JPH077934U - 反転機構付枚葉輪転印刷機 - Google Patents

反転機構付枚葉輪転印刷機

Info

Publication number
JPH077934U
JPH077934U JP4360193U JP4360193U JPH077934U JP H077934 U JPH077934 U JP H077934U JP 4360193 U JP4360193 U JP 4360193U JP 4360193 U JP4360193 U JP 4360193U JP H077934 U JPH077934 U JP H077934U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
cam
reversing
cylinder
claw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4360193U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2600982Y2 (ja
Inventor
典雄 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komori Corp filed Critical Komori Corp
Priority to JP1993043601U priority Critical patent/JP2600982Y2/ja
Publication of JPH077934U publication Critical patent/JPH077934U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2600982Y2 publication Critical patent/JP2600982Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成部材の耐久性を増し、かつ紙の反転時に
おける紙尻保持部材による紙の保持力の低下を無くす
る。 【構成】 反転胴65の外周部にあって両面刷時に圧胴
63から受渡される紙の紙尻を保持して搬送する紙尻保
持装置を、紙尻を保持する吸口129と、送りカム11
3などからなり吸口129を自転させながら反転胴65
の周方向へ往復動させる回動装置と、送りカム106な
どからなり吸口129を反転胴65の周面に対し出没さ
せる移動装置とで構成した。これら回動装置と移動装置
とのカムフォロア112,105を、送りカム113と
上下カム106とのカム面に圧接させたり離間させたり
するストップカム164,166,177,179をフ
レーム側に支持させて設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は紙搬送方向に対する上流側の胴と下流側の胴との間にこれら両胴と周 面を対接させて配設された紙搬送胴を備え、一台で片面刷と両面刷とを可能にし た反転機構付枚葉輪転印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
印刷の多様化に伴い一台の機械で片面刷と両面刷とを可能にした各種の反転機 構付枚葉輪転印刷機が提案されており、その一例として、紙の搬送方向に対する 上流側の圧胴と下流側の圧胴との間に、渡し胴と、その倍径の倍径胴と、紙搬送 胴としての反転胴とを設けたものが特開昭62−268644号公報に開示され ているので、以下これについて説明する。
【0003】 図19はこの公報に開示された反転機構付枚葉輪転印刷機の片面刷状態で示す 胴配列図、図20は同じく両面刷状態で示す胴配列図であって、図19を用いて この印刷機の概要を説明すると、例えば1色目の印刷ユニットに設けられ刷版が 装着された図示しない版胴に対接するゴム胴1には、軸方向に並列する爪2と爪 台3とからなる複数個のくわえ爪装置4(以下単に爪4という)を外周切欠き内 に備えた第1圧胴5が対接されており、また、2色目の印刷ユニットに設けられ 版胴に対接するゴム胴6には、軸方向に並列する爪7と爪台8とからなる複数個 のくわえ爪装置9(以下単に爪9という)を外周切欠き内に備えた第2圧胴10 が対接されている。
【0004】 第1圧胴5と第2圧胴10との間には、渡し胴11と、その倍の径を有する倍 径胴13と、反転胴12とが、互いに周面を対接させて配設されており、渡し胴 11の外周切欠き内には、爪14と爪台15とからなるくわえ爪装置16(以下 単に爪16という)が軸方向に並設されている。
【0005】 さらに、倍径胴13の外周部を円周方向に2等分する位置に設けられた各切欠 き内には、爪17と爪台18とからなるくわえ爪装置19(以下単に爪19とい う)およびくわえ爪装置20(以下単に爪20という)が、軸方向に並設されて 円周方向へ移動調節自在に設けられている。
【0006】 また、倍径胴13の外周部を2等分する箇所でかつ爪19,20と円周方向に ほゞ45°位相を違えた箇所には、吸口21,22が、図示しないブロアとの間 をロータリバルブ等を介し接続されて設けられており、さらに、反転胴12の外 周切欠き内には、爪23と爪台24とからなるくわえ爪装置25(以下単に爪2 5という)と、爪26と爪台27とからなる反転爪装置28(以下単に反転爪2 8という)とが円周方向にわずかに位相を違えて設けられている。
【0007】 そこで、爪25と反転爪28との構成を、図21に示す反転胴の断面図と図2 2に示す反転胴の一部破断側面図とを用いて説明すると、反転胴12の外周切欠 き12a内には、軸線方向に延びる2本の爪台軸31,32が互いに平行状態で 回動自在に軸架されており、各爪台軸31,32に固定された図示しない複数個 の爪軸ホルダには、中空状に形成された爪軸33,34がそれぞれ回動自在に軸 架されている。
【0008】 爪台軸31,32に固定された爪台ホルダ35,36には、軸線方向に並列す る複数個の前記爪台24,27がそれぞれ固定されており、また、爪軸33,3 4に固定された爪ホルダ37,38には、各爪台24とで前記爪25を構成する 複数個の爪23と、各爪台27とで前記反転爪28を構成する複数個の爪26と が、軸線方向に並列してそれぞれ固定されている。
【0009】 爪軸33,34の内孔には、トーションバー39が貫通して設けられており、 このトーションバー39とカムレバー40等を含むカム機構との協働により爪2 3,26が爪台24,27に対し回動し、爪25と反転爪28とが開閉して紙2 9を所定のタイミングでくわえたりくわえから解放したりするように構成されて いる。
【0010】 一方、反転胴12に設けられた別の切欠き12b内には、軸線方向に延びる2 本のカムレバー軸41,42が回動自在に軸支されていて、その一方のカムレバ ー軸41の一端には、くの字状に形成されたカムレバー43が割締め固定されて おり、その一方の遊端部に枢着されたカムフォロア44は、フレーム側に固定さ れた反転カム45の小径部45aと大径部45bとからなるカム面に対接されて いる。
【0011】 このようなカムレバー43の他方の遊端部に形成されたセグメントギア46は 爪台軸31側のピニオン47と噛合っており、また、カムレバー43は図示しな いトーションばねのばね力によりカムフォロア44を反転カム45のカム面に圧 接させる方向に付勢されている。こうすることにより、反転胴12が回転してカ ムフォロア44が反転カム45のカム面に沿って周回すると、カムレバー43が 揺動して爪25全体が所定のタイミングで正逆方向に所定の角度だけ回動するよ うに構成されている。
【0012】 以上は爪25の回動装置について説明したが、反転爪28に対してもこれと同 構成の図示しない回動装置が、反転胴12の反対側の端面に設けられており、反 転胴12の回転により反転爪28全体が所定のタイミングで正逆方向に所定の角 度だけ回動するように構成されている。
【0013】 爪台軸31,32の胴端面からの突出部には、ストップレバー48が、胴端部 のねじ孔12cに進退自在に螺入されたストップピン49先端のストッパ50に 遊端部を対接させて割締め固定されており、ストッパ50とストップピン49の 段部との間には、ストッパ50をストップレバー48側へ付勢する圧縮コイルば ね51が介装されている。こうすることにより、ストップピン49を進退調節す ると、ストッパ50がストップレバー48を揺動させてその揺動端限を規制する ように構成されている。
