JPH0779078A - 多層配線基板及びその製造方法 - Google Patents
多層配線基板及びその製造方法Info
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- JPH0779078A JPH0779078A JP22341693A JP22341693A JPH0779078A JP H0779078 A JPH0779078 A JP H0779078A JP 22341693 A JP22341693 A JP 22341693A JP 22341693 A JP22341693 A JP 22341693A JP H0779078 A JPH0779078 A JP H0779078A
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- resin layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属から成るビア部と絶縁性樹脂層との剥離
や絶縁性樹脂層の絶縁性能の低下等を解消し得る多層配
線基板を提供する。 【構成】 基板内に絶縁性樹脂層12、14を介して多
層に形成された導体パターン16、17と、導体パター
ン同士を連結するように、絶縁性樹脂層12、14を貫
いて形成された金属から成るビア部20とを具備する多
層配線基板において、該ビア部20が、導体パターン1
6が形成された絶縁性基板10の表面上に積層された次
層の絶縁性樹脂層12を貫き、導体パターン16のラン
ド部18が露出する底面側ほど小径となるように、絶縁
性樹脂層12に穿設されたテーパー状貫通孔に、めっき
充填されて形成された金属層24と、金属層24から延
出されて絶縁性樹脂層12、14の表面上に形成された
ランド部28とから成り、且つビア部20の絶縁性樹脂
層12との接触面に、絶縁性樹脂層12とビア部20と
の密着性向上及びビア部20を形成する金属の絶縁性樹
脂層12への拡散防止を図る密着バリア層22が形成さ
れていることを特徴とする。
や絶縁性樹脂層の絶縁性能の低下等を解消し得る多層配
線基板を提供する。 【構成】 基板内に絶縁性樹脂層12、14を介して多
層に形成された導体パターン16、17と、導体パター
ン同士を連結するように、絶縁性樹脂層12、14を貫
いて形成された金属から成るビア部20とを具備する多
層配線基板において、該ビア部20が、導体パターン1
6が形成された絶縁性基板10の表面上に積層された次
層の絶縁性樹脂層12を貫き、導体パターン16のラン
ド部18が露出する底面側ほど小径となるように、絶縁
性樹脂層12に穿設されたテーパー状貫通孔に、めっき
充填されて形成された金属層24と、金属層24から延
出されて絶縁性樹脂層12、14の表面上に形成された
ランド部28とから成り、且つビア部20の絶縁性樹脂
層12との接触面に、絶縁性樹脂層12とビア部20と
の密着性向上及びビア部20を形成する金属の絶縁性樹
脂層12への拡散防止を図る密着バリア層22が形成さ
れていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多層配線基板及びその製
造方法に関し、更に詳細には絶縁性基板上に複数層の絶
縁性樹脂層が積層され、且つ前記絶縁性基板及び絶縁性
樹脂層の各々の表面側に形成された導体パターンと、互
いに異なる絶縁性樹脂層の表面側に形成された所定の導
体パターン同士を連結するように、前記絶縁性樹脂層を
貫いて形成された金属から成るビア部とを具備する多層
配線基板及びその製造方法に関する。
造方法に関し、更に詳細には絶縁性基板上に複数層の絶
縁性樹脂層が積層され、且つ前記絶縁性基板及び絶縁性
樹脂層の各々の表面側に形成された導体パターンと、互
いに異なる絶縁性樹脂層の表面側に形成された所定の導
体パターン同士を連結するように、前記絶縁性樹脂層を
貫いて形成された金属から成るビア部とを具備する多層
配線基板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置等の電子装置には、装置が高
集積化され複雑化していることに伴って、信号を伝送す
る導体パターンの高密度化が要求されている。しかし、
絶縁性基板の表面側に工業的に形成し得る導体パターン
の密度は、技術の進歩で年々高密度化しているものの限
界がある。このため、更に一層の高密度化した導体パタ
ーンを基板に形成すべく、導体パターンを多層化した多
層配線基板が採用されている。かかる多層配線基板にお
いては、図9に示す如く、導体パターン106・・及び
導体パターンの端部にランド部(以下、単にランド部と
称することがある)108が形成されたセラミック製の
絶縁性基板100上に、ポリイミド等の樹脂から成る絶
縁性樹脂層102、104が積層され、絶縁性樹脂層1
02、104の各表面側には導体パターン106・・及
びランド部108が形成されている。これら導体パター
ン106・・のうち、異なる絶縁性樹脂層の表面側に形
成された導体パターン106との連結は、ランド部10
8上に立設され且つ絶縁性樹脂層を貫いて略円筒状に形
成された金属層110から成るビア部によってなされ
る。
集積化され複雑化していることに伴って、信号を伝送す
る導体パターンの高密度化が要求されている。しかし、
絶縁性基板の表面側に工業的に形成し得る導体パターン
の密度は、技術の進歩で年々高密度化しているものの限
界がある。このため、更に一層の高密度化した導体パタ
ーンを基板に形成すべく、導体パターンを多層化した多
層配線基板が採用されている。かかる多層配線基板にお
いては、図9に示す如く、導体パターン106・・及び
導体パターンの端部にランド部(以下、単にランド部と
称することがある)108が形成されたセラミック製の
絶縁性基板100上に、ポリイミド等の樹脂から成る絶
縁性樹脂層102、104が積層され、絶縁性樹脂層1
02、104の各表面側には導体パターン106・・及
びランド部108が形成されている。これら導体パター
ン106・・のうち、異なる絶縁性樹脂層の表面側に形
成された導体パターン106との連結は、ランド部10
8上に立設され且つ絶縁性樹脂層を貫いて略円筒状に形
成された金属層110から成るビア部によってなされ
る。
【0003】この図9に示す多層配線基板は、従来、図
10に示す方法で製造される。つまり、セラミック製の
絶縁性基板100の全表面に、メタライズ層112をス
パッタ等によって形成した後、メタライズ層112上に
所定厚さで塗布したレジスト層114に穿設した、メタ
ライズ層112が露出する略円筒状のビア部用貫通孔1
16に、電解めっきによってレジスト層114の高さ以
上に積層された銅金属から成る金属層110を形成する
〔図10(a)(b)〕。更に、レジスト層114を除
去してからメタライズ層112にパターニングを施し、
導体パターン106及びランド部108を形成した後
〔図10(c)〕、ポリイミド等の樹脂を塗布して形成
した金属層110を覆う所定厚さの絶縁性樹脂層102
の表面を研磨処理して金属層110の上端面を露出する
と共に、金属層110及び絶縁性樹脂層102を平坦化
する〔図10(d)(e)〕。次いで、金属層110の
露出面及び絶縁性樹脂層102の平坦面の全面にスパッ
タ等によって形成したメタライズ層118に、レジスト
層120を形成してパターニングを施し、上層の導体パ
ターン106・・及びランド部108を形成する〔図1
0(f)(g)(h)〕。以下、図10(h)の絶縁性
樹脂層102上に対し図10(a)からの工程を順次施
すことによって、絶縁性樹脂層が絶縁性基板100上に
複数層積層された多層配線基板を製造できる。
10に示す方法で製造される。つまり、セラミック製の
絶縁性基板100の全表面に、メタライズ層112をス
パッタ等によって形成した後、メタライズ層112上に
所定厚さで塗布したレジスト層114に穿設した、メタ
ライズ層112が露出する略円筒状のビア部用貫通孔1
16に、電解めっきによってレジスト層114の高さ以
上に積層された銅金属から成る金属層110を形成する
〔図10(a)(b)〕。更に、レジスト層114を除
去してからメタライズ層112にパターニングを施し、
