JPH0779155B2 - イメージセンサ及びその製造方法 - Google Patents
イメージセンサ及びその製造方法Info
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Description
に基づいて順次に走査する形式のイメージセンサ及びそ
の製造方法に関する。
複数の光電変換素子と、複数の光電変換素子を電気的に
走査して電気信号を選択的に得るためのアナログスイッ
チとを有している。アナログスイッチは、例えば、特開
昭63-2377号公報に開示されているように電界効果トラ
ンジスタから成り、光電変換素子の近傍に配置されてい
る。ところで、集積回路構成のイメージセンサにおいて
は、1つの光電変換素子即ち1つの画素の幅(例えば12
5μm)に収まるように1つの電界効果トランジスタが
配置されなければならない。しかし、このように極めて
狭い幅に収まるように電界効果トランジスタを形成する
ことは容易でない。また、電界効果トランジスタのドレ
インとソースとゲートのための3つの配線導体層を基板
上の予め決められた幅の中に設ける時には、3つの配線
導体層の幅が必然的に狭くなり、イメージセンサの製造
の歩留りが低くなった。
を利用してフォトダイオードを走査する方式が、特願平
1-198279号に開示されている。しかし、このイメージセ
ンサの具体的構成及び製造方法は開示されていない。
イメージセンサ及びその製造方法を提供することにあ
る。
の符号を参照して説明すると、時間と共に連続的又は階
段状に増大又は減少するのこぎり波を供給するための電
圧源1と、第1の電極と第2の電極とをそれぞれ有する
複数個の第1のダイオードDa1〜Da3が直列に接続された
回路であり、その一端が前記電圧源1に接続され、且つ
それぞれの第1のダイオードDa1〜Da3の順方向電流が前
記のこぎり波に基づいて流れるような方向性をそれぞれ
の第1のダイオードDa1〜Da3が有し、且つそれぞれの第
1のダイオードDa1〜Da3の前記第1の電極が前記電圧源
1の側に配置されている第1の直列回路と、それぞれが
第1の抵抗又はコンデンサRa1〜Ra3又はCa1〜Ca3と第2
のダイオードDb1〜Db3とを直列に接続した回路から成
り、それぞれの第1のダイオードDa1〜Da3の前記第2の
電極と前記電圧源1の他端との間にそれぞれ接続され、
且つそれぞれの第2のダイオードDb1〜Db3の順方向電流
が前記のこぎり波に基づいて流れるような方向性をそれ
ぞれの第2のダイオードDb1〜Db3が有している複数の第
2の直列回路と、それぞれの第1のダイオードDa1〜Da3
の前記第2の電極と前記電圧源1の他端との間にそれぞ
れ接続された複数の第2の抵抗又はコンデンサRb1〜Rb3
又はC1〜C3と、前記第1の抵抗又はコンデンサRa1〜Ra3
又はCa1〜Ca3と前記第2のダイオードDb1〜Db3との接続
点P1〜P3と共通電流出力線3との間に逆バイアスされる
方向性を有してそれぞれ接続されている複数のフォトダ
イオードS1〜S3と、前記共通電流出力線3と前記電圧源
1の他端との間に接続された電流−電圧変換回路2と、
前記フォトダイオードS1〜S3を電気的に分離するために
前記フォトダイオードS1〜S3の相互間にそれぞれ接続さ
れた複数のブロッキングダイオードDc1〜Dc3と、から成
るイメージセンサにおいて、前記第1のダイオードDa1
〜Da3と前記第2のダイオードDb1〜Db3と前記フォトダ
イオードS1〜S3と前記ブロッキングダイオードDc1〜Dc3
が同一の絶縁基板11上に形成された同一接合形式のダイ
オードであることを特徴とするイメージセンサに係わる
ものである。
ら成るPIN型ダイオードにすることが望ましい。
縁基板11の上に各ダイオードに対して共通の半導体層と
上部電極層17とを設け、しかる後、各ダイオードに分離
することが望ましい。
ると、フォトダイオードS1〜S3が順次に走査される。こ
のイメージセンサに含まれる第1及び第2のダイオード
Da1〜Da3、Db1〜Db3、フォトダイオードS1〜S3、ブロッ
キングダイオードDc1〜Dc3は同一接合形式のダイオード
とされているので、容易に製造することが可能になり、
低コストなイメージセンサを提供することが可能にな
る。
各ダイオードに分離すれば、フォトリソグラフィ工程数
を少なくすることができる。
ージセンサは、電圧源1と4つの画素即ちビットに対応