【0014】 以上のように構成された反転機構付枚葉輪転印刷機の動作を説明する。片面刷 の場合には、ストップピン49を回動操作してねじ孔12cに螺入すると、スト ップレバー48の揺動端が規制され、ピニオン47,セグメントギア46,カム レバー43を介してカムフォロア44が、爪25用反転カム45のカム面大径部 45bから浮いた状態になる。
【0015】 このように準備したのち印刷作業を開始すると、図19に示すようにゴム胴1 と圧胴5との間で1色目の印刷が施された紙29は、第1圧胴5の爪4から渡し 胴11の爪16にくわえ替えられて搬送され、さらに渡し胴11の爪から倍径胴 12の爪20(19)にくわえ替えられて搬送される。
【0016】 倍径胴12の周面に添接して搬送された紙29は、爪19(20)と反転胴1 3の爪25にくわえ替えられて搬送されるが、この場合、爪25用の反転カム4 5と反転爪28用の反転カム(図示せず)とが上記のようにロック状態になって いることにより、爪25,28の回転動作が停止されている。
【0017】 このように反転胴13に添接して搬送された紙29は、第2圧胴10の爪9に くわえ替えられて搬送され、ゴム胴6と第2圧胴10との間を通過するときに先 程と同じ面に2色目の印刷が施される。
【0018】 このような片面刷から両面刷に切替える場合には、倍径胴12を含む紙搬送方 向上流側の胴群を反転胴13に対し紙29のほゞ天地方向長さだけ円周方向へ位 相調節するとともに、前記ストップピン49を弛める方向に回動操作してストッ プレバー48の回動規制を解いたのち、印刷作業を開始する。
【0019】 こうすると、図20に示すようにゴム胴1と第1圧胴5との間で表面に印刷が 施された紙29は、第1圧胴5の爪4から渡し胴11の爪16にくわえ替えられ て搬送されたのち倍径胴12の爪20(19)にくわえ替えられて搬送を続けら れる。この搬送により紙29の爪20(19)によるくわえ端は、両胴12,1 3の対接点を通過し、紙29はその天地方向の全長を倍径胴12の下側周面に添 接される。
【0020】 このようにして紙29の尻側端部が両胴12,13の対接点に達すると、爪1 9(20)と反転爪28とが開閉して紙29の先端部が反転爪28にくわえ替え られて搬送されるが、このとき紙29は反転して裏返しになる。さらに紙29の 先端部は反転爪28から爪25にくわえ替えられたのち、圧胴10の爪9にくわ え替えられて搬送され、ゴム胴6と圧胴10との間を通過するときに裏面に印刷 が施されて両面刷となる。
【0021】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように動作する従来の反転機構付枚葉輪転印刷機において は、片面刷の場合、上記のようにストップピン49を回動操作して爪25用と反 転爪28用とのストップレバー48の回動を規制することによりカムレバー43 の回動を規制し、また、図示しない反転爪28用のカムレバーの回動を規制する が、この場合爪25の爪台軸31および反転爪28の爪台軸32内にそれぞれ設 けられた図示しないトーションバーに蓄積されたねじりばね力に抗してストップ ピン49を回動させなければならず、作業者の負担が大きく作業性が悪いという 問題がある。
【0022】 また、前記トーションバーによる大きな付勢力に抗してストッパ50をストッ パピン49の操作で所定の規制位置まで移動させなければならないことから、こ のストッパ50が所定の規制位置の手前でストッパピン49の操作をやめてしま った場合、この状態で反転胴13の回転を続けると、カムフォロア44や図示し ない反転爪28側のカムフォロアが反転カム45等に当接することがあり、セグ メントギア46やピニオン47等に負荷がかかってその耐久性を低下させるとい う問題がある。
【0023】 また従来の装置においては、両面刷動作を説明する図20において、紙29の 紙尻が両胴12,13の対接点に達して反転爪28でくわえられたのち、両胴1 2,13の回転が続けられるが、このとき、爪19(20)による紙29のくわ え側が倍径胴12の周面に密着した状態で反転爪28が周回すると、この密着に より紙29に大きな張力が発生して反転爪28による紙29の保持力が弱まって 滑り、紙29が落とされて事故を招いたりこのあとのくわえを不正確にして損紙 が発生したりするという問題がある。これは爪19の代りに吸口を用いた場合、 特に問題が発生し易い。
【0024】 本考案は以上のような点に鑑みなされたもので、片面刷と両面刷との切替作業 の操作性を向上させかつ反転時における保持部材の紙保持力の低下を無くするこ とを可能にした反転機構付枚葉輪転印刷機を提供することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本考案では、両胴間にこれら両胴と周面を対 接させて配設され外周部に紙保持装置と紙尻保持装置とが設けられた反転胴を備 えた反転機構付枚葉輪転印刷機において、紙尻保持装置を、紙尻を保持する紙尻 保持部材と、付勢手段により反転用カムのカム面に圧接されるカムフォロアを備 え紙尻保持部材を反転胴の周方向に移動させることによりこの反転胴の周面に対 して出没させかつ回動させる紙尻保持部材駆動手段とで構成するとともに、この 紙尻保持部材駆動手段のカムフォロアを、前記付勢手段の付勢力に抗して反転用 カムのカム面から離間させる作動位置と、前記付勢手段の付勢力により反転用カ ムのカム面に圧接させる退避位置との間で移動自在に支持されるストップカムを 設けた。
【0026】 請求項2記載の考案では、両胴間にこれら両胴と周面を対接させて配設され外 周部に紙保持装置と紙尻保持装置とが設けられた反転胴を備えた反転機構付枚葉 輪転印刷機において、紙尻保持装置を、紙尻を保持する紙尻保持部材と、付勢手 段により第1の反転用カムのカム面に圧接されるカムフォロアを備え紙尻保持部 材を回動させる回動装置と、付勢手段により第2の反転用カムのカム面に圧接さ れるカムフォロアを備え紙尻保持部材を反転胴の周面に対し出没させる移動装置 とで構成するとともに、回動装置と移動装置とのカムフォロアを、前記各付勢手 段の付勢力に抗して両方の反転用カムのカム面から離間させる作動位置と、前記 各付勢手段の付勢力により両方の反転用カムのカム面に圧接させる退避位置との 間で移動自在に支持されるストップカムを設けた。
【0027】 また請求項3記載の考案では、請求項1または2記載の反転機構付枚葉輪転印 刷機において、前記ストップカムを複数個支持し操作部材の操作によりいっせい に前記作動位置と退避位置との間で移動させる支持部材を設けた。
【0028】
【作用】
両面刷から片面刷に切替える場合には、紙搬送胴に対接する胴を含む上流側の 胴群紙搬送胴に対し紙のほゞ天地方向の長さだけ円周方向へ位相調節するととも に、ストップカムを移動操作すると、紙尻保持部材駆動手段のカムフォロアが反 転用カムのカム面大径部から離間するので、紙搬送胴が回転しても紙尻保持部材 が回動したり移動したりすることがない。
【0029】 請求項2記載の考案においては、両面刷から片面刷に切替える場合、紙搬送胴 に対接する胴を含む上流側の胴群を紙搬送胴に対し紙のほゞ天地方向の長さだけ 円周方向へ移送調節するとともに、回動装置用のストップカムと移動装置用のス トップカムとを付勢部材の付勢力に抗して移動操作すると、カムフォロアが回動 装置用反転カムのカム面大径部と移動装置用反転カムのカム面大径部から離間す るので、紙搬送胴が回転しても紙尻保持部材が回動したり移動したりすることが ない。
【0030】 請求項3記載の考案においては、操作部材を操作すると、複数のストップカム がいっせいに作動位置へ移動し、複数個のカムフォロアが同時に反転カムのカム 面大径部から離間する。
【0031】
【実施例】
図1ないし図17は本考案に係る反転機構付枚葉輪転印刷機の実施例を示し、 図1は一部を展開して示す反転胴の左半部の一部破断正面図、図2は一部を展開 して示す反転胴の右半部の一部破断正面図、図3は図2の III−III 断面図,図 4は図1のIV−IV断面図、図5は図2の V-V断面図、図6は一部を展開して示す 反転胴の左半部の一部破断正面図、図7は一部を展開して示す反転胴の右半部の 一部破断正面図、図8は図6のVIII視側面図、図9は図7のIX−IX断面図、図1 0は反転胴の平面図、図11は図10のXI−XI断面図、図12は紙保持用カム機 構の動作を説明するために示す反転胴の側面図、図13は吸口の断面図、図14 は紙のくわえ替え動作を説明するために示す爪,爪台,吸口の正面図、図15は 吸口と反転爪との動作を説明するために示す反転胴近傍の側面図、図16,図1 7はそれぞれストップカムの斜視図である。