導体パターン106及びランド部108を形成した後
〔図10(c)〕、ポリイミド等の樹脂を塗布して形成
した金属層110を覆う所定厚さの絶縁性樹脂層102
の表面を研磨処理して金属層110の上端面を露出する
と共に、金属層110及び絶縁性樹脂層102を平坦化
する〔図10(d)(e)〕。次いで、金属層110の
露出面及び絶縁性樹脂層102の平坦面の全面にスパッ
タ等によって形成したメタライズ層118に、レジスト
層120を形成してパターニングを施し、上層の導体パ
ターン106・・及びランド部108を形成する〔図1
0(f)(g)(h)〕。以下、図10(h)の絶縁性
樹脂層102上に対し図10(a)からの工程を順次施
すことによって、絶縁性樹脂層が絶縁性基板100上に
複数層積層された多層配線基板を製造できる。
【0004】また、図11に示す如く、絶縁性基板10
0に予めビア部122が形成されている場合には、図1
0に示す工程よりも省略された工程で多層配線基板を製
造することができる。この工程では、先ず、絶縁性基板
100上に全面に亘って形成したメタライズ層にパター
ニングを施して形成した導体パターン106・・及びラ
ンド部108を覆うように、ポリイミド等の樹脂から成
る所定厚さの絶縁性樹脂層102に、ランド部108の
表面が底面に露出するビア部用貫通孔116を穿設する
〔図11(a)〕。かかるビア部用貫通孔116に、ビ
ア部122を通じて給電しつつ電解めっきによって金属
層110を形成する〔図11(b)〕。この金属層11
0の高さは、絶縁性樹脂層102の表面から先端が突出
しないようにする。次いで、金属層110の表面を含む
絶縁性樹脂層102の全面にスパッタ等によって形成し
たメタライズ層118に、レジスト層124を形成して
パターニングを施し導体パターン106及びランド部1
08を形成する〔図11(c)(d)(e)〕。以下、
図11(e)の絶縁性樹脂層102上に対し図11
(a)からの工程を順次施すことによって、絶縁性樹脂
層が絶縁性基板100上に複数層積層された多層配線基
板を製造できる。
0に予めビア部122が形成されている場合には、図1
0に示す工程よりも省略された工程で多層配線基板を製
造することができる。この工程では、先ず、絶縁性基板
100上に全面に亘って形成したメタライズ層にパター
ニングを施して形成した導体パターン106・・及びラ
ンド部108を覆うように、ポリイミド等の樹脂から成
る所定厚さの絶縁性樹脂層102に、ランド部108の
表面が底面に露出するビア部用貫通孔116を穿設する
〔図11(a)〕。かかるビア部用貫通孔116に、ビ
ア部122を通じて給電しつつ電解めっきによって金属
層110を形成する〔図11(b)〕。この金属層11
0の高さは、絶縁性樹脂層102の表面から先端が突出
しないようにする。次いで、金属層110の表面を含む
絶縁性樹脂層102の全面にスパッタ等によって形成し
たメタライズ層118に、レジスト層124を形成して
パターニングを施し導体パターン106及びランド部1
08を形成する〔図11(c)(d)(e)〕。以下、
図11(e)の絶縁性樹脂層102上に対し図11
(a)からの工程を順次施すことによって、絶縁性樹脂
層が絶縁性基板100上に複数層積層された多層配線基
板を製造できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる図10及び図1
1に示す多層配線基板の製造方法によれば、複雑な導体
パターンが多層に形成された多層配線基板を製造するこ
とができる。しかしながら、図10に示す多層配線基板
の製造方法は、工程が長く複雑であるため、工程の短縮
化や簡略化等が要請されている。一方、図11に示す多
層配線基板の製造方法は、図10に示す製造方法に比較
して工程が簡略化されるが、絶縁性基板に予めビア部が
形成されていることが必要である。しかも、図11に示
す製造方法によって得られた多層配線基板には、ビア部
と絶縁性樹脂層との境界近傍に多少の段差部が形成され
易いため、かかる段差部上に形成された導体パターンや
ランド部に断線が発生する懸念も存在する。また、ビア
部の金属層110と絶縁性樹脂層との密着性が劣るた
め、ビア部と絶縁性樹脂層との剥離、或いは銅等の金属
が絶縁性樹脂層に拡散して絶縁性樹脂層の絶縁性能の低
下を惹起するおそれもある。そこで、本発明の目的は、
金属から成るビア部と絶縁性樹脂層との剥離や絶縁性樹
脂層の絶縁性能の低下等を解消し得る多層配線基板の提
供、及び多層配線基板の製造工程を簡略化することので
きる多層配線基板の製造方法を提供することにある。
1に示す多層配線基板の製造方法によれば、複雑な導体
パターンが多層に形成された多層配線基板を製造するこ
とができる。しかしながら、図10に示す多層配線基板
の製造方法は、工程が長く複雑であるため、工程の短縮
化や簡略化等が要請されている。一方、図11に示す多
層配線基板の製造方法は、図10に示す製造方法に比較
して工程が簡略化されるが、絶縁性基板に予めビア部が
形成されていることが必要である。しかも、図11に示
す製造方法によって得られた多層配線基板には、ビア部
と絶縁性樹脂層との境界近傍に多少の段差部が形成され
易いため、かかる段差部上に形成された導体パターンや
ランド部に断線が発生する懸念も存在する。また、ビア
部の金属層110と絶縁性樹脂層との密着性が劣るた
め、ビア部と絶縁性樹脂層との剥離、或いは銅等の金属
が絶縁性樹脂層に拡散して絶縁性樹脂層の絶縁性能の低
下を惹起するおそれもある。そこで、本発明の目的は、
金属から成るビア部と絶縁性樹脂層との剥離や絶縁性樹
脂層の絶縁性能の低下等を解消し得る多層配線基板の提
供、及び多層配線基板の製造工程を簡略化することので
きる多層配線基板の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成すべく検討を重ねた結果、ビア部用貫通孔に電解め
っきによって金属を充填してビア部を形成する際に、ビ
ア部と導体パターンとを同時に形成することによって、
工程の短縮化や簡略化が可能となること、及び絶縁性樹
脂層と接触するビア部の裏面側に、絶縁性樹脂層とビア
部との密着性向上を図ると共に、ビア部を形成する金属
の絶縁性樹脂層への拡散防止を図り得る密着バリア層を
形成することによって、ビア部と絶縁性樹脂層との剥離
や絶縁性樹脂層の絶縁性能の低下等を解消し得ることを
見出し、本発明に到達した。すなわち、本発明は、絶縁
性基板上に複数層の絶縁性樹脂層が積層され、且つ前記
絶縁性基板及び絶縁性樹脂層の各々の表面側に形成され
た導体パターンと、互いに異なる絶縁性樹脂層の表面側
に形成された所定の導体パターン同士を連結するよう
に、前記絶縁性樹脂層を貫いて形成された金属から成る
ビア部とを具備する多層配線基板において、該ビア部
が、前記導体パターンが形成された絶縁性基板又は絶縁
性樹脂層の表面上に積層された次層の絶縁性樹脂層を貫
き、前記導体パターンのランド部が露出する底面側ほど
小径となるテーパー状貫通孔に、めっき充填されて形成
された金属層と、前記金属層から延出されて絶縁性樹脂
層の表面上に形成されたランド部とから成り、少なくと
も前記絶縁性樹脂層と接触するビア部の接触面に、絶縁
性樹脂層とビア部との密着性向上及びビア部を形成する
金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図る密着バリア層が
形成されていることを特徴とする多層配線基板にある。
かかる構成の多層配線基板において、ビア部を形成する
ランド部の全表面が、前記ビア部を形成する金属の絶縁
性樹脂層への拡散防止を図るバリア層で覆うことによっ
て、ランド部の表面から絶縁性樹脂層への金属の拡散を
防止できる。
達成すべく検討を重ねた結果、ビア部用貫通孔に電解め
っきによって金属を充填してビア部を形成する際に、ビ
ア部と導体パターンとを同時に形成することによって、
工程の短縮化や簡略化が可能となること、及び絶縁性樹
脂層と接触するビア部の裏面側に、絶縁性樹脂層とビア
部との密着性向上を図ると共に、ビア部を形成する金属
の絶縁性樹脂層への拡散防止を図り得る密着バリア層を
形成することによって、ビア部と絶縁性樹脂層との剥離