した4つの単位回路K0、K1、K2、K3と、電流−電圧変換
回路2とを有する。この一次元イメージセンサは4つよ
りも多い数の画素を検出することができるように構成さ
れている。しかし、この一次元イメージセンサの全部の
構成を図面に示すことは困難であるので、その一部のみ
が第1図に示されている。
オードDa1、Da2、Da3と、第2のダイオードDb1、Db2、D
b3と、第1の抵抗Ra1、Ra2、Ra3と、第2の抵抗Rb1、R
b2、Rb3と、光検出用のフォトダイオードS1、S2、S
2と、ブロッキングダイオードDc1、Dc2、Dc3とから成
る。電圧源1と単位回路K1との間に配置されたもう1つ
の単位回路K0は、第2のダイオードDb0と、第1の抵抗R
a0と、フォトダイオードS0と、ブロッキングダイオード
Dc0とから成る。単位回路K0は別の単位回路K1、K2、K2
における第1のダイオードDa1、Da2、Da3及び第2の抵
抗Rb1、Rb2、Rb3に対応するものを有していない。しか
し、単位回路K0にも別の単位回路K1、K2、K3の第1のダ
イオードと第2の抵抗に対応するものを接続することが
できる。また、必要に応じて第1図のイメージセンサか
ら初段の単位回路K0を省くことができる。アノード(第
1の電極)とカソード(第2の電極)とを有する3つの
第1のダイオードDa1、Da2、Da3が互いに直列に接続さ
れた回路(第1の直列回路)の一端(左端)は電圧源1
の一端に接続されている。第1のダイオードDa1、Da2、
Da3は電圧源1の電圧によって順方向にバイアスされる
方向性を有している。即ち、第1のダイオードDa1〜Da3
のアノード(第1の電極)が電圧源1の側に配置されて
いる。なお、電圧源1の上側の端子がマイナスの時に
は、第1のダイオードDa1〜Da3のカソードが電圧源1の
側に配置される。第1のダイオードDa1、Da2、Da3のカ
ソード(第2の電極)と電圧源1と他端(グランド)と
の間には第1の抵抗Ra1、Ra2、Ra3と第2のダイオードD
b1、Db2、Db3とを直列にそれぞれ接続した回路(第2の
直列回路)がそれぞれ接続されている。単位回路K0にお
いては、電圧源1の一端と他端との間に第1の抵抗Ra0
と第2のダイオードDb0との直列回路が接続されてい
る。第2のダイオードDb0、Db1、Db2、Db3は電圧源1の
電圧によって順方向にバイアスされる方向性を有してい
る。
Ra1、Ra2、Ra3と第2のダイオードDb0、Db1、Db2、Db3
の相互接続点P0、P1、P2、P3にフォトダイオードS0、
S1、S2、S3とブロッキングダイオードDc0、Dc1、Dc2、S
c3との直列回路(第3の直列回路)が接続されている。
即ちフォトダイオードS0〜S3のカソードがブロッキング
ダイオードDc0〜Dc3を介して点P0〜P3に接続され、アノ
ードが共通の電流出力線3に接続されている。
の他端(グランド)との間に接続された抵抗RLと電流出
力線3と出力端子4との間に接続されたコンデンサCと
から成る。従って、フォトダイオードS0〜S3は第2のダ
イオードDb0〜Db3に実質的に並列接続されている。また
フォトダイオードS0〜S3は、電圧源1の電圧で逆バイア
スされるように接続されている。このため、フォトダイ
オードS0〜S3に流れる電流は極めて小さい。
る。
に示すのこぎり波即ち掃引信号を周期的に発生する。第
2図ののこぎり波の最大振幅幅は第1図の全部の第1及
び第2のダイオードDa1〜Da3、Db0〜Db3をオン状態にす
ることができる値に設定されている。
第2のダイオードDb0〜Db3、ブロッキングダイオードD
c0〜Dc3は、それぞれ同一形式のPIN接合ダイオードであ
って、水素化アモルファスシリコン半導体層と、この半
導体層の下側に設けられた一方の電極層と、半導体層の
上側に設けられた他方の電極層とから成る。
第3図に示すキャパシタンスCsと光強度に比例する電流
源Isとの並列回路で等価的に示される。なお、フォトダ
イオードS0〜S3の等価キャパシタンスCsに流れる電流の
値は極めて小さい。
b3がオン状態になった時の両端電圧即ち順方向電圧Vfは
ほぼ1Vである。第1の抵抗Rb1〜Rb3はそれぞれ100kΩで
あり、第2の抵抗Rb1〜Rb3はそれぞれ1kΩであり、これ
等はTiO2、Ta-SiO2又はNiCr等の物質で形成されてい
る。
に示すのこぎり波が発生すると、第1のダイオードDa1