【0032】 図において、左右のフレーム61,62には、図に矢印で示す胴の回転方向す なわち紙の搬送方向に対する上流側の胴である倍径の第1圧胴63と、同じく下 流側の胴である倍径の第2圧胴64とが両端軸を回転自在に軸支されていて、こ れらの圧胴63,64間には、周面をこれら両胴63,64に対接させた紙搬送 胴としての倍径の反転胴65が、ころがり軸受66を介して回転自在に軸支され ており、この反転胴65の外周部には、胴のほゞ全長にわたる切欠き65aが設 けられている。
【0033】 切欠き65aの底面には、固定部67aとこれに枢着された回動部67bとか らなる駆動軸ブラケット67が固定されており、この駆動軸ブラケット67の回 動部67bと、切欠き65aを閉塞する片側のベアラ68に固定されたブラケッ ト69とには、ベアラ68を貫通する駆動軸70の両端部が、回動自在に軸支さ れている。
【0034】 そしてこの駆動軸70の一端には、遊端部にカムフォロア72が枢着されたこ ろ付レバー71が基端部を固定されており、このころ付レバー71のカムフォロ ア72は、フレーム62側に回動自在に支持されたギア173に固定されて爪台 移動手段を構成する爪台移動カム73の、大径部73aと小径部73bとからな るカム面に対接させている。
【0035】 そしてこの爪台移動カム73は、図2に示すように、ギア173と噛合うギア 174aを一端に備えており、フレーム62に回動自在に支持されたピン174 の他端に設けられている6角頭174bにスパナをかけて回動操作することによ り、爪台移動カム73は、ギア174aを介してギア173とともに回動し、両 面刷と片面刷との所定の位置の間で移動自在となるように構成されている。
【0036】 また、駆動軸70の一端には、駆動レバー74が、駆動軸ブラケット69の内 側に隣接して固定されており、この駆動レバー74の遊端部に一端を回動自在に 枢着された駆動ロッド75の他端には、連結レバー76が回動自在に枢着されて いる。
【0037】 一方、切欠き65aの底面には、矩形状の断面を有し切欠き65aの軸線方向 に延びる規制部材としての長尺のストップバー77が、爪台81(後述)に対す る爪92(後述)の圧接作用線上に位置して固定されており、また、切欠き65 aの底面には、左右一対のブラケット78,79が、ベアラ68に隣接して固定 されている。
【0038】 さらに、左右のブラケット78,79には、軸線方向に延びる貫通孔を備えた 爪台バー80が、ころがり軸受を介して両端軸を回動自在に軸支されており、こ の爪台バー80の一方の揺動端部には、爪台部材としての複数個の爪台81が、 各爪92に対応して並設されている。
【0039】 82は爪台バー80の内孔を貫通して挿入されたトーションバーであって、こ のトーションバー82は、図4に示すように、前記一方のブラケット79に円周 方向へ回動調節自在に固定されたトーションバーホルダ83の6角孔に一方の6 角頭82aを嵌合させることにより一端を固定されており、また、トーションバ ー82の他方の6角頭82bは、回動自在な爪台バー80の他端に設けられた6 角孔に嵌合されている。
【0040】 この結果、爪台バー80はトーションバー82に蓄勢されたねじりばね力で前 記ストップバー77に当接することにより、カムフォロア72を爪台移動カム7 3のカム面に圧接させる方向への回動限を規制されるように構成されている。
【0041】 前記駆動軸ブラケット67の回動部67bと連結レバー76との間には、トー ションバー82のねじりばね力の付勢方向と同方向、すなわちカムフォロア72 を爪台移動カム73のカム面に圧接させる方向に付勢する圧縮コイルばね84が 介装されている。
【0042】 さらに、切欠き65aの底面には、固定部85aと、これに枢着された回動部 85bとからなる左右一対のホルダ85が固定されており、その回動部85bと 前記爪台バー80との間には、カムフォロア72を爪台移動カム73のカム面に 圧接させる方向に付勢する圧縮コイルばね86が介装されている。
【0043】 こうすることにより、反転胴65側のカムフォロア72が、フレーム62側の 爪台移動カム73のカム面に圧接された状態で反転胴65が回転してカムフォロ ア72が周回すると、カム面の高低と圧縮コイルばね84,86およびトーショ ンバー82のばね力との協働により爪台バー80が所定のタイミングで揺動し、 爪台81が、図14に実線で示すように、反転胴65の周面と先端面が同一面と なるような作動位置と、図14に鎖線で示すように傾動して反転胴65の周面か ら没入する退避位置との間で移動するように構成されている。
【0044】 次に爪台81とともにくわえ爪装置を構成する爪と、その移動装置について説 明する。爪台81の斜め下方に位置して左右のベアラ68の軸受孔にそれぞれ嵌 着された軸受87,88と、切欠き65aの軸線方向に並列して切欠き65の底 面に固定された複数個の軸受89とには、爪軸90が回動自在に軸支されていて この爪軸90上には、複数個の爪ホルダ91が軸線方向に並列して固定されてお り、各爪ホルダ91には、爪台81との間で紙をくわえる爪部材としての爪92 がそれぞれ固定されている。
【0045】 図1,図2,図9に示すように片方の軸受88に円周方向へ回動調節自在に固 定されたトーションバーホルダ93の6角孔には、爪軸90の内孔を貫通するト ーションバー94の一端に形成された6角頭94aが嵌合固定されており、この トーションバー94の他端に形成された6角頭94bは、爪軸90の一端に形成 された6角孔に嵌合されている。
【0046】 片方のフレーム61には、図8,図14に示すように、大径部95aと小径部 95bとからなるカム面を備えた爪開閉装置としての爪開閉カム95が固定され ており、この爪開閉カム95のカム面には、爪軸90の端部に固定されているこ ろ付レバー96の遊端部に枢着されたカムフォロア97が、トーションバー94 のねじりばね力によって幅方向の半部を圧接されている。
【0047】 また、図1,図14に示すように、爪開閉カム95のボス部には、大径部17 2aと小径部172bとからなるカム面を備えた爪移動装置としての爪移動カム 172が回動自在に支持されており、この爪移動カム172は、爪開閉カム95 のボス部に回動自在に支持されたギア175にボルトで固定されていてギア17 5と一体的に回動できるように構成されている。
【0048】 一方、フレーム61には、一端に6角頭176bが形成されたピン176が回 動自在に支持されており、このピン176の他端には、ギア175と噛合うギア 176aが固定されている。
【0049】 さらに爪移動カム172は、その大径部172aを、爪開閉カム95の大径部 95aよりも大径に形成されており、小径部172bを、爪開閉カム95の小径 部95bよりも小径に形成されている。そしてこの爪移動カム172の大径部1 72aのカム面には、前述したころ付レバー96側のカムフォロア97がトーシ ョンバー94のねじりばね力によって幅方向の残り半部を圧接されている。
【0050】 こうすることにより、反転胴65が回転すると、カムフォロア97が爪移動カ ム172の小径部172bに対応している間は、カムフォロア97が爪開閉カム 95のカム面に圧接されながら周回するので、カム面の高低とトーションバー9 4のねじりばね力とで爪ホルダ91が爪92を伴って揺動し、爪92が、図14 に符号92aで示すように紙をくわえる閉位置と、符号92bで示すように紙を くわえから解放する位置との間で移動して爪92が開閉し紙をくわえ替えるよう に構成されている。
【0051】 また、この状態から反転胴65が回動してカムフォロア97が爪移動カム17 2の大径部172aに対応すると、爪開閉カム95のカム面から離間して爪移動 カム172の大径部172aに圧接されながら周回するので、爪ホルダ91が爪 92を伴いトーションバー94のねじりばね力に抗して回動し、爪92が図14 に符号92a,92bで示す作動位置から符号92cで示すように反転胴65の 周面に対し没入する退避位置へ移動するように構成されている。
【0052】 また、6角頭176bにスパナをかけてピン176を回動させることによりギ ア176aを介してギア175が回動し、爪移動カム172が、両面刷に対応す る位置と片面刷に対応する位置との間で回動するように構成されている。