や絶縁性樹脂層の絶縁性能の低下等を解消し得ることを
見出し、本発明に到達した。すなわち、本発明は、絶縁
性基板上に複数層の絶縁性樹脂層が積層され、且つ前記
絶縁性基板及び絶縁性樹脂層の各々の表面側に形成され
た導体パターンと、互いに異なる絶縁性樹脂層の表面側
に形成された所定の導体パターン同士を連結するよう
に、前記絶縁性樹脂層を貫いて形成された金属から成る
ビア部とを具備する多層配線基板において、該ビア部
が、前記導体パターンが形成された絶縁性基板又は絶縁
性樹脂層の表面上に積層された次層の絶縁性樹脂層を貫
き、前記導体パターンのランド部が露出する底面側ほど
小径となるテーパー状貫通孔に、めっき充填されて形成
された金属層と、前記金属層から延出されて絶縁性樹脂
層の表面上に形成されたランド部とから成り、少なくと
も前記絶縁性樹脂層と接触するビア部の接触面に、絶縁
性樹脂層とビア部との密着性向上及びビア部を形成する
金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図る密着バリア層が
形成されていることを特徴とする多層配線基板にある。
かかる構成の多層配線基板において、ビア部を形成する
ランド部の全表面が、前記ビア部を形成する金属の絶縁
性樹脂層への拡散防止を図るバリア層で覆うことによっ
て、ランド部の表面から絶縁性樹脂層への金属の拡散を
防止できる。
【0007】また、本発明は、絶縁性基板上に複数層の
絶縁性樹脂層が積層され、且つ前記絶縁性基板及び絶縁
性樹脂層の各々の表面側に形成された導体パターンと、
互いに異なる絶縁性樹脂層の表面側に形成された所定の
導体パターン同士を連結するように、前記絶縁性樹脂層
を貫いて形成された金属から成るビア部とを具備する多
層配線基板を製造する際に、該絶縁性基板又は絶縁性樹
脂層の表面に形成された導体パターンのランド部を覆う
次層の絶縁性樹脂層に、前記ランド部が露出して底面を
形成するように、底面側ほど小径となるテーパー状貫通
孔を穿設した後、前記テーパー状貫通孔の底面及び壁面
を含む前記絶縁性樹脂層の全表面に、絶縁性樹脂層と前
記ビア部との密着性向上及びビア部を形成する金属の絶
縁性樹脂層への拡散防止を図る密着バリア層を形成し、
次いで、前記密着バリア層上に形成された所定高さのレ
ジスト層にパターニングして得られた、導体パターン及
びビア部を形成する部分で且つ密着バリア層の露出部分
に、めっきにより前記レジスト層の高さ以上の金属層を
形成せしめ、その後、前記金属層に研磨処理を施して平
坦化した金属層面に、前記金属層を形成する金属の絶縁
性樹脂層への拡散防止を図るバリア層を形成した後、前
記レジスト層を除去することによって露出した、前記密
着バリア層の露出部分を除去して導体パターン及びビア
部を形成することを特徴とする多層配線基板の製造方法
でもある。
絶縁性樹脂層が積層され、且つ前記絶縁性基板及び絶縁
性樹脂層の各々の表面側に形成された導体パターンと、
互いに異なる絶縁性樹脂層の表面側に形成された所定の
導体パターン同士を連結するように、前記絶縁性樹脂層
を貫いて形成された金属から成るビア部とを具備する多
層配線基板を製造する際に、該絶縁性基板又は絶縁性樹
脂層の表面に形成された導体パターンのランド部を覆う
次層の絶縁性樹脂層に、前記ランド部が露出して底面を
形成するように、底面側ほど小径となるテーパー状貫通
孔を穿設した後、前記テーパー状貫通孔の底面及び壁面
を含む前記絶縁性樹脂層の全表面に、絶縁性樹脂層と前
記ビア部との密着性向上及びビア部を形成する金属の絶
縁性樹脂層への拡散防止を図る密着バリア層を形成し、
次いで、前記密着バリア層上に形成された所定高さのレ
ジスト層にパターニングして得られた、導体パターン及
びビア部を形成する部分で且つ密着バリア層の露出部分
に、めっきにより前記レジスト層の高さ以上の金属層を
形成せしめ、その後、前記金属層に研磨処理を施して平
坦化した金属層面に、前記金属層を形成する金属の絶縁
性樹脂層への拡散防止を図るバリア層を形成した後、前
記レジスト層を除去することによって露出した、前記密
着バリア層の露出部分を除去して導体パターン及びビア
部を形成することを特徴とする多層配線基板の製造方法
でもある。
【0008】かかる構成の多層配線基板の製造方法にお
いて、めっきによりレジスト層の高さ以上の金属層を形
成せしめた後、前記金属層に研磨処理を施して平坦化
し、その後、前記レジスト層を除去して露出した密着バ
リア層の露出部分を除去して形成された導体パターン及
びビア部の表面に、前記導体パターン及びビア部を形成
する金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図るバリア層を
形成することによって、導体パターン及びビア部の露出
表面をバリア層で覆うことができる。また、導体パター
ン及びビア部が形成される部分の密着バリア層が残留す
るように、前記密着バリア層にパターニングを施した
後、前記導体パターンを形成する部分の密着バリア層と
ビア部を形成する部分の密着バリア層との間に、絶縁性
樹脂から成る所定高さの段差防止層を形成せしめ、その
後、密着バリア層が露出して導体パターン及びビア部を
形成する部分に、めっきによって前記段差防止層の高さ
以上の金属層を形成せしめた後、前記金属層に研磨処理
を施して平坦化することにより形成された導体パターン
及びビア部の表面に、前記導体パターン及びビア部を形
成する金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図るバリア層
を形成することによって、ランド部及び導体パターンが
厚くても多層配線基板の平坦性を確保できる。
いて、めっきによりレジスト層の高さ以上の金属層を形
成せしめた後、前記金属層に研磨処理を施して平坦化
し、その後、前記レジスト層を除去して露出した密着バ
リア層の露出部分を除去して形成された導体パターン及
びビア部の表面に、前記導体パターン及びビア部を形成
する金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図るバリア層を
形成することによって、導体パターン及びビア部の露出
表面をバリア層で覆うことができる。また、導体パター
ン及びビア部が形成される部分の密着バリア層が残留す
るように、前記密着バリア層にパターニングを施した
後、前記導体パターンを形成する部分の密着バリア層と
ビア部を形成する部分の密着バリア層との間に、絶縁性
樹脂から成る所定高さの段差防止層を形成せしめ、その
後、密着バリア層が露出して導体パターン及びビア部を
形成する部分に、めっきによって前記段差防止層の高さ
以上の金属層を形成せしめた後、前記金属層に研磨処理
を施して平坦化することにより形成された導体パターン
及びビア部の表面に、前記導体パターン及びビア部を形
成する金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図るバリア層
を形成することによって、ランド部及び導体パターンが
厚くても多層配線基板の平坦性を確保できる。
【0009】更に、絶縁性基板又は絶縁性樹脂層の表面
に形成された導体パターンのランド部を覆う次層の絶縁
性樹脂層に、前記ランド部が露出して底面を形成するよ
うに、底面側ほど小径となるテーパー状貫通孔を穿設し
た後、前記導体パターンを形成する部分とビア部を形成
する部分との間に、絶縁性樹脂から成る所定高さの段差
防止層を形成し、次いで、前記テーパー状貫通孔の底面
及び壁面を含む前記絶縁性樹脂層と段差防止層との全表
面に亘って形成された、絶縁性樹脂層と前記ビア部との
密着性向上及びビア部を形成する金属の絶縁性樹脂層へ
の拡散防止を図る密着バリア層上に、めっきによって所
定厚さの金属層を形成せしめ、その後、前記金属層に研
磨処理を施し平坦化することによって露出した段差防止
層を介して形成された導体パターン及びビア部の表面
に、前記導体パターン及びビア部を形成する金属の絶縁
性樹脂層への拡散防止を図るバリア層を形成することに
よって、段差防止層の側壁に密着バリア層を形成でき、
且つ容易に多層配線基板を製造することができる。
に形成された導体パターンのランド部を覆う次層の絶縁
性樹脂層に、前記ランド部が露出して底面を形成するよ