〜Da3が順次に導通状態になる。のこぎり波の傾斜電圧
が徐々に増大すると、点P0の電位Vp0が第4図(A)に
示す如く徐々に高くなる。これによって、点P0の電位V
p0が単位回路K0の第2のダイオードDb0の順方向電圧Vf
になると、ダイオードDb0がオン状態になり、点P0の電
位Vp0はほぼ一定値(ほぼVf)即ち飽和電圧値になる。
単位回路K0の第2のダイオードDb0のオン状態への転換
とほぼ同時に単位回路K1の第1のダイオードDa1もオン
状態に転換する。単位回路K1の第1のダイオードDa1が
非導通(オフ状態)の期間には、第1のダイオードDa1
のカソードはほぼ零ボルトであるが、第1のダイオード
Da1がオン状態になって更に電圧源1の電圧Vdが高くな
ると、第1のダイオードDa1のカソード電圧は電圧Vdに
追従して高くなる。即ち、第1のダイオードDa1がオン
状態になると、この両端電圧は順方向電圧Vfにほぼ固定
されるため、電源電圧VdからダイオードDa1の順方向電
圧Vfを差し引いた電圧が抵抗Rb1の両端に加わる。ま
た、単位回路K1の第2のダイオードDb1が非導通の期間
には、点P1の電位が第2の抵抗Rb1の両端電圧にほぼ等
しくなる。従って、第1のダイオードDa1がオン状態に
なった後に、点P1の電位Vp1が第4図(A)に示すよう
に徐々に上昇する。点P1の電位Vp1が第2のダイオードD
b1の順方向電圧Vfになると、これがオン状態になり、点
P1の電位Vp1はほぼ一定値(Vf)になる。単位回路K1の
第2のダイオードDb1のオン状態への転換とほぼ同時に
単位回路K2の第1のダイオードDa2がオン状態に転換
し、点P2に第4図(A)に示すように電位Vp2が得られ
る。電圧源1から供給されているのこぎり波の傾斜電圧
が更に増大すると、単位回路K3の第1のダイオードDa3
がオン状態に転換し、点P3に第4図(A)の電位Vp3が
得られる。点P0〜P3の電位Vp0〜Vp3が第4図(A)に示
すように順次に変化すると、各点P0〜P3とグランドとの
間に電流−電圧変換回路2を介して接続されたフォトダ
イオードS0〜S3が順次に駆動される。即ち、フォトダイ
オードS0〜S3が電気的に走査される。
元的に配置されている。このフォトダイオードS0〜S3で
光情報を読み取る時には、まず、第1のダイオードDa1
〜Da3及び第2のダイオードDb0〜Db3の全部をオン状態
にすることができる電圧を電圧源1から発生させる。な
お、第1のダイオードDa1〜Da3及び第2のダイオードD
b0〜Db3の全部をオン状態にするための電圧は、第2図
に示すのこぎり波で与えることができる。即ち、のこぎ
り波の最大値及びこの近傍の電圧値は、第1及び第2の
ダイオードDa1〜Da3及びDb0〜Db3の全部をオンにするこ
とができる。
b3の全部がオン状態である期間には、点P0〜P3に得られ
る第2のダイオードDb0〜Db3の順方向電圧Vfによって各
フォトダイオードS0〜S3が逆バイアスされ、第3図に等
価的に示すキャパシタンスCsが充電される。なお、等価
キャパシタンスCsは極めて小さいので、ブロッキングダ
イオードDc0〜Dc3の順方向電流が急峻に立上る点よりも
前の領域の微小電流によって等価キャパシタンスCsの充
電を達成することができる。
ァクシミリの原稿のような被写体(図示せず)から得ら
れる光信号がフォトダイオードS0〜S3に入力されると、
光信号の有無及び大小に対応してフォトダイオードS0〜
S3の等価キャパシタンスCsの充電電荷量が変化する。即
ち、フォトダイオードS0〜S3の内で光信号が入力したも
のにおいて等価キャパシタンスCsの放電が生じ、光信号
が入力しなかったものでは等価キャパシタンスCsの放電
が生じない。等価キャパシタンスCsの放電の量は光量に
よって変化する。フォトダイオードS0〜S3に対して光入
力を与える方法は2つある。その1つはフォトダイオー
ドS0〜S3に常に光入力を与える方法であり、もう1つは
予め決められた期間(例えば電圧源1の電圧Vdが零ボル
トの期間)にのみ光入力を与える方法である。
的に増大すると、点P0〜P3に第4図(A)に示すように
電位Vp0、Vp1、Vp2、Vp3が得られ、これによってフォト
ダイオードS0〜S3が順次に逆バイアスされる。換言すれ
ば、第3図に示す等価キャパシタンスCsを充電するため
の電圧がフォトダイオードS0〜S3に印加される。この
時、フォトダイオードS0〜S3の等価キャパシタンスCsの