【0053】 なお、図15において圧胴63,64には爪と爪台とからなるくわえ爪装置9 8,99(以下爪98,99という)が、圧胴63,64の外周部を円周方向に 2等分する箇所の切欠き内に設けられており、このうち、反転胴65の爪92と 爪台81とからなるくわえ爪装置100は反転爪100と呼ばれている。
【0054】 次に紙尻保持装置とその回動装置ならびに移動装置について説明する。前記両 側の各ベアラ68に嵌着されたころがり軸受101には、図10ないし図12に 示す反転胴65の切欠き65b,65c内を機台の幅方向に延びてその中央部で 2分割された上下レバー駆動軸102の一端がそれぞれ回動自在に軸支されてお り、これら上下レバー駆動軸102の他端はそれぞれ反転胴65の軸方向中央部 において切欠き65b,65cの底面に固定されたトーションバーホルダ103 の本体103aに回動自在に軸支されている。
【0055】 各上下レバー駆動軸102の円板68外方への突出部には、L字状に形成され た上下レバー104が、割締め固定されており、これら上下レバー104の一方 の遊端部に枢着されたカムフォロア105は、フレーム61,62側に固定され た大径部106aと小径部106bとからなる上下カム106の外周カム面に対 接されている。
【0056】 前記トーションバーホルダ103の本体103aに円周方向へ回動調節自在に 固定された蓋体103bの6角孔には、上下レバー駆動軸102の内孔を貫通す るトーションバー107の一端に形成された6角頭107aが嵌合固定されてお り、トーションバー107の他端に形成された6角頭107bは、上下レバー駆 動軸102の一端に形成された6角孔に嵌合されている。
【0057】 こうすることにより、トーションバー107にねじりばね力が蓄積された状態 で蓋体103bを固定すると、カムフォロア105が上下カム106のカム面に 圧接され、反転胴65が回動すると、上下カム106のカム面の高低とトーショ ンバー107のばね力との協働で、上下レバー104が所定のタイミングで揺動 するように構成されている。
【0058】 一方、各ベアラ68の軸受孔に嵌着されたころがり軸受108には、管状に形 成されて図10ないし図12に示す反転胴65の切欠き65b,65c内を機台 の幅方向に延びてその中央部で2分割された送りレバー駆動軸109の一端が、 それぞれ回動自在に軸支されており、これら送りレバー駆動軸109の他端は、 それぞれ反転胴65の軸方向の中央部において切欠き65b、65cの底面に固 定されたトーションバーホルダ110の本体110aに回動自在に軸支されてい る。
【0059】 各送りレバー駆動軸109のベアラ68外方への突出部には、L字状に形成さ れた送りレバー111が、割締め固定されており、これら送りレバー111の一 方の遊端部に枢着されたカムフォロア112は、フレーム61,62側に固定さ れた大径部113aと小径部113bとからなるカム面を備えた送りカム113 の外周カム面に対接されている。
【0060】 前記トーションバーホルダ110の本体110aに円周方向へ回動調節自在に 固定された蓋体110bの6角孔には、上下レバー駆動軸102の内孔を貫通す るトーションバー114の一端に形成された6角頭114aが嵌合固定されてお り、トーションバー114の他端に形成された6角頭114bは、送りレバー駆 動軸109の一端に形成された6角孔に嵌合されている。
【0061】 こうすることにより、トーションバー114にねじりばね力が蓄積された状態 で蓋体110bを固定すると、カムフォロア112が送りカム113のカム面に 圧接され、反転胴65が回動すると、送りカム113のカム面の高低とトーショ ンバー114のばね力との協働で、送りレバー111が所定のタイミングで揺動 するように構成されている。
【0062】 図6,図8に示すように、反転胴65の片方のベアラ68外方には、前記上下 レバー104の遊端部に連結ピン115で回動自在に枢着されたL字状の吸口駆 動レバー116が設けられており、また、前記送りレバー111の遊端部にピン 117で一端を回動自在に枢着された連結リンク118の他端は、上記吸口駆動 レバー116の基部近傍にピン119で回動自在に枢着されている。
【0063】 さらに、図7,図9に示すように、反転胴65の他方のベアラ68外方には、 前記上下レバー104の遊端部に連結ピン120で回動自在に枢着された吸口駆 動レバー121とギアホルダ122とが重なり合って設けられており、また、前 記送りレバー111の遊端部にピン123で一端を回動自在に枢着された連結リ ンク124の他端は、吸口駆動レバー121の基部近傍にピン125で回動自在 に枢着されている。
【0064】 上記ギアホルダ122の外周部には、円弧状のセグメントギア125が固定さ れており、上記吸口駆動レバー121の遊端部には、このセグメントギア125 と噛合う中間ギア126が回動自在に枢着されている。
【0065】 片方のベアラ68側に設けられた吸口駆動レバー116の遊端部と、他方の円 板68側に設けられた吸口駆動レバー121の遊端部との間には、上記中間ギア 126と噛合うギア127が軸端部に固定された両端閉塞中空状の吸口軸128 が、回動自在に軸支されており、この吸口軸128上には、後程詳述する複数個 の吸口129が、爪92と軸線方向に位相を違えて並設されている。
【0066】 こうすることにより、反転胴65が回転して送りカム113の高低により両側 の送りレバー111が揺動すると、連結リンク118,124を介して吸口駆動 レバー116,121が連結ピン115,120を中心に揺動し、中間ギア12 6がセグメントギア125と噛合いながら転動するので、中間ギア126とギア 127との噛合により、吸口軸128および吸口129が自転しながら反転胴6 5の周方向へ往復動するように構成されている。
【0067】 そして、この吸口129の移動に際しては、両側の上下レバー104が上下カ ム106により揺動し、連結ピン115,120が反転胴65の半径方向に上下 動するので、吸口駆動レバー116,121やセグメントギア125が吸口12 9等を伴い一体となって上下動し、前記反転胴65の円周方向への移動との合成 運動により、図9に実線と鎖線とで示すように、爪92と爪台81とを越えるよ うな円弧運動をするように構成されている。130は基端部を送りレバー駆動軸 109側に回動自在に支持されて遊端部をギアホルダ122に枢着されギアホル ダ122の円周方向への移動を規制するギア固定レバーである。
【0068】 次に前記吸口129の構造と、この吸口129に対する吸気装置について説明 する。図6,図7および図13において、吸口129は、中空状の吸口軸128 に割締め固定された吸口ホルダ129aと、この吸口ホルダ129aに固定され た吸口本体131とで形成されており、吸口本体131には、吸口軸128の内 孔128aとの間を通気孔128b,130aで連通されて外部へ開口する吸気 口131aが穿設されている。
【0069】 一方、フレーム61の外側面に固定されたブラケット132には、全体を符号 133で示すロータリバルブが、円筒状に形成された外筒134のフランジ部を ボルト135で固定されて支持されており、このロータリバルブ133は、前記 外筒134と、この外筒134に嵌着されて固定された内筒136と、この内筒 136を介して回転自在に軸支され前記反転胴65の端軸137の端面にこの端 軸137と同芯状に形成された回転軸138とで構成されている。
【0070】 139は外筒134のねじ孔に螺入されたニップルであって、図示しないポン プの吸気側との間をホース140で連結されており、ニップル139は内筒13 6の周面に開口されている。内筒136には、その内周と外周とを貫通する長孔 136aが設けられており、この長孔136aは、反転胴65と一体的な回転軸 138に設けられたL字状のエア通路138aに連通されている。
【0071】 一方、反転胴65側には3方への開口141a,141b,141cを備えた T字管141が設けられており、その開口141aと前記孔138aとの間はホ ース142で連結されている。また、開口141bと前記吸口軸128の一端と の間は、ホース142aと、連結ピン115,吸口駆動レバー116に設けられ たエア通路143とで連通されている。さらに、開口141cと吸口軸128の 他端との間は、ホース142bと、連結ピン120,吸口駆動レバー121に設 けられたエア通路171とで連通されている。
【0072】 こうすることにより、反転胴65が回転すると、長孔136aと孔138aと が反転胴65の1回転中の所定のタイミングで連通され、大気が吸口129から 吸引されて紙尻が吸口129に吸着されるように構成されている。