うに、底面側ほど小径となるテーパー状貫通孔を穿設し
た後、前記導体パターンを形成する部分とビア部を形成
する部分との間に、絶縁性樹脂から成る所定高さの段差
防止層を形成し、次いで、前記テーパー状貫通孔の底面
及び壁面を含む前記絶縁性樹脂層と段差防止層との全表
面に亘って形成された、絶縁性樹脂層と前記ビア部との
密着性向上及びビア部を形成する金属の絶縁性樹脂層へ
の拡散防止を図る密着バリア層上に、めっきによって所
定厚さの金属層を形成せしめ、その後、前記金属層に研
磨処理を施し平坦化することによって露出した段差防止
層を介して形成された導体パターン及びビア部の表面
に、前記導体パターン及びビア部を形成する金属の絶縁
性樹脂層への拡散防止を図るバリア層を形成することに
よって、段差防止層の側壁に密着バリア層を形成でき、
且つ容易に多層配線基板を製造することができる。
【0010】
【作用】本発明によれば、絶縁性樹脂層と接触するビア
部の裏面側に形成された、絶縁性樹脂層と金属層との密
着性向上及び金属層を形成する金属の絶縁性樹脂層への
拡散防止を図る密着バリア層によって、ビア部と絶縁性
樹脂層との剥離及び絶縁性樹脂層の絶縁性低下を解消す
ることができる。また、ビア部用貫通孔が絶縁性樹脂層
の裏面側に形成された導体パターンのランド部が露出す
る底面側ほど小径となるテーパー状貫通孔であるため、
均一厚さの密着バリア層をスパッタ等によって容易に形
成することができる。更に、テーパー状貫通孔にめっき
によって金属を充填してビア部を形成する際に、同時に
導体パターンを形成することができ、ビア部を形成する
工程と導体パターンを形成する工程とが別工程である従
来の製造方法に比較して、工程を著しく簡略化すること
ができる。
部の裏面側に形成された、絶縁性樹脂層と金属層との密
着性向上及び金属層を形成する金属の絶縁性樹脂層への
拡散防止を図る密着バリア層によって、ビア部と絶縁性
樹脂層との剥離及び絶縁性樹脂層の絶縁性低下を解消す
ることができる。また、ビア部用貫通孔が絶縁性樹脂層
の裏面側に形成された導体パターンのランド部が露出す
る底面側ほど小径となるテーパー状貫通孔であるため、
均一厚さの密着バリア層をスパッタ等によって容易に形
成することができる。更に、テーパー状貫通孔にめっき
によって金属を充填してビア部を形成する際に、同時に
導体パターンを形成することができ、ビア部を形成する
工程と導体パターンを形成する工程とが別工程である従
来の製造方法に比較して、工程を著しく簡略化すること
ができる。
【0011】
【実施例】本発明を図面によって更に詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す部分断面図であって、
窒化アルミからなるセラミック製の絶縁性基板10の上
面に導体パターン16及び導体パターンの端部にランド
部18が形成されている。これら導体パターン16及び
ランド部18は、絶縁性基板面からチタン(Ti)薄膜
層、モリブデン(Mo)薄膜層、及びニッケル(Ni)
薄膜層が順次積層されている。この導体パターン16及
びランド部18を形成するチタン(Ti)薄膜層は、窒
化アルミからなるセラミック製の絶縁性基板10と信号
を伝送するモリブデン(Mo)薄膜層との密着性の向上
を、ニッケル(Ni)薄膜層は、モリブデン(Mo)薄
膜層の絶縁性樹脂層への拡散防止を各々図るためのもの
である。かかる導体パターン16は所定厚さのポリイミ
ド樹脂から成る絶縁性樹脂層12によって覆われている
が、ランド部18は絶縁性樹脂層12を貫いて形成され
たビア部20の底面と接続されている。
図1は、本発明の一実施例を示す部分断面図であって、
窒化アルミからなるセラミック製の絶縁性基板10の上
面に導体パターン16及び導体パターンの端部にランド
部18が形成されている。これら導体パターン16及び
ランド部18は、絶縁性基板面からチタン(Ti)薄膜
層、モリブデン(Mo)薄膜層、及びニッケル(Ni)
薄膜層が順次積層されている。この導体パターン16及
びランド部18を形成するチタン(Ti)薄膜層は、窒
化アルミからなるセラミック製の絶縁性基板10と信号
を伝送するモリブデン(Mo)薄膜層との密着性の向上
を、ニッケル(Ni)薄膜層は、モリブデン(Mo)薄
膜層の絶縁性樹脂層への拡散防止を各々図るためのもの
である。かかる導体パターン16は所定厚さのポリイミ
ド樹脂から成る絶縁性樹脂層12によって覆われている
が、ランド部18は絶縁性樹脂層12を貫いて形成され
たビア部20の底面と接続されている。
【0012】ビア部20は、銅金属から成り且つランド
部18側ほど小径となるテーパー状であって、絶縁性樹
脂層12に形成されたテーパー状貫通孔にめっき充填さ
れて形成された金属層24と、金属層24から延出され
て絶縁性樹脂層12の表面上に、テーパー状貫通孔の開
口部よりも広面積に形成されたランド部28とから成
る。かかる金属層24とランド部28との絶縁性樹脂層
12に接触する部分には、絶縁性樹脂層12と金属層2
4との密着性向上及び銅金属の絶縁性樹脂層12への拡
散防止を図る密着バリア層22が形成されている。密着
バリア層22は、テーパー状貫通孔の壁面側からクロム
(Cr)薄膜層及び銅(Cu)薄膜層が順次積層されて
形成されているものである。これら薄膜層のうち、クロ
ム(Cr)薄膜層は絶縁性樹脂層12との密着性向上と
銅金属の拡散防止を、及び銅(Cu)薄膜層は密着バリ
ア層22の電気抵抗値の低下を各々図るためである。こ
の密着バリア層22を構成する銅(Cu)薄膜層の層厚
は約0.2μm程度でよい。また、絶縁性樹脂層12の
上面に形成された、ランド部28と同一厚さの導体パタ
ーン17及びランド部28の各上面には、銅金属の絶縁
性樹脂層への拡散防止のため、バリア層26としてニッ
ケル(Ni)薄膜層が形成されている。尚、本実施例で
は、導体パターン17を形成する銅層25の下面側に
も、密着バリア層22が形成されている。
部18側ほど小径となるテーパー状であって、絶縁性樹
脂層12に形成されたテーパー状貫通孔にめっき充填さ
れて形成された金属層24と、金属層24から延出され
て絶縁性樹脂層12の表面上に、テーパー状貫通孔の開
口部よりも広面積に形成されたランド部28とから成
る。かかる金属層24とランド部28との絶縁性樹脂層
12に接触する部分には、絶縁性樹脂層12と金属層2
4との密着性向上及び銅金属の絶縁性樹脂層12への拡
散防止を図る密着バリア層22が形成されている。密着
バリア層22は、テーパー状貫通孔の壁面側からクロム
(Cr)薄膜層及び銅(Cu)薄膜層が順次積層されて
形成されているものである。これら薄膜層のうち、クロ
ム(Cr)薄膜層は絶縁性樹脂層12との密着性向上と
銅金属の拡散防止を、及び銅(Cu)薄膜層は密着バリ
ア層22の電気抵抗値の低下を各々図るためである。こ
の密着バリア層22を構成する銅(Cu)薄膜層の層厚
は約0.2μm程度でよい。また、絶縁性樹脂層12の
上面に形成された、ランド部28と同一厚さの導体パタ
ーン17及びランド部28の各上面には、銅金属の絶縁
性樹脂層への拡散防止のため、バリア層26としてニッ
ケル(Ni)薄膜層が形成されている。尚、本実施例で
は、導体パターン17を形成する銅層25の下面側に
も、密着バリア層22が形成されている。
【0013】図1に記載する多層配線基板は、絶縁性樹
脂層12上に絶縁性樹脂層14が積層され、下層の絶縁
性樹脂層12に形成されたビア部20のランド部28と
上層の絶縁性樹脂層14に形成されたビア部20とが接
続され、且つ絶縁性樹脂層14の上面に導体パターン1
7が形成されている。尚、上層の絶縁性樹脂層14に形
成されたビア部20と導体パターン17とは、下層の絶
縁性樹脂層12に形成されたビア部20と導体パターン
17と同一構造であるため、詳細説明を省略する。とこ
ろで、通常、多層配線基板においては、図9に示す如
く、ビア部を形成する金属層110の下端面積よりもラ
ンド部108の上端面積を大とする。金属層110とラ
ンド部108との中心位置が多少ズレても両者の接続を
確保するためである。この点、本実施例において、ビア
部20を形成する金属層24の部分が、テーパー状に形
成されているため、金属層24の上端面積を従来のビア