内で光入力が放電したものに対しては充電電流が流れる
が、光入力がなくても放電しなかったものに対しては充
電電流が流れない。フォトダイオードS0〜S3の等価キャ
パシタンスCsの充電電流は電流−電圧変換回路2を通っ
て流れるので、充電電流の有無によって出力端子4の電
圧Voutが変化する。4つのフォトダイオードS0〜S3の全
部に光入力が与えられたために各等価キャパシタンスCs
が放電している状態において、第4図(A)に示すよう
に電位Vp0〜Vp3がフォトダイオードS0〜S3に順次に印加
されると、出力端子4の電圧Voutは第4図(B)に示す
ようにフォトダイオードS0〜S3に充電電流が流れる毎に
変化する。即ち、各点P0〜P3の電位Vp0〜Vp3の増大につ
れて等価キャパシタンスCsの充電電流が増大し、各点P0
〜P3の電位Vp0〜Vp3が飽和すると、充電電流が減少し、
この充電電流の変化に対応した出力電圧Voutが得られ
る。
S3の内のS2に光入力が与えられず、S0、S1、S3のみに光
入力が与えられた時の出力端子4の電圧Voutの変化が示
されている。この場合には、第4図(A)に示す電位V
p0〜Vp3がフォトダイオードS0〜S3に順次に与えられた
時に、フォトダイオードS2には充電電流が流れない。即
ち、第4図(A)に示す電位Vp2に対応する出力電圧V
outの変化が発生しない。
ガラスから成る共通の絶縁基板11の上に第1のダイオー
ドDa1〜Da3、第2のダイオードDb0〜Db3、フォトダイオ
ードS0〜S3、ブロッキングダイオードDc0〜Dc3、第1の
抵抗Ra0〜Ra3、第2の抵抗Rb1〜Rb3を設けることによっ
て構成されている。これ等の幾何学的配置は第5図
(A)(B)に示す通りである。
明する。なお、単位回路K0〜K3は同一方法で同時に形成
されるので、単位回路K1の製造方法を例にとって説明す
る。
板11上に抵抗膜12と、下部電極層13と、N型の水素非晶
質シリコン膜(以下、N型膜と言う)14と、I型(真性
半導体)の水素化非晶質シリコン膜(以下、I型膜と言
う)15と、P型の水素化非晶質シリコン膜(以下、P型
膜と言う)16と、透明電極層(上部電極層)17とを順次
に形成した。更に詳しく説明すると、抵抗膜12は、TaSi
O2を1000オングストロームの厚さにスパッタリングする
ことによって形成した。下部電極層13はクロム(Cr)を
1000オングストロームの厚さにスパッタリングで形成し
た。N型膜14、I型膜15、及びP型膜16はグロー放電法
によりそれぞれ形成した。更に詳細には、N型膜14はSi
H4、PH3及びH2の混合ガスを用いて約300オングストロー
ムの膜厚に形成し、P(リン)のドープ量を0.6%とし
た。I型膜15は、SiH4、H2の混合ガスを用いて膜厚約50
00オングストロームに形成し、導電型決定不純物は勿論
添加しなかった。P型膜16は、SiH4、B2H6、H2の混合ガ
スを用いて膜厚約300オングストロームに形成し、B
(ボロン)のドープ量を0.6%とした。透明電極層17は
電子ビーム蒸着法によりITO(酸化インジウムスズ)を
膜厚900オングストロームに蒸着することによって形成
した。なお、抵抗膜12は第1及び第2の抵抗Ra1、Ra2に
対して共通に形成し、下部電極層13、N型膜14、I型膜
15、P型膜16、透明電極層17は各ダイオードに共通に形
成した。
設け、フォトリングラフィ工程によってパタニングする
ことによって第6図(B)に示すものを得た。即ち、レ
ジスト層17から成る第1のマスク(図示せず)を設け、
透明電極層17をウエットエッチング方法でパタニングし
た。N型膜13とI型膜14とP型膜15とから成る非晶質半
導体層はCF4ガスにO2ガスを5%混ぜた混合ガスによっ
てドライエッチングした。次に、このドライエッチング
の後に、同一マスクによって再びウエットエッチング法
によって透明電極層17をエッチングして、透明電極層17
の表面積を小さくした。第6図(B)では各部のパター
ンが原理的に示されているが、実際には横方向にエッチ
ングによって各部は台形状になり、且つ透明電極層17の
横方向の突き出しが生じるが、再度のウエットエッチン
グでこの突き出しが除去される。第6図(B)のパター
ンは抵抗膜12の最終パターンに対応している。
すように第2のレジスト層18を設け、第2のマスク(図
示せず)を形成し、透明電極層17をウエットエッチング
し、P型膜16とI型膜15とN型膜14とから成る半導体層
