部分的な加熱原因が発生し、その部分の温度がキ
ューリー点を越えた場合には自身の抵抗が著しく増加し
て流れる電流を制限し、発熱を自己制御する。また図2
に示すごとくこのカートリッジヒータを湯沸器8の水加
熱用として使用した場合には電極5が複数本(図では2
本)並行して配置してあるため、複数本の電極5間は自
己制御発熱体3を複数個並列に接続されているのと等し
くなり、従ってそのキューリー点を適当に設定してやれ
ば万一自己制御発熱体3の一部が水9から露出した状態
で通電された場合でも水中部分に浸漬された部分は水9
で冷却され続けるため大きなジュール熱が発生し、効率
良く水を加熱し続ける。一方露出部分はキューリー点を
越えると高抵抗となり、発熱量が抑制され、危険な温度
になるのを防止するとともに、空気中に放出される無駄
な放熱を抑制し、安全性と省エネルギー化の両方を同時
に実現する。
【0021】次に図3は本発明の他の実施例を示すもの
で、図1と相違する点は電極5を金属パイプ1の両端よ
り外側に突出させ、その金属パイプ1の両端開口部をガ
ラスの封止材6、シリコンゴム等の絶縁材7で封止した
ものである。
【0022】この実施例によっても自己制御発熱体3の
作用は図1に示すものと同一であり、例えば金型その他
の温度上昇及び制御に使用して好適である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば金
属パイプ1の内側中心部にPTC特性を有する粉末状の
自己制御発熱体を配設するとともに、この発熱体と金属
パイプの内側面との間に電気絶縁粉末を充填したので、
ヒータが部分的な加熱原因を生じても自己制御発熱体自
身がこの異常加熱を検知して流れる電流を制限し、発熱
を自己制御するため安全性の確保と省エネを同時に実現
できる。
【0024】また自己制御発熱体をボビン状に成形して
金属パイプ内に挿入そののち金属パイプを圧縮して破砕
した場合には製作に当って従来設備をそのまま利用する
ことができる。さらに自己制御発熱体に埋設される電極
を2本以上とした場合には一つの自己制御発熱体で複数
個の自己制御発熱体を夫々並列に接続したのと同等の状
態となり、経済的効果を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカートリッジヒータの断面図であ
る。
【図2】同ヒータを水中加熱ヒータとして用いた場合の
断面図である。
【図3】同ヒータの他の実施例の断面図である。
【図4】従来のカートリッジヒータの断面図である。
【符号の説明】
1 金属パイプ 3 自己制御発熱体 4 電気絶縁粉末 5 電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属パイプ(1)の内側中心部に、ある
    温度がキューリー点を越えると自身の抵抗が著しく増加
    して発熱を制御する粉末状の自己制御発熱体(3)を配
    設するとともに、この自己制御発熱体(3)と金属パイ
    プ(1)の内側面との間に電気絶縁粉末(4)を充填
    し、さらに前記自己制御発熱体(3)の中に電極(5)
    を埋設し、その一端を金属パイプ(1)の外側に突出さ
    せてなるカートリッジヒータ。
  2. 【請求項2】 自己制御発熱体(3)をボビン状に成形
    して金属パイプ(1)の内側中心部に配設し、これを金
    属パイプ(1)の外側から圧縮して破砕し、粉末状とし
    てなる請求項1記載のカートリッジヒータ。
  3. 【請求項3】 自己制御発熱体(3)に埋設される電極
    (5)を2本以上とし、それらの一端を夫々金属パイプ
    (1)外に突出させてなる請求項1記載のカートリッジ
    ヒータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997011576A1 (en) * 1995-09-21 1997-03-27 Rotfil S.R.L A tubular heating element and a method for its production
JP2015020605A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 サンデン株式会社 車両用加熱装置
CN117716196A (zh) * 2021-08-06 2024-03-15 国际壳牌研究有限公司 储能装置和加热传热流体的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015020605A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 サンデン株式会社 車両用加熱装置
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