部を形成する金属層110の上端面積と等しくしても、
金属層24の下端面積を小面積にできる。このため、図
2に示す様に、ランド部28の中心と接続するビア部2
0の中心とが多少ズレても確実に両者の接続を確保でき
る。
脂層12上に絶縁性樹脂層14が積層され、下層の絶縁
性樹脂層12に形成されたビア部20のランド部28と
上層の絶縁性樹脂層14に形成されたビア部20とが接
続され、且つ絶縁性樹脂層14の上面に導体パターン1
7が形成されている。尚、上層の絶縁性樹脂層14に形
成されたビア部20と導体パターン17とは、下層の絶
縁性樹脂層12に形成されたビア部20と導体パターン
17と同一構造であるため、詳細説明を省略する。とこ
ろで、通常、多層配線基板においては、図9に示す如
く、ビア部を形成する金属層110の下端面積よりもラ
ンド部108の上端面積を大とする。金属層110とラ
ンド部108との中心位置が多少ズレても両者の接続を
確保するためである。この点、本実施例において、ビア
部20を形成する金属層24の部分が、テーパー状に形
成されているため、金属層24の上端面積を従来のビア
部を形成する金属層110の上端面積と等しくしても、
金属層24の下端面積を小面積にできる。このため、図
2に示す様に、ランド部28の中心と接続するビア部2
0の中心とが多少ズレても確実に両者の接続を確保でき
る。
【0014】また、図1〜図2に示す多層配線基板にお
いては、絶縁性樹脂層12、14の表面から突出するラ
ンド部28及び導体パターン17の側面は、銅金属が露
出している。このため、ランド部28及び導体パターン
17が厚い場合には、銅金属の絶縁性樹脂層への拡散防
止のため、図3に示す様に、ニッケル(Ni)薄膜層か
ら成るバリア層26を側面側にまで延長することが好ま
しい。更に、ランド部28及び導体パターン17が厚い
場合には、ランド部28と導体パターン17との間に段
差部が形成され易いため、図4に示す様に、ランド部2
8と導体パターン17との間に絶縁性樹脂から成る段差
防止層31、33を形成することによって、多層配線基
板の平坦性を保持できる。
いては、絶縁性樹脂層12、14の表面から突出するラ
ンド部28及び導体パターン17の側面は、銅金属が露
出している。このため、ランド部28及び導体パターン
17が厚い場合には、銅金属の絶縁性樹脂層への拡散防
止のため、図3に示す様に、ニッケル(Ni)薄膜層か
ら成るバリア層26を側面側にまで延長することが好ま
しい。更に、ランド部28及び導体パターン17が厚い
場合には、ランド部28と導体パターン17との間に段
差部が形成され易いため、図4に示す様に、ランド部2
8と導体パターン17との間に絶縁性樹脂から成る段差
防止層31、33を形成することによって、多層配線基
板の平坦性を保持できる。
【0015】この様な図1〜4に示す多層配線基板のう
ち、図1に示す多層配線基板は、図5に示す製造方法に
よって製造することができる。図1において、先ず、窒
化アルミから成るセラミック製の絶縁性基板10上に形
成した導体パターン16及びランド部18を覆う所定厚
さのポリイミド樹脂から成る絶縁性樹脂層12を形成
し、ランド部18が露出して底面を形成するテーパー状
貫通孔30を絶縁性樹脂層12に穿設する〔図5
(a)〕。このテーパー状貫通孔30は、底面側ほど小
径となるテーパー状であって、等方性エッチングによっ
て形成できる。尚、導体パターン16及びランド部18
は、絶縁性基板10の全面に亘ってスパッタによって形
成したチタン(Ti)薄膜層、モリブデン(Mo)薄膜
層、及びニッケル(Ni)薄膜層から成るメタライズ層
に、パターニングして形成されたものである。かかるテ
ーパー状貫通孔30の壁面及びランド部18が露出した
底面を含む絶縁性樹脂層12の全面に亘って、クロム
(Cr)薄膜層及び銅(Cu)薄膜層から成るメタライ
ズ層32をスパッタによって形成し、導体パターン及び
ビア部を形成する部分のメタライズ層32が露出するよ
うに、メタライズ層32上に所定高さのレジスト層34
を形成する〔図5(b)(c)〕。ここで、テーパー状
貫通孔30が略円筒状貫通孔である場合、スパッタによ
って貫通孔の壁面に形成するメタライズ層32を均一厚
さにし難い。
ち、図1に示す多層配線基板は、図5に示す製造方法に
よって製造することができる。図1において、先ず、窒
化アルミから成るセラミック製の絶縁性基板10上に形
成した導体パターン16及びランド部18を覆う所定厚
さのポリイミド樹脂から成る絶縁性樹脂層12を形成
し、ランド部18が露出して底面を形成するテーパー状
貫通孔30を絶縁性樹脂層12に穿設する〔図5
(a)〕。このテーパー状貫通孔30は、底面側ほど小
径となるテーパー状であって、等方性エッチングによっ
て形成できる。尚、導体パターン16及びランド部18
は、絶縁性基板10の全面に亘ってスパッタによって形
成したチタン(Ti)薄膜層、モリブデン(Mo)薄膜
層、及びニッケル(Ni)薄膜層から成るメタライズ層
に、パターニングして形成されたものである。かかるテ
ーパー状貫通孔30の壁面及びランド部18が露出した
底面を含む絶縁性樹脂層12の全面に亘って、クロム
(Cr)薄膜層及び銅(Cu)薄膜層から成るメタライ
ズ層32をスパッタによって形成し、導体パターン及び
ビア部を形成する部分のメタライズ層32が露出するよ
うに、メタライズ層32上に所定高さのレジスト層34
を形成する〔図5(b)(c)〕。ここで、テーパー状
貫通孔30が略円筒状貫通孔である場合、スパッタによ
って貫通孔の壁面に形成するメタライズ層32を均一厚
さにし難い。
【0016】次いで、メタライズ層32から給電しつつ
電解めっきによって、メタライズ層32の露出部分に銅
金属を積層して銅金属層36、37を形成する。電解め
っきは、銅金属層36、37の最も低い部分がレジスト
層34の表面以上の高さとなるまで継続する〔図5
(d)〕。この銅金属層36、37は、研磨処理によっ
て平坦化されると共に、厚さが調整され、導体パターン
17(図1)を形成する銅層25及びビア部20(図
1)を形成する金属層24とランド部28となる〔図5
(e)〕。更に、図5(e)に示す銅層25及びランド
部28の表面には、銅金属の拡散防止を図るため、バリ
ア層26としてニッケル(Ni)薄膜層を電解めっきに
よって形成した後、レジスト層34を除去してからメタ
ライズ層32の露出部分をエッチング等で除去すること
によって絶縁性樹脂層12上に導体パターン17と、絶
縁性基板10上に形成されたランド部18と接続された
ビア部20とを同時に形成できる〔図5(f)
(g)〕。尚、バリア層26としてのニッケル(Ni)
薄膜層を電解めっきによって形成できない場合には、無
電解めっきによって形成してもよい。以下、図5(g)
の絶縁性樹脂層12上に対し図5(a)からの工程を順
次施すことによって、絶縁性樹脂層が絶縁性基板10上
に複数層積層された多層配線基板を製造できる。
電解めっきによって、メタライズ層32の露出部分に銅
金属を積層して銅金属層36、37を形成する。電解め
っきは、銅金属層36、37の最も低い部分がレジスト
層34の表面以上の高さとなるまで継続する〔図5
(d)〕。この銅金属層36、37は、研磨処理によっ
て平坦化されると共に、厚さが調整され、導体パターン
17(図1)を形成する銅層25及びビア部20(図
1)を形成する金属層24とランド部28となる〔図5
(e)〕。更に、図5(e)に示す銅層25及びランド
部28の表面には、銅金属の拡散防止を図るため、バリ
ア層26としてニッケル(Ni)薄膜層を電解めっきに
よって形成した後、レジスト層34を除去してからメタ
ライズ層32の露出部分をエッチング等で除去すること
によって絶縁性樹脂層12上に導体パターン17と、絶
縁性基板10上に形成されたランド部18と接続された
ビア部20とを同時に形成できる〔図5(f)
(g)〕。尚、バリア層26としてのニッケル(Ni)
薄膜層を電解めっきによって形成できない場合には、無
電解めっきによって形成してもよい。以下、図5(g)
の絶縁性樹脂層12上に対し図5(a)からの工程を順
次施すことによって、絶縁性樹脂層が絶縁性基板10上
に複数層積層された多層配線基板を製造できる。