をドライエッチングすることによって第6図(D)に示
すものを得た。これにより、第1及び第2のダイオード
Da1、Db1、ブロッキングダイオードDc1、フォトダイオ
ードS1が互いに分離される。
るI型膜から成る保護及び分離用膜19を第6図(E)に
示すように形成し、この上に第3のレジスト層20を設
け、このレジスト層20に基づく第3のマスク(図示せ
ず)を使用して第6図(F)に示すパターンの保護及び
分離用膜19を得た。この様に保護及び分離用膜19をI型
膜とすれば、ダイオード部分のI型膜15等の半導体層と
同一の装置で形成することが可能になり、製造装置を簡
略化することが可能になる。
すように引き出し電極(配線導体)のためのクロム層21
とアルミニウム層22とをスパッタリング法で形成し、こ
の上に第4のレジスト層23を形成し、このレジスト層23
から成る第4のマスク(図示せず)を設け、これを使用
してクロム層21とアルミニウム層22とから成る引き出し
電極層及びクロムから成る下部電極層13を第6図(H)
に示すようにエッチングした。
S3の受光領域を除いた部分及び他のダイオードDa1〜
Da3、Db0〜Db3、Dc0〜Dc3に遮光膜(図示せず)を形成
してイメージセンサを完成させた。
電気的特性との関係を調べたところ、第7図に示す結果
が得られた。即ち、前述したI型膜15の製造方法におい
て、PH3のドープ量のみを0、20、40、80ppmと変化させ
たところ、完成したダイオードの3Vの逆方向電圧印加時
のリーク電流Idは特性線Aに示すように変化し、また、
0.7V以上の電圧を印加した順方向動作時の直列抵抗Rsは
第7図の特性線Bに示すように変化した。これから明ら
かなように、リンのドープ量は0〜40ppmの範囲である
ことが望ましい。
び直列抵抗Rsとの関係を示す。即ち、実施例で説明した
I型膜15の製造方法において、この膜厚のみを1000〜50
00オングストロームの範囲で変えたところ、ダイオード
の3Vの時のリーク電流Idは特性線Aで示すようになり、
また直列抵抗Rsは特性線Bで示すようになった。ダイオ
ードの直列抵抗Rsは3000オングストロームを越えると急
激に増大する。しかし、I型膜15の膜厚が大きくなる
と、等価容量が低下し、走査回路における時定数が下が
る。これ等を考慮して、直列抵抗Rs/I型膜厚が最大又は
この近傍になるようにI型膜15の膜厚を決定することが
望ましい。この望ましい膜厚は2000〜5000オングストロ
ームである。
2のダイオードDb0〜Db3、ブロッキングダイオードDc0
〜Dc3、フォトダイオードS0〜S3を同一型(PIN型)に形
成するので、イメージセンサの製造が容易になる。
ら成り、同時に形成されるので、少ない回数のフォトリ
ソグラフィ工程で極めて容易に得ることができる。な
お、フォトダイオードS0〜S3以外のダイオードの上部電
極を透明電極としても問題は発生しない。
電極層13を基板11の全面に形成し、その後、第6図
(B)に示すようにパタニングした後に、第6図(D)
に示すように各ダイオードDa1、Db1、Dc1、S1を分離す
るので、各ダイオードを同一条件に形成することが可能
になる。なお、第1の抵抗Ra1と第2の抵抗Rb1とは互い
に連続しているが、電気回路的に何等の問題も生じな
い。
ることによって、不要な横方向突出部分を容易に除去す
ることができる。
容易に形成することができる。
anと第2の抵抗Rb1〜Rbnとを1直線上に配置することに
よって単位回路(ビット)の幅を小さくすることができ
る。また、第2の抵抗Rb1〜Rbnのグランド配線導体40の
電圧源1に対する接続が容易になり、且つ電源端子41を
合理的に配置することが可能になる。なお、第5図
(B)はn個の単位回路(ビット)のグループ(ブロッ
ク)の集りでイメージセンサを構成するように示されて
いる。
ば、次の変形が可能なものである。
この順に形成することができる。しかし、実施例で述べ
たNIP構成の場合には1Vの時の順方向電流Ifが0.18A/cm2
であり、−5Vの時のリーク電流Idが2×10-9A/cm2であ
るのに対して、逆のPIN構成の時にはIfが0.10A/cm2、Id
が1×10-10A/cm2となる。第1のダイオードDa1〜Da3及
び第2のダイオードDb0〜Db3の順方向電流は大きい方が
望ましく、ブロッキングダイオードDc0〜Dc3及びフォト