【0073】 このように構成された反転機構付枚葉輪転印刷機には、搬送紙と胴周面との間 へエアを吹き付けるエア吹き装置と、両面刷と片面刷との印刷切替装置が付設さ れているが、これらを説明する前に、本印刷機による両面刷動作を、圧胴および 反転胴がいずれも倍径の場合を例にとり図15を併せ用いて説明する。
【0074】 図15において、各印刷胴が矢印方向に回転すると、紙搬送方向上流側の胴で ある倍径の第1圧胴63の爪98にくわえられて胴周面に巻付けられることによ り搬送される紙150は、そのくわえ端が両胴63,65の対接点に達したのち も爪98のくわえから解放されることなく圧胴63の周面に巻付けられる。
【0075】 このようにして巻付けられる紙150の紙尻が両胴63,65の対接点に達し たとき、すなわち、吸口129が圧胴63の中心と反転胴65の中心とを結ぶ線 上に来たときに、反転胴65と一体的に回動する回転軸138のエア通路138 aが、内筒136の長孔136aと対応した状態で反転胴65が回転を続けるこ とにより、ホース142,142a,142bと、エア通路143,171とで 吸気口131aとニップル139とが連通されてポンプが吸気口から大気を吸引 するので、紙150の紙尻が吸口129に吸引される。
【0076】 吸口129が紙尻を吸引すると同時に、反転胴65の回転により吸口回動装置 のカムフォロア112の対接位置が、送りカム113の大径部113aから小径 部113bへと移動し、送りレバー111の揺動と連結リンク124の進退とを 介して吸口駆動レバー116,121が揺動するので、中間ギア126がセグメ ントギア125と噛合って自転しながらセグメントギア125上を転動するよう に公転し、中間ギア126と噛合うギア127と、これと一体の吸口129も回 動しながら反転胴65の円周方向へ移動する。
【0077】 このように吸口129が回動しながら反転胴65の半径方向に移動すると同時 に、反転胴65の回転により吸口移動装置のカムフォロア105の対接位置が、 上下カム106の大径部106aから小径部106bへと移動して上下レバー1 04が揺動し、ギア固定レバー130を回動させながらギアホルダ122および セグメントギア125と吸口駆動レバー116およびギア127等を一体的に反 転胴65の半径方向に移動させて吸口129を反転胴65の周面から突出させる ので、前記半径方向への移動との合成運動により、吸口129は図15に符号1 29A〜129Gで示すように図の時計方向に自転しながら反転胴65の周面外 側に沿って周回する。
【0078】 この場合、吸口129は、紙尻を保持する吸着面が、圧胴63の周面から剥離 される紙150の延びる方向すなわち反転胴65の接線方向とほゞ平行状態にな るので、紙尻が紙150の圧胴63の周面に密着することにより生ずる張力によ って吸口129の吸着面から剥がされるというようなことがない。
【0079】 このようにして吸口129が紙尻を保持して符号129Gで示す位置まで移動 することにより紙150は裏返しに反転される。なお、吸口129が両胴63, 65の対接点に位置して紙尻を吸引するまでは、圧胴63の爪98は閉じていて 紙150をくわえから解放せず、吸口129が紙150の紙尻を吸引すると同時 に爪98が開いて紙150をくわえから解放する。紙150は爪98のくわえか ら解放されたのちも圧胴63の周面に密着している。
【0080】 反転胴65が回転して紙150を吸着した吸口が符号129Gで示す位置に達 すると、ロータリバルブの作用で吸口129からのエアの吸引が断たれ、紙15 0の吸着が解かれる。これと同時に、カムフォロア97が、トーションバー94 のねじりばね力に抗して爪開閉カム95の小径部95bから大径部95aに移動 するので、反転爪100の爪ホルダ91が揺動して爪92が図14に符号92b で示す位置から符号92aで示す位置へ移動し、吸口129による吸着から解放 される紙150は反転爪100の爪92と爪台81とのくわえ面にくわえ替えさ れる。
【0081】 反転胴65がさらに回動して反転爪100が圧胴64の爪99に対向すると、 前記と同様にして反転爪100と爪99が開閉して紙150のくわえ替えが行わ れ、紙150は爪99にくわえられて搬送されながら裏面に印刷が施される。
【0082】 一方、符号129Gで示す位置で反転爪100に紙150のくわえ替えを終わ った吸口は、両胴64,65の対接点に達するまでの間にほゞ90°回転すると ともに、反転胴65の周面に対し没入するように半径方向へ移動するので、吸口 129が圧胴64の周面と干渉するというようなことがない。
【0083】 さらに反転胴65が回転すると、吸口129は両胴64,65の対接点から両 胴65,63の対接点まで移動するが、この間において、吸口129は、吸口回 動装置によりほゞ360°回動しながら反転胴65の円周方向に移動するととも に、吸口移動装置により爪100を乗り越えるように反転胴65の周面に対し出 没するように反転胴65の半径方向に移動する。
【0084】 このような両面刷印刷動作において、反転爪100が圧胴63との干渉を避け るために反転爪100が反転胴65の周面に対して没入する。すなわち、反転爪 100が圧胴63の中心と反転胴65の中心とを結ぶ線上の手前までくると、カ ムフォロア72が圧縮コイルばね84,86およびトーションバー82のばね力 に抗して爪台移動カム73の大径部73aから小径部73bへ移動するので、反 転爪100の爪台バー80が、ころ付レバー71,駆動軸70,駆動ロッド75 および連結レバー76を介して回動し、爪台81が図14に鎖線で示す退避位置 へ移動する。
【0085】 この爪台81の退避位置への移動に引き続き、カムフォロア97がトーション バー94のねじりばね力に抗して爪開閉カム95のカム面から爪移動カム172 の大径部172aに移動するので、反転爪100の爪ホルダ91が揺動して爪9 2が図14に符号92cで示す位置へ移動するので、反転爪100が反転胴65 の周面から没入し、圧胴63の周面と干渉することがない。
【0086】 さらに反転胴65が回転して反転爪100が両胴63,65の中心を結ぶ線上 を過ぎると、カムフォロア97ガトーションバー94のねじりばね力により爪移 動カム172の大径部172aから爪開閉カム95のカム面へと移動するので、 反転爪100の爪92が図14に符号92cで示す退避位置から符号92bで示 す位置へ移動する。
【0087】 この爪92の移動に引き続きカムフォロア72が圧縮コイルばね84,86お よびトーションバー82のばね力と爪台移動カム73のカム面の高低との協働に より爪台バー80が揺動してストップバー77に当接することにより、爪台バー 80の爪92方向への移動が規制されるので、爪台81は図14に鎖線で示す退 避位置から実線で示す作動位置へ移動する。
【0088】 反転胴65がさらに回転すると、図15に符号129Gで示す位置で反転爪1 00のカムフォロア97がトーションバー94のねじりばね力により爪開閉カム 95の小径部95bへ移動するので、爪92は図14に符号92aで示す位置へ 移動して紙150は吸口129から爪台81と爪92とのくわえ面にくわえ替え られる。この反転爪100による紙150のくわえに際してストップバー77が 爪台爪台81に対する爪92の圧接作用線上に位置して固定されているので、爪 台バー80のたわみが規制されて正確なくわえ替えを行うことができる。
【0089】 このように動作する反転機構付枚葉輪転印刷機には、エア吹き装置が付設され ているので、以下これを図4〜図6および図15を用いて説明する。前記ロータ リバルブ133の外筒134に設けられたねじ孔には、図示しないポンプの排気 側との間をホース152で連結されたニップル151が螺入されており、ニップ ル151は、内筒136の周面に開口されている。内筒136には、その内周と 外周とを貫通する長孔153が設けられており、この長孔153は、反転胴65 と一体的な回転軸138に設けられたL字状のエア通路138bに連通されてい る。
【0090】 一方、反転胴65の切欠き65a内には、上記回転軸138のエア通路138 bとの間をホース154で連結された中空状のエア吹きバー155が左右の円板 68間に回動調節自在に形成されて軸架されており、このエア吹きバー155に は、その内孔と連通する複数個のエア吹き孔が穿設されている。そしてこのエア 吹きバー155のエア吹き孔は第1圧胴63とその周面から剥離される紙150 との間へエアを吹付けるように構成されている。