【0017】また、図3に示す多層配線基板を製造せん
とする場合、図6に示す方法によって製造できる。この
方法は、図5(e)の工程まで図5に示す工程と同一工
程を通過するため、図5(e)に示す基板と同一基板を
図6(a)に示した。図6(a)に示す基板に対し、レ
ジスト層34を除去して露出したメタライズ層32をエ
ッチング等で除去する。このため、絶縁性樹脂層12上
に導体パターン17を形成する銅層25と、絶縁性基板
10上に形成されたランド部18と接続された、金属層
24及びランド部28から成るビア部20とが同時に形
成される〔図6(b)(c)〕。次いで、銅層25及び
ランド部28の全表面に、バリア層26としてのニッケ
ル(Ni)薄膜層を無電解めっきによって形成する〔図
6(d)〕。以下、図6(d)の絶縁性樹脂層12上に
対し、図5(a)から図5(e)の工程、及び図6
(a)から図6(d)の工程を順次施すことによって、
絶縁性樹脂層が絶縁性基板10上に複数層積層された多
層配線基板を製造できる。
とする場合、図6に示す方法によって製造できる。この
方法は、図5(e)の工程まで図5に示す工程と同一工
程を通過するため、図5(e)に示す基板と同一基板を
図6(a)に示した。図6(a)に示す基板に対し、レ
ジスト層34を除去して露出したメタライズ層32をエ
ッチング等で除去する。このため、絶縁性樹脂層12上
に導体パターン17を形成する銅層25と、絶縁性基板
10上に形成されたランド部18と接続された、金属層
24及びランド部28から成るビア部20とが同時に形
成される〔図6(b)(c)〕。次いで、銅層25及び
ランド部28の全表面に、バリア層26としてのニッケ
ル(Ni)薄膜層を無電解めっきによって形成する〔図
6(d)〕。以下、図6(d)の絶縁性樹脂層12上に
対し、図5(a)から図5(e)の工程、及び図6
(a)から図6(d)の工程を順次施すことによって、
絶縁性樹脂層が絶縁性基板10上に複数層積層された多
層配線基板を製造できる。
【0018】更に、図4に示す多層配線基板は、図7に
示す方法によって製造することができる。この方法は、
図5(b)の工程まで図5に示す工程と同一工程を通過
するため、図5(b)に示す基板と同一基板を図7
(a)に示した。図7(a)に示す基板に対し、導体パ
ターン17(図4)及びビア部20(図4)を形成する
部分にレジスト層34を形成した後、メタライズ層32
の露出部分をエッチング等によって除去して密着バリア
層22、22を形成する〔図7(b)(c)〕。次い
で、絶縁性樹脂層12の全表面に、所定厚さの絶縁性樹
脂層を塗布した後、密着バリア層22、22の部分が露
出するように絶縁性樹脂層を部分的に除去して段差防止
層31を形成する〔図7(d)〕。この絶縁性樹脂層の
部分的除去は、所定厚さの絶縁性樹脂層を形成した後、
絶縁性樹脂層上にパターニング用レジスト層を形成して
パターニングし、エッチング処理を施すことによって行
ってもよく、絶縁性樹脂層を感光性樹脂によって形成
し、絶縁性樹脂層自身を露光・現像してパターニングを
施すことによって行ってもよい。更に、密着バリア層2
2、22から給電しつつ電解めっきによって、密着バリ
ア層22、22に銅金属を積層して銅金属層36、37
を形成する。電解めっきは、銅金属層36、37の最も
低い部分が段差防止層31の表面以上の高さとなるまで
継続する〔図7(e)〕。
示す方法によって製造することができる。この方法は、
図5(b)の工程まで図5に示す工程と同一工程を通過
するため、図5(b)に示す基板と同一基板を図7
(a)に示した。図7(a)に示す基板に対し、導体パ
ターン17(図4)及びビア部20(図4)を形成する
部分にレジスト層34を形成した後、メタライズ層32
の露出部分をエッチング等によって除去して密着バリア
層22、22を形成する〔図7(b)(c)〕。次い
で、絶縁性樹脂層12の全表面に、所定厚さの絶縁性樹
脂層を塗布した後、密着バリア層22、22の部分が露
出するように絶縁性樹脂層を部分的に除去して段差防止
層31を形成する〔図7(d)〕。この絶縁性樹脂層の
部分的除去は、所定厚さの絶縁性樹脂層を形成した後、
絶縁性樹脂層上にパターニング用レジスト層を形成して
パターニングし、エッチング処理を施すことによって行
ってもよく、絶縁性樹脂層を感光性樹脂によって形成
し、絶縁性樹脂層自身を露光・現像してパターニングを
施すことによって行ってもよい。更に、密着バリア層2
2、22から給電しつつ電解めっきによって、密着バリ
ア層22、22に銅金属を積層して銅金属層36、37
を形成する。電解めっきは、銅金属層36、37の最も
低い部分が段差防止層31の表面以上の高さとなるまで
継続する〔図7(e)〕。
【0019】この銅金属層36、37は、研磨処理によ
って平坦化されると共に、厚さが調整され、導体パター
ン17(図4)を構成する銅層25と、ビア部20(図
4)を構成する金属層24及びランド部28とを形成す
る〔図7(f)〕。更に、図7(f)に示す銅層25及
びランド部28の表面には、銅金属の拡散防止を図るた
め、バリア層26としてニッケル(Ni)薄膜層を電解
めっきによって形成することによって、絶縁性樹脂層1
2上に導体パターン17と、絶縁性基板10上に形成さ
れたランド部18に接続されたビア部20とを同時に形
成できる〔図7(g)〕。尚、図7に示す方法における
めっきは、電解めっきを施したが、給電ができない場合
には、無電解めっきであってもよい。以下、図7(g)
の段差防止層31上に、図5(a)から図5(b)の工
程、及び図7(a)から図7(g)の工程を順次施すこ
とによって、絶縁性樹脂層が絶縁性基板10上に複数層
積層された多層配線基板を製造できる。
って平坦化されると共に、厚さが調整され、導体パター
ン17(図4)を構成する銅層25と、ビア部20(図
4)を構成する金属層24及びランド部28とを形成す
る〔図7(f)〕。更に、図7(f)に示す銅層25及
びランド部28の表面には、銅金属の拡散防止を図るた
め、バリア層26としてニッケル(Ni)薄膜層を電解
めっきによって形成することによって、絶縁性樹脂層1
2上に導体パターン17と、絶縁性基板10上に形成さ
れたランド部18に接続されたビア部20とを同時に形
成できる〔図7(g)〕。尚、図7に示す方法における
めっきは、電解めっきを施したが、給電ができない場合
には、無電解めっきであってもよい。以下、図7(g)
の段差防止層31上に、図5(a)から図5(b)の工
程、及び図7(a)から図7(g)の工程を順次施すこ
とによって、絶縁性樹脂層が絶縁性基板10上に複数層
積層された多層配線基板を製造できる。
【0020】図7に示す多層配線基板の製造方法におい
ては、メタライズ層32にパターニングを施した後に、
めっきによって銅金属層36、37を形成するため、形
成予定の一の導体パターンが他の導体パターンから独立
した独立パターンである場合、独立パターンを形成する
部分に密着バリア層22から給電することができず、電
解めっきに代えて無電解めっきを採用しなければならな
い。この点、図8に示す製造方法によれば、形成予定の
導体パターンが独立パターンであっても、電解めっきに
よって銅金属層を形成することができる。つまり、図5
(a)に示す、窒化アルミから成るセラミック製の絶縁
性基板10上に形成した導体パターン16を覆い、且つ
ランド部18が露出して底面を形成するテーパー状貫通
孔30が穿設された絶縁性樹脂層12上に、段差防止層
31を形成する〔図8(a)〕。この段差防止層31
は、絶縁性樹脂層12の全表面に、所定厚さの絶縁性樹
脂層を形成した後、形成予定の導体パターン17及びビ
ア部20の部分が露出するように絶縁性樹脂層を部分的
に除去することによって形成する。絶縁性樹脂層の部分
的除去は、所定厚さの絶縁性樹脂層を形成した後、絶縁
性樹脂層上にパターニング用レジスト層を塗布してパタ
ーニングし、エッチング処理を施すことによって行って
もよく、絶縁性樹脂層を感光性樹脂によって形成し、絶
縁性樹脂層自身を露光・現像してパターニングを施すこ
とによって行ってもよい。
ては、メタライズ層32にパターニングを施した後に、
めっきによって銅金属層36、37を形成するため、形