ダイオードS0〜S3のリーク電流Idは1×10-8A/cm2以下
であることが望ましいが、NIP構成とPIN構成のいずれに
よっても順方向電流及びリーク電流を許容範囲にするこ
とができる。
のブロッキングダイオードDc0〜Dc3を第1の抵抗Ra0〜R
a3に直列に接続すること、又は第2の抵抗Rb1〜Rb3と第
1の抵抗Ra1〜Ra3との間に接続することが可能である。
また、フォトダイオードS0〜S3とブロッキングダイオー
ドDc0〜Dc3の位置を逆にすることも可能である。
多くすると、その分だけ駆動電圧Vdを高くしなければな
らない。従って、読取り画素数の最大を数十個程度にす
ることが望ましい。これよりも画素数を多くする場合に
はイメージセンサを複数個のブロックに分けて駆動すれ
ばよい。
位回路がm個の回路ブロックB1〜B2……Bmに分割されて
いる。各回路ブロックB1〜Bmには、第1図の単位回路K1
〜K3に相当するものを数個〜数十個含み、第1図のイメ
ージセンサ回路から電圧源1を省いた回路に相当するも
のである。各回路ブロックB1〜Bmは電圧源1aにマルチプ
レクサ10を介して接続されている。各回路ブロックB1〜
Bmの出力端子は増幅器A1〜Amを介して共通に接続されて
いる。電圧源1aは第10図(A)に示すのこぎり波(三角
波)を繰返して発生する。マルチプレクサ10は第10図
(B)(C)に示すように、第10図(A)ののこぎり波
を回路ブロックB〜Bmに分配する。各回路ブロックB1〜
Bmの各フォトダイオードに対する光入力は第10図(D)
に示すように常に与える。
す。第11図においても、第9図と全く同様に、第1図の
単位回路K1〜K3に相当するn個の単位回路がm個の回路
ブロックB1〜Bmに分けられている。各回路ブロックB1〜
Bmは電圧源1にそれぞれ接続されている。第9図の電圧
源1は第1図のそれと同様に第12図(A)に示すのこぎ
り波を発生する。のこぎり波は第12図(B)(C)に示
すように回路ブロックB1〜Bmに同時に供給される。この
結果、各回路ブロックB1〜Bmで走査が同時に開始し、同
時に出力が発生する。各回路ブロックB1〜Bmの出力はメ
モリを含む信号処理回路30に送られる。信号処理回路30
は回路ブロックB1〜Bmの出力を回路ブロックB1〜Bmの配
列順番に対応するように共通の時間軸上に配置する。な
お、第11図のイメージセンサでは、第12図(D)に示す
ようにフォトダイオードに対する光出力が駆動電圧Vdが
零の期間に与えられている。
こぎり波とすること、及び第14図に示すように2次曲線
的に増大するのこぎり波とすることができる。
ることもできる。
びフォトダイオードS0〜S3の代りに種々の形式の接合ダ
イオードを使用することができる。
加してもよい。即ちダイオードDb0〜Db3とグランドとの
間にバイアス電圧を印加してダイナミックレンジの拡大
を図ることができる。
に向かって徐々に大きくなるように設定してもよい。即
ち、Rb0<Rb1<Rb2<Rb3に設定してもよい。
〜Rb3の代りにコンデンサC1〜Cを接続してもよい。ま
た、第15図のコンデンサC1〜C3を逆バイアスされるよう
に接続したダイオードに置き換えることができる。この
ダイオードはコンデンサとして機能する。
〜Ra3をコンデンサCa0〜Ca3に置き換えることができ
る。また、コンデンサCa0〜Ca3を逆バイアスの方向に接
続されたダイオードに置き換えることができる。但し、
この場合は第2のダイオードDb0〜Db3の漏れ電流を大き
くして、コンデンサの放電回路を形成してやる必要があ
る。
換回路2を、演算増幅器31と帰還抵抗RfとコンデンサCf
とで構成することができる。演算増幅器31の反転入力端
子は共通電流出力線3に接続され、非反転入力端子はグ
ランドに接続される。なお、反転増幅器32が演算増幅器
31に接続されている。
ことができる。
ダイオードとブロッキングダイオードとフォトダイオー
ドとの全部を同一形式のダイオードとしたので、イメー
ジセンサを容易に製造することが可能になる。
回路図、 第2図はのこぎり波を示す波形図、 第3図はフォトダイオードの等価回路図、 第4図(A)は第1図の回路の各点P0〜P3の電位変化を
示す図、 第4図(B)は第1図の回路の出力端子の電圧変化を4
つのフォトダイオード全部に光入力があった状態で示す
図、 第4図(C)は第1図の回路の出力端子の電圧変化を4
つのフォトダイオードの内の3つのみに光入力があった