【0091】 このように構成されていることにより、図15に示すように、第1圧胴63と 反転胴65とが対接して回転すると、圧胴63の周面と、この周面から剥離され る紙150との間にエアが吹付けられるので、紙150が圧胴63の周面から確 実に剥離され、紙150が圧胴63の周面に密着して剥がされないというような ことがない。またエア吹きノズルは、その指向方向を調節できるように回動自在 に固定されているので、エアを第1圧胴63とその周面から剥離される紙150 との間へエアを正確に吹付けることができる。
【0092】 次に片面刷から両面刷および両面刷から片面刷へと切替える印刷切替装置につ いて説明する。主として図10ないし図12において、紙搬送胴としての反転胴 65の周面を平面状に切欠いて設けた互いに対向する二つの切欠きのうちの片方 の切欠き65b内には、前述したように胴の軸方向中央部でそれぞれ2分割され た上下レバー駆動軸102と送りレバー駆動軸109とが互いに平行状態で軸架 されており、これら2分割された両方の駆動軸102,109には、それぞれ遊 端部にカムフォロア156,157が枢着されたカムレバー158,159が基 部を割締め固定されている。
【0093】 また、前述したように上記各駆動軸102,109には、フレーム61,62 側の前記吸口移動用上下カム106と吸口回動用送りカム113とにトーション バーのばね力でカムフォロア105,112を圧接させた上下レバー104と送 りレバー111とがそれぞれ軸着されている。
【0094】 また、反転胴65の切欠きのうちの他方の切欠き65c内にも切欠き65b内 と同じく中央部で2分割された上下レバー駆動軸102と、送りレバー駆動軸1 09とが互いに平行状態で軸架されていて、これら上下レバー駆動軸102と送 りレバー駆動軸109とには、遊端部にカムフォロア160,161がそれぞれ 枢着されたカムレバー162,163が基部を割締め固定されている。
【0095】 また、前述したように上記各駆動軸102,109には、フレーム61側の吸 口移動用上下カム106と吸口回動用送りカム113とにトーションバーのばね 力でカムフォロア105,112を圧接させた上下レバー104と送りレバー1 11とがそれぞれ軸着されている。
【0096】 同じく図10に図示された片方の切欠き65bの底面には、半円状に形成され て端面のカム面に前記カムフォロア156をそれぞれ対接させた一対の第1スト ップカム164が、正面視を矩形状に形成されたホルダ165で保持されて回動 自在に設けられており、また、同じく片方の切欠き65bの底面には、鼓形に形 成されて端面のカム面に前記カムフォロア157を圧接させた一対の第2ストッ プカム166が、正面視を矩形状に形成されたホルダ167で保持されて回動自 在に支持されている。
【0097】 さらに図10では図示せず図11,図12では側面視を示す他方の切欠き65 c内にも、切欠き65b内のものと同構成のホルダ178,180,第2ストッ プカム177,第1ストップカム179,カムレバー162,163およびカム フォロア160,161等が設けられている。
【0098】 切欠き65b側のホルダ165と切欠き65c側のホルダ178とには、6角 頭付きの連結軸168が回動自在に軸支されており、この連結軸168には、切 欠き65b側に前記第1ストップカム164が固定され、切欠き65c側に前記 第2ストップカム177が固定されている。また、切欠き65b側のホルダ17 8と切欠き65C側のホルダ167とには、6角頭付きの連結軸169が回動自 在に軸支されており、この連結軸169には、切欠き65b側に前記第2ストッ プカム166が固定され、切欠き65c側に前記第2ストップカム179が固定 されている。
【0099】 両方の第1ストップカム164,179は互いに同一形状に形成されており、 図16において第1ストップカム164(179)は、前記連結軸168(16 9)が嵌合される孔164b(179b)が穿設されたボス部164a(179 a)と、カム面164d(179d),164e(179e),164f(17 9f)を備えたフランジ部164c(179c)とで構成されている。
【0100】 そして図16に示すように、、上記フランジ部164c(179c)を構成す るカム面は、高い水平面164f(179f)と、これより低い水平面164d (179d)と、これら高い水平面164f(179f)と低い水平面164d (179d)とを連結する上り,下りのゆるやかな傾斜面164e(179e) とで形成されている。
【0101】 このように構成されていることにより、第1ストップカム164(179)が 回動すると、カムフォロア156(161)が、トーションバー114のねじり ばね力に抗してカム面の水平面164dから傾斜面164e(179e)へ移動 してカムレバー158(163)を移動させる。
【0102】 さらに、第1ストップカム164(179)が回動すると、カムフォロア15 6(161)がカム面の水平面164f(179f)へ移動するので、カムレバ ー158(163)を介して送りレバー駆動軸が回動し、カムフォロア112が 送りカム113のカム面から離間して吸口129の回動装置が非作動の状態にな る。
【0103】 また、両方の第2ストップカム166,177は、互いに同一形状に形成され ており、図17に示すように、第2ストップカム166(177)は、前記連結 軸169(168)が嵌合される孔166b(177b)を有するボス部166 a(177a)と、カム面166d(177d),166e(177e),16 6f(177f)を備えたフランジ部166c(177c)とによって構成され ている。
【0104】 図17に示すように、上記フランジ部166c(177c)を構成するカム面 は、高い水平面166f(177f)と、これより低い水平面166d(179 d)と、これら高い水平面166f(177f)と低い水平面166d(177 d)とを連結する上り,下りのゆるやかな傾斜面166e(177e)とで形成 されている。
【0105】 このように構成されていることにより、第2ストップカム166(177)が 回動すると、カムフォロア160(157)が、トーションバー107のねじり ばね力に抗してカム面の水平面166f(177f)から傾斜面166e(17 7e)へ移動してカムレバー162(159)を移動させる。
【0106】 さらに、第2ストップカム166(177)が回動すると、カムフォロア16 0(157)がカム面の水平面166f(177f)へ移動するので、カムレバ ー162(159)を介して上下レバー駆動軸が回動し、カムフォロア105が 上下カム106のカム面から離間して吸口129の移動装置が非作動の状態にな る。
【0107】 このように第1ストップカム164,179と第2ストップカム166,17 7の傾斜面164e,179e,166e,177eの傾斜角度が小さく形成さ れているので、小さい力でこれらのストップカムをカムフォロア側の付勢力に抗 して容易に移動させることができる。。
【0108】 また、連結軸168により反転胴65の一方の切欠き65b側からの操作によ り第1ストップカム164と第2ストップカム177とをいっせいに回動させる ことができ、反転胴65に設けられた2組の吸口129のうちの一方を非作動の 状態にすることができるとともに、連結軸169を反転胴65の他方の切欠き6 5c側から操作することにより他方の吸口129を非作動の状態にすることがで き、両面刷と片面刷との切替作業を小さい力で確実に実施することができる。
【0109】 以上のように構成されていることにより、両面刷から片面刷に切替える場合に は、圧胴63を含む上流側の胴群を反転胴65に対し紙150のほゞ天地方向の 長さだけ円周方向へ位相調節したのち、ピン174をその6角頭174bにスパ ナをかけて回動させると、ギア174a,173を介して爪台移動カム73が移 動する。
【0110】 また、ピン176をその6角頭176bにスパナをかけて回動させると、ギア 176a,175を介して爪台移動カム172が回動するので、反転胴65が回 転すると、反転爪100が、反転胴65と圧胴64との対接点から、反転胴65 と圧胴63との対接点へ移動する間に反転爪100が退避位置へ移動し、反転胴 65と圧胴63との対接点に達する前に反転爪100が作動位置へ移動するよう に反転爪100が作動し、片面刷時の紙の搬送に支障をきたすことがない。