成予定の一の導体パターンが他の導体パターンから独立
した独立パターンである場合、独立パターンを形成する
部分に密着バリア層22から給電することができず、電
解めっきに代えて無電解めっきを採用しなければならな
い。この点、図8に示す製造方法によれば、形成予定の
導体パターンが独立パターンであっても、電解めっきに
よって銅金属層を形成することができる。つまり、図5
(a)に示す、窒化アルミから成るセラミック製の絶縁
性基板10上に形成した導体パターン16を覆い、且つ
ランド部18が露出して底面を形成するテーパー状貫通
孔30が穿設された絶縁性樹脂層12上に、段差防止層
31を形成する〔図8(a)〕。この段差防止層31
は、絶縁性樹脂層12の全表面に、所定厚さの絶縁性樹
脂層を形成した後、形成予定の導体パターン17及びビ
ア部20の部分が露出するように絶縁性樹脂層を部分的
に除去することによって形成する。絶縁性樹脂層の部分
的除去は、所定厚さの絶縁性樹脂層を形成した後、絶縁
性樹脂層上にパターニング用レジスト層を塗布してパタ
ーニングし、エッチング処理を施すことによって行って
もよく、絶縁性樹脂層を感光性樹脂によって形成し、絶
縁性樹脂層自身を露光・現像してパターニングを施すこ
とによって行ってもよい。
【0021】次いで、テーパー状貫通孔30の壁面及び
ランド部18が露出した底面を含む絶縁性樹脂層12と
段差防止層31との全表面に亘って、クロム(Cr)薄
膜層及び銅(Cu)薄膜層から成るメタライズ層32を
形成する〔図8(b)〕。更に、メタライズ層32から
給電する電解めっきによって、メタライズ層32の全面
に亘って所定厚さの銅金属層38を形成する〔図8
(c)〕。このため、形成する導体パターンの一つが独
立パターンであっても、常に、電解めっきによって銅金
属層38を形成できる。形成された銅金属層38には研
磨処理が施されて平坦化と厚さ調整とが行われ、露出し
た段差防止層31によって導体パターンを形成する銅層
25とビア部を形成する銅層24及びランド部28とが
分離される〔図8(d)〕。その後、図8(d)に示す
銅層25及びランド部28の表面には、銅金属の拡散防
止を図るため、バリア層26としてニッケル(Ni)薄
膜層を電解めっき又は無電解めっきによって形成する
〔図8(e)〕。以下、図8(e)の段差防止層31上
に、図5(a)の工程、及び図8(a)から図8(e)
の工程を順次施すことによって、絶縁性樹脂層が絶縁性
基板10上に複数層積層された多層配線基板を製造でき
る。
ランド部18が露出した底面を含む絶縁性樹脂層12と
段差防止層31との全表面に亘って、クロム(Cr)薄
膜層及び銅(Cu)薄膜層から成るメタライズ層32を
形成する〔図8(b)〕。更に、メタライズ層32から
給電する電解めっきによって、メタライズ層32の全面
に亘って所定厚さの銅金属層38を形成する〔図8
(c)〕。このため、形成する導体パターンの一つが独
立パターンであっても、常に、電解めっきによって銅金
属層38を形成できる。形成された銅金属層38には研
磨処理が施されて平坦化と厚さ調整とが行われ、露出し
た段差防止層31によって導体パターンを形成する銅層
25とビア部を形成する銅層24及びランド部28とが
分離される〔図8(d)〕。その後、図8(d)に示す
銅層25及びランド部28の表面には、銅金属の拡散防
止を図るため、バリア層26としてニッケル(Ni)薄
膜層を電解めっき又は無電解めっきによって形成する
〔図8(e)〕。以下、図8(e)の段差防止層31上
に、図5(a)の工程、及び図8(a)から図8(e)
の工程を順次施すことによって、絶縁性樹脂層が絶縁性
基板10上に複数層積層された多層配線基板を製造でき
る。
【0022】かかる図8に示す工程によって得られた多
層配線基板においては、銅層25が密着バリア層22及
びバリア層26によって囲まれた導体パターン17、及
び銅層24及びランド部28が密着バリア層22及びバ
リア層26によって囲まれたビア部20を形成すること
ができる。このため、銅層24、25を形成する銅金属
の拡散を充分に防止できる。また、その製造工程におい
ても、電解めっきによって銅金属層38を形成でき、且
つメタライズ層32のパターンニング工程を不要とする
ことができるため、容易に多層配線基板を製造できる。
層配線基板においては、銅層25が密着バリア層22及
びバリア層26によって囲まれた導体パターン17、及
び銅層24及びランド部28が密着バリア層22及びバ
リア層26によって囲まれたビア部20を形成すること
ができる。このため、銅層24、25を形成する銅金属
の拡散を充分に防止できる。また、その製造工程におい
ても、電解めっきによって銅金属層38を形成でき、且
つメタライズ層32のパターンニング工程を不要とする
ことができるため、容易に多層配線基板を製造できる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、ビア部を構成する金属
層と絶縁性樹脂層との剥離防止、及び金属層を形成する
金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図ることができ、多
層配線基板の信頼性を向上することができる。また、ビ
ア部と導体パターンとを同時に形成できるため、多層配
線基板の製造工程を簡略化することができ、得られる多
層配線基板の製造コストの低減を図ることも可能であ
る。
層と絶縁性樹脂層との剥離防止、及び金属層を形成する
金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図ることができ、多
層配線基板の信頼性を向上することができる。また、ビ
ア部と導体パターンとを同時に形成できるため、多層配
線基板の製造工程を簡略化することができ、得られる多
層配線基板の製造コストの低減を図ることも可能であ
る。
【図1】本発明の多層配線基板の一実施例を示す部分断
面図である。
面図である。
【図2】図1に示すランド部の効果を説明する説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明の他の実施例を示す部分断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す部分断面図である。
【図5】図1の多層配線基板の製造工程を説明する工程
図である。
図である。
【図6】図3の多層配線基板の製造工程を説明する工程
図である。
図である。
【図7】図4の多層配線基板の製造工程を説明する工程
図である。
図である。
【図8】図7に示す多層配線基板の製造方法の改良方法
を説明する工程図である。
を説明する工程図である。
【図9】従来の多層配線基板を示す部分断面図である。
【図10】図9の多層配線基板の製造工程を説明する工
程図である。
程図である。
【図11】図10の製造工程よりも簡略化された従来の
多層配線基板の製造工程を説明する工程図である。
多層配線基板の製造工程を説明する工程図である。
10 絶縁性基板 12、14 絶縁性樹脂層 16 絶縁性基板10上に形成された導体パターン 17 導体パターン 18 絶縁性基板10上に形成されたランド部 20 ビア部 22 密着バリア層 24、25 金属層 26 バリア層 28 ランド部
Claims (7)
- 【請求項1】 絶縁性基板上に複数層の絶縁性樹脂層が
積層され、且つ前記絶縁性基板及び絶縁性樹脂層の各々
の表面側に形成された導体パターンと、互いに異なる絶
縁性樹脂層の表面側に形成された所定の導体パターン同
士を連結するように、前記絶縁性樹脂層を貫いて形成さ
れた金属から成るビア部とを具備する多層配線基板にお
いて、 該ビア部が、前記導体パターンが形成された絶縁性基板
又は絶縁性樹脂層の表面上に積層された次層の絶縁性樹
脂層を貫き、前記導体パターンのランド部が露出する底
面側ほど小径となるテーパー状貫通孔に、めっき充填さ
れて形成された金属層と、前記金属層から延出されて絶
縁性樹脂層の表面上に形成されたランド部とから成り、 少なくとも前記絶縁性樹脂層と接触するビア部の接触面
に、絶縁性樹脂層とビア部との密着性向上及びビア部を
形成する金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図る密着バ