状態で示す図、 第5図(A)は第1図のイメージセンサの各部の配置を
示す平面図、 第5図(B)は第1図のイメージセンサの各素子及び配
線の配置を考慮してイメージセンサを示す回路図、 第6図(A)〜(H)は第5図(A)のイメージセンサ
のVI-VI線に対応する部分を工程順に示す断面図、 第7図はダイオードのI型膜のPH3ドープ量とリーク電
流及び直列抵抗との関係を示す図、 第8図はダイオードのI型膜の厚さとリーク電流及び直
列抵抗との関係を示す図、 第9図は単位回路の数が多い時のフォトダイオードの駆
動方式を原理的に示すブロック図、 第10図は第9図の各部の状態を示す図、 第11図は第9図と同様に単位回路の数が多い時のフォト
ダイオードの別の駆動方式を原理的に示すブロック図、 第12図は第11図の各部の状態を示す図、 第13図及び第14図はのこぎり波の変形例を示す波形図、 第15図及び第16図はイメージセンサの変形例をそれぞれ
示す回路図である。 1……電圧源、2……電流−電圧変換回路、3……共通
電流出力線、4……出力端子、11……絶縁基板、12……
抵抗膜、13……下部電極層、14……N型膜、15……I型
膜、16……P型膜、17……透明電極層、Da1〜Da3……第
1のダイオード、Db0〜Db3……第2のダイオード、Dc0
〜Dc3……ブロッキングダイオード、S0〜S3……フォト
ダイオード、Ra0〜Ra3……第1の抵抗、Rb1〜Rb3……第
2の抵抗。
Claims (3)
- 【請求項1】時間と共に連続的又は階段状に増大又は減
少するのこぎり波を供給するための電圧源(1)と、 第1の電極と第2の電極とをそれぞれ有する複数個の第
1のダイオード(Da1〜Da3)が直列に接続された回路で
あり、その一端が前記電圧源(1)に接続され、且つそ
れぞれの第1のダイオード(Da1〜Da3)の順方向電流が
前記のこぎり波に基づいて流れるような方向性をそれぞ
れの第1のダイオード(Da1〜Da3)が有し、且つそれぞ
れの第1のダイオード(Da1〜Da3)の前記第1の電極が
前記電圧源(1)の側に配置されている第1の直列回路
と、 それぞれが第1の抵抗又はコンデンサ(Ra1〜Ra3又はC
a1〜Ca3)と第2のダイオード(Db1〜Db3)とを直列に
接続した回路から成り、それぞれの第1のダイオード
(Da1〜Da3)の前記第2の電極と前記電圧源(1)の他
端との間にそれぞれ接続され、且つそれぞれの第2のダ
イオード(Db1〜Db3)の順方向電流が前記のこぎり波に
基づいて流れるような方向性をそれぞれの第2のダイオ
ード(Db1〜Db3)が有している複数の第2の直列回路
と、 それぞれの第1のダイオード(Da1〜Da3)の前記第2の
電極と前記電圧源(1)の他端との間にそれぞれ接続さ
れた複数の第2の抵抗又はコンデンサ(Rb1〜Rb3又はC1
〜C3)と、 前記第1の抵抗又はコンデンサ(Ra1〜Ra3又はCa1〜
Ca3)と前記第2のダイオード(Db1〜Db3)との接続点
(P1〜P3)と共通電流出力線(3)との間に逆バイアス
される方向性を有してそれぞれ接続されている複数のフ
ォトダイオード(S1〜S3)と、 前記共通電流出力線(3)と前記電圧源(1)の他端と
の間に接続された電流−電圧変換回路(2)と、 前記フォトダイオード(S1〜S3)を電気的に分離するた
めに前記フォトダイオード(S1〜S3)の相互間にそれぞ
れ接続された複数のブロッキングダイオード(Dc1〜
Dc3)と、 から成るイメージセンサにおいて、 前記第1のダイオード(Da1〜Da3)と前記第2のダイオ
ード(Db1〜Db3)と前記フオトダイオード(S1〜S3)と
前記ブロッキングダイオード(Dc1〜Dc3)が同一の絶縁
基板(11)上に形成された同一接合形式のダイオードで
あることを特徴とするイメージセンサ。 - 【請求項2】前記第1のダイオード(Da1〜Da3)と前記
第2のダイオード(Db1〜Db3)と前記フォトダイオード
(S1〜S3)と前記ブロッキングダイオード(Dc1〜Dc3)
は、それぞれ水素化非晶質シリコンから成るPIN型ダイ
オードである請求項1記載のイメージセンサ。 - 【請求項3】時間と共に連続的又は階段状に増大又は減
少するのこぎり波を供給するための電圧源(1)と、 第1の電極と第2の電極とをそれぞれ有する複数個の第
1のダイオード(Da1〜Da3)が直列に接続された回路で
あり、その一端が前記電圧源(1)に接続され、且つそ