【0111】 このあと、連結軸168,169をその6角頭にスパナをかけて回動操作する と、ストップカム164、166,177,179が回動してカムフォロア15 6,157,160,161に対応することによりこれらを押すので、駆動軸1 09,102が回動してカムフォロア112,105が、上下カム106のカム 面大径部と送りカム113のカム面大径部とのいずれよりも外側へ移動して反転 胴65が回転してもカムフォロア112,105がこれらのカム面に触れなくな るので、吸口129が回動したり移動したりすることがなく、反転胴65の周面 内側に没入した状態で静止する。したがって、吸口129の回動,移動系内の部 材を摩耗させたりすることがない。
【0112】 図18は請求項3記載の反転機構付枚葉輪転印刷機の実施例を示す反転胴の断 面図であって、この反転胴においては、切欠き65bの底面と切欠き65cの底 面とが貫通孔65d,65eで連通されており、これら各貫通孔65d内には、 T字状に形成されたストップカムとしてのテーパカム170が胴の半径方向へ進 退自在に係合されている。このテーパカム170は、貫通孔65d,65eの貫 通方向に延びるカムバー170aと、これと直交する支持部材としての支持杆1 70bとでT字状に形成されており、カムバー170aの両端面には、前記カム フォロア156,157と対応するテーパ加工面170cが設けられている。
【0113】 このように構成されていることにより、一方の支持杆170bを把持してテー パカム170を図に矢印で示す方向に押すことにより、両側のテーパ加工面17 0cがカムフォロア156,160を同時に外側へ押すので、反転胴65に設け られた2組の吸口129を作動させる送りレバー駆動軸109および上下レバー 駆動軸102が、互いに反対方向に回動し、前記実施例と同じく一方の吸口12 9を作動させるカムフォロア112,105が送りカム113および上下カム1 06のカム面から離間する。
【0114】 また、他方の支持杆170bを把持してテーパカム170を図に矢印で示す方 向に押すことにより、両側のテーパ加工面170cがカムフォロア157,16 1を同時に外側へ押すので、前記吸口129の他方を作動させる上下レバー駆動 軸102および送りレバー駆動軸109が互いに反対方向に回動し、上記と同じ く他方の吸口129を作動させるカムフォロア112,105が上下カム106 および送りカム113のカム面から離間する。なお片面刷から両面刷に切替える 場合には、支持杆170bを把持してテーパカム170を手前へ引けばよい。
【0115】 このように本装置においては、支持杆170bを把持してテーパカム170を 進退させるだけの動作で複数個の吸口129を同時に作動状態にしたり退避状態 にすることができるので能率的である。
【0116】 なお、前記各実施例においては、請求項2に記載されているように、紙尻保持 部材を回動装置と移動装置との2組の装置の組合せにより駆動させる紙尻保持部 材駆動手段の例を示したが、1つのカムフォロアにより紙尻保持部材を反転胴の 周面に対して出没させかつ回動させる構成のものに適用してもよい。
【0117】 さらに、前記各実施例においては、請求項3に記載されているように、1個の 操作部材を操作することによって複数個のストップカムをいっせいに移動させる 例を示したが、各ストップカムごとに別々の操作部材を設けてもよい。
【0118】 また、前記各実施例では、反転胴65に対接する上流側および下流側の胴とし て圧胴63,64を例示したが、圧胴63,64に代えて渡し胴にしたり、ある いは、上流側の胴と下流側の胴とのいずれか一方を圧胴にして他方を渡し胴にし たりしてもよい。
【0119】 さらに、前記各実施例では、紙保持装置をくわえ爪とその作動機構とで構成し た例を示したが、これに限定するものではなく、例えば紙尻保持部材と同じよう な吸口129や紙を突き刺すピン、またはこれらを組合わせたものでもよい。
【0120】
【考案の効果】
以上の説明により明らかなように本考案によれば両胴間にこれら両胴と周面を 対接させて配設され外周部に紙保持装置と紙尻保持装置とが設けられた反転胴を 備えた反転機構付枚葉輪転印刷機において、前記紙尻保持装置を、紙尻を保持す る紙尻保持部材と、付勢手段により反転用カムのカム面に圧接されるカムフォロ アを備え紙尻保持部材を反転胴の周方向に移動させてこの反転胴の周面に対して 出没させかつ回動させる紙尻保持部材駆動手段とで構成したことにより、紙の反 転に際し、紙尻保持部材の紙尻保持面が、上流側の胴の周面から剥離される紙の 延びる方向すなわち上流側の胴の接線方向とほゞ平行状態となるので、上流側の 胴の周面に密着する紙の張力によって紙尻が紙尻保持部材の紙保持面から剥がさ れたり滑ったりすることがなく、印刷物の品質が向上するとともに、紙落とし等 の事故がなくなり、損紙の発生量が減少する。
【0121】 また、回動装置と移動装置とのカムフォロアを、付勢手段の付勢力に抗して反 転用カムのカム面から離間させる作動位置と、付勢手段の付勢力により反転用カ ムのカム面に圧接させる退避位置との間で移動自在に支持されるストップカムを 設けたことにより、ストップカムの固定を解いてこれを回動操作することにより 両面刷と片面刷との切替を行うことができるので、切替作業が容易になって、作 業者の負担が軽減されるとともに、作業時間が短縮され、機械の稼働率が向上す る。さらに、カムフォロアが反転用カムの大径部から確実に離間し、接触するこ とがないので、紙尻保持装置を構成する部材の耐久性が向上する。
【0122】 また、請求項2記載の考案では、反転機構付枚葉輪転印刷機において、紙尻保 持装置を、紙尻を保持する紙尻保持部材と、付勢手段により第1の反転用カムの カム面に圧接されるカムフォロアを備え紙尻保持部材を回動させる回動装置と、 付勢手段により第2の反転用カムのカム面に圧接されるカムフォロアを備え紙尻 保持部材を反転胴の周面に対し出没させる移動装置とで構成するとともに、回動 装置と移動装置とのカムフォロアを、前記各付勢手段の付勢力に抗して両方の反 転用カムのカム面から離間させる作動位置と、前記各付勢手段の付勢力により両 方の反転用カムのカム面に圧接させる退避位置との間で移動自在に支持されるス トップカムを設けたことにより、回動装置用のストップカムと移動装置用のスト ップカムとを付勢部材の付勢力に抗して移動操作すると、カムフォロアが回動装 置用反転カムのカム面大径部と移動装置用反転カムのカム面大径部から確実に離 間し、接触することがないので、紙搬送胴が回転しても紙尻保持部材が回動した り移動したりすることがなく、紙尻保持装置を構成する部材の耐久性が向上する とともに、両面刷と片面刷との切替が容易になり作業性が向上する。
【0123】 さらに、請求項3記載の考案では、請求項1または2記載の反転機構付枚葉輪 転印刷機において、ストップカムを複数個支持し操作部材の操作によりいっせい に前記作動位置と退避位置との間で移動させる支持部材を設けたことにより、一 回の操作で紙尻保持装置の回動と移動とを停止させることができるので、片面刷 と両面刷との切替作業時間がさらに短縮され、機械の稼働率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を展開して示す反転胴の左半部の一部破断
正面図である。
【図2】一部を展開して示す反転胴の右半部の一部破断
正面図である。
【図3】図2の III−III 断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】図2の V-V断面図である。
【図6】一部を展開して示す反転胴の左半部の一部破断
正面図である。
【図7】一部を展開して示す反転胴の右半部の一部破断
正面図である。
【図8】図6のVIII視側面図である
【図9】図7のIX−IX断面図である。
【図10】反転胴の平面図である。
【図11】図10のXI視側面図である。
【図12】紙保持用カム機構の動作を説明するために示
す反転胴の側面図である。
【図13】吸口の断面図である。
【図14】紙のくわえ替え動作を説明するために示す
爪,爪台,吸口の正面図である。
【図15】吸口と反転爪との動作を説明するために示す
反転胴近傍の側面図である。
【図16】ストップカムの斜視図である。
【図17】ストップカムの斜視図である。
【図18】本考案の他の実施例を示す反転胴の側面図で
ある。
【図19】片面刷の動作を説明するために示す従来の反
転機構付枚葉輪転印刷機の胴配列図である。
【図20】両面刷の動作を説明するために示す従来の反