リア層が形成されていることを特徴とする多層配線基
板。 - 【請求項2】 ビア部を形成するランド部の全表面が、
前記ビア部を形成する金属の絶縁性樹脂層への拡散防止
を図るバリア層によって覆われている請求項1記載の多
層配線基板。 - 【請求項3】 絶縁性樹脂層の同一表面に形成された導
体パターンとビア部を構成するランド部との間に、絶縁
性樹脂から成る段差防止層が形成されている請求項1記
載の多層配線基板。 - 【請求項4】 絶縁性基板上に複数層の絶縁性樹脂層が
積層され、且つ前記絶縁性基板及び絶縁性樹脂層の各々
の表面側に形成された導体パターンと、互いに異なる絶
縁性樹脂層の表面側に形成された所定の導体パターン同
士を連結するように、前記絶縁性樹脂層を貫いて形成さ
れた金属から成るビア部とを具備する多層配線基板を製
造する際に、 該絶縁性基板又は絶縁性樹脂層の表面に形成された導体
パターンのランド部を覆う次層の絶縁性樹脂層に、前記
ランド部が露出して底面を形成するように、底面側ほど
小径となるテーパー状貫通孔を穿設した後、前記テーパ
ー状貫通孔の底面及び壁面を含む前記絶縁性樹脂層の全
表面に、絶縁性樹脂層と前記ビア部との密着性向上及び
ビア部を形成する金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図
る密着バリア層を形成し、 次いで、前記密着バリア層上に形成された所定高さのレ
ジスト層にパターニングして得られた、導体パターン及
びビア部を形成する部分で且つ密着バリア層の露出部分
に、めっきにより前記レジスト層の高さ以上の金属層を
形成せしめ、 その後、前記金属層に研磨処理を施して平坦化した金属
層面に、前記金属層を形成する金属の絶縁性樹脂層への
拡散防止を図るバリア層を形成した後、前記レジスト層
を除去することによって露出した、前記密着バリア層の
露出部分を除去して導体パターン及びビア部を形成する
ことを特徴とする多層配線基板の製造方法。 - 【請求項5】 絶縁性基板上に複数層の絶縁性樹脂層が
積層され、且つ前記絶縁性基板及び絶縁性樹脂層の各々
の表面側に形成された導体パターンと、互いに異なる絶
縁性樹脂層の表面側に形成された所定の導体パターン同
士を連結するように、前記絶縁性樹脂層を貫いて形成さ
れた金属から成るビア部とを具備する多層配線基板を製
造する際に、 該絶縁性基板又は絶縁性樹脂層の表面に形成された導体
パターンのランド部を覆う次層の絶縁性樹脂層に、前記
ランド部が露出して底面を形成するように、底面側ほど
小径となるテーパー状貫通孔を穿設した後、前記テーパ
ー状貫通孔の底面及び壁面を含む前記絶縁性樹脂層の全
表面に、絶縁性樹脂層と前記ビア部との密着性向上及び
ビア部を形成する金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図
る密着バリア層を形成し、 次いで、前記密着バリア層上に形成された所定高さのレ
ジスト層にパターニングして得られた、導体パターン及
びビア部を形成する部分で且つ密着バリア層の露出部分
に、めっきにより前記レジスト層の高さ以上の金属層を
形成せしめ、 その後、前記金属層に研磨処理を施して平坦化した後、
前記レジスト層を除去して露出した前記密着バリア層の
露出部分を除去して形成された導体パターン及びビア部
の表面に、前記導体パターン及びビア部を形成する金属
の絶縁性樹脂層への拡散防止を図るバリア層を形成する
ことを特徴とする多層配線基板の製造方法。 - 【請求項6】 絶縁性基板上に複数層の絶縁性樹脂層が
積層され、且つ前記絶縁性基板及び絶縁性樹脂層の各々
の表面側に形成された導体パターンと、互いに異なる絶
縁性樹脂層の表面側に形成された所定の導体パターン同
士を連結するように、前記絶縁性樹脂層を貫いて形成さ
れた金属から成るビア部とを具備する多層配線基板を製
造する際に、 該絶縁性基板又は絶縁性樹脂層の表面に形成された導体
パターンのランド部を覆う次層の絶縁性樹脂層に、前記
ランド部が露出して底面を形成するように、底面側ほど
小径となるテーパー状貫通孔を穿設した後、前記テーパ
ー状貫通孔の底面及び壁面を含む前記絶縁性樹脂層の全
表面に、絶縁性樹脂層と前記ビア部との密着性向上及び
ビア部を形成する金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図
る密着バリア層を形成し、 次いで、前記導体パターン及びビア部が形成される部分
の密着バリア層が残留するように、前記密着バリア層に
パターニングを施した後、前記導体パターンを形成する
部分の密着バリア層とビア部を形成する部分の密着バリ
ア層との間に、絶縁性樹脂から成る所定高さの段差防止
層を形成せしめ、 その後、密着バリア層が露出して導体パターン及びビア
部を形成する部分に、めっきによって形成した前記段差
防止層の高さ以上の金属層に、研磨処理を施して平坦化
することにより形成された導体パターン及びビア部の表
面に、前記導体パターン及びビア部を形成する金属の絶
縁性樹脂層への拡散防止を図るバリア層を形成すること
を特徴とする多層配線基板の製造方法。 - 【請求項7】 絶縁性基板上に複数層の絶縁性樹脂層が
積層され、且つ前記絶縁性基板及び絶縁性樹脂層の各々
の表面側に形成された導体パターンと、互いに異なる絶
縁性樹脂層の表面側に形成された所定の導体パターン同
士を連結するように、前記絶縁性樹脂層を貫いて形成さ
れた金属から成るビア部とを具備する多層配線基板を製
造する際に、 該絶縁性基板又は絶縁性樹脂層の表面に形成された導体
パターンのランド部を覆う次層の絶縁性樹脂層に、前記
ランド部が露出して底面を形成するように、底面側ほど
小径となるテーパー状貫通孔を穿設した後、前記導体パ
ターンを形成する部分とビア部を形成する部分との間
に、絶縁性樹脂から成る所定高さの段差防止層を形成
し、 次いで、前記テーパー状貫通孔の底面及び壁面を含む前
記絶縁性樹脂層と段差防止層との全表面に亘って形成さ
れた、絶縁性樹脂層と前記ビア部との密着性向上及びビ
ア部を形成する金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図る
密着バリア層上に、めっきによって所定厚さの金属層を
形成せしめ、 その後、前記金属層に研磨処理を施し平坦化することに
よって露出した段差防止層を介して形成された導体パタ
ーン及びビア部の表面に、前記導体パターン及びビア部
を形成する金属の絶縁性樹脂層への拡散防止を図るバリ
ア層を形成することを特徴とする多層配線基板の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22341693A JPH0779078A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 多層配線基板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22341693A JPH0779078A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 多層配線基板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0779078A true JPH0779078A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16797804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22341693A Pending JPH0779078A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 多層配線基板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779078A (ja) |
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-
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