れぞれの第1のダイオード(Da1〜Da3)の順方向電流が
前記のこぎり波に基づいて流れるような方向性をそれぞ
れの第1のダイオード(Da1〜Da3)が有し、且つそれぞ
れの第1のダイオード(Da1〜Da3)の前記第1電極が前
記電圧源(1)側に配置されている第1の直列回路と、 それぞれが第1の抵抗又はコンデンサ(Ra1〜Ra3又はC
a1〜Ca3)と第2のダイオード(Db1〜Db3)とを直列に
接続した回路から成り、それぞれの第1のダイオード
(Da1〜Da3)の前記第2の電極と前記電圧源(1)の他
端との間にそれぞれ接続され、且つそれぞれの第2のダ
イオード(Db1〜Db3)の順方向電流が前記のこぎり波に
基づいて流れるような方向性をそれぞれの第2のダイオ
ード(Db1〜Db3)が有している複数の第2の直列回路
と、 それぞれの第1のダイオード(Da1〜Da3)の前記第2の
電極と前記電圧源(1)の他端との間にそれぞれ接続さ
れた複数の第2の抵抗又はコンデンサ(Rb1〜Rb3又はC1
〜C3)と、 前記第1の抵抗又はコンデンサ(Ra1〜Ra3又はCa1〜
Ca3)と前記第2のダイオード(Db1〜Db3)との接続点
(P1〜P3)と共通電流出力線(3)との間に逆バイアス
される方向性を有してそれぞれ接続されている複数のフ
ォトダイオード(S1〜S3)と、 前記共通電流出力線(3)と前記電圧源(1)の他端と
の間に接続された電流−電圧変換回路(2)と、 前記フォトダイオード(S1〜S3)を電気的に分離するた
めに前記フォトダイオード(S1〜S3)の相互間にそれぞ
れ接続された複数のブロッキングダイオード(Dc1〜
Dc3)と、 から成るイメージセンサの製造方法において、 同一の絶縁基板(11)の上に、前記第1のダイオード
(Da1〜Da3)と前記第2のダイオード(Db1〜Db3)と前
記フォトダイオード(S1〜S3)と前記ブロッキングダイ
オード(Dc1〜Dc3)に対して共通の接合を有する半導体
層(14、15、16)と上部電極層(17)とをそれぞれ形成
する工程と 前記第1のダイオード(Da1〜Da3)と前記第2のダイオ
ード(Db1〜Db2)と前記フォトダイオード(S1〜S3)と
前記ブロッキングダイオード(Dc1〜Dc3)の上部電極の
所望パターンに対応するように、前記上部電極層(17)
と前記半導体層(14、15、16)とをそれぞれエッチング
する工程と を有していることを特徴とするイメージセンサの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021499A JPH0779155B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | イメージセンサ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021499A JPH0779155B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | イメージセンサ及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03225957A JPH03225957A (ja) | 1991-10-04 |
| JPH0779155B2 true JPH0779155B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=12056662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021499A Expired - Lifetime JPH0779155B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | イメージセンサ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779155B2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP2021499A patent/JPH0779155B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03225957A (ja) | 1991-10-04 |
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