転機構付枚葉輪転印刷機の胴配列図である。
【図21】従来の反転機構付枚葉輪転印刷機における反
転胴の断面図である。
【図22】従来の反転機構付枚葉輪転印刷機における反
転胴の断面図である。
【符号の説明】
63 圧胴 64 圧胴 65 反転胴 80 爪台バー 81 爪台 90 爪軸 92 爪 95 爪開閉カム 96 ころ付レバー 97 カムフォロア 98 爪 99 爪 100 反転爪 102 上下レバー駆動軸 104 上下レバー 105 カムフォロア 106 上下カム 107 トーションバー 109 送りレバー駆動軸 111 送りレバー 112 カムフォロア 113 送りカム 114 トーションバー 116 吸口駆動レバー 121 吸口駆動レバー 127 駆動ギア 128 吸口軸 129 吸口 150 紙 156 カムフォロア 157 カムフォロア 158 カムレバー 159 カムレバー 160 カムフォロア 161 カムフォロア 162 カムレバー 163 カムレバー 164 第1ストップカム 166 第2ストップカム 168 連結軸 169 連結軸 170 テーパカム 170a 支持杆 172 爪移動カム 177 第2ストップカム 179 第1ストップカム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙搬送方向に対する上流側の胴と下流側
    の胴との間にこれら両胴と周面を対接させて配設され外
    周部に紙保持装置と紙尻保持装置とが設けられた反転胴
    を備え、片面刷時には前記紙保持装置により前記上流側
    の胴から受取った紙の先端を保持して前記下流側の胴に
    受渡し、両面刷時には前記上流側の胴に巻付けられた紙
    の紙尻を前記紙尻保持装置で受取って保持しこの紙を反
    転させながら前記紙保持装置で受取って前記下流側の胴
    に受渡すように構成した反転機構付枚葉輪転印刷機にお
    いて、前記紙尻保持装置を、紙尻を保持する紙尻保持部
    材と、付勢手段により反転用カムのカム面に圧接される
    カムフォロアを備え前記紙尻保持部材を前記反転胴の周
    方向に移動させてこの反転胴の周面に対して出没させか
    つ回動させる紙尻保持部材駆動手段とで構成するととも
    に、この紙尻保持部材駆動手段のカムフォロアを前記付
    勢手段の付勢力に抗して前記反転用カムのカム面から離
    間させる作動位置と、前記付勢手段の付勢力により前記
    反転用カムのカム面に圧接させる退避位置との間で移動
    自在に支持されるストップカムを設けたことを特徴とす
    る反転機構付枚葉輪転印刷機。
  2. 【請求項2】 紙搬送方向に対する上流側の胴と下流側
    の胴との間にこれら両胴と周面を対接させて配設され外
    周部に紙保持装置と紙尻保持装置とが設けられた反転胴
    を備え、片面刷時には前記紙保持装置により前記上流側
    の胴から受取った紙の先端を保持して前記下流側の胴に
    受渡し、両面刷時には前記上流側の胴に巻付けられた紙
    の紙尻を前記紙尻保持装置で受取って保持しこの紙を反
    転させながら前記紙保持装置で受取って前記下流側の胴
    に受渡すように構成した反転機構付枚葉輪転印刷機にお
    いて、前記紙尻保持装置を、紙尻を保持する紙尻保持部
    材と、付勢手段により第1の反転用カムのカム面に圧接
    されるカムフォロアを備え前記紙尻保持部材を回動させ
    る回動装置と、付勢手段により第2の反転用カムのカム
    面に圧接されるカムフォロアを備え前記紙尻保持部材を
    前記反転胴の周面に対し出没させる移動装置とで構成す
    るとともに、前記回動装置と移動装置とのカムフォロア
    を、前記各付勢手段の付勢力に抗して前記両方の反転用
    カムのカム面から離間させる作動位置と、前記各付勢手
    段の付勢力により前記両方の反転用カムのカム面に圧接
    させる退避位置との間で移動自在に支持されるストップ
    カムを設けたことを特徴とする反転機構付枚葉輪転印刷
    機。
  3. 【請求項3】 前記ストップカムを複数個支持し操作部
    材の操作によりいっせいに前記作動位置と退避位置との
    間で移動させる支持部材を設けたことを特徴とする請求
    項1または2記載の反転機構付枚葉輪転印刷機。
JP1993043601U 1993-07-16 1993-07-16 反転機構付枚葉輪転印刷機 Expired - Fee Related JP2600982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993043601U JP2600982Y2 (ja) 1993-07-16 1993-07-16 反転機構付枚葉輪転印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993043601U JP2600982Y2 (ja) 1993-07-16 1993-07-16 反転機構付枚葉輪転印刷機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH077934U true JPH077934U (ja) 1995-02-03
JP2600982Y2 JP2600982Y2 (ja) 1999-11-02

Family

ID=12668342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993043601U Expired - Fee Related JP2600982Y2 (ja) 1993-07-16 1993-07-16 反転機構付枚葉輪転印刷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2600982Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2600982Y2 (ja) 1999-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000043239A (ja) 枚葉紙輪転印刷機の前に配置された胴から枚葉紙後端部を受け取るための方法
US5762333A (en) Sheet reversing apparatus for sheet-fed rotary press with reversing mechanism
JP3328855B2 (ja) 反転機構付枚葉輪転印刷機
JPH077934U (ja) 反転機構付枚葉輪転印刷機
JP3698681B2 (ja) グリッパ駆動装置
JP2590231Y2 (ja) 反転機構付枚葉輪転印刷機
JP3406025B2 (ja) 反転機構付枚葉輪転印刷機
JP2002011847A (ja) 反転機構付枚葉輪転印刷機
US7325494B2 (en) Sheet convey apparatus for sheet-fed offset rotary printing press with convertible press mechanism
JPH061551Y2 (ja) 輪転機の折り畳み装置
EP0278992B2 (en) Sheet reversing unit for sheet printing press
JP3373193B2 (ja) 輪転印刷機における枚葉紙搬送胴のための駆動可能な枚葉紙保持機構
JP2590236Y2 (ja) 反転機構付枚葉輪転印刷機の印刷切替装置
JP2947285B2 (ja) オフセット印刷機における枚葉紙の転送機構
JPS61120749A (ja) 枚葉輪転印刷機における吸着紙引き装置
JP2000255870A (ja) 枚葉輪転印刷機
JPH0653144U (ja) 反転機構付枚葉印刷機の反転グリッパ装置
JPH0136609Y2 (ja)
JP2001121676A (ja) 両面印刷可能な枚葉印刷機
JPH09169154A (ja) 孔版印刷装置
JPH045323Y2 (ja)
JPH0312516Y2 (ja)
JPS615947A (ja) 枚葉輪転印刷機の枚葉紙裏返し装置
JP2010111027A (ja) 枚葉印刷機の反転装置及び枚葉印刷機
JP2009285956A (ja) 紙搬送胴の爪駆動装置及び枚葉印刷機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees